ロゴ
ユニオンペディア
コミュニケーション
Google Play で手に入れよう
新しい! あなたのAndroid™デバイスでユニオンペディアをダウンロードしてください!
ダウンロード
ブラウザよりも高速アクセス!
 

将棋の戦法一覧

索引 将棋の戦法一覧

将棋の戦法一覧(しょうぎのせんぽういちらん) 将棋の戦法は、「居飛車」と「振り飛車」の2つに大別される。また「急戦」か「持久戦」かによっても大きく異なる。 攻めによる分類と守り(囲い)による分類がある。居飛車の場合は、囲いによって大きく分かれ、攻めによって細かく分かれる。振り飛車の場合は、攻め(飛車の位置)と囲いはかなり独立している。.

140 関係: 加藤一二三力戦原始中飛車原田泰夫ひねり飛車千日手升田幸三右四間飛車右玉向かい飛車塚田スペシャル塚田泰明壁囲い多伝囲い大山康晴大内延介大野源一奇襲戦法小林健二 (将棋棋士)将棋将棋の手合割将棋ウォーズ山田定跡山田道美居飛車穴熊居飛車舟囲い急戦左美濃中原囲い中原誠中住まい中田功中田功XP中飛車中段玉串カツ囲い丸山忠久三間飛車平目 (将棋)久保利明広瀬章人佐々木慎佐藤康光後手番一手損角換わり地下鉄飛車ミレニアム囲いハチワンダイバーツノ銀中飛車ダイレクト向かい飛車カニカニ銀カニ囲い...ゴキゲン中飛車内藤國雄四間飛車四手角矢倉3五歩早仕掛け矢倉中飛車矢倉囲い矢倉早囲い石田流玉将玉頭位取り玉頭銀穴熊囲い窪田義行竜王戦立石流四間飛車筋違い角箱入り娘 (将棋)米長邦雄米長流急戦矢倉美濃囲い羽生善治田中寅彦無敵囲い相掛かり相横歩取り銀将菅井竜也風車 (将棋)袖飛車飯島栄治飛車角交換四間飛車角交換振り飛車角行角換わり鬼殺し (将棋)谷川浩司鷺宮定跡近藤正和郷田真隆舟囲い鈴木大介阪田流向かい飛車阿久津流急戦矢倉藤井システム藤井猛脇システム里見香奈金将金無双腰掛け銀雁木囲い雀刺し陽動振り飛車松尾歩松田茂役杉本昌隆森安秀光森下卓森下システム森内俊之棒銀棒金棋風横山泰明横歩取り横歩取り2三歩横歩取り3三角横歩取り3三桂横歩取り4五角横歩取り8五飛永瀬拓矢江戸時代深浦康市渡辺明 (棋士)清水市代持久戦木村定跡木村一基木村義雄戸辺誠昭和急戦2手目△3二飛4六銀右戦法4六銀左戦法4六金戦法5五の龍5筋位取り インデックスを展開 (90 もっと) »

加藤一二三

加藤 一二三(かとう ひふみ、1940年1月1日 - )は将棋棋士。 実力制6人目の名人。剱持松二九段門下(当初は南口繁一九段門下)。棋士番号は64。2017年6月20日に現役を引退した。福岡県嘉麻市出身、同市の名誉市民。仙台白百合女子大学客員教授(2017年6月23日 - )。 戦前生まれの名人経験者最後の存命者である。「の天才」「神武以来(じんむこのかた)」とは「(初代天皇神武天皇が即位して)我が国始まって以来の」または「他に例がないほど非常に優れた」という意味で、神武景気に沸く1955年の流行語。 ・「1分将棋の神様」「interview 信念を貫き通した棋士人生60年」『マイナビムック 将棋世界スペシャルno.4 加藤一二三』、マイナビ、2013年、p.36-49の異名を持つ。.

新しい!!: 将棋の戦法一覧と加藤一二三 · 続きを見る »

力戦

力戦(りきせん)とは、将棋や囲碁では、定石(定跡)から外れた戦いのことである。.

新しい!!: 将棋の戦法一覧と力戦 · 続きを見る »

原始中飛車

原始中飛車(げんしなかびしゃ)は、将棋の戦法。中飛車の一種。英語名称はPrimitive Central Rook。.

新しい!!: 将棋の戦法一覧と原始中飛車 · 続きを見る »

原田泰夫

原田 泰夫(はらだ やすお、1923年3月1日 - 2004年7月11日)は、将棋棋士。棋士番号35。新潟県西蒲原郡(現在の燕市)出身。分水町名誉町民。加藤治郎名誉九段門下。1961年から6年間、日本将棋連盟の会長を務めた。.

新しい!!: 将棋の戦法一覧と原田泰夫 · 続きを見る »

ひねり飛車

ひねり飛車(ひねりびしゃ)は、将棋の戦法の一つ。別名縦歩取り(たてふどり)。 江戸時代末期に成立したとされる。古くは「児玉屋組」と呼ばれた。 英語名称はTwisting Rook。.

新しい!!: 将棋の戦法一覧とひねり飛車 · 続きを見る »

千日手

千日手(せんにちて)とは、将棋において駒の配置と手番が全く同じ状態が1局中に何回か現れること。 本項目では、将棋と同類のボードゲームにおける千日手に相当する規定についても述べる。.

新しい!!: 将棋の戦法一覧と千日手 · 続きを見る »

升田幸三

升田 幸三(ますだ こうぞう、1918年3月21日 - 1991年4月5日)は、将棋棋士。実力制第四代名人。広島県双三郡三良坂町(現三次市)生まれ。名前は正しくは「こうそう」と読むが、将棋界では「こうぞう」で通した。木見金治郎九段門下。棋士番号18。.

新しい!!: 将棋の戦法一覧と升田幸三 · 続きを見る »

右四間飛車

右四間飛車(みぎしけんびしゃ)は、将棋の居飛車戦法の一種である。先手ならば飛車を4筋に、後手ならば飛車を6筋に振る。飛車を初期位置から動かすものの、振り飛車には含めず、居飛車に分類する。腰掛け銀と併用されることが多い。主に相手の四間飛車への対抗手段か、相矢倉に於いて用いられる急戦矢倉の一種を指すが角換わり腰掛け銀の一変化としても現れる。英語名称はRight Fourth File Rook。.

新しい!!: 将棋の戦法一覧と右四間飛車 · 続きを見る »

右玉

右玉(みぎぎょく)は、将棋の戦法のひとつ。飛車を右に置く居飛車でありながら、玉将もまた右に置くもの。英語名称はRight King。.

新しい!!: 将棋の戦法一覧と右玉 · 続きを見る »

向かい飛車

向かい飛車(むかいびしゃ)は、将棋の振り飛車戦法の一種である。先手ならば飛車を8筋に、後手ならば飛車を2筋に振る。英語名称はOpposing Rook。.

新しい!!: 将棋の戦法一覧と向かい飛車 · 続きを見る »

塚田スペシャル

塚田スペシャル(つかだスペシャル)は、将棋の戦法の一つ。1986年に塚田泰明が考案した、相掛かりの先手から仕掛ける超急戦である。この戦法によって塚田は2015年に将棋大賞の「升田幸三賞特別賞」を受賞している。.

新しい!!: 将棋の戦法一覧と塚田スペシャル · 続きを見る »

塚田泰明

塚田 泰明(つかだ やすあき、1964年11月16日 - )は、将棋棋士。大内延介九段門下。棋士番号は148。東京都出身。 1980年度(昭和55年度)にプロ入り(四段に昇段)した強豪グループ、いわゆる「55年組」の一人。「王座」のタイトルを獲得。名人戦A級通算7期、竜王戦1組通算9期。.

新しい!!: 将棋の戦法一覧と塚田泰明 · 続きを見る »

壁囲い

壁囲い(かべがこい)は、早囲い(はやがこい)とも呼ばれ、将棋の振り飛車戦法で用いられる囲いの一種である。.

新しい!!: 将棋の戦法一覧と壁囲い · 続きを見る »

多伝囲い

多伝囲いは将棋の囲い・戦法の一つで、主に二枚落ち・四枚落ちで現れる囲いである。類似戦法に振り飛車の早囲いから5六銀・5七銀の変則振り飛車がある。.

新しい!!: 将棋の戦法一覧と多伝囲い · 続きを見る »

大山康晴

大山 康晴(おおやま やすはる、1923年(大正12年)3月13日 - 1992年(平成4年)7月26日)は、将棋棋士。十五世名人。棋士番号26。木見金治郎九段門下。 主な記録としては、公式タイトル獲得80期(歴代2位)、一般棋戦優勝44回(歴代1位)、通算1433勝(歴代1位)等がある。十五世名人・永世十段・永世王位・永世棋聖・永世王将の5つの永世称号を保持。 順位戦A級に在籍しながら、1977年(昭和52年)から1988年(昭和63年)まで日本将棋連盟会長を務めた。弟子には有吉道夫、中田功、行方尚史などがいる。1990年(平成2年)には将棋界から初めて文化功労者に選ばれた。正四位勲二等瑞宝章。岡山県倉敷市出身で、倉敷市および青森県上北郡おいらせ町の名誉市民・名誉町民。.

