目次
46 関係: 十二支、即墨区、古代オリエント、大英博物館、中国、ミャオ族、ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドン、ル・アーヴル、ロンドン、ブラーフミー文字、フラム、フランス、フランス文学院、アッカド語、アショーカ王碑文、インド、インド洋、イギリス、ウラル・アルタイ語族、カローシュティー文字、カスピ海、キュロス2世、シナ・チベット語族、スーサ、スタニスラス・ジュリアン賞、セーヌ=マリティーム県、前嶋信次、稷下の学士、黄帝、臨沂市、腸チフス、通報 (学術雑誌)、老子、陝西省、R・A・D・フォレスト、東洋学、桑原隲蔵、楔形文字、法苑珠林、漢字、漢民族、易経、方広大荘厳経、文献学、10月11日、11月23日。
十二支
十二支(じゅうにし)は、子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥の総称である(それぞれ音訓2通りの読み方がある:下表参照)。十干を天干というのに対して、十二支を地支(ちし)ともいう。 十二支と太極の彫刻。上の子から時計回りに下が午。
即墨区
即墨区(そくぼく-く)は中華人民共和国山東省青島市に位置する市轄区。
古代オリエント
古代オリエント(こだいオリエント、Ancient Orient)とは、現在の中東地域に興っていた古代文明である。これらには、古代エジプト、古代メソポタミア(現在のイラクやシリア)、古代ペルシア(現在のイランやアフガニスタン)などが含まれており、大体の時期としてはシュメールが勃興していた紀元前4千年紀から、アレクサンドロス3世(大王)が東方遠征を行なっていた紀元前4世紀頃までが相当している。
大英博物館
大英博物館(だいえいはくぶつかん、British Museum)は、イギリス・ロンドンのブルームズベリー地区にある人類の歴史、芸術、文化を専門とする公的機関であり、世界で最初の公立の国立博物館である。大英帝国時代に広く収集された約800万点の常設コレクションは、現存するものの中で最大かつ最も包括的なものであり、人類の文化の始まりから現在までを記録している彫刻と応用美術はヴィクトリア&アルバート博物館に、大英博物館には初期の美術、非西洋美術、版画、デッサンが収蔵されている。大英博物館では、初期の美術品、非西洋美術、版画、デッサンが展示されており、後期の美術品はテート・モダンにある。ナショナル・ギャラリーは西欧美術のナショナル・コレクションを所蔵している。
中国
中国(ちゅうごく、中國)は、ユーラシア大陸(アジア大陸)の東部を占める地域、及びそこで成立した国家をさす用語。日本では、1972年の日中国交正常化以降、中華人民共和国の略称としても使用されている。 中国統一問題を参照)。 本記事では、「中国」という用語の「意味」の変遷と「呼称」の変遷について記述する。中国に存在した歴史上の国家群については、当該記事および「中国の歴史」を参照。
ミャオ族
ミャオ族(苗族、拼音:Miáozú) は、中国の国内に多く居住する民族集団で、同系統の言語を話す人々は、タイ、ミャンマー、ラオス、ベトナムなどの山岳地帯に住んでいる。自称はモン族(Hmong、Hmongb)であるが、Hmongは狭義にはミャオ族の一支族に用いられる呼称である。中国では55の少数民族の一つである。
ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドン
ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドン(University College London, 略称UCL - University of London)は、イギリスのロンドン市中心部ブルームズベリー及びカナリー・ワーフにキャンパスを置く、イギリスの総合大学である。全英屈指の名門校として知られ、世界大学ランキングでは最上位の常連校である。QS World University Rankings 2024では、世界第9位にランクインし、教育学では10年連続で世界第1位と評価されている。 イギリスのエリート大学群「ゴールデン・トライアングル」の1校。建学の父である哲学者ジェレミ・ベンサムの「すべての人に開かれた大学を」という理念のもと、1826年に創設された。
