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語派

索引 語派

語派(ごは)は言語学の用語。言語の系統の分類で語族の下位で語群の上位をいう。なお他言語では決まった対応用語はなく、例えば英語では branch, subfamily などと呼ばれる。.

29 関係: 大語族マレー・ポリネシア語派チャド語派チベット・ビルマ語派バルト語派トカラ語ヘレニック語派ツォウ語群フィン・ウゴル語派ベルベル語派アナトリア語派アルバニア語アルメニア語インド・イラン語派イタリック語派エジプト語オモ語派クシ語派ケルト語派ゲルマン語派シナ語派スラヴ語派セム語派サモエード語派系統言語言語学語群語族

大語族

大語族(だいごぞく)もしくは超語族(ちょうごぞく、英: macro-family、superfamily、phylum)は、言語学の用語で語族よりもう一つ大きい系統の単位。同じ言語(祖語)から分かれた語族をまとめたもの。 基礎語彙に系統関係が認められれば語族にまとめられるため、大語族は、それ以外の、文法、音韻、基礎語彙の断片的な共通性などを元に仮説が立てられる。 学説としては唱えられているものがあるが今のところ広く認められている大語族はない。.

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マレー・ポリネシア語派

マレー・ポリネシア語派(マレー・ポリネシアごは)またはマラヨ・ポリネシア語派は、オーストロネシア語族の大部分の言語を含む語派である。またオーストロネシア語族全体をマレー・ポリネシア語族と呼ぶことも多い。オーストロネシア語族から台湾諸語(タオ族以外の多くの台湾原住民の言語)を除いた言語をまとめてマレー・ポリネシア語派と呼んでいる。.

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チャド語派

チャド語派(チャドごは、Chadic languages)・チャド諸語(チャドしょご)は、アフロ・アジア語族に属し、ナイジェリア北部、ニジェール、チャド、中央アフリカ共和国、カメルーンで話されているおよそ200の言語からなる語派。チャド語派の中で最も広く話されているのはハウサ語であり、西アフリカ内陸部のリングワ・フランカとして用いられている。.

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チベット・ビルマ語派

チベット・ビルマ語派(チベット・ビルマごは)は、シナ・チベット語族の一語派。シナ語派(中国語)とともにこの語族を構成し、。 チベットからヒマラヤ・アッサム・中国南西部・ミャンマー・タイにかけて分布。.

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バルト語派

バルト語派に位置づけられる言語の分布図。緑色がリトアニア語、黄色がラトビア語、紫色がプロシア語、橙色がクロニア語を表す。この分布図は単純化されたものであり、死語となった言語については詳しく描かれていない。 バルト語派(バルトごは、Baltic Languages)とは、インド・ヨーロッパ語族バルト・スラヴ語派の一派で、バルト海東南岸付近に分布する。リトアニア語とラトビア語がバルト語派に属する。死語となった古代プロイセン語(古代プロシア語)もこれに含まれる。 現在使われているインド・ヨーロッパ語の中で古い特徴を最もよく残していると言われる。 スラヴ語派と最も近い関係にある。両者の間に単純に共通基語があったという説を否定、スラヴ共通基語成立以前にバルト語内部に分化が生じ、スラヴ語と西バルト語が近かったとされる仮説がソヴィエト連邦崩壊前後の1991年ごろリトアニアやラトヴィアで盛んに唱えられたが、その後の研究によってこの説は否定されている。.

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トカラ語

トカラ語の残存文書(トカラB) トカラ語の残存文書(トカラB) トカラ語の残存文書(トカラB) トカラ語(トカラご、トハラ語、英:Tocharian languages)は、現在の中華人民共和国新疆ウイグル自治区のタリム盆地北縁(天山南路)にあたる地域で8世紀頃まで話され、ブラーフミー文字に似たトカラ文字で書いた写本が残っている言語。インド・ヨーロッパ語族に属し、独立した語派「トカラ語派」を形成する。膠着語的な性格を有していたことが分かっている。.

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ヘレニック語派

ヘレニック語派(Hellenic languages)またはギリシャ語派はインド・ヨーロッパ語族の語派のひとつである。ギリシャ語が含まれる。.

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ツォウ語群

ツォウ語群(-ごぐん)はオーストロネシア語族の台湾の一部で話される言語を含む小語族である。ツォウ語派とも。.

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フィン・ウゴル語派

フィン・ウゴル語派(フィン・ウゴルごは、Finno-Ugric languages)は、ウラル語族に属する言語群。 ハンガリー語、フィンランド語、エストニア語などを含む。このほかにロシア連邦などに分布する多数の少数民族の言語を含むが、すでに絶滅した言語、現在危機に瀕する言語も多い。話者人口は2300万人程度。 シベリア北部のサモエード語派とともにウラル語族を構成する。しかし、話者の人種という面から見ると、サモイェード語派の話者がほぼモンゴロイドであるのに対してフィン・ウゴル語派の話者はモンゴロイドとコーカソイドの混合であり、特にバルト・フィン諸語話者は完全なコーカソイドに近い。.