新しい!!: 将棋の戦法一覧と大山康晴 · 続きを見る »

大内延介

大内 延介(おおうち のぶゆき、1941年10月2日 - 2017年6月23日)は、将棋棋士。土居市太郎名誉名人門下。棋士番号は86。東京都港区出身。中央大学卒業。.

新しい!!: 将棋の戦法一覧と大内延介 · 続きを見る »

大野源一

大野 源一(おおの げんいち、1911年9月1日 - 1979年1月14日)は、将棋棋士。棋士番号7。東京都台東区出身。A級在籍16期。木見金治郎九段門下。.

新しい!!: 将棋の戦法一覧と大野源一 · 続きを見る »

奇襲戦法

奇襲戦法(きしゅうせんぽう)は、将棋の戦法の一分野である。相手が対応できない場合一挙に有利となるが、正しく対応されると容易に不利となるとされる戦法でハメ手とも呼ばれる。.

新しい!!: 将棋の戦法一覧と奇襲戦法 · 続きを見る »

小林健二 (将棋棋士)

小林 健二(こばやし けんじ、1957年3月31日 - )は、将棋棋士。棋士番号123。香川県高松市出身。板谷進九段門下。竜王戦1組通算1期、順位戦A級通算4期。.

新しい!!: 将棋の戦法一覧と小林健二 (将棋棋士) · 続きを見る »

将棋

将棋(しょうぎ)は、2人で行うボードゲーム(盤上遊戯)の一種で、一般に「将棋」というときは特に本項で述べる本将棋(ほんしょうぎ、古将棋や現代の変形将棋類、変則将棋などと区別するための名称)を指す。 チェスなどと同じく、古代インドのチャトランガが起源と考えられている。 以下、本項では主に本将棋について解説する(本将棋以外の将棋及び将棋に関連する遊戯については将棋類の一覧を参照)。.

新しい!!: 将棋の戦法一覧と将棋 · 続きを見る »

将棋の手合割

将棋の手合割(しょうぎのてあいわり)とは、将棋におけるハンデキャップのことを言う。.

新しい!!: 将棋の戦法一覧と将棋の手合割 · 続きを見る »

将棋ウォーズ

将棋ウォーズ(しょうぎウォーズ)は、課金等でソフトによる代打ちができる将棋アプリケーションソフト。運営はHEROZ。2012年にサービス開始。.

新しい!!: 将棋の戦法一覧と将棋ウォーズ · 続きを見る »

山田定跡

山田定跡(やまだじょうせき)は、将棋において使われる戦法の一つ。玉を舟囲いに収める5七銀左戦法の一種で、後手四間飛車が左銀を3二に待機させている時の指し方。居飛車対振り飛車対抗形の急戦における定跡体系において、最も基本的な戦法の一つである。.

新しい!!: 将棋の戦法一覧と山田定跡 · 続きを見る »

山田道美

山田 道美(やまだ みちよし、1933年12月11日 - 1970年6月18日)は昭和期の将棋棋士。金子金五郎九段門下。愛知県名古屋市出身。.

新しい!!: 将棋の戦法一覧と山田道美 · 続きを見る »

居飛車穴熊

居飛車穴熊(いびしゃあなぐま)は将棋の戦法の1つ。居飛車が対振り飛車戦で穴熊囲いを目指す戦術である。英語名称はStatic Rook Anaguma。.

新しい!!: 将棋の戦法一覧と居飛車穴熊 · 続きを見る »

居飛車舟囲い急戦

居飛車舟囲い急戦は将棋の戦法の1つ。居飛車対振り飛車の戦いに於いて、居飛車側が舟囲いから急戦策を狙う戦術の総称である。.

新しい!!: 将棋の戦法一覧と居飛車舟囲い急戦 · 続きを見る »

左美濃

左美濃(ひだりみの)は将棋の戦法の一つ。対振り飛車・矢倉に現れ、美濃囲いや高美濃などを、玉が8筋に来るように左右を入れ替えて作る、居飛車版の美濃囲い。持久戦・急戦共に柔軟に対応できるとされ。攻め方・囲い方に幅があり、初心者からプロまで用いる戦法・囲いである。他の振り飛車に対する持久戦法と比較すると藤井システムや石田流などの振り飛車の積極策に対し極端に不利になることが少なくプロでは持久戦に自信がない時の控えとしてアマチュアトップクラスでも大会で振り飛車の積極策が流行っているのならリスクの少ない戦法として需要がある。.

新しい!!: 将棋の戦法一覧と左美濃 · 続きを見る »

中原囲い

中原囲い(なかはらがこい)は将棋の戦法で、玉将の囲い方のひとつ。現代将棋への応用は棋士の中原誠によってなされたものである。中原はこの戦法により、1997年の将棋大賞の升田幸三賞を受賞した。.

新しい!!: 将棋の戦法一覧と中原囲い · 続きを見る »

中原誠

中原 誠(なかはら まこと、1947年9月2日 - )は、将棋棋士。2009年3月、引退。十六世名人、および永世十段・永世王位・名誉王座・永世棋聖という5つの永世称号を保持し、かつ、いずれも引退前から名乗る1994年4月1日に「永世十段」、2007年9月2日に「名誉王座」、同年11月17日に「十六世名人」を、2008年4月1日に「永世棋聖」および「永世王位」を名乗る。参考リンクは以下に列挙(いずれも日本将棋連盟の「お知らせ」より)。.

新しい!!: 将棋の戦法一覧と中原誠 · 続きを見る »

中住まい

中住まい(なかずまい、または中住居)は、将棋の囲いのひとつ。英語名称はCentral House。 居玉より玉が真上に一つ上がった形で、先手で言えば、玉将が5八に上がった形を言う。金将と銀将の位置は特に定まっていないが、金将は7八と3八に来る場合が多く、銀将は6八、4八、3八に来る場合が多い(この囲いをとくに金開きという。)。 堅さよりバランスを重視しており、大駒の打ち込みに備えるのが狙いで、平手では主に横歩取りの空中戦法や相掛かり戦法で使用されるが、稀に、矢倉戦法や相振り飛車で使用されることもある。 玉将の上部からの攻めに弱いとされる。 かつては縁台将棋でよく用いられる囲いであった。.

新しい!!: 将棋の戦法一覧と中住まい · 続きを見る »

中田功

中田 功(なかた いさお、1967年7月27日 - )は、将棋棋士。福岡県福岡市中央区出身。大山康晴十五世名人門下。棋士番号は176。.

新しい!!: 将棋の戦法一覧と中田功 · 続きを見る »

中田功XP

中田功XP(なかたいさおエックスピー)は、将棋の戦法の一つである三間飛車の一手法。対居飛車穴熊攻略法として注目されている。 プロ棋士の中田功が創案し、島朗が自著『島ノート 振り飛車編』で紹介して広まった。「XP」は同書が書かれた2002年当時、Windowsの最新バージョンであった「Microsoft Windows XP」から取ったものであり、この戦法を「中田功XP」と呼んだのも『島ノート』が最初である。.

新しい!!: 将棋の戦法一覧と中田功XP · 続きを見る »

中飛車

中飛車(なかびしゃ)は将棋の戦法の種類の一つで、振り飛車の一つである。先手であっても後手であっても、飛車を5筋(中央の列、初期状態で玉将がいる列)に振る。英語名称はCentral Rook。.

新しい!!: 将棋の戦法一覧と中飛車 · 続きを見る »

中段玉

中段玉(ちゅうだんぎょく)とは、将棋において玉を中段、すなわち四、五、六段目のいずれかに置くことである。普通、中段の中で自陣に近い場所、すなわち先手の場合には六段目、後手の場合には四段目に置くことを指す。.

新しい!!: 将棋の戦法一覧と中段玉 · 続きを見る »

串カツ囲い

串カツ囲い(くしかつがこい、端美濃囲いとも)とは、将棋の囲いの一つである。.

新しい!!: 将棋の戦法一覧と串カツ囲い · 続きを見る »

丸山忠久

丸山 忠久(まるやま ただひさ、1970年9月5日 - )は、将棋棋士、九段。実力制11人目の名人。佐瀬勇次名誉九段門下。棋士番号は194。千葉県木更津市出身。いわゆる「羽生世代」の一人。.

新しい!!: 将棋の戦法一覧と丸山忠久 · 続きを見る »

三間飛車

三間飛車(さんけんびしゃ・さんげんびしゃ)は将棋の戦法の一つ。振り飛車戦法に分類される。飛車を先手ならば7筋、後手ならば3筋に振る。英語名称はThird File Rook。.

新しい!!: 将棋の戦法一覧と三間飛車 · 続きを見る »

平目 (将棋)

平目(ひらめ)は将棋の戦法の一つ。中飛車の一種。.

新しい!!: 将棋の戦法一覧と平目 (将棋) · 続きを見る »

久保利明

久保 利明(くぼ としあき、1975年8月27日 - )は、将棋棋士。棋士番号は207。淡路仁茂九段門下。兵庫県加古川市出身。県立加古川南高校中退。日本将棋連盟棋士会副会長(2015年6月 - )。.

