ロゴ
ユニオンペディア
コミュニケーション
Google Play で手に入れよう
新しい! あなたのAndroid™デバイスでユニオンペディアをダウンロードしてください!
インストール
ブラウザよりも高速アクセス!
 

ルウィ語

索引 ルウィ語

ルウィ語(ルウィご)はインド・ヨーロッパ語族のアナトリア語派に属する言語で、紀元前16世紀から紀元前7世紀までの資料がアナトリア半島南部からシリアにかけての広い範囲に残っている。同じ語派に属するヒッタイト語と共通する点も多いが、はっきりと異なった言語である。.

68 関係: 奪格対格属格岩波書店与格不定詞両唇音中動態主格ハットゥシャリュディア語リュキア語ヘルムート・テーオドール・ボッセルトパラー語ヒッタイトヒッタイト語ピシディア語フルリ語フェニキア文字ベドジフ・フロズニー分詞呼格命令法咽頭音アナトリア半島アナトリア語派アナトリア象形文字アーチボルド・セイスアッカド語インド・ヨーロッパ祖語インド・ヨーロッパ語族イグナス・ゲルブエミール・フォラーカラテペカリア語シリアシデ語スワデシュ・リスト処格具格破裂音破擦音硬口蓋音第二次世界大戦粘土板紀元前15世紀紀元前16世紀紀元前7世紀翻字直説法...表意文字言語高津春繁軟口蓋音鼻音能動態関根正雄SOV型接語楔形文字歯茎音法 (文法)流音摩擦音性 (文法)時制 インデックスを展開 (18 もっと) »

奪格

奪格(だっかく、ablative case、casus ablativus)は、名詞の格の一つで、主に起点・分離(~から)を示す。従格、離格ともいう。 古典ギリシア語では属格に吸収されたが、ラテン語では処格・具格を吸収して、手段(~によって)等を始とする多彩な用法をもち、さらに絶対奪格 (ablativus absolutus) という独自の用法をも発展させた。ギリシア語に存在しないこの格を、ローマ人は「われらの格」と呼んで誇った。 Category:格.

新しい!!: ルウィ語と奪格 · 続きを見る »

対格

対格(たいかく、accusative case 、casus accusativus 。略号ACC)は、名詞がもつ格のひとつで、主格対格型言語の場合、他動詞の直接目的語を標識する場合に用いられる。目的格・業格と呼ばれることもある。ドイツ語では4格(der vierte Fall)ということもある。 日本語の場合、「を」が該当する。また、多くの言語において対格は特定の前置詞の目的語としても用いられる。このとき、フランス語では代名詞の強勢形を使用する。現代ギリシャ語の対格は古典語にあった与格の意味も含まれていて、前置詞の後の名詞の多くが対格に変化する。 対格はインド・ヨーロッパ語族の多くの言語(ラテン語、サンスクリット語、ギリシャ語、ドイツ語、ロシア語など)、またセム語族の言語(アラビア語など)に存在する。 フィン語、エストニア語のようなフィン語族の言語では、直接目的語を標識する場合に、対格だけでなく分格(partitive case)も用いられる。形態論では、いずれも対格としての働きを持つが、対格の名詞は動作的意味をもち、一方、分格の名詞は動作的な意味をもたないという相違がある。.

新しい!!: ルウィ語と対格 · 続きを見る »

属格

属格(ぞっかく、genitive case、casus genitivus、родительный падеж)は、名詞・代名詞の格の一つで、主に所有を表す。英語では所有格(posessive)、ドイツ語では2格(der zweite Fall)とも呼ぶ。スラヴ語派については生格(せいかく)と呼ぶが、これは訳語の違いにすぎない。 日本語では主に格助詞「の」で表される(日本語では体言を修飾できる格はこれだけなので連体格とも呼ばれる)が、インド・ヨーロッパ語族の属格は、それだけでなく以下のような幅広い用法がある。;所有:所有およびそれに類する関係を表す。もっとも一般的な機能である。;意味上の主語・目的語:動詞的な意味を持つ名詞を修飾し、意味上の主語・目的語を示す。;部分の属格:全体の一部分であることを示す。;分離の属格:奪格に由来する。;同格の属格:同じものを説明したり言い換えたりする。;副詞的属格:名詞の属格を副詞的に用いる用法。;形容詞的用法:形容詞的な抽象名詞で修飾することで、形容詞と同等のことを表現する。;*A man of importance;*国家的の事(現在は形容動詞で「国家的な事」と言うのが普通だが、明治から昭和戦前期まではこの言い方が普通だった)、緑の洋服、裸の人;否定の属格 英語では、このうち所有は所有格として名詞(-'s)および人称代名詞に格形が残存しており、また意味上の主語も所有格で表す場合があるが、それ以外の属格の用法は前置詞ofに置き換えられた。なお近年は、's および my, your などの所有形は格ではないという説が有力である。例えば the girl next door's cat (隣の少女の猫) では、's は the girl next door という句にかかり、door という語にかかっているのではない。したがって 's を接語と見なす言語学者が増えている。 ドイツ語では、単数男性名詞、単数中性名詞で「-s」を付け女性名詞、複数形では無変化であるが、どちらも冠詞や形容詞が属格に伴う変化を行う。他の名詞を修飾する場合には被修飾語のあとに付けるのが原則であるが、前に付けることもあり、その場合被修飾語の冠詞は省略される。現代語では「von」+三格(与格)で代用するのが普通である。人称代名詞の属格は所有関係には使われない。また、英語の人称代名詞の所有形に当たる働きをするものが別にあり、所有代名詞という。 ロマンス語(フランス語、イタリア語、スペイン語など)では基本的に格変化が消失したため、属格はすべてde/diといった前置詞に置き換えられた。 なお、英語の人称代名詞の所有格に相当する機能は所有形容詞によって表す。.

