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DiffServ

索引 DiffServ

DiffServ (ディフサーブ、Differentiated Services) は IPネットワークにおいて IntServ のように通信フローごとに QoS 保証 (通信品質保証) を行うのでなく、複数のフローをまとめて (アグリゲートして) 数個程度のクラスを作り、クラスごとに決まった QoS 保証法の組合せを適用する 統合型QoS 保証法である。IETF の などの標準ドキュメントによって規定されている。DiffServは「ソフトQoSモデル」とも呼ばれている。

目次

  1. 26 関係: ポリシーベース・ネットワーク管理メディア (媒体)ランダム初期検知ルータートラヒック理論トラフィックシェーピングパケットパケット・クラシファイアパケット・スケジューリングホップ (ネットワーク)ベストエフォートアドミッション制御インターネット・プロトコル・スイートインターネットサービスプロバイダオーバープロビジョンスケーラビリティサービス水準合意DSCP資源配分電気通信事業者Internet Engineering Task ForceInternet2IntServQuality of ServiceRSVPWorld Wide Web

  2. インターネット技術

ポリシーベース・ネットワーク管理

ポリシーベース管理の手法にもとづいてコンピュータネットワークを管理することをポリシーベース・ネットワーク管理という。

見る DiffServとポリシーベース・ネットワーク管理

メディア (媒体)

メディア(media)は、情報の記録・伝達・保管などに用いられる物や装置のことである。媒体(ばいたい)などと訳されることもある。 記録・保管のための媒体(記録媒体、記憶装置)と伝達・コミュニケーションのための媒体に大別することができる。 また不特定多数の受け手を対象に情報を発信する報道機関の「マスメディア」や「マスコミ」を指すこともある。

見る DiffServとメディア (媒体)

ランダム初期検知

350px ランダム初期検知(ランダムしょきけんち、random early detection, RED)あるいはランダム初期廃棄(ランダムしょきはいき、random early discard, RED)は、アクティブキュー管理アルゴリズムの一種。輻輳防止アルゴリズムの一種でもある。 従来からあるテールドロップ方式では、ルーターなどのネットワーク機器は可能な限り多くのパケットを溜め込み、バッファに入りきらなくなったパケットを単に捨ててしまう。バッファが常に満杯なら、ネットワークは輻輳状態である。テールドロップは不公平であると言われている。テールドロップはTCPグローバル同期の原因にもなり、全てのTCPコネクションが同時に待ち状態になり、同時に再開しようとする状態が発生しやすい。ネットワークは利用率が低下していくことになる。REDはこの問題への対処である。

見る DiffServとランダム初期検知

ルーター

250px アバイア 27Tbps ルータ ルーターまたはルータ(router)は、コンピュータネットワークにおいて、データを2つ以上の異なるネットワーク間に中継する通信機器である。通信プロトコルにTCP/IPが使われるようになってから普及した。データをネットワーク層で、どのルートを通して転送すべきかを判断するルート選択機能を持つ。 ルーターはネットワーク間を相互接続する通信機器であり、通常はOSI基本参照モデルでの第1層(物理層)から第3層(ネットワーク層)までの接続を担う。一般的に用いられるルーターは、基本機能として各ネットワーク間でのIPパケット(第3層)をやり取りできるようにする装置であるが、暗号化やフィルタリングなど、さまざまな付加機能を実現している。

見る DiffServとルーター

トラヒック理論

トラヒック理論(トラヒックりろん、Traffic Theory)とは、限られた窓口・通信回線・交換設備などの資源を利用し効率的にサービスを行うため、サービス拒絶確率・待ち時間・資源の利用効率などを取り扱う理論である。原音に即してトラフィック理論とも言う。 ここでは、サービスが拒絶された場合に待ち状態にならずサービス要求が消滅する、即時式のサービス提供について扱う。

見る DiffServとトラヒック理論

トラフィックシェーピング

トラフィックシェーピング()とは、コンピュータネットワークのトラフィック(通信量)を制御し、パケットを遅延させることで通信性能を最適化/保証し、レイテンシを低減し、帯域幅を確保することである。パケットシェーピングともいう。

