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音節文字

索引 音節文字

音節文字(おんせつもじ syllabary)とは、表音文字のうち、ひとつひとつの文字が音節を表す文字体系のこと。表音節文字とも。 仮名などがある。.

66 関係: かるた半母音半濁音声門破裂音変体仮名女書子音中国平仮名仮名 (文字)弁別的素性彝語彝文字促音マヤ文字チェロキー語チェロキー文字ハングルモーラリベリアヴァイ語ヴァイ文字ブラーフミー系文字ピクトグラムテングワールフェニキア文字アルファベットアッシリア学アブギダアブジャドアイヌ語イグナス・ゲルブイ族ギリシア語ギリシア文字クレタ島四川省素性文字線文字B絵文字片仮名音節音素音素文字表音文字表語文字表意文字...象形文字鼻音長子音長音符長母音楔形文字母音江戸時代湖南省漢字濁音文字日本語意味拗音書記素 インデックスを展開 (16 もっと) »

っ、ッは、日本語の音節の1つであり、仮名の1つである。つ、ツを小書きにした文字である。通常、促音を表し、1モーラを形成する。また、古来数助詞として用いられており、この場合は清音「つ」と同じ発音となる。.

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かるた

かるたをする女性達(1900年頃) お化けかるた『ゑのくまのくび』(19世紀初頭) かるた(歌留多、加留多、嘉留太、骨牌)とは、カードを使った主に正月に遊ぶ室内遊具である。 元々はトランプなどのカードゲーム一般を指した。現代日本では、花札か、後述する読み札にあわせた絵札をとってその枚数を競う競技を意味するようになった。 また、小倉百人一首の場合は読み札には短歌が書かれ、取り札には下の句が書かれている。.

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半母音

半母音(はんぼいん、)とは接近音の一種で、接近音の構えからすぐに別の母音に移行していくとき、最初に瞬間的に発音される接近音の部分を子音と認識していう用語である。持続する部分がなく、常に動く音であることからわたり音()とも呼ばれる。言語によっては、母音に後続する短い接近音を半母音とすることもある(ロシア語のйなど)。定義上、半母音は音節主音にはなり得ない。 接近音をある程度以上に持続して発音すると、もはや半母音ではなく母音として認識される(狭母音)。.

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半濁音

半濁音(はんだくおん)とは、日本語に関する用語で、 を含む音、即ち、「ぱ・ぴ・ぷ・ぺ・ぽ・ぴゃ・ぴゅ・ぴぇ・ぴょ」の各音節の総称である。 半濁音に付される丸状の記号「゜」は、半濁点と呼ばれる。.

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声門破裂音

声門破裂音(せいもんはれつおん; )あるいは声門閉鎖音(せいもんへいさおん; )とは子音の類型の一つ。閉じた声門が開放されて起こる破裂音(閉鎖音)。国際音声字母でと記述される。声門を完全に閉じた後、呼気とともに急に声門を開いたときに出る音。言い換えれば声門を閉じた状態からすかさず何らかの母音を発音すれば、子音部分がこの音となる。咳をするときには特に強い声門破裂音が聞こえる。 声門を閉じたまま声帯を振動させることはできないので、理論的に有声の声門破裂音は存在しない。.

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変体仮名

変体仮名(へんたいがな)は、平仮名の字体のうち、1900年(明治33年)の小学校令施行規則改正以降の学校教育で用いられていないものの総称である。平仮名の字体の統一が進んだ結果、現在の日本では変体仮名はあまり使用されなくなったが、看板や書道、地名、人名など限定的な場面では使われている#築島1981、pp.352-353。。異体仮名(いたいがな)とも呼ばれる。また、ケンペルの日本誌では、大和仮名(やまとがな)とも表記されている。 変体仮名に対し、現在使われている字体を「現用字体」「現用仮名」「正体仮名」「本則仮名」と呼ぶ。また、変体仮名の使い分け(現用字体を含む)のことも「変体仮名」と呼ぶことがある。 Image:Hiragana_I_01.svg|以(い) Image:Hiragana_E_01.svg|江(え) Image:Hiragana_O_01.svg|於(お) Image:Hiragana_KA_01.svg|可(か) Image:Hiragana_KI_01.svg|起(き) Image:Hiragana_KO_01.svg|古(こ) Image:Hiragana_SI_01.svg|志(し) Image:Hiragana_SU_01.svg|春(す) Image:Hiragana_TA_01.svg|多(た) Image:Hiragana_NA_01.svg|奈(な) Image:Hiragana_NO_01.svg|能(の) Image:Hiragana_HA_01.svg|者(は) Image:Hiragana_YU_01.svg|由(ゆ) Image:Hiragana_RE_01.svg|連(れ) Image:Hiragana_RO_01.svg|路(ろ) Image:Hiragana_WA_01.svg|王(わ).

