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ファヤンゴサウルス

索引 ファヤンゴサウルス

ファヤンゴサウルス (Huayangosaurus) は、中生代ジュラ紀中期に生息していた恐竜 の属の一つ。剣竜下目 - ファヤンゴサウルス科に属する。属名は中国・四川地方の古い名称『華陽』(ファヤン)から。 全長は約4mと、剣竜としては小型。知られている剣竜類では最も初期の種、且つ剣竜類の主流からいち早く分岐した種だとされ、本種一属だけで独自の科を設けられている。前肢と後肢の長さがほぼ同じで体高が低めである事、胴体の幅が広い事、頭骨が上下に厚みがある事、顎の先端に歯があるなど、原始的な特徴を幾つか持つ。 両肩に巨大なスパイクを持っているのも特徴(但しスパイクについては中国で見つかった他の剣竜類にも例があり、本種独自の特徴ではない)。 竜脚類のシュノサウルス等と同じ地層から発掘されている。完全骨格を含む良好な発掘例が幾つか知られている。 ファイル:Huayangosaurus taibaii.jpg| 北京自然博物館の標本。 ファイル:HuayangosaurusTaibaii-PaleozoologicalMuseumOfChina-May23-08.jpg|H.

19 関係: 学名属 (分類学)中国古動物館中生代中華人民共和国地層北京自然博物館シュノサウルスジュラ紀タイプ (分類学)剣竜類四川省科 (分類学)竜脚下目絶滅絶滅した動物一覧鳥盤類恐竜恐竜の一覧

学名

学名(がくめい、)は生物学(かつては博物学)的な手続きにもとづき、世界共通で生物の種および分類に付けられる名称。英語では二名法による名称という意味で 、あるいは科学的な名称という意味で という。命名には一定の規則があり、ラテン語として表記される。この規則は、それぞれの生物分野の命名規約により取り決められている。動物には「国際動物命名規約」があり、藻類・菌類と植物には「国際藻類・菌類・植物命名規約」が、細菌には「国際細菌命名規約」がある。日本語独自の和名(標準和名)などと異なり、全世界で通用し、属以下の名を重複使用しない規約により、一つの種に対し有効な学名は一つだけである。ただし、過去に誤って複数回記載されていたり、記載後の分類の変更などによって、複数の学名が存在する場合、どの学名を有効とみなすかは研究者によって見解が異なる場合も多い。 種の学名、すなわち種名は属名+種小名(細菌では属名+種形容語)で構成される。この表し方を二名法という。二名法は「分類学の父」と呼ばれるリンネ(Carl von Linné, ラテン語名 カロルス・リンナエウス Carolus Linnaeus, 1702 - 1778)によって体系化された。.

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属 (分類学)

属(ぞく、genus, pl.:genera)は、生物分類のリンネ式階級分類における基本的階級の1つ、および、その階級に属するタクソンである。属は科の下・種の上に位置する。属の下に亜属をもうけることがある。.

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中国古動物館

古脊椎動物、人類学研究所の入口 中国古動物館(ちゅうごくこどうぶつかん、)は中華人民共和国北京市西城区にある古生物の博物館である。同じ建物に中国科学院の古脊椎動物、人類学研究所(古脊椎动物与古人类研究所、Institute of Vertebrate Paleontology and Paleoanthropology)があり、一般公開されている化石などの展示場と研究施設がある。 メインの博物館は3つのフロアーからなり、1階は魚類や両生類の化石、2階に爬虫類と鳥類の化石、3階にステゴドン (Stegodon) を含む哺乳類の化石が展示されている。展示されている化石の多くは、中国で発見されたものである。展示品の中には遼寧省で発見された孔子鳥、ミクロラプトルのように鳥類への進化の道筋を示す古生物のサンプルもある。 隣接するギャラリーには北京原人を含む人類の起源に関する展示があり、旧石器時代の人々の使った石器や、頭蓋骨の化石が展示されている。 古脊椎動物、人類学研究所には徐星(シュウ・シン、Xu Xing)などが研究している。.

