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マメ亜科

索引 マメ亜科

マメ亜科(マメあか)またはソラマメ亜科(ソラマメあか、学名:、代替名:)はマメ科を構成する3つの亜科のうち最大のものである。南極を除く全ての大陸に分布し、およそ476属13860種を擁する。 木本性の種は熱帯に多く、草本性の種は温帯や寒冷地に産するが熱帯にも分布する。 有用植物や有名な植物が多くある。例を挙げるならエンドウ、ヒヨコマメ、インゲンマメ、ヤハズエンドウ、クローバー、ソラマメ、ムラサキウマゴヤシ、ダイズなどであるLewis et al (2005)。 この亜科の植物がマメ科の他の2亜科の植物と区別される点は、花弁の4枚が重なり合って管を作り雄蕊を包み込んでいるところである。5枚目の花弁は上に広がって目立ち、旗弁と呼ばれる。.

88 関係: 単葉南アフリカ共和国多年生植物学名属 (分類学)一年生植物低木保留名地中海ナタマメマメ科マメ目ハリエンジュ属ハリエニシダハーデンベルギア属ハギ属ムラサキウマゴヤシムレスズメ属ヤハズエンドウラッカセイルピナス属ルイボスレンリソウ属レンズマメレダマワイルーロヌスビトハギトンカマメ属ブルークローバーヒヨコマメツルサイカチ属デイゴフィリップ島 (ノーフォーク島)フェヌグリークフジ属ダイズアイラトビカズラアズキイワオウギイワオウギ属インゲンマメイヌエンジュイタチハギウマゴヤシエンドウエンジュエニシダ属オヤマノエンドウ属オーストララシアカリン (マメ科)...カンゾウ属キノリジジンギンヨウエニシダクララクラスタマメクズ属クサネムゲンゲ属コマツナギ属コリゼマ・コルダツムシナガワハギ属シャジクソウ属シカクマメシタンシタン属スイートピーゼオカルパマメソラマメソラマメ属タマザキクサフジタンキリマメササゲ属科 (分類学)種 (分類学)系統群総状花序真正双子葉類花序花冠頭状花序被子植物高木胚珠雄蕊果実根粒植物 インデックスを展開 (38 もっと) »

単葉

単葉(たんよう).

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南アフリカ共和国

南アフリカ共和国(みなみアフリカきょうわこく)、通称南アフリカは、アフリカ大陸最南端に位置する共和制国家。イギリス連邦加盟国のひとつ。東にスワジランド、モザンビーク、北にジンバブエ、ボツワナ、西にナミビアと国境を接し、レソトを四方から囲んでいる。南アフリカは首都機能をプレトリア(行政府)、ケープタウン(立法府)、ブルームフォンテーン(司法府)に分散させているが、各国の大使館はプレトリアに置いていることから国を代表する首都はプレトリアと認知されている。.

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多年生植物

多年生植物のツルニチニチソウ 多年生植物(たねんせいしょくぶつ)とは、個体として複数年にわたって生存する植物のことである。多年生宿根草や木本植物がそれにあたる。しばしば草本(いわゆる草)に対して用いられる言葉であり、「多年草」と呼ぶことがある。.

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学名

学名(がくめい、)は生物学(かつては博物学)的な手続きにもとづき、世界共通で生物の種および分類に付けられる名称。英語では二名法による名称という意味で 、あるいは科学的な名称という意味で という。命名には一定の規則があり、ラテン語として表記される。この規則は、それぞれの生物分野の命名規約により取り決められている。動物には「国際動物命名規約」があり、藻類・菌類と植物には「国際藻類・菌類・植物命名規約」が、細菌には「国際細菌命名規約」がある。日本語独自の和名(標準和名)などと異なり、全世界で通用し、属以下の名を重複使用しない規約により、一つの種に対し有効な学名は一つだけである。ただし、過去に誤って複数回記載されていたり、記載後の分類の変更などによって、複数の学名が存在する場合、どの学名を有効とみなすかは研究者によって見解が異なる場合も多い。 種の学名、すなわち種名は属名+種小名(細菌では属名+種形容語)で構成される。この表し方を二名法という。二名法は「分類学の父」と呼ばれるリンネ(Carl von Linné, ラテン語名 カロルス・リンナエウス Carolus Linnaeus, 1702 - 1778)によって体系化された。.

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属 (分類学)

属(ぞく、genus, pl.:genera)は、生物分類のリンネ式階級分類における基本的階級の1つ、および、その階級に属するタクソンである。属は科の下・種の上に位置する。属の下に亜属をもうけることがある。.

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一年生植物

一年生植物(いちねんせいしょくぶつ)は、種子から発芽して一年以内に生長して開花・結実して、種子を残して枯死する植物。普通は草本である。一年生草本・一年草・一年生作物・一年生ともいう。 植物の本来の性質として一年生植物である場合と、本来は原産地で多年生植物であるが生息地の気候条件によって一年生植物になる場合がある。後者は「園芸上は一年生植物」などという言い方をすることがある。 また、秋に発芽し越冬し翌年に枯れる植物を、冬型一年草又は、越年草という。これを「二年生植物」という場合があるので注意を要する。これは、1年目の秋に種を蒔いて発芽させて、年が替わり1月になったことを2年目と考え、2年目に開花~枯死するので「二年生植物」としている。しかし、普通、「二年生植物」とは種子~枯死までが1年を超えて2年以内でのものをいう。.