新しい!!: ルウィ語と属格 · 続きを見る »

岩波書店

株式会社岩波書店(いわなみしょてん、Iwanami Shoten, Publishers. )は、日本の出版社。.

新しい!!: ルウィ語と岩波書店 · 続きを見る »

与格

与格(よかく、dative、dativus)は、名詞や代名詞における文法格である。為格とも呼ぶ。ドイツ語、チェコ語の場合、「3格」と呼ばれることもある。 与格は一般に動詞の間接目的を標示する。日本語では主に「に」で表される。他の用法としては俗ラテン語や、やや頻度は落ちるが古典ラテン語に見られたような所有の意味が挙げられる。また、古典ギリシャ語では処格や具格を消失しているので、与格はこれらの機能も担っている。スコットランド・ゲール語では、与格が単純前置詞や定冠詞に続く名詞に用いられる。 与格は初期インド・ヨーロッパ語族には普通に見られ、特にバルト・スラヴ諸語やゲルマン語派では、現在まで用いられ続けている。フィン・ウゴル語派やナバホ語、日本語、アイヌ語のような非インド・ヨーロッパ語族の言語にも与格と似た型が存在する。 与格を用いる言語.

新しい!!: ルウィ語と与格 · 続きを見る »

不定詞

不定詞(ふていし)とは、動詞を起源とする、名詞、形容詞、副詞など他の品詞の働きをする準動詞の一種。活用せずに主語の人称、単数、複数などに「限定」されないことから不定詞という。現代の多くの言語で動詞の辞書の見出しの語形として使われる。.

新しい!!: ルウィ語と不定詞 · 続きを見る »

両唇音

両唇音の発声 両唇音(りょうしんおん、りょうくちびるおん、bilabial)とは、上下両方の唇を使って調音される子音。中国音韻学では双唇音(旧名・重唇音)と呼ぶ。 国際音声記号 (IPA) による両唇音の表記は以下のとおり。 category:子音.

新しい!!: ルウィ語と両唇音 · 続きを見る »

中動態

中動態(ちゅうどうたい、medium、middle)は、インド・ヨーロッパ語族の態のひとつ。能動態とは人称語尾によって区別される。中動態と受動態は形態の上で区別されないことが多い。中動態がよく残っている言語にサンスクリット、古代ギリシア語、アナトリア語派などがある。 中動相・中間態などとも呼ぶ。サンスクリット文法では反射態(reflexive)と呼ぶことが多い。.

新しい!!: ルウィ語と中動態 · 続きを見る »

主格

主格(しゅかく、英語:nominative ラテン語: nominativus、フランス語: nominatif、ドイツ語:Nominativ、Werfall、erster Fall。)は、格のひとつであり、狭義には、対格言語における主語(自動詞文の主語および他動詞文の動作主名詞句)の格をいう。広義には、能格言語の絶対格をも nominative case という場合もある例えば Dixon (1972: 9)。 。 ドイツ語では1格(der erste Fall)、と呼ばれることがある。.

新しい!!: ルウィ語と主格 · 続きを見る »

ハットゥシャ

ハットゥシャ(ヒッタイト語: 𒊭 - URUHattuşa)またはハットゥシャシュ (Hattuşaş)は、トルコの首都アンカラより東に145kmのボアズカレ(旧・ボアズキョイ)近郊、海抜1000mほどの丘陵地帯にある遺跡。紀元前17世紀 - 紀元前13世紀に繁栄したヒッタイト帝国の都。.

新しい!!: ルウィ語とハットゥシャ · 続きを見る »

リュディア語

リュディア語(リュディアご、Lydian language)は、かつてアナトリア半島西部のリュディア(今のトルコ)で使用されていたインド・ヨーロッパ語族の言語。インド・ヨーロッパ語族のアナトリア語派に属する。 アナトリア語派内部でリュディア語の占める位置は独特で、かつ問題がある。第1に、言語を理解するための物証がいまだに限定的であること、第2に、ほかのアナトリア諸語と異なる多くの特徴をこの言語が持っていることである。これらの特徴が前リュディア語だけに起きた二次的な発達なのか、ほかのアナトリア語派の言語が失った特徴をリュディア語が維持しているのかは、今のところ不明である。より充分な知識が得られないかぎり、アナトリア語派におけるリュディア語の位置づけは「特殊」とせざるを得ない。 リュディア語は、紀元前8世紀末から紀元前7世紀にかけての落書きや硬貨の刻文にはじまり、紀元前3世紀までの資料が残るが、よく保存された、ある程度長い碑文となると、紀元前5-4世紀のアケメネス朝ペルシア支配下のものに限られている。したがって、リュディア語の資料は実質的にリュキア語と同時代に属する。 現存するリュディア語の資料は100あまりがあり、いくつかを除いてリュディアの首都であるサルディスおよびその近郊で発見された。しかし、碑文のうち、数語を越える長さをもち、かつ比較的完全な形で残っているものは30未満に過ぎない。碑文の大半は石に刻まれており、内容的には墓碑であるが、いくつかは勅令であり、6つはおそらく韻文であって、強勢による韻律を持ち、詩行の末で母音韻を踏む。墓碑銘は典型的には eś wãnaś(この墓)という語ではじまる。ほかに短い落書きがある。 ストラボンによると、彼の時代(紀元前1世紀)にリュディア語はリュディア本土から失われていたが、アナトリア西南部のキビュラ(今のギョルヒサル)のリュディア植民地で、町を作った人々の末裔によってまだ話されていたという。.