見る テリアン・ド・ラクペリとユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドン
ル・アーヴル
ル・アーヴルの街並 ル・アーヴル()は、フランス北西部の大西洋に臨む港湾に位置する都市。セーヌ川右岸の河口にあたり、ルーアンを首都とするノルマンディー地域圏セーヌ。
ロンドン
ロンドン(London )は、イギリスおよびこれを構成するイングランドの首都。イングランドの9つの地域(リージョン)のひとつ。 イギリスやヨーロッパ域内で最大の都市圏を形成している。ロンドンはテムズ川河畔に位置し、2000年前のローマ帝国によるロンディニウム創建が都市の起源である。ロンディニウム当時の街の中心部は、現在のシティ・オブ・ロンドン(シティ)に相当する地域にあった。シティの市街壁内の面積は約1平方マイル(2.6km2)あり、中世以来その範囲はほぼ変わっていない。少なくとも19世紀以降、「ロンドン」の名称はシティの市街壁を越えて開発が進んだシティ周辺地域をも含めて用いられている。ロンドンでは市街地の大部分がコナベーションにより形成されている。
ブラーフミー文字
ブラーフミー文字(ブラーフミーもじ、Brāhmī script)は、初期のブラーフミー系文字の一種である。ブラーフミー文字で書かれた最も有名な碑文としては、紀元前3世紀頃の石に刻まれたアショーカ王法勅がある。これは長い間、ブラーフミー文字の最初期の使用例であると考えられてきた。しかし、最近の南インドとスリランカにおける考古学的知見は、ブラーフミー文字が最も初期に使われたのは紀元前6世紀前後であると示唆している。年代は放射性炭素法と熱ルミネッセンス法で測定された。 ブラーフミー文字は南アジア、東南アジア、チベット、モンゴルのほとんどの文字体系の祖である。ブラーフミー数字は、現在世界中で使われているアラビア数字の元になっている。
フラム
フラム(Fulhamイギリス英語発音: フラムアメリカ英語発音: フルム)は、イギリス・ロンドン(グレーターロンドン)南西部に位置する地名。日本ではフルハムと読まれることも多い。 1965年まではグレーターロンドンを構成する独立した地方自治体の区(バラ)だったが、現在はハマースミスと統合されハマースミス・アンド・フラム区の一部である。
フランス
フランス共和国(フランスきょうわこく、)、通称フランス()は、西ヨーロッパに位置する共和制国家。首都はパリ 日本国外務省(2022年12月7日閲覧)。フランス・メトロポリテーヌ(本土)のほか、フランス植民地帝国の名残で世界各地にフランスの海外県・海外領土が点在する。独立した旧フランス領諸国とはフランコフォニー国際機関を構成している。 フランス本土は、北は北海、イギリス海峡、大西洋(ビスケー湾)に、南は地中海に面する。陸上では、東はベルギー、ルクセンブルク、ドイツ、スイス、イタリアと、西ではピレネー山脈でスペイン及びアンドラと国境を接するほか、地中海沿岸にミニ国家のモナコがある。 国際政治や安全保障、経済、文化において世界的な影響力を持つ民主主義の大国、先進国の一つである。
フランス文学院
碑文・文芸アカデミー(仏語: Académie des Inscriptions et Belles-Lettres)は、フランスのアカデミー。フランス学士院を構成する五つのアカデミーの一つ。領域は、歴史学、考古学、東洋学、文献学、言語学、美術史、思想史、碑文研究など。現在のプレジダンはイヴ=マリー・ベルセ(Yves-Marie Bercé)。
アッカド語