見る DiffServとトラフィックシェーピング

パケット

パケット(packet)とは、「小包」を意味する英語だが、日本では、専ら情報通信における伝送単位を指す。広義には、単にある程度の大きさの送受信データのかたまりのこと。 パケット単位で小分けにして通信を行うことにより、回線を連続して占有することができないため、複数の端末からの送受信データを1本の回線に集められる(多重化)、大容量のデータのうち1か所が破損・喪失した際に、ひとつのパケットを再送するだけで足りる等の利点がある。 パケットは、OSI参照モデルではネットワーク層(Layer 3、RFC 1122 におけるインターネットレイヤー)において、通信を行う際の転送単位である。パケットのヘッダーには、送信先・発信元のIPアドレスや、パケットの種類や通し番号等の制御情報とユーザデータが記録されており、ルーターはその情報を参照してパケットの振り分けを行う。

見る DiffServとパケット

パケット・クラシファイア

パケット・クラシファイアとは、コンピュータネットワークにおいてネットワーク機器に到着したパケットをグループに分類する機構。単にクラシファイアともいう。 IPパケットにおいては、送信者アドレス、送信者ポート、受信者アドレス、受信者ポート、IPプロトコルの5つの値を使って、パケットのクラス分けを行うことが多い。パケットを分類することによって、特定のIPアドレスからのパケットをフィルタしたり、特定のユーザからのパケットを優先的に転送したりすることが行われている。 Category:コンピュータネットワーク Category:インターネット技術。

見る DiffServとパケット・クラシファイア

パケット・スケジューリング

パケット・スケジューリング (Packet Scheduling) または単にスケジューリングとは、コンピュータネットワーク上のネットワーク機器において、パケットをそれが属するグループに応じたレートで送出することである。

見る DiffServとパケット・スケジューリング

ホップ (ネットワーク)

コンピュータネットワークにおいて、ホップ(hop)とは、送信元と送信先の間の経路の部分を指す用語である。データパケットは、送信元から送信先まで送られる間にブリッジ、ルータ、ゲートウェイといったを通過する。パケットが次のネットワーク機器に渡されるたびに、ホップが発生する。ホップ数(hop count)は、データが送信元と送信先の間で通過しなければならない中間デバイスの数を表す。 ホップごとにデータの蓄積と転送などの待ち時間が発生するため、発信元と送信先の間のホップ数が多くなると、ネットワークのリアルタイム性能が低くなる。

見る DiffServとホップ (ネットワーク)

ベストエフォート

ベストエフォート(、最善努力)とは、可能な限りの努力をすることをいうが、日本においては、主に電気通信役務において、あらかじめ定められた通信速度を保証しないサービスの形態をいう。ひとつの伝送路を複数の利用者に共用させることにより、通信設備を効率よく利用することができるため、利用料を安く抑えることができるメリットがある。 これに対して、通信速度を保証する電気通信役務のことを、帯域保証型サービスといい、法人の基幹業務向けなどで提供されているが、利用者側のシステムがオフラインでも常に空き帯域を確保している(専用線)ため、一般に利用料は高額となる。

見る DiffServとベストエフォート

アドミッション制御

アドミッション制御(アドミッションせいぎょ)とは、これから通信をおこなう2者間で、その通信のために指定された通信帯域が確保できるかどうかを判断することをいう。より一般化された表現をすれば、資源の動的な配分方法を判断することをいう。電話網で言えば、呼び出し時に発信元から着信先までのネットワークパス(ネットワーク空間での通信経路)を確保することに相当する。 通常の通信においては、データを分割したパケットはある地点に到達した時点で、よりゴールに近い次の配送先を決められていく。この方式だと、データを分割したパケットは、異なる経路を通じて目標地点に通達することもあり、パケットにより目標地点に到達する時間が異なる場合がある。

