ロゴ
ユニオンペディア
コミュニケーション
Google Play で手に入れよう
新しい! あなたのAndroid™デバイスでユニオンペディアをダウンロードしてください!
ダウンロード
ブラウザよりも高速アクセス!
 

索引 能

能(のう)は、日本の伝統芸能である能楽の一分野。江戸時代までは猿楽と呼ばれ、狂言とともに能楽と総称されるようになったのは明治維新後のことである。 能(翁奉納 春日神社 (篠山市)).

91 関係: 卒都婆小町右近 (能)大原御幸大会大江山天鼓夜討曽我妓王安宅 (能)小学館小督小野小町巴 (能)平凡社井筒 (能)他化自在天当麻俊寛俊徳丸土蜘蛛 (能)初雪善知鳥和布刈サギ八島 (能)兼平石橋 (能)砧 (能)紅葉狩 (能)羽田昶猩猩猿楽絃上 (能)無形文化遺産熊野 (能)物真似狂言白居易芝能楽堂花月 (能)芸能隅田川 (能)蟻通道成寺 (能)鍾馗西王母 (能)西行桜高砂 (能)...豊干賀茂 (能)鶴亀黒塚 (能)黒川能輪蔵能の現行演目一覧能面能楽能楽協会能楽師船弁慶藍染川藤戸 (倉敷市)葵上自然居士 (能)鉢木雨月雲林院雷電 (能)老松東方朔松山鏡松風 (能)梅枝檜垣嫗殺生石江戸時代源氏供養滑稽演劇木賊明治明治維新海人 (能)新作能日本伝統芸能敦盛 (能)1881年 インデックスを展開 (41 もっと) »

卒都婆小町

卒都婆小町(そとばこまち)は能楽作品。金剛流では卒塔婆小町と書き、また「そとわこまち」(観世流)、「そとわごまち」(喜多流)ともいう。観阿弥作。小野小町を主人公とする「小町物」の代表的作品である。七小町の一曲。 乞食の老女が卒塔婆に腰掛けているのを、高野山の僧が見咎め、説教を始めるが、逆に法論でやり込められる。驚いた僧が彼女の名を聞けば、かつては才色兼備を謳われた小野小町の成れの果てだという。彼女は自らの来し方を語り始めるが、彼女にあこがれて通いつめながらついに願いを果たせなかった四位の少将の霊にとりつかれ、苦しめられる。 Category:能の演目 Category:京都市を舞台とした作品 Category:平安時代を舞台とした作品 Category:実在の作家を題材とした作品.

新しい!!: 能と卒都婆小町 · 続きを見る »

右近 (能)

『右近』(うこん)は、能楽における能の演目のひとつ。世阿弥作による、北野天満宮末社北野天満宮の摂社に桜葉社があるの桜葉明神(女神)が登場する脇能で、女神物に分類される。女体神による優美な舞もあるため、鬘能の趣を持つ。.

新しい!!: 能と右近 (能) · 続きを見る »

大原御幸

大原御幸(おおはらごこう)とは、平氏滅亡後に大原に出家・隠棲した建礼門院(平徳子)を後白河法皇が秘かに訪問したとされる故事。御幸の真偽については不明だが、『平家物語』諸本、説話集『閑居友』に記述がある。『閑居友』は「かの院の御あたりの事を記せる文(後白河院の周辺の事について記した文)」から書き写したとしている。.

新しい!!: 能と大原御幸 · 続きを見る »

大会

大会.

新しい!!: 能と大会 · 続きを見る »

大江山

大江山(おおえやま)は京都府丹後半島の付け根に位置し与謝野町、福知山市、宮津市にまたがる連山である。標高832m。別称、大枝山・与謝大山・千丈ヶ嶽。 酒呑童子伝説で知られる。また、雲海の名所としても知られている。2007年(平成19年)8月3日には丹後天橋立大江山国定公園として国定公園にも指定されている。新・花の百名山に選定されている。.

新しい!!: 能と大江山 · 続きを見る »

天鼓

天鼓(てんこ)は、.

新しい!!: 能と天鼓 · 続きを見る »

夜討曽我

『夜討曽我』(ようちそが)は、1923年に日本で公開されたサイレント映画。帝国キネマ演芸製作。.

新しい!!: 能と夜討曽我 · 続きを見る »

妓王

妓王(ぎおう、生年不詳 - 承安2年8月15日(1172年9月4日)?)は、平安時代末期の白拍子。祇王とも。.

新しい!!: 能と妓王 · 続きを見る »

安宅 (能)

富山県高岡市伏木にある義経と弁慶の像 『安宅』(あたか)は、『義経記』などに取材した能楽作品である。成立は室町時代。作者不詳。一説に小次郎信光作者説があるが記録に残る最古の上演記録は寛正6年(1465年)で、信光の生年が宝徳2年(1450年)という最近の研究成果によると15歳の作ということになり不自然である。 如意の渡しでの話がもとになっていて義経主従が奥州に落ちる途中、安宅の関で関守富樫某(富樫泰家とされる)にとめられ弁慶がいつわりの勧進帳(寺院などの建立にあたって寄進を集めるための公認の趣意書)を読んでその場を逃れた逸話を描く。後世、浄瑠璃、歌舞伎などに展開してゆく義経物(判官物とも)の代表的作品である。.

