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世界遺産の一覧 (南アメリカ)

索引 世界遺産の一覧 (南アメリカ)

世界遺産の一覧 (南アメリカ)(せかいいさんのいちらん (みなみアメリカ))は、南アメリカにおける世界遺産の一覧である。なお、世界遺産センターの区分では、アメリカ合衆国、カナダを除く南北アメリカ諸国はすべて「ラテンアメリカ・カリブ海」に分類されている。 危機にさらされている世界遺産(危機遺産)などについての情報は、第41回世界遺産委員会(2017年)で決議されたものまでを含む。.

89 関係: 危機にさらされている世界遺産南アメリカ大西洋岸森林南東部の保護区群中央スリナム自然保護区世界の記憶世界遺産世界遺産アカデミー世界遺産センター幻冬舎ナスカの地上絵マチュ・ピチュの歴史保護区マルペロ島マヌー国立公園マイナビ出版ノエル・ケンプ・メルカード国立公園チャン・チャンチャビン・デ・ワンタルチロエの教会群ハンバーストーンとサンタ・ラウラの硝石工場群バルパライソバルデス半島ポトシラ・サンティシマ・トリニダー・デ・パラナとヘスース・デ・タバランゲのイエズス会伝道所群ラパ・ヌイ国立公園リマリオ・アビセオ国立公園リオデジャネイロ:山と海との間のカリオカの景観群ル・コルビュジエの建築作品-近代建築運動への顕著な貢献-ロカス環礁ロス・カティオス国立公園ロス・グラシアレスワスカラン国立公園ヴェアデイロス平原国立公園ブラジリアブラジルブラジルの世界遺産パナマの世界遺産パラマリボ市街歴史地区パンプーリャの近代建築群パンタナルティワナクティエラデントロディアマンティーナフェルナンド・デ・ノローニャダリエン国立公園アメリカ合衆国の世界遺産アルゼンチンアルゼンチンの世界遺産アレキパイグアス国立公園 (ブラジル)...イグアス国立公園 (アルゼンチン)イスキグアラスト/タランパヤ自然公園群ウマウアカエマス国立公園オリンダ (ブラジル)オウロ・プレットオスカー・ニーマイヤーカナダの世界遺産カナイマ国立公園カラル遺跡カラカスの大学都市カルタヘナの港、要塞、歴史的建造物群ガラパゴス諸島キトの市街クエバ・デ・ラス・マノスクエンカ (エクアドル)クスコグアラニーのイエズス会伝道所群コルドバのイエズス会伝道所とエスタンシア群コロとその港コロンビアのコーヒー産地の文化的景観コロニア・デル・サクラメントコンゴーニャスコスタ・ド・デスコブリメントの大西洋岸森林保護区群ゴイアス (ゴイアス州)ジャウー国立公園スウェルスクレ (ボリビア)セラ・ダ・カピバラ国立公園サマイパタの砦サルヴァドールサン・ルイス (マラニョン州)サン・アグスティンサン・クリストヴァンサンガイ国立公園サンタ・クルス・デ・モンポス国際記念物遺跡会議第41回世界遺産委員会文化的景観 インデックスを展開 (39 もっと) »

危機にさらされている世界遺産

危機にさらされている世界遺産(ききにさらされているせかいいさん、World Heritage in Danger)とは、ユネスコの世界遺産登録物件のうち、その物件の世界遺産としての意義を揺るがすような何らかの脅威にさらされている、もしくはその恐れがある物件のことである。日本では単に危機遺産と呼ばれることも多い。本項目でも、以下「危機遺産」と表記する。 世界遺産委員会によって危機遺産と認定された物件は、「危機にさらされている世界遺産リスト」(危機遺産リスト)に加えられる。危機遺産は、脅威が去ったと判断されれば危機遺産リストから除外されるが、逆に危機にさらされた結果、世界遺産としての価値が失われたと判断された場合、世界遺産リストそれ自体から削除される可能性もある。 ケルン大聖堂、ガランバ国立公園、スレバルナ自然保護区などのように従来から抹消が議論された物件は存在していたが、2009年の第33回世界遺産委員会において、上記の理由による初めての登録抹消が決議された(ドレスデン・エルベ渓谷)。.

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南アメリカ

南アメリカ(みなみアメリカ、América del Sur、América do Sul、Zuid-Amerika、Amérique du Sud)は、南アメリカ大陸とその周辺の島嶼・海域を含む地域の総称で、六大州の一つ。南米(なんべい)ともいう。ラテンアメリカに含まれる。西半球、南半球に位置し、西は太平洋に、東と北は大西洋に面している。北アメリカとカリブ海が北西に横たわっている。 南アメリカは1507年、アメリカ州が東インドではなくヨーロッパ人にとっての新大陸であると指摘した最初のヨーロッパ人ヴァルトゼーミュラー、リングマンによって、ヴェスプッチの名から付けられた。 面積は17,780,000 km²であり、地球の陸地面積の約12%を占める。人口は、2016年10月現在で4億23千万人と見積もられている。南アメリカは六大州の中でアジア、アフリカ、ヨーロッパ、北アメリカに続いて5番目に人口が多い。.

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大西洋岸森林南東部の保護区群

大西洋岸森林南東部の保護区群は、ブラジルの世界遺産の一つである。大西洋岸森林のうち、パラナ州からサン・パウロ州にかけての一帯に含まれる25の保護区群が対象になっている。一部の保護区は、大西洋岸森林生物圏保護区(Mata Atlantica Biosphere Reserve)にも含まれている。 核心地域だけでおよそ47万ha にもなる広大な熱帯雨林地区だが、本来の原生林の8% でしかない。人類の開発の歴史によってその多くが失われてしまったことから、残されている熱帯雨林の豊かな動物相・植物相を守ることを目的として、世界遺産に登録された。マメ科、トウダイグサ科、クスノキ科、フトモモ科などの森林が残っている。.

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中央スリナム自然保護区

中央スリナム自然保護区(ちゅうおうスリナムしぜんほごく)は、その名が示す通りスリナム中央部に位置する自然保護区である。2000年にユネスコの世界遺産に登録された。IUCNカテゴリーはII(国立公園)である。.

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世界の記憶

世界の記憶(せかいのきおく、Memory of the World: MoW)は、国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)が主催する事業の一つ。危機に瀕した古文書や書物などの歴史的記録物(可動文化財)を保全し、広く公開することを目的とした事業として、1992年に創設された。日本政府は2010年に日本ユネスコ国内委員会の小委員会で「記憶遺産」と訳すことを了承したが、「」など遺産を意味する英単語が正式名称に含まれていないことから、外務省や文部科学省では2016年6月から直訳である「世界の記憶」を用いている。.

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世界遺産

世界遺産(せかいいさん、World Heritage Site)は、1972年のユネスコ総会で採択された「世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約」(世界遺産条約)に基づいて世界遺産リスト(世界遺産一覧表)に登録された、文化財、景観、自然など、人類が共有すべき「顕著な普遍的価値」を持つ物件のことで、移動が不可能な不動産が対象となっている。なお、慣例的な用法として、その中の文化遺産を世界文化遺産、自然遺産を世界自然遺産と呼ぶことがある。 なお、世界遺産の制度では正式な文書は英語とフランス語で示され、日本語文献では英語が併記されることがしばしばある一方、フランス語が併記されることは普通ないため、以下では参照しやすさを考慮して、などに依拠して、主たる用語には英語を併記しておく。.

