ロゴ
ユニオンペディア
コミュニケーション
Google Play で手に入れよう
新しい! あなたのAndroid™デバイスでユニオンペディアをダウンロードしてください!
インストール
ブラウザよりも高速アクセス!
 

小隊

索引 小隊

小隊(しょうたい)は、軍隊の編成において中隊より下位で分隊より上位の部隊。小隊は、概ね2個から4個の分隊(陸上自衛隊普通科連隊において班)で編成され、10人から50人程度の兵員を有する。指揮官には下級将校又は上級下士官が補職される。英語ではPlatoonで略称は「Pt」とされる。.

49 関係: 偵察大尉対戦車隊小銃射撃中隊下士官弾薬分隊准士官石原莞爾砲兵無反動砲高機動車警察軍事研究 (雑誌)軍隊軍隊の編制軽装甲機動車軽機関銃迫撃砲部隊間接射撃野戦砲陸上自衛隊東京消防庁機動隊機関銃歩兵歩兵砲消防指揮官戦車日中戦争日露戦争散兵救世軍教会 (キリスト教)教育隊曹長普通科 (陸上自衛隊)73式大型トラック73式小型トラック73式中型トラック74式戦車79式対舟艇対戦車誘導弾87式対戦車誘導弾90式戦車

偵察

様々な事柄についての情報を、目視観測などの手段を通じて能動的にかつひそかに収集する活動。.

新しい!!: 小隊と偵察 · 続きを見る »

大尉

大尉(たいじょう)は、古代日本の律令制の職名の一。左右衛門府および左右兵衛府に置かれた。長官・次官・判官・主典の四等官中の判官に相当する。 ---- 大尉(たいい、だいい)は軍隊の階級の一。 尉官の最上級であり、中尉の上、少佐の下に位置する。.

新しい!!: 小隊と大尉 · 続きを見る »

対戦車隊

対戦車隊(たいせんしゃたい、Anti-Tank Unit)及び対舟艇対戦車隊(たいしゅうていたいせんしゃたい、Anti-Groundship Anti-Tank Unit)は、陸上自衛隊の方面隊及び師団、旅団直轄の対機甲専門部隊であり、主に普通科職種の隊員で構成されている。普通科連隊等に編成されている対戦車部隊については、普通科の項も参照。.

新しい!!: 小隊と対戦車隊 · 続きを見る »

小銃

小銃(しょうじゅう)は、兵士が個人用に使うための軍用銃で、軍隊では最も一般的な小火器である。 小銃一般を指し、ライフル(英:Rifle)あるいはライフル銃と呼ぶこともある。この表現はライフリングに由来するが、ライフリングを有する銃の全てがここで言うライフルに当てはまるわけではない。また、日本語で「小銃」といった場合、本来はライフリングの有無を考慮しない(#定義を参照)。.

新しい!!: 小隊と小銃 · 続きを見る »

射撃

射撃(しゃげき)とは銃砲などを撃つことであり、銃や大砲、または弓によって銃弾、砲弾、矢を的に向けて放つことを指す。 本項では、実弾を発射する銃で行う射撃について説明する。高圧の空気によって発射する銃は空気銃を、大砲での射撃は砲撃を、弓矢については「アーチェリー」をそれぞれ参照のこと。 実弾を使用する銃を用いた射撃でもスポーツや狩猟として行うものと、戦闘での射撃がある。.

新しい!!: 小隊と射撃 · 続きを見る »

中隊

中隊(ちゅうたい)は、軍隊の部隊編成の単位で、小隊の上、大隊の下に位置する。一般的には歩兵なら約200人(4個小隊相当)、砲兵では4門か6門だが、兵科、装備、時代によって規模はさまざまである。 西洋語では兵科によって異なる語を当てる。英語にすると、歩兵と工兵の中隊はCompany、砲兵はBattery、騎兵や戦車、装甲車はtroop、ヘリコプターなどの部隊はsquadronである(squadronは、空軍や海軍航空隊の飛行隊の意味もある)また、警察(機動隊など)や消防などにも中隊単位の編成がされる場合もある。.