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ベルベル語派

TAMAZIGHT(ティフィナグ文字) ベルベル語(ベルベル語: ⵜⴰⵎⴰⵣⵉⵖⵜ - Tamazight)は現在主にモロッコ、アルジェリア、リビアで話されているアフロ・アジア語族の言語。 正確に言えばベルベル語派またはベルベル諸語と呼ぶほうが実状に近い、少しずつ異なる同系統の言語群の総称である。.

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アナトリア語派

アナトリア語派(アナトリアごは、Anatolian languages)とは古代小アジア(アナトリア:現在のトルコ)で話されていたインド・ヨーロッパ語族の言語群で、すべて死語である。中でもヒッタイト語の資料が多く最もよく研究されている。その周辺で使われた言語もいくつか知られるが、これらについては資料が少ない。.

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アルバニア語

アルバニア語 (Shqip) はインド・ヨーロッパ語族に属する言語で、この言語だけで独立した語派を形成しているが、ルーマニア語やブルガリア語と共通の特徴をもつバルカン言語連合をなす。 アルバニア、コソボ、マケドニア共和国およびモンテネグロで公用語として用いられている。.

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アルメニア語

アルメニア語(アルメニアご、Հայերեն /Hayeren)は、カフカス(コーカサス)地方の一国アルメニアの公用語。言語学的にはインド・ヨーロッパ語族に分類され、この言語だけで独立した一語派を形成している。表記には独自のアルメニア文字が用いられる。.

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インド・イラン語派

インド・イラン語派(インド・イランごは)とは、インド・ヨーロッパ語族の主要な語派の一つ。サテム語に属す。約四千年前、はさまざまな言語に分化して、やがてイランやインドの諸古典語になった。その諸古典語のなかにはアヴェスター語、 サンスクリット語、 古代ペルシア語などがある。次第にその古典語から現代的言語のヒンディー語やペルシア語になっていった。 また歴史的にこれらの言語はアラビア語の影響を強く受けた言語が多く、またインド語派の諸言語はドラヴィダ諸語に大きな影響を与えた。 古典語はインド・ヨーロッパ語の基本的な形式をよく保っているが、現代語では大きく変化し、例えば名詞の性を失ったもの(現代ペルシア語やベンガル語など)もある。.

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イタリック語派

イタリック語派(イタリックごは)は、インド・ヨーロッパ語族の一語派。ケントゥム語に属す。オスク・ウンブリア語群とラテン・ファリスク語群とに分類される。紀元前1000年〜500年頃、他の語族・語派の言語とともに古代のイタリア半島で使われた(→古代イタリア地域諸言語)。イタリック語派を用いる古代の部族はイタリック人と呼ばれる。古イタリア文字を使うことが多かった。 ラテン語はイタリック語派のうち最も広く使われた言語であり、ラテン・ファリスク語群に属する。 ローマ帝国の拡大に従いラテン語が広がると他のイタリック語派の言語は死語になった。 現在のイタリア語は俗ラテン語を起源とするロマンス諸語に属する。.

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エジプト語

プト語(エジプトご)とは、古代エジプト時代からイスラームの征服によってエジプトがアラブ化されるまでの間エジプトで用いられていた言語。アフロ・アジア語族に属する。ヒエログリフやそれを崩した文字、コプト語時代はコプト文字で書かれた。現在はコプト語が主として典礼言語として用いられており、数家庭のみこれを母語として伝承している Daily News Egypt。 最も古いエジプト語で記された記録は、紀元前3200年頃のもので、これは書かれた人間の言語の記録としても最古のものに属する。コプト語は17世紀頃まで日常言語として使用する話者が存在していたが、それ以降はエジプトにおける日常語はアラビア語エジプト方言に完全に取って代わられた。しかし、上エジプトの隔絶地に19世紀頃まで話者が存在していたという研究者もいる。.

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オモ語派

モ語派(Omotic languages)はアフロ・アジア語族の下位語派で、エチオピア南西部で話される。ほとんどの言語ではゲエズ文字が記録の際の文字体系として用いられる(ゲエズ文字を用いない言語ではラテン文字が用いられる)。膠着語的で、複雑な声調システムを持つ。.