新しい!!: ルウィ語とリュディア語 · 続きを見る »

リュキア語

リュキア語(リュキアご、Lycian language)は、紀元前5-4世紀にアナトリア半島西南部のリュキア(今のトルコの一部)において古代リュキア人が使用していた言語。.

新しい!!: ルウィ語とリュキア語 · 続きを見る »

ヘルムート・テーオドール・ボッセルト

ヘルムート・テーオドール・ボッセルト(Helmuth Theodor Bossert、1889年9月11日 - 1961年2月5日)は、ドイツの歴史学者、文献学者、考古学者。トルコのカラテペでヒッタイトの城塞を発掘し、2言語碑文を発見したことでアナトリア象形文字の解読につながったことによって特に知られる。.

新しい!!: ルウィ語とヘルムート・テーオドール・ボッセルト · 続きを見る »

パラー語

パラー語(パラーご)は、アナトリア半島北部で紀元前2千年紀に使われていた言語。インド・ヨーロッパ語族のアナトリア語派に属する。.

新しい!!: ルウィ語とパラー語 · 続きを見る »

ヒッタイト

ヒッタイト(英:Hittites)は、インド・ヨーロッパ語族のヒッタイト語を話し、紀元前15世紀頃アナトリア半島に王国を築いた民族、またはこの民族が建国したヒッタイト帝国(王国とも)を指す。なお、民族としてのヒッタイトは、ヒッタイト人と表記されることもある。 他の民族が青銅器しか作れなかった時代に、高度な製鉄技術によりメソポタミアを征服した。最初の鉄器文化を築いたとされる。 首都ハットゥシャ(現在のトルコのボアズキョイ遺跡)の発掘が進められている。.

新しい!!: ルウィ語とヒッタイト · 続きを見る »

ヒッタイト語

ヒッタイト語(ヒッタイトご)はインド・ヨーロッパ語族のアナトリア語派に属する言語。アナトリア半島中央部のハットゥシャ(現在のトルコ北部ボアズキョイ)を中心とするヒッタイト帝国で使われた言語で、楔形文字によって粘土板に書かれた紀元前16世紀から紀元前13世紀頃までの文書が残っている。第一次世界大戦中に解読された。インド・ヨーロッパ語族の言語のうちもっとも古い文献の残る言語である。 ヒッタイト語は他の印欧語と異なる点が多く、早い時期に印欧語から分離したと推測されてきた。印欧語族の「姉妹言語」と考える研究者もいる。.

新しい!!: ルウィ語とヒッタイト語 · 続きを見る »

ピシディア語

ピシディア語(ピシディアご)は、アナトリア半島南西部のピシディアで使われていた言語。インド・ヨーロッパ語族のアナトリア語派に属するとされるが、資料はほとんど残っていない。.

新しい!!: ルウィ語とピシディア語 · 続きを見る »

フルリ語

フルリ語(英 Hurrian)は紀元前2300年ごろから紀元前1000年ごろまでメソポタミアに暮らし、ミタンニ王国を築いたフルリ人 の言語。 語族的にウラルトゥ語と近いと考えられるため、二つをまとめてフルリ・ウラルトゥ語族と呼ぶこともある。フルリ・ウラルトゥ語族が孤立的であるのか他の語族と系統関係を持つのかは未だに明らかではなく、例えば北東コーカサス語族(ナフ・ダゲスタン語族)との関係が議論されたがはっきりしていない。文法的な特色の中で最も興味深いのは、能格言語であること、そして文が名詞系の鎖と動詞系の鎖による連繋構造を持っている、つまりシュメール語、トルコ語や日本語などと同様な膠着語である。 現在知られているフルリ語の資料の大半は人名や地名だが、トルコのボアズキョイから出土したヒッタイト語とのバイリンガルの粘土板によって、不完全ではあるが読解された。またエジプトのアマルナ書簡等から発見された楔形文字文書によれば、人名・神名・馬術用語や社会用語にはサンスクリットに近い単語が見られる。 現在知られている最古の歌はウガリット遺跡から発掘されたもので、歌詞はフルリ語で書かれている。 category:死語 Category:フルリ・ウラルトゥ語族 Category:古代オリエント Category:フルリ人 fr:Hourrites#Langue.

新しい!!: ルウィ語とフルリ語 · 続きを見る »

フェニキア文字

フェニキア文字(フェニキアもじ)は、古代地中海世界において現在のシリア一帯を中心に活動していた海洋商業民族であるフェニキア人によって北セム系言語であるフェニキア語を書くために使用されていた文字。.

新しい!!: ルウィ語とフェニキア文字 · 続きを見る »

ベドジフ・フロズニー

ベドジフ・フロズニー ベドジフ・フロズニー(Bedřich Hrozný、1879年5月6日-1952年12月12日)は、チェコの東洋学者。アッシリア学の専門家だが、楔形文字で書かれたヒッタイト語を解読し、インド・ヨーロッパ語族に所属することを明らかにしたことで特に知られる。彼はチェコ人であったが、研究成果はドイツ語かフランス語で発表した。.

新しい!!: ルウィ語とベドジフ・フロズニー · 続きを見る »

分詞

分詞(ぶんし)は準動詞の一種であり、動詞が形容詞としての用法をあわせ持つものである。分詞には現在分詞と過去分詞、ラテン語や古典ギリシア語などには未来分詞がある。分詞は形容詞としての機能を持つのが普通だが、分詞構文では副詞としての機能も持つ。 「分詞」という用語は印欧語に対して用いることが多いが、その他の言語でも類似の活用形に用いることがある。 また、ロシア語等では分詞に類するものとして、動詞から派生した形容詞・副詞である形動詞・副動詞がある。.