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世界遺産アカデミー

特定非営利活動法人世界遺産アカデミー(The World Heritage Academy)は、ユネスコの世界遺産の啓蒙活動を通して社会に貢献することを目的に活動をしている特定非営利活動法人。.

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世界遺産センター

世界遺産センター(せかいいさんセンター、The World Heritage Centre)は、国際連合教育科学文化機関 (ユネスコ) の世界遺産委員会の事務局として機能している組織である。ユネスコ世界遺産センター(ユネスコせかいいさんセンター、The UNESCO World Heritage Centre)とも。ユネスコの文化セクターに属し、1992年にユネスコの文化遺産部から独立する形で、パリのユネスコ本部に設置された。.

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幻冬舎

株式会社幻冬舎(げんとうしゃ)は日本の出版社。.

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ナスカの地上絵

域の衛星画像。右側が北。 ナスカの地上絵(ナスカのちじょうえ)は、ペルーのナスカ川とインヘニオ川に囲まれた乾燥した盆地状の高原の地表面に「描かれた」幾何学図形、動植物の絵。.

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マチュ・ピチュの歴史保護区

マチュ・ピチュの歴史保護区(マチュ・ピチュのれきしほごく)は、ペルーのクスコ県にあるマチュ・ピチュ遺跡と、その周辺を対象とするUNESCOの世界遺産リスト登録物件である。マチュ・ピチュ遺跡はインカ帝国時代の遺跡の中では保存状態がきわめて良く、それに加えて周辺の自然環境は優れた景観の中に絶滅危惧種・危急種をはじめとする重要な動物相・植物相を含んでいることから、1983年に複合遺産として登録された。総面積は約326km2で、そのうち都市遺跡部分は約5km2である世界遺産アカデミー (2012) pp.338-339。.

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マルペロ島

マルペロ島(Isla de Malpelo)は、コロンビアが太平洋上に領有する島。その周辺海域は何種類ものサメが多く棲息する巨大な禁猟区で、「マルペロ動植物保護区」として、ユネスコの世界遺産(自然遺産)にも登録されている。.

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マヌー国立公園

マヌー国立公園は、マードレ・デ・ディオス県やクスコ県にまたがるペルー最大の国立公園である。ペルー政府に保護される前から、その近づきにくさによって余り荒らされることはなかったが、陸路での近づきにくさは今でも変わりがない。1977年にユネスコは生物圏保護区とし、1987年には世界遺産リストにも登録された。 面積は約 15,328 km2 で、生物圏保護区としてはさらに2,570 km2 が対象となっており、それらに加えて914 km2 が「文化保護区」が設定されているため、関連する保護区の総面積は18,811 km2 である。 この国立公園は、標高150 m のアマゾン盆地一帯から、標高 4200 m のプーナ(Puna)と呼ばれる草原に至るいくつかのエコリージョンを保護している。この地理的な幅によって、国立公園としては世界屈指の生物多様性を呈しているのである。植物種は全体で15000種を超え、1ヘクタールあたりの樹木種は250を上回る。また、北米の全野鳥種に匹敵しうる800種以上もの鳥類が見られるため、世界中の野鳥愛好者にとっても魅力的な場所となっている。 サラオと呼ばれる場所の土はアルカリ性などの成分や解毒作用が豊富に含まれており、動物たちの栄養源となっている。また、この場所では、動物たちが争わず共存している。.

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マイナビ出版

株式会社マイナビ出版(マイナビしゅっぱん、Mynavi Publishing Corporation)は、日本の出版社。コンピュータゲームの製作・発売も行っている。2015年10月1日、マイナビの出版部門を分社して設立された。.

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ノエル・ケンプ・メルカード国立公園

ノエル・ケンプ・メルカード国立公園は、ボリビアのサンタ・クルス県にある国立公園。2000年にユネスコの世界遺産(自然遺産)に登録された。.

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チャン・チャン

チャン・チャン(ラテン文字表記:Chan Chan、ムチク語:Jang-Jang)は、ペルー共和国北西部トルヒーリョ近郊にある遺跡。チムー文明の首都で、チャンチャンとは「輝ける太陽」の意。 1986年に世界遺産に登録された、南米最大の古代都市。太平洋岸に位置する。.

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チャビン・デ・ワンタル

チャビン・デ・ワンタル(Chavín de Huántar、チャビン遺跡)はペルー中部にある遺跡である。 リマから北に約250km、ブランカ山脈(Cordillera Blanca)東麓のアンデス山中にある。標高は3200mほど。.

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チロエの教会群

チロエの教会群(チロエのきょうかいぐん)は、チリのチロエ島にある木造の教会堂(聖堂)群である。18世紀から19世紀の間にかけて建設された。現在では、159棟が現存している。イエズス会の教会として建設され、その建築様式は、ゴシック建築やバロック建築などのヨーロッパの様式と地元の様式が混ざり合ったチロエ様式が特色である。カストロ聖堂をはじめとする14の聖堂が、2000年にUNESCOの世界遺産に登録された。.

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ハンバーストーンとサンタ・ラウラの硝石工場群

ハンバーストーンとサンタ・ラウラの硝石工場群は、チリ北部にある硝石(チリ硝石)精錬所群の遺跡である。これらは2005年にユネスコの世界遺産に登録されると同時に、危機遺産にも登録された。.

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バルパライソ

バルパライソ(Valparaíso)はチリ中部のバルパライソ州にあり、首都サンティアゴ・デ・チレの西方約120kmの太平洋に面した都市。 地名は日本語に訳すと「天国の谷」を意味する。国会が所在し、チリの立法府としての役割を果たしている。人口27万人(2006年時点)。太平洋に面した港湾都市であり、迷路のように入り組んだ歴史のある美しい街並が2003年に、UNESCOの世界遺産に「バルパライソの海港都市とその歴史的な町並み」として登録された。 近郊に保養・観光リゾート都市であるビニャ・デル・マールがある。.

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バルデス半島

バルデス半島はアルゼンチンのチュブ州にある半島で、大西洋に面し、カルロス・アメギノ地峡で南アメリカ大陸本土とつながっている。特色ある動物相で知られる、長方形にも見える形をした半島である。面積は約3625km2であり、かなりの部分がユネスコの世界遺産に登録されている。最寄の街はプエルト・マドリン(Puerto Madryn)である。.

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ポトシ

ポトシ("シ"にアクセント)は、ボリビアの南部にある都市。ポトシ県の行政府所在地。ボリビアの首都ラパスから南東に約 440 km に位置する。アンデス山脈中の盆地にあり、標高約 4,000 mと人が住む都市としては世界最高地点である。高山地域のうえ乾燥気候であるために植生には乏しい。.

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ラ・サンティシマ・トリニダー・デ・パラナとヘスース・デ・タバランゲのイエズス会伝道所群

ラ・サンティシマ・トリニダー・デ・パラナとヘスース・デ・タバランゲのイエズス会伝道所群は、パラグアイにあるユネスコ世界遺産の登録物件名。2017年の第41回世界遺産委員会終了時点では、パラグアイ唯一の世界遺産である。 パラグアイのイエズス会伝道所群は、17世紀から18世紀に南アメリカ大陸各地に築かれた先住民のキリスト教化のための小規模集落群の一環である。パラグアイには現在ラ・サンティシマ・トリニダー・デ・パラナ、ヘスス・デ・タバランゲ、サン・コスメ・イ・ダミアン (San Cosmé y Damián) の3つの遺跡が残るが、最初の二つが世界遺産に登録された。.