アッカド語()は、「アッシリア・バビロニア語(Assyro-Babylonian)」とも呼ばれ、古代メソポタミアで話されていたセム語派の言語。当時は国際共通語でもあった。現在知られる最も古いセム語である。 シュメール語から借りた楔形文字で表記されたアッカド語の碑文や粘土板の資料数はすでに100万点に近く、現在もトルコ・シリア・イラクで発見され続けている。書かれた年代は紀元前2350年頃から西暦1世紀までの約2500年に渡り、その種類も宮廷の書簡、王の記念碑、条約、年代記、法律、『ハムラビ法典』のような法律集成、行政文書、契約書、歴史、数学、医学などの学術書、文法書、辞典、宗教的文献、神話、叙事詩など幅広い。
アショーカ王碑文
アショーカ王碑文(アショーカおうひぶん、プラークリット: )とは、紀元前3世紀にアショーカが石柱や摩崖(岩)などに刻ませた詔勅である。アショーカの法勅(ほうちょく)とも呼ぶ。現在のインド・ネパール・パキスタン・アフガニスタンに残る。 インダス文字を別にすれば、アショーカの法勅はインドに現存する文字資料のうちほぼ最古のものであり、言語学的・歴史的・宗教的な価値がきわめて大きい。
インド
インド(भारत、India)インド憲法上の正式名称。 またはインド共和国(インドきょうわこく、भारत गणराज्य、Republic of India)ヒンディー語の名称भारत गणराज्य(ラテン文字転写: Bhārat Gaṇarājya、バーラト・ガナラージヤ)を日本語訳したもの。 は、南アジアに位置し、インド亜大陸の大半を領してインド洋に面する連邦共和制国家。首都はデリー(ニューデリー)、最大都市はムンバイ。 西から時計回りにパキスタン、中華人民共和国、ネパール、ブータン、ミャンマー、バングラデシュと国境を接する。海を挟んでインド本土がスリランカやモルディブと、インド洋東部のアンダマン・ニコバル諸島がインドネシアやタイ南部、マレーシアに近接している。
インド洋
インド洋 インド洋(印度洋、インドよう、Indian Ocean、Oceanus Indicus オーケアヌス・インディクス)は、太平洋、大西洋と並ぶ三大洋の一つである。三大洋中最も小さい。面積は約7355万平方キロメートル (km2) である。地球表面の水の約20パーセントが含まれる。インド洋の推定水量は2億9213万1000立方キロメートルである。
イギリス
グレートブリテン及び北アイルランド連合王国(グレートブリテンおよびきたアイルランドれんごうおうこく、United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland、英語略称: 、、)、通称イギリスは、ヨーロッパ大陸北西岸に位置し、グレートブリテン島、アイルランド島北東部その他多くの島々から成る立憲君主制国家。首都はロンドン。日本語における通称の一例として、英国(えいこく)がある(「国名」を参照)。 イングランド、ウェールズ、スコットランド、北アイルランドという歴史的経緯に基づく4つのカントリー(「国」)が、同君連合型の単一主権国家を形成している。また、2020年1月31日まで欧州連合(略称:EU)に属していたが離脱した (ブレグジットを参照)。イギリスは国際連合安全保障理事会常任理事国であり、G7・G20に参加する先進国である。また、経済協力開発機構、北大西洋条約機構、欧州評議会の原加盟国である。
ウラル・アルタイ語族
ウラル語族、アルタイ諸語の分布 ウラル・アルタイ語族(ウラル・アルタイごぞく)は、過去に考えられていた言語の分類の一つであり、かつては、インド・ヨーロッパ語族、セム・ハム語族(現在のアフロ・アジア語族)とともに世界の3大語族とされていた。現在はウラル語族とアルタイ諸語に分けられている。
カローシュティー文字
カローシュティー文字(カローシュティーもじ、)とは、古代の南アジア西北部および中央アジアで用いられた文字。他の文字体系に影響を与えることなく滅亡した。現在知られる仏教関係の最古の文献はこの文字で書かれている。
カスピ海