見る DiffServとアドミッション制御

インターネット・プロトコル・スイート

インターネット・プロトコル・スイート(Internet protocol suite)は、インターネットを含む多くのコンピュータネットワークにおいて、標準的に利用されている通信プロトコルのセットである。TCP/IPプロトコルあるいは単にTCP/IP (Transmission Control Protocol / Internet Protocol) とも呼ばれる。従来のインターネットワーキングの手法は、このTCP/IPプロトコルに基づいている。元々は確固たる仕様や定義はなく、IPやTCPやUDPなどの仕様中に個々に、あるいは暗黙の前提として存在していたものだが、後から で1つにまとめられた。これに対応する参照モデルはと呼ばれる。

見る DiffServとインターネット・プロトコル・スイート

インターネットサービスプロバイダ

インターネットサービスプロバイダ(Internet service provider)とは、インターネット接続の電気通信役務を提供する組織のことである。プロバイダやISPなどと略して呼ばれることが多い。日本では、電気通信事業者であり、インターネット接続事業者(略して接続事業者)と訳されることが ある。回線事業者がプロバイダ業も兼ねて提供している会社と回線事業者の回線を使ってプロバイダ業のみサービスを提供する会社に分かれる。

見る DiffServとインターネットサービスプロバイダ

オーバープロビジョン

オーバープロビジョン (over-provisioning, 過剰投資) とは、コンピュータネットワークにおいて、トラフィックに対して必要量をこえる通信帯域などの資源をあたえることによって、予測をこえるトラフィックが流れても QoS (通信品質) を保証できるようにすることをいう。 オーバープロビジョンは小規模ネットワークではある程度有効だが、トラフィックの集中は予測できない。また、広域ネットワークではコストがかかる。しかし、効果的な QoS を実現するにはある程度の余裕、すなわちオーバープロビジョンが必要である。QoS とオーバープロビジョンは二者択一の方法ではなく、コストと運用を考慮したバランスを取ることが重要である。

見る DiffServとオーバープロビジョン

スケーラビリティ

スケーラビリティ(scalability)とは利用者や仕事の増大に適応できる能力・度合いのこと。電気通信やソフトウェア工学において、システムまたはネットワークまたはアルゴリズムの、持つべき望ましい特性の1つで、一種の拡張性である。より具体的には、小規模なシステムを大規模にする場合に、システム全体を交換する方法(建物で例えると大きな物件に引っ越すこと)では無く、リソース(特にハードウェア)の追加によって大規模なものへと透過的に規模拡張できる能力(建物で例えると、増築や別棟を建てること)はスケーラビリティの一種だといえる。リソースの量に比例して全体のスループットが向上するシステムはスケーラブルな(scalable)システムまたはスケーラビリティのあるシステムと呼ばれる。

見る DiffServとスケーラビリティ

サービス水準合意

サービス水準合意 (サービスすいじゅんごうい、、SLA) とは、サービス提供者と顧客の間で結ばれるサービス水準に関する合意である。サービスレベル契約と言われることもある。サービスの特定の要素 (品質、可用性、責任) について、サービス提供者とユーザーの間で合意する。SLAに含まれる最も一般的な要素は、契約で合意されたとおりにサービスを顧客に提供するという点である。 通信サービスやコンピュータ・アプリケーション・サービスなどで、サービスの定義、内容、範囲、品質、達成目標、稼働率などを記述する。SLAでは平均故障間隔 (MTBF)、平均修復時間 (MTTR) などを技術的に定義し、障害報告やクレジットの支払い、責任をもって監視するさまざまなデータレートの報告に責任がある当事者を特定する。

見る DiffServとサービス水準合意

DSCP

DSCP (DiffServ Code Point) は、インターネットのためのQoS保証法であるDiffServにおいて、IPパケットをクラス分けした結果の値。 DSCPを書き込むためのパケット中のフィールドをDSフィールドという。

