ロゴ
ユニオンペディア
コミュニケーション
Google Play で手に入れよう
新しい! あなたのAndroid™デバイスでユニオンペディアをダウンロードしてください!
無料
ブラウザよりも高速アクセス!
 

小穂

索引 小穂

小穂(しょうすい)とは、イネ科やカヤツリグサ科における花を含む構造のことである。通常は複数の花を含み、鱗片状の構造が折り重なったものである。本来は花序に由来する構造だが、この類ではこれが花序を構成する単位となっている。.

67 関係: 単子葉植物ミヤマシラスゲハマスゲハリイ属メリケンガヤツリメヒシバ属モロコシモロコシ属ユリ科レンズワタスゲヌカキビトダシバヒメクグヒンジガヤツリ属ヒトモトススキ属テンツキフトイドクムギ属アンペライ属アブラススキイネイネ科イグサ科ウンキニア属ウシノケグサ属エノコログサエノコログサ属カヤツリグサ属カヤツリグサ科カラスムギカラスムギ属カワラスガナキビ属キク科キシュウスズメノヒエクサヨシ属グラジオラスコバンソウコバンソウ属コメガヤ属シンジュガヤ属ジュズダマスゲ属スズメノヒエ属サヤヌカグサ属サンアソウ科ササササクサ...穎果花序花冠頭状花序風媒花雌蕊雄蕊進化退化虫媒花果実数珠 インデックスを展開 (17 もっと) »

単子葉植物

単子葉植物(たんしようしょくぶつ)とは、被子植物のうち、1枚の子葉を持つことで特徴づけられている植物の一群のことであり、双子葉植物としばしば対比される。.

新しい!!: 小穂と単子葉植物 · 続きを見る »

ミヤマシラスゲ

ミヤマシラスゲは水辺にはえるスゲ属の植物の一つ。大きく膨らんだ果胞が特徴的である。.

新しい!!: 小穂とミヤマシラスゲ · 続きを見る »

ハマスゲ

ハマスゲは乾地に生えるカヤツリグサの1種。雑草としてよく見かけられ、また薬草として利用される。.

新しい!!: 小穂とハマスゲ · 続きを見る »

ハリイ属

ハリイ属(針藺属・学名:Eleocharis)は、カヤツリグサ科の属のひとつである。ハリイ属の植物には200種から250種があり、ハリイ、クログワイなどを含む。.

新しい!!: 小穂とハリイ属 · 続きを見る »

メリケンガヤツリ

メリケンガヤツリ(学名: )は、やや大型になるカヤツリグサ科の植物。湿地にはえる帰化植物である。水辺に大きな株を作る。.

新しい!!: 小穂とメリケンガヤツリ · 続きを見る »

メヒシバ属

メヒシバ属 Digitaria はイネ科の分類群の一つ。日本では小柄な雑草が多いが、食用とされる種もある。また雑草としても重要なものを含む。.

新しい!!: 小穂とメヒシバ属 · 続きを見る »

モロコシ

モロコシ(蜀黍、唐黍、学名 Sorghum bicolor)は、イネ科の一年草のC4植物・穀物。熱帯アフリカ原産。タカキビ(高黍)とも呼ぶ。外来語呼称にはコーリャン(高粱, Gāoliangから)、ソルガム、ソルゴーがある。沖縄ではトーナチンと呼ばれる。穀物としての生産面積ではコムギ、イネ、トウモロコシ、オオムギに次いで世界第5位である。熱帯、亜熱帯の作物で乾燥に強く、イネ、コムギなどが育たない地域でも成長する。.

新しい!!: 小穂とモロコシ · 続きを見る »

モロコシ属

モロコシ属 (Sorghum) は、約30の種が分類される、イネ科の属である。その内のいくつかは穀物として、また多くが飼料として世界中で栽培される。栽培には温暖な気候が必要で、野生では熱帯及び亜熱帯に分布する。乾燥に強く、アフリカのサバナからステップ地帯の主穀となっている。 なお、日本におけるモロコシには異名が多く、文献や機関によって異なる名前で記載されていることは珍しくない。一般的なものとしては、モロコシ、ソルガム、コーリャン(高粱)、タカキビなどの名がある。.

