31 関係: 実装、マークアップ言語、ネスティング、データ型、オープンソース、ジェームズ・クラーク (ソフトウェア技術者)、スキマトロン、スキーマ (データベース)、スキーマ言語、ソフトウェア、サン・マイクロシステムズ、再帰、国際電気標準会議、国際標準化機構、DocBook、Document Type Definition、Extensible Markup Language、GNOME、GNU Free Documentation License、OASIS (組織)、OpenDocument、Regular Language description for XML、Standard Generalized Markup Language、Text Encoding Initiative、TREX、World Wide Web Consortium、XML Schema、村田真、正規表現、文書スキーマ定義言語、拡張子。
実装
実装(じっそう、implementation)とは、何らかの機能(や仕様)を実現するための(具体的な)装備や方法のこと。.
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マークアップ言語
HTMLへの変換が容易となるだけでなく、高度なクエリの実行が可能となる。 マークアップ言語(マークアップげんご、markup language)は、視覚表現や文章構造などを記述するための形式言語である。テキストファイルであることが多いが、バイナリデータによる形式もある。 “markup”という語は英語圏の出版業界で著者、編集者、印刷者の間で指示を伝える方法を意味していた(語源を参照)。.
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ネスティング
構造化プログラミングにおけるネスティング(Nesting)、ネスト、入れ子とは、プログラムの構造が再帰的に繰り返されて記述されること。このような構造をネスト構造(Nested structure)、入れ子構造と呼ぶ。この記事ではC言語風の擬似コードを用いるが、ネスティングの概念はC言語に限らない。また、名前空間などC言語にない機能についても記述している。.
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データ型
データ型(データがた、)とは、(コンピュータにおける)データ(値)の種類に関する分類である。データタイプとも。 具体的にいうと、たとえば 0, 1, 2, -42 といったような値は整数型であり、"foo", "Hello" といったような値は文字列型である。プログラミングなどにおいて、まずデータオブジェクトや関数などの「値」について、またさらに、それらに関連付け(束縛)される変数や定数、リテラル、それらを組合せる演算子、さらにそれらからなる式といった構文上の要素の型が、データ型の議論の対象となる。.
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オープンソース
ープンソース (open source) とは、言葉通りのソースコードへのアクセスが開かれている(ソースコードが公開されている)ことを意味するのではなく、ソースコードを商用、非商用の目的を問わず利用、修正、頒布することを許し、それを利用する個人や団体の努力や利益を遮ることがないソフトウェア開発の手法を意味する。オープンソース・イニシアティブ は、「オープンソース」と名乗るための要件として「オープンソースの定義」を掲げている。.
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ジェームズ・クラーク (ソフトウェア技術者)
ェームズ・クラーク(James Clark、1964年2月23日 - )は、タイで活動しているソフトウェア技術者である。SGML/XML 技術、オープンソースなどにおいて、多くの業績がある。W3C (World Wide Web Consortium) の XML ワーキンググループで、技術リーダとして他の人々とともにマークアップ言語 XML1.0 の仕様を設計した。村田真とともにXMLのスキーマ言語、RELAX NGの仕様を設計した。 クラークはイングランド(イギリス)のロンドンで生まれ、Charterhouse(パブリックスクール)で学び、オクスフォード大学の Merton College で数学と哲学を専攻した。1995年にタイのバンコクに移住して現在に至る。 クラークは、2004年11月からタイのソフトウェア産業振興庁 (SIPA; Software Industry Promotion Agency) に勤務している。SIPAでタイにおけるオープンソース技術とオープンな標準技術の振興を仕事としている。また、タイの農村地域での教育を支援する活動を行っている。 クラークは、タイオープンソースソフトウェアセンターという名前の小さな会社を所有している。この会社は、クラークのオープンソースに関わる活動について、法的な側面を取り扱っている。.
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スキマトロン
マトロン (Schematron) は、XML文書の構造の、XML文書木構造におけるパターンの存在・不存在の表明を記述することにより妥当性を検証する言語である。 スキマトロンは簡潔で強力なXML文書構造の妥当性検証言語である。 スキマトロンにおいてはパターンを記述するためにXPathを使うことが多い。 スキマトロンは文書スキーマ定義言語 (DSDL) の第3部を構成している。 スキマトロンは、DTD、RELAX NG、XML Schemaなどにより記述されたスキーマを補足するスキーマを記述するために、使うことができる。 スキマトロンでは、共通出現制約、非正規制約、文書間制約を、記述することができる。 スキマトロンを開発した Rick Jelliffe は、スキマトロンについて「他のスキーマ言語では手が届かないところに手を届かせることができる羽毛ばたき」と述べている。 スキマトロンは、 として標準化されている。.