新しい!!: 小隊と中隊 · 続きを見る »

下士官

下士官(かしかん、)は、軍隊の階級区分の一つ。士官(将校)の下、兵(兵卒)の上に位置する。多くの場合、兵からの昇進者であり、士官との間に入って兵を統率する。士官学校を含めて高等教育を受けていない者が職業軍人となる場合は下士官となることがほとんどで、さらに士官に昇進することは少ない。中国人民解放軍、中華民国国軍では下士官とは称さず士官または軍士と、大韓民国軍では副士官と称す。.

新しい!!: 小隊と下士官 · 続きを見る »

弾薬

弾薬(だんやく)は、銃や砲などの火器を撃つときに必要な弾丸と火薬を組み合わせた物。近代の銃では一体化され、実包と呼ばれる。武器使用のために部隊に補給すべき消耗品全般を指す事もある。.

新しい!!: 小隊と弾薬 · 続きを見る »

分隊

分隊(ぶんたい、squad)は、軍隊編成上の戦術単位のひとつで、比較的小規模のものを指す。分隊を更に班に分けることも多い。.

新しい!!: 小隊と分隊 · 続きを見る »

准士官

准士官(じゅんしかん)とは、下士官出身者で士官に準じる待遇を受ける者の分類をいう。階級名としては、准尉(じゅんい)・特務曹長(とくむそうちょう)・兵曹長(へいそうちょう)などの語が当てられることが多い。.

新しい!!: 小隊と准士官 · 続きを見る »

石原莞爾

石原 莞爾(いしわら かんじ、明治22年(1889年)1月18日 (戸籍の上では17日)- 昭和24年(1949年)8月15日)は、日本の陸軍軍人。最終階級は陸軍中将。栄典は正四位『アジア歴史資料センター』「元京城帝国大学教授高楠栄外二十名特旨叙位ノ件/陸軍中将安岡正臣外十八名」(レファレンスコード A11115054700)・勲一等・功三級、「世界最終戦論」など軍事思想家としても知られる。「帝国陸軍の異端児」の渾名が付くほど組織内では変わり者だった。 関東軍作戦参謀として、板垣征四郎らとともに柳条湖事件を起し満州事変を成功させた首謀者であるが、後に東條英機との対立から予備役に追いやられ、病気及び反東條の立場が寄与し戦犯指定を免れた。.

新しい!!: 小隊と石原莞爾 · 続きを見る »

班(はん).

新しい!!: 小隊と班 · 続きを見る »

砲兵

兵(ほうへい、artillery)は、陸上戦闘を行う兵科の1つであり、火砲(大砲)・ロケット・ミサイルによる支援攻撃を担っている。日本の陸上自衛隊では特科(とっか)と称される(自衛隊用語)。.

新しい!!: 小隊と砲兵 · 続きを見る »

無反動砲

無反動砲(むはんどうほう、recoilless rifle)は、作用反作用の法則を利用して発射時の反動を軽減し、駐退復座機構や頑丈な砲架を省略した砲である。ごく一部で「不反衝砲」という訳語が当てられたこともある。.

新しい!!: 小隊と無反動砲 · 続きを見る »

高機動車

機動車(こうきどうしゃ)は、陸上自衛隊が装備している人員輸送用車両である。また、同車をベースに様々な派生車両が存在する。 防衛省は略称をHMV(ハイ・モビリティ・ビークル)、広報活動用として愛称を「疾風(はやて)」としているが、部隊内では「高機(コウキ)」とも呼ばれている。アメリカ軍のハンヴィーを捩り「ジャンビー」や「ジャパニーズハマー」と呼ばれた時期もある。.