新しい!!: 小穂とモロコシ属 · 続きを見る »

ユリ科

ユリ科 (Liliaceae) とは、被子植物の分類の一つ。単子葉植物に属する。 ユリやチューリップなど、地下に鱗茎・球根が発達するものが多い。1998年に発表されたAPG体系の分類の研究が進むまでは、ネギ属やヤマノイモ属といったAPG体系上ではキジカクシ目やヤマノイモ目に分類される種を含む広範で多種多様な科であった。 チューリップなど園芸植物として親しまれている種も多い。イヌサフランなど毒を持つものがある。.

新しい!!: 小穂とユリ科 · 続きを見る »

レンズ

レンズ レンズの断面形状の種類 レンズ()とは、.

新しい!!: 小穂とレンズ · 続きを見る »

ワタスゲ

ワタスゲ(綿菅、学名:Eriophorum vaginatum)は、カヤツリグサ科ワタスゲ属の多年草。別名でスズメノケヤリ(雀の毛槍)という。.

新しい!!: 小穂とワタスゲ · 続きを見る »

ヌカキビ

ヌカキビ Panicum bisulcatum Thunb.

新しい!!: 小穂とヌカキビ · 続きを見る »

トダシバ

トダシバ Arundinella hirta (Thunb.) は、やや大型になるイネ科の草本。秋に芒のない粒々がぎっしり並んだような穂を立てる。変異が大きく、見た目では随分違ったものがある。.

新しい!!: 小穂とトダシバ · 続きを見る »

ヒメクグ

ヒメクグ(Kyllinga brevifolia Rottb.

新しい!!: 小穂とヒメクグ · 続きを見る »

ヒンジガヤツリ属

ヒンジガヤツリ属(Lipocarpha)はカヤツリグサ科の植物の属のひとつ。見かけ上はカヤツリグサ属に近いが、小穂の構造ははっきりと異なる。ただし、その構造には若干の議論がある。.

新しい!!: 小穂とヒンジガヤツリ属 · 続きを見る »

ヒトモトススキ属

ヒトモトススキ属 Cladium は、カヤツリグサ科の植物の属の一つ。日本ではヒトモトススキのみを含む。.

新しい!!: 小穂とヒトモトススキ属 · 続きを見る »

テンツキ

テンツキ (Fimbristylis dichotoma)は、カヤツリグサ科テンツキ属の植物である。英名はない。.

新しい!!: 小穂とテンツキ · 続きを見る »

フトイ

フトイ(Scirpus tabernaemontani C. C. Gmelin)とはイグサに近い姿のカヤツリグサ科の植物である。 「フトイ」という名前は「太い」ではなく「太藺」、つまり「太い藺草」の意味である。実際にはイグサ科ではなく、カヤツリグサ科ホタルイ属に属する。ただし、その姿はさほどイグサに似ている訳ではない。 日本全土に分布する。.

新しい!!: 小穂とフトイ · 続きを見る »

ドクムギ属

ドクムギ属 Lolium はイネ科の植物の属のひとつ。単軸の穂状花序に、左右から扁平な小穂を多数、左右交互につける。牧草として利用されるものがあり、それらは雑草としても広く分布する。.

新しい!!: 小穂とドクムギ属 · 続きを見る »

アンペライ属

アンペライ属 Machaerina は、カヤツリグサ科に属する分類群の一つ。直立する葉と花茎を束状に生じる。ネビキグサ属とも言う。.

新しい!!: 小穂とアンペライ属 · 続きを見る »

アブラススキ

アブラススキ(油薄、学名:Eccoilopus cotulifer)は、単子葉植物イネ科アブラススキ属の大型の多年草である。まばらな穂にややまとまった小穂が枝先に垂れる。ススキの名をもつが、それほどススキに似ている訳ではなく、むしろ穂に綿毛がないところなど、はっきり異なった点が多い。名前の由来は穂から油のような成分を出すためである。類似の植物は多々あり、それらもアブラススキの名に修飾をつけて呼ばれるものがある。.

新しい!!: 小穂とアブラススキ · 続きを見る »

イネ

イネ(稲、稻、禾)は、イネ科イネ属の植物農業・生物系特定産業技術研究機構編『最新農業技術事典』農山漁村文化協会 p.105 2006年。属名Oryza は古代ギリシア語由来のラテン語で「米」または「イネ」を意味する。種小名 sativa は「栽培されている」といった意味である。収穫物は米と呼ばれ、トウモロコシやコムギとともに世界三大穀物の1つとなっている。稲禾(とうか)、禾稲(かとう)などとも呼ばれる。.

