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舎利弗

索引 舎利弗

舎利弗(しゃりほつ、梵:Śāriputra シャーリプトラ、Sāriputta サーリプッタ)は釈迦の十大弟子の一人である。 シャーリ(サーリ)は母親の名前がシャーリーであるからで、この言葉はある特定の鳥を意味し、「鶖鷺」などと漢訳されるが、いずれの鳥であるかは判然としない。プトラ(プッタ)は弗(ホツ)と音写し、息子を意味するため、漢訳では舎利子(しゃりし)とも表される。「シャーリーの子」の意。 釈迦弟子中において、智慧第一と称される。舎利弗(サーリプッタ)と目連(モッガラーナ)を特に二大弟子と呼ぶ。 『般若経』など大乗の経典では、声聞乗(śrāvakayāna)を代表する長老の仏弟子として登場することが多い。『般若心経』の舎利子は、この人物のことである。.

22 関係: 十大弟子仏教マガダ国ブロッケン現象初期仏教和尚サンジャヤ・ベーラッティプッタサンスクリット倶ち羅王舎城縁起法頌羅ご羅田上太秀目連部派仏教般若心経般若経阿説示釈迦離婆多提婆達多悟り

十大弟子

十大弟子 (じゅうだいでし)とは、釈迦(釈尊)の弟子達の中で主要な10人の弟子のこと。.

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仏教

仏教寺院 仏教(ぶっきょう、旧字体:佛敎、サンスクリット:बौद्धधर्मः 、Buddhism)は、インドの釈迦(ゴータマ・シッダッタ、もしくはガウタマ・シッダールタ、ゴータマ・シッダールタ)を開祖とする宗教である。キリスト教・イスラム教と並んで、日本では出版点数の多い宗教の一つに数えられる。仏陀(仏、目覚めた人)の説いた教えである。 その教義は、苦しみの輪廻から解脱することを目指している。原因と結果の理解に基づいており、諸々の現象が縁起するとされる。 仏教は仏、その教えである法、その実践者である僧からなる三宝を中心に組織されている。実践における戒定慧の三学は、戒律、心を集中する禅定、ものごとの縁起を観察する智慧であり、後ろ二つは併せて止観とも呼ばれる仏教の瞑想法である。実践にて重要となる能力は六波羅蜜や八正道のように、いくつかの方法でまとめらている。 紀元前450年ごろに、インドで開始された仏教は、今では初期仏教として研究されている。釈迦は、他の苦行などの実践者の主張であるアートマン(真我)の存在を否定して無我とした。釈迦の死後数百年で部派仏教が生まれ、大きく大衆部と上座部とに、さらに細かく分かれたが、今なお大きな勢力として続いているのは南伝した上座部仏教であり、初期の教えを模範としている。紀元前の終わりごろには北伝し日本にも伝わることになる大乗仏教が開始され、教義や団体は多彩に発展しており、禅の瞑想法の様々、チベットや日本の真言宗に残る密教、一方で浄土信仰のような信仰形態の変化など多様である。『日本書紀』によれば仏教が伝来したのは飛鳥時代552年(欽明天皇13年)である(日本の仏教)。.

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マガダ国

マガダ国(ヒンディー語:मगध、Magadha、紀元前413年 - 紀元前395年)は、古代インドにおける十六大国の一つ。ナンダ朝のもとでガンジス川流域の諸王国を平定し、マウリヤ朝のもとでインド初の統一帝国を築いた。王都はパータリプトラ(現パトナ)。.

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ブロッケン現象

ブロッケン現象。御嶽山王滝頂上にて 飛行機から見たブロッケン現象 ブロッケン現象(ブロッケンげんしょう、Brocken spectre)とは、太陽などの光が背後からさしこみ、影の側にある雲粒や霧粒によって光が散乱され、見る人の影の周りに、虹と似た光の輪となって現れる大気光学現象。 光輪(グローリー、)、ブロッケンの妖怪(または怪物、お化け)などともいう。.

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初期仏教

初期仏教(しょきぶっきょう、Early Buddhism)とは、 釈迦が生きていた時代を含む初期のおよそ150年から200年の間のをいう。 原始仏教、根本仏教、主流仏教とも呼よばれるが、「原始」「根本」「主流」という言葉にはさまざまな価値的な判断の意味が含まれるため、ここでは中立的な時間的に先であることを示す「初期仏教」という用語を使用する。必ずしも時代区分ではなくオリジナルという意味で「原始仏教」という用語を用いる学者も多い。初期仏教を原始、根本、主流と見る見方に福音主義の影響を見る学者もいる。.