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女書

女書(にょしょ、簡体字:、正體字:、漢語ピンイン:)は、中国南部の湖南省江永県などの地域において、専ら女性により用いられた文字。絶滅の危機に瀕している。.

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子音

子音(しいん、consonant)は、音声、即ち人が発声器官を使って発する音の一種。舌、歯、唇または声門で息の通り道を、完全にまたは部分的に、かつ瞬間的に閉鎖して発音する。無声音と有声音とがある。息の通り道を狭くすることによる摩擦音もある。 母音の対立概念であり、英語の consonant から C と略して表されることがある。 この記事では、音声学に準拠して、一般的・客観的な記述をする。ただし、音韻論では、子音を特定言語の話者が弁別する最小の音声単位である音素によって分類・定義する。音韻論の方法は個別の言語に依存することになり、話者・研究者によって見解が大きく異なることがある。 なお、以下で用いる「音(おと)」という記述は、「音声」、「音声要素」または「単音」を指す。単音は、音声学における最小の音声単位であり、特定言語を母語とする話者が弁別するか否かとは無関係に定義される。.

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中国

中国(ちゅうごく)は、ユーラシア大陸の東部を占める地域、および、そこに成立した国家や社会。中華と同義。 、中国大陸を支配する中華人民共和国の略称として使用されている。ではその地域に成立した中華民国、中華人民共和国に対する略称としても用いられる。 本記事では、「中国」という用語の「意味」の変遷と「呼称」の変遷について記述する。中国に存在した歴史上の国家群については、当該記事および「中国の歴史」を参照。.

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平仮名

平仮名(ひらがな)とは、日本語の表記に用いられる音節文字のこと。仮名の一種で、借字(万葉仮名)を起源として成立した。借字として使われる漢字を、極度に草体化したものである。.

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仮名 (文字)

仮名(かな)とは、漢字をもとにして日本で作られた文字のこと。現在一般には平仮名と片仮名のことを指す。表音文字の一種であり、基本的に1字が1音節をあらわす音節文字に分類される。漢字に対して和字(わじ)ともいう。ただし和字は和製漢字を意味することもある。.

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弁別的素性

言語学において、弁別的素性(べんべつてきそせい)は音韻論的構造のもっとも基本的な単位である。弁別素性ともいう。.

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彝語

彝語(いご)とは、主に中国四川省南部・雲南省・貴州省・広西チワン族自治区およびベトナム北西部ハザン省に居住する彝族によって話される言語。 シナ・チベット語族チベット・ビルマ語派ビルマ・ロロ・ナシ語群に属するロロ諸語の系統。彝語は6方言25下位方言に分類される。異なった方言話者の間での意思の疎通は困難である。話者数は650万人程度。 表記には彝文字を使用。四川省では涼山規範彝文が使われる。.

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彝文字

彝文字 (いもじ、ꆈꌠꁱꂷ nuosu bburma) は、ロロ文字とも呼ばれ、中国雲南省、四川省、貴州省、広西チワン族自治区などに住むイ族の言語である彝語の表記に使われる文字。地域、方言により書体、文字数が異なる。.

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促音

促音(そくおん)は、つまる音ともいい、日本語のかな表記で「っ」「ッ」で表され、1モーラとして数えられる。ただし、単独では成立せず、通常、3モーラを構成する真ん中の要素としてのみ存在する。.

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マヤ文字

マヤ文字の表記の例。表語文字として一字で意味を表す場合と音節文字を組み合わせて読みのみを表す場合の例。そのほかわざわざ表語文字に音節文字を組み合わせる場合がある。 ト.