新しい!!: 小隊と高機動車 · 続きを見る »

警察

勤務中の日本の警察官(大阪府警察) 警察(けいさつ、仏:Police)とは、軍隊と並ぶ国家の実力組織であり、権力行使を以て国家の治安を維持する行政作用及びその主体をいい、社会の安全や秩序を守る責任を課された行政機関である。.

新しい!!: 小隊と警察 · 続きを見る »

軍事研究 (雑誌)

『軍事研究』(ぐんじけんきゅう)は、ジャパン・ミリタリー・レビューが発行する軍事問題を扱う月刊の雑誌。1966年4月創刊。1973年7月号から1979年2月号まで「戦争のあらゆる要因を追求して人類恒久の平和を確立する」言葉が表紙に掲げられていた。 創刊者はのちに『北方ジャーナル』立ち上げにも関わる小名孝雄。日本及び世界各国の軍事、政治、経済情勢についての、記事、論文を掲載している。.

新しい!!: 小隊と軍事研究 (雑誌) · 続きを見る »

軍隊

軍隊(ぐんたい、military force)は、兵器およびそれを扱う兵士からなる、戦闘力を備えた集団。広義には軍事組織であり、狭義には後述する戦時国際法で定められたそれである。警察と並ぶ国家の実力組織であり、主に外敵への対応を目的としているが、非常時の治安維持も期待されている。.

新しい!!: 小隊と軍隊 · 続きを見る »

軍隊の編制

軍隊の編制は軍隊の装備や将兵を管理し、戦闘能力を発揮させるために構成された組織構造である。.

新しい!!: 小隊と軍隊の編制 · 続きを見る »

軽装甲機動車

軽装甲機動車(けいそうこうきどうしゃ)は、陸上自衛隊と航空自衛隊に配備されている装輪装甲車である。製造は小松製作所。 防衛省は、略称をLAV(Light Armoured Vehicle)、愛称を「ライトアーマー」としており、保有する部隊内では略称をもとに「ラヴ」とも呼ばれている。.

新しい!!: 小隊と軽装甲機動車 · 続きを見る »

軽機関銃

軽機関銃(けいきかんじゅう、、LMG)は、三脚や銃架に乗せて固定的に運用する重機関銃に対して、一人で持ち歩きできるぐらいに軽量化した野戦用の機関銃を指す。 持続射撃能力を妥協して軽便性を重視した結果、ボックス型の弾倉を用いることが多く、銃身交換機能が無いものも多い。 MG34機関銃を嚆矢とする軽機関銃と重機関銃の二つを統合した汎用機関銃が一般的となると、軽機関銃というカテゴリーは自然消滅した。 現代では、アサルトライフルの弾薬を使用する分隊支援火器が近い立ち位置を占めている。.

新しい!!: 小隊と軽機関銃 · 続きを見る »