新しい!!: 能と安宅 (能) · 続きを見る »

小学館

株式会社小学館(しょうがくかん)は、東京都千代田区にある日本の総合出版社。系列会社グループの通称「一ツ橋グループ」の中核的存在である。.

新しい!!: 能と小学館 · 続きを見る »

小督

小督局像(岸岱筆、泉涌寺蔵) 小督(こごう、保元2年(1157年) - 没年不詳)は、平安時代末期の女性。本名は不明(角田文衞説では成子とされる)。藤原通憲(信西)の孫。桜町中納言・藤原成範の娘。高倉天皇の後宮。.

新しい!!: 能と小督 · 続きを見る »

小野小町

小野小町(『前賢故実』菊池容斎画、明治時代) 歌碑(京都随心院)「花の色は」の歌が刻まれている。 小野 小町(おの の こまち、生没年不詳)は、平安時代前期9世紀頃の女流歌人。六歌仙、三十六歌仙、女房三十六歌仙の一人。.

新しい!!: 能と小野小町 · 続きを見る »

巴 (能)

『巴』(ともえ)は、木曾義仲の愛人である女武者、巴御前を主人公にした能楽作品。作者は観世小次郎信光とする古書もあるが不詳。女性を主役にした修羅能はこれが唯一の作品である。.

新しい!!: 能と巴 (能) · 続きを見る »

平凡社

株式会社平凡社(へいぼんしゃ)は、日本の出版社。百科事典の出版社として有名で、多様な一般書のほか岩波書店、筑摩書房と並んで学術・教養性の強い出版物を多く刊行する。現在も継続刊行中の東洋文庫(1963年創刊)、『別冊 太陽』(1972年創刊)などは歴史が古い。社名の「平」の字は、厳密には二つの点が末広がりになった旧字体「」を用いる(大正末期創業のため)。.

新しい!!: 能と平凡社 · 続きを見る »

井筒 (能)

『井筒』 (いづつ) は、能を代表する曲の一つである。世阿弥作と考えられ、世阿弥自身が申楽談儀でこの曲を「上花也」(最上級の作品である)と自賛するほどの自信作であった。若い女性をシテとした鬘能で、序ノ舞を舞う大小ものである。.

新しい!!: 能と井筒 (能) · 続きを見る »

他化自在天

他化自在天(たけじざいてん、Para-nirmita-vaśa-vartin)は、三界における欲界の最高位、且つ六道の天道(天上界)の最下部である、六欲天の第六天。欲界の天主大魔王である第六天魔王波旬(はじゅん、Pāpīyas)の住処。 この天は、他人の変現する楽事をかけて自由に己が快楽とするからこの名がある。この天の男女は互いに相視るのみにて淫事を満足し得、子を欲する時はその欲念に随って膝の上に化現するという。天人の身長は三里、寿命は1万6千歳という。ただし、その一尽夜は人間の1600年に相当するという。 天人としての他化自在天は、弓を持った姿で描かれる。.

新しい!!: 能と他化自在天 · 続きを見る »

当麻

当麻、當麻、当摩、當摩(たいま、古くはたぎま / たえま / とうま).

新しい!!: 能と当麻 · 続きを見る »

俊寛

俊寛の墓(喜界島) 俊寛(しゅんかん、康治2年(1143年) - 治承3年3月2日(1179年4月10日))は平安時代後期の真言宗の僧。僧位の「僧都」を冠して俊寛僧都(しゅんかん そうず)と呼ばれることも多い。 村上源氏の出身で、父は木寺(仁和寺院家)の法印寛雅、母は宰相局(源国房の娘で八条院暲子内親王の乳母)。姉妹に大納言局(八条院女房で平頼盛の妻)。.

新しい!!: 能と俊寛 · 続きを見る »

俊徳丸

天下無双佐渡七太夫正本『せつきやうしんとく丸』(正保5年3月刊、九兵衛板)挿図 俊徳丸(しゅんとくまる)は、「俊徳丸伝説」(高安長者伝説)で語られる伝承上の人物。河内国高安の長者の息子で、継母の呪いによって失明し落魄するが、恋仲にあった娘・乙姫の助けで四天王寺の観音に祈願することによって病が癒える、というのが伝説の筋で、この題材をもとに謡曲の『弱法師』、説教節『しんとく丸』、人形浄瑠璃や歌舞伎の『攝州合邦辻』(せっしゅうがっぽうがつじ)などが生まれた。説教節『しんとく丸』では信徳丸(しんとくまる)。おなじ説教節『愛護若』(あいごのわか)との共通点も多い。.

新しい!!: 能と俊徳丸 · 続きを見る »

土蜘蛛 (能)

『土蜘蛛』(つちぐも)は、能楽作品のひとつ。『土蜘』と表記されることもある。室町時代の末期に制作されたと言われている鬼退治もので、蜘蛛の糸を投げつける演出で知られるが、これは明治時代に金剛唯一が考案したものである。能楽『大江山』同様、王土王民思想が見られる梅原猛、観世清和『能を読む④信光と世阿弥以後』角川学芸出版 2013年pp280-289 。.

