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授記

索引 授記

授記(じゅき、サンスクリット:व्याकरण vyaakaraNa)は、十二部経の一つで、問答体の典籍を意味している。原語は和迦羅那(わからな)・婆迦羅那(ばからな)・弊迦蘭陀(へいからんだ)などと音写され、記別(きべつ)・記説・記・説、授記・受記・受授・授決などと訳される。.

18 関係: 十二部経声聞大乗仏教世自在王仏仏 (曖昧さ回避)仏国土往生サンスクリット公案無量寿経燃燈仏記別舎利弗阿弥陀如来釈迦提婆達多法華経成仏

十二部経

十二部経 (じゅうにぶきょう、dvādaśāṅgadharmapravacana)とは、仏(ぶつ)所説・如来(によらい)所説の教法を内容・形式によって分類したもの。伝承により多少の異同がある。十二分教(じゅうにぶんきょう)、十二分聖教(じゅうにぶんしょうぎょう)とも。.

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声聞

声聞(しょうもん、旧字体: 聲聞、श्रावक; sāvaka)とは、仏教用語で、次の2つの意味がある。.

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大乗仏教

大乗仏教(だいじょうぶっきょう、महायान Māhāyāna, Mahāyāna Buddhism)は、伝統的にユーラシア大陸の中央部から東部にかけて信仰されてきた仏教の一派。大乗仏教が発祥した背景としてはさまざまな説が唱えられているが、部派仏教への批判的見地から起こった側面があるとされている。.

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世自在王仏

世自在王仏(せじざいおうぶつ)は、法蔵菩薩(阿弥陀如来)の師仏とされる如来『浄土三部経』上、岩波書店、P.297。である。梵名は「ローケーシュヴァラ・ラージャ」(Lokeśvararāja)。その意は「世間において自在である王『浄土三部経』上、岩波書店、P.26。」、「世間の中の自在者の王『浄土三部経』、中央公論新社、P.19。」であり、「世自在王」と訳される。別名は、音写された「楼夷亘羅」と、意訳された「世饒王仏」(せにょうおうぶつ)がある。法蔵菩薩が「嘆仏偈」(「讃仏偈」)『浄土三部経』上、岩波書店、P.26 -30『浄土三部経』上、岩波書店、P.150 -152『浄土三部経』、中央公論新社、P.19 - 21。で讃嘆し、「四十八願」『浄土三部経』上、岩波書店、P.32 -49『浄土三部経』上、岩波書店、P.154 - 164『浄土三部経』、中央公論新社、P.25 - 37。・「四誓偈」(「重誓偈・三誓偈」)『浄土三部経』上、岩波書店、P.49 - 53『浄土三部経』上、岩波書店、P.165 -166『浄土三部経』、中央公論新社、P.37 - 40。で誓いを述べた相手である。ローケーシュヴァラ(Lokeśvara)という語はシヴァ神や観世音菩薩に対しても用いられている。また『ローケーシュヴァラ讃』(Lokeśvararāja-stava)という書物が存在している。 今をさかのぼること無数劫という遥か過去の時代の仏で、『無量寿経』のサンスクリット本『スカーヴァティー・ヴィユーハ』では「ディーパンカラ」から過去にさかのぼること81番目にローケーシュヴァラ・ラージャという名の如来(世自在王仏)が世に出られた『浄土三部経』上、岩波書店、P.22 - 26『浄土三部経』、中央公論新社、P.15 - 19。『新訂 梵文和訳 無量寿経・阿弥陀経』、P.61 - 66。と説かれ、康僧鎧による漢訳『仏説無量寿経』では「錠光如来」より54番目に世自在王仏が興出されたと説かれ『浄土三部経』上、岩波書店、P.148 - 149『浄土三部経』上、岩波書店、P.296。。世自在王仏より前に興出された仏たちを「五十三仏」という。.

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仏 (曖昧さ回避)

佛がもとの漢字。国語国字改革以後は「仏」(当用漢字、常用漢字)。.

