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エンドツーエンド原理

索引 エンドツーエンド原理

ンドツーエンド原理(End-to-End Principle)は、コンピュータネットワークの古典的設計原理でありピーター・J・デニングの「コンピューティングの大原則」の1つ、1981年に Jerome H. Saltzer、David P. Reed、デービッド・ダナ・クラークらの論文 End-to-end arguments in system design で初めてその概念が提唱された。通信プロトコルの操作は可能な限り通信システムの終端で行い、また制御対象のリソースになるべく近いところで行うべきであるというもの。.

35 関係: ARPANETチェックサムネットワーク中立性ネットワークアドレス変換バン・ジェイコブソンポール・バランレイテンシプロセスパケット通信ピーター・J・デニングデービッド・ダナ・クラークデータグラムファイルシステムドナルド・ワッツ・デービスインターネットコネクションレス型通信スループットBBNテクノロジーズ輻輳輻輳制御肯定応答自動再送要求通信プロトコル限界費用Interface Message ProcessorInternet ProtocolIPsecIPv6Local Area NetworkNetwork Control ProgramPeer to PeerQuality of ServiceTCPTransmission Control Protocol1981年

ARPANET

ARPANET(アーパネット、Advanced Research Projects Agency NETwork、高等研究計画局ネットワーク)は、世界で初めて運用されたパケット通信コンピュータネットワークであり、インターネットの起源でもある。アメリカ国防総省の高等研究計画局(略称ARPA、後にDARPA)が資金を提供し、いくつかの大学と研究機関でプロジェクトが行われた。ARPANETのパケット交換はイギリスの科学者ドナルド・デービスとリンカーン研究所のローレンス・ロバーツの設計に基づいていた。.

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チェックサム

チェックサム (Check Sum)とは誤り検出符号の一種である。符号値そのものを指すこともある。他の誤り検出符号と比べて信頼性は低いが、それでも単純計算で99.5%以上(1オクテットのチェックサムの場合255/256、2オクテットなら65535/65536)の検出率がある上にアルゴリズムが簡単であることから、簡易な誤り検出に用いられる。 また、誤り検出その他データの検証のための符号として広く使われてきた経緯から、俗に誤り検出符号自体の代名詞としても用いられる場合がある。例えばCRCの符号値やMD5のハッシュ値を、それぞれ「CRCチェックサム」「MD5チェックサム」と呼ぶことがある。これらはアルゴリズムが異なりsumでもないため「チェックサム」と呼ぶことは、語義的には正確ではないものの、「(チェックサムよりも)信頼性の高い誤り検出符号」程度の意味で使われる。.

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ネットワーク中立性

ネットワーク中立性()とは、ユーザー、コンテンツ、サイト、プラットフォーム、アプリケーション、接続している装置、通信モードによって差別あるいは区別することなく、インターネットサービスプロバイダ(インターネット接続業者)や各国政府が、インターネット上の全てのデータを平等に扱うべきだとする考え方である。ネット中立性、インターネット中立性とも。 ネットワーク中立性を法制化すべきか否かについては、激しい議論が行われてきた。2000年代初め、ブロードバンド・プロバイダがラストワンマイルのインフラを使い、インターネットのアプリケーションやコンテンツ(例えば、ウェブサイト、サービス、プロトコル)をブロックしたり、競争相手を排除したりするのではないかという懸念が生じた。当時まだ「ネットワーク中立性」という用語は一般的ではなかった。インターネットの中立性を強制する規制を行う可能性について、特にアメリカで激しい議論が巻き起こった。 中立性を提唱する側は、通信会社が多層化サービスモデルを採用することでパイプラインを制御し、競争を排し、意図的な欠乏状態を作ることで、より競争力のあるサービスを加入者に買わせようとしていると主張する。ネットワーク中立性は既存の自由を保持するのに重要だとする者は多い。Internet Protocol の開発に関わり「インターネットの父」とされるヴィントン・サーフ、ウェブを生み出したティム・バーナーズ=リーに代表される多くの人々がネットワーク中立性に賛成の立場で発言している。  政治団体では、海賊党がネットワーク中立性を基本政策の1つとして採用している。 ネットワーク中立性に反対する側は、ブロードバンドのサービスプロバイダがコンテンツをブロックしたり、ネットワーク性能をわざと低下させるような計画は全くないと主張する。しかし、コムキャストというISPが peer-to-peer (P2P) 通信を意図的に遅くした例がある。他の業者もディープ・パケット・インスペクションを採用してP2P、FTP、オンラインゲームなどを差別しはじめ、携帯電話のような料金体系を設定しはじめた。ネットワーク中立性に批判的な側はまた、特にサービスの質を保証するためのには問題よりも利点が非常に多いと主張する。Internet Protocol の開発者の1人ロバート・カーンはネットワーク中立性を単なる「スローガン」に過ぎないとして反対の立場を表明したが、他の参加者の排除に繋がるようなネットワークの分断には反対すると認めている。ネットワーク中立性の法制化に反対する人々は、ブロードバンドプロバイダによる差別を解決する最善策はプロバイダ間で競わせることだとしているが、現実にはそういった競争が制限されている地域が多い。.