新しい!!: 将棋の戦法一覧と久保利明 · 続きを見る »

広瀬章人

広瀬 章人(ひろせ あきひと、1987年1月18日 - ) は、将棋棋士。勝浦修九段門下。棋士番号は255。北海道札幌市出身。王位1期。.

新しい!!: 将棋の戦法一覧と広瀬章人 · 続きを見る »

佐々木慎

佐々木 慎(ささき まこと、1980年1月21日 - )は、将棋棋士。棋士番号は240。関根茂九段門下。東京都中野区出身。.

新しい!!: 将棋の戦法一覧と佐々木慎 · 続きを見る »

佐藤康光

佐藤 康光(さとう やすみつ、1969年10月1日 - )は、将棋棋士。タイトル通算13期(歴代7位)。永世棋聖の資格を保持する。棋士番号は182。田中魁秀九段門下。京都府八幡市出身。いわゆる「羽生世代」の一人に数えられる。2011年4月から2017年1月まで日本将棋連盟の棋士会長、2017年2月から日本将棋連盟会長。.

新しい!!: 将棋の戦法一覧と佐藤康光 · 続きを見る »

後手番一手損角換わり

後手番一手損角換わり(ごてばんいってぞんかくがわり)は将棋の戦法で、角換わりの一種。対戦成績表などでは、省略して単に一手損角換わりとも呼ばれる。 淡路仁茂が生みの親。2004年頃から盛んにプロ棋士が採用するようになった。2005年の名人戦(森内俊之に羽生善治が挑戦)では、7番勝負のうち2局でこの戦法が採用された(結果は1勝1敗)。淡路はこの戦法によって第33回(2006年)升田幸三賞を受賞した。 また、将棋は従来先手が若干有利とされていたが、2008年度の日本将棋連盟公式棋戦において、.503 -.497 と微差ながら、統計開始以降はじめて後手の勝率が先手のそれを上回った。青野照市によれば、この事件に最も貢献したのがこの後手番一手損角換わりであるという。 角換わりの序盤において、後手が△8五歩を省略するために早期に角交換する。そのために後手の上にさらに一手損するという、従来は考え得なかった戦法である。具体的には△8五歩の一手を損したことにより、8五の歩が8四に下がっているかたちになるため、8五に桂馬を跳ねる余地がある(これは攻めの意味もあれば、7三の桂頭を敵に狙われにくくする意味もある)など、作戦の幅が拡がる。これがこの戦法の骨子である。 従来の角換わりには腰掛け銀・棒銀・早繰り銀の3戦法がある。以下ではそれぞれの戦法の一手損角換わりにおける展開を記す。 英語名称はTempo Loss Bishop Exchange。.

新しい!!: 将棋の戦法一覧と後手番一手損角換わり · 続きを見る »

地下鉄飛車

地下鉄飛車(ちかてつびしゃ)は将棋の戦法のひとつ。飛車を1段目に引き、9筋からの攻撃をもくろむもの。2九もしくは3九から9九まで動く飛車を地下鉄に見立てて名づけられた。1段目に飛車が左右に動けるスペースを空けた構え全般を「地下鉄飛車」と呼ぶ場合もあるが、狭義には風車や右玉と区別して呼ぶ。.

新しい!!: 将棋の戦法一覧と地下鉄飛車 · 続きを見る »

ミレニアム囲い

ミレニアム囲い(ミレニアムがこい)とは、将棋の振り飛車戦法に対する居飛車側の囲いの一つ。.

新しい!!: 将棋の戦法一覧とミレニアム囲い · 続きを見る »

ハチワンダイバー

『ハチワンダイバー』(81diver) は、柴田ヨクサルによる日本の漫画作品。『週刊ヤングジャンプ』(集英社)2006年41号から2014年33号まで連載された将棋アクション漫画。元奨励会の青年・菅田がアキバの受け師に導かれて真剣師との戦いを繰り広げていく。 宝島社「このマンガがすごい!」2008年版オトコ編1位作品。 2008年にテレビドラマ化された。.

新しい!!: 将棋の戦法一覧とハチワンダイバー · 続きを見る »

ツノ銀中飛車

ツノ銀中飛車(つのぎんなかびしゃ)は将棋の戦法のひとつ。飛車を5筋に振り、左銀を6七(後手の場合は4三)におく構えをいう。相手が急戦の場合はこのまま対処する。この場合を特に「片ツノ銀」という。 持久戦の場合は右銀を4七(4三)に、右金を3八(7二)ないし4八(6二)に、玉を2八(8二)ないし3八(7二)に構える(この囲いを木村美濃と言う)。左金は7八(3二)に構えることが多い。左右対称的な構えである。本来左金がいるべき5八には、飛車がいるためこのような構えとなる。2つの銀がツノのように見えることから、この名前がついた。 戦いながら左の金銀を手順に玉の守備に回すのがかつて大山康晴が得意とした指しまわし。また、3八(7二)飛からの袖飛車での逆襲も有力な手筋。これに対して居飛車側は対四間飛車の時とは違い、棒銀などの急戦を仕掛けるのは非常に困難であるが、後手中飛車に対しての加藤流袖飛車や金立ち戦法が知られている。また、持久戦としては居飛車穴熊や玉頭位取り戦法などが有力な対策である。 5筋を突かない場合は特に創始者山口英夫の愛称にちなみ「英ちゃん流」と呼ばれる。また殆ど同じ構えだが一段飛車に構える形を風車と言い、伊藤果などが得意としている。.

新しい!!: 将棋の戦法一覧とツノ銀中飛車 · 続きを見る »

ダイレクト向かい飛車

ダイレクト向かい飛車とは、将棋の戦法。振り飛車に分類され、向かい飛車戦法の一種であるが、角交換も辞さない、もしくは角交換が前提の力戦振り飛車(角道を止めない振り飛車)である。2011年(平成23年)頃からプロでの採用数が増え始め、2013年(平成25年)には大流行を見せた。 従来用いられていた「角交換四間飛車」は、(後手番であれば)飛車を一旦4筋に振ってから、改めて2筋に振り直し、先手の飛車先からの逆襲を目指す戦法であった。4筋に途中下車しなければならないのは、居飛車側に▲6五角(後手なら△4五角)と言う有力な反撃手段があり、それを防ぐためのものだった。ダイレクト向かい飛車はこの▲6五角への対策が急所と言える。 ただし、従来の「向かい飛車」も飛車を8筋から2筋(後手番の場合)に振っており、4筋への途中下車は無い。「ダイレクト」とは、あくまで4筋への途中下車を余儀なくされる角交換型四間飛車との対比により生まれた表現である。この手得を生かして後手から積極的に動くこともできる。大石直嗣や佐藤康光が得意にしている。 ※この戦法は後手番で多用されるため、振り飛車側が後手の場合を基準にして解説する。先手番でも応用は可能であるが、後手番に比べ条件が多い。.

新しい!!: 将棋の戦法一覧とダイレクト向かい飛車 · 続きを見る »

カニカニ銀

ニカニ銀(かにかにぎん)は将棋の戦法のひとつ。急戦矢倉の一種で、主に先手番で用いられる。奇襲戦法に分類されることもある。考案者は棋士の児玉孝一で、2003年の第30回将棋大賞・升田幸三賞受賞戦法となった。.

新しい!!: 将棋の戦法一覧とカニカニ銀 · 続きを見る »

カニ囲い

ニ囲い(かにがこい)は、将棋の戦法の一つ。居飛車で用いる他、駒落ち将棋のうち、主に 二枚落ちの二歩突っ切り定跡で用いられる囲いである。.

新しい!!: 将棋の戦法一覧とカニ囲い · 続きを見る »

ゴキゲン中飛車

ン中飛車(ゴキゲンなかびしゃ)は、将棋の戦法の一つ。序盤で飛車を横に動かす振り飛車戦法のうち、飛車を5筋に振る中飛車に分類される。英語名称はCheerful Central Rook。.

新しい!!: 将棋の戦法一覧とゴキゲン中飛車 · 続きを見る »

内藤國雄

内藤 國雄(ないとう くにお、1939年11月15日-)は、将棋棋士。棋士番号77。兵庫県神戸市出身。藤内金吾八段門下。演歌歌手、詰将棋作家としても活動。レコードジャケット、音楽配信での氏名の表記は「内藤国雄」。棋聖、王位のタイトルを通算4期(各2期)獲得。竜王戦1組通算3期。順位戦A級通算17期。.

新しい!!: 将棋の戦法一覧と内藤國雄 · 続きを見る »

四間飛車

四間飛車(しけんびしゃ)は将棋の戦法の振り飛車の一種である。英語名称はFourth File Rook。 先手ならば飛車を6筋に、後手ならば飛車を4筋に振る戦法である。「四間」とは、振った位置が左から数えて四マス目であるからである。.