新しい!!: 小穂とイネ · 続きを見る »

イネ科

イネ科(イネか、)は、おおよそ700属と8000種が属する被子植物単子葉類の大きな科である。世界中で広く分布する。古くは禾本科(かほんか)又はホモノ科とも呼んだ。.

新しい!!: 小穂とイネ科 · 続きを見る »

イグサ科

イグサ科 は単子葉植物の科の一つである。外見はイネ科に似ているが、小穂は作らない。.

新しい!!: 小穂とイグサ科 · 続きを見る »

ウンキニア属

ウンキニア属 Uncinia は、カヤツリグサ科の属の一つ。スゲ属によく似ていて、果胞から突き出る鈎を持つ。.

新しい!!: 小穂とウンキニア属 · 続きを見る »

ウシノケグサ属

ウシノケグサ属(学名:Festuca)は、イネ科の属のひとつ。属名は草の茎という意のラテン語に由来する。.

新しい!!: 小穂とウシノケグサ属 · 続きを見る »

エノコログサ

ノコログサ(狗尾草、学名:)は、イネ科エノコログサ属の植物で、一年生草本である。ブラシのように長い穂の形が独特な雑草である。 夏から秋にかけてつける花穂が、犬の尾に似ていることから、犬っころ草(いぬっころくさ)が転じてエノコログサという呼称になったとされ、漢字でも「狗(犬)の尾の草」と表記する。ネコジャラシ(猫じゃらし)の俗称は、花穂を猫の視界で振ると、猫がじゃれつくことから。逆に猫をじゃらす、草状のものを「お遊び草」と呼ぶようになった。穀物のアワ(粟)の原種とされ、交雑もよくおこる。.

新しい!!: 小穂とエノコログサ · 続きを見る »

エノコログサ属

ノコログサ属 Setaria は、イネ科植物の一群で、丸っこい小穂をつけ、花序の枝先が芒状に尖る。エノコログサやアワを含む。.

新しい!!: 小穂とエノコログサ属 · 続きを見る »

カヤツリグサ属

ヤツリグサ属 (Cyperus) は、カヤツリグサ科の主要なグループのひとつである。身近な雑草が多いが、有用種も含まれる。.

新しい!!: 小穂とカヤツリグサ属 · 続きを見る »

カヤツリグサ科

ヤツリグサ科は、単子葉植物の一つの科である。最も有名なのはパピルスであろうが、有用植物は少ない。全世界で約70属3700種がある。 APG植物分類体系では、イネ目 に属する。.

新しい!!: 小穂とカヤツリグサ科 · 続きを見る »

カラスムギ

ラスムギ(烏麦、学名:Avena fatua)はイネ科カラスムギ属の越年草 。あるいはカラスムギ属の総称。また、同属の栽培穀物であるエンバクの別名でもある。.

新しい!!: 小穂とカラスムギ · 続きを見る »

カラスムギ属

ラスムギ属 (Avena) は、10-15の種が分類される、イネ科の属である。ヨーロッパ、アジア、北アフリカに自生する。この内の1種は穀物として広く栽培されるが、他の数種は雑草として世界中に生える。カラスムギ属の種子は全て食べることができるが、多くの種では種子が小さく、収穫が困難である。.

新しい!!: 小穂とカラスムギ属 · 続きを見る »

カワラスガナ

ワラスガナ (Cyperus sanguinolentus Vahl) は、単子葉植物カヤツリグサ科カヤツリグサ属にふくまれる一年草である。カヤツリグサに似た植物で、水田などに生育する。カヤツリグサ属とは分けられることもある。偏平で幅広くて、褐色に色づく小穂が特徴的である。.

新しい!!: 小穂とカワラスガナ · 続きを見る »

キビ属

ビ属(キビぞく、学名:Panicum)は、単子葉植物イネ科の一群で、世界に約500の種がある。最もよく知られているのは、穀物として栽培されるキビである。しかし、日本にもこれ以外に数種がある。 キビ属の小穂はいわゆるエノコログサ型で、二花からなり、第一小花は退化、第二小花のみ完全に残ること、第一穎は小さく、第二、第三穎は小穂と同長で膜質、第四穎が革質になる。そのような小穂を円錐花序をつけ、余計な刺などがないこと、小穂は楕円形等で、あまり偏平でないことなどがこの属の特徴である。また第二小花の基部に関節があり、果実が熟するとここで折れ、第四穎(護穎)と第五穎(内穎)に包まれて脱落する。.