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ラパ・ヌイ国立公園

ラパ・ヌイ国立公園(―こくりつこうえん)は、チリの本土から太平洋へ西に約3,700km沖に浮かぶイースター島にあるチリの国立公園。ユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されている。.

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リマ

リマ()は、ペルー共和国の首都並びに政治、文化、金融、商業、工業の中心地である。人口約800万人で同共和国最大。南米有数の世界都市であり、2016年の近郊を含む都市圏人口は1,095万人であり、世界第29位である。チャラと呼ばれる海岸砂漠地帯に位置する。市街地は、植民地時代に建てられた建物が多く残るリマ・セントロ地区(1988年、ユネスコの世界遺産に登録)、それより海岸側の新市街(サン・イシドロ地区・ミラフローレス地区など三輪モトタクシー乗入れ禁止の端整で裕福な地域)、それらの新旧市街地を取り巻く複数の人口密集地域(第二次世界大戦後に発展)、以上の三つに分類できる。リマは1535年にインカ帝国を征服したスペイン人のコンキスタドール、フランシスコ・ピサロによって築かれた。リマの名前の由来は市内を流れるリマック川(río Rimacが訛ったもの)に由来すると言われているが、当初の名前は""(諸王の街)であった。.

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リオ・アビセオ国立公園

リオ・アビセオ国立公園は、ペルーのサン・マルティン県にある国立公園であり、1990年にユネスコの世界遺産に登録された。当初は自然遺産で、1992年に文化的側面も評価され、複合遺産になった。公園内には非常に数多くの動植物が生息していると同時に、30以上のアメリカ先住民の遺跡が存在している。1986年以降は、生態系と遺跡の両面の脆弱性に配慮して、観光客には開放されていない。.

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リオデジャネイロ:山と海との間のカリオカの景観群

リオデジャネイロ: 山と海との間のカリオカの景観群(リオデジャネイロ: やまとうみとのあいだのカリオカのけいかんぐん)は、ブラジルの大都市リオデジャネイロにあるUNESCOの世界遺産リスト登録物件である。街並みを対象とする世界遺産ではなく、コルコバードの丘やコパカバーナ海岸など、都市周辺の人の手が加わって発達してきた文化的景観がまとめて対象となっている。文化的景観を対象とする世界遺産の登録は、ブラジルでは2012年に登録された本件が初めてであった。リオデジャネイロの美しい景観は「世界三大美港」の一つとも言われる。それらの美しい景観群は、文芸、音楽、都市計画など、広範囲な分野において創作を触発してきた。なお、登録名に含まれる「カリオカ」とは、リオデジャネイロの住民や出身者を指す名詞、または都市と住民の形容詞形である。.

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ル・コルビュジエの建築作品-近代建築運動への顕著な貢献-

ル・コルビュジエの建築作品―近代建築運動への顕著な貢献―(ル・コルビュジエのけんちくさくひん―きんだいけんちくうんどうへのけんちょなこうけん―)は、20世紀の近代建築運動に多大な影響を及ぼした一人であるル・コルビュジエの作品群、ことにその中でも傑作とされる住宅、工場、宗教建築などをまとめて世界遺産リストに登録した物件である。世界各地に残るル・コルビュジエの建築作品のうち、フランスを中心とする7か国に残る建築群が対象となっており、大陸を跨ぐ初の世界遺産登録となった。 世界遺産の暫定リストに当初記載されていた名称はル・コルビュジエの建築と都市計画であった。2009年の第33回世界遺産委員会で「情報照会」と決議された後、構成資産見直しの過程で現在の名称へと改名され、第40回世界遺産委員会(2016年)にてその名称で世界遺産リストに登録された。なお、登録名称の日本語訳に使われている「-」は、外務省や文化庁の発表では全角マイナスが使われている。.

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ロカス環礁

礁(Atol das Rocas)は、に位置する大西洋上の環礁で、ブラジルのリオ・グランデ・ド・ノルテ州に属している。火山活動に起源を持つ、サンゴ礁のおりなす地形である。ロカス島とも呼ばれる。 楕円形の環礁は長さ 3.7 km、幅 2.5 km で、礁湖は深さ 6m 、面積は 7.1 km2 である。2つの小島部分(南西のセミテリオ Cemitério 島、北西のファロル・カイ Farol Cay 島)の面積は 0.36 km2 で、ファロル・カイ島はほぼ3分の2が砂利の地域である。海抜標高の最高地点はファロル・カイ島南の砂丘で、高さは6 mである。どちらの小島も草や低木がよく茂っており、ヤシの木も見られる。カニ、クモ、サソリ、スナノミ、カブトムシ、ゴキブリなどのほか、数多くの鳥類が生息している。 ファロル・カイ島の北端には灯台があり、ブラジルの沿岸警備隊が1960年以降使用し、手入れもしている。そばには、1933年以降見捨てられた古い灯台もある。.

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ロス・カティオス国立公園

・カティオス国立公園は、コロンビア北西部、チョコ県の国境付近に広がる国立公園である。国境を挟んだパナマ側にはダリエン国立公園が広がり、一帯の自然環境をともに保存することに貢献している。.

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ロス・グラシアレス

ペガッツィーニ氷河が崩落する様子(2004年)。 ロス・グラシアレス(スペイン語:Los Glaciares)は、アルゼンチンのサンタクルス州に存在する国立公園である。1981年にユネスコの世界遺産に登録された。.

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ワスカラン国立公園

ワスカラン国立公園(Parque Nacional Huascarán, ウアスカラン国立公園)は、ペルー中央部アンカシュ県のアンデス山脈ブランカ山系(Cordillera Blanca)に設定されている国立公園である。首都リマから北におよそ400キロメートル上の標高3,000〜6,000メートルに位置し、世界で最も高い国立公園でもある。広さは四国のほぼ半分に相当する大きさで、ユネスコの世界遺産(自然遺産)に登録されていると同時に、生物圏保護区にもなっている。低緯度地域にある冠雪の山としては世界最高峰のワスカラン山南峰(標高 6,768 m)があり、これが公園の名前にもなっている。この公園は独特の植物プヤ・ライモンディの生育地であり、ビクーニャ、ジャガー、クーガー、リャマ、グアナコ、アメリカヌマジカ(Blastocerus dichotomus)、ペルーマダラオハチドリ(Phlogophilus harterti, ハチドリ亜科)などが生息しているほか、ネッタイハジロ(Netta erythrophthalma)などのアヒルの仲間も多く生息している。.

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ヴェアデイロス平原国立公園

ヴェアデイロス平原国立公園(ポルトガル語:Chapada dos Veadeiros National Park)は、ブラジル・ゴイアス州にある国立公園である。約1億8000万年前に形成された平原であり、1961年1月11日に当時の大統領ジュセリーノ・クビチェックの署名により、国立公園に指定された。2001年には、エマス国立公園とともに、UNESCOの世界遺産に「セラード保護地域」として、登録された。.

