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十字行

索引 十字行

ノヴォシビルスクでの十字行(2009年5月)。先導する八端十字架とイコン。先頭の少年が持つのは至聖三者のイコン。 十字行(じゅうじこう、Crucession, Крестный ход)とは、正教会における、奉神礼として聖堂外で行われる行列・行進のこと。 神の民の集まりである教会が天国に向かって行進していることを表す。特定の教会における祭に行われる。同様の意義を持つものに聖入(せいにゅう)があるが、聖入は聖堂内で行われるものである。.

38 関係: 埋葬式十字の描き方十字架受難週奉神礼不朽体復活大祭徹夜祷ハリストスモレーベンヨルダン川トレチャコフ美術館フィンランド正教会ろうそくイリヤ・レーピンイエス・キリストイコンイスラエルクルスク八端十字架神現祭生神女生神女就寝祭聖堂聖三祝文聖体礼儀聖土曜日聖歌詠隊高橋保行葬送行進曲至聖三者正教会永眠教会教衆晩課2003年

埋葬式

埋葬式(まいそうしき)は、正教会(ギリシャ正教)における葬儀を指す、日本正教会で用いられる正式名称。正教会の信徒が永眠すると、埋葬式はそれが行われる日の前晩にパニヒダが献じられた上で行われる。永眠者が、神から罪の赦しを得て天国に入り、神からの記憶を得て、永遠の復活の生命を与えられるように祈願するものである。なお、他教派のキリスト教の葬式も埋葬式と呼ばれる事がある。.

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十字の描き方

十字の描き方(じゅうじのかきかた)では、キリスト教の諸教派において行われる、手を使って自分の体前に十字を描く動作とその意義を扱う。「十字を切る(切り方)」とも。描き方には教派によって違いがあるが、イエス・キリストが刑死した十字架を表す信仰表明である点は、教派を越えて共通している。 十字の描き方については古代にも地域によって様々な形態があったことが判っているが、なぜこのような相違が生じたのかはよく判っておらず、現代では東方教会・西方教会間で十字の描き方が左右逆になっているが、なぜこのように東西教会の間で描き方が左右逆に継承されたのか、その原因も不明である。 正教会・カトリック教会においては十字を描く(切る)ことは欠かせないが、聖公会では「欠かせない」とまでは言われず「十字を切るか切らないかは自由」とされる。またプロテスタント諸派には十字を切る習慣を有さないものも多いが、教会によっては十字を切ることを勧める場合がある(特にルター派では十字を切る傾向が強い)。.

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十字架

ラテン十字 ギリシャ十字 十字架(じゅうじか)はイエス・キリストが磔刑に処されたときの刑具と伝えられ、主要なキリスト教教派が、最も重要な宗教的象徴とするもの。イエスの十字架を象り、立体のものを作ったり画布や板に描いたものを崇敬の対象とする。また、祈祷の一部として手で自分の胸に画いたり、相手の頭上に画いたりする。.

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受難週

ルサレム入城の様子 受難週(じゅなんしゅう:プロテスタント)、聖週間(せいしゅうかん:カトリック)、聖週(せいしゅう:聖公会)、受難週間(じゅなんしゅうかん:正教会)、(Passion Week, Holy Week, Semana Santa)とは、棕櫚の主日(=枝の主日、聖枝祭)から、復活祭(=復活大祭)の前日までの一週間を指す。イエス・キリストがエルサレムで受けた苦難を記憶する事から「受難週」等の名がある。 この週の木曜日は「聖木曜日」(「洗足木曜日」、「聖大木曜日」)、金曜日は「聖金曜日」(「受難日」、「受苦日」、「聖大金曜日」とも)、土曜日は「聖土曜日」と呼ばれる。.

