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線文字A

索引 線文字A

線文字A(せんもじA、Linear A)は、およそ紀元前18世紀から紀元前15世紀頃までクレタ島で用いられていた文字である。 線文字Bと同様に、左から右に書かれ、音節文字と「表意文字」と呼ばれる記号を含む。線文字Bと共通する文字も多いが、未解読である。.

30 関係: 合字大修館書店岩波書店ミノア語ミノア文明ハニアルウィ語ファイストスアナトリア語派アーサー・エヴァンズクノッソスクレタ島クレタ聖刻文字セム語派サントリーニ島サイラス・ゴードン粘土板純正クレタ語紀元前15世紀紀元前18世紀線文字B音節文字西田龍雄高津春繁追加多言語面関根正雄Unicode松本克己文字1900年

合字

合字(ごうじ、Ligature)とは、複数の文字を合成して一文字にしたもの。抱き字、連字ともいう。ユリウス・カエサルの表記「」の「」が典型的な合字の例である。.

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大修館書店

株式会社大修館書店(たいしゅうかんしょてん)は、辞典類・教科書・参考書などを刊行する日本の出版社。.

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岩波書店

株式会社岩波書店(いわなみしょてん、Iwanami Shoten, Publishers. )は、日本の出版社。.

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ミノア語

ミノア語(ミノアご)は古代クレタの言語である。そのギリシア語との関係は不明であり、島の文明が大陸のものに取って代わられる前に話されていた。 1900年、イギリスの考古学者アーサー・エヴァンズはクレタ島のクノッソス宮殿跡を発掘し、多数の粘土板を得た。エヴァンズは粘土板の文字を聖刻文字、線文字A、線文字Bに分類した。これらの文字は未解読だったが、ミノア語を表すものとされた。 後に線文字Bはギリシア語の一種(ミケーネ・ギリシャ語)を表記していることが明らかとなり、ミノア語から外された。のこり2つの文字は未解読のままであり、同一の言語を表しているかどうかも明らかでない。 クレタ島で紀元前1千年紀に使われた言語に純正クレタ語があるが、ミノア語との関係は不明である。.

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ミノア文明

レタ島ミノア文明地図 ミノア文明(ミノアぶんめい)は、エーゲ文明のうち、クレタ島で栄えた青銅器文明のことである。伝説上のミノス王にちなみ、ミノス文明とも呼ばれるが、クレタ文明と呼ばれることもある。.

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ハニア

ハニア(Chaniá、ギリシャ語: Χανιά, 、HaniaまたはKhania、ヴェネツィア方言:Canea、オスマン語: خانيه /Hanya)は、ギリシャの都市。クレタ島で2番目に大きく、ハニア県の県都。島北岸にあり、レシムノのおよそ西70km、ヘラクリオンの西約145kmにある。日本ではカニアとも表示される。 基礎自治体ハニアの公式な人口は55,838人だが、周辺の人口を含めた都市圏で70,000人の人口を抱える。人口密度は4,248.1/平方kmで、アテネ、テッサロニキの各都市圏外では最も人口密度が高い。.

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ルウィ語

ルウィ語(ルウィご)はインド・ヨーロッパ語族のアナトリア語派に属する言語で、紀元前16世紀から紀元前7世紀までの資料がアナトリア半島南部からシリアにかけての広い範囲に残っている。同じ語派に属するヒッタイト語と共通する点も多いが、はっきりと異なった言語である。.

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ファイストス

ミノア文明期のクレタ島。中央南部にファイストスがある。 ファイストスもしくはフェストス(Φαιστός、Phaistos、Phaestos、Festos、Phaestus)は、クレタ島の古代都市である。クレタ島中央南部に位置し、地中海から5.6キロメートルの位置にあった。紀元前4000年ごろから人間が住んでいた。青銅器時代中期に建設された宮殿は青銅器時代後期に地震で破壊された。同じ地震でクノッソスも大きな被害を被っている。青銅器時代後期末ごろには宮殿が再建されている。.

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アナトリア語派

アナトリア語派(アナトリアごは、Anatolian languages)とは古代小アジア(アナトリア:現在のトルコ)で話されていたインド・ヨーロッパ語族の言語群で、すべて死語である。中でもヒッタイト語の資料が多く最もよく研究されている。その周辺で使われた言語もいくつか知られるが、これらについては資料が少ない。.