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スキーマ (データベース)
ーマ(schema)とは、データベースの構造であり、データベース管理システム (DBMS) でサポートされている形式言語で記述される。関係データベースでは、スキーマは関係 (表) と関係内の属性 (フィールド) 、属性や関係の関連の定義である。 スキーマは一般にデータ辞書に格納される。スキーマはテキストによるデータベース言語のデータ定義言語 (DDL) で定義されるが、グラフィカルにデータベース構造を表したものをスキーマと呼ぶことも多い。 用途によって属性 (フィールド) をカスタマイズして作られる。 例えばひとつの実体にA~Eまでの属性が定義されていて、スキーマ1にはA、C、Eの属性を定義、スキーマ2にはB、D、Eを定義し、2種類のデータベースで運用しているようなことも実現できる。.
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スキーマ言語
ーマ言語(スキーマげんご)とはXMLやSGML等で文書を作成する際、その文書構造を定義する言語を言う。 「スキーマ」とは本来データベースの構造定義であり、関係データベースの場合はテーブルの各項目のデータ型、他のテーブルとの関連性などを定義したものを指す。XML文書等では、同様にXMLで作成された各要素の互いの関連性や個々の文書全体での位置付け等の定義を指す。 本来、文書は構成要素の集合体であるが、一定の構造を持たなければ単なる要素の寄せ集めでしかなく、規則性や体裁といった構造を得て初めて意味のある有用な文書となる。XMLやSGMLは文書の各要素を作成するメタ言語であり、文書構造自体を定義する事はできない為、このままでは扱いにくい。そこで構造を定義する言語が必要となり、開発されたのがスキーマ言語である。 例えば、SGMLではDTDがスキーマ言語として使用されていた。XMLがSGMLから派生した関係からXMLでもDTDが使用されていたが、DTDは文法がXMLと全く異なっている事や、要素のデータ型を定義する事ができない事等から、新たに XML Schema や、RELAX、RELAX NG が開発されている。.
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ソフトウェア
フトウェア(software)は、コンピューター分野でハードウェア(物理的な機械)と対比される用語で、何らかの処理を行うコンピュータ・プログラムや、更には関連する文書などを指す。ソフトウェアは、一般的にはワープロソフトなど特定の作業や業務を目的としたアプリケーションソフトウェア(応用ソフトウェア、アプリ)と、ハードウェアの管理や基本的な処理をアプリケーションソフトウェアやユーザーに提供するオペレーティングシステム (OS) などのシステムソフトウェアに分類される。.
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サン・マイクロシステムズ
ン・マイクロシステムズ本社 サン・マイクロシステムズ(Sun Microsystems)は、アメリカ合衆国カリフォルニア州サンタクララに本社を置いていたコンピュータの製造・ソフトウェア開発・ITサービス企業である。2010年1月27日にオラクルにより吸収合併され、独立企業・法人としては消滅した。.
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再帰
再帰(さいき)は、あるものについて記述する際に、記述しているものそれ自身への参照が、その記述中にあらわれることをいう。定義において、再帰があらわれているものを再帰的定義という。 主に英語のrecursionとその派生語の訳にあてられる。他にrecurrenceの訳(回帰#物理学及び再帰性を参照のこと)や、reflexiveの訳として「再帰」が使われることがある。数学的帰納法との原理的な共通性から、recursionの訳として数学では「帰納」を使うことがある。.
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国際電気標準会議
国際電気標準会議(こくさいでんきひょうじゅんかいぎ、International Electrotechnical Commission、IEC)は、電気工学、電子工学、および関連した技術を扱う国際的な標準化団体である。国際規格作成のための規則群(Directives)、規格適合(ISO/IEC 17000シリーズ)、IT技術(ISO/IEC JTC1)など一部は国際標準化機構(ISO)と共同で開発している。公用語は、英語とフランス語。.
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国際標準化機構
国際標準化機構(こくさいひょうじゅんかきこう、International Organization for Standardization)、略称 ISO(アイエスオー、イソ、アイソ)は、各国の国家標準化団体で構成される非政府組織である。 スイス・ジュネーヴに本部を置く、スイス民法による非営利法人である。1947年2月23日に設立された。国際的な標準である国際規格(IS: international standard)を策定している。 国際連合経済社会理事会に総合協議資格(general consultative status)を有する機関に認定された最初の組織の1つである。.