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チェロキー語

チェロキー語 (Tsalagi) はチェロキー族の言語でイロコイ語族に属す。2007年現在でも話されている唯一の南部イロコイ諸語である。文字は独特の音節文字(チェロキー文字)を用いる。.

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チェロキー文字

ウォイア チェロキー文字とそのラテン文字転写、英語が併記された道路標識 チェロキー文字はチェロキー語を表記するためにシクウォイア (ᏍᏏᏉᏱ;ラテン翻字: S-si-quo-ya)が発明した音節文字である。.

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ハングル

ハングル(한글)は、朝鮮語を表記するための表音文字である。1446年に李氏朝鮮第4代国王の世宗が「訓民正音」(훈민정음、Hunmin Jeong-eum、略称: 正音)の名で公布した。 意味は「偉大なる(ハン)・文字(グル)」である東京外国語大学・趙義成「チアチア語のハングル表記体系について」学術論文集28、2011.朝鮮奨学会が、「ハン」を「大韓帝国」の「韓(ハン)」とする説もある。.

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モーラ

モーラ、モラ(mora)とは、音韻論上、一定の時間的長さをもった音の分節単位。古典詩における韻律用語であるラテン語の mŏra (モラ)の転用(日本語における「モーラ」という表記はラテン語からの借用語の英語の mora からの音訳であり、「モラ」という表記はラテン語からの音訳)。拍(はく)と訳される。 音韻の構造によって定められる音節とは異なり、各言語内での音長に関する規定に従う。全ての言語が音節をもっているが、音節とは異なるモーラをもつ言語ともたない言語がある。.

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リベリア

リベリア共和国(リベリアきょうわこく)、通称リベリアは、西アフリカに位置する共和制国家。北にギニア、西にシエラレオネ、東にコートジボワールと国境を接し、南は大西洋に面する。首都はモンロビア。 アメリカ合衆国で解放された黒人奴隷によって建国され、1847年に独立し、現在のアフリカの中ではエチオピアに次いで古い国である。しかし1989年から2003年にかけて断続的に2度も起きた内戦により、戦争一色の無秩序な国と化していた。現在もその影響で世界最貧国の一つとなっている。.

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ヴァイ語

ヴァイ語(Vai)はマンデ語派に属する言語である。話者はリベリアにおおよそ104,000人、シエラレオネに15,500人いる。.

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ヴァイ文字

ヴァイ文字(ヴァイもじ)は西アフリカのリベリアで話されるヴァイ語を表記するために作られた、左から右へ書く音節文字。西アフリカ固有の表記体系としてはンコ文字と並んで多く用いられている。.

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ブラーフミー系文字

ブラーフミー系文字(ブラーフミーけいもじ、Brahmic scripts)、または、インド系文字(Indian scripts)とは、マウリヤ・インドのブラーフミー文字から派生し、南アジア、東南アジア、チベットで使われているアブギダ(文字体系)の一族の総称である。.

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ピクトグラム

車椅子マーク(国際シンボルマーク) 非常口マーク ピクトグラム(pictogram)あるいはピクトグラフ(pictograph)とは、一般に「絵文字」「絵単語」などと呼ばれ、何らかの情報や注意を示すために表示される視覚記号(サイン)の一つである。地と図に明度差のある2色を用いて、表したい概念を単純な図として表現する技法が用いられる。.

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テングワール

テングワール (Tengwar) とはJ・R・R・トールキンの創作した架空文字。テングワールという言葉はクウェンヤで文字を意味する名詞の複数形である。(単数形はテングワ Tengwa) フェアノール (Fëanor) がルーミルのサラティを改良して作ったため、フェアノール文字とも呼ばれる。この文字が中つ国で使用されている。初期は子音文字の上に母音の符号(テフタ tehta。 複数形はテフタール tehtar)を記していたが、後に母音も文字として表記されるようにもなった(完書体 full mode)。また文字にはその音で始まる単語の名が付けられていたが、後に単純な名で呼ばれるようになったとされる。.

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フェニキア文字

フェニキア文字(フェニキアもじ)は、古代地中海世界において現在のシリア一帯を中心に活動していた海洋商業民族であるフェニキア人によって北セム系言語であるフェニキア語を書くために使用されていた文字。.