新しい!!: 能と土蜘蛛 (能) · 続きを見る »

初雪

東京の初雪(2016年) 初雪(はつゆき)は、その冬初めて降る雪、または新年になってから初めて降る雪のこと。あるいは、その雪が降った日(雪の初日)のこと。反意語は終雪(しゅうせつ)である。.

新しい!!: 能と初雪 · 続きを見る »

善知鳥

善知鳥(うとう)は、能の演目のひとつ。ウトウという鳥を殺して生計を立てていた猟師が死後亡霊となり、生前の殺生を悔い、そうしなくては生きていけなかったわが身の悲しさを嘆く話。人生の悲哀と地獄の苦しみを描き出す哀しく激しい作品となっている。四番目物(五番立てと呼ばれる正式な演能の際に四番目に上演される曲で、亡霊などが主役になるもの)で、喜多流では「烏頭」と呼ばれる。 また、地唄にもこの能を基にした曲があり、地唄舞の演目としても知られる。.

新しい!!: 能と善知鳥 · 続きを見る »

和布刈

和布刈神社と関門海峡 和布刈(めかり)は、福岡県北九州市門司区の地域名。.

新しい!!: 能と和布刈 · 続きを見る »

サギ

(鷺)は、ペリカン目サギ科 (Ardeidae) に属する鳥類の総称で、水鳥の仲間である。雪客(せっかく)という異称もある。.

新しい!!: 能とサギ · 続きを見る »

八島 (能)

能楽における『八島』(やしま)は、「平家物語」に取材した作品。成立は室町時代。作者は世阿弥。複式夢幻能、修羅能の名作といわれる。作品名は世阿弥の「申楽談義」にみえ、『糺河原勧進猿楽記』に寛正5年(1464年)上演の記録があるなど、古くから頻繁に上演されてきた。「平家物語」の巻十一「弓流し」などから取材され、屋島の戦いにおける義経主従の活躍と修羅道におちた武将の苦しみが流麗な文体で描かれている。.

新しい!!: 能と八島 (能) · 続きを見る »

兼平

---- 兼平(かねひら)は、青森県弘前市の大字で、旧中津軽郡岩木町の大字。郵便番号は036-1332。.

新しい!!: 能と兼平 · 続きを見る »

石橋 (能)

『石橋』(しゃっきょう)は能の作品の一つ。獅子口(獅子の顔をした能面)をつけた後ジテの豪壮な舞が見物、囃子方の緊迫感と迫力を兼ね備えた秘曲が聞き物である。なお後段の獅子の舞については古くは唐楽に由来し、世阿弥の時代には、猿楽や田楽に取り入れられていた。.

新しい!!: 能と石橋 (能) · 続きを見る »

砧 (能)

『砧』(きぬた)は、世阿弥作といわれる能楽作品。成立は室町時代。『申楽談儀』に曲名が出ており『糺河原勧進猿楽記』には音阿弥による上演記録がある。夫の留守宅を守る妻の悲しみが描かれており、詞章、節づけともに晩秋のものがなしさを表現して、古来人々に好まれてきた能である。 なお、タイトルの「砧」とは木槌で衣の生地を打ってやわらかくしたり、つやをだしたりする道具のこと。この作品では、女主人公が砧を打つことが情念の表現になっている。.

新しい!!: 能と砧 (能) · 続きを見る »

箙(えびら、英: quiver)とは、.

新しい!!: 能と箙 · 続きを見る »

紅葉狩 (能)

『紅葉狩』(もみじがり)は、能の一曲である。平維茂の鬼退治を描く。 観世小次郎信光作。信光は『船弁慶』『鐘巻』(『道成寺』の原型)の作者でもある。本作もまた初期の登場人物が多い、ワキの積極的な関与が見られるなど、劇的構成を目指した比較的新しいスタイルの能である。美しい紅葉の情景、美女一行の姿と舞が前段の見どころ、一転して派手な激闘となる後段との対比が楽しい能である。.

新しい!!: 能と紅葉狩 (能) · 続きを見る »

羽田昶

羽田 昶(はた ひさし、1939年10月14日「羽田 昶先生 略歴と業績」『武蔵野日本文学第19号』2010年3月14日、pp.60-61 - )は日本の能楽研究者 2013年02月13日。武蔵野大学客員教授、同能楽資料センター研究員、能楽学会常任委員。2012年第34回観世寿夫記念法政大学能楽賞受賞。共著の『能の囃子事』(1990年)で東洋音楽学会田邉尚雄賞を受賞。東京市大森区生まれ。.

新しい!!: 能と羽田昶 · 続きを見る »

猩猩

猩猩 (和漢三才図会) 猩猩、猩々(しょうじょう)とは、古典書物に記された架空の動物。 各種芸能で題材にもなっており、特に能の演目である五番目物の曲名『猩猩』が有名である。真っ赤な能装束で飾った猩々が、酒に浮かれながら舞い謡い、能の印象から転じて大酒家や赤色のものを指すこともある。 仏教の古典書物や中国の古典書物にも登場するが、中国では黄色の毛の生き物や豚と伝わるなど多岐に富み、現代日本で定着している猩々の印象とは相違もあるため注意が必要である。 能の演目及び民俗芸能についても記述する。.