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ブラジリア

ブラジリア(Brasília)は、ブラジルの首都で連邦直轄地区。中部の標高約1,100mの高原地帯に建設された、計画都市である。人口は約200万人。.

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ブラジル

ブラジル連邦共和国(ブラジルれんぽうきょうわこく、República Federativa do Brasil)、通称ブラジルは、南アメリカに位置する連邦共和制国家である。南米大陸で最大の面積を占め、ウルグアイ、アルゼンチン、パラグアイ、ボリビア、ペルー、コロンビア、ベネズエラ、ガイアナ、スリナム、フランス領ギアナ(つまりチリとエクアドル以外の全ての南米諸国)と国境を接している。また、大西洋上のフェルナンド・デ・ノローニャ諸島、トリンダージ島・マルティン・ヴァス島、セントピーター・セントポール群島もブラジル領に属する。その国土面積は日本の約22.5倍で、アメリカ合衆国よりは約110万km2(コロンビア程度)小さいが、ロシアを除いたヨーロッパ全土より大きく、インド・パキスタン・バングラデシュの三国を合わせた面積の約2倍に相当する。首都はブラジリア。 南アメリカ大陸最大の面積を擁する国家であると同時にラテンアメリカ最大の領土、人口を擁する国家で、面積は世界第5位である。南北アメリカ大陸で唯一のポルトガル語圏の国であり、同時に世界最大のポルトガル語使用人口を擁する国でもある。公用語はポルトガル語ではあるがスペイン語も比較的通じる。ラテンアメリカ最大の経済規模であり、同時に世界で7番目の経済規模でもある。 ブラジルは全体的に低緯度(北部は赤道直下)で、尚且つ海流等の影響もあり気候は大変温暖であり、ポルトガルによる植民地支配が厳格化する17世紀半頃までは、ほとんどの原住民は男女とも全裸に首飾り等の装飾品を付けた状態で生活していたという。.

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ブラジルの世界遺産

古都オウロ・プレット ブラジルの世界遺産 (ブラジルのせかいいさん)はユネスコの世界遺産に登録されているブラジル国内の文化・自然遺産。 ※この項目はウィキプロジェクト 世界遺産に準じて作成されています。.

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パナマの世界遺産

パナマの世界遺産 (パナマのせかいいさん)はユネスコの世界遺産に登録されているパナマ国内の文化・自然遺産。 ※この項目はウィキプロジェクト 世界遺産に準じて作成されています.

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パラマリボ市街歴史地区

パラマリボ市街歴史地区(パラマリボしがいれきしちく)は、スリナムの首都パラマリボのうち、コロニアル様式の町並みが残る区画を対象とするUNESCOの世界遺産リスト登録物件である。パラマリボには、中南米に多く残るスペイン・ポルトガルの旧植民都市と違い、例外的にオランダの様式とクリオーリョの様式が融合した独特の都市景観が残されている。木造の家屋が中心の建造物群は過去の大火で深刻な被害を受けたが、修復や再建に当たっても伝統的な様式を守ることに注意が払われてきた。スリナムでは中央スリナム自然保護区に次いで2件目の世界遺産であり、2002年に文化遺産として最初の登録を果たした。.

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パンプーリャの近代建築群

パンプーリャの近代建築群(パンプーリャのきんだいけんちくぐん)は、ブラジルベロオリゾンテ市北東部に位置する人造湖周辺に形成された庭園都市の建造物群である。パンプーリャ湖周辺の建造物群は、のちにブラジル大統領となるベロオリゾンテ市長ジュセリーノ・クビチェックが、若き建築家オスカー・ニーマイヤーを招聘して建造させたものである。ニーマイヤーは著名な建築家やロバート・ブール・マルクスなど芸術家達とともに、現在ではブラジル最初期かつ最も顕著な例とされるモダニズム建築を手がけた。 2016年7月にユネスコの世界遺産リストに登録された(世界文化遺産)。.

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パンタナル

パンタナルは南アメリカ大陸のほぼ中央部に位置する、世界最大級の熱帯性湿地である。 パンタナルの名前の由来は、ポルトガル語の「pantano」(日本語では、沼地を意味する)である。水文学、地質学、生態学の側面においてパンタナールは特異な性質を持つ。1982年のRADAMBRASILにおいて、パンタナル地域には12種類の生態系が存在していると定義されている。 大部分がブラジルのマットグロッソ州とマットグロッソ・ド・スル州に所属し、一部がボリビアとパラグアイにまたがる。総面積195,000平方キロメートルでありSusan Mcgrath, photo's by Joel Sartore, Brazil's Wild Wet, National Geographic Magazine, August 2005、そのうち1,878平方キロメートルが2000年に「パンタナル自然保護地域」としてUNESCOの世界遺産に登録された。また、ラムサール条約の登録地でもある。 雨季の間、パンタナルの80%以上が水没し地球上で最も水量が多い平原と化す。.

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ティワナク

ティワナク(Tiwanaku)またはティアワナコ(Tiahuanaco)は、南米のボリビア多民族国にあるプレ・インカ期の遺跡名、およびその管区と村の地名。また、その時代の社会や文化をさす言葉としても用いられる。後に誕生するインカ文明と同じく、文字を持たない社会そして文化であった。 2000年に世界遺産に登録された。入場料は、2006年現在10 USドル (80ボリビアーノ) するが、破壊がすさまじく、めぼしいものはない。ただし、遺跡に付設する博物館に出土遺物が展示されており、博物館入館料も入場料に含まれている。 ティワナク遺跡は、現在のボリビア多民族国、ラパス県、インガビ郡(Ingavi)、ティワナク管区 (Canton Tiwanaku)に位置する。チチカカ湖沿岸から内陸へ約17 kmほど入ったところにある。現在、遺跡は一部復元されているが、そのほとんどが徹底的に壊されており、また風化も激しいため、昔日の面影はほとんど残っていない。.

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ティエラデントロ

ティエラデントロ国立考古公園は、コロンビアのカウカ県に残る考古遺跡で、先コロンブス期の文化的宝庫として1995年にはユネスコの世界遺産リストに登録された。日本では「ティエラデントロ(の)国立遺跡公園」とも訳される。 ティエラデントロは地下埋葬所や記念碑的な像が発見された考古遺跡で、考古学的に最も重要なのはセゴビアの丘(Alto de Segovia)、小妖精たちの丘(Alto del Duende)、サン・アンドレスの丘(Alto de San Andrés)、 アボカドの丘(Alto del Aguacate)である。この公園は考古学的な博物館であるとともに、民族学的な博物館であるともいえる。.

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ディアマンティーナ

ディアマンティーナ(Diamantina, 正しくはジアマンチーナ)は、ブラジル・ミナスジェライス州の都市である。2004年現在の人口は、44,238人である。 ディアマンティーナは、18世紀のポルトガルにおける植民地時代に建設された都市であり、名前から察することができるように、かつては、ダイヤモンドの採掘で繁栄した町である。町の名前もダイヤモンドに由来する。 ブラジルにおけるバロック建築の保存状態がよく、UNESCOの世界遺産に登録された。.

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フェルナンド・デ・ノローニャ

フェルナンド・デ・ノローニャ(Fernando de Noronha)は、ブラジルのペルナンブーコ州に属する大西洋上の島々、及びその主島の名前である。.

