目次
117 関係: ADME、うがい、十二指腸、口、古代エジプト、可塑剤、可視光線、吸着、坐剤、多形、大腸、丸剤、三次構造、代謝、仮比重、伝令RNA、後発医薬品、医薬品、医薬品設計、医薬品開発、化学分解、化粧、ペースト、バイアル、バイオアベイラビリティ、メソポタミア、ラベル、ワニス、ブリスターパック、プレフォーミュレーション研究、ビル&メリンダ・ゲイツ財団、フリーズドライ、ドラッグデリバリーシステム、初回通過効果、咽頭、アルカリ、アンプル、アジュバント、エタノール、カプセル剤、キレート、ゲル、コールドチェーン、シュメール、シップ、スプレー、充填剤、光分解、剤形、副作用、... インデックスを展開 (67 もっと) »
ADME
ADMEとは、薬物動態学および薬理学で用いられる、吸収(Absorption)、分布(Distribution)、代謝(Metabolism)、排泄(Excretion)の英語表記の頭文字からなる略語であり、生体において薬物が処理される過程を示す用語である。これら4項目は薬物の血中濃度と、組織への暴露の経時変化に影響する。したがって、ADMEは投与された化学物質の薬理活性と効用に関係する重要な項目である。
見る 製剤とADME
うがい
うがい(嗽、gargling, mouth rinse, mouthwash)とは、水などをふくんで口やのどをすすぐこと。洗口、含嗽ともいう。
見る 製剤とうがい
十二指腸
十二指腸(じゅうにしちょう、Duodenum)は、胃と小腸をつなぐ消化管である。全体の形はC字状で長さは約25 cm。大部分が後腹膜に固定されており、可動性がない。 十二指腸の名は、『ターヘル・アナトミア』を『解体新書』として和訳刊行された際に、新たに作られた医学用語のひとつである。最初に発見したのは紀元前300年ころのギリシア人医師ヘロフィロスで、ギリシア語で δωδεκαδάκτυλον(δώδεκα「12」+ δάκτυλος「指」)と名づけられた。これがラテン語へ翻訳借用されて duodenum digitorum(duodenum「12」+ digitorum「指の(複数属格)」=「12本の指の」)となり、英語その他の名前はここからきている。いずれにせよ、この名はこの部分の長さが指の幅の12倍ほどであることに由来する「本来ヤード・ポンド法で『12インチの腸』と表現していたものが、『12本の指の腸』と誤訳された」という説があるが、俗説である。
見る 製剤と十二指腸
口
口(くち)は、消化管の最前端である。食物を取り入れる部分であり、食物を分断し、把持し、取り込むための構造が備わっていると同時に、鼻腔と並んで呼吸器の末端ともなっており、発声器官の一部でもある。文脈により口腔(こうこう)とも言う。なお、日本の医学界においては口腔の慣用音である(こうくう)を用いている。 生物学に限らず、一般に穴等の開口部を指して口と呼ぶ。このため、「口」は様々な慣用句や比喩表現に使われる(後述の「通念」を参照)。
見る 製剤と口
古代エジプト
は、古代のエジプトに対する呼称。具体的に、どの時期を指すかについては様々な説が存在するが、この項においては紀元前3000年頃に始まった第1王朝から紀元前30年にプトレマイオス朝が共和政ローマによって滅ぼされるまでの時代を扱う。 エジプトは不毛の砂漠地帯であるが、毎年夏のナイル川の増水で水に覆われる地域には河土が運ばれて堆積し、農耕や灌漑が可能になる。この氾濫原だけが居住に適しており、主な活動はナイル河で行われた。ナイル川の恩恵を受ける地域はケメト(黒い大地)と呼ばれ、ケメトはエジプトそのものを指す言葉として周囲に広がるデシェレト(赤い大地、ナイル川の恩恵を受けない荒地)と対比される概念だった。このケメトの範囲の幅は非常に狭く、ナイル川の本流・支流から数kmの範囲にとどまっていた。しかしながら川の周囲にのみ人が集住しているということは交通においては非常に便利であり、川船を使って国内のどの地域にも素早い移動が可能であった。この利便性は、ナイル河畔に住む人々の交流を盛んにし、統一国家を建国し維持する基盤となった。
見る 製剤と古代エジプト
可塑剤
可塑剤(かそざい)とは、ある材料に柔軟性や弾性を与えるために添加される物質の総称である。一般的には、プラスチックやゴムといったポリマーに対して使用される。可塑とは「柔らかく形を変えやすい」という意味の語である。
見る 製剤と可塑剤
可視光線
可視光線(かしこうせん、visible light)とは、電磁波のうち、ヒトの目で見える波長のもの。いわゆる光のこと。JIS Z8120の定義によれば、可視光線に相当する電磁波の波長は下界はおおよそ360-400 nm、上界はおおよそ760-830 nmである。可視光線より波長が短くなっても長くなっても、ヒトの目には見ることができなくなる。可視光線より波長の短いものを紫外線、長いものを赤外線と呼ぶ。可視光線に対し、赤外線と紫外線を指して、不可視光線(ふかしこうせん)と呼ぶ場合もある。 可視光線は、太陽やそのほか様々な照明から発せられる。通常は、様々な波長の可視光線が混ざった状態であり、この場合、光は白に近い色に見える。
見る 製剤と可視光線
吸着
吸着(きゅうちゃく、adsorption)とは、物体の界面において、濃度が周囲よりも増加する現象のこと。気相/液相、液相/液相、気相/固相、液相/固相の各界面で生じうる。 反対に、吸着していた物質が界面から離れることを脱着または脱離(desorption)と呼ぶ。
見る 製剤と吸着
坐剤
アルピニー®坐剤。 坐剤(ざざい)、あるいは坐薬(ざやく)とは肛門や膣に挿入して用いる医薬品の製剤である。医薬品を基剤に均等に混和して一定の形状に成型して、肛門または膣に適用する半固形の外用剤で、体温により溶けるか、軟化するか、又は分泌液で徐々に溶けるもしくは分散されるものと定義されている。 通常、油脂性基剤、親水性基剤を基剤とし、必要ならば乳化剤、懸濁化剤などを加え、これに有効成分を加え、混和して均等にした後、適当な形状に固化・成形する。溶解法、冷圧法、手工法によって調製される。 本来「坐」の文字を使うが、常用漢字表に掲載されていないため、「座」の文字を使い座剤、あるいは座薬と書かれることもある。英語では suppository といい、下に (sup) 置く (positoria) という言葉から来ている。
見る 製剤と坐剤
多形
化学、物質科学、材料科学において、多形(たけい、polymorphism)とは、ある化学物質が、同一の化学組成であるにもかかわらず、複数の異なる結晶形を取る現象のこと。同質異像(どうしついぞう)ともいう。多形は、医薬品、農薬、色素、染料、食品、爆薬などの有機化学・無機化学等の分野に関連して使われる用語である。
見る 製剤と多形
大腸
大腸(だいちょう、)は、脊椎動物の消化器である消化管の一部で、小腸より肛門に近い部位に位置する器官である。腸管の太さと腸絨毛を欠く点で、小腸と区別される。 消化機能としては、細菌による食物繊維の発酵、および一部の栄養素の吸収と水分の吸収が行われる部位である。また、吸収されずに残ったものが便を形成し、排泄されるまでの間、貯留される部位でもある。何らかの原因で水分の再吸収がうまく機能しないと、水分の多い便が排泄される状態になるが、これを下痢と呼ぶ。
見る 製剤と大腸
丸剤
丸剤の画像(正露丸) 丸剤(がんざい、)とは、医薬品を球状に製したものであり、医薬品の剤形の名称の一つである。この項目は、特に明記がない場合、原則として医薬品としての丸剤に関連した内容を記載する。
見る 製剤と丸剤
三次構造
生化学において三次構造(さんじこうぞう、tertiary structure)は、タンパク質やその他の高分子が取る三次元構造で、その空間配置は原子座標によって定義される。
見る 製剤と三次構造
代謝
代謝(たいしゃ、)とは、生物の生存と機能に不可欠な一連の化学反応である。代謝の主な機能は大きく3つあり、食物を細胞プロセスを実行するためのエネルギーに変換すること、食物をタンパク質、脂質、核酸および一部の炭水化物の合成に必要な構成成分に変換すること、そしてを排出することである。酵素が触媒するこれらの反応によって生物は成長し、繁殖し、構造を維持し、環境に対応することができる。また、代謝という言葉は、消化、細胞内外・細胞間の物質輸送など、生体内で起こるすべての化学反応の全体を指すこともある。この文脈において、上記のような細胞内で起こる一連の反応を中間代謝()と呼ぶ。 代謝反応は、化合物の分解を伴う異化作用(例:細胞呼吸によるグルコースからピルビン酸への変換)と、化合物(タンパク質、糖質、脂質、核酸など)の合成を伴う同化作用(生合成ともいう)に大別される。一般に、異化作用はエネルギーを放出し、同化作用はエネルギーを消費する。
見る 製剤と代謝
仮比重
仮比重(かりひじゅう、bulk density)とは、土壌のような多孔質の物質の密度を表す値である。物質の重量(乾燥重量)を、その物質が内包する空間を含めた体積で割って得られる。もしくはこれをさらに水の比重で割ったものが用いられる。前者の場合の単位は g/cc、g/ml であり、後者の場合は無次元数である。 仮比重は物質の様々な状態に左右される値であり、物質種に固有の値ではない。例えば円筒に入れた穀物はある仮比重を持つが、この容器を揺すって粒同士がより密になるよう促せば、仮比重の値は上昇する。従って粉末状の物質の仮比重は、自然な状態(容器に入れただけの状態)と圧縮状態との2通りを記述するのが普通である。特に後者は輸送コンテナ等に入れて運搬する際に必要な情報である。