新しい!!: 小穂とキビ属 · 続きを見る »

キク科

イワニガナ(ジシバリ) クリサンセマム(青はネモフィラ) キク科(キクか、学名:、保留名:)は、被子植物真正双子葉類に属する1分類群である。もっとも進化し、もっとも分化している植物とされる。.

新しい!!: 小穂とキク科 · 続きを見る »

キシュウスズメノヒエ

ュウスズメノヒエ Paspalum distichum L. は、イネ科の植物の一つで、よく這って伸びる多年草。水田などの雑草として注意が必要なものである。変種にチクゴスズメノヒエがある。.

新しい!!: 小穂とキシュウスズメノヒエ · 続きを見る »

クサヨシ属

ヨシ属(学名:Phalaris)はイネ科の被子植物である。クサヨシ属のさまざまな種は南極大陸を除くすべての大陸に自生している。海抜下から数千メートルまであるいは湿地帯から乾燥地帯へと広い範囲を生息地とする。一部の種は牧草として利用される。含まれるアルカロイドは家畜にとって害を及ぼす。.

新しい!!: 小穂とクサヨシ属 · 続きを見る »

グラジオラス

ラジオラス (Gladiolus) は、アヤメ科グラジオラス属の植物の総称。日本には自生種はなく、園芸植物として植えられている。別名、トウショウブ(唐菖蒲)、オランダショウブ(阿蘭陀菖蒲)。名前は古代ローマの剣であるグラディウスに由来し、葉が剣に類似していることが根拠といわれる。日本では明治時代に輸入され、栽培が開始された。根は湿布薬の材料に使われる。.

新しい!!: 小穂とグラジオラス · 続きを見る »

コバンソウ

バンソウはイネ科の普通に見られる雑草の一つ。小判に似た形の小穂をつけることから名付けられた。.

新しい!!: 小穂とコバンソウ · 続きを見る »

コバンソウ属

バンソウ属はイネ科の一年生植物で、北半球の温帯地域に生育する。 いくつかの種は観賞用に栽培される。 コバンソウ属の植物は、ツツミノガ科の一種のColeophora lixellaを含む鱗翅目の幼虫の食草となる。.

新しい!!: 小穂とコバンソウ属 · 続きを見る »

コメガヤ属

メガヤ属(Melica)は、イネ科の多年生植物である。世界の温帯地域のほとんどで見られる。上部に穂を付けた直立の長い茎を持ち、群生する。球茎を作る種もあり、オニオングラスと呼ばれる。 代表的な種には次のようなものがある。.

新しい!!: 小穂とコメガヤ属 · 続きを見る »

シンジュガヤ属

ンジュガヤ属(Scleria)は、カヤツリグサ科の属の一つ。.

新しい!!: 小穂とシンジュガヤ属 · 続きを見る »

ジュズダマ

ュズダマ(数珠玉、)は、水辺に生育する大型のイネ科植物の1種である。 インドなどの熱帯アジア原産。.

新しい!!: 小穂とジュズダマ · 続きを見る »

スゲ属

属(菅、Carex)は、カヤツリグサ科の一つの属である。身近なものも多いが、非常に種類が多く、同定が困難なことでも有名である。.

新しい!!: 小穂とスゲ属 · 続きを見る »

スズメノヒエ属

メノヒエ属(スズメノヒエぞく、学名: )は、単子葉植物イネ科の属の一つ。草本である。日本にはいくつもの種があり、背が高いもの低いもの、大きいもの小さいものとあるが、いずれも多年草である。共通する特徴は、ほぼ円盤形をした小穂である。.

新しい!!: 小穂とスズメノヒエ属 · 続きを見る »

サヤヌカグサ属

ヤヌカグサ属(Leersia)はイネ科の植物であり、アシカキ、サヤヌカグサが本属の仲間である。熱帯および温帯地域に自生し、約17種が存在する。サヤヌカグサ属は、ドイツの植物学者ヨハン・ダニエル・レールズ(Johann Daniel Leers)にちなんで命名された。.