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アルファベット

アルファベット(alphabet)は、ひとつひとつの文字が原則としてひとつの子音または母音という音素をあらわす表音文字の一種であり、また、それを伝統的な配列で並べたものをいう。「アルファベット」という語は、ギリシア文字の最初の2文字 α, β の読み方である「アルファ」(ἄλφα)、「ベータ」(βήτα)に由来する。 日常語において「アルファベット」という単語は主にヨーロッパ系の言語の文字一覧を表すが、学術的には後述する定義を満たしさえすればヨーロッパ系の言語でなくともよい。また、文字一覧はどの言語習得においても初期に学ぶことであるから、「学習の初歩」を意味することもある。 なお、英語の「alphabet」という単語は日常語においてもヨーロッパ系言語に限らない文字一覧を表す。たとえばハングルはKorean alphabetと呼ばれる。 日本においては「アルファベット」の語は、世界でもっとも広く通用している代表的なアルファベットであるラテン文字(ローマ字)の代名詞としても定着しており、一方で(歴史的経緯により)「ローマ字」の語を日本語のラテン文字化に限定する用法も一般的である。 形式言語とオートマトンの理論の用語では、その対象とする文字列や文などに現れる要素(終端記号)を「アルファベット」という。これは、一般的な用語のアルファベットとだいたい同様に文字のことを指すこともあるが、文字というよりは語にあたる「トークン」のことである場合もある。詳細は、アルファベット (計算機科学) の記事を参照。.

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アッシリア学

アッシリア学(アッシリアがく、Assyriology / Assyriologie)は、古代オリエントで使用された楔形文字そのものと、これを用いた諸民族の言語・歴史・文化(政治・社会・経済・法律・宗教・芸術・文学など)を研究する学問である。古代学・考古学・東洋学の一分野をなし、エジプト学とともに(古代)オリエント学の中心である。.

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アブギダ

アブギダ(abugida。アルファシラバリー alphasyllabary、シラビックス syllabics とも)は、文字体系の分類のひとつ。子音の符号(書記素)だけを書くと、子音にある決まった母音が続くものとして読む。その母音をなくしたいときや、ほかの母音を続けたいときは、補助的な符号を使うなどしてそのことを明示するのが普通である。デーヴァナーガリーなどの、インド語派で用いられるブラーフミー系文字のさまざまな文字体系をはじめとして、現在世界で用いられる文字体系のおよそ半数はアブギダである。.

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アブジャド

アブジャド(abjad。時に子音文字または単子音文字 consonantary とも)とは、文字体系の分類のひとつ。ひとつの子音に対し、通常ひとつの音素文字をもつ。アブジャドは、子音のみを基本的な書記素で表し、母音はそうしないという点で、アルファベットと異なる。アブジャドはまた、母音の音を音韻論的に暗示し、表記体系にはニクダーやハラカのような母音マークがあるものの、必ず書かなければならないというわけではないという点で、アブギダとも異なる。アブギダでは、母音をダイアクリティカルマーク、字のわずかな変形、独立した書記素などによって必ず付加する。特別な記号を使って随伴母音を脱落させることで、子音だけを明示できるアブギダもある。音節文字では、書記素で完全な音節を表示する。 アブジャドおよびアブギダという用語はピーター・T・ダニエルズの創案になるものである。.

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アイヌ語

アイヌ語(アイヌご、Aynu itak、アイヌ語仮名表記:アイヌ・イタㇰ)は、現在、北海道島や本州島北東地域やロシア極東地域等に居住するアイヌ民族(アイヌ)の言語である。 話者は、アイヌ民族の主たる居住地域である北海道、樺太、千島列島に分布していたが、現在ではアイヌの移住に伴い日本の他の地方(主に首都圏)にも拡散している。言語学では「孤立した言語」である。国際連合教育科学文化機関によって、2009年2月に「極めて深刻」な消滅の危機にあると分類された、危機に瀕する言語である。危険な状況にある日本の8言語のうち唯一最悪の「極めて深刻」に分類された。.