見る 製剤と仮比重
伝令RNA
分子生物学において、伝令RNA(でんれいアールエヌエー、)は、mRNAまたはメッセンジャーリボ核酸とも呼ばれ、タンパク質を合成する過程でリボソームによって読み取られる、遺伝子の遺伝子配列に対応する一本鎖のリボ核酸(RNA)分子である。 mRNAは、RNAポリメラーゼという酵素が遺伝子を一次転写産物のmRNA前駆体(pre-mRNA)に変換する転写過程で作られる。このpre-mRNAには通常、最終的なアミノ酸配列をコードしないイントロンという領域が含まれるが、これらはRNAスプライシングの過程で除去され、タンパク質をコードする領域であるエクソンのみが残る。このエクソン配列が成熟mRNAを構成する。
見る 製剤と伝令RNA
後発医薬品
後発医薬品(こうはついやくひん)、ジェネリック医薬品()とは、先発医薬品(新薬)の独占的販売期間の終了後に発売される、先発医薬品と同じ有効成分で効能・効果、用法・用量が同一とされており、先発医薬品に比べて低価格な医薬品である。医薬品の有効成分は一般名 で表せることから「ジェネリック医薬品」と呼ばれる。後発薬、GE薬といった略称で呼ばれることもある。 新薬の創薬には多大な開発経費がかかるため、その知的財産権は特許として保護されている。後発医薬品は、先発医薬品の特許期間(日本では20年から25年)終了後に発売される。さらに、先発医薬品の製造販売承認後の再審査期間(日本では6年から10年)終了後でなければ、特許が切れていても後発医薬品の承認申請はできない。
見る 製剤と後発医薬品
医薬品
伝統的な医薬品である生薬。写真は紅花。 粉状の医薬品を入れたカプセル アンプルに入った液状の医薬品 リタリン20 mg錠。 ブリスターパックされた医薬品の錠剤 医薬品(いやくひん、)は、ヒトや動物の疾病を診断・治療・予防する薬品である。飲用する内服薬、塗布する外用薬、注射する注射剤などがあり、剤形に詳述がある。医師らが診察に基づいて処方して薬剤師が調剤する処方箋医薬品と、薬局と薬店が販売する一般用医薬品がある。医薬品は臨床試験で有効性を実証したのちに先発医薬品(新薬、ピカ新)として承認される。新薬発売から20年経過後、後発医薬品(ジェネリック医薬品、ゾロ薬)も販売される。
見る 製剤と医薬品
医薬品設計
創薬サイクルの概略図 医薬品設計(いやくひんせっけい、英: Drug design; ドラッグデザイン)とは、生物学的標的の知識に基づいて新しい薬物を見出す創意に富んだ手法である。しばしば合理的医薬品設計または単に合理的設計とも呼ばれる。薬物は、タンパク質などの生体分子の機能を活性化または阻害する有機低分子が最も一般的であり、これにより患者にをもたらす。最も基本的な意味での医薬品設計は、相互作用する生体分子標的と相補的な形状と電荷を持ち、標的に結合する分子を設計することを含む。その他にも、通常の経路を強化するために、病気の場合に影響を受けているであろう特定の分子の働きを促進する方法もある。 医薬品設計は、コンピュータ技術を用いてモデル化することができ、コンピュータ支援創薬設計とも呼ばれる。また、生体分子標的の三次元構造の知識に依存した医薬品設計は、構造ベース薬物設計として知られている。これらの技術は、活性部位の構造と性質の知見から生体分子にうまく組み合う分子の構築を可能にする。
見る 製剤と医薬品設計
医薬品開発
医薬品開発 (いやくひんかいはつ、英:drug development) とは、創薬を通じたリード化合物の特定を受け、新しい医薬品を市場に投入する一連の過程である。これには、微生物や動物を用いた前臨床試験(ぜんりんしょうしけん)や、ヒトを対象とした臨床試験を開始するための治験薬の規制当局への申請、さらにはその薬を市場に出すための新薬申請で規制当局の承認を得るというステップが含まれる。 コンセプトから始まり、実験室での前臨床試験、第I-III相試験を含む臨床試験開発、そして医薬品が承認されるまでの全プロセスは、通常10年以上かかる。
見る 製剤と医薬品開発
化学分解
化学分解(かがくぶんかい、Chemical decomposition)は、化合物が2種以上の簡単な物質に変化する化学反応である。単に分解〈ぶんかい、decomposition〉という場合も多い。反応様式で分解の逆の構成となる化学反応は化学合成(化合)または合成と呼ばれる。 具体的には高温による熱分解や、光や放射線による光分解や放射線分解が代表的な分解である。 水の例を以下に示す。水は、電気分解によって水素分子と酸素分子に分解することができる。 過酸化水素は放置すると水と酸素に分解する。 反応様式で分解と逆反応とが可逆的に起こる状態は解離と呼ばれる。また、化合物が順次低分子量の物質に順次分解してゆく過程は日本語では減成〈げんせい、decomposition〉と呼ばれる。
見る 製剤と化学分解
化粧
化粧(けしょう、仮粧、英: makeup、仏: maquillage)とは、広辞苑によると、主として顔に、白粉(おしろい)や紅(べに)をつけて装い飾ること広辞苑第六版【化粧・仮粧】。
見る 製剤と化粧
ペースト
ペースト (paste) は、高い粘性のある流体。多くは懸濁した分散系である。 熱や乾燥などで固化するものもある。
見る 製剤とペースト
バイアル
ワクチンのバイアルと注射器 最新の平底プラスチックバイアルの例 点眼薬の無菌単回使用バイアル バイアル(、薬瓶とも)は、小さなガラスまたはプラスチック製の容器またはボトルであり、液体、粉末またはカプセルとして医薬品を保存するためによく使用される。また、科学的なサンプル容器としても使用される。例えば、分析クロマトグラフィーのオートサンプラー装置に使用される。バイアルのようなガラス容器は古典古代にまでさかのぼるが、現代のバイアルはポリプロピレンなどのプラスチックで作られることが多い。バイアルには、単回投与用バイアルおよび医薬品によく使用される多回投与用バイアルのような異なる種類のものがある。前者は一度だけ使用されるのに対し、後者は複数回使用される。米国CDCは、多用量バイアルに関する特定のガイドラインを設定している。
見る 製剤とバイアル
バイオアベイラビリティ
バイオアベイラビリティ()または生物学的利用能(せいぶつがくてきりようのう)もしくは生体利用率とは、薬剤学において、服用した薬物が全身循環に到達する割合をあらわす定数である。定義上、薬物が静脈内に投与される場合、そのバイオアベイラビリティは100%となる。一方、薬物がそれ以外の経路(例えば経口摂取)により投与される場合は、全身循環に到達するまでに不十分な吸収と初回通過効果を受けるため、そのバイオアベイラビリティは減少する事になる。静脈内投与以外の経路で投与する際、投薬量の計算にバイオアベイラビリティを考慮する必要がある事から、バイオアベイラビリティは薬物動態学において必須のツールである。
メソポタミア
メソポタミアに関連した地域の位置関係 メソポタミア(、ギリシャ語で「複数の河の間」)は、チグリス川とユーフラテス川の間の沖積平野である。現在のイラクの一部にあたる。 世界最古の文明が発祥した地であり、メソポタミアに生まれた文明を古代メソポタミア文明と呼ぶ。文明初期の中心となったのは民族系統が不明のシュメール人である。シュメールの後も、アッカド、バビロニア、アッシリアなどに代表される国々が興亡を繰り返した。やがて周辺勢力の伸張とともに独立勢力としてのメソポタミアの地位は低下していき、紀元前4世紀、アレクサンドロス3世(大王)の遠征によってヘレニズムの世界の一部となった。 メソポタミアには、西のユーフラテス川と東のティグリス川という2つの大河川が南北に流れており、とくに下流域には両大河によって堆積した肥沃な土壌が広がっている。地形は平坦で高低差が少ないため河道が変遷しやすく、河口近くでは広大な湿地帯が広がっている。また両大河はメソポタミア南端でペルシャ湾に注いでいるが、非常に低平であるため海面変動の影響を受けやすく、海水面の上昇がピークに達した紀元前3500年頃(いわゆる縄文海進)にはペルシャ湾の湾頭は200km以上も西進した。
見る 製剤とメソポタミア
ラベル
検査に合格したリンゴに貼られたラベル ラベル(label )、レーベル、レッテル(letter )とは、物事の表面に、名称、内容物、番号、所有者等、その物に関連する情報を記載するもの及び、それらを示す意匠のこと。 誤用であるがシールやデカールなど粘着する物という意味で使われる(ラベルの粘着は必要条件ではない)。
見る 製剤とラベル
ワニス
ワニス(Vernis、熟字訓で仮漆)、ニスまたはバニッシュ、バーニッシュ(Varnish)は、木材などの材料の表面を保護するために用いられる塗料の一種で、透明で硬い上塗り剤である。 オランダ語の「Vernis」が日本語に移入される際に「ワニス」と訛り、さらにその語を短縮して「ニス」と呼ばれるようになった。 誤用であるが、ラッカーなどによる光沢のある仕上げや状態を「ニス」と言う場合がある。また、本項のニスによる仕上げは必ずしも光沢があるわけでは無い。
見る 製剤とワニス
ブリスターパック