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ネットワークアドレス変換

ネットワークアドレス変換(ネットワークアドレスへんかん)、NAT(Network Address Translation)とは、インターネットプロトコルによって構築されたコンピュータネットワークにおいて、パケットヘッダに含まれるIPアドレスを、別のIPアドレスに変換する技術である。 プライベートネットワーク環境下でプライベートIPアドレスを持つホストから、グローバルIPアドレスを持つゲートウェイを通して、インターネットにアクセスする際に、プライベートIPアドレスをグローバルIPアドレスに変換するために利用されることが多い。 また、IPアドレスに加え、ポート番号の変換も行うものをNAPT(Network Address Port Translation、またはIPマスカレード)と呼ぶ。今日では、NATと言えばNAPTのことを指すのが一般的である。(#NATとNAPTも参照).

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バン・ジェイコブソン

バン・ジェイコブソン(2006年1月) バン・ジェイコブソン(Van Jacobson)はアメリカの計算機科学者で、TCP/IPネットワークの性能向上と規模拡大への貢献で知られている to Van Jacobson "for contributions to protocol architecture and congestion control."。 今日のインターネットの技術的基盤であるTCP/IPプロトコルスタックの主要な貢献者の1人。 TCP/IPのフロー制御アルゴリズム()の再設計を行い、輻輳にうまく対処できるようになったことで1980年代末から1990年代初めにかけてのインターネットが崩壊を免れたと言われている, IEEE web site。 また、RFC 1144: Compressing TCP/IP Headers for Low-Speed Serial Links で記述されているTCP/IPヘッダ圧縮プロトコルの設計でも知られており、それを「VJ(バン・ジェイコブソン)圧縮」とも呼ぶ。さらに traceroute、tcpdump、pathchar といった広く使われているネットワーク診断ツールも開発した。IPマルチキャストの実験的バックボーンである:en:Mbone の開発ではリーダーを務め、ビデオ会議ツール vic、音声会議ツール vat、ホワイトボードツール wb といったマルチメディアツール群の開発も指揮した。 その功績により、2001年には ACM 、2003年には IEEEを受賞し、2006年には全米技術アカデミー会員に選ばれた。 2006年1月、Linux.conf.au にて新たなネットワーク性能向上のアイデア network channels を披露した。 2006年8月、パロアルト研究所のリサーチフェローとなった。また、隣接するゼロックスの複合施設にある Packet Design の主任科学者を務めている。それ以前はシスコシステムズで主任科学者を務め、ローレンス・バークレー国立研究所ではネットワーク研究部門のグループリーダーを務めていた。 パロアルト研究所では主に Content-centric networking について研究しており、2006年8月の Google Tech Talks でもそれについてアイデアを議論していた。 2012年、インターネット協会によりに選ばれた。.

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ポール・バラン

ポール・バラン(Paul Baran、1926年4月29日 - 2011年3月26日New York Times 2011年3月28日閲覧)は、アメリカ合衆国の計算機科学者。1960年代前半に分散型コミュニケーションネットワークを考案した。.

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レイテンシ

レイテンシ、潜伏時間、潜時、待ち時間、反応時間(latency)とは、デバイスに対してデータ転送などを要求してから、その結果が返送されるまでの不顕性の高い遅延時間のこと。レイテンシー、レーテンシーとも表記される。.

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プロセス

プロセスとは、情報処理においてプログラムの動作中のインスタンスを意味し、プログラムのコードおよび全ての変数やその他の状態を含む。オペレーティングシステム (OS) によっては、プロセスが複数のスレッドで構成される場合があり、命令を同時並行して実行する。.

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パケット通信

パケット通信.