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DocBook
DocBookは技術文書のためのマークアップ言語である。元々の用途はコンピュータのハードウェアやソフトウェアに関する技術文書の作成だったが、他の種類の文書のためにも使うことができる。 DocBookの利点のうち特に大きなものの一つは、文書内容の論理的な構造を表す、表示形式に依存しない文書の作成が可能となることである。そのようにして作った文書はユーザーが文書に手を入れることなく、HTML・EPUB・PDF・manページ・HTMLヘルプなどの様々なフォーマットで出力できる。.
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Document Type Definition
Document Type Definition(文書型定義、DTD)とは、マークアップ言語 SGMLおよびXMLにおいて、文書構造(文書型)を定義するためのスキーマ言語の一つである。 DTDでは、SGMLやXMLの文書内に記述することができる要素やその発生順序、発生回数、要素がもつ属性、属性の型などを記述することができる。 他のスキーマ言語と同様に、DTDにおいても、文書構造を厳密に定義することによって、SGMLやXMLの技術を利用する際の、処理の正確性や安全性を高めることができる。SGMLやXMLの文書処理を支援するライブラリの多くは、SGMLやXMLの文書がDTDによる文書構造に従っているかどうかを検証する機能を備えている。 もともとはSGMLのスキーマ言語として開発され、SGMLから派生したXMLにおいても、スキーマ言語として採用されている。例えば、SGMLの応用技術であるHTMLや、XMLの応用技術である XHTMLでは、DTDによって文書構造が定義されている。 現在では、XML技術を利用する場合には、スキーマ言語としてDTDを採用するケースは少なくなる傾向にある。XMLが勧告された後、DTDに対してはいくつかの欠点(XMLの文法とは異なる文法を採用している、XML名前空間に対応していない など)が問題として指摘されてきたためである。そのため、XML技術は広く普及したものの、DTDの欠点が XML技術を柔軟に活用する際の障害の一つとなっていた。 この問題を解決するために、新たなスキーマ言語としてRELAX NGやW3C XML Schemaなどが開発され、それらを採用する事例が増えている。.
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Extensible Markup Language
Extensible Markup Language(エクステンシブル マークアップ ランゲージ)は、基本的な構文規則を共通とすることで、任意の用途向けの言語に拡張することを容易としたことが特徴のマークアップ言語の総称である。一般的にXML(エックスエムエル)と略称で呼ばれる。JISによる訳語は「拡張可能なマーク付け言語」。 SGMLからの移行を目的として開発された。文法はSGMLの構文解析器と互換性を保つようにSGMLのサブセットに定められシンプルになり、機能はSGMLに無いものが追加されている。 XML の仕様は、World Wide Web Consortium (W3C) により策定・勧告されている。1998年2月に XML 1.0 が勧告された。2010年4月現在、XML 1.0 と XML 1.1 の2つのバージョンが勧告されている(#バージョン)。 ちなみに、「eXtensible Markup Language の略である」と書かれることがあるが、これは間違いであり、XはExの発音を表している。.
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GNOME
GNOME(グノーム、ノーム、GNU Network Object Model Environment)は、X Window System上で動作するデスクトップ環境、またはその開発プロジェクトである。KDEと並んで、広く使われている。 ツールキットにはGTK+を採用している。GNUプロジェクトの一部であり、ライセンスについてはGNOMEライブラリはLGPL、アプリケーションはGPLである。 綴りが同じであるgnome(地の精)はノームと発音するが、GNOMEはGNUのそれと同様、グノームと発音する。.
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GNU Free Documentation License
GNU Free Documentation License (グニュー・フリー・ドキュメンテーション・ライセンス)は、GNUプロジェクトの一環としてフリーソフトウェア財団から配布されているコピーレフトなライセンスの一つである。 略称として GNU FDL(グニュー・エフディーエル)、GFDL(ジーエフディーエル)などと書かれることもある。GNUはグニューあるいはグヌーと発音する。 日本語訳では、「GNU フリー文書利用許諾契約書」という語が用いられることがあるが、一般的に「契約」と言えるか否かは、異論も存在する(ライセンス#著作物全般の利用許諾のライセンスを参照)。なお、GNUの公式サイトで使われる日本語訳はGNU自由文書ライセンスである。.