迫撃砲

迫撃砲(はくげきほう、mortar)は、簡易な構造からなる火砲で、高い射角をとることから砲弾は大きく湾曲した曲射弾道真空中であれば砲弾は放物線を描くが、迫撃砲は最も強く空気抵抗の影響を受けるため砲弾の落下角度は垂直に近くなる。詳しくは斜方投射を参照を描く。 少人数で運用でき操作も比較的簡便なため、砲兵ではなく歩兵の装備であることが一般的で、最前線の戦闘部隊にとっては数少ない間接照準による直協支援火器の一つである。 射程を犠牲にして砲口初速砲口初速(muzzle velocity)とは、砲身から射出された直後の砲弾の飛翔速度のこと。単に初速ともいう。砲弾が砲身内を進んでいる間は装薬の燃焼ガスによる圧力で加速し続けるため、長砲身であるほど初速は高くなる(ただしバランスがあり、砲身長が長ければ長いほど良いとは限らない)を低く抑えているため、各部の必要強度を抑えられ、全体を小型化かつ軽量化できる。また、射撃時の反動は地面に吸収させる方式によるため駐退機や復座機といった反動制御機構を省略し、機構を簡素化することができる。多くは砲口装填式(前装式)のため閉鎖機も不要であり、同口径「口径」には二通りの意味があり、ストレートに砲口直径が何mmであるかを指す場合(例えば「口径155mm」と表記)と、砲身長が砲口直径の何倍であるかを指す場合(例えば「71口径88mm砲」と表記)がある。後者は「口径長」を略した「口径」である。紛らわしいのが拳銃や小銃・機関銃などの口径表記で、例えば30口径は銃身長ではなく口径7.62mmを指す。50口径なら12.7mmで、これは1インチ(25.4mm)の0.3倍、0.5倍であることから。.30.50」と表記することもあるの榴弾砲と比べ極めて軽量・コンパクトである。小中口径迫撃砲は分解して担いででも携行でき、120mmクラスの重迫撃砲も小型車輌で牽引できるなど可搬性に優れる。 低い命中精度や短い射程といった短所もあるが、軽量で、大きな破壊力をもち、速射性に優れ、安価で生産性に優れるなど、多くの長所を有している。そのため、かつて師団砲兵の標準的な装備の一つであった105-122mmクラスの榴弾砲が近年では120mm迫撃砲に更新されつつあり、このことも本砲の有用性を示している。 本稿では、最も一般的な81mm及び120mmクラスの(自走式でない)迫撃砲を中心に、その他の迫撃砲、他の火砲との比較、更に古代の曲射弾道兵器から迫撃砲に至る発展の歴史などについても敷衍する。.

新しい!!: 小隊と迫撃砲 · 続きを見る »

部隊

部隊(ぶたい)は、元々は軍隊などの作戦行動の基本的な単位をあらわすが、自衛隊では機関と区別して部隊を編制している。現代では警察、消防などの組織においても小規模な数名の班などにも名称として使われる。また、営業部隊、炊き出し部隊など組織の有無や規模の大小に関係なく共通する目的で、集団で行動する人々を部隊と称することがある。.

新しい!!: 小隊と部隊 · 続きを見る »

間接射撃

間接射撃(かんせつしゃげき)は、目標が直接見えない状態で攻撃する射撃法である。火砲を扱う現代の砲兵には必須であり、歩兵でも迫撃砲の操作要員にとっては必要な技能である。.

新しい!!: 小隊と間接射撃 · 続きを見る »

野戦砲

野戦砲(やせんほう)は大砲の種別の一つで、野戦で用いられる野砲やカノン砲、榴弾砲、歩兵砲、山砲を指す。本来の意味の野砲が先進国砲兵に存在しない現在では野砲(やほう)とも呼ばれる。ただし、対戦車砲や対空砲などは含まない。 初期の大砲は基本的に攻城砲であり、攻城戦が始まってから戦場で大砲を鋳造して、動かない目標を破壊すればよかったので、移動の必要がなかった。しかし、野戦は戦場が不特定の場所である場合が多く、かつ目標が動くため移動する能力が必要である。そのため砲車に載せて牛馬に引かせて移動した。 野戦砲は15世紀に大々的に用いられるようになるが、20世紀に入るまで基本的な部分は変わらず、2つ大型車輪の砲車に載せられ、を持ち反動を抑えられるようになっていた。それまでに滑腔砲が施条砲となり、前装方式から後装方式となり、木製砲車から鉄製砲車となったがこれらの歴史は野戦砲に限らず砲全般に言えることである。 20世紀に入ると駐退機が採用され、反動を大きく抑えられるようになった。これにより反動で後ろに下がった砲を元に戻して照準を合わせる必要がなくなったので速射性が向上した。 第二次世界大戦を境に牽引方法も牛馬から自動車へ変わり車輪も空気式のタイヤに変わっていく。さらには車両と一体化した自走砲が登場し一分野を築いた。.