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仏国土

仏国土(ぶっこくど、Sanskrit: Buddhakṣetra)とは、1人の仏が教化できる範囲のことを指す。我々が住む仏国土の名前は娑婆(sahā)である。阿弥陀如来の浄土として有名な極楽世界は、サハー(娑婆)世界より西にある1つの仏国土のことである。浄土は、菩薩の請願と修行によって建てられるといわれる。 また、仏教が行われている国をさすこともある。仏国。 以下、仏のそれぞれの仏国土.

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往生

往生(おうじょう)とは、大乗仏教の中の成仏の方法論の一つである。 現実の仏である釈迦牟尼世尊のいない現在、いかに仏の指導を得て、成仏の保証を得るかと考えたところから希求された。様々な浄土への往生があるが、一般的には阿弥陀仏の浄土とされている極楽への往生を言う。これは極楽往生(ごくらくおうじょう)といわれ、往とは極楽浄土にゆく事、生とは、そこに化生(けしょう)する事で、浄土への化生は蓮華化生という。 化生とは生きものの生まれ方を胎生・卵生・湿生・化生と四種に分けた四生(ししょう)の中の一つ。.

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サンスクリット

Bhujimolという書体を使って書かれており、椰子の葉からできている (貝葉)。 サンスクリット(संस्कृत、saṃskṛta、Sanskrit)は、古代インド・アーリア語に属する言語。インドなど南アジアおよび東南アジアにおいて用いられた古代語。文学、哲学、学術、宗教などの分野で広く用いられた。ヒンドゥー教、仏教、シーク教、ジャイナ教の礼拝用言語でもあり、現在もその権威は大きく、母語話者は少ないが、現代インドの22の公用語の1つである。 サンスクリットは「完成された・洗練された(言語、雅語)」を意味する。言語であることを示すべく日本ではサンスクリット語とも呼ばれる。 漢字表記の梵語(ぼんご)は、中国や日本でのサンスクリットの異称。日本では近代以前から、般若心経など、サンスクリットの原文を漢字で翻訳したものなどを通して、梵語という言葉は使われてきた。梵語は、サンスクリットの起源を造物神ブラフマン(梵天)とするインドの伝承を基にした言葉である。.

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公案

1, 中国で、古代から近世までの役所が発行した文書。調書・裁判記録・判例など。唐代の通語に由来する。 2, 禅宗において雲水が修行するための課題として、老師(師匠)から与えられる問題である。 日本では昔から1千7百則とも言われ、法身、機関、言詮、難透などに大別されるが、その他に様々な課題がある。ほとんどがいわゆる「禅問答」的な、にわかに要領を得ず、解答があるかすら不明なものである。有名な公案として「隻手の声」、「狗子仏性」、「祖師西来意」などがある。  例: 両手を叩くと音がする。では片手の音とはなんだろう。(隻手の声) 公案を与えられた雲水は数年をかけてこれに取り組むのであるが、その過程を修行とする禅風を看話禅と呼び、臨済宗が看話禅のスタイルをとる。近世には一定の数の公案を解かないと住職になれない等、法臘(年数)の他に僧侶の経験を表す基準となった。.

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無量寿経

『無量寿経』(むりょうじゅきょう)は、大乗仏教の経典の一つ。 原題は『スカーヴァティー・ヴィユーハ』(Sukhāvatī-vyūha)で、「極楽の荘厳」という意味である。サンスクリットでは同タイトルの『阿弥陀経』と区別して、『大スカーヴァティー・ヴィユーハ』とも呼ぶ。.

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燃燈仏

燃燈仏(ねんとうぶつ)は、釈迦が前世で儒童梵士(じゅどうぼんし)と呼ばれ修行していたとき、未来において、悟りを開き釈迦仏となるであろうと予言(これを授記という)した仏である。 燃燈の原名はディーパンカラ(Dipankara)で、提和竭羅(だいわがつら)と音写し、定光仏、錠光仏などとも漢訳される。 灯火を輝かす者という意味があり、肩に炎をもつ独特な仏である。.