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低木

低木(ていぼく、英:shrub)あるいは灌木・潅木(かんぼく)は、植物学の用語で、生長しても樹高が約3m以下の木のことである。広義(一般)では、丈の低い(人の背丈以下の)木をいう。さらに、概ね1m以下のものを小低木(しょうていぼく)と分類する場合がある。 周囲の木本の背が高い温帯や熱帯では、低木は森林の下層部に成長するものか、遷移段階の途中に出現するものである場合が多い。高山やツンドラ、砂漠などでは背の高い樹木が存在せず、低木のみが見られる場所がある。 ただし、植生調査では森林内のおおよそ背丈2m以下50cm以上の植物群を低木層と言い、この場合にはより背の高くなる植物の苗や、背の高い草をも含む。 フヨウのように多年生で生育時には茎が木質化するが、生育に適さない時期には地上部がほとんどなくなってしまう植物や、マオウのように多年生で根本に近い部分は木質化するが、先の部分が木質化していない植物のことを、亜灌木(あかんぼく、英: subshrub)という。 「灌木」は、主に戦前使われていた表記である。灌の字には丸いという意味があることから、スギやカシなどのように主幹がまっすぐに伸びて、そこから側枝が出て円錐形や円柱形の樹形になる喬木に対し、幹と枝の区別がなく、根本からいくつも枝が出て卵形やほうきを立てたような樹形になる、ツツジ、サザンカ、バラなどのような樹木を指す。「灌」は常用漢字ではないため、現在は低木という語に置き換えられることが多い。また、拡張新字体を用いて潅木と表記することもある。.

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保留名

保留名(ほりゅうめい、conserved name)とは、生物分類学で、新しい研究の成果や命名権に関連する古い文献の発見などによって、ラテン語の分類名(学名)が改訂された後も、旧名を従来通り使用を認める(保留する)ものをいう。nom.

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地中海

地中海(ちちゅうかい、Mare Mediterraneum)は、北と東をユーラシア大陸、南をアフリカ大陸(両者で世界島)に囲まれた地中海盆地に位置する海である。海洋学上の地中海の一つ。.

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ナタマメ

ナタマメ(鉈豆、Canavalia gladiata)はマメ亜科の一年草。刀豆(トウズ、タチマメ、ナタマメ)、帯刀(タテハキ)とも呼ばれる。以前から漢方薬として知られており、近年では健康食品、健康茶としても一般的に知られるようになった。.

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マメ科

マメ科(まめか、 )は、被子植物に含まれる分類群の1つで、いわゆるマメの仲間を含む。 マメ科・ネムノキ科・ジャケツイバラ科に3分する説もあったが、ジャケツイバラ科が他の2科を内包する側系統であり、系統的には否定された。.

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マメ目

マメ目 (Fabales) は、被子植物の目の一つ。タイプ科としてマメ科を含む。.

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ハリエンジュ属

ハリエンジュ属(ハリエンジュぞく、学名: )は、マメ科ソラマメ亜科の属の一つである。.

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ハリエニシダ

ハリエニシダ ''Ulex europaeus'' ハリエニシダ(針金雀児、Ulex europaeus) は、マメ科マメ亜科に分類される植物の一種。西ヨーロッパ・イタリア原産であるが、広く移入され、日本にも外来種として定着している。.

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ハーデンベルギア属

ハーデンベルギア属とはマメ科の属の1つ。学名はHardenbergia。 つる性でオーストラリア、タスマニアに3種程度が分布する。.

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ハギ属

ハギ属は、マメ科に含まれる植物の分類群。いわゆるハギの仲間が含まれるが、その他にいくつかのなじみのある植物が含まれる。.

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ムラサキウマゴヤシ

ムラサキウマゴヤシ(紫馬肥やし、、)は、マメ科ウマゴヤシ属の多年草。中央アジア原産。アルファルファ、ルーサンとも呼ばれる。.

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ムレスズメ属

ムレスズメ属(Caragana)は、マメ科で約80種が含まれる顕花植物の属である。アジアと東ヨーロッパに自生する。 1mから6mの高さに育つ低木で、小葉を伴った偶数羽状の葉をつけ、単独または群生のほとんどが黄色(稀に白色や桃色)の花を付ける。 ムレスズメ属は、Acronicta tridens等のチョウ目の幼虫のエサとなる。;主な.

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ヤハズエンドウ

ヤハズエンドウ(矢筈豌豆、 subsp.

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ラッカセイ

ラッカセイ(漢字: 落花生、学名: 、英語: peanut または groundnut)はマメ亜科ラッカセイ属の一年草。別名ナンキンマメ(南京豆)、ピーナッツ。.