新しい!!: 小隊と野戦砲 · 続きを見る »

陸上自衛隊

上自衛隊(りくじょうじえいたい)は日本の自衛隊のうちの陸上部門にあたる組織である。また、官公庁の一つであり、防衛省の特別の機関の集合体である。 略称陸自(りくじ)、英称 Japan Ground Self-Defense Force (JGSDF)。諸外国からは Japanese Army(日本陸軍の意)に相当する語で表現されることがある。.

新しい!!: 小隊と陸上自衛隊 · 続きを見る »

東京消防庁

東京消防庁(とうきょうしょうぼうちょう、Tokyo Fire Department、略称:東消、TFD)は、東京都区部(東京23区)の消防本部である。機関としては特別区に代わって区部(東京23区)の連合体としての都が設置している(消防組織法第26条ないし第28条)。本来の管轄区域以外にも消防事務委託制度により委託された多摩地域29市町村の消防業務も請け負っている。.

新しい!!: 小隊と東京消防庁 · 続きを見る »

機動隊

機動隊(きどうたい)は、日本の警察において、集団的警備力及び機動力を有し、警備実施の中核部隊として治安警備及び災害警備等に当たる警備警察の部隊である。基幹となる機動隊は約8,000人体制、これを補完する増援部隊として広域運用される管区機動隊は約4,000人体制として整備されている。.

新しい!!: 小隊と機動隊 · 続きを見る »

機関銃

機関銃(きかんじゅう、)は、弾薬を自動的に装填しながら連続発射する銃である。略称は「機銃」、英語とドイツ語機関銃はドイツ語では「Maschinengewehr」と言うでは「MG」。 狭義には、フルサイズ当時の小銃で使用されていた7.62mmや7.92mmクラスの弾丸の事で、単射を前提としているので反動が強い。後に反動が弱く連射しやすい中間弾を使用するアサルトライフルが登場したため、区別上、以前の単射を前提とした小銃弾をフルサイズと呼ぶの小銃弾を断続的に発射することで戦場を広範囲に制圧できるものを指し、本稿ではこれを解説する。 広義には、拳銃弾を使用する短機関銃、拳銃弾とフルサイズ小銃弾の中間にあたる弾丸を使用するアサルトライフル、全自動射撃に向かないながらも一応はそれが可能な自動小銃(バトルライフル)などが含まれるが、乱暴なくくりであり、ほとんど用いられない。英語でこのニュアンスを指す場合は"machine gun"ではなく"fully automatic firearm"が該当する。.

新しい!!: 小隊と機関銃 · 続きを見る »

歩兵

2歩兵師団所属の歩兵 歩兵(ほへい、Infantry)は、軍隊における兵科の一つであり、戦場を徒歩で行動する兵士のこと。(戦場にたどり着くまでは馬や自動車などさまざまな移動手段を用いても戦場において徒歩であれば歩兵である)。最古かつ最も基本的な兵科であり、歩兵の存在しない軍隊は存在しない。最も柔軟性の高い兵科でもあり、あらゆる戦場で姿を見ることができる。自衛隊用語では普通科という。 いかに軍の機械化が進んでも、諸兵科連合を構成したり、都市・拠点を確保したりするのには歩兵の存在が不可欠である。近年は非対称戦への要求が高まり、占領地の治安維持や平和維持活動に従事する特別な訓練を受けさせた歩兵の需要が増している。.

新しい!!: 小隊と歩兵 · 続きを見る »