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中生代

中生代(ちゅうせいだい、Mésozoïque、Mesozoic era)は、古生代・中生代・新生代と分かれる地質時代の大きな区分の一つである。約2億5217万年前から約6600万年前に相当し、恐竜が生息していた時期にほぼ対応する。 中生代は、さらに以下の3つの紀に細分される。.

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中華人民共和国

中華人民共和国(ちゅうかじんみんきょうわこく、中华人民共和国、中華人民共和國、People's Republic of China, PRC)、通称中国(ちゅうごく、China)は、東アジアに位置する主権国家である。 中華人民共和国は、13億8千万人以上の人口で世界一人口が多い国である。中華人民共和国は、首都北京市を政庁所在地とする中国共産党により統治されるヘゲモニー政党制である。.

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地層

アルゼンチン サルタ州 サンカルロスに見られる地層 ポーランド南東部のカルパティア山脈に見られる地層 本記事では地層(ちそう、英:単数形 stratum、複数形 strata)について解説する。.

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北京自然博物館

北京自然博物館(ペキンしぜんはくぶつかん)は中華人民共和国北京市東城区に位置する博物館。.

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シュノサウルス

ュノサウルス(学名:Shunosaurus、蜀龍)はジュラ紀中期にいた竜脚類の一種で中国で発見された。全長約10m~15m。名前の意味は、蜀(中国四川地方の別名)のトカゲ。1983年に董(ドン)、周(チョウ)、張(チャン)によって記載された。 尾の先に2対のとげがついた骨のかたまりが特徴。これはアンキロサウルス類にある骨のこんぼうのように、肉食恐竜と戦うための武器として使われたと考えられている。.

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ジュラ紀

ュラ紀(ジュラき、Jurassic period)は現在から約1億9960万年前にはじまり、約1億4550万年前まで続く地質時代である。三畳紀の次で白亜紀の1つ前にあたる中生代の中心時代、あるいは恐竜の時代といえる。ジュラ紀の名前は、フランス東部からスイス西部に広がるジュラ山脈において広範囲に分布する石灰岩層にちなみ、1829年にアレクサンドル・ブロンニャールにより提唱された。その後、1962年と1967年に開かれた国際ジュラ系層序小委員会により、11の階(期)の区分が確立された(時代区分参照)。なお、漢字を当てる場合は「侏羅紀」となるが、一般的ではない。.

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タイプ (分類学)

タイプ (type) という語は、生物の分類学においては以下の意味で用いられる。.

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剣竜類

剣竜はジュラ紀から初期白亜紀の草食恐竜のグループであり、主に現在北アメリカ、中国に当たる北半球で発見される。最初期の剣竜は中国で発見されているものの、断片的にはイングランド南部でも見つかり、地理的な起源は明らかではない。このグループの名のもとになったステゴサウルスはもっとも有名な剣竜でもある(日本語の剣竜、中国語の劍龍はもともとステゴサウルスの訳語である)。剣竜類はジュラ紀に繁栄のピークを迎えたが、その痕跡は白亜紀前期で途絶え、中生代の終わりを待たずに絶滅したと思われる。一方、同じ装盾亜目 であり、姉妹グループに当たる曲竜類は白亜紀後期に繁栄し、中生代の終りまで生存していた。彼等の命運を分けた要因については、未だに解明されていない。.

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四川省

三星堆遺跡の青銅仮面 四川省の伝統芸能『川劇』 四川省(しせんしょう、、、)は、中華人民共和国西南部に位置する省。略称は川あるいは蜀。省都は成都。西北部はチベットの伝統的な地方区分でいうアムド地方の東南部、西部はカムの東部にあたる。また、東部の重慶は直轄市として1997年に分離した。.

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科 (分類学)

科(か、family、familia)は、生物分類のリンネ式階層分類における基本的階級の1つ、および、その階級にあるタクソンである。 科は、目の下・属の上にある。また科の上に上科、下に亜科をおく場合がある。.

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竜脚下目

脚下目(りゅうきゃくかもく、Sauropoda)は、ディプロドクス、アパトサウルス、ブラキオサウルスなどに代表される長い頸を持った非常に体の大きい草食恐竜の分類群であり、プラテオサウルスに代表される古竜脚下目 とともに竜脚形亜目を構成する。アパトサウルスの別名であるブロントサウルス(雷トカゲの意味)にちなみカミナリ竜と呼ばれることもある。.