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ルピナス属

ルピナス属(るぴなすぞく、学名: Lupinus、ルーピン、Lupin)は、マメ科の属の1つ。ルピナスの名はオオカミに由来し、吸肥力が非常に強い特徴を貪欲な狼にたとえたものである。和名はハウチワマメ属(葉団扇豆属)。根生葉が掌状複葉であることから付けられた。また、花の様子がフジに似ており、花が下から咲き上がるため、ノボリフジ(昇藤)とも呼ばれる。.

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ルイボス

ルイボス(、アフリカーンス語:rooibos)はマメ亜科のの一種。 針葉樹様の葉を持ち、落葉するときに葉は赤褐色になる。南アフリカ共和国は西ケープ州ケープタウンの北に広がる一帯にのみ自生する。乾燥した30度以上の温度差の高い場所を好むため、セダルバーグ山脈以外での栽培は失敗に終わっている。.

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レンリソウ属

レンリソウ属(レンリソウぞく)は、スイートピーやレンリソウなどを含むマメ科の属の一つで、およそ160種が含まれる。世界中の温帯地域を中心に、ヨーロッパに52種、北アメリカに30種、アジアに78種、東アフリカに24種、南アメリカ温帯地域に24種が分布する。蔓性もしくは叢生する一年草または多年草。この属には、かつては別の属に分類されていたOrobusも含め、多数の節がある。.

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レンズマメ

レンズマメ(学名: )は、マメ科ヒラマメ属の一年草、およびその種子。和名は、ヒラマメ(扁豆)。 光学用途で使われる「レンズ」の語源は、このレンズマメであり、当初作成された凸レンズがレンズマメの形状に似ていたことからこの名前が付いた。.

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レダマ

レダマ(麗玉、学名:Spartium junceum)は、マメ科レダマ属の落葉低木である。レダマ属の唯一の種で、花木として庭などに植栽されている。.

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ワイルーロ

ワイルーロ(スペイン語:Huayruro、学名:Ormosia coccinea)は、マメ亜科オルモシア属の灌木。.

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ヌスビトハギ

ヌスビトハギ(盗人萩、学名: subsp.

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トンカマメ属

トンカマメ属は、木や低木になる9種の植物を含む属である。マメ科のマメ亜科 に属する。 この属は中南米とカリブ海地域に自生する。以前は近縁属であるタラレア属(Taralea)が本属に含まれていた。 この属の最も大きい木々は、熱帯雨林の超出木を構成する種である。バル (Dipteryx alat)は、ブラジルのカンポ・セハードでは危急種である。.

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ブルークローバー

ブルークローバー (Parochetus communis) は、マメ科の常緑多年草で、近年花壇・鉢物用などに広く栽培されるようになった草花である。なお、「ブルークローバー」は、種苗会社がつけた和製英語で、正しい英名はShamrock peaである。.

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ヒヨコマメ

ヒヨコマメ(雛豆、学名:)はマメ亜科の自殖作物である。.

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ツルサイカチ属

ツルサイカチ属(つるさいかちぞく)またはヒルギカズラ属、学名 (ダルベルギア)はマメ亜科の属の一つ。低木または木本性つる植物からなる。ツルサイカチ属は世界に広く分布しており、熱帯アメリカ、アフリカ、マダガスカル、およびアジア南部を原産とする。ツルサイカチ属の規模については、異なる専門家たちがそれぞれ 100 から 600 種あると挙げたまま、争点になっている。 は 159 種を認めている。.

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デイゴ

デイゴ(梯梧、)は、マメ科の落葉高木。インドやマレー半島が原産。日本では沖縄県が北限とされている。春から初夏にかけて咲く赤い花が知られる(ただし、毎年満開となるとの保証はないそうである)。.

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フィリップ島 (ノーフォーク島)

フィリップ島固有種、Hibiscus insularis。 フィリップ島(Philip Island)は、南太平洋のオーストラリア領ノーフォーク島に属する無人の小島である。.

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フェヌグリーク

フェヌグリーク(学名: 、英語名: fenugreek)は、ハーブ・香辛料の一種でもある、マメ亜科の一年草植物。フェヌグリーク属中の代表的な1種。地中海地方原産で、古くから中近東、アフリカ、インドで栽培された。日本には享保年間に持ち込まれたが、農作物として栽培されることはなかった。.

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フジ属

フジ属(フジぞく、学名: )は、マメ科の属の一つで、フジ(藤)と総称する。ただし、「フジ」は Wisteria floribunda の和名でもある(別名ノダフジ)。 異名に「さのかたのはな」、「むらさきぐさ」、「まつみぐさ」、「ふたきぐさ」、「まつなぐさ」などがある。.

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ダイズ

大豆の花 大豆(学名 )は、マメ科の一年草。完熟種子は主に搾油の原料となり、脱脂後の絞り粕(大豆粕)は飼料として利用されている。食用にもなり特に東アジアでは様々な利用形態が発達している。未成熟の種子を枝豆と呼ぶ。.