新しい!!: 能と猩猩 · 続きを見る »

猿楽

猿楽(さるがく、猿樂)は、平安時代に成立した日本の伝統芸能。能は江戸時代までは猿楽と呼ばれ、狂言とともに能楽と総称されるようになったのは明治以降のことである。.

新しい!!: 能と猿楽 · 続きを見る »

絃上 (能)

『絃上』(げんじょう / けんじょう)は、能の演目。観世流では『玄象』と書かれる。藤原師長が音楽を志して南宋に旅立つ途中、摂津国須磨の浦で村上天皇の霊に押し止められたという逸話が題材となっている。 八大龍王を助演者に村上天皇が舞う早舞が見所。颯爽とした余韻を残す演目である。 題名の絃上は村上天皇愛用の琵琶の名称であり、曲中でも度々琵琶を演奏している場面があるが、舞台の上では演奏は抽象化されており、特殊な演出を除いて実際に弾くことはない。.

新しい!!: 能と絃上 (能) · 続きを見る »

無形文化遺産

無形文化遺産(むけいぶんかいさん、)は、民族文化財、フォークロア、口承伝統などの無形文化財を保護対象とした、国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)の事業の一つ。2006年に発効した無形文化遺産の保護に関する条約に基づく。無形文化遺産に対して、ユネスコの世界遺産は建築物など有形文化財を対象とする。関係して2001年から3回行われた傑作宣言による90件を引き継いて含まれる。 これまでに対象とされた無形文化遺産は、各国の音楽、舞踏、祭り、儀式のほか、インドのヨーガ(2016年)、日本の和紙(2014年)、和食(2013年)など伝統習慣、工芸など多岐にわたる。.

新しい!!: 能と無形文化遺産 · 続きを見る »

熊野 (能)

『熊野』(ゆや)は、能を代表する曲の一つである。作者は、金春禅竹とも言われるが不明。禅竹の著書『歌舞髄脳記』に『遊屋』の記述がある。喜多流では『湯谷』。『平家物語』の巻十「海道下」(かいどうくだり)の場面から発展させたと考えられる。 作中で「自分と同じ名前だ」として熊野権現、今熊野(いまぐまの)を挙げている。つまりは喜多流以外では主人公の名は「くまの」だと思われるが、本項では「ゆや」と音読みする。 ドラマチックな展開を可能とする素材を扱いながら、対立的な描写を行わず、春の風景の中、主人公の心の動きをゆるやかな過程で追う。いかにも能らしい能として、古来「熊野松風に米の飯」(『熊野』と『松風』は、米飯と同じく何度観ても飽きず、噛めば噛むほど味が出る、の意)と賞賛されてきた。.

新しい!!: 能と熊野 (能) · 続きを見る »

物真似

物真似(ものまね)とは、人間や動物の声や仕草・様々な音・様々な様子や状態を真似すること。および、演芸の形態の一つ。ものまね・モノマネとも表記される。 ものまねタレントについては、ものまねタレント一覧を参照のこと。.

新しい!!: 能と物真似 · 続きを見る »

狂言

言「水掛聟(みずかけむこ)」 狂言(きょうげん)は、能と同様に猿楽から発展した伝統芸能で、猿楽の滑稽味を洗練させた笑劇。明治時代以降は、能・式三番と併せて能楽と呼ぶことがある。.

新しい!!: 能と狂言 · 続きを見る »

白居易

白 居易(はく きょい、772年2月28日(大暦7年1月20日) - 846年9月8日(会昌6年8月14日))は、中唐の詩人。字は楽天。号は酔吟先生・香山居士。弟に白行簡がいる。.

新しい!!: 能と白居易 · 続きを見る »

芝能楽堂

芝能楽堂(しばのうがくどう)は明治時代、芝公園の敷地内にあった能舞台の通称。単に「能楽堂」あるいは「能楽社」とも。明治維新により衰微した能楽の再興を目指して創建された。1902年(明治35年)靖国神社に奉納・移転、以降は「九段能楽堂」「靖国神社能楽堂」と称され、現在に至る。 能楽復興のシンボルとして、明治10〜20年代にかけ「明治の三名人」らの活躍の場となった。また屋根付きの能舞台と観客席を一つの建物の中に収めたいわゆる現行の「能楽堂」の先駆であり、その出現は近代以降の能楽のあり方全体に大きな影響を与えたとされる天野(2004)、pp.175-177。.

新しい!!: 能と芝能楽堂 · 続きを見る »

花月 (能)

『花月』 (かげつ) は、能の遊狂物の一曲である。半俗半僧の少年花月と父との再会を花月の遊芸を交えて描く。.

新しい!!: 能と花月 (能) · 続きを見る »

芸能

芸能(げいのう)とは、芸術の諸ジャンルのうち人間の身体をもって表現する技法のことである『大百科事典 4』、1202頁。。職業として芸能に携わる者を芸能人と呼ぶ。 また、日本に古くからあった芸術と技能は特に日本伝統芸能を参照。.