ブリスターパック(Blister pack)とは、板状プラスチックをバキュームフォームなどで成型し囲み込み、台紙や同素材のプラスチックに接着した物やスライド式着脱可能な包装のこと。日用雑貨や菓子、薬剤などで使用される。特に錠剤では気密性や防湿性が求められPTP (Press Through Package) と呼ばれることもある。通常、透明なパッケージとして中身を見せたい場合に多く使用される。瓶詰めや箱詰めより製造コストは低いとされ、購入者が商品を見て選べるなど利点がある。店頭での陳列の際は棒状のバーをパック上部の穴に通し、複数重ねて前後方向に並べられることが多い。 ブリスターパックと強調される狭義では、同素材のプラスチックで接着され道具無しで開けることができないものを示す。そのため、スライド式の台紙や厚紙が接着されているもの、PTPなどの押せば開けることができる包装はブリスターパックと呼ばない場合もある。
見る 製剤とブリスターパック
プレフォーミュレーション研究
プレフォーミュレーション研究(—けんきゅう、preformulation)とは製剤研究の第一段階であり、スクリーニングによって得られた候補化合物(原薬)の物性や安定性の調査や、生物薬剤学的評価を行い、剤形の決定など後の製剤化研究のアウトラインを決定する。 この段階で得られた情報は医薬品開発に還元され、前臨床試験のための貴重なデータとなる。 ふれふおむれしよん。
ビル&メリンダ・ゲイツ財団
ビル&メリンダ・ゲイツ財団(ビル アンド メリンダ・ゲイツざいだん、Bill & Melinda Gates Foundation; B&MGF)は、マイクロソフト元会長のビル・ゲイツと妻メリンダによって2000年に創設された世界最大の慈善基金団体である。2006年にはウォーレン・バフェットの300億ドルにのぼる寄附により財団の規模が倍増した(後述)。世界における病気・貧困への挑戦を主な目的としているが、特にアメリカ国内においては教育やITに接する機会を提供する活動を行っている。ワシントン州シアトルに本部を置き、ビル・ゲイツ、メリンダ・ゲイツ、ビル・ゲイツ・シニア(ビルの父)の3人の共同議長により運営されている。財団の理事は、主要な寄付者であるゲイツ夫妻とバフェットの3人である。また、マイクロソフトの元幹部ジェフ・レイクス、スーザン・デスモンド・ヘルマンが歴代CEOを務めてきた。2020年2月1日よりマーク・スズマンがCEOである。日本の報道機関はゲイツ財団または、ビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団と表記する。
フリーズドライ
フリーズドライの味噌汁 フリーズドライ(freeze drying)とは、現代において多用される真空凍結乾燥技術のこと。凍結乾燥あるいは冷凍乾燥とも言う。
見る 製剤とフリーズドライ
ドラッグデリバリーシステム
ドラッグデリバリーシステム(Drug Delivery System, DDS)とは、体内の薬物分布を量的・空間的・時間的に制御し、コントロールする薬物伝達システムのことである。薬物輸送(送達)システムとも呼ばれる。 ロバート・ランガーはDDSの功績によりチャールズ・スターク・ドレイパー賞を受賞した。
初回通過効果
初回通過効果(First pass effect)とは、薬物動態学において摂取された薬剤が、投与された部位から全身へ送られる際に肝臓などで代謝される過程のことを指す。薬剤によっては腸管壁を通過する際にその一部が代謝される。この代謝と初回通過効果を合わせて体循環消失と呼ぶ。
見る 製剤と初回通過効果
咽頭
咽頭(いんとう、pharynx)は、脊索動物門固有の器官で、消化管の前部で口腔と食道の中間にあり、胚の時期には、両側壁にいくつかの咽頭嚢が前後に並んで発生する部分のことである。咽頭と食道または喉頭の境界は第6頸椎である。 ヒトの咽頭は気管の入口にあって発声や誤嚥の防止といった機能を有する。
見る 製剤と咽頭
アルカリ
アルカリ(alkali)とは一般に、水に溶解して塩基性(水素イオン指数 (pH) が7より大きい)を示し、酸と中和する物質の総称。 典型的なものにはアルカリ金属またはアルカリ土類金属の水酸化物(塩)があり、これらに限定してアルカリと呼ぶことが多い。これらは水に溶解すると水酸化物イオンを生じ、アレニウスの定義による酸と塩基の「塩基」に相当する。一方でアルカリをより広い「塩基」の意味で用いることもある。
見る 製剤とアルカリ
アンプル
医薬品を保管するアンプル 1.4 kgの高純度セシウムが入った大きなアンプル。 アンプル(ampoule、またはampul、ampuleとも)は、固体や液体、気体のサンプルを封入して保存するために使用される、密閉されたガラス製のバイアル(小瓶)である。 アンプルの最も一般的な使用例は、空気や汚染物質から保護しなければならない医薬品や化学物質の保管である。サンプルを入れたアンプルは、薄い上部を直火で溶かすことによって密閉され、通常は首を折ることで開封する。薬剤の上の空間は、密封する前に不活性ガスで満たされることがある。ガラスアンプルの壁は通常、グローブボックスの中に難なく持ち込める程度の強度を持っている。
見る 製剤とアンプル
アジュバント
アジュバント (Adjuvant) とは、広義には主剤に対する補助剤を意味するが、一般的には主剤の有効成分がもつ本来の作用を補助したり増強したり改良する目的で併用される物質をいう。ラテン語の adjuvare(助ける)に由来する。免疫学の分野ではアジュバントは抗原性補強剤とも呼ばれ、抗原と一緒に注射され、その抗原性を増強するために用いる物質である。予防医学の分野では、ワクチンと併用することにより、その効果を増強するために使用される中込治・神谷茂 著『標準微生物学 第12版』、2016年1月15日 第12版 第2刷、574ページ。免疫学の分野ではアジュバントとは、抗原と抗原性を共有することのないままに、免疫を強化する物質の総称である。
見る 製剤とアジュバント
エタノール
エタノール(ethanol)は、アルコールの一種。揮発性の無色液体で、特有の芳香を持つ。別名はエチルアルコール (ethyl alcohol)。酒を酒たらしめる化学成分であり、酒精(しゅせい)とも呼ばれる。その分子は、油になじみやすいエチル基 CHCH- と水になじみやすいヒドロキシ基 -OH が結合した構造を持つ。 メタノールなど、他のアルコールが知られる以前から広く用いられてきた物質であり、エチルアルコールを指して単に「アルコール」と呼ぶことも多い。例えば、アルコール発酵で生じるアルコールはエタノールであり、アルコール飲料に含まれるアルコールもエタノールである。変性アルコールは、飲用への転用を防ぐために、毒性の強いメタノールや苦味の強いイソプロパノールが添加されたエタノールである。
見る 製剤とエタノール
カプセル剤
カプセル剤(カプセルざい、Capsules)とは、粉状、液状などの医薬品等をカプセルに充填するか、カプセル皮膜で被包成型した製剤である。前者を硬カプセル剤、後者を軟カプセル剤という。医薬品のみならず、いわゆる健康食品、サプリメントの剤形としても選択されている。 なお、カプレット剤はカプセルの形状・サイズを模した錠剤であり(カプセルとタブレットの合成語)、カプセル剤ではない。
見る 製剤とカプセル剤
キレート
EDTAの金属キレート複合体。赤の点線が配位結合を表す。金属に電子対を供給する酸素、窒素が八面体状に取りまいている。 エチレンジアミンのキレート 化学においてキレート とは、複数の配位座を持つ配位子(多座配位子)による金属イオンへの配位結合のこと。このような錯体をキレート錯体と呼ぶ。キレート錯体は配位子が複数の配位座を持っているために、配位している物質から分離しにくい。これをキレート効果という。分子の立体構造によって生じた隙間に金属を挟む姿から、「蟹のハサミ」を意味する chela (ラテン語 chēla、ギリシャ語 chēlē)に由来する。
見る 製剤とキレート
ゲル
ゲル( 、ゲール)またはジェル( )は、分散系の一種で、ゾルと同じく液体分散媒のコロイドに分類されるが、そのうちで、固体状のものを指す。日本語で「凝膠体」と呼ぶこともある。 ゲルは、流動性を持つゾルとは異なり、分散質のネットワークにより高い粘性を持ち流動性を失い、系全体としては固体状である。ゾル状態からへゲル状態へ転移する場合をゲル化 (英語: gelation)、転移点をゲル点と呼ぶ。 広義には固体分散媒のコロイドであるソリッドゾルを含むが、ここでは狭義のゲルを扱う。
見る 製剤とゲル
コールドチェーン
コンビニエンスストアに納品を行う冷凍冷蔵車。生鮮食料品もコールドチェーンの恩恵である コールドチェーン()とは、生鮮食品や医薬品などを生産・輸送・消費の過程で途切れることなく低温に保つ物流方式。日本語では「低温流通体系」とも表記される。この技術により、生鮮食品などの広域流通や長期間の保存が可能となった。技術が確立されるまでは常温での輸送が常識であり、日本料理の象徴とされる寿司や各種の魚料理も、コールドチェーンの普及前と後では全くその形態は異なっている。
見る 製剤とコールドチェーン
シュメール
シュメール(Sumer、シュメール語: Ki-en-ĝir15, 、sūmir, スーミル もしくは sūmar, スーマル。イラク口語発音だとソーマルなどになることもある。)は、古代メソポタミア南部地域の中の南部(現在のイラク南部地方)に住んでいた人々、その地域の名、およびその人々が築いた文明や文化の名称である。 ユーフラテス川とティグリス川に挟まれた地域は、考古学や古代史研究などでは現在、メソポタミアと呼ばれている。このメソポタミアの北部はアッシリアと呼ばれ、南部はバビロニアと呼ばれる。南部のバビロニア(現代のバグダードからペルシア湾に至る地域)のうち、古代都市ニップル近辺よりも北側をアッカド、南側をシュメール(シュメル)と呼ぶオリエント事典, pp.13-14.
