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ヴェネツィアのゼッカ

索引 ヴェネツィアのゼッカ

ヴェネツィアのゼッカ(イタリア語:Zecca di Venezia)は、16世紀のヴェネツィア共和国の公式政府が発行する硬貨の鋳造を目的に建てられた造幣局(イタリア語:Zecca)である。鋳造の際に火を使う事から木材を使っておらず、堅牢な外装を持ち、隣の同じ設計者ヤーコポ・サンソヴィーノ‎が建てた華麗な装飾が施された国立マルチャーナ図書館とは対照的である。また、現在の造幣局は同図書館の一部となっている。 以前のゼッカは1277年からリアルト地区にあったが、サンマルコ広場の共和国オフィス近くに移転した。 この建物は1536~1545年に建設され、イストリア半島の大理石から造られている。2体のテラモーン(男性像の柱)を持つアーチ状の入口は、サンソヴィーノの弟子ヴィンチェンツォ・スカモッツィによって設計された。中庭にはダネーゼ・カッターネオのアポロ像が設置されている。.

19 関係: 大理石天秤ヤーコポ・サンソヴィーノリラ (通貨)リーブラヴィンチェンツォ・スカモッツィヴェネツィア共和国フローリン金貨ドージェドゥカートアトラス (建築)イストリア半島イタリア王国エンリコ・ダンドロゼッキーノソルドサン・マルコ広場国立マルチャーナ図書館造幣局

大理石

大理石(だいりせき)とは、石灰石を源岩とする変成岩(結晶質石灰岩)の石材としての一般的な呼称である。大理石は古代より建築や彫刻に使われている。 「大理石」という名称は、かつての大理国(現在の中華人民共和国雲南省大理ペー族自治州大理市を中心とする地域)でこれが産出されたことに由来する。英語では marble(マーブル)。「マーブル模様」は大理石の模様や色ムラに由来する。.

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天秤

天秤(てんびん).

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ヤーコポ・サンソヴィーノ

ヤーコポ・サンソヴィーノ(Jacopo Sansovino、1486年7月2日 - 1570年11月27日)は、イタリアのルネサンス期の建築家、彫刻家。ヴェネツィアの主導的建築家として活躍し、盛期ルネサンス建築を導入した。.

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リラ (通貨)

リラ (lira) は、トルコなどの通貨。トルコ語ではリラス (lirası)。イタリア語・英語等での複数形はリレ (lire)。.

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リーブラ

リーブラ (libra) は、古代ローマ発祥の質量・通貨の単位である。 もとはラテン語で天秤を意味する語である。なお、てんびん座の学名もリーブラ (Libra) である。.

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ヴィンチェンツォ・スカモッツィ

ヴィンチェンツォ・スカモッツィの肖像画(パオロ・ヴェロネーゼ作) サン・マルコ広場。左手の建物が新行政館 ヴィンチェンツォ・スカモッツィ(Vincenzo Scamozzi、1548年9月2日 - 1616年8月7日)はヴェネツィア共和国の建築家であり、建築に関する著作もある。16世紀後半、ヴィチェンツァを中心にヴェネツィア共和国で活動した。1580年に亡くなったアンドレーア・パッラーディオが手がけていたプロジェクトを引き継ぎ、唯一の弟子バルダッサーレ・ロンゲーナを育てた。 パッラーディオが手がけていた公共建築プロジェクトの中でも、ヴィチェンツァのテアトロ・オリンピコは建設の初期段階からスカモッツィが引き継いで完成させた。その設計はパッラーディオが亡くなるまでの数カ月間に行ったものである。.

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ヴェネツィア共和国

ヴェネツィア共和国(薄赤)の領域はポー平原北部からイストリア半島、ダルマチアに及んでいた。1494年時点の状況 最も高貴な共和国ヴェネツィア(もっともこうきなきょうわこく ヴェネツィア、Serenìsima Repùblica de Venexia(Venessia)、Serenissima Repubblica di Venezia)、通称ヴェネツィア共和国(ヴェネツィアきょうわこく、、)は、現在の東北イタリアのヴェネツィアを本拠とした歴史上の国家である。7世紀末期から1797年まで1000年以上の間に亘り、歴史上最も長く続いた共和国である。「最も高貴な国」や「アドリア海の女王」とも呼ばれる。東地中海貿易によって栄えた海洋国家であった。また、信教の自由や法の支配が徹底されており、元首の息子であっても法を犯せば平等に処罰された。.

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フローリン金貨

フローリン金貨(フローリンきんか、)は、イタリアで1252年から1523年まで鋳造された金貨である。品質がよくデザインや金属の標準含有量にほとんど変化がなく、その後の西欧各国の模範になった。.

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ドージェ

ドージェ()とは、イタリア語で国家元首を指す言葉のひとつで、ヴェネツィアの元首をはじめジェノヴァ、ピサなどの海洋共和国の元首の事。総督、統領と訳されることもある。.

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ドゥカート

ーストリアのドゥカート金貨。 ドゥカート(ducato、dukát、dukaat、Dukat, Dukaten 、ducat )は、中世後期から20世紀の後半頃までヨーロッパで使用された硬貨。同時期を通じて、多様な金属で作られた様々なドゥカートが存在した。ヴェネツィア共和国のドゥカート金貨は、中世のやフローリン、または現代の英ポンドや米ドルのように国際通貨として広く受け入れられていた。.