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アイラトビカズラ

アイラトビカズラ(相良飛び葛、学名:Mucuna sempervirens)は、マメ科トビカズラ属に分類される常緑つる性植物。熱帯性のものである。巨大な花房をつけるのでよく目立つ。日本の熊本県山鹿市菊鹿町相良のアイラトビカズラは樹齢千年とも言われ、1940年(昭和15年)に国の天然記念物に指定され、1952年(昭和27年)に特別天然記念物に格上げされた。さらに1976年(昭和51年)には指定エリアが拡大され、保護されている。指定名称は相良のアイラトビカズラ。.

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アズキ

アズキの実 アズキ(小豆、荅、)は、ササゲ属に属する一年草。 原産地は東アジア。過去にリョクトウ の変種やインゲンマメ属 の一種と分類されたことがあり、インド原産と誤解されているが、祖先野生種のヤブツルアズキ(var.) は日本からヒマラヤの照葉樹林帯に分布し、栽培種のアズキは極東のヤブツルアズキと同じ遺伝的特徴をもつため、東アジア原産とすべきである。日本では古くから親しまれ、縄文遺跡から発掘されているほか、古事記にもその記述がある。.

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イワオウギ

イワオウギ (岩黄蓍、Hedysarum vicioides subsp. japonicum var. japonicum) はマメ科イワオウギ属の多年草である。別名をタテヤマオウギとも言い、中部以北の本州と北海道の亜高山帯から高山帯にかけての草地・砂礫地に分布する。花期は6-9月、やや黄色がかった白い小さな花が、茎の先に房状に10-30個咲く。根は木質で、乾燥に耐えられるようになっている。 よく似た種類にシロウマオウギやリシリオウギ、タイツリオウギ(いずれもイワオウギとは別属のゲンゲ属)があり、分布域も重なっている。イワオウギは他の種と比べて花が穂状に長いこと、また果実のなる季節であれば、さやに節があることで他種と識別できる。 category:高山植物 category:マメ科.

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イワオウギ属

イワオウギ属(イワオウギぞく、学名:Hedysarum、和名漢字表記:岩黄耆属)はマメ科の属の一つ。.

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インゲンマメ

インゲンマメ(隠元豆、Phaseolus vulgaris)はマメ亜科の一年草。別名、サイトウ(菜豆)、サンドマメ(三度豆)。センゴクマメ(千石豆)、フジマメ(藤豆)、アジマメ(藊豆)。.

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イヌエンジュ

イヌエンジュ(犬槐、学名:Maackia amurensis)はマメ科の落葉高木。シノニムはM.

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イタチハギ

イタチハギ(学名:Amorpha fruitcosa)は、北アメリカ原産のマメ亜科イタチハギ属の落葉低木の一種。別名「クロバナエンジュ」。.

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ウマゴヤシ

ウマゴヤシ、うまごやし.

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エンドウ

ンドウ(豌豆、学名:Pisum sativum L.)は、マメ科の一・二年草。広く栽培され、食用となっている。一般に、エンドウマメとも。別名にノラマメ、グリーンピース(未熟の種子を食用とする場合の呼び方)、サヤエンドウ(莢豌豆・絹莢、未熟の莢を食用とする場合の呼び方)。日本での栽培種には、ウスイエンドウ(うすい豆)、キヌサヤエンドウ、オランダエンドウがある。 古代オリエント地方や地中海地方で麦作農耕の発祥とともに栽培化された豆で、原産地域であるフェルガナから漢に伝来した際に、フェルガナの中国名が大宛国であることから豌豆(えんどう=宛の豆)と名付けられたことが名の由来となっている。原種は近東地方に今日でも野生している P. humile Boiss.

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エンジュ

ンジュ(槐、)はマメ亜科エンジュ属の落葉高木。.

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エニシダ属

ニシダ属(Cytisus)はマメ科の属の一つ。 Argyrocytisus(ギンヨウエニシダ属)、Genista(ヒトツバエニシダ属)、Spartium(レタマ属)など、25属約200種でエニシダ節(Genisteae) を構成しており、これらをまとめてエニシダ(英語ではbroom)と呼ぶことがある。.

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オヤマノエンドウ属

ヤマノエンドウ属(オヤマノエンドウぞく、学名:Oxytropis、和名漢字表記:御山の豌豆属)はマメ科の属の一つ。.

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オーストララシア

ーストララシアまたはオーストラレーシア(Australasia)は、オーストラリア大陸・ニュージーランド北島・ニュージーランド南島・ニューギニア島およびその近海の諸島(インドネシアの領域を含む)を指す地域区分である。 この名前は、1756年にシャルル・ド・ブロスが著書『Histoire des navigations aux terres australes』の中で初めて使ったものである。Australasiaはラテン語で「アジアの南」という意味であり、ポリネシアや太平洋の南東部(マゼラニカ)と区別した。 生物学的には、オーストララシアは、他の地域と共通の祖先を持ちながら、他の地域にはない動植物が見られる地域である。 (オーストラリア区・生物地理区参照) この単語はその知名度や使用例の少なさ、そして多彩な分野で使われる事から、内包する範囲が大きく変化(右の画像のように)する。さらに、この単語が国家を示す場合においては、さらに狭い、オーストラリアとニュージーランドの2国のみを指すことが多い。.