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OASIS (組織)
OASIS(Organization for the Advancement of Structured Information Standards, 構造化情報標準促進協会)は、e-ビジネス標準の開発、統合および採用を推進する非営利国際コンソーシアム。有力なコンピュータと通信に関する標準化団体の1つ。.
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OpenDocument
OpenDocument Format(オープンドキュメント・フォーマット)とは、XMLをベースとしたオフィススイート用のファイルフォーマットである。 構造化情報標準促進協会 (OASIS)、国際標準化機構 (ISO) / 国際電気標準会議 (IEC)および日本工業規格 (JIS) (JIS X 4401)、韓国工業規格、ブラジル、南アフリカの標準規格に認定されている。 競合国際規格として、「ISO/IEC 29500:Office Open XML(OpenXML, OOXML) 」がある。.
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Regular Language description for XML
Regular Language description for XML (RELAX、リラックス) は、マークアップ言語XMLのスキーマ言語の一つである。 RELAXは、村田真などの人々によって設計された。 RELAXで記述されたスキーマは、それ自身がXML文書である。 RELAXで書かれたスキーマの記述を、RELAX文法という。 RELAXは、W3C XML Schema と比べて仕様が簡潔である。 RELAXは、RELAX Core と RELAX Namespace の2つの仕様から構成される。 RELAX Core は、一つの名前空間における要素と属性を扱う。 RELAX Core では、W3C XML Schemaで規定された豊富なデータ型を利用することができる。 RELAX Namespace は、複数の名前空間を使ったXML文書を扱う。 RELAX Core は、2000年6月に、JIS TR X 0029:2000 として発行された。 2001年8月に、ISO/IEC Technical Report 22250-1 として承認された。 RELAX Namespace は、2001年7月に、JIS TR X 0044:2001 として公表された。 なお村田などの人々がRELAXを設計したのとほぼ同じ時期に、ジェームズ・クラークも、別の新しいスキーマ言語TREX (Tree Regular Expressions for XML) を開発していた。 クラークと村田は、TREX と RELAX Core に基づいて、この2つのスキーマ言語を統合して RELAX NG を設計した。.
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Standard Generalized Markup Language
Standard Generalized Markup Language(スタンダード ジェネラライズド マークアップ ランゲージ、略:SGML)は、マニュアルなどの文書のためのマークアップ言語である。SGMLとXMLの対応(比較)については、ジェームズ・クラークによる「Comparison of SGML and XML」というタイトルの、1997年12月15日に議論のためにまとめられた(何らかの公式のものではない)ノートがあり、それによればSGML (ISO 8879) とXMLの関係はスーパーセットともサブセットとも結論付けられてはいない。XML 1.0のAppendix CではNon-Normative(参考)として、XMLはSGMLのサブセットとなるべく設計され(designed to be)、全てのXML文書は同時にSGMLにもconforming(準拠)でもあるべき(should)と書かれており、前述のノートを参照せよとされている。国際標準は ISO 8879:1986 であり、対応するJISとして JIS X 4151:1992 が存在する。.
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Text Encoding Initiative
Text Encoding Initiative(テキスト・エンコーディング・イニシアチブ、略称 TEI(ティー・イー・アイ))とは、 人文学資料を適切にデジタル化するための標準策定を目的とした、国際的な共同プロジェクトである。人文学資料における多様なテキストの構造とメタ情報を、デジタル媒体上で機械可読な形で記述し、また特定のハードウェアやソフトウェアに依存せず効率的・効果的に共有することを目指しており、基盤技術として XML を採用している。 プロジェクトの運営は TEI コンソーシアムによって行われ、策定された標準は TEI ガイドラインとして公開されている。 単に TEI と言った場合、TEI ガイドラインを指す場合と、TEI コンソーシアムを指す場合とがある。現在の最新版のガイドラインは P5 と呼ばれており、TEI P5 と言った場合、ガイドラインのことを指す。 欧米の人文学向けデジタルテクスト資料の構造化ではデファクト標準になっており、デジタル・ヒューマニティーズ分野の基幹技術の一つである。.
