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アラスデア・マッキンタイア

索引 アラスデア・マッキンタイア

アラスデア・マッキンタイア(Alasdair MacIntyre、1929年1月12日 - )は、アメリカ合衆国におけるコミュニタリアニズム(共同体主義)の哲学者。ノートルダム大学教授(2005年現在)。徳倫理学の主要な唱道者の一人。 同時代の英語圏の哲学者が論理的、分析的、あるいは科学的な基礎から問題に取り組んだのと対照的に、マッキンタイアは論争が絶えない複雑な倫理学や思想史、実践理性、アリストテレス、トマス・アクィナスの思想の諸問題を巧みに整理してシンプルな叙述形式で提示することから、哲学研究者から一般読者に至るまで広く評価されている。.

20 関係: みすず書房九州大学出版会徳倫理学ノートルダム大学トマス・アクィナス分析哲学アメリカ合衆国アリストテレスイマヌエル・カント哲学共同体主義倫理学理想社篠崎榮物語金森誠也新潮社思想史1929年1月12日

みすず書房

株式会社みすず書房(みすずしょぼう)は、哲学、科学、心理学、現代史、西洋史、社会学などの専門書を中心にした出版活動を行う学術出版社である。旧社名は美篶書房。.

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九州大学出版会

一般財団法人九州大学出版会(きゅうしゅうだいがくしゅっぱんかい、英称:Kyushu University Press)は、福岡県福岡市早良区百道浜の九州大学産学官連携イノベーションプラザ内に事務局を置き、中国・九州・沖縄地方の15大学の共同学術出版を行う法人である。設立は1975年。.

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徳倫理学

徳倫理学(とくりんりがく、英語 Virtue Ethics)は、規範倫理学のアプローチの一つである。それは、義務や規則(義務論)や行為の帰結(帰結主義、功利主義)を強調する倫理学と対比され、徳や性格を強調するものとみなされている。この理論の起源は、少なくともプラトンやアリストテレスに遡る(それが、より古くは中国哲学に起源があるかは議論がある)。近代の徳倫理学は、必ずしもアリストテレス的な伝統を引き継いでいるわけではない。だが、多くのタイプが古代ギリシャ哲学に由来する三つの概念を利用している。これらの概念は、アレテー(卓越性や徳)、フロネーシス(実践的もしくは道徳的知慮)、エウダイモニア(普通は「幸福」と訳される)である。.

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ノートルダム大学

ノートルダム大学(University of Notre Dame)は、アメリカ合衆国、インディアナ州サウスベンド近郊にあるカトリック教会創設の名門私立大学。1842年エドワード・ソリンによって創設された。現地では英語式に、 「ノーターデイム」と発音する。エモリー大学などとともにヒドゥン・アイビー(Hidden Ivies)に数えられる。 オレゴン州にあるポートランド大学は姉妹校である。.

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トマス・アクィナス

トマス・アクィナス(Thomas Aquinas、1225年頃 - 1274年3月7日)は、中世ヨーロッパ、イタリアの神学者、哲学者。シチリア王国出身。ドミニコ会士。『神学大全』で知られるスコラ学の代表的神学者である。カトリック教会と聖公会では聖人、カトリック教会の33人の教会博士のうちの1人。イタリア語表記ではトンマーゾ・ダクイーノ (Tommaso d'Aquino)。.

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分析哲学

分析哲学(ぶんせきてつがく、Analytic philosophy)は、ゴットロープ・フレーゲとバートランド・ラッセルによる論理学(数理論理学)研究及び言語哲学研究の成果に起源を持ち、ラッセルの教えを受けたルートヴィヒ・ウィトゲンシュタインの言語哲学研究、及びウィトゲンシュタインの思想に対する誤解を含めて彼から多大な影響を受けた論理実証主義の受容とそれに対する批判、日常言語学派の発展と影響の拡大などの歴史を経て形成された現代哲学の総称である。なお広辞苑によれば、分析哲学の主唱者はジョージ・エドワード・ムーアである。 これは、現代の記号論理学や論理的言語分析、加えて、自然科学の方法及び成果の尊重を通じて形成された。20世紀には英語圏で主流となった哲学である。たとえばアメリカ合衆国の圧倒的多数の大学で、哲学科で教育され研究されるのは「分析哲学」である。これは、イギリスやカナダ、オーストラリアでも同様である。 こうした状況の中で、分析哲学全体に共通する主張といったものを見いだすのは困難である。分析哲学には、多様で共通点のない様々な観点が可能であり、蓋然的な共通点しかない可能性もある。ひどくおおざっぱに言えば、分析哲学は、明晰さの追求と徹底的な論述を特徴とする。 20世紀の大陸ヨーロッパ(特にフランスとドイツ)において主流となった大陸哲学に比較されることもあり、単に「英米(現代)哲学」といえば、この記事で扱う分析哲学を指す場合が多い。.

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アメリカ合衆国

アメリカ合衆国(アメリカがっしゅうこく、)、通称アメリカ、米国(べいこく)は、50の州および連邦区から成る連邦共和国である。アメリカ本土の48州およびワシントンD.C.は、カナダとメキシコの間の北アメリカ中央に位置する。アラスカ州は北アメリカ北西部の角に位置し、東ではカナダと、西ではベーリング海峡をはさんでロシアと国境を接している。ハワイ州は中部太平洋における島嶼群である。同国は、太平洋およびカリブに5つの有人の海外領土および9つの無人の海外領土を有する。985万平方キロメートル (km2) の総面積は世界第3位または第4位、3億1千7百万人の人口は世界第3位である。同国は世界で最も民族的に多様かつ多文化な国の1つであり、これは多くの国からの大規模な移住の産物とされているAdams, J.Q.;Strother-Adams, Pearlie (2001).