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アトラス (建築)

ハンブルクの聖ゲオルク地区にある教会のアトラス アグリジェントの現存する最古のアトラス(テラモーン)の1つ ヨーロッパ建築におけるアトラス(atlas)とは、男性の彫刻を柱、橋台、付柱などに施したもの。アトラント (atlant)、アトランティード (atlantid) とも, Michael Delahunt,, 1996-2008.

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イストリア半島

イストリア半島(イタリア語:Istria)は、アドリア海の奥に位置する三角形の半島である。 イストリアとはイタリア語からの呼び名で、クロアチア語、スロベニア語ではイストラ(Istra)となる。イタリア、スロベニア、クロアチアに跨る。.

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イタリア王国

イタリア王国(イタリアおうこく、伊:)は、現在のイタリア共和国の前身となる王国。1861年に成立し、1946年に共和制へ移行した。.

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エンリコ・ダンドロ

ンリコ・ダンドロ(Enrico Dandolo, 1107年? - 1205年)は、ヴェネツィア共和国の第41代元首(ドージェ、在任1192年 - 1205年)。.

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ゼッキーノ

ッキーノ (Zecchino) は、ヴェネツィアの金貨でフィレンツェのフィオリーノと同じ重さである。1284年からヴェネツィア共和国で発行されていた。またドゥカートという名前でも知られていた。 フランチェスコ・ヴェニエル総督(1554年 – 1559年) により、当初一般的にゼッキーノと呼ばれた。この時期には7リラ12ソルドの価値があった。 分割された半ゼッキーノや4分の1ゼッキーノ、まとめられた2、3、10、12、100ゼッキーノなどが発行された 共和国の滅亡後は皇帝フランツ2世の名前でオーストリアから発行された。 表面にはドージェが聖マルコに跪いていて、裏面はキリストが描かれている。 ヴェネトのゼッキーノの金含有量は時代によってまちまちであったが、平均3.494から3.559グラムの重量で純金であった。(997‰) 17世紀の初めのヴェネツィアにおいて、10リラの価値の1ゼッキーノ銀貨(Zecchino d'argento)が鋳造された。.

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ソルド

ルド(イタリア語:Soldo)は、中世イタリアの硬貨である。12世紀後半にミラノで初めて神聖ローマ皇帝ハインリヒ6世によって発行された。 名前は、ローマ時代後期のソリドゥス金貨を由来とする。 発行後すぐにジェノバ、ボローニャ、および他の多くの都市で造られイタリアで広く普及した。 ヴェネツィアでは、フランチェスコ・ダンドロ統治時代に鋳造され、ヴェネツィア共和国が無くなった1797年からオーストリア占領下の1862年まで使用された。14世紀のフィレンツェでは、銀貨として発行され12ドゥニエ、1/20リラと等価であったが、急速に品位が低下し合金貨となり、17世紀には銅貨がほとんどとなった新・世界貨幣大事典 著者: 平木啓一 p628。 そして19世紀にオーストリアのクローネンターレル銀貨がヴェネツィアとミラノで発行され、6リラと等価となるとリラが主要な通貨基準となり、ソルドは名称だけの存在となった。.

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サン・マルコ広場

ン・マルコ広場(サン・マルコ ひろば、イタリア語:Piazza San Marco)はヴェネツィアの中心的な広場で、回廊のある建物に囲まれ、ドゥカーレ宮殿やサン・マルコ寺院などがある。ヴェネツィアの広場は方言でカンポ(campo)と呼ばれるが、サン・マルコ広場は別格であり、ピアッツァ(piazza)と呼ばれる。世界で最も美しい広場とも言われており、観光名所のほか、海からの玄関口でもある。 サン・マルコは、ヴェネツィアの守護聖人である福音記者マルコに、由来する。サン・マルコ寺院の聖堂の正面部分は柱廊に囲まれた台形になっていて、実際より奥行きがあるようにみえる。この台形広場(piazza)に、海に面したサン・マルコ小広場(Piazetta San Marco)が続いており、全体としてL字型になっている。小広場にはカナル・グランデに面して2本の円柱があり、それぞれ頂上には聖マルコを象徴する「有翼の獅子」像と、「」像がある。中世にはこの柱の間に死刑執行台を設置したため、ヴェネツィアっ子は柱の間を通り抜けないという。.

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国立マルチャーナ図書館

国立マルチャーナ図書館(イタリア語:Biblioteca nazionale Marciana)は、イタリアのヴェネツィア、サン・マルコ広場の一角に建てられたルネサンス建築の図書館である。マルチャーナとは、ヴェネツィアの守護聖人である聖マルコの事である。イタリアでも最も古い図書館の一つで、世界的に見ても随一の古い文献コレクションを保管している図書館である。.

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造幣局

造幣局(ぞうへいきょく)とは、硬貨の鋳造や貴金属の品位証明を行う、政府の機関である。日本の造幣局は 造幣局 (日本)を参照。紙幣については印刷局の一覧も参照。.

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