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ピーター・J・デニング

ピーター・J・デニング(Peter James Denning, 1942年1月6日 - )は、高名なアメリカ合衆国の計算機科学者である。彼は、プログラム挙動のワーキングセットモデル(OSのスラッシング解消アルゴリズムで、すべてのメモリーを管理するポリシーの参照標準となった)を考案した事でもっとも有名である。また、彼の業績はオペレーティングの原理、待ち行列ネットワークシステム運用の分析、CSNETの設計と実装、ACMデジタル辞書、コンピューティングの基礎原理の文典化などが知られている。 デニングは数多くの著書を手がけている。彼が著者または編者を勤めた本は7冊、また技術論文に関しては320を数える。.

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デービッド・ダナ・クラーク

デービッド・ダナ・クラーク デービッド・ダナ・クラーク(David Dana Clark、1944年4月7日 - )はアメリカの計算機科学者。1966年にスワースモア大学を卒業。マサチューセッツ工科大学のジェローム・ソルツァーのもとでMulticsの入出力の設計を学ぶ。1968年に修士号、1973年に博士号を取得。 インターネットのプロトコルの開発を主導した一人でインターネット活動委員会(Internet Activities Board)の会長、国立研究協議会の会長を務める。 現在はマサチューセッツ工科大学のMITコンピュータ科学・人工知能研究所の先任研究員である。.

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データグラム

データグラム(英語: datagram)は、配送成功・到達時間・到達順序がネットワークサービスによって保証されることがないパケット交換網における基本転送単位である。.

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ファイルシステム

ファイルシステムは、コンピュータのリソースを操作するための、オペレーティングシステム (OS) が持つ機能の一つ。ファイルとは、主に補助記憶装置に格納されたデータを指すが、デバイスやプロセス、カーネル内の情報といったものもファイルとして提供するファイルシステムもある。 より正確に定義すれば、ファイルシステムは抽象データ型の集まりであり、ストレージ、階層構造、データの操作/アクセス/検索のために実装されたものである。ファイルシステムを特殊用途のデータベース管理システム (DBMS) と見なせるかどうかは議論があるが、ファイルシステムとデータベース管理システムには多くの共通点がある。.

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ドナルド・ワッツ・デービス

ドナルド・ワッツ・デービス(英語: Donald Watts Davies、CBE、FRS、1924年6月7日 - 2000年5月28日 AP/ISOC 31 May 2000)は、ウェールズ出身の計算機科学者で、パケット交換コンピュータネットワークの発明者の一人であり、「パケット交換 (packet switching)」という用語の名付け親である。.

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インターネット

インターネット(internet)は、インターネット・プロトコル・スイートを使用し、複数のコンピュータネットワークを相互接続した、グローバルな情報通信網のことである。 インターネットは、光ファイバーや無線を含む幅広い通信技術により結合された、地域からグローバルまでの範囲を持つ、個人・公共・教育機関・商用・政府などの各ネットワークから構成された「ネットワークのネットワーク」であり、ウェブのハイパーテキスト文書やアプリケーション、電子メール、音声通信、ファイル共有のピア・トゥ・ピアなどを含む、広範な情報とサービスの基盤となっている。.

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コネクションレス型通信

ネクションレス型通信とは、Datagram(データグラム)とも呼ばれる、経路確保などの事前のやり取り(コネクションの確立)無しに、データ送信を開始するパケット通信の方式である。 TCP/IPにおけるUDPで用いられている。.

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スループット

ループット()は、一般に単位時間当たりの処理能力のこと。特に.

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BBNテクノロジーズ

BBNテクノロジーズ(BBN Technologies)は、研究開発サービスを提供するハイテク企業である。かつては と称し、BBN社と呼ばれることも多い。所在地はアメリカ合衆国マサチューセッツ州ケンブリッジ。(ARPANETおよびインターネットを含む)パケット通信の開発で最もよく知られているが、民間軍事会社でもあり、国防高等研究計画局と関わりが深い。.

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輻輳

輻輳(ふくそう)は、物が1か所に集中し混雑する様態をいう。医学、生物学領域では「輻湊」と表記する例もある。.

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輻輳制御

輻輳制御(ふくそうせいぎょ、congestion control)は、電気通信においてトラフィックを制御し、例えばパケットの転送レートを削減するなどして中間ノードやネットワークの許容量(処理能力やリンク数)を超過することによる輻輳さらには輻輳崩壊を防ぐことである。受信側が受けきれなくなるのを防ぐフロー制御とは異なる概念である。.