新しい!!: 将棋の戦法一覧と四間飛車 · 続きを見る »

四手角

四手角(よんてかく)とは将棋の戦法の一つ。相矢倉や雁木で現れる。 矢倉囲いでは角行がある▲8八に玉を移動させるため角を動かす必要がある。最初に▲7九に引いた角を▲4六角▲3七角(または▲6八角▲5九角)▲2六角と4手をかけて移動させることからこの名がついている。 銀矢倉と共に現代では現れなくなった相矢倉の代表的な戦型の一つである総矢倉の千日手結論の局面などで現れ、昔の定跡書などで書かれた。現代将棋は矢倉・角換わり・相掛かり全てにおいて攻撃側の銀を守備側の銀と交換することが目標とされ、矢倉3七銀戦法や森下システムなどよりも攻めに厚みを持たせたり自陣に好形を作って相手の攻めを待ち受けることが少なくなったため、次第に消えた戦法となった。.

新しい!!: 将棋の戦法一覧と四手角 · 続きを見る »

矢倉3五歩早仕掛け

倉3五歩早仕掛けは将棋の戦法の1つ。相矢倉に於いて24手組から先手が25手目に▲3五歩と突く積極的な作戦で、力戦調の将棋になりやすい。.

新しい!!: 将棋の戦法一覧と矢倉3五歩早仕掛け · 続きを見る »

矢倉中飛車

倉中飛車(やぐらなかびしゃ)は、将棋の戦法の一つ。矢倉戦において主に後手番で用いられる(先手が▲6六歩より▲7七銀を優先した場合に有効な)急戦矢倉の一種。.

新しい!!: 将棋の戦法一覧と矢倉中飛車 · 続きを見る »

矢倉囲い

倉囲い(やぐらがこい)は、将棋において主に相居飛車戦法・相振り飛車戦法で使われる囲い。単に矢倉と呼ばれることが多く、美濃囲い、穴熊囲いと並んで代表的な囲いの1つ。居飛車で互いに矢倉囲いに組んで戦う戦型のことを相矢倉(あいやぐら)と言い、これも矢倉と略されることが多い。.

新しい!!: 将棋の戦法一覧と矢倉囲い · 続きを見る »

矢倉早囲い

倉早囲いは将棋の戦法の1つ。相矢倉の一分野で、玉を囲うのに必要な手数を省略して手得を狙う作戦。また、作戦に用いる手順や囲いを指すこともある。.

新しい!!: 将棋の戦法一覧と矢倉早囲い · 続きを見る »

石田流

石田流(いしだりゅう)は将棋の戦法の一つ。三間飛車の一種で、角道を止めないうちに7五歩と突いて飛車を振る戦法。.

新しい!!: 将棋の戦法一覧と石田流 · 続きを見る »

玉将

玉将(ぎょくしょう)・王将(おうしょう)は、将棋の駒の種類の一つ。本将棋・平安将棋・平安大将棋・小将棋・中将棋・大将棋・天竺大将棋・大大将棋、大局将棋・摩訶大大将棋に存在する。本将棋の玉将の動きは、チェスのキング、どうぶつしょうぎのライオン、マークルックのクンと同様の動きとなる。英語でもkingと訳され、略号はK。.

新しい!!: 将棋の戦法一覧と玉将 · 続きを見る »

玉頭位取り

玉頭位取り(ぎょくとうくらいどり)は将棋の戦法の一つ。主に対振り飛車戦で使用される。特に中飛車相手に有効とされる。戦法の歴史は古く、元禄時代の民間棋士、望月勘解由(望月仙閣)が指しているが、専ら流行したのは昭和、特に1970年代と思われる。現在はプロ棋戦では余り指されていない。英語名称はKing's Head Vanguard Pawn。.

新しい!!: 将棋の戦法一覧と玉頭位取り · 続きを見る »

玉頭銀

玉頭銀(ぎょくとうぎん)は、将棋の振り飛車戦法で現れる手法のこと。振り飛車側の左銀を5六 - 4五 - 3四(振り飛車側が先手の場合、以下も同様)と進出させる指し方である。対急戦、対持久戦、共に現れる。.

新しい!!: 将棋の戦法一覧と玉頭銀 · 続きを見る »

穴熊囲い

囲い(あなぐまがこい)は、将棋において使われる囲い(守備の陣形)の一つ。居飛車・振飛車のいずれの戦法でも用いられる囲いである。囲うまでに手数はかかるものの最も堅い囲いの一つである。その堅牢さから比喩として用いられることもある。.

新しい!!: 将棋の戦法一覧と穴熊囲い · 続きを見る »

窪田義行

義行(くぼた よしゆき、1972年5月18日 - )は、将棋棋士。棋士番号210。東京都足立区出身。江戸川学園取手高等学校卒。花村元司九段門下。.

新しい!!: 将棋の戦法一覧と窪田義行 · 続きを見る »

竜王戦

王戦(りゅうおうせん)は、読売新聞社主催の将棋の棋戦で、タイトル戦(竜王戦・名人戦・叡王戦・王位戦・王座戦・棋王戦・王将戦・棋聖戦)のひとつ。第1期は1987年であるが、前身の十段戦、さらにその前身の九段戦(第1期は1950年)から数えると、タイトル戦の中で名人戦(第1期は1935 - 1937年)に次いで2番目に長い歴史を有している。七番勝負の勝者は竜王のタイトル称号を得る。 竜王位は名人位とともに、プロ将棋界の頂点とされている。.

新しい!!: 将棋の戦法一覧と竜王戦 · 続きを見る »

立石流四間飛車

立石流四間飛車(たていしりゅうしけんびしゃ)は将棋の戦法の一つ。単に立石流とも称される。四間飛車の一手法。 アマチュア強豪の立石勝己が考案し、その後にプロ棋界でも指されるようになるという珍しい経緯で広まったとされる。立石はこの戦法の考案により、第31回(2004年)将棋大賞の升田幸三賞特別賞を受賞している。.

新しい!!: 将棋の戦法一覧と立石流四間飛車 · 続きを見る »

筋違い角

筋違い角(すじちがいかく)とは、将棋の用語の一つで、角行(以下、角と略す)を初期配置の筋と別の筋に打つこと、またその打った角。また、角交換後に筋違いの位置に角を打って活用する戦法のことも指す。英語名称はWrong Diagonal Bishop。.

新しい!!: 将棋の戦法一覧と筋違い角 · 続きを見る »

箱入り娘 (将棋)

箱入り娘(はこいりむすめ)は将棋の囲いの一種である。居飛車のときの急戦で使用される。舟囲いからの発展形である。英語名称はDaddy's Dearest。 舟囲いから、5八の金を6八へ移動させた形の囲い(符号は先手から見た場合。以下同様)。舟囲いよりは固くなるが、あまり実戦では見られない。 名前の由来については、玉がちょうど箱の中に入っているような形をしているからで、命名は加藤治郎である。他に、(通常の用法の)「箱入り娘」と同様に「堅そうだが手がつくと早いから」という俗説が存在する(囲いが「堅い」という表現と、身持ちが「堅い」という表現をかけた卑猥な冗談である)。 利点としては、一手で舟囲いよりも固い囲いにできるということが挙げられるが、他の舟囲いからの発展形である左美濃などよりは堅さは格段に劣る。しかし、舟囲いの弱点であった6九の金を6八の金によって強化したことは大きい。また、対振り飛車戦で飛車を3筋(7筋)に回して角頭を狙った際に、銀交換後の割り打ちを避けられるという利点もある。 一方で、端や玉頭からの攻撃に対し、右辺への退路が塞がれているため、玉が窮屈であるという面もある。さらに、7九の銀を動かせないため、玉をさらに囲うなどしない限り働きの悪い駒となってしまう可能性がある。 振り飛車が銀冠や高美濃囲いにまで発展している場合には、上部からの攻撃が弱いために、左銀急戦などでは用いられることは少ない。一方で最短の仕掛けを狙う、対四間飛車4六銀右戦法において使用されることがある。後手の△3二銀型に対して▲3八飛車と回る形の変化で現れる。 相手の様子をみながら居飛車穴熊や左美濃を組む際にこの形になることはある。 category:将棋の囲い.

新しい!!: 将棋の戦法一覧と箱入り娘 (将棋) · 続きを見る »

米長邦雄

米長 邦雄(よねなが くにお、1943年(昭和18年)6月10日 - 2012年(平成24年)12月18日)は、将棋棋士。タイトル獲得数19期は歴代5位。永世棋聖の称号を保持し、引退前から名乗る。佐瀬勇次名誉九段門下。棋士番号は85。趣味は囲碁で囲碁八段(日本棋院から追贈)。 2003年(平成15年)12月、引退。日本将棋連盟会長(2005年(平成17年) - 2012年(平成24年))。 2003年(平成15年)11月、紫綬褒章受章。2013年(平成25年)1月、旭日小綬章受章(没後叙勲)。 北陸先端科学技術大学院大学特任教授(2011年(平成23年)10月1日 - 2012年(平成24年)9月30日)。 日本財団評議員(2011年(平成23年)4月 - 2012年(平成24年)12月)。財団法人JKA評議員(本来の任期満了予定日は2013年(平成25年)3月31日であったが、死去により死去日をもって自動的に退任した)。日本テレビ番組審議会委員。ニッポン放送番組審議会委員。東京都教育委員(1999年(平成11年)12月 - 2007年(平成19年)12月)などを歴任。 山梨県南巨摩郡増穂町(現・富士川町)出身。中野区立第八中学校、東京都立鷺宮高等学校卒業。中央大学経済学部4年次3月(年度末)退学。.