新しい!!: ルウィ語と分詞 · 続きを見る »

呼格

呼格(こかく、vocative、vocativus)は、名詞・形容詞の格の一つで、呼びかけに使われる。チェコ語では5格と呼ばれる場合がある。 ラテン語の例を以下に示す。.

新しい!!: ルウィ語と呼格 · 続きを見る »

命令法

命令法(imperative)は、インド・ヨーロッパ語族などの言語での動詞の活用の一つ。その名の通り、命令・希望形を作る場合に使われる。 英語では動詞の原型がそのまま使われるためになじみがないものであるが、フランス語やドイツ語などその他の言語ではよく使われる。二人称に対する普通の命令法のほか、一人称複数に対する勧誘を表現する形式(英語ではLet's …という言い方を使う)もある。 ただ、スペイン語やポルトガル語では、三人称への命令や、二人称でも否定命令(禁止)は接続法を利用する。 日本語にはこれに当たるものとして命令形がある。他に関東方言などで、連用形に終助詞「な」をつける形、また敬語(丁寧)表現として補助動詞命令形「なさい」、あるいは依頼の「て(下さい)」がある。 禁止表現として否定命令を用いる言語が多いが、独立の禁止法を用いる言語もある(日本語がその例である)。.

新しい!!: ルウィ語と命令法 · 続きを見る »

咽頭音

咽頭音の発声 咽頭音(いんとうおん、pharyngeal)とは、舌根を後ろに引いて咽頭壁に近づけ、隙間を作ることによって調音される子音。 国際音声記号(IPA)では以下のように記述される。.

新しい!!: ルウィ語と咽頭音 · 続きを見る »

アナトリア半島

アナトリア半島(アナトリアはんとう、Ανατολία, Anatolia / Aνατολή, Anatolē、Anadolu)は、アジア大陸最西部で西アジアの一部をなす地域である。現在はトルコ共和国のアジア部分をなす。日本語ではアナトリア半島と呼ばれる事が多いが、英語圏では「半島」をつけない、単なるアナトリアであり、地形ではなく人文地理的な地域を表す言葉である。小アジア(Μικρά Ασία, Mikra Asia, Asia Minor)とも言う。.

新しい!!: ルウィ語とアナトリア半島 · 続きを見る »

アナトリア語派

アナトリア語派(アナトリアごは、Anatolian languages)とは古代小アジア(アナトリア:現在のトルコ)で話されていたインド・ヨーロッパ語族の言語群で、すべて死語である。中でもヒッタイト語の資料が多く最もよく研究されている。その周辺で使われた言語もいくつか知られるが、これらについては資料が少ない。.

新しい!!: ルウィ語とアナトリア語派 · 続きを見る »

アナトリア象形文字

アナトリア象形文字(アナトリアしょうけいもじ、Anatolian hieroglyphs)とは、アナトリア中部に起源を持つ、約500文字から構成された表語文字である。かつてはヒッタイト象形文字と呼ぶのが普通であったものの、この文字で表される言語がルウィ語であってヒッタイト語ではないことが明らかになったため、ルウィ象形文字(Luwian hieroglyphs)という用語も英語の出版物で用いられる。類型的にエジプトのヒエログリフに類似しているが、ヒエログリフに由来するわけではないし、エジプトにおけるヒエログリフと同等の神聖な役割を果たしたかどうかはわかっていない。との明白な関連性も存在しない。.

新しい!!: ルウィ語とアナトリア象形文字 · 続きを見る »

アーチボルド・セイス

アーチボルド・ヘンリー・セイス(Archibald Henry Sayce、1845年9月25日 - 1933年2月4日)は、イギリスの東洋学者、言語学者。アッシリア学の代表的な研究者として知られ、またアナトリア象形文字解読の草分けであった。.

新しい!!: ルウィ語とアーチボルド・セイス · 続きを見る »

アッカド語

アッカド語(アッカド語: - EME.ak.kA.Dû4 - lišānum akkadītum)は、「アッシリア・バビロニア語(Assyro-Babylonian)」とも呼ばれ、古代メソポタミアで、主にアッシリア人やカルデア人(バビロニア人)やミタンニ人に話されていた言語。当時は国際共通語でもあった。アフロ・アジア語族セム語派に分類される。現在知られているなかで最も古いセム語である。楔形文字で表記された。またシュメール語からの借用語が非常に多いのも特徴の一つである。.

新しい!!: ルウィ語とアッカド語 · 続きを見る »

インド・ヨーロッパ祖語

インド・ヨーロッパ祖語(インド・ヨーロッパそご、、)とは、インド・ヨーロッパ語族(印欧語族)の諸言語に共通の祖先(祖語)として理論的に構築された仮説上の言語である。印欧祖語(いんおうそご、いんのうそご)ともいう。 この言語の成立から崩壊までの期間は先史時代に当たり、文字が存在せず、全て口伝により子孫へと受け継がれたため、直接の記録が一切残っていない。そのため、派生した言語からの推定により再構が進められている。 クルガン仮説によれば6000年前にロシア南部で、によれば9000年前にアナトリアで話されていた。 ラテン語・ギリシア語・サンスクリットなどの各古典言語をはじめ、英語・フランス語・ドイツ語・ロシア語などヨーロッパで話されている言語の大部分や、トルコ東部からイラン、インド亜大陸、スリランカにわたるクルド語・ペルシア語・ウルドゥー語・ヒンディー語・シンハラ語などの言語は、いずれもこの印欧祖語から派生して成立したとされる。 崩壊期の印欧祖語は豊富な接尾辞をもつ屈折語であったとされる。これは、印欧語族の諸言語同士の比較再構による推定による。印欧語族の言語は、屈折的語形変化の大部分を失ったものも多いが、英語も含めて依然全て屈折語である。しかし近年の内的再構とその形態素解析により、より古い段階の印欧祖語ではセム祖語のように語幹内の母音交替を伴う屈折が起こっていた可能性が極めて高いことが判明した。.