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奉神礼

在のコンスタンディヌーポリ総主教座聖堂である聖ゲオルギオス大聖堂の内観。奉神礼時の光景。詠隊が歌っている。左側に至聖所のイコノスタシスが写っている。 奉神礼(ほうしんれい、λειτουργία高橋保行『ギリシャ正教』162頁、講談社学術文庫 1980年 ISBN 9784061585003 (4061585002), Богослуже́ние, Liturgy)は、正教会における奉事・祈りの総称。日本ハリストス正教会の訳語。カトリック教会における典礼に相当する。 公祈祷(時と場所を定めて行われる公的な祈祷)と私祈祷(日々の生活の場や私室等において行う祈祷や臨時祈祷等)のいずれも含む。公に行う狭義の奉神礼を指す事を特に示したい場合には「公祈祷」「公奉神礼」といった用語が用いられる。 聖体礼儀などの機密を含む礼儀の他にも、毎日の奉事である時課、さらに成聖式・各種祈願・モレーベン・パニヒダ・埋葬式などの機会に応じた祈祷などが含まれる。 より広義には、奉神礼には日々の生活までが含まれる。正教会では奉神礼(=リトゥルギア)の範囲をどこからどこまでというように明確に区分する事を避け、奉神礼を広義の奉神礼としての生活の雛形として捉えるべきである事を教えている。 本記事では祈り・儀礼の総称としての奉神礼について詳述する。.

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不朽体

不朽体(ふきゅうたい)は正教会(日本ハリストス正教会)の用語で、聖人の遺体のこと。聖人は来世の生命を先取りして得ていると信じられ、このため来世の光栄体(聖書では「朽ちない身体」)同様、その今生における身体も神の恩寵によって不朽のものとされたと捉えてこのように呼ぶ。 聖像(イコン)と同様崇敬の対象となる。 正教会においては、教会の宝座(祭壇)の下には不朽体を安置することが望ましいと考えられている。堂の献じられた聖人は、宝座の下に安置された不朽体の聖人と、同一であることを要さない。(つまり、聖人に献じた堂であっても、必ずしもその同一の聖人の不朽体を宝座の下に安置する必要はなく、別人であってもよい。) 信者が崇敬を表するには、十字を二回画き、そののち不朽体に接吻し、しかるのち祈祷し、再び十字を画く。接吻は必ずしも直接なされることを要さず、ガラスケース等を介して行われることがしばしばある。ある聖人の聖像にその不朽体の一部を釘などで固定することもある。この場合多く保存の便を顧慮し、不朽体の上に覆いを施す。 一部の聖人には、不朽体の発見、移動などが特別の祭日とされるものがある。次のものが特によく知られている。.

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復活大祭

正教会の復活大祭に、信者が持ち寄った食品の入った籠を、司祭がイソプを使い聖水を撒いて成聖している(リヴィウ、2007年4月7日)。 復活大祭(ふっかつたいさい、パスハ、Πάσχα, Пасха, Pascha)は正教会において最も重要な祭日。イイスス・ハリストス(イエス・キリスト)「イイスス・ハリストス」は、中世ギリシア語読みに由来する、イエス・キリストの日本正教会における表記。中世ギリシア語(Ίησοῦς Χριστός)での読みが、教会スラヴ語のロシアでの再建音を経て、日本正教会での転写・表記に至っている。ηは既にコイネーにおいて発音は"i"になっていた(イ音化)。ηについての参照:岩隈直『新約ギリシヤ語辞典』526頁、山本書店、2006年5月11日 増訂7版 ISBN 4841400303の復活を記憶する祭りであり、西方教会における復活祭に相当する。西方教会と同様、復活大祭の日付は年によって異なる。 正教会において復活大祭は、旧約聖書における過越の成就であり、新しい約束の時代(新約の時代)の新たな過ぎ越しであると位置づけられるため、「過ぎ越し」を意味するヘブライ語に由来する「パスハ」と呼ばれる。正教会は西方教会と異なり、「イースター」とはあまり呼ばないでも、「復活大祭(聖大パスハ)」と、「パスハ」の記述はあるが「イースター」の記述は無い。。 復活大祭と、復活祭期の間、信徒の間では「ハリストス復活!」「実に復活!」と挨拶が交わされる。.

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徹夜祷

徹夜祷(てつやとう)とは、正教会の奉神礼:晩祷のうち、大晩課と早課と一時課を組み合わせた形式を持つ公祈祷である。現在ではスラヴ系正教会で一般的な形式であるが、ギリシャ系正教会では行われない。これはスラヴ系正教会とギリシャ系正教会がそれぞれの奉神礼伝統の基盤とした修道院が、異なる系統の伝統を保持していたことに由来する(かつて中世にはギリシャ系正教会でも行われた時代があったが、すぐに廃れた)。主日(日曜日)の前晩(土曜日の晩)、祭日の前晩に行われる。日本ハリストス正教会はスラヴ系の伝統を承継しており、徹夜祷を行っている。.

