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隠岐の田楽と庭の舞

索引 隠岐の田楽と庭の舞

岐の田楽と庭の舞(おきのでんがくとにわのまい)は、島根県隠岐郡西ノ島町美田・浦郷に伝わる民俗芸能の田楽。保護団体は、隠岐の田楽と庭の舞保存連合会(美田八幡宮田楽保存会、日吉神社庭の舞保存会)。 島根県隠岐諸島には、隠岐国分寺蓮華会舞を初め古風をとどめた多くの芸能が伝承されているが、西ノ島町の美田八幡宮で奉納される『田楽』は、美田郷全体の祭として郷内の七里の氏子が、舞、囃子、舞台・楽屋作りその他の諸役を分担して行ってきたものであり、「神の相撲」「獅子舞」「田楽躍」が伝承されている。 一方、同じく西ノ島町の日吉神社の『庭の舞』は、古くは「五木の祭」といわれたものであり、「真言」「庭の舞」「神の相撲」「十方拝福」「神楽」の5つの芸能が演じられていたが、明治の神仏分離の影響で「真言」は行われなくなり「神楽」も絶えてしまい、現在では「庭の舞」「神の相撲」「十方拝礼(田楽躍)」の三つが伝えられている。 このように内容の類似した芸能が、ほぼ同一地域で隔年に実施される美田八幡宮と日吉神社の祭礼に奉納されており、両者を併せ隠岐の田楽と庭の舞という名称で、1992年(平成4年)3月11日に重要無形民俗文化財に指定された。.

22 関係: 奉納島根県平成伝承囃子神仏分離田楽隠岐国分寺蓮華会舞隠岐諸島隠岐郡芸能西ノ島町舞台重要無形民俗文化財楽屋氏神明治日本伝統芸能1992年3月11日

奉納

奉納(ほうのう)とは、神仏や精霊などに対して供物を捧げる宗教的な行為。.

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島根県

島根県(しまねけん)は、日本の中国地方の日本海側である山陰地方の西部をなす県。県庁所在地は松江市。離島の隠岐島、竹島なども島根県の領域に含まれる。旧国名は出雲国・石見国・隠岐国であり、現在でも出雲地方・石見地方・隠岐地方の3つの地域に区分されることが多い。全国では鳥取県に次いで2番目に人口が少ない。.

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平成

平成(へいせい)は日本の元号の一つ。昭和の後。今上天皇在位中の1989年(平成元年)1月8日から現在に至る。2001年(平成13年)の始まりには西暦における20世紀から21世紀への世紀の転換もあった。2019年(平成31年)4月30日に今上天皇退位により終了する予定であり、予定通り終了した場合、30年113日間(=11,070日間)にわたることとなる。なお、日本の元号では昭和(64年)、明治(45年)、応永(35年)に次いで4番目の長さである(5番目は延暦の25年)。 西暦2018年(本年)は平成30年に当たる。本項では平成が使われた時代(平成時代)についても記述する。.

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伝承

伝承(でんしょう、folklore、tradition populaire)は、ある集団のなかで古くからある慣習や風俗、信仰、伝説、技術や知識などを受け継いで後世に伝えていくこと、もしくは、そのように伝えられた事柄や物を指す。歴史学や民俗学にとって、重要な資料となる。.

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囃子

囃子(はやし)は、四拍子(笛、大鼓、小鼓、太鼓)でもって、謡や能をはやしたてること。 謡に舞人なしで四拍子のみを用いるものを番囃子といい、舞う部分に舞人なしで行う番囃子を居囃子という。ある部分に所作や舞いを加えたものを舞囃子という。 囃子にはほかに、祭で使われる祭囃子、寄席や落語において使われる寄席囃子、長唄の舞台にて使われる囃子がある。楽器の構成は能の囃子とは異なるものもある。.

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神仏分離

仏分離(しんぶつぶんり)は、神仏習合の慣習を禁止し、神道と仏教、神と仏、神社と寺院とをはっきり区別させること。 その動きは早くは中世から見られるが、一般には江戸時代中期後期以後の儒教や国学や復古神道に伴うものを指し、狭義には明治新政府により出された神仏判然令(神仏分離令。慶応4年3月13日(1868年4月5日)から明治元年10月18日(1868年12月1日)までに出された太政官布告、神祇官事務局達、太政官達など一連の通達の総称)に基づき全国的に公的に行われたものを指す。.

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祭(まつり)とは、感謝や祈り、慰霊のために神仏および祖先をまつる行為(儀式)である。供物そのほかが捧げられる。 祭祀(さいし)、祭礼(さいれい)、祭儀(さいぎ)。また、まつりの漢字の表記(祀り・祭り・奉り・政りなど)によって、用途や意味合いが少し異なってくる(詳細は後述)。.

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田楽

楽(でんがく)は、平安時代中期に成立した日本の伝統芸能。楽と躍りなどから成る。「田植えの前に豊作を祈る田遊びから発達した」「渡来のものである」などの説があり、その由来には未解明の部分が多い。.