新しい!!: ルウィ語とインド・ヨーロッパ祖語 · 続きを見る »

インド・ヨーロッパ語族

インド・ヨーロッパ語族(インド・ヨーロッパごぞく)は、ヨーロッパから南アジア、北アジア、アフリカ、南アメリカ、北アメリカ、オセアニアにかけて話者地域が広がる語族である。印欧語族(いんおうごぞく、いんのうごぞく)と略称される。この語族に属する言語を公用語としている国は100を超える。.

新しい!!: ルウィ語とインド・ヨーロッパ語族 · 続きを見る »

イグナス・ゲルブ

イグナス・ジェイ・ゲルブ (Ignace Jay Gelb, 1907年10月14日 – 1985年12月22日)は、ポーランド出身のアメリカ合衆国の古代史学者、アッシリア学者で、文字の科学的な研究のパイオニアとして知られる。オーストリア=ハンガリー帝国時代のタルヌフ(現在はポーランド)に生まれ、1929年にローマ・ラ・サピエンツァ大学でPh.D.を取得した。その後、シカゴ大学へと移り、亡くなるまでアッシリア学の教授を務めた。 ゲルブ以前にも言語学者による文字の研究が何世紀にもわたって積み重ねられてきたが、文字の研究を科学的に行ったのはゲルブが最初であると考えられている。文字の研究をグラマトロジーという用語で呼んだのも彼が最初である。1952年に出版された著書A Study of Writingの中でゲルブは、文字体系は表語文字から音節文字を経てアルファベットに至る、という具合に、直線的に進化すると唱えた。このような歴史的な類型論に対しては、単純化が過ぎる、データをモデルに強引に適合させ、例外を無視しているのではないか、という批判がなされてきた。近年、文字の類型についてはピーター・ダニエルズらによって進展をみているが、異なる文字のどうしの特性の違いに関するゲルブの厳密な研究は先駆的で革新的であったと評価されている。ゲルブはマヤ文字に言語を記述する能力がないと考えていたが、現在ではマヤ文書の解読によってそうではないことが証明されている。 アッシリア学におけるゲルブの研究は、アッカド語文書の編纂、出版と、古代アッカド語の文法研究、辞典の編纂などであった。彼は1947年にに参加し、亡くなるまでプロジェクトのエディターとして活動した。これ以外にも、メソポタミアにおける土地の保有権と売買に関する研究、度量衡に関する研究、その他経済史、社会史方面の研究などにおいて、重要な貢献をしている。 ゲルブはアメリカ芸術科学アカデミーのフェローであり、またアッカデーミア・デイ・リンチェイのメンバーでもあった。1975年には名門:en:American Philosophical Societyのメンバーに選出されている。また、1965年から1966年にかけて、:en:American Oriental Societyの会長を務めた。.

新しい!!: ルウィ語とイグナス・ゲルブ · 続きを見る »

エミール・フォラー

エミール・フォラー(Emil Orcitirix Gustav Forrer、1894年 – 1986年)は、スイスのアッシリア学者でヒッタイト学者。 Category:スイスの言語学者 Category:1894年生 Category:1986年没.

新しい!!: ルウィ語とエミール・フォラー · 続きを見る »

カラテペ

ラテペ(Karatepe、トルコ語で「黒い丘」を意味する。ヒッタイト語 Azatiwataya)は、ヒッタイト後期の城塞であり、野外博物館になっている。トルコ南部のオスマニエ県にあり、中心都市のから23kmの距離にある。トロス山脈中の、右岸に位置し、カラテペ・アスランタシュ国立公園の一部をなしている。.

新しい!!: ルウィ語とカラテペ · 続きを見る »

カリア語

リア語(カリアご、Carian language)は、鉄器時代のアナトリア半島南西部のカリア(今のトルコの一部)で使われていた古代語。紀元前7世紀から紀元前3世紀にわたる碑文が残っている。カリア本土のほかにエジプトやギリシアにも碑文が残る。 カリアはリュディアの南、リュキアの北西に位置し、ギリシア人の植民地であるイオニア・ドーリアに隣りあっていた。カリア語はリュキア語と同様にインド・ヨーロッパ語族アナトリア語派のルウィ語群に属する。 資料の制約のために充分に解読されていないが、1996年にトルコの調査団によってカリア語とギリシア語の2言語碑文が発見され、状況は劇的に改良された。.

新しい!!: ルウィ語とカリア語 · 続きを見る »

シリア

リア・アラブ共和国(シリア・アラブきょうわこく、)、通称シリアは、中東・西アジアの共和制国家。北にトルコ、東にイラク、南にヨルダン、西にレバノン、南西にイスラエルと国境を接し、北西は東地中海に面する。首都はダマスカス。「シリア」という言葉は、国境を持つ国家ではなく、周辺のレバノンやパレスチナを含めた地域(歴史的シリア、大シリア、ローマ帝国のシリア属州)を指すこともある。.

新しい!!: ルウィ語とシリア · 続きを見る »

シデ語

デ語(シデご)は、アナトリア半島南西部のパンフィリア地方(今のトルコのアンタルヤ県)の海岸地帯の町であるで使われていた言語。インド・ヨーロッパ語族のアナトリア語派に属するが、アナトリア語派の諸言語のうちで、もっとも資料が乏しい。.