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アーサー・エヴァンズ

ー・アーサー・ジョン・エヴァンズ(Sir Arthur John Evans、1851年7月8日- 1941年7月11日)は、イギリスの考古学者。1900年にミノタウロス伝説で有名なクレタ島のクノッソス遺跡を発掘した。.

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クノッソス

ノッソス (Κνωσός、Knossos、Knossus、Cnossus、Gnossus)は、ギリシアのクレタ島にある青銅時代最大の遺跡。ミノア文明下で、儀式や政治の中心であったと考えられている。宮殿の一辺は160m以上あり、部屋は1200個以上、部分的には4階建ての建造物すらもあったとされる。後のミケーネ文明のものを遥かに凌ぐ規模を持つこの宮殿の最大の特徴は何よりも中央広場で、この広場とそれを囲むようにして重要な施設が配置されている宮殿の構造は、高度な官僚機構と強い王権の存在を示している。また、巨大な倉庫を備えていたのも重要な点で、ここから宮殿が支配領域内の物資を集積して再分配する機能を持っていたと考えられている。.

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クレタ島

レタ島(Κρήτη / Kriti; Crete)は、ギリシャ共和国南方の地中海に浮かぶ同国最大の島。古代ミノア文明が栄えた土地で、クノッソス宮殿をはじめとする多くの遺跡を持つ。また、温暖な気候や自然景観から地中海の代表的な観光地でもある。 クレタ島は島全体で、ギリシャ共和国の広域自治体であるペリフェリア(地方)を構成する。首府はイラクリオ(イラクリオン)。.

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クレタ聖刻文字

レタ聖刻文字 (クレタせいこくもじ、Cretan hieroglyphs) は、青銅器時代ミノアクレタ島 (紀元前2千年紀半ば頃の、MM IからMM IIIまで。最初期のMM IIAからは線文字Aと重なる) の遺物から発見された文字である。記号の一覧表はEvans (1909)、Meijer (1982)、Olivier/Godart (1996) によって集計された。知られているコーパスは1996年にCHICとして編集されたもので (Olivier/Godard 1996)、以下の4箇所から出土した計314種類の品目を一覧にしている.

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セム語派

ム語派(セムごは)ないしセム語族(セムごぞく)は、言語学においてアフロ・アジア語族に属するとされる言語グループである。.

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サントリーニ島

ントリーニ島(Σαντορίνη / Santorini) もしくは ティーラ島(Θήρα / Thira)は、エーゲ海のキクラデス諸島南部に位置するギリシャ領の島。かつて大爆発を起こした火山が形成したカルデラ地形(サントリーニ・カルデラ)の一部で、その外輪山にあたる。「サントリーニ島」の名はカルデラ全体、すなわち本島を含めた5つの島々(サントリーニ諸島)の総称としても用いられる。 カルデラ湾を望む断崖の上に白壁の家々が密集する景観でも知られており、エーゲ海の著名な観光地の1つである。一方で、サントリーニ・カルデラ内では現在も活発な火山活動がある。.

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サイラス・ゴードン

イラス・ヘルツル・ゴードン(英語:Cyrus Herzl Gordon、1908年 - 2001年)は、アメリカ合衆国の考古学者、ウガリット語の研究者として数多くの業績を残した。ウガリット語の文法書を書きウガリット語の基礎研究の礎を築いた。.

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粘土板

バビロニアの粘土板 YBC 7289 (紀元前1800-1600年頃) 2の平方根の近似値は60進法で4桁、10進法では約6桁に相当する。1 + 24/60 + 51/602 + 10/603.

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純正クレタ語

純正クレタ語(じゅんせいクレタご)は紀元前7世紀から紀元前3世紀のクレタ島に残る碑文の言語のうち、ギリシア文字で書かれてはいるが、明らかにギリシア語ではない言語を言う。言語の意味は不明であり、紀元前2千年紀に線文字Aで書かれた未解読のミノア語と関係するかどうかも明らかでない。 純正クレタ語で書かれている銘文は2つがドレロスから、3つがクレタ島ラシティ県のプライソスから、計5つ見つかっている。純正クレタ語かもしれない銘文は他にもいくつかある。 「純正クレタ語」(Ἐτεόκρητες、真のクレタ人たち)という名はホメロスの『オデュッセイア』でアカイア人やドーリア人の言葉と異なる言語として言及されている。.