新しい!!: 能と芸能 · 続きを見る »

隅田川 (能)

14世喜多六平太による「隅田川」の一場面。荻島雄三撮影 『隅田川』 (すみだがわ) は能楽作品の一つである。観世元雅作。 一般に狂女物は再会→ハッピーエンドとなる。ところがこの曲は春の物狂いの形をとりながら、一粒種である梅若丸を人買いにさらわれ、京都から武蔵国の隅田川まで流浪し、愛児の死を知った母親の悲嘆を描く。 各流派で演じられるが、金春流で演じられる時は、『角田川』(すみだがわ)のタイトルになる。.

新しい!!: 能と隅田川 (能) · 続きを見る »

蟻通

『蟻通』(ありどおし)は、能楽における能の演目のひとつ。和歌によって神が慰められるという和歌を賞賛する内容であり、神を題材にしているが初番目物ではなく4番目物となっている。尉物に分類される。.

新しい!!: 能と蟻通 · 続きを見る »

道成寺 (能)

『道成寺』 (どうじょうじ) は、紀州道成寺に伝わる、安珍・清姫伝説に取材した能楽作品。観世小次郎信光作といわれる『鐘巻』を切り詰め、乱拍子を中心に再構成したものという。後にこの能の『道成寺』を元にして歌舞伎の『娘道成寺』や浄瑠璃の『道成寺』、琉球組踊の『執心鐘入』などが作られた。.

新しい!!: 能と道成寺 (能) · 続きを見る »

鍾馗

鍾馗(しょうき)は、主に中国の民間伝承に伝わる道教系の神。日本では、疱瘡除けや学業成就に効があるとされ、端午の節句に絵や人形を奉納したりする。また、鍾馗の図像は魔よけの効験があるとされ、旗、屏風、掛け軸として飾ったり、屋根の上に鍾馗の像を載せたりする。 鍾馗の図像は必ず長い髭を蓄え、中国の官人の衣装を着て剣を持ち、大きな眼で何かを睨みつけている姿である。.

新しい!!: 能と鍾馗 · 続きを見る »

西王母 (能)

『西王母』(せいおうぼ、さいおうぼ)は能の演目の一つ。女神物の脇能物。.

新しい!!: 能と西王母 (能) · 続きを見る »

西行桜

『西行桜』(さいぎょうざくら)は、世阿弥作の能楽作品。成立は室町時代。詳細は右記を参照。.

新しい!!: 能と西行桜 · 続きを見る »

高砂 (能)

『高砂』(たかさご)は、能の作品の一つ。相生の松によせて夫婦愛と長寿を愛で、人世を言祝ぐ大変めでたい能である。古くは『相生』『相生松』と呼ばれた。 ワキ、ワキヅレがアイとの問答の後、上ゲ歌で謡う『高砂や、この浦舟に帆を上げて、この浦舟に帆を上げて、月もろともに出で潮の、波の淡路の島影や、遠く鳴尾の沖過ぎて、はや住吉(すみのえ)に着きにけり、はや住吉に着きにけり『謡曲集 上』224-225ページより引用。』は結婚披露宴の定番の一つである。江戸時代、徳川将軍家では『老松』とともに『松』をテーマにした筆頭祝言曲二曲の一つであった。.

新しい!!: 能と高砂 (能) · 続きを見る »

謡(うたい)とは能の声楽(言葉・台詞)にあたる部分のこと。また、それのみを謡うこともいう。大和田建樹によると、「うたう」という動詞の名詞形であるが、詠歌や小唄などと区別するため「うた」でなくて「うたい」と読ませたという。江戸時代までは「謡」とだけ言い、謡曲という言葉が使われ始めたのはそれ以降である。.

新しい!!: 能と謡 · 続きを見る »

豊干

豊干(ぶかん、ほうかん、生没年不詳)は、中国・唐代の禅僧。豊干禅師ともいわれ、寒山と拾得と共に三聖と呼ばれる。.

新しい!!: 能と豊干 · 続きを見る »

賀茂 (能)

『賀茂』(かも)は、能楽作品のひとつ。別表記加茂、古称は矢立鴨。賀茂神社の縁起を気品高く、また勇壮に表現した能である。作者は金春禅竹ともいわれるが、不詳。戦国末期の素人能役者下間少進の演能記録「能之留帖」に頻出し、また、豊臣秀吉の命をうけて山科言経らが注釈をするなど、その当時からよく好まれた能である。.

新しい!!: 能と賀茂 (能) · 続きを見る »

鶴亀

『鶴亀』(つるかめ)は、能の作品。天下泰平、国家の長久を祈念し、祝福するという、おめでたい内容である。 能の現行演目の中では最も短いもので、初心者向きの入門曲として知られている。.

新しい!!: 能と鶴亀 · 続きを見る »

黒塚 (能)

55世梅若六郎による「安達原 白頭・長糸之伝」。前場の糸を繰る場面 「黒塚」(くろづか)は、能の演目の一つ。観世流では「安達原(あだちがはら)」。四・五番目物、鬼女物、太鼓物に分類される。いわゆる「安達ヶ原の鬼婆」伝説に取材した曲である。 作者については不詳。作者付の記述から、近江猿楽所縁の曲であったと見られる伊藤(1983)(後述)。 この記事ではあわせて派生作品についても記述する。.