新しい!!: ルウィ語とシデ語 · 続きを見る »

スワデシュ・リスト

ワデシュ・リスト (英語:Swadesh list)とは、「基礎語彙」を集めた様々なリストのうちの一種であり、モリス・スワデシュが1940年代から1950年代にかけて発展させたものである。語彙統計学(言語間の近縁度の量的な見積もり)や、言語年代学(言語の分岐年代の決定)に用いられる。.

新しい!!: ルウィ語とスワデシュ・リスト · 続きを見る »

処格

処格(しょかく、ラテン語 casus locativus, 英語: locative case)とは、名詞・形容詞の格の一つで、場所を示す。 所格、地格、位格、依格、於格などともいう。 サンスクリットにおいては独立の格形を保っているが、古典ギリシア語では与格に、ラテン語ではごく一部の名詞を除いて奪格に吸収された。ラテン語で書かれた書物の扉において、出版地は処格形で示されている。また、スラヴ語では常に前置詞を伴うため、前置格(露:)という。ただし、チェコ語では6格と呼ぶ場合もある。 現代日本語では処格を表す格助詞を、存在・移動に関する動詞(ある、いる、住む、座る、行く、着く、置く、移る、移す、など:処格を必須の項として取るものが多い)に対しては「に/へ」(英語前置詞の「to」に相当)、それ以外の動詞に対しては「で(にて)」(英語前置詞の「at」に相当)と使い分ける。朝鮮語でも類似の使い分け(「에」と「에서」)がある。 ウラル語族の一部(ハンガリー語、フィンランド語等)では、処格に相当するものとして複数の格(内格、出格、入格、接格、向格等) が独立に存在する。.

新しい!!: ルウィ語と処格 · 続きを見る »

具格

具格(ぐかく、instrumental case、casus instrumentalis)は、名詞の格の一つで、道具・手段を表す。スラヴ語派では造格という。チェコ語では7格と呼ぶ場合もある。 サンスクリットにおいては独立の格形を保っているが、古典ギリシア語では与格に、ラテン語では奪格に吸収された。 英語の"throw stones"(石を投げる)に対応する表現は、多くの言語において具格を用いる。英語においては具格をとるわけではないが、他の言語で具格となるような目的語について、手段の目的語または道具目的語と呼ぶこともできる。.

新しい!!: ルウィ語と具格 · 続きを見る »

破裂音

裂音(はれつおん、plosive)とは、鼻腔と口腔の双方の通気を同時に完全閉鎖するように、喉頭部または声門を閉鎖するか、あるいは口蓋帆を上げて鼻腔内を通る声道を閉鎖した上、口腔内の上下の調音器官を密着させて口腔内の声道も閉鎖することによって、閉鎖位置までの気圧を高め、その閉鎖を開放することによって発生する音(子音)を指す。.

新しい!!: ルウィ語と破裂音 · 続きを見る »

破擦音

擦音(はさつおん、affricate)とは、破裂音と同様の閉鎖を作るが、閉鎖を開放するときに摩擦音が発生する子音を言う。破裂音に摩擦を伴わせることは破擦化という。破裂音と摩擦音の調音点は原則として同じ(同器官的)である。但し、両唇唇歯破擦音 などの例外も存在する。 ・ のように摩擦音の部分が歯擦音であるものは世界各地の言語で広く見られる。それ以外の破擦音は分布が限られる。 摩擦音部分が側面摩擦音になることもある。例:ナワトル語 (アホロートル)・(ナワトル語)。.

新しい!!: ルウィ語と破擦音 · 続きを見る »

硬口蓋音

口蓋音の発声 硬口蓋音(こうこうがいおん、palatal)は、前舌面または中舌面を硬口蓋に密着ないし接近させ気流を妨げることによって作られる子音。 国際音声記号(IPA)による硬口蓋音の表記は以下のとおり。.

新しい!!: ルウィ語と硬口蓋音 · 続きを見る »

第二次世界大戦

二次世界大戦(だいにじせかいたいせん、Zweiter Weltkrieg、World War II)は、1939年から1945年までの6年間、ドイツ、日本、イタリアの日独伊三国同盟を中心とする枢軸国陣営と、イギリス、ソビエト連邦、アメリカ 、などの連合国陣営との間で戦われた全世界的規模の巨大戦争。1939年9月のドイツ軍によるポーランド侵攻と続くソ連軍による侵攻、そして英仏からドイツへの宣戦布告はいずれもヨーロッパを戦場とした。その後1941年12月の日本とイギリス、アメリカ、オランダとの開戦によって、戦火は文字通り全世界に拡大し、人類史上最大の大戦争となった。.

新しい!!: ルウィ語と第二次世界大戦 · 続きを見る »

粘土板

バビロニアの粘土板 YBC 7289 (紀元前1800-1600年頃) 2の平方根の近似値は60進法で4桁、10進法では約6桁に相当する。1 + 24/60 + 51/602 + 10/603.

新しい!!: ルウィ語と粘土板 · 続きを見る »

紀元前15世紀

紀元前15世紀(きげんぜんじゅうごせいき)は、西暦による紀元前1500年から紀元前1401年までの100年間を指す世紀。 ボアズキョイ(ハットゥシャ)の獅子門。ボアズキョイは紀元前17世紀から紀元前13世紀にかけて繁栄したヒッタイト王国の都。 ハトシェプスト女王葬祭殿。ハトシェプスト女王の側近で建築家でもあるセンムトによってルクソールに建てられた。デル・エル・バハリ(アラビア語で「北の修道院」)とも呼ばれる。 Heraklion Archaeological Museum蔵。.