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イグナス・ゲルブ

イグナス・ジェイ・ゲルブ (Ignace Jay Gelb, 1907年10月14日 – 1985年12月22日)は、ポーランド出身のアメリカ合衆国の古代史学者、アッシリア学者で、文字の科学的な研究のパイオニアとして知られる。オーストリア=ハンガリー帝国時代のタルヌフ(現在はポーランド)に生まれ、1929年にローマ・ラ・サピエンツァ大学でPh.D.を取得した。その後、シカゴ大学へと移り、亡くなるまでアッシリア学の教授を務めた。 ゲルブ以前にも言語学者による文字の研究が何世紀にもわたって積み重ねられてきたが、文字の研究を科学的に行ったのはゲルブが最初であると考えられている。文字の研究をグラマトロジーという用語で呼んだのも彼が最初である。1952年に出版された著書A Study of Writingの中でゲルブは、文字体系は表語文字から音節文字を経てアルファベットに至る、という具合に、直線的に進化すると唱えた。このような歴史的な類型論に対しては、単純化が過ぎる、データをモデルに強引に適合させ、例外を無視しているのではないか、という批判がなされてきた。近年、文字の類型についてはピーター・ダニエルズらによって進展をみているが、異なる文字のどうしの特性の違いに関するゲルブの厳密な研究は先駆的で革新的であったと評価されている。ゲルブはマヤ文字に言語を記述する能力がないと考えていたが、現在ではマヤ文書の解読によってそうではないことが証明されている。 アッシリア学におけるゲルブの研究は、アッカド語文書の編纂、出版と、古代アッカド語の文法研究、辞典の編纂などであった。彼は1947年にに参加し、亡くなるまでプロジェクトのエディターとして活動した。これ以外にも、メソポタミアにおける土地の保有権と売買に関する研究、度量衡に関する研究、その他経済史、社会史方面の研究などにおいて、重要な貢献をしている。 ゲルブはアメリカ芸術科学アカデミーのフェローであり、またアッカデーミア・デイ・リンチェイのメンバーでもあった。1975年には名門:en:American Philosophical Societyのメンバーに選出されている。また、1965年から1966年にかけて、:en:American Oriental Societyの会長を務めた。.

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イ族

イ族(イぞく、彝族, )は中国の少数民族の一つ。2010年の第6次全国人口普査統計では人口は8,714,393人で、中国政府が公認する56の民族の中で7番目に多い。.

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ギリシア語

リシア語(ギリシアご、現代ギリシア語: Ελληνικά, または Ελληνική γλώσσα )はインド・ヨーロッパ語族ヘレニック語派(ギリシア語派)に属する言語。単独でヘレニック語派(ギリシア語派)を形成する。ギリシア共和国やキプロス共和国、イスタンブールのギリシア人居住区などで使用されており、話者は約1200万人。また、ラテン語とともに学名や専門用語にも使用されている。省略形は希語。.

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ギリシア文字

リシア文字(ギリシアもじ)とは、ギリシア語を書き表すために用いられる文字である。現代ギリシア語では24文字からなる。.

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クレタ島

レタ島(Κρήτη / Kriti; Crete)は、ギリシャ共和国南方の地中海に浮かぶ同国最大の島。古代ミノア文明が栄えた土地で、クノッソス宮殿をはじめとする多くの遺跡を持つ。また、温暖な気候や自然景観から地中海の代表的な観光地でもある。 クレタ島は島全体で、ギリシャ共和国の広域自治体であるペリフェリア(地方)を構成する。首府はイラクリオ(イラクリオン)。.

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ん」の筆順 「ン」の筆順 ん、ンは、日本語の仮名の1つである。この音は、撥音(はつおん、はねるおん)と呼ばれ、1モーラを形成するが、通常は子音であり、かつ、直前に母音を伴うため、単独では音節を構成せず、直前の母音と共に音節を構成する。ただし、「ん?」などのように語頭にある場合は、母音に代わる音節の核、すなわち音節主音として、単独で音節を構成する。したがって、鼻母音以外に発音される限り、すなわち子音である限り、「ん」は音節主音的な子音である。「ん」は元来五十音には現れないが、一般にわ行の次に置かれる。 文字としての「ん」、「ン」を「ウン」と発音することもある。.