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肯定応答

肯定応答(こうていおうとう、acknowledgement, ACK)は、テレタイプ端末で使われる制御文字であり、受信側が送信側に対して正しく受信したことを知らせるために送る。 ACK機能は、特に自動再送要求 (ARQ) 機能で使われる。ACKフレームには受信したフレームに対応して番号を付け、送信側に送る。これによって送信側は受信側のバッファの余裕(ウィンドウサイズ)を知ることができ、受信に失敗したフレームがあることを知ることができる。 なお、肯定応答文字は正確性の制御のための文字としても使うことがある。 肯定応答文字は、ASCIIとUnicodeでは十進数で6、十六進数で0x06に割り当てられている。キャレット記法では ^F と表され、Unicodeでは制御文字の図形表現として ␆ (U+2406)が定義されている。 "ACK" はまた、テクノロジー関連のインターネットコミュニティで「了解」を意味するジャーゴンとしても使われている。.

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自動再送要求

自動再送要求(じどうさいそうようきゅう、Automatic repeat-request, ARQ)は、信頼性の高いデータ通信を達成するために、送達確認とタイムアウトを使う誤り制御手法。自動再送制御とも。送達確認(acknowledgement)とは、受信側が送信側に対してデータフレームを正しく受信したことを通知するメッセージを送ることである。タイムアウト(timeout)とは、送信側がデータフレームを送信してから妥当なある時間が経った時点を指し、送信側がそれまでに送達確認を受信できない場合、通常同じデータフレームを再送し、送達確認を受信するか再送回数が既定回数になるまで再送を繰り返す。 ARQプロトコルの種類として、Stop-and-wait ARQ、Go-Back-N ARQ、Selective Repeat ARQ がある。 ARQ から派生したハイブリッドARQ (HARQ) は実装コストは増大するが性能が改善され、特に無線通信に適している。.

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通信プロトコル

通信プロトコル(つうしんプロトコル、Communications protocol)、あるいはネットワーク・プロトコルは、ネットワーク上での通信に関する規約を定めたものである。「通信規約」や「通信手順」と訳す場合もある。.

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限界費用

経済学において、限界費用(げんかいひよう、marginal cost)とは、生産量を小さく一単位だけ増加させたとき、総費用がどれだけ増加するかを考えたときの、その増加分を指す。企業が利潤最大化を達成している時には、限界費用と限界収益が一致する生産量となっている。 生産量を q、総費用を K とすれば、限界費用は \frac である。固定費用を v、1単位あたりの原材料費を u、賃金費用を賃金率 w と労働時間 l との積 wl とすると、総費用は K.

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Interface Message Processor

前面から見たIMP Interface Message Processor(IMP)は、ネットワーク間のパケット転送を行う装置である。現在のインターネットの根幹を成すルータの原型に当たるものである。.

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Internet Protocol

Internet Protocol (インターネット・プロトコル、IP) とは、インターネット・プロトコル・スイートを使ったインターネットワークにおいてデータグラム(またはパケット)を中継するのに使われる主要な通信プロトコルである。 ネットワーク間のパケットの中継を担っており、インターネットの基礎部分となる重要な役割を持っている。 インターネット・プロトコル・スイートにおけるインターネット層の主たるプロトコルであり、送信元ホストから宛先ホストへIPアドレスに基づいてデータグラムを送付する役割を担っている。そのため、送付すべきデータをカプセル化したデータグラム構造が定義されている。また、送信元と宛先を示すのに使われるアドレッシング方法も定義されている。 OSI参照モデルのネットワーク層にほぼ対応する機能を持つ。歴史的には、ヴィントン・サーフとロバート・カーンが1974年に発表した Transmission Control Program のコネクションレスのデータグラムサービス部分がIPとなった。一方のコネクション指向の部分は Transmission Control Protocol (TCP) となった。そのため、インターネット・プロトコル・スイートをTCP/IPと呼ぶことが多い。 俗にIPアドレスを「IP」と呼ぶことがあるが、異なるものを指しており厳密には誤記・誤称である。 最初の主要バージョンが Internet Protocol Version 4 (IPv4) で、インターネットでも支配的に使われている。後継の Internet Protocol Version 6 (IPv6) も利用が拡大しつつある。.