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ハリストス

ハリストス((Χρίστος, 教会スラヴ語・ロシア語: Христос)は、中世以降のギリシア語の発音(フリストス)を基にした教会スラヴ語・ロシア語での発音に由来する、日本ハリストス正教会において使われる表記。 現代のギリシア、キプロス等における人名は、フリストスと表記される。 日本の西方教会では「キリスト」に相当するが、これはポルトガル語(Christo)に由来する表記。.

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モレーベン

モレーベン(ロシア語、ブルガリア語: Молебен、Moleben もしくは Molieben)とは、スラヴ系伝統にある正教会における、感謝や祈願のための短い奉神礼。神の憐みが降るよう、イイスス・ハリストス(イエス・キリスト)に願ったり、生神女マリヤや聖人に執り成しを願ったりするほか、神への感謝のために執り行われる。 日本正教会には、モレーベンのうち感謝祈祷のみを指す慣習がある。モレーベンの訳語としては他に「祈禱禮儀」の四文字に「モレベン」のルビが振られている用例が日本正教会の祈祷書にあるが、この表記は20世紀後半から2014年現在までの日本正教会では殆ど使われていない。 モレーベンは、単独で執り行われるほか、聖体礼儀と繋いで執り行われることもある。ふつう司祭によって執り行われるが、一般信徒用に編纂された次第を使って一般信徒のみで行うことも可能である(ただし日本正教会では2014年6月現在、一般信徒だけで行う日本語でのモレーベンは、教団によっては編纂されていない)。 モレーベンはスラヴ系伝統にある正教会における奉神礼であり、ギリシャ系伝統にある正教会においてはカノンが含まれる「パラクリシス」(Παράκλησις, Параклис, 英語:Paraklesis)が行われる(パラクリシスはスラヴ系伝統にある正教会にもある)。.

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ヨルダン川

ヨルダン川(נָהָר יַרְדֵּן Nehar ha-Yarden 、 Nahr al-Urdunn)は、中東の国際河川。「下降する川」を意味する。.

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トレチャコフ美術館

国立トレチャコフ美術館(Государственная Третьяковская галерея、略称:ГТГ、The State Tretyakov Gallery)は、ロシア、モスクワにある美術館。世界有数のロシアファインアートのコレクションで知られる。.

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フィンランド正教会

フィンランド正教会(Suomen ortodoksinen kirkko, Finska Ortodoxa Kyrkan, Finnish Orthodox Church)は、世界の正教会とフル・コミュニオンの関係にある自治正教会の一つである。信徒数は約6万人でこれはフィンランドの人口の1%強であるが、正教はルター派に次ぐフィンランドの国教と位置付けられ、フィンランド福音ルター派教会と同様に国家からの財政補助を受けている 。 正教会は一カ国に一つの教会組織を具える事が原則だが(フィンランド正教会以外の例としてはギリシャ正教会、ロシア正教会、ルーマニア正教会、日本正教会など。もちろん例外もある)、これら各国ごとの正教会が異なる教義を信奉している訳では無く、同じ信仰を有している。.

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ろうそく

ろうそく (漢字表記:蝋燭あるいは蠟燭、 キャンドル)とは、綿糸などを縒り合わせたもの(ねじりあわせたもの)を芯にして、芯の周囲に蝋(ろう)やパラフィンを成型したもののこと。芯に火を点して灯りなどとして用いる。ロウソク、ローソクとも。 芯の先に点った炎によって周囲の蝋が融けて芯に染み込み、さらにそれが気化して燃焼することで燃え続けるしくみである。炎はほぼ一定の明るさを保つ。粗悪なものを除く。 芯として用いられるのは三つ編みにした綿糸(めんし)やイグサ(灯心草)で、芯を据えた型に蝋(ろう、パラフィン)を流し込んだり、融けた蝋を芯に繰り返し絡ませたりして作られる。 光源の明るさの単位「カンデラ(燭光)」は、もともと特定の規格のろうそくの明るさを基準として決められた単位である。 ろうそくに関する著作では、マイケル・ファラデーの『ロウソクの科学』が有名。.