カスピ海周辺の地図。黄色の部分が集水域である カスピ海(カスピかい、、、、、、)は、ユーラシア大陸の中央アジアと東ヨーロッパの境界にある塩湖である。沿岸国の領海問題が複雑に絡みあうため(本項「国際紛争」の節参照)、海とされることも湖とされることもある。湖としては、世界最大の湖である。
キュロス2世
キュロス2世(、Κῦρος キューロス、کوروش、紀元前576年頃 - 紀元前529年)は、アケメネス朝ペルシア帝国の初代国王(諸王の王、紀元前559年 - 紀元前529年)。古代エジプトを除く全ての古代オリエント諸国を統一して空前の大帝国を建設した。現代のイランにおいてもキュロス大王をイランの建国者とする動きがある。
シナ・チベット語族
シナ・チベット語族(シナ・チベットごぞく、シナ・チベット諸語『講座 言語 第6巻 世界の言語』北村甫編、橋本萬太郎ら共著(大修館書店)『世界の言語と国のハンドブック』下宮忠雄(大学書林)、中国語:漢藏語系、英語:Sino-Tibetan languages)は、主に中国、東南アジアなどアジアの民族によって話される、数百の言語から成る語族を指す。トランス・ヒマラヤ語族(Trans-Himalayan)と呼ばれる場合もある。代表的な言語としては、中国語、ビルマ語、チベット語が挙げられる。 2019年以降の系統学的研究によって、シナ・チベット語族が農業伝播と共に拡張したという仮説の確度が高まった。
スーサ
スーサ、またはスサ(Susa -発音:、شوش -音写:Shush -発音:、Σοῦσα -発音:、ܫܘܫ -音写:Shush、古ペルシア語: Çūšā 、聖書ヘブライ語: -音写:Shushān)は、現在のイランの西南部に位置し、エラム王国時代、アケメネス朝ペルシャ時代には、王都として栄えた都市。現フーゼスターン州。
スタニスラス・ジュリアン賞
スタニスラス・ジュリアン賞(Prix Stanislas Julien)は、フランス文学院が授与する中国学の賞。 フランスの中国学者スタニスラス・ジュリアンにちなんで1872年に設立され、第二次世界大戦による中断を挟んで再開された。
セーヌ=マリティーム県
セーヌ=マリティーム県(セーヌ=マリティームけん、Seine-Maritime)は、フランスのノルマンディー地域圏の県である。
前嶋信次
前嶋 信次(まえじま しんじ、1903年7月20日 - 1983年6月3日)は、日本のイスラム学者、東洋史家、東洋学者。慶應義塾大学名誉教授。
稷下の学士
稷下の学士(しょくかのがくし)は、中国の戦国時代、斉の国都である臨淄に集まった学者たちである。臨淄の城門のひとつである「稷門」の近くに住んだことから、この名がある。
黄帝
黄帝(こうてい)は、古代中国の伝説上の君主。三皇の治世を継ぎ、中国を統治した五帝の最初の帝とされる。また、三皇のうちに数えられることもある。本来は「皇帝」と表記されたが戦国時代末期に五行思想の影響で「黄帝」と表記されるようになった。
臨沂市
臨沂市(りんぎ/リンイーし、、)は、中華人民共和国山東省東南部に位置する地級市。市名は沂水(ぎすい)という河川に由来する。中国でも10位以内に入る人口規模を有す行政区であり、人口の99.67%が漢族で、その他30以上の少数民族が各地から集まっている。山東省で面積・人口共に最大の地級市。
腸チフス
腸チフス(ちょうチフス)は、サルモネラの一種であるチフス菌 (Salmonella enterica var enterica serovar Typhi) によって引き起こされる感染症の一種である。一般のサルモネラ感染症とは区別され、チフス性疾患と総称される。治療後も1年間ほどチフス菌を排出する場合がある。 感染源は汚染された飲み水や食物などである。潜伏期間は7〜14日間ほど。衛生環境の悪い地域や発展途上国で発生して流行を起こす伝染病であり、南アジアを中心にアフリカ、東アジア、東南アジア、中南米、東欧、西欧など世界各地で発生が見られる。 日本では感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律の施行時に2類感染症に指定されていたが、2006年(平成18年)12月8日公布の「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律等の一部を改正する法律」により3類感染症に変更となった。