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ダリエン国立公園

ダリエン国立公園は、パナマのダリエン県にある、ユネスコの世界遺産にも登録されている国立公園である。コロンビアとの国境付近に広がっており、国境の向い側にはコロンビアの世界遺産であるロス・カティオス国立公園が広がっている。.

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アメリカ合衆国の世界遺産

アメリカ合衆国の世界遺産 (アメリカがっしゅうこくのせかいいさん)は、ユネスコの世界遺産に登録されているアメリカ合衆国国内の文化・自然遺産。.

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アルゼンチン

アルゼンチン共和国(アルゼンチンきょうわこく、República Argentina)、通称アルゼンチンは、南アメリカ南部に位置する連邦共和制国家である。西と南にチリ、北にボリビア・パラグアイ、北東にブラジル・ウルグアイと国境を接し、東と南は大西洋に面する。ラテンアメリカではブラジルに次いで2番目に領土が大きく、世界全体でも第8位の領土面積を擁する。首都はブエノスアイレス。 チリと共に南アメリカ最南端に位置し、国土の全域がコーノ・スールの域内に収まる。国土南端のフエゴ島には世界最南端の都市ウシュアイアが存在する。アルゼンチンはイギリスが実効支配するマルビナス諸島(英語ではフォークランド諸島)の領有権を主張している。また、チリ・イギリスと同様に南極の一部に対して領有権を主張しており、アルゼンチン領南極として知られる。 2005年と2010年に債務額を大幅にカットする形で債務交換を強行し、9割以上の債務を再編した。これはアメリカ合衆国との国際問題に発展した。.

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アルゼンチンの世界遺産

ン・イグナシオ・ミニ アルゼンチンの世界遺産 (アルゼンチンのせかいいさん)はユネスコの世界遺産に登録されているアルゼンチン共和国内の文化・自然遺産の一覧。.

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アレキパ

アレキパ(Arequipa)は、ペルー共和国南部にある同国第2の都市。人口は約90万人。アレキパ県の県都である。 アレキパの名前の由来は皇帝がケチュア語で人々に"Ari qhipay"(ここに住みなさい)と言ったことからきている。アレキパのセントロにある建物は近郊で採れる白い火山岩から造られているため"Ciudad Blanca"(白い町)と呼ばれている。.

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イグアス国立公園 (ブラジル)

ブラジルのイグアス国立公園は、パラナ州にある1939年に設定された国立公園である。イグアスの滝があることで知られるが、滝はアルゼンチンにもまたがっているので、アルゼンチン国内にも「イグアス国立公園」が存在する。特に鳥類などの野生生物が多く生息し、5種の森林と生物系が同じ国立公園内に同居する世界的にも珍しい場所になっている。.

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イグアス国立公園 (アルゼンチン)

アルゼンチンのイグアス国立公園は、1934年に設定された国立公園。ミシオネス州北部のイグアス県にある。その名の通り、アルゼンチン最大級の自然美を誇るイグアスの滝と周辺の亜熱帯の密林を対象とする。イグアス川の対岸には、ブラジルのイグアス国立公園が存在し、ともに世界遺産に登録されている。 公園の動物相には絶滅危惧種も含まれ、オセロット、ジャガー、アメリカバク、アリクイ類、森林性の猛禽類、オオハシ類、ホウカンチョウ科、 クチビロカイマン、ハナグマ類(ハナグマ属、ヤマハナグマ属)や、多岐にわたる蝶などが生息している。 イグアス川は、1320km流れてイグアスの滝から23km下流でパラナ川に合流する。公園内での最大幅は1500mで、最初に南へ曲がったあと北へ曲がり、大きなU字型を描いている。土手に沿って花がアルゼンチンの国花にもなっているアメリカデイゴを含む木々が密生している。 公園内の植物相はノウゼンカズラ科のラパチョ・アマリリョや40メートルの高さになるキョウチクトウ科のパロ・ロサ、パルメットヤシなどが特徴的である。 公園に指定されている地域は既に一万年以上前から狩りや牧畜を行う人が住んでいた。彼らは新たな農業技術を持っていたグアラニー人に1000年ごろに逐われたが、そのグアラニーもまた16世紀にはスペイン人やポルトガル人に逐われた。とはいえ、イグアス(グアラニー語で「大きな水」)の名は、彼らの遺産であるといえる。この地を最初に訪れたヨーロッパ人はアルバル・ヌニェス・カベサ・デ・バカであり、1542年のことであった。1609年にはイエズス会の宣教師たちが続いた。.

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イスキグアラスト/タランパヤ自然公園群

イスチグアラスト/タランパジャ自然公園群とはアルゼンチン北西部にあるイスチグアラスト州立公園とタランパジャ国立公園から構成される。この地域には三畳紀の陸上の堆積物が広く露出し、最初期の恐竜を含めた当時の爬虫類の化石が多産する。2000年にユネスコの世界遺産に登録された。.

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ウマウアカ

ウマウアカの位置 ウマウアカの町の中央広場から独立戦争のモニュメントを撮影した写真。この付近は普段は露店で賑わっている。 ウマウアカ またはウマワカ(Humahuaca)はアルゼンチン北部のフフイ州 (Jujuy)にある町。1591年にフアン・オチョア・デ・サラテ (Juan Ochoa de Zárate)により作られた。インディオの言葉である「オマグアカ (omaguaca)」が町の名前の由来であるといわれる。 かつての植民地時代の名残である、教会や役場や独立記念碑などが町を特徴づけている。石畳の街道や街灯、赤茶けた泥レンガの家の壁も植民地時代のまま残っている。 この町の最大の行事は、8日間も続くカーニバルである。ウマウアカのカルナバルを歌ったフォルクローレ、エル・ウマウアケーニョ(ウマウアカから来た男もしくはモノ)は、アンデスのフォルクローレの中でも特に有名な曲の1つである。 町の観光名所はウマウアカの谷である。.

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エマス国立公園

マス国立公園(ポルトガル語で、Parque Nacional das Emas)は、ブラジルにおける国立公園の1つであり、2001年、ユネスコの世界遺産に登録された。登録名は、「セラード保護地域:ヴェアデイロス平原国立公園とエマス国立公園」である。 ブラジル中西部の州である、ゴイアス州及びマットグロッソ・ド・スル州にまたがり、範囲は、南緯17度50分から18度15分、西経52度39分から53度10分に広がる。 エマス国立公園では、典型的なセラードの生態系を見ることが可能である。40℃を超える暑さと厳しい乾燥の為、生育できる植物は限られ、ほとんどがイネ科の草である。灌木が多いサヴァンナが広がり、そこはシロアリの巣となっていることが多い。また、オオアリクイ、タテガミオオカミ、アメリカ・レア、アルマジロをはじめとする多くの野生動物を観察することが可能である。 国立公園の名前となっている「エマス」とは、ポルトガル語でレア(アメリカ・レア)を意味している。.

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オリンダ (ブラジル)

リンダは、ブラジル・ペルナンブーコ州にある都市で、大西洋に面している。州都レシフェの北に位置している。人口は、2005年現在で、約37.7万人。オリンダは、ブラジル国内の中で、最も保存状態のよいコロニアル風の建築物が残されている。 町の名前の由来は、ポルトガル語で"Ó, linda!"(日本語では、"なんと、美しい!"を意味する)である。1982年にUNESCOの世界遺産に「オリンダ歴史地区」として登録された。.