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記別

記別(きべつ、サンスクリット:व्याकरण vyaakaraNa)は、仏が弟子に成仏することを予言し記すこと。またそれを説いた経典(記別経)のこと。 記別経は、分別経(ふんべつきょう)・記・記説などとも訳され、原語の vyaakaraNa は、「分ける」という意味の動詞 "vyaakaroti" から派生し、分別・説明・解答を意味している。また言語を分析するところから「文法」という意味ももっている。これから転じて「未来を予言する」という意味が生じ、後世になって如来から記別を受けるという予言を説く授記作仏(じゅきさぶつ)思想が発達する。また、記別の語は十二部経のうちの一つである。 伝統的な解釈として『瑜伽師地論』巻25・『顕揚論』(けんようろん)巻6・『阿毘達磨集論』(あびだつまじゅうろん)巻6・『雑集論』(ぞうじゅうろん)巻11などでは、経に対して、より詳説分別広説し、未了義の経を説明解釈するものであるとしている。しかしこれでは十二部経の「論議」(優婆提舎〈うばだいしゃ〉)と区別できない。 真の意味は『婆沙論』巻126・『成実論』(じょうじつろん)巻1・『順正理論』(じゅんしょうりろん)巻44に説かれているとおり「問答体」である。記別には本来、問い (prazna) に対する解答の意味がある。『阿含経』の中には、「長部」の21経・28経、「中部」の49経などのように、問答体の経が記別と呼ばれている。 なお経典などによっては、記別の別の字に草冠(くさかんむり)を付して記莂と記すことも多いが、本来の字は別とされる(法華文句七上など)。.

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舎利弗

舎利弗(しゃりほつ、梵:Śāriputra シャーリプトラ、Sāriputta サーリプッタ)は釈迦の十大弟子の一人である。 シャーリ(サーリ)は母親の名前がシャーリーであるからで、この言葉はある特定の鳥を意味し、「鶖鷺」などと漢訳されるが、いずれの鳥であるかは判然としない。プトラ(プッタ)は弗(ホツ)と音写し、息子を意味するため、漢訳では舎利子(しゃりし)とも表される。「シャーリーの子」の意。 釈迦弟子中において、智慧第一と称される。舎利弗(サーリプッタ)と目連(モッガラーナ)を特に二大弟子と呼ぶ。 『般若経』など大乗の経典では、声聞乗(śrāvakayāna)を代表する長老の仏弟子として登場することが多い。『般若心経』の舎利子は、この人物のことである。.

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阿弥陀如来

阿弥陀如来(あみだにょらい)は、大乗仏教の如来の一つである。梵名はアミターバ()、あるいはアミターユス ()といい、それを阿弥陀と音写する。阿弥陀仏(阿弥陀佛)ともいい、また略して弥陀仏ともいう。 梵名のアミターバは「量(はかり)しれない光を持つ者」、アミターユスは「量りしれない寿命を持つ者」の意味で、これを漢訳して・無量光仏、無量寿仏ともいう。西方にある極楽浄土という仏国土(浄土)を持つ(東方は薬師如来)。.

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釈迦

釈迦(しゃか)は、紀元前5世紀前後の北インドの人物で、仏教の開祖である。.

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提婆達多

提婆達多(だいばだった、梵, Devadatta、デーヴァダッタ、略称:提婆、音写:調達、訳:天授)は、釈迦仏の弟子で、後に違背したとされる人物である。厳格な生活規則を定め、釈迦仏の仏教から分離したかれの教団は後世にまで存続した。.

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法華経

法華経の 現代の解説書にはしばしば、このような写真とこのような主旨の解説が添えられている。。 『法華経』(ほけきょう、ほっけきょう)は、大乗仏教の代表的な経典。大乗仏教の初期に成立した経典であり、誰もが平等に成仏できるという仏教思想の原点が説かれているNHK 100分de名著 法華経[新]第1回「全てのいのちは平等である」2018年4月2日放送。聖徳太子の時代に仏教とともに日本に伝来した聖徳太子によって著されたとされる法華経の注釈書「法華経義疏」は、三経義疏の1つである。。.

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成仏

成仏(じょうぶつ)は、仏教用語で、無上の悟りを開くこと、死んでこの世に未練を残さず仏となること、または死ぬことを指す。成仏への捉え方は宗派によって異なる。.

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