見る 製剤とシュメール
シップ
シップ。
見る 製剤とシップ
スプレー
スプレー()は、高圧の空気などのガスや機械的な運動(人力、ピエゾ素子など)用いて液体を霧、泡などの状態で噴霧する装置である。液体の種類や噴霧の量などにより、様々な種類のスプレーがある。また駆動源の違いにより缶内の高圧ガスを利用した缶スプレー、電動ポンプなどによる電動スプレー、外部の空気圧を利用したエアスプレーなどがある。エアスプレーのうち、塗装用のものはスプレーガンやエアブラシと呼ばれる。なお、ディーゼルエンジンの燃焼室に燃料を霧状に噴射する噴射ポンプでは、早い時期から圧縮空気を不要としたものが主流となっており、それを「無気噴射方式」と呼んで旧来のものと区別する場合がある。 ここでは缶スプレーについて記述する。
見る 製剤とスプレー
充填剤
充填剤(じゅうてんざい、)は、樹脂やバインダー(プラスチック、複合材料、コンクリート)に添加される粒子であり、被添加物質の特定の性質を向上させたり、製品を安価にしたり、あるいはその両方を達成することができる。
見る 製剤と充填剤
光分解
光分解(ひかりぶんかい、こうぶんかい / 英:Photodissociation, Photolysis, Photodecomposition)とは、光化学反応の一種である。光化学分解ともいう。
見る 製剤と光分解
剤形
さまざまな錠剤 剤形(ざいけい、dosage form)は、医薬品や農薬をその目的、用途に応じ適切な形に製したものの形自体を意味する。剤型と表記する場合もある(表記に関しては“剤けい”の表記の項を参照)。 本稿では特に明記がない限り医薬品の剤形について述べる。
見る 製剤と剤形
副作用
副作用 (ふくさよう、side effect) とは、医薬品あるいは医療的処置の、副次的あるいは望ましくない作用のこと(A secondary, typically undesirable effect of a drug or medical treatment.)。 医薬品の使用、あるいは医療的処置に伴って生じた、治療者や患者が望んでいない作用全般のことである。(「副作用」と対比して、治療目的にかなった作用、治療者が本来望んでいた作用のほうは「主作用」や「薬効」と呼ぶ。)。 狭義には、医薬品の使用に伴って発現した好ましくないできごとのうち当該医薬品との因果関係が否定できないものを指す。この好ましくない作用を厳密に指す場合には、薬物有害反応(adverse drug reaction、ADR)の用語が用いられる。一般に副作用といった場合には、両者が混合して用いられている。その他の定義については、定義節にて触れる。
見る 製剤と副作用
創薬
創薬サイクルの概略図 創薬(そうやく、)日本において「創薬」という造語ができたのは1964年(薬学白書、野口照久による、)であるが、一般に使われ始めたのは1990年代からである。それ以前はプロセスを細分化することなく、臨床開発まで含めた一連のプロセスを医薬品開発と呼ぶのが通常であった。とは医学、生物工学および薬学において薬剤を発見したり設計したりするプロセスのことである。 歴史的に、大半の薬剤は、伝統治療薬(生薬)の有効性成分が同定されたり、ペニシリンのように偶然によって発見されたものであった。今日における創薬アプローチは、疾病や感作が分子生物学や生理学の見地で解明された制御機序や、その見地において見出された創薬対象の特性を理解することで薬剤を発見する手法である。 さらに最近は、古典的薬理学で治療効果があった物質を同定するために、合成低分子、天然物、または抽出物の化学ライブラリーを無傷細胞または全生物でスクリーニング(選別)している。ヒトゲノムの配列決定により、大量の精製タンパク質の迅速なクローニングと合成が可能になったので、逆薬理学として知られているプロセスで、病気を引き起こすと仮定された生物学的標的に対する大規模化学ライブラリーのハイスループットスクリーニングも一般的になってきた。これらのスクリーニングから得られたヒット(薬物候補)は、細胞内でテストされ、その後、動物で効能が評価される。 現代の創薬のプロセスは、スクリーニングヒット化合物の同定、合成、およびそれらのヒット化合物の最適化により、親和性、 (副作用の可能性を低減する)、有効性/効力、代謝安定性 (半減期を長くする)、および経口バイオアベイラビリティーを高めるための最適化などを行う。これらの試験で有用な化合物を見出すと、前臨床試験の医薬品開発プロセスが行われる。 このように、現代の創薬は通常、資本集約的なプロセスであり、製薬企業や政府 (助成金や融資保証) による多額の投資を伴う。技術の進歩や生物システムの解明が進んでいるのにもかかわらず、創薬は長期間を要す上に新薬発見の成功率は低い。2010年には、1つの新規化合物の研究開発費は約18億米ドルであった。21世紀に入り、基礎的な創薬研究は主に政府や慈善団体が資金を提供し、後期開発は主に製薬会社やベンチャーキャピタルが資金を提供するようになっている。医薬品が市場に出回るためには、いくつかの臨床試験段階を経て、新薬申請と呼ばれる承認プロセスを経る必要がある。 商業的あるいは公衆衛生上の成功をもたらす医薬品を発見するには、投資家、産業界、学術界、特許法、規制上の独占権、マーケティング、そして秘密とコミュニケーションのバランスをとる必要性など、複雑な相互作用が必要となる。一方、希少性が高いために商業的成功や公衆衛生上の効果が期待できない疾患については、希少疾病用医薬品の資金提供プロセスにより、患者が薬物治療の進歩に希望を持つことができるようになる。
見る 製剤と創薬
固体脂質ナノ粒子
固体脂質ナノ粒子(こたいししつなのりゅうし、、SLN、sLNP)や脂質ナノ粒子(、LNP)は、脂質で構成されるナノ粒子である。これらは新しい医薬品送達システム(およびの一部)であり、新しい医薬製剤である。ドラッグデリバリー担体としてのLNPは、2018年にsiRNA製剤で初めて承認された。LNPがより広く知られるようになったのは2020年後半のことで、RNAワクチン技術を用いたCOVID-19ワクチンの中には、壊れやすいmRNA鎖をした脂質ナノ粒子に封入して送達手段としたものがある(モデルナ社とファイザー - ビオンテック社の両方のワクチンが含まれる)。
見る 製剤と固体脂質ナノ粒子
四次構造
生化学において四次構造(よじこうぞう、quaternary structure)は、タンパク質の高次構造の一つで、折り畳まれた複数のポリペプチド鎖がお互いに会合した空間配置を指す。
見る 製剤と四次構造
器官
器官(きかん、organ)とは、生物のうち動物や植物などの多細胞生物の体を構成する単位で、協同して一定の機能を営んでいる組織の集合体。生体内の構造の単位としては、多数の細胞のうち形態と機能を同じくする細胞が集まって組織を構成し、複数の組織が集まって器官を構成している。
見る 製剤と器官
COVID-19ワクチン
COVID-19ワクチン(コビッド19ワクチン、COVID-19 vaccine)は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の原因ウイルスであるSARSコロナウイルス2(SARS-CoV-2)に対して、ヒトに獲得免疫を提供することを目的としたワクチンである。新型コロナウイルスワクチン、新型コロナワクチンとも呼ばれる。 2021年5月時点で、接種開始済みから開発中まで、複数の方式や製造元のワクチンが存在する(mRNAワクチン、DNAワクチン、ウイルスベクターワクチン、不活化ワクチン、組換えタンパクワクチン、ペプチドワクチンなど)。 世界的に見て、2020年末や2021年初頭から複数の製薬企業が開発・製造した複数種のCOVID-19ワクチンの接種が始まっている。各国のワクチンの接種状況を概観すると、早期にワクチン調達契約を結ぶことに成功して既に大規模に接種が行われた国がある一方、ワクチン調達で遅れをとり接種がほとんど進んでいない国も存在する(後節の「ワクチンの確保・接種状況」を参照)。
砂糖