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オウロ・プレット

ウロ・プレット (Ouro Preto) はブラジルのミナス・ジェライス州の歴史的都市。かつては州都であった。名前は「黒い黄金」を意味する。1980年、街並みがユネスコの世界遺産に登録された。.

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オスカー・ニーマイヤー

ー・リベイロ・デ・アルメイダ・ニーマイヤー・ソアーレス・フィーリョ(Oscar Ribeiro de Almeida Niemeyer Soares Filho、1907年12月15日 - 2012年12月5日)は、ブラジル、リオデジャネイロ市生まれの建築家。.

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カナダの世界遺産

ナダの世界遺産(かなだのせかいいさん)はユネスコの世界遺産に登録されているカナダ国内の文化・自然遺産。 ※この項目はウィキプロジェクト 世界遺産に準じて作成されています.

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カナイマ国立公園

ナイマ国立公園(カナイマこくりつこうえん、Canaima National Park)は、ベネズエラにある国立公園。.

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カラル遺跡

ラル (Caral) ないしカラル=スーペ (Caral-Supe) は古代アンデス文明の遺跡で、2009年にユネスコの世界遺産リストに登録された。ペルーの首都リマの北方およそ200 km に位置するリマ県バランカ郡のスーペ谷に残る大規模な遺跡で、研究者たちの中にはアメリカ大陸最古の都市遺跡と評する者もいる。その評価は完全に定まっているわけではないが、アンデス文明の中でも、カラル文化とも(Norte Chico civilization)とも呼ばれる時期の文化の担い手たちの遺跡として、研究が積み重ねられている。.

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カラカスの大学都市

ラカスの大学都市(-だいがくとし)は、ベネズエラの首都圏、リベルタドル市のベネズエラ中央大学を中心とした学園都市である。2000年、ユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録された。.

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カルタヘナの港、要塞、歴史的建造物群

ルタヘナの港、要塞、歴史的建造物群(カルタヘナのみなと、ようさい、れきしてきけんぞうぶつぐん)はコロンビア・ボリーバル県の港町カルタヘナに残る建造物群を対象とするUNESCOの世界遺産リスト登録物件である。かつてスペイン人から「インディアスの真珠」と称えられたほど繁栄したカルタヘナには、スペイン植民都市時代の堅牢な要塞と美しい建造物群が多く残り、いまなお「コロンビアでもっとも美しい港街のひとつ」とも言われている。.

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ガラパゴス諸島

バルトロメ島 サン・クリストバル島の市街地 ガラパゴスリクイグアナ ウミイグアナ 人を怖れないアシカ アメリカグンカンドリ アオアシカツオドリ ガラパゴスアホウドリ セイモア・ノルテ島 シュモクザメ ガラパゴス諸島(ガラパゴスしょとう、Islas Galápagos 、Galápagos Islands)は、東太平洋上の赤道下にあるエクアドル領の諸島。Islas Galápagos は「ゾウガメの島」という意味で、スペイン語でゾウガメを意味する galápago からきている。正式名称はコロン諸島(Archipiélago de Colón)で「コロンブスの群島」を意味する伊藤 (1983)、12頁。行政面ではガラパゴス県にある。約2万5124人(2010年統計)が居住し、主要言語はスペイン語。.

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キトの市街

トの市街(キトのしがい)日本語名は、ユネスコ世界遺産センター (1997)、世界遺産アカデミー (2009) などによる。ほかの訳は後述を参照。は、エクアドルの首都キトの旧市街を対象とするUNESCOの世界遺産リスト登録物件であり、アーヘン大聖堂(ドイツ)、ラリベラの岩窟教会群(エチオピア)、イエローストーン国立公園(アメリカ合衆国)などとともに1978年に登録された最初の世界遺産12件のひとつである。キトの市街は保存状態の良好さが高く評価されている歴史地区であり、16世紀には南米大陸におけるキリスト教布教の拠点だったことから、かつては「アメリカ大陸の修道院」の異名をとった。市街には当時を偲ばせる様々な建築様式の聖堂・修道院などが数多く残っている。登録名は「キト市街」、「キト旧市街」などとも訳される。.

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クエバ・デ・ラス・マノス

バ・デ・ラス・マノス(Cueva de las Manos、ラス・マノス洞窟)は、アルゼンチンのサンタ・クルス州にある洞窟。「(多くの)手の洞窟」を意味する名前の通り、多くの手の跡が残された洞窟壁画が印象的である。 サンタ・クルス州ペリート・モレーノ(Perito Moreno)の南163kmに位置し、多くの重要な考古学的・古生物学的遺跡群を含むペリート・モレーノ国立公園(Parque Nacional Perito Moreno)の境界線上に含まれている。 洞窟はピントゥーラス川(Río Pinturas)渓谷に位置し、アルゼンチンの国道40号線からは100kmほど離れたパタゴニア地方の孤立した景観の中にある。洞窟内に描かれた手形の洞窟壁画はテウェルチェ族の祖先に当たると思われる先住民族によって9000年ほど前から描かれたものである。絵具には鉱物が使われており、それを吹き付けるのに使われた骨製のパイプが見つかっているため、年代が算定可能なのである。 メインの洞窟の深さは24mで、入り口の幅15m、高さ10mである。洞窟内は上り坂になっており、高さは2mもなくなるほどにどんどん狭まっていく。 手形はしばしばネガになっている。つまり、洞窟の壁に手をつき、その周りに塗料を吹き付けることで、手形を浮き上がらせているのである。洞窟には手形以外にも、人、グアナコ、レアや、ネコ科の動物をはじめとする他の動物群なども描かれている。また、幾何学的造形やジグザグの線刻、太陽を表しているらしい絵や狩りの様子なども描かれている。なお、規模は小さいけれども、似たような洞窟壁画は近くの洞窟にも見られる。 洞窟の天井には赤い点々がついている。これは塗料をつけたボーラをめり込ませてつけたものと推測されている。塗料の色彩はヘマタイトから採取した赤をはじめ、白、黒、黄など多彩である。ネガの手形は大体紀元前550年頃と算定されており、ポジの手形は紀元前180年以降と推測されている。これに対し、狩りの絵は9000年以上遡ると推測されている。 手形のほとんどは左手である。このことは、彼らがパイプを利き手(右手)で持っていたことを示唆している。手形のサイズは13歳くらいの少年と同じようにも見えるが、彼らが現代人よりも小柄であったであろうことを考慮すれば、もう少し上の年齢だったと思われる。ゆえに、手形を印すという行為は、聖地であった洞窟における成人通過儀礼であったと考えられている。.

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クエンカ (エクアドル)

ンカ(Cuenca)は、エクアドル中南部にある都市。アスアイ県の県都。標高は約2,500mで、アンデス山脈中の谷に位置する。正式名称は、サンタ・アナ・デ・ロス・クアトロ・リオス・デ・クエンカ。丸石で舗装した道路、塔のある教会、大理石や漆喰の建物が植民地時代の雰囲気をかもしだしている。街の歴史的な状態がよく保存されているため、ユネスコの世界遺産に登録された。 2000年現在の人口は41万7632人。.