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和尚

和尚(おしょう、わじょう、かしょう、upādhyāya)とは、仏教の僧侶に対する敬称である。upādhyāya の俗語形を音写したもの。和上、和闍、和社とも書き、親教師、依学と訳される。.

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サンジャヤ・ベーラッティプッタ

ンジャヤ・ベーラッティプッタ(Sañjaya Belaṭṭhiputta、音写:刪闍耶毘羅胝子、散若夷毘羅梨沸など)は、インドの懐疑論者で、六師外道の一人。.

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サンスクリット

Bhujimolという書体を使って書かれており、椰子の葉からできている (貝葉)。 サンスクリット(संस्कृत、saṃskṛta、Sanskrit)は、古代インド・アーリア語に属する言語。インドなど南アジアおよび東南アジアにおいて用いられた古代語。文学、哲学、学術、宗教などの分野で広く用いられた。ヒンドゥー教、仏教、シーク教、ジャイナ教の礼拝用言語でもあり、現在もその権威は大きく、母語話者は少ないが、現代インドの22の公用語の1つである。 サンスクリットは「完成された・洗練された(言語、雅語)」を意味する。言語であることを示すべく日本ではサンスクリット語とも呼ばれる。 漢字表記の梵語(ぼんご)は、中国や日本でのサンスクリットの異称。日本では近代以前から、般若心経など、サンスクリットの原文を漢字で翻訳したものなどを通して、梵語という言葉は使われてきた。梵語は、サンスクリットの起源を造物神ブラフマン(梵天)とするインドの伝承を基にした言葉である。.

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倶ち羅

倶絺羅(くちら、梵語:Kotthila 音写:拘絺羅、倶祉羅など、訳:膝)は、釈迦の弟子。尊称である摩訶(まか、Mahaa)をつけて、摩訶・倶絺羅と呼ぶこともある。また長爪梵士、長爪婆羅門などともいわれる。頗る弁舌を有し、仏弟子の中で、問答第一の弟子と称される。 彼の出身には諸説ある。.

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王舎城

right 王舎城(おうしゃじょう、राजगृह, Rājagṛha, ラージャグリハ、Rājagaha, ラージャガハ〉は、古代インドのマガダ国の首都。ガンジス川中流域に位置する。羅閲祇とも。 釈迦が説法した地の一つで、外輪山に囲まれた盆地の中にある都市遺跡だが、考古学的にはあまり解明は進んでいない。北インドでは珍しく温泉が湧き出る。現在はラージギル(ビハール州)という名で呼ばれている。.

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縁起法頌

縁起法頌(えんぎほうじゅ)とは、仏教において古くから真言(マントラ)として広く用いられる仏典の章句である。 縁起偈(えんぎげ)、法身偈(ほっしんげ)とも呼ばれる。 仏弟子の舎利弗は阿説示からこの偈を聞き、預流果を得たとされる。.

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羅ご羅

羅睺羅(らごら、ラーフラあるいはラゴーラ、名前については後述)は、釈迦の実子であり、またその弟子の1人。釈迦の妻である耶輸陀羅妃が釈迦の出家前に妊娠した子で、釈迦が出家して5年後に生まれたとされる。釈迦十大弟子の一人に数えられ、正しい修行の密行第一と称される。また十六羅漢の一人でもある。.

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田上太秀

上太秀(たがみ たいしゅう、1935年- )は、日本の仏教学者、駒澤大学名誉教授。 ペルー・リマ市生まれ。駒澤大学仏教学部卒業。東京大学大学院修士課程修了。同博士課程満期退学。駒澤大学仏教学部助教授、教授、2006年定年退職、名誉教授。駒澤大学禅研究所所長。87年「菩提心の研究」で駒澤大学文学博士。.