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イリヤ・レーピン

イリヤー・エフィーモヴィチ・レーピン(Илья́ Ефи́мович Ре́пин, Ilya Yefimovich Repin, 1844年8月5日〈ユリウス暦7月24日〉 ハリコフ近郊 - 1930年9月29日 フィンランド領)は、移動派を代表するロシア帝国の画家・彫刻家。 心理的洞察を持ち合わせた写実画によって名高く、いくつかの作品は既存の社会秩序の矛盾や階層間の緊張を露わにしている。社会的名士の肖像画を制作する一方、しばしば貧困や差別にあえぐ社会の最下層を題材として、数多くの作品を残した。その作品やテーマの社会性から、1920年代半ば以降のソビエト連邦においては当時の社会主義リアリズムに適合する模範的画家として評価されていたが、ソ連崩壊後の現在は扱ったテーマの多様性を客観的に見据えたうえでの、業績の再認識が求められている。.

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イエス・キリスト

イエス・キリスト(紀元前6年から紀元前4年頃 - 紀元後30年頃、Ίησοῦς Χριστός、יְהוֹשֻׁעַ/יֵשׁוּעַ הַמָּשִׁיחַ, )は、ギリシア語で「キリストであるイエス」、または「イエスはキリストである」という意味である。すなわち、キリスト教においてはナザレのイエスをイエス・キリストと呼んでいるが、この呼称自体にイエスがキリストであるとの信仰内容が示されているX.

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イコン

イコン(εικών, Икона, Icon, Ikon)とは、イエス・キリスト(イイスス・ハリストス)、聖人、天使、聖書における重要出来事やたとえ話、教会史上の出来事を画いた画像(多くは平面)である。"εικών"をイコンと読むのは中世から現代までのギリシャ語による(ειは中世・現代ギリシャ語では「イ」と読む)。古典ギリシャ語再建音ではエイコーン。正教会では聖像とも呼ぶ。.

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イスラエル

イスラエル国(イスラエルこく、מְדִינַת יִשְׂרָאֵל メディナット・イスラエル、دولة إسرائيل ダウラト・イスラーイール、State of Israel )、通称イスラエルは、中東のパレスチナに位置する国家。北にレバノン、北東にシリア、東にヨルダン、南にエジプトと接する。ガザ地区とヨルダン川西岸地区を支配するパレスチナ自治政府(パレスチナ国)とは南西および東で接する。地中海および紅海にも面している。首都はエルサレムであると主張しているが、国際連合などはテルアビブをイスラエルの首都とみなしている(エルサレム#首都問題を参照)。 イスラエルは、シオニズム運動を経て1948年5月14日に建国された。建国の経緯に根ざす問題は多い。版図に関するものではパレスチナ問題がよく報道される。.

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クルスク

ルスク(ロシア語: クールスク、ラテン文字転写:)は、ロシア南西部に位置するクルスク州の州都で工業都市である。冶金、機械、化学工業が盛ん。中央区、セイム区、鉄道区の3つの区に分けられている。黒土地帯の中心で交通の要所であり高速道路M2が走る。人口は40万6410人(2005年)、と1999年(44万208人)以降減少傾向にある。 第二次世界大戦中に独ソ両軍による大規模な戦闘(クルスクの戦い)が行われた。 近郊の村アブホーフカで、日本に縁の深い詩人、ヴァスィリー・エロシェンコが生まれ、また没した。.

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八端十字架

ノヴォシビルスクでの十字行。先導する八端十字架とイコン。先頭の少年が持つのは至聖三者のイコン。 八端十字架(はったんじゅうじか、Eight-pointed Cross)は、ロシア正教会・ウクライナ正教会で頻繁に用いられ、ブルガリア正教会、セルビア正教会などのスラヴ系正教会でよく用いられる十字・十字架である。アメリカ正教会、フィンランド正教会、日本正教会でも広く用いられている。また、古儀式派でも頻繁に用いられる。すなわち、ロシアだけで使われている十字では無いため、ロシア十字(Russian Cross)といった通称は、あまり正確な呼び名ではない(後述)。ただし、ギリシャ正教会をはじめとしたギリシャ系の正教会ではあまり使われない。 「八端十字架」の名称は8箇所の先端部分が存在することに由来する。 この十字のみが正教会の十字と言う訳ではなく、他にもギリシャ十字などが正教会で多用される。 以下、正教会に関わる本項では日本正教会の訳語を断りなく用いる場合がある。.