砂糖の結晶 砂糖(さとう、Sugar、Zucker)は、甘みを持つ調味料(甘味料)である。物質としては糖の結晶で、一般に多用される白砂糖の主成分はスクロース(Sucrose、ショ糖)と呼ばれ、これはブドウ糖と果糖の両方で構成される。原料はサトウキビやテンサイである。 砂糖の歴史は古く、その発明は2500年前と考えられている。インドからイスラム圏とヨーロッパへ順に伝播してゆき、かつては植民地に開拓されたプランテーションで多数の奴隷を使役して生産された。19世紀末になると「高級品」ではなく、一般に普及する食品となり、20世紀以降になると生産過剰から、地球規模で生産調整が行われるようになった。 砂糖の摂取量の多さは食事を原因とする疾患のリスクと相関する。国によっては肥満税や砂糖税を導入するなど、砂糖消費の削減が試みられている。
見る 製剤と砂糖
空腸
空腸(くうちょう、Jejunum)は、十二指腸から続く小腸の一部で、回腸に続く。空腸と回腸は十二指腸と違い腸間膜があるので、空腸と回腸を総称して腸間膜小腸と分類する場合もある。 空腸と回腸の明確な解剖学的境界は無いが、おおむね口側の2/5が空腸、残りの3/5が回腸とされる。 肉眼的特徴としては内部に輪状襞(輪状ヒダ)と腸絨毛を認め、回腸よりやや太い。内壁にパイエル板(集合リンパ小節)がみられることもあるが、回腸より数は少ない。腸の項目も参照のこと。 また、腸液が分泌され、最終消化を行うところでもある。 空腸の名の由来は、死体解剖を行った際に内容物が見られなかった(「空っぽ」の空)ことに由来する。
見る 製剤と空腸
筋肉内注射
筋肉内注射(きんにくないちゅうしゃ、Intramuscular injection, also IM or im injection)とは医薬品を直接筋肉に注射することをいう。 医薬品の投与方法の一つである。一般的には筋肉注射または筋注と呼ばれる。
見る 製剤と筋肉内注射
精油
精油(せいゆ)またはエッセンシャルオイル()は、植物から産出される揮発性の油で久保亮五 他 編集 『岩波理化学辞典第4版』 岩波書店、1987年、それぞれ特有の芳香を持ち、水蒸気蒸留法、熱水蒸留法(直接蒸留法)などによって植物から留出することができるマリア・リス・バルチン 著 『アロマセラピーサイエンス』 田邉和子 松村康生 監訳、フレグランスジャーナル社、2011年。植物は、代謝産出物、排出物、フェロモン、昆虫の忌避剤などとして精油を産出すると考えられており、葉や花弁、根などの特別な腺に貯蔵される。一般に多数の化合物の複雑な混合物で、その芳香から主に食品産業で香料として利用されている。
見る 製剤と精油
粒径
粒径(りゅうけい、particle size)とは、粉粒体の粒子の大きさを表現するために、各粒子を完全な球体と仮定した場合に、その直径に相当する便宜的な値である。長さの次元を持つ。粒子がすべて球状あるいは立方体であれば、その直径や辺の長さで大きさを表現することができるが、実際の粒子はさまざまな形をしているため、粒径の定義が必要となる。
見る 製剤と粒径
粉
粉(こな、英語: powder)とは、固体物質が非常に細かく砕けたものである。特に穀物等を砕き微細な粒状に加工した食品の意味でよく用いられる。 他にも、砂糖、鰹節、粉末スープなどの調味料の粉、骨粉、さなぎ粉など肥料、飼料の粉、カーボンブラック、二酸化チタンなどの顔料の粉、染料の粉、医薬品の粉、金属の粉、新雪など、多くの物質が粉となりうる。これらについては粉末(ふんまつ)と呼ばれることが多い。 粉と、粒径が比較的大きい粒との境は曖昧であるが、一般的感覚で粉と感じられるのは、およそ直径0.1mm未満のものが多い。
見る 製剤と粉
紫外線
UVインデックス(紫外線指数) 紫外線(しがいせん、ultraviolet)は、波長が10 - 400 nm nm はナノメートルで、10-9 m に相当する。、即ち可視光線より短く軟X線より長い不可視光線の電磁波である。可視光線の紫色の外側という意味で紫外線という。1960年代(昭和35年)以前の呼び名は菫外線(きんがいせん)とも。また、英語の からと省略される。
見る 製剤と紫外線
総需要
マクロ経済学において、総需要(Aggregate demand, AD)もしくは国内最終需要(Domestic final demand, DFD)はある与えられた時点におけるある経済における最終生産物に対する全体の需要である。これは一国の国内総生産(GDP)に対する需要であるとも言える。一国の総需要はしばしば有効需要とも呼ばれるが、有効需要と総需要という用語自体は区別して使用されることが多い。 総需要曲線は、物価水準を縦軸に、実質生産量(Real output、実質GDP)を横軸に取った図において、右下がりの曲線として表される。総需要曲線が右下がりの曲線なのはピグー効果、ケインズの利子率効果、マンデルフレミングモデルの3つの効果によるものである。実質残高効果は物価水準が上昇することで資産の実質価値が低下し、これによって消費支出が減少することで財・サービスに対する需要が減少するというものである。ケインズの利子率効果は、物価水準が上昇することで実質マネーサプライが減少し、マネーサプライの減少を補うため債券が債券市場で売られることで債券価格は下落、利子率が高くなることで、投資が減少し、財・サービスに対する需要が減少するというものである。
見る 製剤と総需要
緩衝液
緩衝液(かんしょうえき、)は、緩衝作用のある溶液であり、弱酸とその共役塩基(英語版)や弱塩基とその共役酸を混合したものである。通常、単に緩衝液とだけいう場合は、水素イオン濃度に対する緩衝作用のある溶液を指し、本項目でも特別な注意書きがない場合にはこの意味の緩衝液について記述する。緩衝液は少量の酸や塩基を加えたり、多少濃度が変化したりしても pH が大きく変化しないようにした溶液のことである。 弱酸とその塩などを溶かした水溶液を指すことが多い。微生物の培養や化学物質の保存・分離などに用いられる。
見る 製剤と緩衝液
罨法
罨法(あんぽう、poultice)は、漢方医学の治療法の一つでもあり、身体の一部を温めたり冷やしたりして病状の好転を図る治療方法のこと。基礎看護技術の一つ。「罨」という字には「おおう」「かぶせる」という意味があり、布などを使って局所をおおったりすることからこの表現が使われてる。温める場合は「温罨法」といい、冷やす場合は「冷罨法」という 2018年5月11日閲覧。 通常は医師の指示によって行われるものだが、医師の指示を仰がずに看護師の判断によって実施することもできる。
見る 製剤と罨法
結晶
石英の結晶 走査型トンネル顕微鏡により観測されたグラファイト表面の結晶構造 とは、原子、分子、またはイオンが、規則正しく配列している固体である。
見る 製剤と結晶
組織 (生物学)
生物学における組織(そしき、Gewebe、tissu、tissue)とは、形態及び機能を同じくする細胞の集合体。生体内の各器官(臓器)は、何種類かの組織が決まったパターンで集まって構成されている。
見る 製剤と組織 (生物学)
瓶
瓶、壜(びん)は、ガラスや陶器を材料とした容器。
見る 製剤と瓶
生薬
生薬(しょうやく、きぐすり、Crude drug)とは、天然に存在する薬効を持つ産物を、そこから有効成分を精製することなく、体質の改善を目的として用いる薬の総称。生薬の大半は植物由来のものであるが、動物や鉱物などに由来するものもある 日本漢方製薬製剤協会、2019年9月21日閲覧。。世界各地の伝統医学で多くの生薬が用いられている。 漢方薬は、生薬であるが漢方医学に基づいたものであり同一の概念ではない。
見る 製剤と生薬
甘味料
甘味料(かんみりょう、Sweetener)とは、食品に甘みをつけるために使われる調味料である。日本の食品衛生法による食品の表示にあっては食品添加物に区分される。砂糖以外の甘味料は、第二次世界大戦中や終戦直後の砂糖不足の時代には、単に砂糖の代わりの代替甘味料という位置付けであったが、その後の食生活の変化などにより、最近ではその使用目的が、低カロリー、低う蝕性(虫歯になりにくい性質)、腸内環境の改善などへと多様化してきている。
見る 製剤と甘味料
燻蒸
燻蒸(くんじょう、)とは、主に害虫駆除やカビ防止、殺菌の目的で、気体(ガス)の薬剤を対象に浸透させる方法。エアロゾルまたはミスト状にした液体や固体粒子の薬剤を使う方法は、対象の表面には付着するものの内部への浸透が弱く、厳密には燻蒸ではない岩田泰幸「」公益財団法人 文化財虫菌害研究所(2024年6月7日閲覧)。
見る 製剤と燻蒸
界面活性剤