新しい!!: 能と黒塚 (能) · 続きを見る »

黒川能

黒川能の「高砂」 黒川能(くろかわのう)とは、山形県の庄内地方に伝わる伝統芸能である。国の重要無形民俗文化財(1976年指定)。.

新しい!!: 能と黒川能 · 続きを見る »

輪蔵

輪蔵(りんぞう)とは、仏教の寺院内等に設けられる経蔵の一種である。転輪蔵。 経蔵の中央に、中心軸に沿って回転させることが可能な八面等に貼り合わせた形の書架を設け、そこに大蔵経を収納した形式のものである(回転式書架)。一般には、この経蔵を回転させると、それだけで経典全巻を読誦したのと同等の御利益が得られるものと信じられている。 その起源は、中国南朝梁の傅大士によるものと伝えられており、輪蔵の正面には、傅大士とその二子による三尊像が奉安されている。 また、謡曲の題目の中に、「輪蔵」というものが見られる。.

新しい!!: 能と輪蔵 · 続きを見る »

能の現行演目一覧

能の現行演目一覧(のうのげんこうえんもくいちらん)は、能のシテ方五流が、現在上演する演目をまとめた一覧である。.

新しい!!: 能と能の現行演目一覧 · 続きを見る »

能面

能面(のうめん)は、能楽や一部の神楽で用いられる仮面である。伎楽面や舞楽の仮面などの影響を受けている。.

新しい!!: 能と能面 · 続きを見る »

能楽

中尊寺鎮守 白山神社の能舞台(重要文化財) 日牟禮八幡宮の能舞台 日牟禮八幡宮能舞台の橋がかり 能楽(のうがく)は、日本の伝統芸能であり、式三番(翁)を含む能と狂言とを包含する総称である。重要無形文化財に指定され、ユネスコ無形文化遺産に登録されている。.

新しい!!: 能と能楽 · 続きを見る »

能楽協会

公益社団法人能楽協会(こうえきしゃだんほうじん のうがくきょうかい)とは、大和猿楽四座の流れを直接継承している流派に所属する能楽師によって構成される団体である。.

新しい!!: 能と能楽協会 · 続きを見る »

能楽師

能楽師(のうがくし)は、職業的に能楽を演じる人。.

新しい!!: 能と能楽師 · 続きを見る »

舞(まい)とは、日本舞踊のうちメロディに合わせた旋回運動を主としたもの。明治以前には、踊りとは明確に区別されていたが、ダンスの和訳として舞踊という言葉ができ、区別が意識されなくなった「踊り」は跳躍運動から芸能化したものである。このことを指摘したのは折口信夫である。池田(1968)p.20。.

新しい!!: 能と舞 · 続きを見る »

船弁慶

『大物之浦ニ霊平知盛海上に出現之図』(月岡芳年『新形三十六怪撰』) 『船弁慶』(ふなべんけい)は、『平家物語』、『吾妻鏡』などに取材した能楽作品。表記は「舟弁慶」(また旧字で「船辯慶」、「舟辯慶」)とも。作者はほぼ観世小次郎信光と比定されている。源義経、武蔵坊弁慶、静御前、平知盛を主たる登場人物とし、前半と後半でシテの演じる役柄がまったく異なるなど、華やかで劇的な構成が特徴である。この記事では合わせて派生作品についても記述する。.

新しい!!: 能と船弁慶 · 続きを見る »

京都 鵺 大尾」(「木曽街道六十九次」の内、歌川国芳画、嘉永5年(1852年)10月) 鵺、鵼、恠鳥、夜鳥、奴延鳥(ぬえ)は、日本で伝承される妖怪あるいは物の怪である。.

新しい!!: 能と鵺 · 続きを見る »

藍染川

藍染川.

新しい!!: 能と藍染川 · 続きを見る »

藤戸 (倉敷市)

藤戸(ふじと)は、岡山県倉敷市倉敷地域にある地区である。かつての児島郡藤戸町(ふじとちょう)に相当する。倉敷市立天城小学校区とほぼ同じであるため、天城(あまき)とも呼ばれる。 狭義では、同地域内の大字藤戸町藤戸、天城と呼ぶ場合も狭義では同地域内の大字藤戸町天城を指す。.

新しい!!: 能と藤戸 (倉敷市) · 続きを見る »

葵上

『葵上』(あおいのうえ)は、『源氏物語』の「葵」巻に取材した能楽作品。世阿弥改作か。 シテは六条御息所の生霊であり、題にもなっている葵の上は一切登場せず、生霊に祟られ寝込んでいることを一枚の小袖を舞台に寝かすこと(出し小袖)で表現している。 六条御息所は賀茂の祭の際、光源氏の正妻である葵の上一行から受けた侮辱に耐え切れず、生霊(前ジテ)となって葵上を苦しめているのである。薬石効なく、ついに修験者である横川の小聖が呼ばれ祈祷が始まると、生霊は怒り、鬼の姿(後ジテ)で現われるが、最後は般若の姿のまま、法力によって浄化される場面で終わる。.

新しい!!: 能と葵上 · 続きを見る »

自然居士 (能)

『自然居士』 (じねんこじ) は、観阿弥作の能の一曲である。世阿弥の手も入っていると考えられる。仏教の説教者の自然居士が芸尽しによって幼い者を人買いから救う。観阿弥らしい劇的構成が光る能である。.