歩兵砲

M1927 76mm歩兵砲 歩兵砲(ほへいほう)とは、歩兵に対する直接火力支援を行うため歩兵科が独自に運用する火砲の一種。多くの対戦車砲と同様に、砲兵科の管轄下ではないことが最大の特徴であり、比較的小型軽量な榴弾砲であることが多い。英語ではしばしばIG (Infantry Gun)と略される。広義には迫撃砲を含むが、一般に歩兵砲と呼ぶ場合は閉鎖機と駐退復座機をもつ通常形式の火砲を指す。 歩兵砲の機能は、歩兵がトーチカ・機関銃陣地・戦車など、標準装備である小火器では対処が困難な敵目標に遭遇した場合、これに打撃を加え、無力化することである。 本来、砲の運用は専門の砲兵の任務であるが、頑強な敵陣地や戦車の攻撃に遭遇した歩兵部隊が現場から砲兵に連絡するには、前線 -> 歩兵部隊司令部 -> 砲兵司令部 -> 砲兵の現地部隊 という正規の経路では時間がかかりすぎた。まして無線がなく、作戦連絡を有線電話か伝令に頼っていた時代はなおさらであった。 そのため、歩兵部隊の前進に随伴し、歩兵自身が扱える、軽量で移動性に優れた火砲が、どうしても必要であった。そのため歩兵砲は一頭か二頭の馬、あるいは人力でも移動できる軽量性と機動性が最優先で設計され、射程や威力は犠牲にされた。 日本の歩兵砲の射程や威力は、砲兵の用いる同クラスの口径の榴弾砲よりも小さい場合が多いが、これは敵陣に対する直接射撃など比較的近距離で用いられることと、歩兵科と砲兵科の管轄争いの結果、砲兵科の領分を侵さない程度に性能が抑えられたものである。その程度は各国陸軍部内における両兵科の発言力など国によって異なり、ドイツでは口径150ミリの強力な大型歩兵砲も運用された。 また山砲は分解搬送が容易で比較的軽量であることから、歩兵砲用途にも適しており、旧式化した山砲を歩兵科に融通転用した例も少なくない。 現代ではRPGなど打撃力に優れた携帯用歩兵火器が普及したこと、また無線の発達で航空支援が迅速かつ容易になったことで、歩兵砲という分類の火砲は完全にすたれた。.

新しい!!: 小隊と歩兵砲 · 続きを見る »

消防

消防(しょうぼう、firefighting)は、火災を防御・鎮静するとともに、火災を予防する活動、及び組織。世界各国で消防組織が整備されており、火災の防御・予防だけでなく救急・救助・防災の実施機関であることも多い。.

新しい!!: 小隊と消防 · 続きを見る »

指揮官

指揮官(しきかん、commanding officer)は、主に軍隊・警察などで部隊を指揮する任務を負う者。 比喩として、企業の経営者や管理職、スポーツチームの監督などを指して用いる場合がある。 軍隊などでは、司令官(司令部)の命令に基づいて部隊を指揮する任務にあたる軍人を指す。一般的に「指揮官」とは、特定の役職・官名を指すものでない。平時なら「部隊長.

新しい!!: 小隊と指揮官 · 続きを見る »

戦車

T-34/85 レオパルト2A5 74式戦車(左)と10式戦車試作車(右) 戦車(せんしゃ)は、戦線を突破することなどを目的とする高い戦闘力を持った装甲戦闘車両である。一般に攻撃力として敵戦車を破壊できる強力な火砲を搭載した旋回砲塔を装備し、防御力として大口径火砲をもってしても容易に破壊されない装甲を備え、履帯による高い不整地走破能力を持っている。.

新しい!!: 小隊と戦車 · 続きを見る »

日中戦争

日中戦争(にっちゅうせんそう)は、1937年(民国26年、昭和12年)から1945年まで、中華民国と大日本帝国の間で行われた戦争である。日本政府は、勃発当時は支那事変としたが、1941年12月の対英米蘭との開戦に伴い、支那事変から対英米蘭戦までを大東亜戦争とした。中華民国側は、抗日戦争と呼称している。.

新しい!!: 小隊と日中戦争 · 続きを見る »

日露戦争

日露戦争(にちろせんそう、Русско-японская война 、Russo-Japanese War、1904年(明治37年)2月8日 - 1905年(明治38年)9月5日)は、大日本帝国とロシア帝国との間で朝鮮半島とロシア主権下の満洲南部と、日本海を主戦場として発生した戦争である。両国はアメリカ合衆国の仲介の下で終戦交渉に臨み、1905年9月5日に締結されたポーツマス条約により講和した。講和の結果、ロシア領の南樺太は日本領となり樺太庁が設置され、ロシアの租借地があった関東州については日本が租借権を得て、関東都督府が設置されるなど日本の勝利で終わった。.