界面活性剤(かいめんかっせいざい、surface active agent, surfactant)とは、分子内に水になじみやすい部分(親水基)と、油になじみやすい部分(親油基・疎水基)を持つ物質の総称。両親媒性分子と呼ばれることも多い。ミセルやベシクル、ラメラ構造を形成することで、極性物質と非極性物質を均一に混合させる働きをする。また、表面張力を弱める作用を持つ。 石鹸をはじめとする洗剤の主成分である。多数の界面活性剤が存在し、サポニンやリン脂質、ペプチドなどの天然にも界面活性剤としてはたらく物質は多い。
見る 製剤と界面活性剤
非政府組織
は、民間人や民間団体のつくる機構・組織であり、国内・国際の両方がある。日本語では、NGO(エヌジーオー)という言葉が、国際的なものとして使われており、「国際協力に携わる組織」や「政府を補完する側面」というような場合に使用される。ただし、英語ではNGOは可算名詞としてみなされているため、原則として「NGOs」と記される。
見る 製剤と非政府組織
蝋
蝋(蠟、ろう)、あるいはワックス (wax) は、融点の高い油脂状の物質(ワックスエステル)。多くの場合、室温では軟らかく滑らかな固体で、水の沸点 (100℃) より低い融点を持ち、気体はよく燃焼する。
見る 製剤と蝋
静脈注射
静脈注射(じょうみゃくちゅうしゃ、、英略語: IV)は、静脈に直接水分や薬物、栄養素等を投与する医療技術である。意識レベルの低下などにより、で食物や水を摂取できない、あるいは摂取しようとしない人への水分・栄養補給に用いられる投与経路のひとつである。また、血液製剤や電解質異常を是正するための電解質など、薬物投与やその他の治療にも使用される。投与速度や投与機器により、速い順にポンピング、ボーラス注射(単に注射とも)、点滴静脈注射、持続注入に分類される。本稿では、静脈注射に関わる事物について概説する。
見る 製剤と静脈注射
顔料
粉末状の天然ウルトラマリン顔料 合成ウルトラマリン顔料は、化学組成が天然ウルトラマリンと同様であるが、純度などが異なる。 顔料(がんりょう、pigment)は、着色に用いる粉末で水や油に不溶のものの総称。着色に用いる粉末で水や油に溶けるものは染料と呼ばれる。 特定の波長の光を選択的に吸収することで、反射または透過する色を変化させる。蛍光顔料を除く、ほぼ全ての顔料の呈色プロセスは、自ら光を発する蛍光や燐光などのルミネセンスとは物理的に異なるプロセスである。 顔料は、塗料、インク、合成樹脂、織物、化粧品、食品などの着色に使われている。多くの場合粉末状にして使う。バインダー、ビークルあるいは展色剤と呼ばれる、接着剤や溶剤を主成分とする比較的無色の原料と混合するなどして、塗料やインクといった製品となる。実用的な分類であり、分野・領域によって、顔料として認知されている物質が異なる。
見る 製剤と顔料
血漿
血漿(けっしょう、Blood plasma、プラズマ)は、血液に含まれる液体成分の一つで、血液の55%を占める。血液を試験管にとって遠心沈殿すると、下の方に赤い塊りができ、上澄は淡黄色の液体になる。赤い塊りは主として赤血球の集りで、上澄の液体が血漿である。赤血球と血漿との容積の比はほぼ半々ぐらいである。血漿はアルブミンとグロブリンからなるタンパク質を約7.0%程度含んでおり、その他K、Na、Caなどの電解質やビタミンなどを含んでいる。
見る 製剤と血漿
香料
香料(こうりょう、flavor)は、食品に香りと味の一部を付与する食品添加物(フレーバー)と、食品以外のものに香りを付けるフレグランス(香粧品香料)に大別される。
見る 製剤と香料
角質
真皮(Dermis) 角質(かくしつ)とは、硬タンパク質の一種であるケラチンの別称。皮膚バリア機能を担う角質からなる構造は、角層、または角質層、または角質細胞層と呼ばれる。 ケラチン自体は上皮細胞の中間径フィラメントを構成するタンパク質であるため、動物の外胚葉、内胚葉を問わず上皮細胞に普遍的に見られる。脊椎動物の四足類、つまり両生類、爬虫類、鳥類、哺乳類では表皮細胞が内部にこれを蓄積して死滅し、角質化という現象を引き起こすことで、強靭な集合体を形成する。これらの動物では皮膚の表皮の角質化が特に著しくなって形成された強固な器官を持つことが多い。たとえば鳥類やカメなどのくちばし、爬虫類や魚類などの表皮由来の鱗、哺乳類の角の中でもウシ科にみられるような洞角の角鞘の部分や、サイの角の全体は角質からなる。そもそもケラチンとは「角の物質」を意味し、角質はその訳語である。ただし、ケラチンは上述のように角質化しない上皮組織にも含まれて細胞骨格として機能しており、こうした角質化していない組織におけるケラチンを日本語で角質と呼ぶことはまずない。
見る 製剤と角質
賦形剤
1gの薬品原末と9gの乳糖 黄土色が薬品原末 混和し10倍散としたもの 賦形剤(ふけいざい、vehicle, diluent, excipient)とは、医薬品や農薬などの取扱いあるいは成形の向上や服用を便利にするために加える添加剤。錠剤では、結晶セルロース、乳糖やデンプンがよく用いられる。
見る 製剤と賦形剤
軟膏剤
300px 軟膏剤(なんこうざい、オイントメント、英: ointments)、皮膚外用剤(ひふがいようざい)とは、皮膚疾患の治療の一つである皮膚外用療法に使用される医薬品の半固形の製剤である。 有効成分とワセリンなどの基剤の組み合わせで構成されており、基剤の中に分散して有効成分が存在する形になっている。有効成分と基剤をそのまま混合するか、溶媒に溶かすか加熱融解させて混合して製する。チューブやプラスチックやガラスの瓶に詰められて流通している。 「軟膏」の狭義の意味では、ワセリンなどの油脂性基剤を用いたものに限られるが、日本薬局方の規定では乳剤性基剤を用いたクリーム剤も含まれている。ここでは、狭義の軟膏に限らず皮膚に外用する薬剤一般につき解説する。
見る 製剤と軟膏剤
農薬
農薬(のうやく、agricultural chemicalagrochemical、または、agrichemicalと省略される。)とは、農業の効率化、あるいは農作物の保存に使用される薬剤の総称。殺菌剤、防黴剤(ぼうばいざい)、殺虫剤、除草剤、殺鼠剤(さっそざい)、植物成長調整剤(通称「植調」:植物ホルモン剤など)等をいう。また、害虫や雑草の駆除に利用される天敵や捕食者は「生物農薬」と呼ばれる。
見る 製剤と農薬
錠剤
様々な錠剤 錠剤(じょうざい、)とは、有効成分または有効成分に賦形剤等を加えたものを圧縮形成などの方法により一定の形に製した固形の製剤である。 携帯性に優れ、容易に一定量を取ることができる。 この項目では医薬品の錠剤について述べる。
見る 製剤と錠剤
胃
1. 食道 2. '''胃''' 3. 十二指腸 4. 小腸 5. 盲腸 6. 虫垂 7. 大腸 8. 直腸 9. 肛門 胃(い、英語:stomach)は、消化器を構成する器官。
見る 製剤と胃
胃酸
胃酸(いさん、Gastric acid、stomach acid; 胃液〈gastric juice〉)は、胃内壁の中で形成される消化液である。塩酸、塩化カリウム、塩化ナトリウムで構成される。タンパク質のアミノ酸の長い鎖を分解する消化酵素を活性化するという重要な役割を果たしている。食後など、必要なときに胃酸の生産を増やすフィードバック機構がある。 胃の他の細胞は、胃酸を緩衝して調整されたpHを確保するため、塩基である重炭酸塩を産生する。胃酸が胃を傷つけるのを防ぐために、これらの細胞は粘液(粘性のある障壁)を作り出す。膵臓はさらに重炭酸塩を大量に産生し膵管を介して分泌することで十二指腸を通過する胃酸を中和する。
見る 製剤と胃酸
関節
ヒト(脊椎動物)の骨の関節 関節(かんせつ、)は、動物の体において、複数の骨格がお互いに連結する部分である。脊椎動物の骨・節足動物の外骨格などに見られる。
見る 製剤と関節
薬局方
薬局方(やっきょくほう、、)は、医薬品に関する品質規格書。医薬品や生薬が収載されているほか、試験法や純度の基準・剤型などが記されている。 国または地域ごとに制定されており、多くは公定書である。日本においては、特に指定されていない限り、「日本薬局方」(略して「日局」「局方」)を指す。日本薬局方(Japanese Pharmacopoeia, JP)、中国薬局方(中国药典 (中国薬典)、Pharmacopoeia of the People's Republic of China, PPRC)、米国薬局方(United States Pharmacopeia, USP)、英国薬局方(British Pharmacopoeia, B.P.)、ヨーロッパ薬局方(European Pharmacopoeia, EP)などが主な薬局方とされる。他の国々は、これら薬局方を参考に、伝統医薬品類を加え、国情に合わせて作成している。