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目連

連(もくれん、梵:Maudgalyāyana、Moggallāna、訳:菜茯根、采叔氏、讃誦、音写:目犍連、目健(腱)連、マウドゥガリヤーヤナ、モッガッラーナ、モッガラーナなど)は、釈迦の内弟子の一人。弟子中で神通第一といわれる。正しくは目犍連であるが、略して目連といわれる。また十大弟子の一人として数えられ、筆頭だったので、Mahā(音写:摩訶、訳:大)をつけて摩訶目犍連、大目犍連などとも記される。.

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部派仏教

部派仏教(ぶはぶっきょう、Early Buddhist schools)とは、釈迦の死後百年から数百年の間に仏教の原始教団から分裂して成立した諸派の仏教。アビダルマ仏教ともいう。紀元前3世紀頃に原始教団が上座部と大衆部に分裂(根本分裂)したのち、この2部派がさらに分裂してゆき、部派の数は全体で20となった。各部派は、釈迦が残した教法を研究・整理して、独自の教義を論(アビダルマ)として作り、互いに論争した。部派仏教は、釈迦と直弟子時代の初期仏教を継承し、大乗仏教の成立後も数世紀に渡りインドで大きな勢力を有していたとされる。のちに興った大乗仏教からは小乗仏教と貶称された。.

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般若心経

『般若心経』(はんにゃしんぎょう)、正式名称『般若波羅蜜多心経』(はんにゃはらみったしんぎょう、、 プラジュニャーパーラミター・フリダヤ)は、大乗仏教の空・般若思想を説いた経典で、般若経の1つともされる。 僅か300字足らずの本文に大乗仏教の心髄が説かれているとされ、複数の宗派において読誦経典の一つとして広く用いられている。.

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般若経

般若経(はんにゃきょう、梵:Prajñāpāramitā sūtra, プラジュニャーパーラミター・スートラ)は、般若波羅蜜(般若波羅蜜多)を説く大乗仏教経典群の総称。 最も早く成立した最初の大乗仏教経典群とされ一般の用語としては、 - 日本大百科全書/コトバンクなど。前項日本語訳書の解説、解題に詳しい。、紀元前後に成立した『八千頌般若経』を最初期のものとする説が多いが、その後数百年に渡って様々な「般若経」が編纂され、また増広が繰り返された。 中国では下記するように各時代ごとに経典が持ち込まれ翻訳がなされてきたが、唐の玄奘が西域から関連経典群を持ち帰って漢訳し、集大成したとされるのが『大般若波羅蜜多経』600余巻(660-663年)であり、これを指して般若経と言うことも多い。 一般に空を説く経典とされているが、同時に呪術的な面も色濃く持っており、密教経典群への橋渡しとしての役割を無視することはできない。.

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阿説示

阿説示(あせつじ、アッサジ、名前については後述)は釈迦の弟子の一人。釈迦が成道して最初に教えを説いた五比丘の一人である。.

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釈迦

釈迦(しゃか)は、紀元前5世紀前後の北インドの人物で、仏教の開祖である。.

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離婆多

離婆多(りはた、梵語:Revata-khadira-vaniya、レーヴァタ・キャディラ・ヴァニヤ、音写:離波多 等他、訳:室星、室宿、仮和合 等)は、釈迦の弟子の一人である。本名は「キャデラ林に住するレーヴァタ」という意味である。 一説に、両親が室宿(和名:ついぼし、ペガサス座の第1~2星)に祈って生まれたから、レーヴァタ(室宿)と名づけられたという。また、かつて大雨に遇い、神祠に止宿した時、二鬼が現れて互いに屍を争奪するのを見て、人身の「仮和合」なるを知り、仏所に赴き出家したともいわれる。彼はマガダ国、王舎城(ラージャガハ)の北、那羅陀(ナーラダ)村の出身。舎利弗の弟とされる説も多く、兄弟の数や記載名に諸説がある。.

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提婆達多

提婆達多(だいばだった、梵, Devadatta、デーヴァダッタ、略称:提婆、音写:調達、訳:天授)は、釈迦仏の弟子で、後に違背したとされる人物である。厳格な生活規則を定め、釈迦仏の仏教から分離したかれの教団は後世にまで存続した。.

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悟り

悟り(さとり、bodhi)とは、迷いの世界を超え、真理を体得すること。覚、悟、覚悟、証、証得、証悟、菩提などともいう。仏教において悟りは、涅槃や解脱とも同義とされる。 日常用語としては、理解すること、知ること、気づくこと、感づくことなどを意味する。.

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