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クスコ

(Cusco;Qusqu) は、ペルーの南東クスコ県の県名および県都の地名。アンデス山脈中の標高3,400mにある。人口約30万人。 クスコとは、ケチュア語 (Quechua) で「へそ」を意味し、インカ帝国(正式名称タワンティン・スウユ(Tawantinsuyu))の首都で、文化の中心だった。現在もペルーで有数の都市の一つである。.

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グアラニーのイエズス会伝道所群

アラニーのイエズス会伝道所群(グアラニーのイエズスかいでんどうしょぐん)は、ブラジルとアルゼンチンにまたがるユネスコの世界遺産登録物件。.

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コルドバのイエズス会伝道所とエスタンシア群

ルドバのイエズス会伝道所とエスタンシア群」 (Manzana Jesuítica y Estancias de Córdoba) は、アルゼンチンにあるユネスコ世界遺産登録物件のひとつ。その名の通り、コルドバにあるかつてのイエズス会が入植の際に建造した集落跡である。 イエズス会伝道所 (Manzana Jesuítica) には、南米最古の大学の一つであるコルドバ大学(現在は国立大学。Universidad Nacional de Córdoba)、モンセラ中等学校 (Colegio Nacional de Monserrat)、教会、住居などが含まれている。そうした施設群を維持するために、イエズス会はコルドバ州に6つのエスタンシア(農園)を経営した。その6つとは、カロヤ (Caroya)、ヘスス・マリーア (Jesús María)、サンタ・カタリーナ (Santa Catalina)、アルタ・グラシア (Alta Gracia)、カンデラリア (Candelaria)、 サン・イグナシオ (San Ignacio) である。 農村とその関連施設は1615年に始動したが、スペイン王カルロス3世が大陸からのイエズス会の退去命令を1767年に出したことで、放棄された。それらは、イエズス会がアメリカ大陸に戻る1853年まではフランシスコ会が運営していた。イエズス会が戻った1年後、大学と中等学校は国立化された。 エスタンシアは、その中心的な教会や建造物一式の周辺で街が発達した。その好例は伝道施設と密接に結びついたアルタ・グラシアの町であるが、その一方でサン・イグナシオ農園は現存しない。 現存する施設や農園は観光可能である。「イエズス会エスタンシアの道」は長さ250kmに及ぶ。.

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コロとその港

とその港(―みなと)は、ベネズエラの北西部にある町、コロの景観が登録されているユネスコの世界遺産(文化遺産)。1993年に登録。.

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コロンビアのコーヒー産地の文化的景観

ンビアのコーヒー産地の文化的景観 (コロンビアのコーヒーのさんちのぶんかてきけいかん、Eje Cafetero)またはコーヒートライアングル(Triángulo del Café)は、世界最高のコーヒーともされるの生育・生産で知られる、コロンビアの農業地域であるの一部。カルダス県、キンディオ県、リサラルダ県の3つの地域からなる。マニサレス、アルメニア、ペレイラが主な観光地となっている。2011年の第35回世界遺産委員会において、持続的で世界的なコーヒー生産の顕著な例が見られることが評価され、世界文化遺産に登録された。.

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コロニア・デル・サクラメント

ニア・デル・サクラメント(Colonia del Sacramento)は、ウルグアイ南西部コロニア県の県庁所在地。ラプラタ川沿いにあり、対岸にはアルゼンチンの首都ブエノスアイレスがある。ウルグアイで現存する街では2番目に古い。2004年の統計では人口21,714人。.

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コンゴーニャス

ンゴーニャスないしコンゴーニャス・ド・カンポ(Congonhas do Campo)は、ブラジルのミナス・ジェライス州にある歴史的な町である。ミナス・ジェライス州の州都ベロ・オリゾンテ(Belo Horizonte)からは南に90 km のところにある。人口は約5万人である。.

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コスタ・ド・デスコブリメントの大西洋岸森林保護区群

タ・ド・デスコブリメントの大西洋岸森林保護区群は、ブラジルの世界遺産の一つである。南アメリカ大陸の大西洋岸森林のうち、ブラジルのバイーア州南部からエスピリト・サント州北部にかけて存在する8つの自然保護区を対象とする自然遺産で、単位面積あたりで見た時の樹木の種の多様性は、世界屈指のものである。.

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ゴイアス (ゴイアス州)

イアス(ポルトガル語でGoiás)は、ブラジル・ゴイアス州にある小都市である。2005年現在の推計人口は、26,705人。面積は、3,108平方キロメートル。かつては、ゴイアス州の州都であったが、現在は、ゴイタニアにその地位を譲っている。2002年に、UNESCOの世界遺産に登録された。.

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ジャウー国立公園

ャウー国立公園(ポルトガル語でParque Nacional do Jaú)は、ブラジル・アマゾナス州に拡がる国立公園である。南緯1度から3度、西経61度30分から64度に拡がる。総面積は、2.3万平方キロメートルを越える。 ジャウー国立公園は、アマゾンにおける熱帯雨林が良い状態で保存されており、この地域に入るためには、ブラジル政府の許可が必要である。 「黒い川」と形容されるジャウー川は、アマゾン川の支流であり、腐敗した植物を含み強酸性であるため、川の水は黒い。この周辺の生態系は、デンキウナギの生息地であると同時に、ピラルク、アマゾンマナティー、カワイルカ、ジャガーなど約120種類の哺乳類が繁殖している。.

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スウェル

ウェル (Sewell) は、チリのリベルタドール・ベルナルド・オヒギンス州(第6州)カチャポアル県マチャリ市 (Machalí) にある、定住者のいなくなった鉱山都市である。シーウェル、セウェルなどとも表記される。標高 2,000 m から 2,250 m のアンデス山脈の斜面にある。町は、1904年にブラデン・カッパー社 (Braden Copper Co.) が銅の採掘のために建設し、1915年には同社の初代社長であるバートン・スウェル (Barton Sewell) にちなんで、町の名前をスウェルとした。 1918年には既に14,000人もの人が暮らす鉱山町となり、世界屈指の銅鉱脈を持つ鉱山として活気があふれた。しかし、1977年に規模を縮小することになり、会社はそこで暮らしていた家族達を別の場所に移し、採掘拠点を解体し始めた。 チリ政府は、1998年にスウェルを国定史跡とした。2006年には、ユネスコの世界遺産に登録された。鉱業に関する産業遺産である。 スウェルは、階段の町としても知られている。斜面に建てられた町のため、通常の道路が存在しないのである。しかし、各世帯と採掘拠点を結ぶ列車は存在した。.

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スクレ (ボリビア)

レ(Sucre)はボリビア多民族国の憲法上の首都(事実上の首都はラパス)である。建設時はラプラタ(La Plata)、のちにチュキサカ / チャルカス(Chuquisaca / Charcas)と呼ばれていた。 ただし、現在ではスクレには最高裁判所があるだけで、その他の国家機関はほぼラパスに集まっている。1826年のボリビア建国から1890年まではスクレが名実ともにボリビアの首都であった。1899年にラパスを拠点とした自由党が「連邦革命」をおこし、スクレを基盤にしていた保守党政権を打倒した。そして、翌年に自由党政府は議会と政府をスクレからラパスに遷したため、スクレは憲法上ではボリビアの首都のままであったが、首都機能の大半を喪失した。 また、スクレはチュキサカ県の中心都市でもある。市域は1,820km²。人口は約28万人(2012年国勢調査)と、憲法上の首都ではあるがそれほど多くない。 ボリビア独立時の調印が行なわれた場所で、今も16世紀に建造されて以来蓄積されてきたコロニアル様式の古い町並みが残っている。白く美しい建物が多いため、「白の街」と呼ばれることもある。 伝統的な民族衣装と祭りで有名なタラブコの町へは、スクレからバスなどで行ける。.