見る 製剤と薬局方
薬物
薬物(やくぶつ、)とは、生物が摂取することでその生理や心理に変化をもたらす物質のことである。一般に薬物は、食品や栄養サポートのための物質とは区別される。薬物の摂取方法(投与経路)には、、注射、喫煙、皮膚に貼るを介した、座薬、またはなどがある。 薬理学で「薬物」とは、生体に投与されると生物学的な効果をもたらす化学物質を指し、一般にその構造はわかっている。「医薬品」(medication)とは、「薬剤」または「薬」とも呼ばれ、薬物治療、治癒、予防、診断、あるいは健康の促進のために使用される化学物質である。伝統的に薬物は薬用植物から抽出し入手していたが、最近では有機合成によっても得られるようになった。医薬品は、限られた期間で使用する場合と、慢性疾患に対して定期的に使用する場合がある。
見る 製剤と薬物
蒸発
蒸発(じょうはつ、evaporation)とは、液体の表面から気化が起こる現象のことである。常温でも蒸発するガソリンなどの液体については、揮発(きはつ)と呼ばれることもある。
見る 製剤と蒸発
肝臓
肝臓(かんぞう、ἧπαρ (hepar)、iecur、Leber、liver)は、哺乳類・鳥類・両生類・爬虫類・魚類等の脊椎動物に存在する臓器の一つ。 ヒトの場合は腹部の右上に位置する内臓である。ヒトにおいては最大の内臓であり、体内維持に必須の機能も多く、特に生体の内部環境の維持に大きな役割を果たしている。 本稿では主にヒトについて記載する。
見る 製剤と肝臓
腸
腸(ちょう、intestines)は、食物が胃で溶かされた後、その中の栄養や水分を吸収する器官。末端は肛門であり、消化された食物は便となり、排便により体外へと排出される。腸の構造は動物によって異なり、摂取する食物による違いが大きい。
見る 製剤と腸
酸化還元反応
酸化還元反応(さんかかんげんはんのう)とは化学反応のうち、反応物から生成物が生ずる過程において、原子やイオンあるいは化合物間で電子の授受がある反応のことである。英語表記の Reduction / Oxidation から、レドックス (Redox) というかばん語も一般的に使われている。 酸化還元反応ではある物質の酸化プロセスと別の物質の還元プロセスが必ず並行して進行する。言い換えれば、一組の酸化される物質と還元される物質があってはじめて酸化還元反応が完結する。したがって、反応を考えている人の目的や立場の違いによって単に「酸化反応」あるいは「還元反応」と呼称されている反応はいずれも酸化還元反応と呼ぶべきものである。酸化還元反応式は、そのとき酸化される物質が電子を放出する反応と、還元される物質が電子を受け取る反応に分けて記述する、すなわち電子を含む2つの反応式に分割して記述することができる。このように電子を含んで式化したものを半反応式、半電池反応式、あるいは半電池式と呼ぶ。
見る 製剤と酸化還元反応
酵素
リボン図)。酵素の研究に利用される、構造を抽象化した図の一例。 とは、生体内外で起こる化学反応に対して触媒として機能する分子である。酵素によって触媒される反応を「酵素的」反応という。このことについて酵素の構造や反応機構を研究する古典的な学問領域が、酵素学(こうそがく、enzymology)である。 酵素は生物が物質を消化する段階から吸収・分布・代謝・排泄に至るまでのあらゆる過程(ADME)に関与しており、生体が物質を変化させて利用するのに欠かせない。したがって、酵素は生化学研究における一大分野であり、早い段階から研究対象になっている。 最近の研究では、の新しい分野が成長し、進化の間、いくつかの酵素において、アミノ酸配列および異常な「擬似触媒」特性にしばしば反映されている生物学的触媒を行う能力が失われたことが認識されている。
見る 製剤と酵素
In vitro
in vitro試験の様子 in vitro(イン・ビトロ、イン・ヴィトロ)とは、生物学の実験などにおいて、試験管内などの人工的に構成された条件下、すなわち、各種の実験条件が人為的にコントロールされた環境であることを意味する。語源は「ガラスの中で(試験管内で)」を意味するラテン語である。また、対立する概念はin vivoである。
見る 製剤とIn vitro
投与経路
投与経路(とうよけいろ)とは薬理学や毒性学において薬物、毒物その他の化合物を体内に送り込むための方法と経路を指す。与えられた物質は、体内に導入された場所からその機能が発現する特定の部位へと輸送されなければならない(このことは、たとえ角質層を通した皮膚内部への単なる浸潤だったとしても言えることである)。しかしながら生体の輸送機構を用いて薬物を輸送することはそれほど単純なことではない。吸収、分布、代謝、排泄 (ADME) のプロセスに関連する薬物の薬物動態学的性質は投与経路に大きく影響をうける。
見る 製剤と投与経路
接着剤
接着剤(せっちゃくざい、Adhesive、Glue)は、物と物をつなぐ(接着)ために使われる物質。塗料やラミネート・シーリング材なども、片面を接着するという機能から接着剤の一種に含まれることがある。日本で初めて製造された合成接着剤はセメダインである。 国際標準化機構(ISO)では接着を「接着剤を媒介とし、化学的もしくは物理的な力またはその両者によってふたつの面が結合した状態」と定義する。なお、接着剤と粘着剤は厳密には性質の異なるものである(後述)。日本では家庭用品品質表示法の適用対象とされており雑貨工業品品質表示規程に定めがある。
見る 製剤と接着剤
排泄
排泄(はいせつ、英称:excretion)は、老廃物(物質代謝の結果生じた不要物や有害物)等を、生物が体外遊離させる現象。特にまとまった量の固体や液体を体外に排出する点に重きが置かれ、発汗や蒸散のような緩慢な放出や、消化管内で発生したガス(いわゆる屁)及び呼吸に伴う二酸化炭素の放出等は通常除外される。 生物にとって有用な物質の放出や、放出する事自体に意味がある場合は分泌として区別される。ただし生物による物質の放出が排泄・分泌のいずれに該当するのかという線引きは難しく、皮膚腺からの分泌、特に哺乳類の汗腺による発汗のように、分泌と排泄の双方の意義を持つ例も多い。 日常生活においては、「排泄」を排便(あるいは「排泄物」を便)の婉曲語として使うことが多いが、学術的には区別されるべきものである。
見る 製剤と排泄
捕捉剤
捕捉剤(ほそくざい、scavenger)とは連鎖反応や分解を停止させる目的で添加する化学物質である。例えば、ラジカル捕捉剤(ラジカルほそくざい、redical scavenger)や酸素捕捉剤(さんそほそくざい、oxgen scavenger)のように捕捉する化学種とともに言い表される。 捕捉剤を貯蔵目的に応用したものは安定剤(あんていざい、stabilizer)、防止剤(ぼうしざい)や保存剤(ほぞんざい)と称される場合もある。
見る 製剤と捕捉剤
標的化ドラッグデリバリー
標的化ドラッグデリバリー(ひょうてきかドラッグデリバリー、)は、スマートドラッグデリバリー()とも呼ばれ、体内のある部分の薬物濃度を他の部分に比べて高くすることで、薬物を患者に送達する方法である。この送達方法は、従来のドラッグデリバリーの欠点に対抗するために、ナノ粒子を介した薬物送達の使用を計画するナノメディシンに基づいている。これらのナノ粒子には薬物が充填(じゅうてん)され、病変組織が存在する体の特定の部分を標的とするため、健康な組織との相互作用は回避される。標的化ドラッグデリバリーシステムの目標は、病変組織との薬物相互作用を延長し、局在化し、標的化し、保護することである。従来のドラッグデリバリーシステムは、生体膜を横切って薬物を吸収するのに対し、標的化放出システム()は、剤形で薬物を放出する。標的化放出システムの利点は、患者が服用する用量の頻度の減少、薬物のより均一な効果、薬物の副作用の減少、循環薬物レベルの変動の減少である。このシステムの欠点はコストが高いことで、これにより生産性が悪くなり、投与量の調整能力が低下することである。
水素イオン指数
水素イオン指数(すいそイオンしすう、hydrogen ion exponent 、Wasserstoffionenexponent)とは、溶液の酸と塩基の程度を表す物理量で、記号pH(ピーエッチ、ピーエイチ、ペーハー)で表す。水素イオン濃度指数または水素指数とも呼ばれる。1909年にデンマークの生化学者セーレン・セーレンセンが提案した『化学の原典』 p.