新しい!!: 将棋の戦法一覧と米長邦雄 · 続きを見る »

米長流急戦矢倉

米長流急戦矢倉(よねながりゅうきゅうせんやぐら)は、将棋の戦法の一つ。矢倉戦における後手番の有力な戦法であり、急戦矢倉の一つとして、1980年代中盤にプロの間で多く指された。米長邦雄永世棋聖が創案し、好んで指したことからこの名が付いた。.

新しい!!: 将棋の戦法一覧と米長流急戦矢倉 · 続きを見る »

美濃囲い

美濃囲い(みのがこい)は、将棋の囲いの一つ。主に振り飛車戦法で用いられ、居飛車における矢倉囲いと並んで代表的な囲いである。 先手でいえば玉将を2八の位置に、右の銀将を3八の位置に、左の金将を5八の位置に動かして作る囲いである(右金はそのままの位置)。通常の美濃囲いを本美濃(ほんみの)と呼ぶこともある。構えが低く横からの攻めに強いため、居飛車に対して有効な囲いである。しかし上部や端からの攻めに弱い上、玉のある位置に利いている駒がないため、いったん上部を破られると2八に駒を打たれて受けがなくなる弱点がある。居飛車側が舟囲いの場合は堅さで大きく上回ることができるが、穴熊囲い(居飛車穴熊)に比べると堅くない。.

新しい!!: 将棋の戦法一覧と美濃囲い · 続きを見る »

羽生善治

羽生 善治(はぶ よしはる、1970年9月27日 - )は、日本の将棋棋士。十九世名人、永世竜王、永世王位、名誉王座、永世棋王、永世王将、永世棋聖の称号資格保持者、及び名誉NHK杯選手権者の称号保持者襲位(就位)は原則引退後。名誉NHK杯選手権者のみ即日就位。。二上達也九段門下。棋士番号は175。埼玉県所沢市出身。.

新しい!!: 将棋の戦法一覧と羽生善治 · 続きを見る »

田中寅彦

中 寅彦(たなか とらひこ、1957年4月29日 - )は、将棋棋士。高柳敏夫名誉九段門下。大阪府豊中市出身。棋士番号127。棋聖のタイトルを獲得。竜王戦1組通算9期。順位戦A級通算6期。日本将棋連盟理事(2005年5月 - 2009年5月、2011年5月 - 2013年6月)。2012年12月に当時専務理事であった谷川浩司の会長就任に伴い、日本将棋連盟専務理事となった。.

新しい!!: 将棋の戦法一覧と田中寅彦 · 続きを見る »

無敵囲い

無敵囲い(むてきがこい)は将棋の囲いの一つ。.

新しい!!: 将棋の戦法一覧と無敵囲い · 続きを見る »

相掛かり

掛かり(あいがかり)は、将棋の戦法の一つ。江戸時代から存在する相居飛車の定跡である。英語名称はDouble Wing Attack。 お互いに角道を開けないまま、飛車先の歩を伸ばしていき、まず先手が歩を交換する。その後▲2六飛と引いて後手の歩交換を阻むか、▲2八飛と深く引く。ここから飛車を左翼に展開するひねり飛車(▲2六飛型の場合)や、右銀を活用しての棒銀、もしくは腰掛け銀などのさまざまな変化があり、先手、後手ともに手が広く構想力が問われる。互いの持ち歩を生かした急戦から、囲い合う持久戦まで多様である。.

新しい!!: 将棋の戦法一覧と相掛かり · 続きを見る »

相横歩取り

横歩取り戦法(あいよこふどりせんぽう)は、将棋の戦法である横歩取りの戦型の一つ。英語名称はDouble Side Pawn Capture。 通常の横歩取り戦法では後手が一歩損のまま序盤戦を戦わなければならないため、この損を嫌って後手も横歩取りをする戦法である。横歩を取るために後手から角交換をしなければならないため、後手が大幅に手損する形となるものの、先手陣が上ずり隙が多くなる側面もあるため、後手が一方的に損であるとは言い切れない。飛車角総交換など、激しい戦いになる例が多くみられる。.

新しい!!: 将棋の戦法一覧と相横歩取り · 続きを見る »

銀将

銀将(ぎんしょう)は、将棋の駒の種類の一つ。 本将棋・平安将棋・平安大将棋・小将棋・中将棋・大将棋・大大将棋・天竺大将棋・摩訶大大将棋・泰将棋・大局将棋に存在する。英語ではそのままsilverと訳され、略号はS。.

新しい!!: 将棋の戦法一覧と銀将 · 続きを見る »

菅井竜也

菅井 竜也(すがい たつや、1992年4月17日 - )は、将棋棋士。井上慶太門下。棋士番号は278。岡山県岡山市北区(旧御津郡御津町)出身。.

新しい!!: 将棋の戦法一覧と菅井竜也 · 続きを見る »

風車 (将棋)

車(かざぐるま、風車戦法)は、将棋の戦法の一つ。将棋棋士の伊藤果が居飛車穴熊への対策として考案し多用したことで知られるが、他の棋士はあまり指さない。飛車を下段に引き、状況に応じて左右にクルクルと転回することから名づけられた。.

新しい!!: 将棋の戦法一覧と風車 (将棋) · 続きを見る »

袖飛車

袖飛車(そでびしゃ)は、将棋の戦法の一種で、居飛車に分類される。 先手ならば飛車を3筋に、後手ならば飛車を7筋に振る。通常、振り飛車には含めない。 創案者は阪田三吉であるといわれており、飛車の定位置から左に一つ動かした構えを袖に例えた命名だという。 狙いは対居飛車と対振り飛車で全く異なる。 英語名称はSleeve Rook。.

新しい!!: 将棋の戦法一覧と袖飛車 · 続きを見る »

飯島栄治

飯島 栄治(いいじま えいじ、1979年9月16日 - )は、将棋棋士。桜井昇八段門下。棋士番号は236。「飯島流引き角戦法」で知られる。東京都江東区出身。.

新しい!!: 将棋の戦法一覧と飯島栄治 · 続きを見る »

飛車

飛車(ひしゃ)は、将棋の駒の種類の1つである。 本将棋・小将棋・中将棋・大将棋・天竺大将棋・大大将棋・摩訶大大将棋・泰将棋・大局将棋で使う。チェスのルーク・シャンチーの俥・マークルックのルアと同様の動きをする。英語でもrookと訳され、略号はR。.

新しい!!: 将棋の戦法一覧と飛車 · 続きを見る »

角交換四間飛車

角交換四間飛車(かくこうかんしけんびしゃ)とは将棋の戦法の一つ。角を交換して四間飛車を指す戦法である。振り飛車に分類される。四間飛車と銘打っているが、角交換から先手なら8筋に、後手なら2筋に飛車を振り直して飛車先を逆襲する展開になりやすく、向かい飛車の要素も強い。.

新しい!!: 将棋の戦法一覧と角交換四間飛車 · 続きを見る »

角交換振り飛車

角交換振り飛車(かくこうかんふりびしゃ)とは将棋の戦法で、振り飛車側が角道を止めず、あるいは振り飛車側から角交換を行った状態で駒組みをする戦法である先崎, 北尾(2010), p.144-147.

新しい!!: 将棋の戦法一覧と角交換振り飛車 · 続きを見る »

角行

角行(かくぎょう)は、将棋の駒の種類の一つ。本将棋・小将棋・中将棋・大将棋・天竺大将棋・大大将棋・摩訶大大将棋・泰将棋・大局将棋に存在する。チェスのビショップと同様の動きをする駒である。英語でもBishopと訳され、略称はB。.

新しい!!: 将棋の戦法一覧と角行 · 続きを見る »

角換わり

角換わり(かくがわり)(地域・書籍によっては「角換(かくが)り」と呼ぶこともある)は将棋の代表的な戦法の一つである。序盤で角を交換する。初級者から中級者にとっては、持駒の角を打ち込めるため、自由度が高い戦法である。しかし上級者以上になると、双方ともに角の打ち込みを避けようと自陣に気を配るため、指し手が限定される。プロであればなおのことである。対局者のレベルが上がるほど変化の幅が狭く、横歩取りと並んで精緻な研究が進んでいる。英語名称はBishop Exchange。.

新しい!!: 将棋の戦法一覧と角換わり · 続きを見る »

鬼殺し (将棋)

殺し(おにごろし)は、将棋の戦法の一つ。先手の奇襲戦法である。そのルーツは、大正時代末期、大道詰将棋を出題していた野田圭甫が「可章馬(かしょうま)戦法」という本を売り出したことによるという。「可章馬戦法」の本を売っていた時の売り文句が「この戦法を使えば鬼も逃げ出す、鬼も倒せる」ということから、この名がついたとされている。英語名称はDemon Slayer。 いきなり桂が高跳びするという手順だが、早石田の変化(王手飛車をはじめとする両取り狙い、7三地点の突破)を取り込んでいるために破壊力があり、庶民に分かりやすかったことから縁台将棋で流行した。.