新しい!!: ルウィ語と紀元前15世紀 · 続きを見る »

紀元前16世紀

アガメムノンのマスク。アテネ国立考古学博物館蔵。 ファイストスの円盤。クレタ島のイラクリオン考古学博物館蔵。 紀元前16世紀(きげんぜんじゅうろくせいき)は、西暦による紀元前1600年から紀元前1501年までの100年間を指す世紀。.

新しい!!: ルウィ語と紀元前16世紀 · 続きを見る »

紀元前7世紀

アッシリアの世界帝国。強力な軍事力と過酷な統治体制でアッシリアは最初の「世界帝国」を樹立した。画像は都ニネヴェの北宮殿を飾っていたアッシリア王アッシュールバニパルの浮き彫り(ロンドンの大英博物館蔵)。 第25王朝の崩壊とともにエジプトを離れ故地へと南下したヌビア人はこの地に幾つものピラミッドを造営した。 スパルタ。第二次メッセニア戦争でメッセニア人に勝利したことでスパルタは厳しい軍律を定める国民皆兵の社会を確立した。画像は現在のスパルタで、前景に古代の遺跡を、中景に新市街スパルティを、後景にタイゲトス山を望むことができる。 騎馬民族スキタイ。スキタイはユーラシア中央部に拠点を持ち交易や略奪を通じてオリエント諸国に大きな影響を与えた。画像はアゼルバイジャンのミンガチェヴィルで発見された黄金製動物意匠のベルトの留め金。 神武天皇。『日本書紀』『古事記』の神武東征の記録によると日向高千穂から出立し瀬戸内海を経て大和に入り、橿原宮で即位し初代の天皇になったとされる。画像は月岡芳年『大日本名将鑑』の金の鵄(とび)を従えて敵を圧倒する神武天皇。 紀元前7世紀(きげんぜんななせいき、きげんぜんしちせいき)は、西暦による紀元前700年から紀元前601年までの100年間を指す世紀。.

新しい!!: ルウィ語と紀元前7世紀 · 続きを見る »

翻字

翻字(ほんじ、transliteration)とは、言語学において特定の言語を記した文字表記を別の文字による表記に移すことをいう。翻字は印刷物の発行する際などに技術的な問題や読者の便宜のために行われる。.

新しい!!: ルウィ語と翻字 · 続きを見る »

直説法

説法(ちょくせつほう、indicative)は、インド・ヨーロッパ語族に属する言語で用いられる法のひとつで、話者が事実をそのまま語る場合に用いられる動詞の活用をいう。基本的に、条件法や接続法、仮定法や命令法以外の動詞の活用をいう。.

新しい!!: ルウィ語と直説法 · 続きを見る »

表意文字

表意文字(ひょういもじ、ideogram)は、ひとつひとつの文字が意味を表している文字体系のこと。.

新しい!!: ルウィ語と表意文字 · 続きを見る »

言語

この記事では言語(げんご)、特に自然言語について述べる。.

新しい!!: ルウィ語と言語 · 続きを見る »

高津春繁

津 春繁(こうづ はるしげ、1908年1月19日 - 1973年5月4日)は、日本の言語学者、比較言語学研究者、古代ギリシア文学研究者。文学博士(東京大学)。東京大学文学部教授、武蔵大学人文学部教授、人文学部長(初代)を歴任。東京大学名誉教授。.

新しい!!: ルウィ語と高津春繁 · 続きを見る »

軟口蓋音

軟口蓋音の発声 軟口蓋音(なんこうがいおん、velar)は、後舌面を軟口蓋に接触ないし接近させ、気流を妨げることによって調音される子音。 国際音声記号(IPA)では、軟口蓋音を以下の記号によって記述する。.

新しい!!: ルウィ語と軟口蓋音 · 続きを見る »

鼻音

鼻音(びおん、nasal)とは子音の一種であって、口からの通気を完全に閉鎖し、鼻の通気だけを開放して出す音。ただし、口と鼻の両方の通気を同時に可能にする音(鼻音化した口(腔)音、母音も子音もある)は除く。鼻音は、口(腔)音と対立する調音である。.

新しい!!: ルウィ語と鼻音 · 続きを見る »

能動態

能動態(のうどうたい、active voice)とは、文の態のひとつ。 対応する受動態が存在する場合、能動と受動の対立のうちの無標の態を指す。初期変形文法の枠組みでは、核文に受動変換 (passivization) を適用したものが受動態の文であり、適用せずに表層形に写像したものが能動態の文となる。 日本語文の能動態文では、動詞の語幹に「られ」などが付かない。.

新しい!!: ルウィ語と能動態 · 続きを見る »

関根正雄

関根 正雄(せきね まさお、1912年8月14日 - 2000年9月9日)は、キリスト教無教会主義の伝道者、旧約聖書研究者。.

新しい!!: ルウィ語と関根正雄 · 続きを見る »

SOV型

SOV型(SOVがた)とは、文を作るときに、一般に主語 (Subject) - 目的語 (Object) - 動詞 (Verb)の語順をとる言語のこと。例えば日本語の文の「私は りんごを 食べる。」では、"私は"が主語(S)、"りんごを"が目的語(O)、"食べる"が動詞(V)である。言語類型論による調査では、世界の言語の約45%がSOV型言語である。.

新しい!!: ルウィ語とSOV型 · 続きを見る »

接語

接語(せつご、clitic)とは、統語論上は独立の語だが、音韻論上は他の語に依存している拘束形態素である。接語が音韻論的に依存する相手をホストという。.