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IPsec

IPsec(Security Architecture for Internet Protocol、アイピーセック)は、 暗号技術を用いることで、IP パケット単位で改竄検知や秘匿機能を提供するプロトコルである。これによって、暗号化をサポートしていないトランスポート層やアプリケーションを用いても、通信路の途中で、通信内容を覗き見られたり改竄されることを防止できる。 IPsecは、IPv6では必須とされた時期があり、専用の拡張ヘッダが定義されている。一方、IPv4では、利用可能だが必須ではなく、IP ヘッダオプションを利用する。.

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IPv6

IPv6ロゴ Internet Protocol Version 6(インターネット プロトコル バージョン6)、IPv6(アイピーブイ6、アイピーバージョン6)は、Internet Protocolの一種で、OSI参照モデルにおいてネットワーク層に位置付けられるプロトコルである。 現在主流のIPv4では使用可能なIPアドレスが約 232(約43億)個であったが、IPv6では約 2128(約340澗.

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Local Area Network

Local Area Network(ローカル・エリア・ネットワーク)とは、広くても一施設内程度の規模で用いられるコンピュータネットワークのこと。その頭文字をつづったLAN(ラン)と書かれる場合も多い。一般家庭、企業のオフィスや研究所、工場等で広く使用されている。.

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Network Control Program

Network Control Program(ネットワーク コントロール プログラム、NCP)とは、ARPANETホストコンピュータ上で動作するプロトコルスタックの共通要素を提供するものである。NCPは遠隔に存在するホストコンピュータ間でプロセス間接続とフロー制御を行う。電子メールやファイル転送などのアプリケーションサービスは他のホストコンピュータへの接続を制御するためにNCPのインターフェイスを使用する。 ARPANETの物理層・データリンク層・ネットワーク層のプロトコルはホストコンピュータとは別の Interface Message Processor(IMP) に実装されていた。ホストコンピュータの持つプロトコルスタックの下に IMP の高信頼パケット転送システムが接続されている。IMPの仕様は BBN Report 1822 の Host/IMP Protocol で示されている。 NCP はホストコンピュータ上のプロトコルスタック常駐部の共通層である。低レベルプロトコルはIMPで提供されるので、NCP は基本的にトランスポート層に相当する ARPANET Host-to-Host Protocol (AHHP) と Initial Connection Protocol (ICP) から構成されている。AHHP はホスト間の単方向のフロー制御されたデータストリームに関するプロトコルである。ICP はそのようなデータストリームを2本接続して双方向通信を確立するプロトコルである。アプリケーション層プロトコル(FTP、SMTPなど)は NCP を通してネットワークサービスにアクセスする。これは後のソケットに相当するものである。 1983年1月1日、ARPANET はネットワークプロトコルを NCP からもっと柔軟で強力な TCP/IP に切り替えた。すなわち、この日に今日インターネットと呼ばれているネットワークが起動したのである。.

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Peer to Peer

P2P型ネットワーク(図はピュアP2P型)。コンピューター同士が対等に通信を行うのが特徴である。 Peer to Peer(ピア・トゥ・ピア または ピア・ツー・ピア)とは、複数の端末間で通信を行う際のアーキテクチャのひとつで、対等の者(Peer、ピア)同士が通信をすることを特徴とする通信方式、通信モデル、あるいは通信技術の一分野を指す。P2Pと略記することが多く、以下本記事においてもP2Pとする。.

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Quality of Service

QoS(Quality of Service、クオリティ・オブ・サービス)とは、制御工学やシステム工学の分野で広く使われる用語で、サービスがどれだけニーズに合っているか、ユーザを満足させられるかという尺度を表す。 QoSは一種の評価関数であるため、対象が同じであったとしても、その評価関数を設定した者ごとに値が異なる。 ここでは特に、コンピュータネットワークにおいて重要な通信の品質を確保するために、ルーターやレイヤー3スイッチに実装される技術のひとつとしてのQoSについて説明する。サービス品質とも呼ばれる日経NETWORK 2004年1月号 「特集2 QoS」p84-p85日経NETWORK 2007年8月号 「特集2 通信品質」p74-p75。LANスイッチ(レイヤー2スイッチ)も同様の機能を備えている。.

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TCP

TCP.

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Transmission Control Protocol

Transmission Control Protocol(トランスミッション コントロール プロトコル、TCP)は、伝送制御プロトコルといわれ、インターネット・プロトコル・スイートの中核プロトコルのひとつ。.

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1981年

この項目では、国際的な視点に基づいた1981年について記載する。.

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