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四川省

三星堆遺跡の青銅仮面 四川省の伝統芸能『川劇』 四川省(しせんしょう、、、)は、中華人民共和国西南部に位置する省。略称は川あるいは蜀。省都は成都。西北部はチベットの伝統的な地方区分でいうアムド地方の東南部、西部はカムの東部にあたる。また、東部の重慶は直轄市として1997年に分離した。.

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素性文字

素性文字(そせいもじ、featural script)とは、文字体系の分類のひとつ。音素文字のレベルよりさらに細かく、弁別的素性を反映させた表音文字を言う。 が、アイザック・ピットマンの速記、およびハングルの特徴を説明するために、この語をはじめて使用した。.

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線文字B

線文字B(せんもじB、Linear B)は、紀元前1550年から紀元前1200年頃まで、ギリシア本土およびクレタ島で使われていた文字である。古いギリシア語の方言を表記するのに用いられた。 主に粘土板の上に左から右に書かれ、音節文字と「表意文字」と呼ばれるが実際は文字ではない絵画的な記号、および数字と単位記号から構成される。 この文字によって表されるギリシア語をミケーネ・ギリシャ語と称する。.

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絵文字

絵文字(えもじ、えもんじ)とは、語(音形)ではなく、ものや事柄を、絵を文字のように用いて象徴的に示唆したもののこと。 日本語で絵文字という場合、以下の複数の意味で用いられる。.

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片仮名

片仮名(かたかな)とは、日本語の表記に用いられる音節文字のこと。仮名の一種で、借字を起源として成立した。.

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ここでは音(おと)について解説する。.

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音節

音節(おんせつ)またはシラブル()は、連続する言語音を区切る分節単位の一種である。典型的には、1個の母音を中心に、その母音単独で、あるいはその母音の前後に1個または複数個の子音を伴って構成する音声(群)で、音声の聞こえの一種のまとまりをいう。 中国語などの声調言語(トーン言語)では、母音と子音の組合せに、さらに母音の音程の高低変化による声調を加えて一つの音節を構成する。 日本語の場合、音節とは区切り方が必ずしも一致しない「モーラ」(拍)という分節単位が重要である。.

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音素

音素(おんそ、)とは、言語学・音韻論において、客観的には異なる音であるが、ある個別言語のなかで同じと見なされる音の集まり。ロシアの言語学者ボードゥアン・ド・クルトネが初めてその概念を提唱した。 音素は次の特徴を持つ。.

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音素文字

音素文字(おんそもじ、segmental script、単音文字とも)は、表音文字のうち、音素が表記の単位になっている文字体系のこと。.

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表音文字

表音文字(ひょうおんもじ)は、音標文字(おんぴょうもじ)ともいい、一つの文字で音素または音節を表す文字体系のことをいう。前者を音素文字、後者を音節文字という。表音文字に対し、一つ一つの文字が語や形態素を表す文字を表語文字という。.

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表語文字

表語文字(ひょうごもじ、logogram)は、一つ一つの文字により、言語の一つ一つの語や形態素を表す文字体系のことをいう。.

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表意文字

表意文字(ひょういもじ、ideogram)は、ひとつひとつの文字が意味を表している文字体系のこと。.

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象形文字

象形文字(しょうけいもじ)とは、ものの形をかたどって描かれた文字からなる文字体系で、絵文字からの発展によって生まれたと考えられている。絵文字と象形文字との最大の違いは、文字が単語に結びつくか否かにある。絵文字が文字と語の結びつきを欲せず、その物を必要としたものであるのに対し、象形文字は文が語に分析され、その語と文字とが一対の対応をなす表語文字の一種のことをいう。 象形文字では、文字はもっぱらそのかたどったものの意味を担うが、一般に表語文字では、それぞれの文字が具体的な事物にとどまらず語や形態素を表すことが多い(詳細は表語文字の項を参照)。しかし、漢字における仮借、ヒエログリフなどでの表音的使用など必ずしも象形文字の特徴と一致するわけではないものもまとめて象形文字と呼ぶことが多い。 このような意味での象形文字としては、漢字、ヒエログリフ、楔形文字、インダス文字、トンパ文字などがある。.