新しい!!: 将棋の戦法一覧と鬼殺し (将棋) · 続きを見る »

谷川浩司

谷川 浩司(たにがわ こうじ、1962年4月6日 - )は、将棋棋士。若松政和七段門下。棋士番号は131。兵庫県神戸市須磨区出身。 タイトル通算獲得数は歴代4位。十七世名人の資格永世名人を襲位するのは原則として引退後である。ただし、先々代の大山康晴十五世名人と先代の中原誠十六世名人は、現役の途中で襲位している。他の永世称号まで含めても、引退後初めて襲位した例は名人陥落直後に引退・襲位した木村義雄十四世名人しかいない。を保持。 日本将棋連盟棋士会会長(初代、2009年4月 - 2011年3月)、日本将棋連盟専務理事(2011年5月 - 2012年12月)を務め、日本将棋連盟会長(2012年12月 - 2017年1月)を務めた。.

新しい!!: 将棋の戦法一覧と谷川浩司 · 続きを見る »

鷺宮定跡

鷺宮定跡(さぎのみやじょうせき)は将棋の戦法。昭和50年代(1975年 - 1985年)後半、プロ将棋棋士の青野照市が創案し、米長邦雄がタイトル戦で連採したことで広まった。「鷺宮」の名称は青野と米長がともに東京都中野区鷺宮に住んでいたことに由来する『日本将棋用語事典』。.

新しい!!: 将棋の戦法一覧と鷺宮定跡 · 続きを見る »

近藤正和

近藤 正和(こんどう まさかず、1971年5月31日 - )は、将棋棋士。棋士番号220。原田泰夫九段門下。新潟県柏崎市出身。新潟県立柏崎高等学校卒業。.

新しい!!: 将棋の戦法一覧と近藤正和 · 続きを見る »

郷田真隆

郷田 真隆(ごうだ まさたか、1971年3月17日 - )は、将棋棋士。棋士番号は195。東京都練馬区出身。大友昇九段門下。いわゆる「羽生世代」の一人。駿台学園中学校・高等学校卒業。.

新しい!!: 将棋の戦法一覧と郷田真隆 · 続きを見る »

舟囲い

舟囲いは将棋の囲いの1つ。居飛車対振り飛車の将棋で居飛車が用いる最も基本的な囲いである。.

新しい!!: 将棋の戦法一覧と舟囲い · 続きを見る »

鈴木大介

鈴木 大介(すずき だいすけ、1974年7月11日 - )は、将棋棋士。棋士番号213。東京都町田市出身。大内延介門下。.

新しい!!: 将棋の戦法一覧と鈴木大介 · 続きを見る »

阪田流向かい飛車

阪田流向かい飛車(さかたりゅうむかいひしゃ)は、将棋の戦法のひとつ。相居飛車模様から後手が変化する力戦振り飛車。元となる定跡は江戸時代からあり、阪田三吉が1919年5月11日の木見金治郎の七段昇段披露会席上で土居市太郎を相手に指した一局(東西両雄棋戦、結果は阪田の勝ち)が著名で、のちにこう呼ばれるようになった。.

新しい!!: 将棋の戦法一覧と阪田流向かい飛車 · 続きを見る »

阿久津流急戦矢倉

阿久津流急戦矢倉(あくつりゅうきゅうせんやぐら)は、将棋の戦法の一つ。矢倉戦において主に後手番で用いられる急戦矢倉の一種である。近年では阿久津主税が得意とし、好成績を挙げたことからこの名で呼ばれるようになった(その他にも中原流、郷田流、渡辺流という呼び方もあるが、阿久津流と総称されることが多い)。 5筋の歩を角で交換した後、△5四銀の好形に組み、後に△6五歩と仕掛けるのが後手の狙い筋の一つ。5五の地点に出た角は、7三に引く場合と2二に戻る場合がある。先手の対応次第では上記の狙いを放棄して持久戦にシフトすることも多い。.

新しい!!: 将棋の戦法一覧と阿久津流急戦矢倉 · 続きを見る »

藤井システム

藤井システム(ふじいシステム)は、将棋の戦法の一つ。四間飛車の一種である。プロ棋士の藤井猛が考案した。これにより藤井は1998年の将棋大賞の升田幸三賞を受賞。また、三間飛車にも応用することができる。.

新しい!!: 将棋の戦法一覧と藤井システム · 続きを見る »

藤井猛

藤井 猛(ふじい たけし、1970年9月29日 - )は、将棋棋士。西村一義九段門下。棋士番号は198。群馬県沼田市出身。日本将棋連盟非常勤理事を務めた。.

新しい!!: 将棋の戦法一覧と藤井猛 · 続きを見る »

脇システム

脇システム(わきシステム)とは、将棋における戦法の一つであり。矢倉戦のうち相矢倉で用いられる戦法。昔からある形であるが、特に脇謙二が詳細に研究し、多用したためこの名がつく。 相矢倉戦の序盤、後手△6四角に対して、▲4六角と角をぶつけ、角同士を睨み合わせたまま、先後ほぼ同形で駒組みを進める。ここから、.

新しい!!: 将棋の戦法一覧と脇システム · 続きを見る »

里見香奈

里見 香奈(さとみ かな、1992年3月2日 - )は、日本将棋連盟()所属の女流棋士。森雞二九段門下。女流棋士番号は33。島根県出雲市出身。島根県立大社高等学校卒。キャッチフレーズは「出雲のイナズマ」。女流棋士の里見咲紀は実妹。.

新しい!!: 将棋の戦法一覧と里見香奈 · 続きを見る »

金将

金将(きんしょう)は、将棋の駒の種類の一つ。本将棋・平安将棋・平安大将棋・小将棋・中将棋・大将棋・天竺大将棋・大大将棋・摩訶大大将棋・泰将棋・大局将棋に存在する。英語ではそのままgoldと訳され、略号はG。.

新しい!!: 将棋の戦法一覧と金将 · 続きを見る »

金無双

金無双(きんむそう)は、将棋の相振り飛車で用いられる囲いである。別名二枚金(にまいきん)とも呼ばれる。英語名称はGold Excelsior。.

新しい!!: 将棋の戦法一覧と金無双 · 続きを見る »

腰掛け銀

腰掛け銀(こしかけぎん)は将棋の戦法の名称。 序盤の駒組み段階において、先手なら▲5六銀、後手なら△5四銀と構える。先手なら▲5七歩、後手なら△5三歩があるのを前提にしており、銀が歩の上に腰掛けているような様子から、この表現が生まれたとされる。なお、銀を歩の上に移動させる形は「歩越し銀」と形容され、腰掛け銀もこの一種である。英語名称はreclining silver。 腰掛けた銀で▲4五歩(△6五歩)を狙う場合、▲8八角・▲3七桂と相性がよく、桂馬の活用を邪魔しがちな他の歩越し銀に比べて形がよい。右四間飛車と組み合わせると破壊力がある。また、攻めの銀を玉側に引きつけて銀矢倉・ダイヤモンド美濃などへ発展させ、囲いの強化を狙うこともできる。.

新しい!!: 将棋の戦法一覧と腰掛け銀 · 続きを見る »

雁木囲い

雁木囲い(がんぎがこい)は将棋の囲いのひとつ。単に雁木(がんぎ)ともいう。英語名称はSnowroof。.

新しい!!: 将棋の戦法一覧と雁木囲い · 続きを見る »

雀刺し

刺し(すずめざし)は、将棋の戦法。「スズメ刺し」とも表記する。英語名称はSpearing The Sparrow。 先手番の場合、1筋に飛び道具と呼ばれる飛車・角・香などを集中させ、一点突破を狙う作戦。▲1七香、▲1八飛、▲6八角または▲7九角、▲2五桂の位置に攻め駒を移動させ、1三の地点に集中させる。.

新しい!!: 将棋の戦法一覧と雀刺し · 続きを見る »

陽動振り飛車

陽動振り飛車(ようどうふりびしゃ)は将棋の戦法の1つ。広義では相居飛車模様から一方が振り飛車に転じる作戦の総称。狭義では相矢倉の出だしから5手目▲6六歩に主に後手が用いる作戦を指す。戦法の命名者は加藤治郎。英語名称はFeint Ranging Rook。.

新しい!!: 将棋の戦法一覧と陽動振り飛車 · 続きを見る »

松尾歩

松尾 歩(まつお あゆむ、1980年3月29日 - )は、将棋棋士。棋士番号231。愛知県愛知郡日進町(現・日進市)出身、所司和晴七段門下。.

新しい!!: 将棋の戦法一覧と松尾歩 · 続きを見る »

松田茂役

松田 茂役(まつだ しげゆき、初名は茂行、1921年6月28日 - 1988年8月2日)は、将棋棋士。棋士番号は25。鳥取県鳥取市出身。A級在籍10期。金子金五郎九段門下。.