新しい!!: 小穂とサヤヌカグサ属 · 続きを見る »

サンアソウ科

''Alexgeorgea'' サンアソウ科(Restionaceae)は単子葉植物の科。 すべて多年草からなる。細長い葉を叢生し、見かけはイネ科などに似る。短い地下茎を持つ種や、イネ科に似た珪酸体を含む種もある。花は両性または単性で穂状花序につく。花被は3または6、雄蕊は2または3、子房上位。果実は堅果またはさく果、1または3個の種子を含む。 40-50属、400-500種ほどからなるやや大きい科である。おもに南半球の熱帯・亜熱帯、南アフリカ、マダガスカル、オーストラリア、ニュージーランド、インドシナ、チリなどに分布し、特に南アフリカと西オーストラリアに多い。日本には自生しない。中国ではただ1種、Leptocarpus disjunctus が海南島の三亜付近に自生し、和名で三亜草(サンアソウ、中国名は薄果草)と呼ばれ科名のもとになっている。南アフリカ原産の高さ2-3メートルで竹のようになるものもあり、観賞用に栽培されることもある。 クロンキスト体系ではサンアソウ目としたが、APG植物分類体系ではイネ目に入れ、その中でイネ科にやや近いグループとしている。 2016年に改定されたAPG IVでは、旧アナルトリア科・旧カツマダソウ科の属についても本科に含めることになった。.

新しい!!: 小穂とサンアソウ科 · 続きを見る »

ササ

(笹、篠、筱、筿)はタケに似た小型の植物。実際にはその大きさは様々なことから両者の区別がつきにくい場合もあり、日常用語としては明確な区別をせず用いる場合もあるが、植物学上は区別がある。.

新しい!!: 小穂とササ · 続きを見る »

ササクサ

(Lophatherum gracile Brongn.) は、単子葉植物イネ科ササクサ属の植物で、多年草である。ササに似た葉を持つ背の低い草で、種子はひっつき虫である。.

新しい!!: 小穂とササクサ · 続きを見る »

(えい)とは、イネ科の植物の小穂に見られる鱗状の包葉のことである。.

新しい!!: 小穂と穎 · 続きを見る »

穎果

穎果(えいか)はイネ科植物に見られる果実。痩果の一種であり乾燥した果皮が種子に密着し、多くは両者が一体化する。この外側をさらに外穎と内穎、さらに種によっては苞穎が変化した籾殻がつつむ。 穎果を穀物として食べる場合、種子の外側にあるこれらの構造がとてもじゃまになる。しかし、これを一つ一つ剥がすには、粒が小さすぎ、数が多すぎる。特に籾殻はつぶしても食えない。したがって、穀物を主食とするには、これらをまとめて一気に剥がす仕組みが必要になり、世界各国でそれぞれの技法が発達した。 多くの穀物では籾摺り(脱穀)と精白が行われるが、これはそれぞれ籾殻の除去と、一体化した果皮と種皮の除去を目的とするものである。おおよそは広げて乾かし、棒でたたいたり臼でつく、さらに風に通して籾殻を飛ばすなどの操作を行う。 ムギでは胚乳がもろいので、果皮や種皮をはがすのではなく、胚乳を粉砕して粉にし、疎粒のまま残る果皮や種皮をふるいわけ粉として用いる。または、挽割(ひきわり)麦(切断麦;黒条(中央の線)を縦に半分に切り、水と熱を加えて2つのローラーで押す、米粒麦;黒条から縦に半分に切り、米粒状に剥く)にするか、搗精(とうせい)して胚乳だけの粒(丸麦)とし,これを加熱,加湿,圧扁して押麦にする。 Category:イネ科 Category:植物学.

新しい!!: 小穂と穎果 · 続きを見る »

竹(タケ)とは広義には、イネ目イネ科タケ亜科のうち、木本(木)のように茎が木質化する種の総称である。 通常の木本と異なり二次肥大成長はせず、これは草本(草)の特徴である。このため、タケが草本か木本かは意見が分かれる(「木#学術的な定義を巡って」も参照)。ただし、タケの近縁種は全て草本で、木本は存在しないので、近縁種に限った話題では、近縁の完全な草本と対比して、タケは木本とされることが多い。 分類学的には従来、タケ連 にまとめられていた。しかし、単系統ではないことが判明し、分割が提案されている。 広義のタケは、その生育型から、狭義のタケ、ササ(笹)、バンブー (bamboo) の3つに分けられる。以下では便宜上、狭義のタケを「タケ」、広義のタケを「タケ類」と表し(ただし一般には、「タケ類」はタケ亜科、あるいは狭義のタケの意味で使われることもある)、タケ類全体について述べる。漢字の「竹」は人文・産業的な文脈に限って用いる。.