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隠岐国分寺蓮華会舞

岐国分寺蓮華会舞(おきこくぶんじれんげえまい)は島根県隠岐郡隠岐の島町の隠岐国分寺に伝わる民俗芸能の舞。1977年(昭和52年)5月17日重要無形民俗文化財に指定された。.

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隠岐諸島

島前 隠岐諸島(おきしょとう)は、島根半島の北方約50kmにある諸島。隠岐群島(おきぐんとう)、隠岐島(おきのしま)とも呼ばれる。現在は島根県隠岐郡に所属。山陰地方では今でも隠岐諸島を指して隠岐国(おきのくに)と呼ぶ場合がある。 当諸島は、島前(どうぜん)と島後(どうご)に分かれている。.

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隠岐郡

島根県隠岐郡の位置(1.海士町 2.西ノ島町 3.知夫村 4.隠岐の島町) 1・2・4・5・6.西郷町 3.布施村 11.都万村 12.五箇村 21.海士町 31・32.西ノ島町 33.知夫村(桃:西ノ島町 紫:隠岐の島町 青:合併なし) 隠岐郡(おきぐん)は、島根県の郡。 以下の3町1村を含む。.

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芸能

芸能(げいのう)とは、芸術の諸ジャンルのうち人間の身体をもって表現する技法のことである『大百科事典 4』、1202頁。。職業として芸能に携わる者を芸能人と呼ぶ。 また、日本に古くからあった芸術と技能は特に日本伝統芸能を参照。.

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西ノ島町

西ノ島町(にしのしまちょう)は、島根県隠岐郡の町。隠岐諸島の西ノ島に所在する。面積56.05平方キロメートル、人口3,161人(平成24年5月1日現在)。隠岐郡内では隠岐の島町に次いで2番目に大きな町である。.

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舞(まい)とは、日本舞踊のうちメロディに合わせた旋回運動を主としたもの。明治以前には、踊りとは明確に区別されていたが、ダンスの和訳として舞踊という言葉ができ、区別が意識されなくなった「踊り」は跳躍運動から芸能化したものである。このことを指摘したのは折口信夫である。池田(1968)p.20。.

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舞台

舞台(ぶたい、stage)とは、演劇やダンス、伝統芸能や演芸など、舞台芸術の表現者が作品を演じるための、一定の空間。転じて、舞台芸術に属する作品のジャンルを指し「舞台」と呼ぶこともある。また、演壇などの、舞台に類似する機能をもった一定の空間や機構を指し、舞台と呼ぶことがある。 ここから派生して、特定の人物や集団が盛んに活動を展開する場を指し、抽象的な意味において、舞台と呼ぶこともある。 機構としての舞台や、舞台の様々な様式については、劇場を参照。.

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重要無形民俗文化財

重要無形民俗文化財(じゅうようむけいみんぞくぶんかざい)は、衣食住、生業、信仰、年中行事などに関する風俗慣習、民俗芸能、民俗技術など、人々が日常生活の中で生み出し継承してきた無形の民俗文化財のうち、特に重要なものとして国が指定したものである。この指定制度は、1975年(昭和50年)に日本の文化財保護法の改正によって実現し、1976年(昭和51年)5月4日に第1回として30件が指定されて以来、2018年3月8日現在で、合計309件が指定されている。.

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楽屋

楽屋(がくや)とは、劇場やテレビ局などに備えられた出演者のための控え室である。.

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氏神

氏神(うじがみ)は、日本において、同じ地域(集落)に住む人々が共同で祀る神道の神のこと。同じ氏神の周辺に住み、その神を信仰する者同士を氏子(うじこ)という。現在では、鎮守(ちんじゅ)ともほぼ同じ意味で扱われることが多い。氏神を祀る神社のことを氏社という。 本稿では、氏神・鎮守・産土神・氏子などについて記述する。.

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明治

明治(めいじ)は日本の元号の一つ。慶応の後、大正の前。新暦1868年1月25日(旧暦慶応4年1月1日/明治元年1月1日)から1912年(明治45年)7月30日までの期間を指す。日本での一世一元の制による最初の元号。明治天皇在位期間とほぼ一致する。ただし、実際に改元の詔書が出されたのは新暦1868年10月23日(旧暦慶応4年9月8日)で慶応4年1月1日に遡って明治元年1月1日とすると定めた。これが、明治時代である。.

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日本伝統芸能

日本伝統芸能(にほんでんとうげいのう)は、日本に古くからあった芸術と技能の汎称。特定階級または大衆の教養や娯楽、儀式や祭事などを催す際に付随して行動化されたもの、または行事化したものを特定の形式に系統化して伝承または廃絶された、有形無形のものを言う。詩歌・音楽・舞踊・絵画・工芸・芸道などがある。.

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1992年

この項目では、国際的な視点に基づいた1992年について記載する。.

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3月11日

3月11日(さんがつじゅういちにち)はグレゴリオ暦で年始から70日目(閏年では71日目)にあたり、年末まであと295日ある。 日本では2011年に東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)が発生し、東北地方や関東地方の太平洋沿岸等を巨大な津波が襲った。.

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