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カリン (マメ科)

リン(花梨、花林、花櫚、学名:Pterocarpus indicus)は、マメ科シタン属の広葉樹。別名インドシタン、インドカリン。 庭木として知られるバラ科のカリンとは全くの別種。八重山諸島に分布するヤエヤマシタン(八重山紫檀)とは近縁種である。.

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カンゾウ属

ンゾウ属(甘草属 )は、地中海地方、小アジア、ロシア南部、中央アジア、中国北部、北アメリカなどに自生するマメ科の多年草で、18種が知られている。薬用植物であり、根(一部の種類は根茎を含む)を乾燥させたものを生薬として用いる。.

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キノリジジン

ノリジジン(Quinolizidine)は、窒素を含む複素環式化合物である。いくつかのアルカロイド(シチシンやスパルテイン等)は、キノリジジンの誘導体である。.

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ギンヨウエニシダ

ンヨウエニシダ(銀葉金雀枝、学名:Argyrocytisus battandieri)は、マメ科の低木で、単型の属ギンヨウエニシダ属に属す唯一の種である。.

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クララ

ララ(眩草、苦参、学名: )はマメ亜科の多年草。 和名の由来は、根を噛むとクラクラするほど苦いことから、眩草(くららぐさ)と呼ばれ、これが転じてクララと呼ばれるようになったといわれる木村陽二郎「クララ」、『週刊朝日百科植物の世界』71、朝日新聞社、1995年8月27日発行、13-193頁。。.

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クラスタマメ

ラスタマメ (、学名) は、マメ科の一年生植物。グアー豆、グァー豆、グアール豆とも呼ばれる。 インド、パキスタン原産。.

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クズ属

属(クズぞく、葛属、学名: Pueraria)は、アジア原産の植物15〜20種 からなる属である。クズ属植物の花は、アルコール摂取による反応を低減するために伝統中国医学で用いられており、科学的な研究が現在行なわれている。 クズ属は、、、、、、、、、インゲン連のその他の属の種と近縁の異なる種からなる多系統群である。.

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クサネム

ネム(草合歓、学名: )は、マメ科クサネム属の1年草。水田などに生える雑草。.

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ゲンゲ属

ンゲ属(Astragalus)はマメ科の植物の一群で、北半球の温帯を中心に分布する草本ないし低木、約3,000種を含む大きな属である。日本には中国原産のゲンゲ(レンゲソウ)など14種ほどがある。.

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コマツナギ属

マツナギ属(学名:Indigofera)は、マメ科に属する被子植物であり、750種以上の大きな属である Flora of China.

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コリゼマ・コルダツム

リゼマ・コルダツム (Chorizema cordatum)、ハートリーフ・フレイム・ピー (Heart-leaf Flame Pea) は、西オーストラリア州の南西部のみに分布するマメ亜科の低木。種小名cordatum は心臓形の葉に因んだものである。 ユーカリの森の砂利の多いまたは粘土質の土壌に生える。花は長い総状花序で茎の先端または葉腋から延び、晩冬から春に咲く。花の色はオレンジと赤で、直径10-12ミリメートル。心臓形の葉は長さ3-4センチメートルで、端は少し波打っている。 庭木として栽培され、オーストラリアの他の場所、例えば大陸の反対側のシドニーでもよく育つ。しかし、夏に低湿度の場所がより適している。種子からの増殖は用意であり、挿し木でもよく発根する。.

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シナガワハギ属

ナガワハギ属はシナガワハギやシロバナシナガワハギなどを含み、「スイートクローバー」として知られるマメ科の属の一つである。この仲間は耕作地の雑草や牧草地の植物として知られ、アジアからヨーロッパにかけての地域に原産するが、現在は世界中に帰化しており、広範な地域で見られる。.

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シャジクソウ属

ャジクソウ属(車軸草属、トリフォリウム属、)はマメ亜科の属の一つ。英語ではクローバー(Clover)と総称される。約260種が全世界に分布する。シャジクソウ属の多様性は北半球において最も高いが、南アメリカやアフリカにも多くの種が分布している。.