通報 (学術雑誌)
『通報』(T’oung Pao, 通报, 拼音:Tōngbào)は、1890年に創刊された初めての中国学の学術雑誌である。
老子
老子(ろうし)は、中国春秋時代における哲学者である。諸子百家のうちの道家は彼の思想を基礎とするものであり、また、後に生まれた道教は彼を始祖に置く。「老子」の呼び名は「偉大な人物」を意味する尊称と考えられている。書物『老子』(またの名を『老子道徳経』)を書いたとされるがその履歴については不明な部分が多く、実在が疑問視されたり、生きた時代について激しい議論が行われたりする。道教のほとんどの宗派にて老子は神格として崇拝され、三清の一人である太上老君の神名を持つ。 史記の記述によると、老子は紀元前6世紀の人物とされる。歴史家の評は様々で、彼は神話上の人物とする意見、複数の歴史上の人物を統合させたという説、在命時期を紀元前4世紀とし戦国時代の諸子百家と時期を同じくするという考えなど多様にある。
陝西省
陝西省(せんせいしょう、中国語:陕西省、拼音:Shǎnxī Shěng(シャンシー ション)、英語:Shaanxi(山西省と区別するため))は、中華人民共和国の省の一つ。略称は秦、または三秦。古代中国の長安一帯を含む地域。
R・A・D・フォレスト
ロバート・アンドリュー・ダーモッド・フォレスト(、1893年2月21日 - 没年不詳)は、イギリスの言語学者。シナ・チベット語族の研究者で、中国語の代表的な概説書『The Chinese Language』によって知られる。中国名はフォレストの音をとった「富励士」()。
東洋学
東洋学(とうようがく、Oriental Studies, Orientalics、Orientalistik)は、「東洋」と呼ばれる諸国・諸地域を対象とする学問・研究・史学の総称。古代オリエント学・中国学・インド学などを分野とする(#東洋学の諸分野)。東方学、アジア学とも呼称される。 古代文字の解読が西洋における東洋学の成立につながった。現在、イギリスが所蔵し、エジプトは返還を求めている 世界の記述』 / 中世末期以降、東洋に対する西欧人の憧れを刺激した ナポレオンのエジプト遠征 / 戦争に並行して学術調査が行われ、エジプト学の誕生につながった シャンポリオン:古代文字の解読により「エジプト学の父」と呼ばれる W・ジョーンズ:インド学の創設者でありヨーロッパ諸語とインドの言語との類似を指摘した。
桑原隲蔵
桑原 隲蔵(くわばら じつぞう、1871年1月27日〈明治3年12月7日〉 - 1931年〈昭和6年〉5月24日)は、日本の東洋史学者・京都帝国大学教授。文学博士。1898年に出版された著書(/)は、東洋史教科書の定番となった。
楔形文字
楔形文字(くさびがたもじ、せっけいもじ、シュメル語:gu-šúm)とは、メソポタミア文明で使用されていた古代文字である。 筆記には水で練った粘土板に、葦を削ったペンが使われた。最古の出土品は紀元前3400年にまで遡ることができる。文字としては人類史上最も古いものの一つであり、古さでは紀元前3200年前後から使われていた古代エジプトの象形文字に匹敵すると言われている。
法苑珠林