新しい!!: 将棋の戦法一覧と松田茂役 · 続きを見る »

杉本昌隆

杉本 昌隆(すぎもと まさたか、1968年11月13日 - )は、将棋棋士。棋士番号197。愛知県名古屋市出身。板谷進九段門下。竜王戦1組通算7期。日本将棋連盟非常勤理事(2012年6月 -)。.

新しい!!: 将棋の戦法一覧と杉本昌隆 · 続きを見る »

森安秀光

森安 秀光(もりやす ひでみつ、1949年8月18日 - 1993年11月22日)は、将棋棋士。棋士番号99。岡山県笠岡市出身。藤内金吾門下。同じくプロ将棋棋士である森安正幸は実兄。.

新しい!!: 将棋の戦法一覧と森安秀光 · 続きを見る »

森下卓

森下 卓(もりした たく、1966年7月10日 - )は、将棋棋士。花村元司九段門下。棋士番号は161。福岡県北九州市小倉区(現:小倉南区)出身。竜王戦1組通算17期、順位戦A級通算10期。.

新しい!!: 将棋の戦法一覧と森下卓 · 続きを見る »

森下システム

森下システム(もりしたシステム)とは、将棋における戦法の一つであり、相居飛車の矢倉戦で用いられる先手の戦法。森下卓が開発したためこの名がつく。なお森下本人は、森下システムは戦法ではなく思想であるとしている。また、淡路仁茂や青野照市の指し方を参考にして体系化させたものと述べている。.

新しい!!: 将棋の戦法一覧と森下システム · 続きを見る »

森内俊之

森内 俊之(もりうち としゆき、1970年10月10日 - )は、将棋棋士。十八世名人資格保持者。 棋士番号は183。勝浦修九段門下。神奈川県横浜市出身。 日本将棋連盟棋士会副会長(2009年4月 - 2011年3月)。 2017年5月より日本将棋連盟専務理事。.

新しい!!: 将棋の戦法一覧と森内俊之 · 続きを見る »

棒銀

棒銀(ぼうぎん)戦法は、将棋の戦法の一つ。銀将を棒のようにまっすぐ進めて攻めることからこの名が付いた。対居飛車の戦法と対振り飛車の戦法がある。英名はClimbing Silver。非常に歴史の古い戦法であり、一説には既に初代名人大橋宗桂の将棋に類似の形が見られるという。総じて速攻性に優れ、1から4筋を絡めると侮れない破壊力を持つが、狙いが単純で受けの対策を立てやすい。また中盤の捌き合いの後に銀が残ってしまうことがよくあり、不利を招きやすい。プロの対局でもしばしば現れ、加藤一二三、木村一基、渡辺明らは振り飛車に対して棒銀戦法を得意としている。.

新しい!!: 将棋の戦法一覧と棒銀 · 続きを見る »

棒金

棒金(ぼうきん)は将棋の戦法の一つ。英語名称はClimbing Gold。石田流に対する居飛車側の戦法。後手が石田流なら▲3八金〜▲2七金〜▲2六金と金を前線に進めていく。普通の居飛車対振り飛車の他に、対ひねり飛車でも用いられる。 金は守りに使う駒という概念が強く、あまり前線に出ないのが常識であるが、この「棒金」は例外である。他にはひねり飛車に対するたこ金や、ツノ銀中飛車に対して5筋から金を繰り出す4六金戦法などでも、攻めに金が使われる。また阪田流向かい飛車では、振り飛車側が棒金での飛車先逆襲を狙う。 金を前線に出す戦法は、相手の捌きを封じてしまう狙いがある。石田流は攻撃的な構えのため、どうしても飛車が前に出ていて、退路の3三(後手の場合)が塞がれていることが多い。そのため飛車の逃げ道があまりなく、対処の仕方に困る。それならば棒銀でも構わないと思うかもしれないが、金の横に動けるという利点が利いてくる。 金を前線に出すのは他の戦法にも有効ではないか、また、なぜ一般化しないのかという疑問も出てくるが、リスクの問題がある。失敗すれば相手に金が渡るだけではなく、終盤に自分の囲いも金が1枚ない状況に陥る。また、金と銀の初期配置から、右銀を囲いに用いるには手数が多くかかるため、右銀の活用法が難しく、ひどい場合にはばらばらの配置で終盤を迎えてしまうこともある。さらに金は斜め後ろには動けず、堅実ではあるが柔軟性が乏しく、銀はその逆と言える。そのため、臨機応変にしなければならない前線へ金を出すのは躊躇する。その点、石田流には飛車の退路が無く、速攻を常とする戦法に堅実な金が出てくるのは防ぎようも無く、また攻めようも無いので有効である。 以上の理由から石田流を衰退に追いやったが、振り飛車側も久保利明・鈴木大介らが対策を考え出し、ほぼ均衡を保っている。 category:対振り飛車.

新しい!!: 将棋の戦法一覧と棒金 · 続きを見る »

棋風

棋風(きふう)とは、将棋や囲碁、チェスなどのボードゲームにおけるその人の着手の特徴のことである。.

新しい!!: 将棋の戦法一覧と棋風 · 続きを見る »

横山泰明

横山 泰明(よこやま ひろあき、1980年10月16日 - )は、将棋棋士。桜井昇八段門下。棋士番号は246。東京都多摩市出身。中央大学卒。妻は女流二段の島井咲緒里。.

新しい!!: 将棋の戦法一覧と横山泰明 · 続きを見る »

横歩取り

横歩取り(よこふどり、よこふとり)は、将棋の代表的な戦法の一つである。15手目に先手が△3四歩(角道を開けるために突き出した、後手から見て左から3列目の歩)を飛車で取ってからの一連の変化を指す。大駒を交換するような激しい急戦となる可能性が高い。アマチュア同士の勝負においては変化に富んだ面白い戦法であるが、一手の過ちがすぐ敗北へ繋がる怖れがあるため、プロ棋士がこの戦法を採用するにあたっては非常に深い研究が必要とされる。そのため、現在では対局開始から詰みまで研究が進んでいる形もある。英語名称はSide Pawn Capture。.

新しい!!: 将棋の戦法一覧と横歩取り · 続きを見る »

横歩取り2三歩

横歩取り2三歩(よこふどりにさんふ)は、後手が採用する、横歩取り戦法の戦型の一つ。2三歩戦法と言われる。横歩取りが先手不利とされていた時代は、相掛かりの序盤の戦型の一つに過ぎなかったが、昭和末期の研究によって先手が指せると考えられており、プロの実戦では数年に一度採用されるかどうかである。.

新しい!!: 将棋の戦法一覧と横歩取り2三歩 · 続きを見る »

横歩取り3三角

横歩取り3三角(よこふどりさんさんかく)は将棋の戦法の一つ。横歩取りの戦型における後手番の一手法。内藤国雄が考案したことから内藤流とも呼ばれる。.

新しい!!: 将棋の戦法一覧と横歩取り3三角 · 続きを見る »

横歩取り3三桂

横歩取り3三桂(よこふとりさんさんけい)は将棋の戦法の一つ。横歩取りの戦型で後手番が採用する指し方。 ▲7六歩△3四歩▲2六歩△8四歩▲2五歩△8五歩▲7八金△3二金▲2四歩△同歩▲同飛△8六歩▲同歩△同飛▲3四飛の局面(ここまでは横歩取りの基本形)で△3三桂と跳ぶのがこの戦法の骨子。ここで△3三角と上がると横歩取り3三角となり、△8八角成▲同銀△7六飛と後手も横歩を取ると相横歩取りになる。 後手の飛角桂の活用がやや難しいため、当初は3三角戦法と違い採用率が低く、奇襲戦法の一つとして認知されていたに過ぎなかった。深浦康市によると、3三桂戦法がプロ棋士の間で脚光を浴びるきっかけとなったのは、平成2年の棋聖戦で屋敷伸之が3三桂戦法を採用して森下卓を破った一局である。このとき先手の森下が採用した3八玉形が廃れ、先手は玉を中住まいに構えるようになったが、それへの対策として考案されたのが5筋の歩を伸ばして先手の玉頭に狙いをつける手法である。この指し方の代表局としては平成4年6月の天王戦の羽生善治対脇謙二戦がある。以上の2局は先手が持久戦を志向した場合の指し方としてほぼ定跡手順となっているが、先手が急戦模様に動く手法も現れた。.

新しい!!: 将棋の戦法一覧と横歩取り3三桂 · 続きを見る »

横歩取り4五角

横歩取り4五角(よこふどりよんごかく)は、横歩取り戦法の戦型の一つ。後手番が採る戦法である。 相横歩取りの一部の変化と同様に序盤から激しい展開になるため短手数で決着がつくことも多い。江戸時代から存在する指し方であるが、横歩取り戦法そのものが長年下火であったこともあり、昭和時代まで本格的に省みられることはなかった。横歩取り4五角戦法の価値を再発見したのはアマの沢田多喜男とプロ棋士の谷川浩司であるとされ、谷川は若手時代にこの戦法を連投し、対戦相手を36手で投了に追い込んだことがある(対東和男戦(1978年若獅子戦)・対森安秀光戦(1979年王位戦))。谷川の活躍もあり一時プロで流行したが、やがて研究が進むと、この戦法の後手の攻めは無理筋とみられてプロ間ではほとんど指されなくなった。一方、持ち時間の短いアマチュア同士の対戦では現在も見られることも多い。.