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絶滅

絶滅(ぜつめつ)とは、一つの生物種の全ての個体が死ぬことによって、その種が絶えること。種全体に対してではなく個体群に対して用いることもある。ただし野生のものも含めて全ての個体の死亡を確認するのは難しく、絶滅したとされた種の個体が後になって生存を確認されることもある。 また、IUCNレッドリストのカテゴリーである「Extinct」の訳語としても用いられる。.

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絶滅した動物一覧

絶滅した動物一覧(ぜつめつしたどうぶついちらん、List of extinct animals)は、地球上から絶滅した動物のリストである。野生個体の絶滅である「野生絶滅」も扱う。.

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鳥盤類

鳥盤類の骨盤。図の左側が前方(頭のある方向)。ilium 腸骨、ischium 坐骨、pubis 恥骨 鳥盤類(ちょうばんるい、、オルニスキア)は、恥骨が後ろを向く骨盤を持つ恐竜の仲間(分類群)。剣竜、曲竜、角竜、さらにカモノハシ竜をはじめとする鳥脚類等が含まれる。大半、あるいはほとんど全てが植物食の恐竜で占められる。三畳紀後期から白亜紀末に至る非常に長い期間にわたって生息していた。 鳥類も恥骨が後を向くため、この名称がついている。しかし現代の古生物学の知見では、鳥類は竜盤類の獣脚類から進化したとされている。竜盤類は鳥類という子孫を残したが、鳥盤類は子孫を残さずに白亜紀末に絶滅した。 なお、恐竜をその骨盤のみで分類する方法は現在ではもはや主流ではない。しかし鳥盤類については骨盤の形がグループ共通の派生形質とみなせ有効な分類群と考えられている。.

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恐竜

恐竜(きょうりゅう)は、脊椎動物の分類群の一つである。中生代三畳紀に現れ、中生代を通じて繁栄した。多様な形態と習性のものに適応放散し、陸上動物としては非常に大きくなったものもあったが、約6,600万年前の白亜紀と新生代との境に多くが絶滅した(アラモサウルスなどの一部の属については、この後もしばらく生き延びていた可能性を主張する研究者もいる)。 古典的分類では爬虫綱 - 双弓亜綱 - 主竜形下綱に属し、分類階級は上目とされてきた。なお、系統樹に基づく分岐学的観点から、単に「恐竜」と呼んだ場合、学術的には「鳥類」を含めることが多くなっている(後述)。このため、上記の分類群(恐竜から鳥類を除いたグループ)を指す上では、より厳密な「非鳥類型恐竜(non-avian dinosaur)」の使用が、学術論文を中心に見られる。ただし一般に「恐竜」と言えば鳥類を除いたものを指すケースが多く、依然分類群としても簡便で有用である。よって本項では特に言及のない限り、「恐竜」と言えば「非鳥類型恐竜」を指すものとする。 大衆的に恐竜の一群としてイメージされやすい翼竜・首長竜・魚竜などは恐竜には含まれない。ただし翼竜は恐竜やワニと同じく主竜類に属し、恐竜とは「姉妹群」の関係にあたる。その一方、首長竜や魚竜は恐竜とは遠縁の水棲爬虫類である。.

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恐竜の一覧

恐竜の一覧(きょうりゅうのいちらん)は、恐竜の属の一覧である。学術用語の恐竜上目から鳥類を除いたものである日常語レベルでの意味で恐竜とされる属の包括的な一覧である。一般的に恐竜として認められている属の他、今日では不正当な疑わしい名前()と考えられているものや、公式な発表が行われていない名前(裸名)、より確実な名前に対する新参異名、もはや恐竜の属とは考えられていないものも含まれている。再分類の結果、鳥類、ワニ類などの他の爬虫類、さらには化石植物とされたものもある。一般用語としてしばしば「恐竜」と混同されることのあるそれ以外の絶滅爬虫類(魚竜、首長竜、翼竜など)については化石爬虫類の一覧を参照。.

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