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鼻音

鼻音(びおん、nasal)とは子音の一種であって、口からの通気を完全に閉鎖し、鼻の通気だけを開放して出す音。ただし、口と鼻の両方の通気を同時に可能にする音(鼻音化した口(腔)音、母音も子音もある)は除く。鼻音は、口(腔)音と対立する調音である。.

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長子音

長子音(ちょうしいん)は子音の持続時間が長いもののことである。国際音声記号では子音の後に を付けて表す。長子音でない一般の子音は短子音と呼ぶ。重子音(gemination)とも呼ばれる。 破裂音・破擦音の場合は、子音の持続時間が延長するのではなく、前に気流の停止が挿入され、これを合わせた時間が短子音より長くなる。.

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長音符

長音符(ちょうおんぷ)、長音符号、長音記号または音引き(おんびき)は、「ー」のように書き表される、日本語の記号(約物)のひとつ。棒引き(ぼうびき)ともいう。また、俗に伸ばし棒とも呼ばれる。漢字JISにおける名前は、KATAKANA-HIRAGANA PROLONGED SOUND MARK である。 仮名とともに使われ、直前の仮名で表されるモーラに1モーラ(長音)を加え、直前の仮名の母音をふつうの倍の2モーラにのばすことを表す。その場合、音素の一つとして直前の字と共に一つの音節を構成し、直前の字の母音は長母音となる(ただし、直前の仮名が「ん」の場合は、んを2モーラにのばす)。.

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長母音

長母音(ちょうぼいん)とは、母音の持続時間が長いものをいう。これと対照的に持続時間が短いものは、短母音(たんぼいん)と呼ばれる。.

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楔形文字

楔形文字(くさびがたもじ、せっけいもじ)とは、世界四大文明の一つであるメソポタミア文明で使用されていた古代文字である。 筆記には水で練った粘土板に、葦を削ったペンが使われた。最古の出土品は紀元前3400年にまで遡ることができる。文字としては人類史上最も古いものの一つであり、古さでは紀元前3200年前後から使われていた古代エジプトの象形文字に匹敵する。.

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母音

母音(ぼいん、vowel)は、ことばを発音するときの音声の一種類。声帯のふるえを伴う有声音であり、ある程度の時間、声を保持する持続音である。舌、歯、唇または声門で息の通り道を、完全にも部分的にも、瞬間的にも閉鎖はせず、また息の通り道を狭くすることによる息の摩擦音を伴うこともない。 子音の対立概念であり、英語の vowel から V と略して表されることもある。.

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江戸時代

江戸時代(えどじだい)は、日本の歴史において徳川将軍家が日本を統治していた時代である。徳川時代(とくがわじだい)とも言う。この時代の徳川将軍家による政府は、江戸幕府(えどばくふ)あるいは徳川幕府(とくがわばくふ)と呼ぶ。 藩政時代(はんせいじだい)という別称もあるが、こちらは江戸時代に何らかの藩の領土だった地域の郷土史を指す語として使われる例が多い。.

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湖南省

湖南省(こなんしょう、中国語:湖南省、拼音:Húnán Shěng、湘語(雙峰語):/ɣəu13 læ̃ 13/、英語:Hunan)は、中華人民共和国の省の一つ。省都は長沙市。略称は湘。.

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漢字

漢字(かんじ)は、中国古代の黄河文明で発祥した表語文字。四大文明で使用された古代文字のうち、現用される唯一の文字体系である。また史上最も文字数が多い文字体系であり、その数は10万字を超え、他の文字体系を圧倒する。古代から周辺諸国家や地域に伝播して漢字文化圏を形成し、言語のみならず文化上の大きな影響を与えた。 現代では中国語、日本語、朝鮮語の記述に使われる。20世紀に入り、漢字文化圏内でも日本語と中国語以外は漢字表記をほとんど廃止したが、なお約15億人が使用し、約50億人が使うラテン文字についで、世界で2番目に使用者数が多い。.

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濁音

濁音(だくおん)とは、日本語の音節の内、仮名に濁点(゛)を付けた表記を正書法とするものをいう。.

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文字

文字(もじ)とは、言葉・言語を伝達し記録するために線や点を使って形作られた記号のこと。文字の起源は、多くの場合ものごとを簡略化して描いた絵文字(ピクトグラム)であり、それが転用されたり変形、簡略化されたりして文字となったと見られる。.