新しい!!: 将棋の戦法一覧と横歩取り4五角 · 続きを見る »

横歩取り8五飛

横歩取り△8五飛(よこふどり はちご ひ)は将棋の戦法。横歩取り戦法の変化の一つである。中座飛車とも呼ばれる。 横歩取りの中でも、後手が主導権を握ることが多い戦法。飛車先の歩を交換したあと、▲8七歩に対して飛車を8五に引く。金銀4枚を自陣に置き、飛車・角と左右の桂で攻めることが多い。ほとんどの場合、囲いは中原囲いを用いる。中原囲いの優秀性もあり、8五飛戦法は一時期、後手番としては異常な高勝率を見せた。 この戦法は△8五飛を咎められないことが前提条件である。先手が角交換から▲9六角と打つなど、いくつか対抗手が試みられたが、△8五飛という手自体を咎めることは不可能という結論になっている。.

新しい!!: 将棋の戦法一覧と横歩取り8五飛 · 続きを見る »

永瀬拓矢

永瀬 拓矢(ながせ たくや、1992年9月5日 - ) は、将棋棋士。安恵照剛門下。棋士番号は276。神奈川県横浜市出身。.

新しい!!: 将棋の戦法一覧と永瀬拓矢 · 続きを見る »

江戸時代

江戸時代(えどじだい)は、日本の歴史において徳川将軍家が日本を統治していた時代である。徳川時代(とくがわじだい)とも言う。この時代の徳川将軍家による政府は、江戸幕府(えどばくふ)あるいは徳川幕府(とくがわばくふ)と呼ぶ。 藩政時代(はんせいじだい)という別称もあるが、こちらは江戸時代に何らかの藩の領土だった地域の郷土史を指す語として使われる例が多い。.

新しい!!: 将棋の戦法一覧と江戸時代 · 続きを見る »

深浦康市

深浦 康市(ふかうら こういち、1972年2月14日 - )は、将棋棋士。棋士番号201。長崎県佐世保市出身。花村元司九段門下。日本将棋連盟非常勤理事(2012年6月-)。.

新しい!!: 将棋の戦法一覧と深浦康市 · 続きを見る »

渡辺明 (棋士)

渡辺 明(わたなべ あきら、1984年4月23日 - )は、将棋棋士。タイトル通算獲得数は歴代5位で、永世竜王・永世棋王の資格を保持。 所司和晴門下。棋士番号235。東京都葛飾区出身。聖学院中学校・高等学校出身。.

新しい!!: 将棋の戦法一覧と渡辺明 (棋士) · 続きを見る »

清水市代

清水 市代(しみず いちよ、1969年1月9日 - )は、日本将棋連盟所属の女流棋士。高柳敏夫名誉九段門下。女流棋士番号は7。通算女流タイトル保持は43期で歴代1位であり、2016年2月現在、通算獲得数2位の里見香奈以下を大きく引き離している。 日本将棋連盟棋士会副会長(2009年4月 -2011年3月)、日本将棋連盟女流棋士会会長(2015年6月 - 2017年6月)、日本将棋連盟常務理事(2017年5月 - )。 東京都東村山市出身 。東京都立清瀬高等学校卒業『天辺―将棋・女流トッププロの生き方』p.218 - 223。.

新しい!!: 将棋の戦法一覧と清水市代 · 続きを見る »

持久戦

持久戦(じきゅうせん protracted warfare)とは敵の戦闘力の撃滅ではなく、自己保存を主な目的とした作戦・戦闘をいう。決戦の対義語。.

新しい!!: 将棋の戦法一覧と持久戦 · 続きを見る »

木村定跡

木村定跡(きむらじょうせき)は、初代実力制名人・木村義雄が発表した将棋の定跡。角換わり腰掛け銀のうち、先後同型角換わり腰掛け銀と呼ばれる戦型の定跡で、先手勝利まで研究が終わっていることから、完成された定跡とも言われている。.

新しい!!: 将棋の戦法一覧と木村定跡 · 続きを見る »

木村一基

木村 一基(きむら かずき、1973年6月23日 - )は、将棋棋士。佐瀬勇次名誉九段門下。棋士番号は222。千葉県四街道市出身。竜王戦1組通算8期、順位戦A級通算4期。.

新しい!!: 将棋の戦法一覧と木村一基 · 続きを見る »

木村義雄

木村 義雄(きむら よしお、1905年(明治38年)2月21日 - 1986年(昭和61年)11月17日)は、将棋棋士。十四世名人。棋士番号は2。東京都墨田区(当時は東京市本所区)表町出身。 最初の実力制による名人、かつ最初の永世名人である。.

新しい!!: 将棋の戦法一覧と木村義雄 · 続きを見る »

戸辺誠

戸辺 誠(とべ まこと、1986年8月5日 - )は、将棋棋士。加瀬純一門下。棋士番号は262。神奈川県横浜市出身。.

新しい!!: 将棋の戦法一覧と戸辺誠 · 続きを見る »

昭和

昭和(しょうわ)は日本の元号の一つ。大正の後、平成の前。昭和天皇の在位期間である1926年(昭和元年)12月25日から1989年(昭和64年)1月7日まで。20世紀の大半を占める。 昭和は、日本の歴代元号の中で最も長く続いた元号であり、元年と64年は使用期間が共に7日間であるため実際の時間としては62年と14日となる。なお、外国の元号を含めても最も長く続いた元号であり、歴史上60年以上続いた元号は日本の昭和(64年)、清の康熙(61年)および乾隆(60年)しかない。 第二次世界大戦が終結した1945年(昭和20年)を境にして近代と現代に区切ることがある。.

新しい!!: 将棋の戦法一覧と昭和 · 続きを見る »

急戦

急戦(きゅうせん)とは、将棋で、早いうちから相手を攻めること。逆に双方が守りをがっちり固めてから戦いを起こす持久戦もあるが、この両者には明確な基準はない。 相手が守りを固める前に攻められる利点がある分、自分の守りも固められないという欠点がある。そのため、短手数で終わる場合が多い。囲いも、短手数でできる、あまり固いとは言い難い囲いで戦う。.

新しい!!: 将棋の戦法一覧と急戦 · 続きを見る »

2手目△3二飛

2手目3二飛(にてめ さんに ひ)は将棋の戦法の一つ。三間飛車の後手番が用いる指し方で、先手の初手▲7六歩に対して△3二飛と飛車を振る。.

新しい!!: 将棋の戦法一覧と2手目△3二飛 · 続きを見る »

4六銀右戦法

4六銀右戦法は将棋の戦法の1つ。居飛車舟囲い急戦の一種で四間飛車に対して用いられる。.

新しい!!: 将棋の戦法一覧と4六銀右戦法 · 続きを見る »

4六銀左戦法

4六銀左戦法(一般的には斜め棒銀とも呼ばれる)は将棋の戦法のひとつ。居飛車舟囲い急戦の一種で4三銀型の四間飛車、三間飛車に対して▲4六銀-▲3五歩を絡めて突破を狙う作戦である。単に「4六銀左戦法」というと四間飛車に対するものを指すことが多い(三間飛車は飛車が3筋にいるため3筋の攻めに強い)。.

新しい!!: 将棋の戦法一覧と4六銀左戦法 · 続きを見る »

4六金戦法

4六金戦法(よんろくきんせんぽう)は将棋の戦法の一つ。居飛車舟囲い急戦の一種で中飛車に対して用いられる。5七金戦法・金立ち戦法ともいう。先手番でも後手番でも採用できる。.

新しい!!: 将棋の戦法一覧と4六金戦法 · 続きを見る »

5五の龍

『5五の龍』(ごごのりゅう)は、つのだじろうによる将棋をテーマとした漫画作品。当稿では本作の続編ともいえる『虹色四間』(にじいろしけん)についても解説する。 ※以下の内容の出典は、『虹色四間』を除き全て愛蔵版からとなっている。.

新しい!!: 将棋の戦法一覧と5五の龍 · 続きを見る »

5筋位取り

5筋位取り(ごすじくらいどり)とは、将棋における戦法の一つである。現在では単に「5筋位取り」という時には以下に記すように、居飛車が振り飛車対抗策の一つとして5筋に位を取る戦法のことを指す。まれに中央位取り(ちゅうおうくらいどり)とも呼ばれる。 中飛車、特にゴキゲン中飛車の変化で振り飛車側が5筋の位を取る時には多く5筋位取り中飛車と称する。.

新しい!!: 将棋の戦法一覧と5筋位取り · 続きを見る »

ここにリダイレクトされます:

4七銀型6二飛戦法いちご囲いアヒル囲い二枚銀対抗形将棋の戦法居飛車居飛車党振り飛車愛振り飛車相居飛車相振り飛車

出ていきます入ってきます
ヘイ!私たちは今、Facebook上です! »