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シカクマメ

マメ(四角豆、学名: (L.) D.C.)は、マメ科シカクマメ属の多年草(日本では冬季に枯れるので一年草扱い)。熱帯アジア原産。実の断面がひだのついた四角形なのでこの名前がある。学名の種小名も四角形(テトラゴン)に由来する。沖縄では「うりずん豆」「シカクマーミ」、日本本土では「琉球四角豆」といった商標で種苗が市販されている。 ビルマやインド、インドネシア、パプアニューギニア、日本の沖縄県や小笠原諸島などで商業栽培されており、日本本土でも家庭菜園や緑のカーテン向けに栽培が広まっている。 長さ15cmくらいの若い莢を煮たり、炒め物や揚げ物(天ぷら)などにする。軽い苦味があるもののさっぱりした味でくせがなく歯ごたえを楽しめる。さやだけに留まらず、花や葉、熟した豆、そして地下根(芋)も食用になる。 在来品種は短日性が強く、特に沖縄県以外では開花結実する時期(元々は9月〜10月)に気温が足りないため露地栽培は難しかったが、沖縄の夏の野菜不足を補うためにも1980年代に旧農林水産省熱帯農業研究センター(現、国際農林水産業研究センター) によって新品種「ウリズン」は夏(7月〜9月)でも開花結実するように改良研究され栽培が奨励された。ウリズンとは「潤い初め」の琉球方言で旧暦の2月〜3月頃を指し、春分から沖縄の梅雨入り前までの時期をあらわす言葉である。 種の蒔き時は暖地が4月下旬、中間地が5月初旬、冷涼地が5月中旬となるが、寒さに弱いので沖縄以外では苗の状態で植えたほうが良い。成長も7月に入ってからの方が良好である。 近年は5月下旬〜6月にかけて苗の販売も各地のホームセンター等で行われており、成長期が盛夏と重なることから家庭菜園でも、より栽培しやすい状況となっている。だが、品種改良されたとはいえ、本州などでは寒さのため開花結実が芳しくない場合もあり注意が必要である。 File:Japanese_Psophocarpus_tetragonolobus.jpg|四角豆のさや File:Psophocarpus_tetragonolobus2.jpg|四角豆の花。花も食用になる File:Wingedbean_roots.JPG|ミャンマーでの四角豆の芋の露天 File:Pè_myit.jpg|茹で上げた四角豆の芋(ミャンマー).

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シタン

タン(紫檀)は、マメ科ツルサイカチ属 のうち、銘木として利用される数種の木本の総称である。 古来日本に紫檀として輸入されてきた銘木は2種あり.

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シタン属

タン属(したんぞく)は、マメ科マメ亜科ツルサイカチ連の属。「シタン」と呼ばれる種が複数属にわたるため、「シタン属」も複数(実際上は2つ)の属を表しうる。.

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スイートピー

イートピー (Sweet pea,学名:) は、マメ科レンリソウ属の植物。和名では、ジャコウエンドウ(麝香豌豆)やカオリエンドウ(香豌豆)、ジャコウレンリソウ(麝香連理草)などと呼ばれている。 花言葉は「門出・思い出・別離」といわれている。 2月15日、3月15日、3月20日、6月9日の誕生花。.

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ゼオカルパマメ

ルパマメ (geocarpa groundnut, 学名:Macrotyloma geocarpum) は、マメ亜科の一年生植物。地中に莢をつけ中に種子を作る。種子は食用であり、サハラ砂漠南縁のニジェール川中流域で主に栽培されている。地中に莢を付けるという点で、同様にこの地域で栽培されるササゲ属のバンバラマメ(Vigna subterranea)と似ているが、バンバラマメが世界各地に伝播したのとは異なり、ゼオカルパマメは原産地であり栽培化されたアフリカ中央部から他地域へは伝播しなかった。 19世紀、この地域に落花生が伝来した際、地中に豆を作るのを恐れた他地域とは異なり、地中に豆を作るゼオカルパマメやバンバラマメの長い栽培の歴史を持つサヘル地域の人々は落花生の豆のなり方を恐れず、落花生の伝播はスムーズに進んだ。現在でもゼオカルパマメの栽培は続いているが、落花生に比べ収量および換金性に劣るため栽培は減少傾向にある。.

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ソラマメ

ラマメ(蚕豆、空豆、Fava bean、学名 )は、マメ科の一年草または越年草。別名、ノラマメ(野良豆)、ナツマメ(夏豆)、テンマメ(天豆)、シガツマメ(四月豆)、コヤマメ(高野豆)。.

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ソラマメ属

ラマメ属(Vicia)はマメ亜科に属する属の一つ。アジア・ヨーロッパ・アフリカ原産の140種ほどの草本があり、日本には11種ほど自生する。ソラマメやナンテンハギのように直立するものと、ヤハズエンドウやスズメノエンドウ(いわゆるノエンドウ類)などのようにつる性のものがある。 葉は偶数羽状複葉で先端に小突起があり、つる性の種では突起は巻きひげになる。小型の托葉があり、ここに蜜腺のあるものもある。茎は角張ったものが多い。花は蝶形花で、色は白、赤、紫、青など。 近縁の属にはエンドウ属やレンリソウ属(スイートピー、ハマエンドウ等)などがあり、ソラマメ連(Vicieae)としてまとめられる。.

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タマザキクサフジ

タマザキクサフジ(玉咲草藤、学名:Securigera varia)は、マメ科に分類される多年草の一種。クラウンベッチの名称で栽培される。.

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タンキリマメ

タンキリマメ(痰切豆、学名: )は、マメ科タンキリマメ属のつる性多年草。別名、「キツネマメ」「ウイロウマメ」ともよばれる。和名の由来は、種子(豆)を食べると痰を止める作用があるという俗説からつけられている。.