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セラ・ダ・カピバラ国立公園

ラ・ダ・カピバラ国立公園は、ブラジル・ピアウイ州の国立公園。この国立公園は世界屈指の考古学遺産を保護するために創設されたもので、時には100メートル以上の高さにもなる絶壁に刻まれた、古いものでは6万年前にも遡る3万点もの線刻岩絵群が残されている。他に洞窟壁画も残っている。 これらの旧石器時代の芸術は、現代の我々に対し、アメリカ先住民の日常生活に関する傑出した証言を明かしてくれているのである。その例としては、儀礼、舞踊、狩猟などのほか、グリプトドンや巨大アルマジロのような、最後の氷河期以前に絶滅した動物などが描かれている。壁画には、世界で最古の船も描かれている。 現在の地形は2億5000万年前に形成された。最も印象深い地形は、ペドラ・フラダ遺跡(:fr:Pedra Furada)にある。また、この遺跡では、陶器製の道具類も発見されている。.

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サマイパタの砦

マイパタの砦(サマイパタのとりで、El Fuerte de Samaipata)は、ボリビアのサンタ・クルス県にある遺跡であり、ユネスコの世界遺産である。ボリビア国内を走るアンデス山脈の東の山麓に位置し、ボリビアの国内外から観光客が訪れる。.

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サルヴァドール

ルヴァドール()は、ブラジル北東部の大西洋岸にある港湾都市。同国バイーア州の州都である。なお一般的には、サルヴァドールよりもバイーア()と呼ばれる方が多い。 大西洋に面し、「諸聖人の湾」を取り囲む半島に位置している。主要な輸出港であるとともに、この湾周辺のRecôncavo Baiano大都市圏の中心でもある。2002年の人口は約254万人、ベロオリゾンテを抜いて現在ブラジルで三番目に大きな都市となっている。.

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サン・ルイス (マラニョン州)

ン・ルイス (São Luís)は、ブラジル・マラニョン州の州都。メアレム川、イタペクル川、ピンダレー川の三角州であるサン・マルコス湾内のサン・ルイス島にある。市人口は998,385人(2006年)を抱え、都市圏では1,227,659人となり、ブラジル第16位の都市である。 サン・ルイスは、ブラジルで唯一フランス人によって建設された州都である。ブラジルに3つある、島にある州都(他はヴィトーリアとフロリアノーポリス)の1つである。.

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サン・アグスティン

ン・アグスティン遺跡群(San Agustín)は、コロンビアのマグダレナ川上流の標高1200mから2000mの山岳地帯に500km2の範囲にわたって点在する独特な石彫で知られる遺跡群。首都ボゴタからは南西約350kmに位置し、主な遺跡だけでも30ヶ所前後に達し、南米でも最大規模。この遺跡群の立地は、東方はカケタ川からアマゾン川へ、西方はパティア川から太平洋へ、北方は、マグダレナ川からカウカ川を経由してカリブ海へ抜ける交易の要衝ともいえる場所である。サン・アグスティン文化を築いた人々は、そのような交易やトウモロコシ栽培、果物など食用にするための植物採集によって生活の糧を確保していたと考えられる。.

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サン・クリストヴァン

ン・クリストヴァン (São Cristóvão) はブラジルのセルジッペ州の旧州都で、ブラジル国内では4番目に古い都市である 古田陽久監修、(2011年7月17日閲覧)。歴史地区中心部のサン・フランシスコ広場とそれに隣接する歴史的建造物群は、2010年にICOMOSのかなり厳しい事前勧告を覆して、UNESCOの世界遺産リストに登録された。市の面積は437 km2 、人口は71,931人(2007年)である。.

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サンガイ国立公園

ンガイ国立公園は、エクアドルにある国立公園。1983年に半分ほどの地域がユネスコの世界遺産(自然遺産)に登録された。.

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サンタ・クルス・デ・モンポス

モンポス(Mompox / Mompós)、正式名サンタ・クルス・デ・モンポス(Santa Cruz de Mompox)は、コロンビア北部ボリーバル県にある都市である。コロニアル様式の町並みが残る都市で、マグダレナ川とカウカ川が合流する場所近くの、洪水除けのために盛り土をした場所の上に築かれており、カルタヘナからは249 km 離れている。人口は約3万人で、やに隣接している。 南アメリカ大陸のスペイン植民地の多くを解放したシモン・ボリバルは、「もし私の人生がカラカスのおかげならば、私の栄光はモンポスのおかげである」と語った。ボリバルは1812年にモンポスに到着し、屈強な男たちのほとんど全員にあたる400人ほどを雇った。その男たちが、カラカスでボリバルを勝利に導いた軍勢の基盤になったのである。.

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国際記念物遺跡会議

国際記念物遺跡会議(こくさいきねんぶついせきかいぎ、International Council on Monuments and Sites、略称 ICOMOS、イコモス)は、世界の歴史的な記念物(あるいは歴史的建造物)および遺跡の保存に関わる専門家の国際的な非政府組織であり、ユネスコの記念物および遺跡の保護に関する諮問機関である。 1965年設立。『記念物および遺跡の保存修復憲章』(通称:ヴェニス憲章、1964年)によって設立される。 専門的な対話フォーラムおよびコレクションの輸送、評価、また保存理念、保存技術、方針などに関する情報発信をすすめる。 ICOMOSは世界遺産条約に基づき世界遺産リストに収録される物件の指定を世界遺産委員会および国際連合教育科学文化機関(UNESCO、ユネスコ)に対し答申する。 現在107か国を超える国々に国内委員会がある。.

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第41回世界遺産委員会

41回世界遺産委員会(だい41かいせかいいさんいいんかい)は、2017年7月2日から7月12日の間、ポーランドのクラクフで開催された。ヨーロッパでの世界遺産委員会開催は過去に何度もあるが、ポーランドでの開催は初である。クラクフはその歴史地区がいわゆる世界遺産第1号の一つとなった都市であり、この会議は2014年竣工ので開催される。文化遺産18件、自然遺産3件、複合遺産0件の計21件が登録された結果、世界遺産リスト登録物件の総数は1,073件となった。.

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文化的景観

文化的景観としての世界遺産第1号となったトンガリロ国立公園 文化的景観(ぶんかてきけいかん、Cultural landscape)とは、人間と自然との相互作用によって生み出された景観を言う。景観とは既に現存する自然や人工の要素の集合体ではなく、自然と人為が関係しあっている様子、すなわち文化をも表現するという見方で、歴史的景観と表裏一体となっている。この場合の相互作用には、庭園等の様に人間が自然の中に作り出した景色、あるいは田園や牧場のように産業と深く結びついた景観、さらには自然それ自体にほとんど手を加えていなくとも、人間がそこに文化的な意義を付与したもの(宗教上の聖地とされた山など)が含まれる。.

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