新しい!!: ルウィ語と接語 · 続きを見る »

格(かく、case)とは、典型的には、名詞に付与されて、その名詞を含む句が持つ意味的・統語的な関係を示す標識の体系で、名詞の語形を決める文法範疇・素性の一つである。 換言すると、典型的な格とは、名詞の形を変えることによって、主語・目的語といった統語的関係や、行為の行なわれる場所・物体の所有者といった意味的関係をその名詞を含む句が持っていることを表すマークである。.

新しい!!: ルウィ語と格 · 続きを見る »

楔形文字

楔形文字(くさびがたもじ、せっけいもじ)とは、世界四大文明の一つであるメソポタミア文明で使用されていた古代文字である。 筆記には水で練った粘土板に、葦を削ったペンが使われた。最古の出土品は紀元前3400年にまで遡ることができる。文字としては人類史上最も古いものの一つであり、古さでは紀元前3200年前後から使われていた古代エジプトの象形文字に匹敵する。.

新しい!!: ルウィ語と楔形文字 · 続きを見る »

歯茎音

歯茎音(はぐきおん、しけいおん、alveolar consonant)は、上の歯茎に舌端を接触または接近させて調音する子音。.

新しい!!: ルウィ語と歯茎音 · 続きを見る »

法 (文法)

法(ほう)、またはムード()とは言語学で使われる用語で、文法カテゴリーの一つである。文が表す出来事の現実との関係(事実的 か反事実的か)や意図、聞き手に対する態度などを表す。特に動詞の形態に反映された場合のことを言うが、モダリティ(法性)と同義で語られることもある。断定、疑義、命令、可能・必然 、許可・義務、願望・要求 などにかかわる。 印欧語の「直説法」、「命令法」、「接続法」(仮定法)、「希求法」、「条件法」、「禁止法」などがこれにあたる。 文法用語としての英語(述べ方)は、フランス語の(方式)の訛形であるが、ゲルマン語に起源を持つもう一つのmood(気分)からも意味的な影響を受けている。.

新しい!!: ルウィ語と法 (文法) · 続きを見る »

流音

流音(りゅうおん)は側面音、ふるえ音、はじき音などの内、ラテン文字で l や r で表される子音を総称して言う。国際音声記号で扱われる術語ではないが、伝統的によく使われる。多くは持続音である。広義では鼻音も含まれることがある。 日本語は流音音素としてら行のみが存在するため、日本語話者の耳には流音の調音方法の違いの区別が困難であり、いずれもら行の音に聞こえる。英語の l と r がその代表的なものである。日本語や中国語、朝鮮語など、主に東・東南アジア系言語を母語とする者たちが用いる流音の表記・発音を間違えた英語を Engrish と呼び、さらに流音に限らず文法や発音などを間違えた奇妙な英語全般を揶揄する言葉となった。 日本語のように流音音素の区別が存在しない言語は世界的に見ると、太平洋沿岸からアメリカ大陸に分布している。ユーラシア大陸では大半の言語が二種あるいはそれ以上の流音を持ち、とりわけ印欧系言語はその全てが l と r とを区別している。ただし、流音の区別自体はあるものの、発音の都合上、一部の l が r に変わったポルトガル語なども存在する。また、アルタイ諸語(説によっては日本語と朝鮮語を含める)のように、語頭に流音もしくは r 音が立たない言語もある。.

新しい!!: ルウィ語と流音 · 続きを見る »

摩擦音

摩擦音(まさつおん、fricative)とは、調音方法による子音の分類の一種。調音する際、声道内に狭い隙間をつくり、空気がその狭めを通るときに噪音を発する。調音点の隙間がこれよりも狭いと破裂音になり、これよりも広いと接近音になる。 摩擦音は破裂音と異なり、それだけを持続して発することができる。.

新しい!!: ルウィ語と摩擦音 · 続きを見る »

態(たい)またはヴォイス (voice) は、伝統的な文法において、動詞の形を変える文法範疇の一つで、動詞の表す行為を行為者の側から見るか、行為の対象の側から見るかに従って区別するものである。ラテン語の能動態と受動態が典型的な例である。 言語学においてどのような現象を態と見なすかについては、一致した見解が無いShibatani 2006.

新しい!!: ルウィ語と態 · 続きを見る »

性 (文法)

文法における性(せい)つまり文法的性(ぶんぽうてきせい)、文法性とは、関連する語のふるまいに文法的に反映する名詞の分類体系のことCorbett 1991: 1で、名詞の文法範疇の一つである。バントゥー語群やコーカサス諸語の記述では名詞類または名詞クラスとも呼ばれるが、実質的な差はほとんどない。この名詞の分類が実際の性と一致する場合もあるが、そうでないことも多い。類別詞とは区別すべきとされる。 名詞の性によって、その名詞と文法的に関連する語のかたちが変わる現象を「性の一致」という。例えばロシア語では主語の名詞の種類によって、動詞の過去形が男性・女性・中性の3通りにかたちを変える。これは、動詞の過去形が主語の名詞と性の一致をしているのである。 動詞のほかに、形容詞、限定詞、数詞、焦点標識などが性の一致をする言語がある。.

新しい!!: ルウィ語と性 (文法) · 続きを見る »

時制

時制(じせい)、時称(じしょう)、あるいはテンス(tense)とは、発話の中で規定される言語学的な時間を示す文法範疇である。一般に動詞の標識として現れるが、名詞に時制が現れる言語もある。日本語では、非過去の「ル(厳密には母音の「ウ」)」と過去の「タ」で表される。.

新しい!!: ルウィ語と時制 · 続きを見る »

ここにリダイレクトされます:

ルヴィ語楔形文字ルヴィ語楔形文字ルウィ語象形文字ルヴィ語

出ていきます入ってきます
ヘイ!私たちは今、Facebook上です! »