見る 製剤と水素イオン指数
水溶液
水溶液(すいようえき)は、物質が水(H₂O)に溶解した液体のこと。つまり、溶媒が水である溶液。水分子は極性分子なので、水溶液の溶質となる物質はイオン結晶もしくは極性分子性物質となる。
見る 製剤と水溶液
治験
治験(ちけん)とは、臨床試験(Clinical trial)のうち未承認や適応外の医薬品もしくは医療機器の製造販売に関して、医薬品医療機器等法上の承認を得るために行われる試験である。臨床試験は、ヒトを対象とした医学系研究(臨床研究)のうち、医薬品や治療などにより人体に変化を伴う研究(介入研究)を行うものを指す。治験以外の臨床試験は、医薬品や医療機器、外科的手技などの治療を試験的に行い、有効性や安全性を調べることを目的とする。ヒトを対象にする前に細胞や実験動物を用いた非臨床試験で検討し、有効性が期待でき、安全性にも問題がないと考えられた場合に行われる。 治験は薬事承認を取得することが目的であるため、製薬企業が医師に依頼をする「企業治験」が行われてきた。2003年に薬事法が改正され、「医師主導治験」として医師が主体となって治験を行えるようになった。それにより医師自らが国内未承認薬や適応外処方薬の薬事承認を取得して、臨床の場で使うことが可能となった。
見る 製剤と治験
注射
注射を受ける児童 注射(ちゅうしゃ)とは、注射針を用いて直接体内に薬剤を注入する投与法。注射に使う器具を注射器という。
見る 製剤と注射
注射剤
注射剤(ちゅうしゃざい、Injections)とは、注射針を用いて皮内、皮下の組織または血管内などに直接投与する液状または用時溶解して液状にして用いる医薬品の製剤である。
見る 製剤と注射剤
注射器
注射器(ちゅうしゃき、Syringe)は、液体や気体を注入あるいは吸引するために用いられる器具。注射器によって生物に薬剤を注入する行為を注射と呼ぶ。
見る 製剤と注射器
消化
消化(しょうか、digestion)とは、生物が外部から摂取した物質を分解処理して、利用可能な状態にする過程のことである生化学辞典第2版、p.648 【消化】。消化は、生体の体内や体外、細胞内または細胞外の様々な場所で行われる。消化の方法としては、機械的に破砕する物理的消化や、コロイドや分子レベルにまで分解する化学的消化が存在し、消化器ごとにも分類される。
見る 製剤と消化
温度
とは、温冷の度合いを表す指標である。
見る 製剤と温度
湿度
湿度(しつど、humidity)とは、大気中の水蒸気量(いわゆる「しめっぽさ」)を表す数値である。様々な定義がある。 気象予報などでは、一般に相対湿度が用いられる。相対湿度とは、飽和水蒸気量(水蒸気として存在可能な最大の水蒸気量)に対する、実際の水蒸気量の比率である。なお、飽和水蒸気量は温度ごとに異なり、同じ温度のもとでは一定する。 絶対湿度()とは、国際的には容積絶対湿度のことである。しかし、日本では空気調和工学の分野では重量絶対湿度(混合比)が「絶対湿度」と呼ばれる。
見る 製剤と湿度
溶媒和
水分子に囲まれたナトリウム 溶媒和(ようばいわ、Solvation)とは、溶質分子もしくは溶質が電離して生じたイオンと溶媒分子とが、静電気力や水素結合などによって結びつき取り囲むことで溶質が溶媒中に拡散する現象のことである。 溶媒が水である場合、特に水和(英: hydration)という。 極性溶媒にイオン性物質や極性物質が溶けやすいのは溶媒和による。一方、無極性物質が溶けにくいのは溶媒和がほとんど起こらないためである。 無極性溶媒の場合、溶媒和はほとんど見られない。
見る 製剤と溶媒和
溶解
水に溶解する塩 溶解(ようかい、)とは溶質と呼びあらわされる固体、液体または気体が溶媒(液体)中に分散して均一系を形成する現象。 その生成する液体の均一系は溶液と呼ばれる。溶解する場合の分散は単一分子であったり、分子の会合体であったりする。あるいは金属工学などでは金属の融解(英: melting)を溶解と呼ぶこともある。
見る 製剤と溶解
溶解度
溶解度(ようかいど、solubility)とはある溶質が一定の量の溶媒に溶ける限界量を言う。飽和溶液の濃度である。通常、溶ける溶質の質量や、飽和溶液100 gに溶けている溶質の質量などで表す。本来は無名数であるが、一般に等の単位を付して表す。この場合、溶媒が水ならとなる。溶解度は温度によって変化し、固体に関しては、例外もあるが、温度が上がると溶解度が上がるものが多い。 気体の溶解度は一定温度で、1 atm(1気圧)の気体が溶媒1 mlに溶ける体積を標準状態(STP)に換算して表す。この溶解度は温度によって変化する。 化学の金言として「似たものは似たものを溶かす」と言われる。これが意味するところは、極性分子は極性分子(水)に溶解し、非極性分子は非極性溶媒(例)油に溶解するという傾向のことである。このため溶媒同士でも水と油は溶けあわず分離し、水とエタノールではよく混和する。
見る 製剤と溶解度
滑剤
滑剤(かつざい)は、粉末、固体、顆粒状の素材を加工する際に、素材と加工機、また素材の粒子同士の摩擦を軽減させる目的で使用される添加剤。前者を外部滑性、後者を内部滑性と呼び、いずれも流動性・離型性を高め、加工性を向上させる。
見る 製剤と滑剤
潤滑剤
潤滑剤(じゅんかつざい、英語:lubricant)とは、潤滑のために使用する、グリースや潤滑油などといった物質のこと。減摩材ともいう。機械の可動部分に塗って相接する固体の摩擦を減らし、摩擦熱や摩耗を防ぐ。
見る 製剤と潤滑剤
有効成分
有効成分(ゆうこうせいぶん)とは、医薬品、医薬部外品や農薬などに含まれる物質のうち生理活性を示すもののこと。英語の active ingredient を略し AI、a. i. となどとも表記する。医薬品については、active pharmaceutical ingredient の略で、APIと表記される場合もある。製剤加工前の有効成分を原体(げんたい)や原末(げんまつ)とも呼ぶ。 医薬品では製剤に含まれる物質は普通、有効成分と賦形剤に分けられる。有効成分は1種類とは限らず、複数が混合されることもある。賦形剤は剤形(錠剤、軟膏剤、懸濁剤等)を決める物質であり、薬効のない成分であるが、有効成分の吸収などを調節する効果を持つ場合もある。
見る 製剤と有効成分
浣腸
浣腸(かんちょう、「灌腸」とも)とは、肛門および直腸を経由して腸内に液体を注入する医療行為、もしくはそれに使用する薬剤や器具の総称。 主に、便秘治療、検査・手術前や出産時の腸管内排泄物除去のために行われ、グリセリン液やクエン酸ナトリウムが薬剤として使用される。 通常日本では医師でなければ浣腸を行うことは出来ないが、以下の(使用)条件を満たしている一般用の浣腸剤を使うことができる。
見る 製剤と浣腸
摂取
摂取(せっしゅ)とは、生物が物質を食べたり飲んだり吸い込むなどして体内に吸収すること。
見る 製剤と摂取
懸濁液
小麦粉を分散させた水。青っぽく見えるのは、青い光は赤い光よりも小麦粉の粒子で反射しやすいためである 懸濁液(けんだくえき)は、固体粒子が液体中に分散した分散系。英語では、サスペンション (suspension) あるいはスラリー (slurry)。サスペンジョンともいうが、こちらはドイツ語のズスペンジオーン (Suspension) が混ざった呼び名である。 粒子はコロイド粒子(100nm程度以下)のこともあるが、それより大きな光学的粒子のこともある。コロイド粒子の場合は懸濁コロイドなどと呼び、光学的粒子の懸濁液を特に懸濁液と呼ぶこともある。 光学的粒子の懸濁液は、コロイド溶液とは異なり、時間が経つと定常状態に落ち着く。懸濁粒子は顕微鏡で見ることができ、静かな場所に置くと時間の経過に連れて沈静化する。この点で懸濁液は、粒子がより小さく、沈静化することのないコロイド液と異なる。
見る 製剤と懸濁液
医薬製剤、製剤学、製剤設計学 別名。