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アリストテレス

アリストテレス(アリストテレース、Ἀριστοτέλης - 、Aristotelēs、前384年 - 前322年3月7日)は、古代ギリシアの哲学者である。 プラトンの弟子であり、ソクラテス、プラトンとともに、しばしば「西洋」最大の哲学者の一人とされ、その多岐にわたる自然研究の業績から「万学の祖」とも呼ばれる。特に動物に関する体系的な研究は古代世界では東西に類を見ない。イスラーム哲学や中世スコラ学、さらには近代哲学・論理学に多大な影響を与えた。また、マケドニア王アレクサンドロス3世(通称アレクサンドロス大王)の家庭教師であったことでも知られる。 アリストテレスは、人間の本性が「知を愛する」ことにあると考えた。ギリシャ語ではこれをフィロソフィア()と呼ぶ。フィロは「愛する」、ソフィアは「知」を意味する。この言葉がヨーロッパの各国の言語で「哲学」を意味する言葉の語源となった。著作集は日本語版で17巻に及ぶが、内訳は形而上学、倫理学、論理学といった哲学関係のほか、政治学、宇宙論、天体学、自然学(物理学)、気象学、博物誌学的なものから分析的なもの、その他、生物学、詩学、演劇学、および現在でいう心理学なども含まれており多岐にわたる。アリストテレスはこれらをすべてフィロソフィアと呼んでいた。アリストテレスのいう「哲学」とは知的欲求を満たす知的行為そのものと、その行為の結果全体であり、現在の学問のほとんどが彼の「哲学」の範疇に含まれている立花隆『脳を究める』(2001年3月1日 朝日文庫)。 名前の由来はギリシア語の aristos (最高の)と telos (目的)から 。.

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イマヌエル・カント

イマヌエル・カント(Immanuel Kant、1724年4月22日 - 1804年2月12日)は、プロイセン王国(ドイツ)の哲学者であり、ケーニヒスベルク大学の哲学教授である。『純粋理性批判』、『実践理性批判』、『判断力批判』の三批判書を発表し、批判哲学を提唱して、認識論における、いわゆる「コペルニクス的転回」をもたらした。フィヒテ、シェリング、そしてヘーゲルへと続くドイツ古典主義哲学(ドイツ観念論哲学)の祖とされる。彼が定めた超越論哲学の枠組みは、以後の西洋哲学全体に強い影響を及ぼしている。.

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哲学

哲学(てつがく、Φιλοσοφία、philosophia、philosophy、philosophie、Philosophie)は、語義的には「愛智」を意味する学問的活動である。日本語辞典の広辞苑では、次のように説明している。 観念論的な形而上学に対して、唯物論的な形而上学もある。諸科学が分化独立した現在では、哲学は学問とされることが多いが、科学とされる場合哲学は「自然および社会,人間の思考,その知識獲得の過程にかんする一般的法則を研究する科学」である。出典は、青木書店『哲学事典』。もある。.

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共同体主義

共同体主義(きょうどうたいしゅぎ、communitarianism)とは、20世紀後半のアメリカを中心に発展してきた共同体(コミュニティ)の価値を重んじる政治思想。コミュニタリアニズムとの表記も一般的である。なお、これに立脚している論者をコミュニタリアン (communitarian) という。.

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倫理学

倫理学(りんりがく、Ηθική、ethica、ethics)あるいは道徳哲学(どうとくてつがく、moral philosophy)とは一般に行動の規範となる物事の道徳的な評価を理解しようとする哲学の研究領域の一つである。 法哲学・政治哲学も規範や価値をその研究の対象として持つが、こちらは国家的な行為についての規範(法や正義)を論ずることとなる。ただしこれら二つの学問分野が全く違う分野として扱われるようになったのは比較的最近である。.

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理想社

想社(りそうしゃ)は、日本における出版社の一つ。哲学を中心とした人文系の出版社として知られる。本社所在地は千葉県松戸市。.

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篠崎榮

崎 榮(しのざき さかえ、1947年 - )は、日本の倫理学者。元熊本県立大学文学部教授。.

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物語

物語(ものがたり)は、.

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金森誠也

金森 誠也(かなもり しげなり、1927年12月18日- )は、日本のドイツ文学者、翻訳家。専門はドイツ文学、ドイツ思想。 東京出身。1952年東京大学文学部独文学科卒業。54年同大学院修士課程修了。日本放送協会に勤務し、国際局欧米部チーフディレクター、1977年に広島大学総合科学部教授、亜細亜大学教養部教授、1983年静岡大学教授。1991年定年退官、日本大学教授。1998年、退職。.

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新潮社

株式会社新潮社(しんちょうしゃ)は、日本の出版社。.

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思想史

思想史(しそうし、History of Ideas)は、哲学史、精神史、インテレクチュアル・ヒストリーと違い、特定のジャンル、テーマ、キーワードを巡る思想の闘争と競合、同化と反目を歴史的な文脈の中で捉えようとするものである。よって、必ずしも思想史が哲学史であるとは限らないが重複することもある。.

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1929年

記載なし。

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1月12日

1月12日(いちがつじゅうににち)はグレゴリオ暦で年始から12日目に当たり、年末まであと353日(閏年では354日)ある。誕生花はキンセンカ、スイートアリッサム、ラケナリア。.

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