見る DiffServとDSCP

資源配分

資源配分(しげんはいぶん)とは経済学用語の一つで、ある条件下の限られた資源が誰に何の目的としてどのようにして配分されるかという、経済学の基本的な課題を表す概念である。労働力や資本、土地など利用可能な資源をさまざまな用途に配分する。経済全体の文脈では、資源は市場や経済計画など、さまざまな手段を通じて配分される。プロジェクトマネジメントの分野ではリソース割り当てまたはリソース管理とも呼ばれ、リソース(資源)の確保と時間の制約の両面を考慮しながら、工程のスケジュールとリソースの要求を行うことである。

見る DiffServと資源配分

電気通信事業者

電気通信事業者(でんきつうしんじぎょうしゃ)とは、一般に固定電話や携帯電話等の電気通信サービスを提供する会社の総称。「音声やデータを運ぶ」というところから通信キャリア(または単にキャリア)や通信回線事業者(または単に回線事業者)と呼ばれることもある。携帯電話専業の会社については携帯会社と呼ぶことが多いがNTTドコモなどの携帯電話回線会社とAppleなどの携帯電話製造会社との混同されるため呼ばれ方が変わりつつある。回線事業者または回線会社として扱われる。 日本においては、電気通信事業法(昭和59年法律86号)に基づき電気通信役務(電気通信事業)を行う者を指す。

見る DiffServと電気通信事業者

Internet Engineering Task Force

未導入のテンプレート、 --> The Internet Engineering Task Force(頭字語:IETF、インターネット技術特別調査委員会)は、インターネット、わけてもインターネット・プロトコル・スイート(TCP/IP)の技術面に関するNPOで標準化団体である。 アメリカ合衆国連邦政府の支援のもと活動を開始した。1993年以降は国際的な会員制の非営利組織であるインターネットソサエティの支援のもと、その標準化開発部門として活動している。ボランティアで運営を担う要員の経費は、一般にそれぞれの職業上の雇用主もしくは助成団体など後援者から受けている。

見る DiffServとInternet Engineering Task Force

Internet2

Internet2(インターネット2)とは、アメリカ合衆国の最先端ネットワーキングコンソーシアムであり、研究教育コミュニティ、企業、政府機関などがメンバーとして参加している。正確な表記は"the Internet"。

見る DiffServとInternet2

IntServ

IntServ (イントサーブ、Integrated Services) とは、IPネットワークにおいて通信フローごとに帯域などのネットワーク資源を確保することによって QoS (通信品質) を確保しようとする QoS 保証通信サービスである。IETF の などの標準ドキュメントによって規定されている。IntServは「ハードQoSモデル」とも呼ばれている。

見る DiffServとIntServ

Quality of Service

Quality of Service(クオリティ・オブ・サービス、QoS)とは、コンピュータネットワークにおいて、重要な通信パケットにマークを付け、優先的に処理する等の方法により、ネットワークの可用性を適切に管理するための技術である。サービス品質とも呼ばれる日経NETWORK 2004年1月号 「特集2 QoS」p84-p85日経NETWORK 2007年8月号 「特集2 通信品質」p74-p75。LANスイッチ(レイヤー2スイッチ)等により実現される。QoSを実現するための機能は「QoSツール」と呼ばれ、輻輳管理、輻輳回避、帯域抑制の3つに大別される。

見る DiffServとQuality of Service

RSVP

RSVP、R.S.V.P.。

見る DiffServとRSVP

World Wide Web

World Wide Web(ワールド・ワイド・ウェブ、略名:WWW)はインターネット上で提供されているハイパーテキストシステムである。Web、ウェブ、W3(ダブリュー スリー)とも呼ばれる。 情報提供を担う者はウェブサーバを公開し、一般利用者はウェブブラウザを介してウェブサーバにある情報を閲覧するようなシステムが基本である。1990年代のマルチメディアブームで登場したシステムの内で最も普及したシステムの1つで、技術の進歩に合わせて現在も仕様が更新され続けている。今ではハイパーテキストの枠組みを超えた仕様も追加され、アプリケーションの基盤としても活用されている。また、1980年代に各国で独自に商業展開されていたビデオテックスを置き換えるに至った。

見る DiffServとWorld Wide Web

参考情報

インターネット技術

ホップごとの振舞い 別名。