新しい!!: 能と自然居士 (能) · 続きを見る »

鉢木

鉢木(はちのき)は、能の一曲。観阿弥・世阿弥作ともいわれるが不詳。.

新しい!!: 能と鉢木 · 続きを見る »

雨月

月(うげつ).

新しい!!: 能と雨月 · 続きを見る »

雲林院

雲林院門前 紫野雲林院町から撮影 雲林院境内に残る観音堂 雲林院(うんりんいん、うりんいん)は、京都市北区紫野にある臨済宗の寺院。臨済宗大徳寺派大本山大徳寺の塔頭である。かつて天台宗の大寺院として知られた、平安時代の史跡でもある。なまって「うじい」とも呼ばれた。.

新しい!!: 能と雲林院 · 続きを見る »

雷電 (能)

『雷電』(らいでん)は、能楽作品のひとつ。菅原道真が大宰府に左遷され憤死、死後雷となって内裏に祟ったというエピソードをもとに構成された能である。『太平記』、『北野天神縁起絵巻』などに取材しており、後世の歌舞伎『菅原伝授手習鑑』にも影響を与えたとされる。別称『妻戸』(つまど)。.

新しい!!: 能と雷電 (能) · 続きを見る »

老松

老松(おいまつ).

新しい!!: 能と老松 · 続きを見る »

東方朔

東方 朔(とうほう さく、紀元前154年 - 紀元前92年)は、前漢・武帝時代の政治家。字は曼倩。平原郡厭次県(現在の山東省恵民県)の人。.

新しい!!: 能と東方朔 · 続きを見る »

松山鏡

松山鏡は、.

新しい!!: 能と松山鏡 · 続きを見る »

松風 (能)

『松風』 (まつかぜ)は能楽作品の一つである。成立は室町時代。観阿弥のオリジナルを世阿弥が改修したと考えられる。須磨に流された貴公子と海人との深交を記した『撰集抄』・『源氏物語』の説話、及び『古今和歌集』の在原行平の歌を元にした秋の曲である。.

新しい!!: 能と松風 (能) · 続きを見る »

梅枝

梅枝」(うめがえ)は、『源氏物語』五十四帖の巻名のひとつ。第32帖。巻名は宴の席で弁少将(内大臣の次男、後の紅梅大納言)が歌った催馬楽に因む。.

新しい!!: 能と梅枝 · 続きを見る »

檜垣嫗

檜垣嫗(桧垣媼、ひがきのおうな)は生没年不詳、平安時代中期(10世紀)の女性歌人。様々な伝説に包まれ、その正体は詳らかでない。『檜垣嫗集』は、歌物語風に仕立てられた家集である。ただし、檜垣の歌と認められているものは3首のみであり、同書は後人による仮託の書であることが定説となっている。 『後撰和歌集・巻第十七・雑三』、1219番の詞書と付記によれば、筑紫の白河という所に住んでいた「名高く、事好む女」で、大宰大弐・藤原興範(844年 - 917年)に水を汲むよう乞われると、「年ふればわが黒髪も白河の みづはくむまで老いにけるかも」と詠んだという。この歌は零落した身の上を詠んだものだが、歌を詠みかけた相手が、家集では肥後守・清原元輔(908年 - 990年)、『大和物語』では藤原純友の乱の追捕使・小野好古(884年 - 968年)となっており、歌の本文も、.

新しい!!: 能と檜垣嫗 · 続きを見る »

殺生石

殺生石(せっしょうせき)は、栃木県那須町の那須湯本温泉付近にある溶岩。 付近一帯には硫化水素、亜硫酸ガスなどの有毒な火山ガスがたえず噴出しており、「鳥獣がこれに近づけばその命を奪う、殺生の石」として古くから知られている。松尾芭蕉も訪れており『おくのほそ道』にその様子が記されている。 現在は、観光客が多く訪れる観光名所となっている。ただし、ガスの排出量が多い場合は立ち入りが規制される。.

新しい!!: 能と殺生石 · 続きを見る »

江戸時代

江戸時代(えどじだい)は、日本の歴史において徳川将軍家が日本を統治していた時代である。徳川時代(とくがわじだい)とも言う。この時代の徳川将軍家による政府は、江戸幕府(えどばくふ)あるいは徳川幕府(とくがわばくふ)と呼ぶ。 藩政時代(はんせいじだい)という別称もあるが、こちらは江戸時代に何らかの藩の領土だった地域の郷土史を指す語として使われる例が多い。.

新しい!!: 能と江戸時代 · 続きを見る »

源氏供養

源氏供養(げんじくよう)とは、源氏物語およびその作者紫式部を供養するという、日本の中世に見られた文化である。 また、それを題材にした「源氏供養」という題の作品が、能を始め、いくつかある。それらについても解説する。.