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クシ語派

語派(クシごは)またはクシ諸語(クシしょご、Cushitic languages)とは、アフロ・アジア語族の一派であり、主にアフリカの角、タンザニア、ケニア、スーダン、エジプトで話されている。「クシ」という名称は、この語派の話者の祖先であるとされている、同名の旧約聖書の登場人物に因んでいる。クシ語派で最も話者数の大きな言語はオロモ語(話者約3,500万人)、次いでソマリ語(約1,800万人)、シダモ語(エチオピアに約200万人)である。話者が100万人を超す言語は他にハディア語(約160万人)、カンバタ語(約140万人)、アファル語(約150万人)がある。.

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ケルト語派

ルト語派(ケルトごは、アイルランド語: Teangacha Ceilteacha、ウェールズ語: Ieithoedd Celtaidd、ブルトン語: Yezhoù keltiek、スコットランド・ゲール語: Cànanan Ceilteach、コーンウォール語: Yethow Keltek、マン島語: Çhengaghyn Celtiagh)はインド・ヨーロッパ語族の語派の一つ。ケントゥム語に属す。元々ヨーロッパに広く栄えていたケルト人によって話されていたが、ローマ人やゲルマン人に追われ、現在はアイルランド、イギリス、フランスの一部地区に残る少数言語となっている。イタリック語派とはいくつかの共通点があり、また語彙の点でゲルマン語派との一致も見られる。.

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ゲルマン語派

ルマン語派(ゲルマンごは、英: Germanic languages, 独: Germanische Sprachen, 瑞: Germanska språk)はインド・ヨーロッパ語族のうちの一語派。ドイツ語、オランダ語、英語などが含まれる。共通のゲルマン祖語から分化したとされる。 現代のゲルマン語派の分布.

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シナ語派

ナ語派(シナごは)は、シナ・チベット語族の一語派で、チベット・ビルマ語派とともにこの語族を構成する。漢語派、漢・ペー語派ともいう。 シナ語派はしばしば広義の中国語(官話、粤語、閩語等の総称)と同義語とされ、もう一方のチベット・ビルマ語派は言語系統というよりも中国語以外のシナ・チベット諸語の総称という側面もあった。しかし、1948年以降の研究の進展で、従来チベット・ビルマ語派とされてきたペー語が他のチベット・ビルマ諸語より中国語に近いとする説も唱えられるようになり、この説に従えばシナ語派は中国語とペー語から構成されることになる。.

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スラヴ語派

ラヴ語派(スラヴごは)とは、インド・ヨーロッパ語族バルト・スラヴ語派の一派で、スラヴ系諸民族が話す言語の総称。かつては同民族の祖先スラヴ人に話される「スラヴ祖語」が存在したと想定されるが、スラヴ人の民族大移動の頃(5 - 6世紀)から分化が進み、次第に各語群が独自の特徴を明確にし始め、12世紀には単一言語としての統一は完全に失われた。.

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セム語派

ム語派(セムごは)ないしセム語族(セムごぞく)は、言語学においてアフロ・アジア語族に属するとされる言語グループである。.

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サモエード語派

モエード語派(サモエードごは、Samoyedic languages)またはサモイェード諸語は、ロシア連邦北部に住むモンゴロイドのサモエード人が話す言語群。フィン・ウゴル語派(フィンランド語やハンガリー語を含む)とともにウラル語族に属する。 分布域はカニン半島からタイミル半島、オビ川・エニセイ川流域のミヌシンスク盆地からサヤン山脈におよぶ。 最も多いネネツ語話者は3万人ほどいるが、その他の言語の話者は数十人から千人程度であり、ほとんどがテュルク諸語、モンゴル諸語またはツングース諸語と同化したグループがいたため、すでに死語となってしまった言語も多い。.

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系統

系統(けいとう).

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言語

この記事では言語(げんご)、特に自然言語について述べる。.

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言語学

言語学(げんごがく)は、ヒトが使用する言語の構造や意味を科学的に研究する学問である。.

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語群

語群(ごぐん)とは言語の系統分類の階級において語派の下位で語より上位の階級名である。日本語における用語であり、英語などほとんどの外国語では特定の対応用語が存在しない。.

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語族

語族(ごぞく、)とは、比較言語学上、同一の起源(祖語)から派生・発達したと認められる同系統の言語の集まり。語族の下位群を語派、語派の下位群を語群という。 同系統と証明されていない言語群をまとめて呼ぶときは「~諸語」という(例:アルタイ諸語、アメリカ・インディアン諸語、カフカス諸語)。ただし、語族か語派か語群かを問題にしないときも単に「~諸語」と言うことがある。また複数の語族をまとめた大語族も存在するが、仮説段階であり同系と証明されてはいない。したがって、比較言語学において語族とは同系統と証明されている最上位の言語グループと定義される。 語族は民族(共同体)を指すのではなく、言語を系統学的に分類する概念であるが、民族を分類する場合にも言語の分類(語族、語派)が基準にされることが多い。(例:テュルク系民族、ウラル系民族) 語族の祖先として想定される単一の言語を祖語という。.

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