新しい!!: 小穂と竹 · 続きを見る »

桜の花 いろいろな花 花(はな、華とも書く。花卉-かき=漢字制限のため、「花き」と書かれることが多い)とは植物が成長してつけるもので、多くは綺麗な花びらに飾られる。花が枯れると果実ができて、種子ができる。多くのものが観賞用に用いられる。生物学的には種子植物の生殖器官である。また、植物の代表的器官として、「植物(種)」そのものの代名詞的に使われることも多い。なお、植物の花を生花(せいか)、紙や布・金属などで作られた花を造花(ぞうか)という。.

新しい!!: 小穂と花 · 続きを見る »

花序

花序(かじょ)とは枝上における花の配列状態のことである。チューリップのように茎の先端(茎頂)に単独で花をつけるもの(こうしたものを単頂花序という)もあるが、ヒマワリやアジサイのように花が集団で咲くものもある。このような花の集団を花序という。花の配置、軸の長短、花柄の有無、比率等により、いくつかの基本形態がある。 大きく分けて、有限花序と無限花序に分類することができる。 無限花序 (indefinite inflorescence) は、花茎の主軸の先端が成長しながら、側面に花芽を作って行くような形のものである。多数の花が並んでいる場合、基本的には先端から遠いものから順に花が咲く。 有限花序(definite inflorescence) は、花茎の主軸の先端にまず花が作られ、次の花はその下方の側面の芽が伸びて作られるものである。当然、先端の花が最初に咲く。 さらにその枝の出方や配置等で、以下のようなものが区別される。.

新しい!!: 小穂と花序 · 続きを見る »

花冠

花冠(かかん、)とは、複数の花弁(花瓣、かべん、、いわゆる「花びら」)からなる、花の器官のことである。花冠は花弁の集まりであるが、花として花粉媒介者の標的になるだけではなく、萼と同じく、雄しべ、雌しべを保護する役割をもっている。 また、花被のうち、内花被も花冠である。.

新しい!!: 小穂と花冠 · 続きを見る »

芒(のぎ、「ぼう」とも)は、コメ、ムギなどイネ科の植物の小穂を構成する鱗片(穎)の先端にある棘状の突起のこと。ススキのことを芒とも書くが、これに似たイネ科の植物にオギ(荻)がある。ススキには芒があるが、オギには芒がない。二十四節気のうち芒種(ぼうしゅ)は、芒を持つ植物の種を蒔く時期のことである。また、陶器などの表面に現れる芒状の細長い斑紋を芒になぞらえて芒目(のぎめ)と呼ぶ。.

新しい!!: 小穂と芒 · 続きを見る »

sepal) 萼(がく、蕚は異体字、)とは、植物用語の一つで、花冠(花弁、またはその集まり)の外側の部分をいう。ひらがな書きで「がく」とすることも多い。萼の個々の部分を萼片(がくへん、)という。多くの場合、花弁(「花びら」のこと)の付け根(最外側)にある緑色の小さい葉のようなものが萼である。萼は花全体を支える役割を持つ。 また、果実に残り付いている萼は、蔕(へた)と呼ばれることがある。.

新しい!!: 小穂と萼 · 続きを見る »

頭状花序

頭状花序(とうじょうかじょ、英語 head inflorescence、capitulum)というのは、主としてキク科の花に見られる花序である。多数の花が集まって、一つの花の形を作るものである。.

新しい!!: 小穂と頭状花序 · 続きを見る »

風媒花

媒花(ふうばいか)というのは、花粉媒介を風に頼る形の花のことである。目立たない花をつけるものが多い。.

新しい!!: 小穂と風媒花 · 続きを見る »

ンドラの苞 苞(ほう)とは、植物用語の一つで、花や花序の基部にあって、つぼみを包んでいた葉のことをいう。苞葉ともいう。また個々の苞を苞片という。 多くの場合、普通の葉より小さくて緑色をしたものである。しかし、花弁(「花びら」のこと)や萼に見えるような植物もある。逆に葉としてよく発達し、本当の葉の方が退化している例もある。 また、花序全体の基部を包む苞を総苞といい、個々の総苞を総苞片という。例えばヒマワリやタンポポなどキク科植物の場合、一般に花と思われているものは多数の小さな花が集まったもので頭状花序という。従ってその花と見える部分の基部を包む萼のように見えるのは総苞であり、それを構成する個々の片が総苞変である。 また、イネ科やカヤツリグサ科の花は鱗片が折り重なったもので小穂と呼ばれる。この鱗片はもともとは苞ないし総苞に由来するものであるが、それらは鱗片や穎と呼ばれて苞と言わず、小穂の基部に葉状の構造がある場合、それを苞という。.