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日本語

日本語(にほんご、にっぽんご「にっぽんご」を見出し語に立てている国語辞典は日本国語大辞典など少数にとどまる。)は、主に日本国内や日本人同士の間で使用されている言語である。 日本は法令によって公用語を規定していないが、法令その他の公用文は全て日本語で記述され、各種法令において日本語を用いることが規定され、学校教育においては「国語」として学習を課されるなど、事実上、唯一の公用語となっている。 使用人口について正確な統計はないが、日本国内の人口、および日本国外に住む日本人や日系人、日本がかつて統治した地域の一部住民など、約1億3千万人以上と考えられている。統計によって前後する場合もあるが、この数は世界の母語話者数で上位10位以内に入る人数である。 日本で生まれ育ったほとんどの人は、日本語を母語とする多くの場合、外国籍であっても日本で生まれ育てば日本語が一番話しやすい。しかし日本語以外を母語として育つ場合もあり、また琉球語を日本語と別の言語とする立場を採る考え方などもあるため、一概に「全て」と言い切れるわけではない。。日本語の文法体系や音韻体系を反映する手話として日本語対応手話がある。 2017年4月現在、インターネット上の言語使用者数は、英語、中国語、スペイン語、アラビア語、ポルトガル語、マレー語に次いで7番目に多い。.

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意味

意味(いみ)とは、次のような概念である。.

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拗音

拗音(ようおん)とは、日本語の音節の一種。1モーラを形成する。拗音とは「曲がった音」を意味し、直音(ちょくおん)の対語である。音声学上、拗音は硬口蓋化または円唇化することによって形成された音節であるが、そのような音節のうち対立する硬口蓋化または円唇化されない直音をもっているものをいう(例:きゃ・きゅ・きょ vs.

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書記素

書記素(しょきそ、grapheme)とは、書記言語において意味上の区別を可能にする最小の図形単位をいう。口頭言語における音素に相当する。字素(じそ)、文字素(もじそ)、図形素(ずけいそ)ともいう。文字のほか、数字などの記号、あるいはそれらを構成する基本的要素を指す。 音素文字では、基本的には単一の書記素が単一の音素に対応する。しかし実際には、複数の書記素が単一の音素に対応する場合(例えば、英語の k, c → )や、逆に単一の書記素が複数の音素に対応する場合(c →, )があるほか、連続する複数の書記素が単一の音素に対応する場合(sh → 、ph → など)や、単一の書記素が連続する複数の音素に対応する場合(x → )もある。 異なる字が同じ書記素を表す場合、「異書記」または「異字」(allograph)という。例えば大文字と小文字、ひらがなとカタカナ、あるいはギリシア文字やアラビア文字で語中での位置によって字形が変わる場合がある。これらは便宜的に区別して用いられるが、区別せずに用いても理解できないわけではない。 1つの文字が複数の書記素から構成される文字体系も多い。この場合には書記素に当たる図形単位を字母と呼ぶことが多い。例えば漢字の偏旁や、ハングルの字母(音素を表す)は、一般には複数を組み合わせて1つの字を構成する。数字では、ローマ数字でI (1) とV (5) からIV (4) を構成する例がある。 また、基本書記素(字母)に特殊記号(これも書記素である)をつけて文字を構成する例は非常に多い。例えば日本語の濁音字(ガ)は、基本書記素(カ)と濁点を組み合わせたものである。音素文字でも、例えば基本書記素にアクセント記号やウムラウトなどの記号(ダイアクリティカルマーク)をつけて別の文字とする例は多い。 子音あるいは特定の音節を表す基本字母に、母音を表す特殊記号を付加して(あるいは字形を変形して)一般の音節を表記する体系をアブギダと総称し、これにはインド系の諸文字やエチオピアのゲエズ文字などがある。 スペイン語ではch、ll、rrといった連字(つまり2つの書記素からなる)を1文字として扱っていたが、現在は2文字としている。さらに印刷などのために複数の文字を続けて合字とする例もある。ドイツ語のßももとは合字であるが、現在は単一文字と考えられている。Wは合字ではなく、VまたはUと区別するために作った文字である。 *.

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