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TREX
TREX (Tree Regular Expressions for XML) は、マークアップ言語XMLのスキーマ言語の一つである。 TREXで記述されたスキーマは、それ自身がXML文書である。 TREXは、W3C XML Schema と比べて仕様が簡潔である。 TREXは、ジェームズ・クラークによって設計された。 なおクラークがTREXを設計したのとほぼ同じ時期に、村田真などの人々も、別の新しいスキーマ言語RELAX (Regular Language description for XML) を開発していた。 クラークと村田は、TREX と RELAX Core に基づいて、この2つのスキーマ言語を統合して RELAX NG を設計した。 RELAX NG の文法は、TREX の文法を発展させて設計された。 TREX の文法と RELAX NG の文法は、よく似ている。.
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World Wide Web Consortium
World Wide Web Consortium(ワールド・ワイド・ウェブ・コンソーシアム)は、World Wide Webで使用される各種技術の標準化を推進する為に設立された標準化団体、非営利団体。略称はW3C(ダブリュースリーシー)。 ティム・バーナーズ=リーが創設し、率いている 。このコンソーシアムには企業や団体が会員として加入し、専任スタッフと共にWorld Wide Webの標準策定を行っている。2014年1月26日現在、388の組織が会員として加入している。 W3Cはまた教育活動も行っており、ソフトウェアを開発してWebに関するオープンな議論の場を提供している。 HTML、XML、MathML、DOM等の規格を勧告。HTMLは、従来IETFでRFCとして標準化されていたが、HTML 3.2以降はW3Cへと引き継がれた。 XHTMLの規格に不満を持った企業等はW3Cに対抗するWHATWGという対抗団体を立ち上げているが、両団体はHTML5の策定にあたって協力関係にあり、WHATWGによって2004年に定められたWeb Applications 1.0にWeb Forms 2.0を取り入れたものがW3Cの専門委員会に採用され、W3Cより2008年1月22日にドラフト(草案)が発表された。.
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XML Schema
XML Schema(XMLスキーマ)は、XML文書の論理的構造を定義する為に開発されたスキーマ言語の一つ。現在、W3Cが開発・標準化にあたっている。 元々XMLのスキーマ言語としてはSGML用のスキーマ言語であるDTDが使われていたが、要素のデータ型が定義できない、文法がXMLと全く異なっている等、XMLでは使いづらい面があった。そこでマイクロソフトの「XML Data」やCommerceOne社の「SOX」等の提案を受けたW3Cが、1998年11月にXML Schemaの仕様策定を始めた。 XML Schema自体がXMLにより記述される仕様となっていること、データ型やXML名前空間の定義が扱えることからDTDよりもXMLに適したスキーマ言語となっている。しかし、複数の業界有力企業が仕様の策定に参加して、各社の思惑が絡み合い、あまりに多くの機能を取り込んだ為に、標準化は難航し、複雑な仕様となってしまっている。.
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村田真
村田 真(むらた まこと、1960年 - )は、日本のソフトウェア技術者である。工学博士。慶応大学政策・メディア研究科特任教授 W3C (World Wide Web Consortium) の XMLワーキンググループで、他のグループメンバーとともにマークアップ言語 XML1.0 の仕様を設計した。また、ジェームズ・クラークとともに XML のスキーマ言語 RELAX NG の仕様を設計した。 村田は北海道旭川市出身であり、1978年に北海道旭川東高等学校、1982年に京都大学理学部を卒業した。1985年に富士ゼロックスに入社した。1993年から1995年の間は、米国ゼロックス社の研究所に滞在し、構造化文書の研究をした。1997年の時点では、村田は富士ゼロックスから富士ゼロックス情報システムに出向していた。 2000年、富士ゼロックスを退社した。同年、国際大学併任研究員と日本IBM東京基礎研究所特別研究員を兼任した。 2008年5月、日本IBMを退社した。 2008年9月現在、村田は国際大学でGLOCOMフェローとして在籍している。 2006年7月、筑波大学システム情報工学研究科で工学博士号を取得。 2009年11月 日本電子出版協会 CTO(技術主任)に就任し、EPUB研究会を主導。 2010年~ 文字情報技術促進協議会(旧「IVS技術促進協議会」) 副会長 2017年~慶応大学政策・メディア研究科特任教授 現在、ISO/IEC JTC1/SC34/WG4(OOXML) コンビーナ.