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ササゲ属

属 はマメ亜科に属する属の一つ。全世界の熱帯域に自生するAitawade, M. M., et al.

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科 (分類学)

科(か、family、familia)は、生物分類のリンネ式階層分類における基本的階級の1つ、および、その階級にあるタクソンである。 科は、目の下・属の上にある。また科の上に上科、下に亜科をおく場合がある。.

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種 (分類学)

(しゅ)とは、生物分類上の基本単位である。2004年現在、命名済みの種だけで200万種あり、実際はその数倍から十数倍以上の種の存在が推定される。新しい種が形成される現象、メカニズムを種分化という。 ラテン語の species より、単数の場合は省略形 sp.

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系統群

right 系統群(けいとうぐん)とは、共通の祖先から進化した生物群のこと。側系統群、単系統群、多系統群などがある。 分岐群(ぶんきぐん)とも言う。.

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総状花序

総状花序(そうじょうかじょ、)は、花序のひとつ。下から上へ、あるいは周りから中心部へ咲いてゆく無限花序のひとつで、柄のある小花が長い円錐形または円柱形に並び、下から咲いていくもののことである。穂状花序との違いは、花に花柄があるかないかだけである。.

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真正双子葉類

真正双子葉類(しんせいそうしようるい、英語:eudicots、eudicotyledons)は、被子植物のクレード(単系統群)のひとつで、従来の「双子葉類」(側系統群とされる)の中で、単子葉類(単系統群)と姉妹群をなすグループである。すなわち、従来の双子葉類の中から、単子葉類が分岐する前に分岐した古いグループを除いたもの。分子系統解析に基づくAPG植物分類体系で分類階級のないクレードとして名称がつけられている。 DoyleとHotton(1991年)により提唱された。単子葉類が原始的な双子葉類から進化したとの推測は古くからあったが、Doyleらは花粉の構造などの形質に基づき、被子植物から従来の双子葉類の一部と単子葉類とを除いたものが単系統群としてまとまると考えた(Doyleらによればこの一部の双子葉類には主要なグループとしてモクレン類が含まれる)。 別名として三溝粒類(さんこうりゅうるい Tricolpates)とも呼ばれるが、これは花粉の発芽溝または発芽孔が基本的に3個ある (tricolpate) という意味である(二次的に数が変わったものもある)。原始的双子葉類と単子葉類はこれが基本的には1個(単溝粒)であり、この形質は裸子植物とも共通で、共有原始形質と考えられる。1990年代には分子系統学の立場からも、この考えが支持されるようになった。 なお真正双子葉類以外の双子葉類(真正双子葉類・単子葉類を除いた被子植物)を「原始的双子葉類 (paleodicots)」と称することがあるが、これは単系統群ではなく、古い考え方(下記)とも紛らわしいのであまり使われない。 真正双子葉類のうちで初期に分化したやや原始的な諸群(ステムグループ)には、キンポウゲ目、ハス科、ヤマグルマ科などの原始的な形質状態、例えば花で多数の心皮が離生してらせん状に配置する(ストロビロイド説で原始的とされる)ものや、道管のないものなどがある。古くはこれらを「原始的双子葉類」のシキミ科、モクレン科などとまとめて「多心皮類」と呼んでいた(クロンキスト体系のモクレン亜綱もこれに近い分類)。これは現代的に見れば多系統群ということになる。 このやや原始的な諸群を除いたクレードをcore eudicotsと呼び、日本語ではコア真正双子葉類、中核真正双子葉類、あるいは基幹真正双子葉類という。これらは基本的には「双子葉類らしい」形態(花弁とがく片が分化した花など)を持っており(それからさらに進化して無花被になったものなどもある)、種数的にも真正双子葉類の大多数を占める。 さらにコア真正双子葉類の主要な群は、バラ類とキク類の2つに分かれる。.

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花序

花序(かじょ)とは枝上における花の配列状態のことである。チューリップのように茎の先端(茎頂)に単独で花をつけるもの(こうしたものを単頂花序という)もあるが、ヒマワリやアジサイのように花が集団で咲くものもある。このような花の集団を花序という。花の配置、軸の長短、花柄の有無、比率等により、いくつかの基本形態がある。 大きく分けて、有限花序と無限花序に分類することができる。 無限花序 (indefinite inflorescence) は、花茎の主軸の先端が成長しながら、側面に花芽を作って行くような形のものである。多数の花が並んでいる場合、基本的には先端から遠いものから順に花が咲く。 有限花序(definite inflorescence) は、花茎の主軸の先端にまず花が作られ、次の花はその下方の側面の芽が伸びて作られるものである。当然、先端の花が最初に咲く。 さらにその枝の出方や配置等で、以下のようなものが区別される。.