『法苑珠林』(ほうおんじゅりん)は、唐代に道世が著した仏教典籍、類書。全100巻。668年(総章元年)成立。 659年(顕慶4年)、唐道世は『経律異相』に依拠し『諸経要集』を編纂、その後更に『法苑珠林』を撰文している。引用する典籍は仏教のみならず儒家、道教、讖緯、雜著など400種を超え、また現在は散逸した『仏本行経』、『菩薩本行経』、『観仏三昧経』、『西域誌』、『中天竺行記』などを引用し、インドの歴史地理研究の上で重要な史料となっている。 内容は劫量篇より傳記篇までの全100篇668部となっており、文体は駢文が採用されている。 本書は、前掲の南朝梁宝唱の『経律異相』50巻や、虞孝敬の『内典博要』30巻(亡佚)という先立つ仏教類書に続き、本書を撰した。ただ、先学の編撰したものと大きく異なるのは、当時の中国で人口に膾炙していたり、文献に残されていた仏教説話を盛んに取り入れて、経文類に著された観念の具体的な表れとして用いた点にある。具体的には、本書の各篇の構成は、「述意部」(駢文)・「引証部」(経文)という概要と経文の引用があり、その後に、「感応縁」という部分が来るというものである。この「感応縁」が具体的な仏教説話に相当する。
漢字
漢字(かんじ)は、中国古代の黄河文明で最初に発祥した表記文字。四大文明で使用された古代文字のうち、現用される唯一の文字体系である。また最も文字数が多い文字体系であり、その数は約15万字に上る。古代から周辺諸国家や地域に伝わり漢字文化圏を形成し、言語のみならず文化上に大きな影響を与えた。 現代では中国語、日本語、朝鮮語(韓国語)、広西の東興市にいるジン族が使用するベトナム語の記述に使われる。現在、朝鮮語ではほとんど使用されなくなっている。20世紀に入り、漢字文化圏内でも中国語と日本語以外は漢字表記をほとんど廃止したが、なお約15億人が使用し、約50億人が使うラテン文字についで、世界で2番目に使用者数が多い文字体系である。
漢民族
漢民族(かんみんぞく)は、主に中華人民共和国および中華民国(台湾)にいる民族。 中華人民共和国の民族識別工作では漢族と呼ばれ、中華人民共和国の人口の94%以上を占める。漢人ともいう。華僑として華人・唐人と自称することが多い。清朝の時代、人口の80%以上はどの族にも含まれていない農奴だった。支配者である満州族と被支配層の漢族のような族名は貴族と平民に降等された人々だけ持つことが許された呼称で、百姓は族という呼称を持つことができなかった。中華人民共和国が建国されて、近代化の政策が進み、苗字と族を持たなかった殆どの人口は苗字と漢族という民族名をもらうことになった。 注意すべきなのは、「漢民族」という言葉が近代になって現れたことである。これまでは「漢人」と呼ばれていた。「漢民族」は近代に西洋の概念を導入して定型化した名詞で、「漢人」という言葉は古代中国ではずっと文化共同体の名称に似ていた。
易経
『易経』(えききょう、正字体:易經、)は、古代中国の書物で五経の一つ。著者は厳密には不明だが、『周易正義』等に載せる伝説では六十四卦を作ったのが伏羲、本文(卦爻辞)を作ったのが周公旦とされている高田眞治『易経(上)』岩波文庫、1969による。高田によれば本文は周の文王の作とする説など、古来から複数の異説がある。。 中心思想は、陰陽二つの元素の対立と統合により、森羅万象の変化法則を説き、人間処世上の指針・教訓の書とされる。語句は簡潔で、含蓄が有るとされる。 「玄学」の立場からは『老子道徳経』・『荘子』と合わせて「三玄(の書)」と呼ばれる。 また、中国では『黄帝内經』・『山海經』と合わせて「上古三大奇書」とも呼ぶ。
方広大荘厳経
『方広大荘厳経』(ほうこうだいしょうごんきょう、ललितविस्तर Lalitavistara)は、大乗仏教の経典のひとつで、釈迦の降生から初転法輪に至る(漢訳本ではカピラヴァストゥに帰るまで)前半生を記したもの。『大正新脩大蔵経』では巻3の本縁部に収録されている。『方広大荘厳経』より早い時期に漢訳された『普曜経』(ふようきょう、『方等本起経』とも)も基本的には同内容だが、かなりの違いがある。
文献学
文献学(ぶんけんがく、philology、philologie)は、過去の文章、文献、言語を扱う学問である。
10月11日
10月11日(じゅうがつじゅういちにち)は、グレゴリオ暦で年始から284日目(閏年では285日目)にあたり、年末まであと81日ある。
11月23日
11月23日(じゅういちがつにじゅうさんにち)は、グレゴリオ暦で年始から327日目(閏年では328日目)にあたり、年末まであと38日ある。