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神現祭

祭(Θεοφάνια, Богоявле́ние, Theophany)は、正教会の祭。十二大祭の一つ。イイスス・ハリストス(イエス・キリスト)の洗礼を記憶することから主の洗礼祭とも呼ばれる - 内のページ。祭日は1月6日(ユリウス暦を使用する正教会では1月19日に相当)。 イイスス・ハリストス(イエス・キリスト)の洗礼と、至聖三者の顕現を祝う。後者の意義は、主の洗礼の際に天から神父(かみちち:至聖三者のうちの「父なる神」)の声が聞こえ、聖神(聖霊)が鴿のかたちでくだったという福音書の記述による、 4世紀に西方教会に伝わり、現在の公現祭(顕現日などとも)となったが、西方教会では主の洗礼の意味は失われ、東方の博士の来訪が記念の中心となり、異邦人に対する主の顕現として祝われるようになった。.

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生神女

生神女(しょうしんじょ、Θεοτόκος, 教会スラヴ語・ロシア語・ブルガリア語: Богородица, Theotokos)とは、「神を生みし女」を意味する、正教会におけるイエスの母マリアに対する敬称。一般に言われる聖母マリアの事であるが、日本正教会では聖母という表現は用いられず専ら「生神女」「生神女マリヤ」「生神女マリア」との表現が用いられ、生神女マリアを単に聖母マリアという語に限定してしまうのは誤りであるとされる。正教会では生神女マリヤを神の母・第一の聖人として位置付けている。.

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生神女就寝祭

生神女就寝祭(しょうしんじょしゅうしんさい、Κοίμηση της Θεοτόκου, Успение Богородицы, Dormition of the Theotokos)は、イイスス・ハリストスの母である生神女「神を生んだ女」の意マリヤの永眠を記念する正教会の祭日。正教会の十二大祭の一つ。毎年8月15日に祝う。ここでは「就寝」はギリシア語Успение Κοίμηση, Dormitionの訳語Κοίμηση της Θεοτόκουのうち、της Θεοτόκουの部分が「生神女の」を意味する属格。Успение Богородицыのうち、Богородицыの部分が「生神女の」を意味する属格。Dormition of the Theotokosのうち、of the Theotokosの部分が「生神女の」を意味する修飾語。従って、「生神女の」を取り除けば、「就寝」が残る。。 ローマ・カトリック教会の聖母被昇天の大祝日(8月15日)に対応するが、正教会ではローマ・カトリック教会のような聖母被昇天の教義は無い 十字架出行祭(8月1日、ユリウス暦使用教会では8月14日に相当)当日から、生神女就寝祭に備える斎がある。.

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聖堂

聖堂 は宗教施設の一つである。.

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聖三祝文

ラフィムが描かれている。(画:ヴィクトル・ヴァスネツォフ、1901年) 至聖三者』(アンドレイ・ルブリョフによるイコン) 聖三祝文(せいさんしゅくぶん、Τρισάγιος ύμνος トリサギオス イムノス, Трисвятое トリスヴャトイェ, Trisagion)とは、至聖三者に対して祈る正教会の祈祷文であり、日本正教会での訳語。「聖三の歌(せいさんのうた)」とも呼ばれる。「トリサギオン」「トリサジオン」は英語等から転写した片仮名表記であるが、日本正教会ではこの表記はほとんど用いられない。 聖体礼儀のほか、他の毎日の奉神礼においても大変頻繁に用いられる。埋葬式でも用いられる。 聖三祝文とは呼ばれないが、同種の祈祷文はカトリック教会にも存在し、聖金曜日に用いられる。ただし使用頻度は正教会に比べると圧倒的に少ない。また、非カルケドン派のコプト正教会でも使用される。.