新しい!!: 能と源氏供養 · 続きを見る »

滑稽

滑稽(こっけい)は、中国古代の歴史書『史記』中の列伝の篇名として知られる用語であり、当時は、饒舌なさまを表した。後世、転じて笑いやユーモアと同義語として日本にも伝わり、滑稽本などを生んだ。 一説には、滑稽の語源は、酒器の一種の名であり、その器が止め処無く酒を注ぐ様が、滑稽な所作の、止め処無く言辞を吐く様と相通じるところから、冗長な言説、饒舌なさま、或いは智謀の尽きないさまを、滑稽と称するようになった、という(北魏の崔浩による『史記』等の注釈に見える)。 古代の『楚辞』、揚雄の『法言』や、『史記』に立伝される人物の滑稽は、全て弁舌鮮やかなさまを表しており、笑いの要素は含まれていない。但し、滑稽として取り上げられた人物の中には、優孟(ゆうもう)や優旃(ゆうせん)のような俳優が含まれていた。その、おどけた、ウィットに富んだ言動が、笑いやユーモアと通じるため、後世、笑いやユーモアに富んださまを、滑稽と表現するように転じたものと考えられている。.

新しい!!: 能と滑稽 · 続きを見る »

演劇

演劇(えんげき、英語:theatre, theater)とは、観客に対し、俳優が舞台上で身振りや台詞などで、何らかの物語や人物などを形象化し、演じて見せる、芸術のこと。俳優が観客を前にして、舞台上で、なんらかの思想や感情などを表現し伝達しようとする一連の行為。.

新しい!!: 能と演劇 · 続きを見る »

木賊

木賊(とくさ).

新しい!!: 能と木賊 · 続きを見る »

明治

明治(めいじ)は日本の元号の一つ。慶応の後、大正の前。新暦1868年1月25日(旧暦慶応4年1月1日/明治元年1月1日)から1912年(明治45年)7月30日までの期間を指す。日本での一世一元の制による最初の元号。明治天皇在位期間とほぼ一致する。ただし、実際に改元の詔書が出されたのは新暦1868年10月23日(旧暦慶応4年9月8日)で慶応4年1月1日に遡って明治元年1月1日とすると定めた。これが、明治時代である。.

新しい!!: 能と明治 · 続きを見る »

明治維新

Le Monde illustré』1869年2月20日刊行号内の挿絵。 明治維新(めいじいしん、Meiji Restoration, Meiji Revolution)とは、明治時代初期の日本が行った大々的な一連の維新をいう。江戸幕府に対する倒幕運動から明治政府による天皇親政体制への転換と、それに伴う一連の改革を指す。その範囲は、中央官制・法制・宮廷・身分制・地方行政・金融・流通・産業・経済・文化・教育・外交・宗教・思想政策など多岐に及んでいるため、どこまでが明治維新に含まれるのかは必ずしも明確ではない。.

新しい!!: 能と明治維新 · 続きを見る »

海人 (能)

『海人』(あま、別表記海士)は、能楽作品のひとつ。旧来世阿弥作ともいわれてきたが、世阿弥自身がこの能の一部について「金春の節である(申楽談儀)」と書いているところから、世阿弥の時代にはすでにこの主題の能があったことが推測される。 讃岐国志度寺の縁起、藤原氏にまつわる伝説を素材に、ドラマチックに作り上げられた作品。藤原房前の出生譚や、藤原氏の女性が唐の后になったという伝説、海底に奪われた宝物をとりかえす海人の伝承、房前が志度寺に寄進したことなどを題材としている。 わが命を犠牲にしてまで子の栄達を願う母の行動を主筋に、法華経による女人成仏などの宗教性も加味した人気のある能のひとつである。 この曲のクライマックス部分「玉ノ段」は、写実性にとみ、独立した仕舞としてもよく上演される。特殊演出である小書も多い。 幸若舞『大職冠』とも共通性がみられ、結末に縁起物語にみられるような詞章があるなど、能と他の芸能の関連性を考えるうえでも、貴重な作である。またこの曲をモチーフとした他分野の作品(地歌『珠取海人』など)も少なくない。.

新しい!!: 能と海人 (能) · 続きを見る »

新作能

新作能(しんさくのう)は、明治時代以後に書かれた能の曲目である。歴史的に見ると、江戸期に書かれた新作が同時代に「新儀能」「新作物」と呼ばれたが、これらは現在では新作能と呼ばれない。.

新しい!!: 能と新作能 · 続きを見る »

日本伝統芸能

日本伝統芸能(にほんでんとうげいのう)は、日本に古くからあった芸術と技能の汎称。特定階級または大衆の教養や娯楽、儀式や祭事などを催す際に付随して行動化されたもの、または行事化したものを特定の形式に系統化して伝承または廃絶された、有形無形のものを言う。詩歌・音楽・舞踊・絵画・工芸・芸道などがある。.

新しい!!: 能と日本伝統芸能 · 続きを見る »

敦盛 (能)

敦盛(あつもり)は、能の演目のひとつで、二番目物、公達物。「平家物語」の「敦盛最期」の章をもとに、世阿弥が編作した。 中之舞(黄鐘早舞・男舞)を舞う優雅な演目である。.

新しい!!: 能と敦盛 (能) · 続きを見る »

1881年

記載なし。

新しい!!: 能と1881年 · 続きを見る »

ここにリダイレクトされます:

能役者雑能

出ていきます入ってきます
ヘイ!私たちは今、Facebook上です! »