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正規表現
正規表現(せいきひょうげん、regular expression)とは、文字列の集合を一つの文字列で表現する方法の一つである。正則表現(せいそくひょうげん)とも呼ばれ、形式言語理論の分野では比較的こちらの訳語の方が使われる。まれに正規式と呼ばれることもある。 もともと正規表現は形式言語理論において正規言語を表すための手段として導入された。形式言語理論では、形式言語が正規言語であることと正規表現によって表せることは同値である。 その後正規表現はテキストエディタ、ワードプロセッサなどのアプリケーションで(ないし、そもそもそれ以前に単機能の文字列探索ツールの)、マッチさせるべき対象を表すために使用されるようになり、表せるパターンの種類を増やすために本来の正規表現にはないさまざまな記法が新たに付け加えられた。このような拡張された正規表現には正規言語ではない文字列も表せるものも多く、ゆえに正規表現という名前は実態に即していない面もあるが、伝統的に正規表現と呼ばれ続けている。 この記事では主にこのような正規表現を用いたパターンマッチングについて説明している。以下、誤解のない限り、アプリケーションやプログラミングにおいて正規表現を用いた文字列のパターンマッチングを行う機能のことを、単に正規表現という。 ほとんどのプログラミング言語では、ライブラリによって正規表現を使うことができる他、一部の言語では正規表現のリテラルもある。「正規表現によるマッチ」を意味する(専用の)演算子がある言語なども一部ある。具体例として、grep、AWK、sed、Perl、Tcl、lexなどがある。 それぞれの言語やアプリケーションで細部の仕様が異なっている、といったように思われることも多いが(また、古い実装では実際にそういうことも多いが)、近年は同じライブラリを使っていれば同じということも多い。またPOSIXなど標準もある。.
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文書スキーマ定義言語
文書スキーマ定義言語(ぶんしょスキーマていぎげんご、Document Schema Definition Languages, DSDL)は、マークアップ言語 XML もしくは SGML に準拠した文書に対して、異なる複数の妥当性検証技術 (スキーマ言語) による検証処理を適用するためのフレームワークであり、単一の検証技術を適用する場合よりも強力な検証処理を実現することを目的とする。 2007年8月現在、ISO/IEC 19757 で仕様の制定が進められている。 RELAX NG などいくつかの仕様は、既に制定作業を終了している。 文書スキーマ定義言語の標準は、10部 (パート) から構成される。 文書構造を記述する仕様、データ型を記述する仕様、構造化文書内のデータの関連を記述する仕様など、複数の仕様からなるモジュール化されたセットを定義する。.
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拡張子
拡張子(かくちょうし、filename extension)とは、ファイルの種類を識別するためにファイルの名前(ファイル名)の末尾につけられる文字列。ファイル名の本体と拡張子は "."(ピリオド、ドット)で区切られ、拡張子はアルファベットと数字の組み合わせで、歴史的には3文字以内が好まれたが、それ以上の場合もある。拡張子は、オペレーティングシステム (OS) においてファイルの判別のために任意につけられるもので、必ずしも必須ではない。拡張子が適切でない場合は、システムまたはアプリケーションソフトウェアの動作に影響を及ぼす場合がある。.tar.gzのように複数のピリオドで区切っているケースもあるが、最後のピリオド以降を拡張子と判断するシステムが一般的である。 Mac OSでは、OSレベルでは各ファイルに埋め込まれたクリエータとファイルタイプで識別するシステムを持っている。macOSでは拡張子も利用して動作するようになり、Mac OS X v10.4 TigerからはUniform Type Identifier (UTI) なる枠組みでデータの種類を判別するようになった。 Unix系OSではファイル名の終端でファイルの種類を表す慣習があり、一般にはsuffixと呼ぶが、必ずしもピリオドで区切るとは限らない。カンマで区切る「,v」や、特に区切り文字使わずに「-」や「~」や「rc」を付けるケースもある。これはあくまでも整理上の便宜であってシステム上意味はない。ただしmakeコマンドがsuffixに基づいたルールに従って動作したり、lsコマンドが色分けして表示するようなケースはある。またデスクトップ環境であるKDE、GNOME、CDE等も拡張子に基づく動作をする。 OS以外では、MIMEタイプの設定に拡張子を利用していることなどがあげられる。Apache HTTP Serverはindex.ja.htmlとindex.html.jaの両方を「日本語(ja)のhtmlファイル」と判断する。最後尾でなくても拡張子として判断する一例である。 こうしたことから、かつては一部のシステムのみの概念だった拡張子は、現在は広い範囲で使われていることがわかる。.
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ISO/IEC 19757-2、JIS X 4177-2、RelaxNG。