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花冠

花冠(かかん、)とは、複数の花弁(花瓣、かべん、、いわゆる「花びら」)からなる、花の器官のことである。花冠は花弁の集まりであるが、花として花粉媒介者の標的になるだけではなく、萼と同じく、雄しべ、雌しべを保護する役割をもっている。 また、花被のうち、内花被も花冠である。.

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頭状花序

頭状花序(とうじょうかじょ、英語 head inflorescence、capitulum)というのは、主としてキク科の花に見られる花序である。多数の花が集まって、一つの花の形を作るものである。.

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被子植物

被子植物(ひししょくぶつ、Angiospermae、Magnoliophyta、Angiosperm)とは、植物の分類の主要な1グループ名。種子植物(顕花植物)のうち、一般に花と呼ばれる生殖器官の特殊化が進んで、胚珠が心皮にくるまれて子房の中に収まったものをいう。裸子植物と対をなす分類群である。「被子植物門」、「被子植物類」。.

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高木

高木(こうぼく)は、植物学の用語で、木本のうち、樹高が 5mを超える植物のことである。10m未満のものを小高木、20mを超えるものを大高木と呼ぶこともある。広義(一般)では、高木(こうぼく、たかぎ)は丈の高い(人の背丈以上の)木をいう。 喬木(きょうぼく) は、樹高が1丈(約3m)を超える背の高い木のことで、戦前使われていた。喬の字は常用漢字に含まれないため、現在は「高木」と表記される。 「喬」の字は「高」の上の点が伸びて右へ少し湾曲している字で、よく生育した木のとがった先端が風に吹かれてたわんでいる様である。本来は単に高さだけでなくしっかりした主幹があり、それに枝葉がついている樹木というイメージを表す漢字であった。 木本を高低で区別するのは、経済上、つまり資源としての価値によるものである。高木は木材として重要なものが多いが、低木は、くし・印鑑・将棋の駒など手工芸的な木工品に一部が使われる他は、あまり価値のない「雑木」、「柴」などと呼ばれる薪用であった。逆に園芸では、かなり広い庭園でない限り、高木は扱いにくく、庭木として利用されるのは低木が圧倒的に多い。 植物生態学では林冠を構成する樹木の層を高木層(こうぼくそう)という。熱帯多雨林ではそれを超えて伸び上がる樹木が出現する例があり、これを超高木という。 Category:植物学 Category:植物形態学 Category:木.

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胚珠

ヤエンドウを例にした胚珠と珠柄の位置、鞘が子房 胚珠(はいしゅ)とは種子植物の種子になる部分である。卵細胞を内蔵し、受粉の時は花粉から花粉管が胚珠の内部へと伸び、花粉内部の精細胞が胚珠内部の卵細胞と受精する。.

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250px 葉(は)は、一般的には、植物がもっている、光合成や呼吸を行う器官のことをいう。扁平で、葉脈が張り巡らされており、葉の隅々まで行き渡っている。 植物学においては、茎頂(茎の先端)で形成される側生器官のことをさすため、上記のものの他に、萼片、花びら、雄しべ、心皮(雌しべのもとになるもの)、苞、鱗片葉などを含む。これらの一部については「特殊な構造」に説明がある。 ここでは、サクラやクスノキなど、広葉樹の葉を、広葉樹(双子葉植物)を典型と見なして説明する。なお、コケ類にも葉のような構造が見られる。.

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雄蕊

アマリリスの雄蕊 雄蕊(雄蘂、ゆうずい、Stamen)は、被子植物の花を構成する要素の一つ。一般的には「おしべ」といわれ、花粉を入れる袋状の葯(やく)(Anther)と葯を支える花糸(かし)(Filament)という部分で構成される。ただし花糸に当たる部分がないものや、糸状でなく葉状になっているものもある。さらに八重咲きなどの花では雄蕊が花弁(花びら)状に変化している。 雄蕊は、葯より花粉を出して、雌蕊の先(柱頭)に受粉させる役割を持っている。ふつう葯は2つの半葯からなり、半葯はさらに2つの花粉嚢(葯室)という袋からなる。 花粉嚢には花粉が入っており、花粉の出口は縦に裂けるもの、横に裂けるもの、穴が開いているものなど植物により形状が異なる。 雄蕊はシダ植物の小胞子葉に相同(花粉が小胞子、花粉嚢が小胞子嚢に当たる)である。裸子植物では花粉嚢のついた鱗片状のものが多く、雄蕊でなく小胞子葉ということが多い(これが集まったものは雄花ともいわれる)。.

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果実

果実(かじつ).

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根粒

ゲンゲの'''根粒''' 根粒(こんりゅう)とは、細菌との共生によって植物の根に生じる瘤(コブ)のことである。「根瘤」とも表記される。 マメ科植物では、窒素が不足がちな土壌において根粒菌が空気中の窒素固定を行って植物へ供給し、植物は光合成による産物を根粒菌へ供給する関係が成り立っている。 ソテツではシアノバクテリアのアナベナが根粒に入っている。 Category:植物 da:Knoldbakterie.

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植物

植物(しょくぶつ、plantae)とは、生物区分のひとつ。以下に見るように多義的である。.

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