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紀元前15世紀

紀元前15世紀(きげんぜんじゅうごせいき)は、西暦による紀元前1500年から紀元前1401年までの100年間を指す世紀。 ボアズキョイ(ハットゥシャ)の獅子門。ボアズキョイは紀元前17世紀から紀元前13世紀にかけて繁栄したヒッタイト王国の都。 ハトシェプスト女王葬祭殿。ハトシェプスト女王の側近で建築家でもあるセンムトによってルクソールに建てられた。デル・エル・バハリ(アラビア語で「北の修道院」)とも呼ばれる。 Heraklion Archaeological Museum蔵。.

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紀元前18世紀

ハンムラビ法典」。右側に座った太陽神シャマシュに立ち姿で向かい合うのがハンムラビ王。現在はパリのルーヴル美術館所蔵となっている。 地中海東岸ではカナン人が都市国家を形成していた。画像は紀元前19 - 18世紀に作られたビブロス出土の奉献用の鍍金青銅小像で、現在はベイルート国立博物館所蔵となっている。 第2中間期に属し王権は安定を欠きホル王も短期間しか王位になかったが、カイロのエジプト考古学博物館所蔵のこの像はこの時代を代表する木製の像として有名である。 紀元前18世紀(きげんぜんじゅうはちせいき)は、西暦による紀元前1800年から紀元前1701年までの100年間を指す世紀。.

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線文字B

線文字B(せんもじB、Linear B)は、紀元前1550年から紀元前1200年頃まで、ギリシア本土およびクレタ島で使われていた文字である。古いギリシア語の方言を表記するのに用いられた。 主に粘土板の上に左から右に書かれ、音節文字と「表意文字」と呼ばれるが実際は文字ではない絵画的な記号、および数字と単位記号から構成される。 この文字によって表されるギリシア語をミケーネ・ギリシャ語と称する。.

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音節文字

音節文字(おんせつもじ syllabary)とは、表音文字のうち、ひとつひとつの文字が音節を表す文字体系のこと。表音節文字とも。 仮名などがある。.

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西田龍雄

西田 龍雄(にしだ たつお、1928年11月26日 - 2012年9月26日)は、日本の言語学者、京都大学名誉教授、学術情報センター名誉教授、元日本学士院会員、文化功労者、日本学士院恩賜賞受賞。.

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高津春繁

津 春繁(こうづ はるしげ、1908年1月19日 - 1973年5月4日)は、日本の言語学者、比較言語学研究者、古代ギリシア文学研究者。文学博士(東京大学)。東京大学文学部教授、武蔵大学人文学部教授、人文学部長(初代)を歴任。東京大学名誉教授。.

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追加多言語面

追加多言語面(ついかたげんごめん)もしくは補助多言語面(ほじょたげんごめん、Supplementary Multilingual Plane, SMP)は、追加面の一つでISO/IEC 10646の第0群第1面およびUnicodeの第1面。正式名称は「用字及び記号のための追加多言語面」(ようじおよびきごうのためのついかたげんごめん、Supplementary Multilingual Plane for scripts and symbols)。現在使うもののいない古代の用字系や人工文字など、基本多言語面に入りきらなかった文字のうち漢字以外を収録する。.

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関根正雄

関根 正雄(せきね まさお、1912年8月14日 - 2000年9月9日)は、キリスト教無教会主義の伝道者、旧約聖書研究者。.

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Unicode

200px Unicode(ユニコード)は、符号化文字集合や文字符号化方式などを定めた、文字コードの業界規格である。文字集合(文字セット)が単一の大規模文字セットであること(「Uni」という名はそれに由来する)などが特徴である。 1980年代に、Starワークステーションの日本語化 (J-Star) などを行ったゼロックス社が提唱し、マイクロソフト、アップル、IBM、サン・マイクロシステムズ、ヒューレット・パッカード、ジャストシステムなどが参加するユニコードコンソーシアムにより作られた。1993年に、国際標準との一致が図られ、DIS 10646の当初案から大幅に変更されて、Unicodeと概ね相違点のいくつかはDIS 10646に由来する互換のISO/IEC 10646が制定された。.

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松本克己

松本 克己(まつもと かつみ、1929年10月25日 - )は、日本の言語学者、金沢大学および静岡県立大学名誉教授。.

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文字

文字(もじ)とは、言葉・言語を伝達し記録するために線や点を使って形作られた記号のこと。文字の起源は、多くの場合ものごとを簡略化して描いた絵文字(ピクトグラム)であり、それが転用されたり変形、簡略化されたりして文字となったと見られる。.

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1900年

19世紀最後の年である。100で割り切れるが400では割り切れない年であるため、閏年ではなく、4で割り切れる平年となる。.

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Lina (ISO 15924)

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