新しい!!: 小隊と日露戦争 · 続きを見る »

散兵

アメリカ独立戦争時代のライフル兵 散兵(さんぺい、Skirmishers)は、歩兵の戦闘隊形の一種。.

新しい!!: 小隊と散兵 · 続きを見る »

救世軍

街頭での募金活動(社会鍋) 救世軍(きゅうせいぐん、)は、ケネス・メイナーが代表を務める日本の法人である。 なお、英語の「The Salvation Army」を「救世軍」と日本語に翻訳したのは尾崎行雄である。 世界128の国と地域で伝道事業(=宗教活動)、社会福祉事業、教育事業、医療事業を推進するキリスト教(プロテスタント)の教派団体。日本では日本福音同盟に加盟している。軍隊を模した組織をとって行う活動や、クリスマスを中心とした年末に行われる募金活動「社会鍋」で有名。.

新しい!!: 小隊と救世軍 · 続きを見る »

教会 (キリスト教)

リスト教における教会(きょうかい、、、)とは、ギリシャ語の「エクレシア(ἐκκλησία)」の訳語で、「人々の集い」の意味から転じて、キリスト教における信者の集まりを意味する語である。この語は「公同の教会」、または単位となる信仰共同体を指す意味で使われ、プロテスタントの教会ではキリスト教会(キリストきょうかい)という呼称・名称もよく使われる。また、「エクレシア」の訳語ではないが、信仰共同体である教会が所有する宗教施設(教会堂)を指す意味および名称として使われる場合もある。.

新しい!!: 小隊と教会 (キリスト教) · 続きを見る »

教育隊

教育隊(きょういくたい)とは、自衛隊における各種教育を担当する部隊のことである。外国の軍隊にも同様の部隊が存在し、『教育隊』と訳される。.

新しい!!: 小隊と教育隊 · 続きを見る »

曹長

曹長(そうちょう)とは、主に軍隊等(自衛隊、消防等を含む。)における下士官中の最上級の階級。また、Sergeant Major(サージェント メージャー)等の日本における訳語でもある。.

新しい!!: 小隊と曹長 · 続きを見る »

普通科 (陸上自衛隊)

上自衛隊における普通科(ふつうか、Infantry)は、職種の一つで、軍隊に於ける歩兵科相当の呼称である。職種標識の色は赤。 師団等あるいは諸職種連合部隊(戦闘団等)の基幹部隊となり、各種戦術行動において主として近接戦闘により、敵を撃破または捕捉し、あるいは必要な地域を占領確保するのが使命である。89式5.56mm小銃、06式小銃てき弾やミニミ軽機関銃など小火器による直接照準火力、L16 81mm 迫撃砲や120mm迫撃砲 RTなど迫撃砲による間接照準火力、中距離多目的誘導弾や01式軽対戦車誘導弾など対戦車兵器による対装甲火力、そして普通科隊員による近接戦闘能力を備えている。各種車両または徒歩で行動し、いわゆる機械化歩兵部隊、あるいはヘリボーン部隊等として行動することもある。陸上自衛隊の中では最も基本となる職種であり、人員も多い。.

新しい!!: 小隊と普通科 (陸上自衛隊) · 続きを見る »

73式大型トラック

73式大型トラック(新型) 73式大型トラック(ななさんしきおおがたトラック)は、自衛隊で使用されている車両である。製作はいすゞ自動車。1973年(昭和48年)より調達開始。2003年(平成15年)度以降納入車両は、製造コストの削減・部品の共通化・民生品の活用の一環から「制式化」対象から除外され、以後の納入された車両の正式名称については「3 1/2tトラック」に変更された。 初代モデルは約40年前に登場し、現在は8代目のモデルが配備されている。2011年に発生した東日本大震災の際には、他の自衛隊車両が津波による水没で次々と行動不能になる中で唯一稼働するなど、高い耐久性を証明している。.