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聖体礼儀

聖体礼儀(聖體禮儀、せいたいれいぎ、,, )は正教会で最も主要な機密である聖体機密を含む、最も重要な奉神礼。 正教会において聖体礼儀は、「教会それ自体の真の本質であるたったひとつの共同の機密」「天上と地上の神の共同体としての教会の本質の一つの機密的現れ」「ハリストスの神秘的な『からだ』」「ハリストスの『花嫁』としての教会のかけがえのない機密的啓示」であるとされる。それゆえ場合によっては、単に「祈りの一つ」「機密の一つ」と捉えることを否定するのみならず、「最大の祈祷」「最高の祈祷」という表現すら(祈祷という枠組みにとどまらないのでそうした表現をさらに越えると捉えられることから)不適当であるとされることすらある。 イイスス・ハリストス(イエス・キリストのギリシャ語読み)自身により、機密制定の晩餐(最後の晩餐)において制定されたとされる。 聖体機密のみならず神品機密も聖体礼儀において行われる。 聖体礼儀をはじめとする奉神礼は教会の聖伝であり、正教会である限り聖体礼儀の構造への恣意的な変更は認められない。 聖体にかかる礼拝という点ではカトリック教会のミサ、聖公会およびプロテスタントにおける聖餐式に相当するが、正教会の聖体礼儀とカトリック教会のミサとは形式は全く異なるものであり、聖体礼儀をミサと呼ぶのは誤りである。.

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聖土曜日

聖土曜日(せいどようび、Holy Saturday, Black Saturday、Sábado Santo, Sábado de Gloria)とは、キリスト教(カトリック)用語で復活祭前日の土曜日。正教会では聖大土曜日(せいだいどようび)もしくは聖大スボタ(せいだいすぼた)という。西方教会では、四旬節最後の日である。.

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聖歌

聖歌(せいか)は、キリスト教において用いられる宗教歌を幅広く指す語である。教派ごとにその指す内容は若干異なるが、下記のように「賛美歌」などに比べて広義の意味合いをもつ事が多い。.

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詠隊

在のコンスタンディヌーポリ総主教座聖堂である聖ゲオルギオス大聖堂の内観。奉神礼時の光景。右詠隊(正教会の詠隊が左右に分かれる場合の、右側の詠隊を指す語)が歌っている。左側に至聖所のイコノスタシスが写っている。 詠隊(えいたい)とは、正教会の奉神礼(礼拝・典礼)において果たされる定められた役割、および定められた役割を担う人々のことを言う。他教派のキリスト教における聖歌隊とほぼ同義の意味で用いられることもあるが、後述の通り、文脈によっては微妙に異なる意味で使われている場合がある。.

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高橋保行

イオアン高橋保行(たかはし やすゆき、イオアンは聖名:1948年 - )は、正教会の長司祭、神学者、歴史家。 東京都生まれ。1972年、聖ウラジミール神学大学院卒業。1974年、東京復活大聖堂司祭に叙聖される。1993年から東京女子大学講師として教鞭をとった。また日本ハリストス正教会の聖職者養成機関である東京正教神学院でも講師を務めた。後にアメリカ合衆国に渡り、2008年6月現在アメリカ正教会で司祭職を務めている。.

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葬送行進曲

葬送行進曲(そうそうこうしんきょく)は、葬儀において遺体を墓地まで搬送するときの行進(葬送)をモデルとして作曲された行進曲である。 通常、葬送行進曲は、やや遅めの速度で、2拍子で書かれる。拍子の中を3分割(6/8拍子など)することは避けられ、2のべき乗に分割される。葬送行進曲は死のイメージと直結するため、明るく華やかな長調は避けられ、主に短調で書かれることが多い。 有名な曲で特定人物の葬儀のために作曲されたものは少ない。しかし、これらの曲は実際の葬儀において用いられることもあり、時には著名人の葬儀において、葬列とともに行進する吹奏楽団がショパンやベートーヴェンの葬送行進曲を演奏するような例もみられる。.

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至聖三者

旧約におけるアブラハムを三天使が訪れた記述を至聖三者の啓示・象徴として捉える伝統が正教会にはあるが、そのもてなしの食卓の情景を描いたイコンを元に三天使のみが描かれたものhttp://www.sutv.zaq.ne.jp/osaka-orthodox/icon/shiseisansha.htm 参照:至聖三者(三位一体)のイコン - http://www.sutv.zaq.ne.jp/osaka-orthodox/index.htm 大阪ハリストス正教会内のページ。至聖三者そのものは描けないのであり、あくまで象徴としてのイコンである。 至聖三者(しせいさんしゃ、Αγία Τριάδα, Пресвятая Троица, Most Holy Trinity)は、キリスト教における三位一体の神を表す正教会用語であり、日本正教会で用いられる訳語。祈祷文においては単に「聖三者」「三者」と訳されるケースも少なくないが、説教・文章・日常生活においては「至聖三者」が用いられる事が殆どである。正教会においては、正教会における定義を元に作られた神学用語を「代用となる語」に置き換える事は望ましくないことであり、至聖三者を三位一体という語に限定するのは誤りであるとされる。 また、日本正教会では"the Father"・"the Son"・"the Holy Spirit"に、「父・子・聖霊」ではなく「父・子・聖神゜(せいしん)」の訳語を用いる。.