新しい!!: 小穂と苞 · 続きを見る »

雌蕊

蕊(雌蘂、しずい、Pistil)は、被子植物の花(両性花または雌花)に1個または複数ある雌性生殖器官で、一般には「めしべ」と呼ばれる。雌性配偶体である胚嚢をその内部に保護し、雄性配偶体である花粉を受け入れて、両者が形成する配偶子の間で受精が成立するためのなかだちをする機能を持つ。また、その内部で種子が発育した後には、その周囲に形成される果実の原器となる。 花の中に1個または複数ある(複数ある場合は全体をまとめて雌器:Gynoeciumともいう)。雌蕊を構成している、葉に相同の単位を心皮(しんぴ:Carpel)といい、1個の雌蕊は1個(離生心皮)または複数の心皮(合生心皮:この場合は花には1個の雌蕊しかない)からなる。心皮はシダ植物や裸子植物の大胞子葉に相当する。.

新しい!!: 小穂と雌蕊 · 続きを見る »

雄蕊

アマリリスの雄蕊 雄蕊(雄蘂、ゆうずい、Stamen)は、被子植物の花を構成する要素の一つ。一般的には「おしべ」といわれ、花粉を入れる袋状の葯(やく)(Anther)と葯を支える花糸(かし)(Filament)という部分で構成される。ただし花糸に当たる部分がないものや、糸状でなく葉状になっているものもある。さらに八重咲きなどの花では雄蕊が花弁(花びら)状に変化している。 雄蕊は、葯より花粉を出して、雌蕊の先(柱頭)に受粉させる役割を持っている。ふつう葯は2つの半葯からなり、半葯はさらに2つの花粉嚢(葯室)という袋からなる。 花粉嚢には花粉が入っており、花粉の出口は縦に裂けるもの、横に裂けるもの、穴が開いているものなど植物により形状が異なる。 雄蕊はシダ植物の小胞子葉に相同(花粉が小胞子、花粉嚢が小胞子嚢に当たる)である。裸子植物では花粉嚢のついた鱗片状のものが多く、雄蕊でなく小胞子葉ということが多い(これが集まったものは雄花ともいわれる)。.

新しい!!: 小穂と雄蕊 · 続きを見る »

進化

生物は共通祖先から進化し、多様化してきた。 進化(しんか、evolutio、evolution)は、生物の形質が世代を経る中で変化していく現象のことであるRidley(2004) p.4Futuyma(2005) p.2。.

新しい!!: 小穂と進化 · 続きを見る »

退化

退化(たいか)とは、生物の個体発生もしくは系統発生の過程において、特定の器官、組織、細胞、あるいは個体全体が次第に縮小、単純化、時には消失することである生物学辞典「退化」。一般語としての退化は進化の対義語と位置づけられ得るが、生物学において退化は進化の一側面であり、対義語ではない。.

新しい!!: 小穂と退化 · 続きを見る »

虫媒花

虫媒花(ちゅうばいか)とは、虫、主として昆虫を媒介して受粉を行う花のこと。花粉媒介の型としては動物媒のひとつ。.

新しい!!: 小穂と虫媒花 · 続きを見る »

果実

果実(かじつ).

新しい!!: 小穂と果実 · 続きを見る »

数珠

数珠左・女性用片手数珠右・男性用片手数珠 数珠(じゅず、ずず)は、穴が貫通した多くの小さい珠に糸を通し輪にした法具である。珠の数は108珠が基本である。各宗派の本式数珠以外だと数に決まりはない。(#形状・名称を参照のこと。)形状は、各宗派の本式念数珠だと厳密な決まりがある。 仏を念ずる時に用いる珠との意味から「念珠」(ねんじゅ)とも呼ばれる。字の前後を入れ替えて「珠数」と書く場合もある。.

新しい!!: 小穂と数珠 · 続きを見る »

出ていきます入ってきます
ヘイ!私たちは今、Facebook上です! »