新しい!!: 小隊と73式大型トラック · 続きを見る »

73式小型トラック

73式小型トラック(ななさんしきこがたトラック)は、1973年(昭和48年)に採用された自衛隊の汎用小型軍用車両(トラック)である。三菱自動車工業(パジェロ製造)が製造するが、現在は2種類の車両がある。 なお、「73式」となっているが、製造コストの削減・部品の共通化・民生品の活用の一環から2003年度以降「制式化」対象から除外され、以後の正式名称については「1/2tトラック」に変更された。 旧型は「ジープ」、新型は「パジェロ」の通称がある。.

新しい!!: 小隊と73式小型トラック · 続きを見る »

73式中型トラック

73式中型トラック(ななさんしきちゅうがたトラック)は、主に陸上自衛隊で使用されているソフトスキンの輸送車両である。設計は日野自動車とトヨタ自動車の共同、生産は日野、納入がトヨタとなっている。 それまで使用されていた3/4tトラックにはトヨタ製と日産製があったが、どちらも旧態化が甚だしく、また、燃費の面でも好ましくないガソリンエンジンを搭載していたため、その後継として、国内のトラックと建設機械メーカー各社に開発が指示された。数社による競争入札の末、1973年に制式化された。「キャリア」や「ヤオトラ」といった通称が存在する。 製造コストの削減・部品の共通化・民生品の活用の一環から2003年度製造分より「制式化」対象から除外され、以後の納入された車両の正式名称については「1 1/2tトラック(通称:1トン半)」に変更された.

新しい!!: 小隊と73式中型トラック · 続きを見る »

74式戦車

74式戦車(ななよんしきせんしゃ)は、陸上自衛隊が61式戦車の後継として開発、配備された国産二代目の主力戦車である。部隊内での愛称は「ナナヨン」。.

新しい!!: 小隊と74式戦車 · 続きを見る »

79式対舟艇対戦車誘導弾

79式対舟艇対戦車誘導弾(ななきゅうしきたいしゅうていたいせんしゃゆうどうだん)、型式名ATM-2は、日本の川崎重工業が開発し、陸上自衛隊で使用されている第2世代の多目的ミサイルである。戦車や舟艇を主な攻撃対象とする。通称重MATPANZER 臨時増刊 陸上自衛隊の車輌と装備2012-2013 2013年1月号,アルゴノート社,P91。.

新しい!!: 小隊と79式対舟艇対戦車誘導弾 · 続きを見る »

87式対戦車誘導弾

87式対戦車誘導弾(はちななしきたいせんしゃゆうどうだん)、型式名ATM-3は、日本の陸上自衛隊で使用されている第2.5世代の対戦車ミサイルである。 64式対戦車誘導弾の後継で、国産初のレーザー誘導方式を採用している。 防衛省は通称を「中MAT」自衛隊装備年鑑 2006-2007,朝雲新聞社,P30,ISBN 4-7509-1027-9、広報活動に使用する愛称を「タンクバスター」とし陸上自衛隊の対戦車兵器(10) 前河原雄太 スピアヘッドNo.10 P83-87 アルゴノート社、また87ATM及びとも通称される。.

新しい!!: 小隊と87式対戦車誘導弾 · 続きを見る »

90式戦車

90式戦車(きゅうまるしきせんしゃ)は、日本の戦車。第二次世界大戦後に日本国内で開発生産された自衛隊の主力戦車としては61式戦車、74式戦車に続く三代目にあたり、第3世代主力戦車に分類される。.

新しい!!: 小隊と90式戦車 · 続きを見る »

ここにリダイレクトされます:

プラトゥーン小隊長

出ていきます入ってきます
ヘイ!私たちは今、Facebook上です! »