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正教会

Σημειώσεις από τις παραδόσεις τού καθηγητού Ι. Δ. Ζηζιούλαより)。 正教会(せいきょうかい、Ορθόδοξη Εκκλησία、Православие、Orthodox Church)は、ギリシャ正教もしくは東方正教会(とうほうせいきょうかい、Eastern Orthodox Church)とも呼ばれる、キリスト教の教会(教派)の一つ。 日本語の「正教」、英語名の"Orthodox"(オーソドックス)は、「正しい讃美」「正しい教え」を意味するギリシャ語のオルソドクシア "ορθοδοξία" に由来する。正教会は使徒継承を自認し、自身の歴史を1世紀の初代教会にさかのぼるとしている『正教会の手引き』8頁 - 11頁。 なお「東方教会」(とうほうきょうかい)が正教会を指している場合もある。 例外はあるものの、正教会の組織は国名もしくは地域名を冠した組織を各地に形成するのが基本である。コンスタンディヌーポリ総主教庁、アレクサンドリア総主教庁、アンティオキア総主教庁、エルサレム総主教庁、ロシア正教会、セルビア正教会、ルーマニア正教会、ブルガリア正教会、グルジア正教会、ギリシャ正教会、日本正教会などは個別の組織名であって教会全体の名ではない。いずれの地域別の教会組織も、正教として同じ信仰を有している。教会全体の名はあくまで正教会であり、「ロシア正教に改宗」「ルーマニア正教に改宗」といった表現は誤りである。 なお、アルメニア使徒教会、シリア正教会、コプト正教会、エチオピア正教会なども同じく「正教会」を名乗りその正統性を自覚しているが、上に述べたギリシャ正教とも呼ばれる正教会とは別の系統に属する。英語ではこれらの教会は"Oriental Orthodox Church"とも呼ばれる。詳細は非カルケドン派正教会を参照。.

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永眠

永眠(えいみん)とは、人の死去のこと。本項では特に、キリスト教諸教派における用語・概念について詳述する。 正教会で人の死を指す正式な用語である。プロテスタントでは信者の死を「召天」とも言うが、「永眠」の語も用いられる。これに対し、カトリック教会では帰天と言う。 永眠した人のことは「永眠者」(えいみんしゃ)と言う。正教会で一般的であるが、プロテスタントにも見られる表現である。.

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教会

教会(きょうかい).

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教衆

教衆(きょうしゅう、κλήρος, Клир)とは、広義には正教会の教役者、すなわち、神品、および正教会の奉神礼において神品を補助する者の総称であるが、狭義には奉神礼において神品を補助する者のみを指す。現代の日本正教会では後者(狭義)の用例が多い。ロシア語から片仮名転写された「クリル」との表記もある。 宝冠を被って奉事に当たっているのが主教である。正教会では祭日ごとに祭服の色を統一して用いるのが一般的であり、このように諸神品が別々の色の祭服を用いるケースはそれほど多くはない。また、祭服をこのように完装するのは写真撮影などの特別な場合を除いて公祈祷の場面に限られている。なおこの画像には堂務者は写っていない。 教衆には、以下の者が含まれる。.

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晩課

晩課(ばんか)とは、正教会の晩の奉神礼、およびカトリック教会の晩の典礼をいう。英語の"Vespers"に対応する、両教派に共通する訳語であるが、教派によって構成はかなり異なっている。音楽作品についてはラテン語("Vesperae")からそのまま転写してヴェスペレと呼ばれる事がある。 東西教会の別を問わず、教会暦は日没を一日の区切りとするため、いずれの教派においても、日没後に行われる晩課は、一日の初めの時課となる。 聖公会での夕の礼拝(Evening Prayer)に相当する。.

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2003年

この項目では、国際的な視点に基づいた2003年について記載する。.

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