ロゴ
ユニオンペディア
コミュニケーション
Google Play で手に入れよう
新しい! あなたのAndroid™デバイスでユニオンペディアをダウンロードしてください!
インストール
ブラウザよりも高速アクセス!
 

CDC 8600

索引 CDC 8600

CDC 8600は、シーモア・クレイがコントロール・データ・コーポレーション(CDC)で設計した最後のスーパーコンピュータである。CDC 6600とCDC 7600の後継機である 8600は、当時世界最高速の 7600の約10倍の性能を目指していた。 開発は7600のリリースの少し後の1968年に開始されたが、プロジェクトはすぐに泥沼にはまりこんだ。1971年にはCDCはキャッシュフロー問題を抱えており、設計はまだ目処が立っていなかったため、1972年にクレイは会社を辞めることとなった。8600の設計は結局 1974年に中止され、CDCは代わりに CDC STAR-100シリーズに移行した。.

31 関係: ASCII主記憶装置チャールズ・バベッジ研究所トランジスタプリント基板フロン類ウィリアム・ノリスエミッタ結合論理クレイコントロール・データ・コーポレーションゴードン・ベルシーモア・クレイスーパーコンピュータサイクル・タイム入出力CDC 6600CDC 7600CDC STAR-100CPUCray-1Cray-2磁気コアメモリETAシステムズ複雑性集積回路IBMILLIAC IVMOSFETSIMD抵抗器最低賃金

ASCII

ASCII(アスキー、American Standard Code for Information Interchange)は、現代英語や西ヨーロッパ言語で使われるラテン文字を中心とした文字コード。これはコンピュータその他の通信機器において最もよく使われているものである。.

新しい!!: CDC 8600とASCII · 続きを見る »

主記憶装置

主記憶装置(しゅきおくそうち)は、記憶装置の分類で、「補助記憶装置」が一般に外部バスなど比較的CPUから離れていて大容量だが遅い記憶装置を指すのに対し、コンピュータのメインバスなどに直接接続されている記憶装置で、レイテンシやスループットは速いが比較すると小容量である。特に、CPUが入出力命令によって外部のインタフェースを操作するのではなく、「ロード・ストア命令」や、さらには通常の加算などの命令において直接読み書きできる対象であるものを指す。メインメモリ、一次記憶装置とも。.

新しい!!: CDC 8600と主記憶装置 · 続きを見る »

チャールズ・バベッジ研究所

チャールズ・バベッジ研究所(、CBI)は、ミネソタ大学にある情報技術史に特化した研究センターであり、特に1935年以降のデジタルコンピュータ、プログラミング/ソフトウェア、コンピュータネットワークを専門としている。19世紀のイギリスでプログラム可能なコンピュータ(解析機関)を発明したチャールズ・バベッジの名を冠している。ミネソタ州ミネアポリスにあるミネソタ大学図書館にある。.

新しい!!: CDC 8600とチャールズ・バベッジ研究所 · 続きを見る »

トランジスタ

1947年12月23日に発明された最初のトランジスタ(複製品) パッケージのトランジスタ トランジスタ(transistor)は、増幅、またはスイッチ動作をさせる半導体素子で、近代の電子工学における主力素子である。transfer(伝達)とresistor(抵抗)を組み合わせたかばん語である。によって1948年に名づけられた。「変化する抵抗を通じての信号変換器transfer of a signal through a varister または transit resistor」からの造語との説もある。 通称として「石」がある(真空管を「球」と通称したことに呼応する)。たとえばトランジスタラジオなどでは、使用しているトランジスタの数を数えて、6石ラジオ(6つのトランジスタを使ったラジオ)のように言う場合がある。 デジタル回路ではトランジスタが電子的なスイッチとして使われ、半導体メモリ・マイクロプロセッサ・その他の論理回路で利用されている。ただ、集積回路の普及に伴い、単体のトランジスタがデジタル回路における論理素子として利用されることはほとんどなくなった。一方、アナログ回路中では、トランジスタは基本的に増幅器として使われている。 トランジスタは、ゲルマニウムまたはシリコンの結晶を利用して作られることが一般的である。そのほか、ヒ化ガリウム (GaAs) などの化合物を材料としたものは化合物半導体トランジスタと呼ばれ、特に超高周波用デバイスとして広く利用されている(衛星放送チューナーなど)。.

新しい!!: CDC 8600とトランジスタ · 続きを見る »

プリント基板

プリント基板(プリントきばん、短縮形PWB, PCB)とは、基板の一種で、以下のふたつをまとめて指す総称。.

新しい!!: CDC 8600とプリント基板 · 続きを見る »

フロン類

フロン類(フロンるい)は、炭素と水素の他、フッ素や塩素や臭素などハロゲンを多く含む化合物の総称。場合によって指す物質の範囲は異なる。 冷媒や溶剤として20世紀中盤に大量に使用されたが、オゾン層破壊の原因物質ならびに温室効果ガスであることが明らかとなり、今日ではモントリオール議定書をはじめ様々な国際協定・法律によって、先進国を中心に使用には大幅な制限がかけられている。 フロンという呼び方は、日本でつけられた俗称である。日本以外ではデュポン社の商品名であり、商標のフレオン (freon) で呼ばれることが多い。.

新しい!!: CDC 8600とフロン類 · 続きを見る »

ウィリアム・ノリス

ウィリアム・チャールズ・ノリス(William Charles Norris、1911年7月14日 - 2006年8月21日)は、コントロール・データ・コーポレーション(CDC)の初代CEO。IBMとの性能競争を指揮し、IBMに勝ったことで知られる。また、アメリカ国内の未開発地域での雇用を通して社会貢献したことでも知られている。ネブラスカ州出身。 第二次世界大戦当時、ノリスはアメリカ海軍で暗号解読器開発チームを指揮していた。戦後、そのチームのメンバーで Engineering Research Associates (ERA) を創設し、コンピュータ産業に参入した。当初その経営は順調だったが、1950年代に入ると海軍の予算が同社に流れていることが問題となり、同社はレミントンランドに売却された。売却後もしばらくの間は独立した部門として運営されていたが、スペリーとの合併後、UNIVAC部門に統合された。その結果、ERA出身者がこぞって退職し、CDC が設立され、満場一致でノリスが社長に選出された。 CDCは当初、他のコンピュータ企業に磁気ドラムメモリ装置を販売していたが、後に自前のメインフレーム CDC 1604 を1958年にリリースした。設計したのはシーモア・クレイであり、その後も強力なマシンを開発し続けた。1965年、最初のスーパーコンピュータ CDC 6600 をリリースした。これは、当時の他のマシンの10倍以上も高速なマシンであり、CDCは業界のトップに躍り出た。 IBM はこれに脅威を感じ、業界第一位の座をCDCから奪うプロジェクトを開始した。IBMは CDC 6600 よりも高性能なSystem/360ファミリのマシンを発表したが、その時点で実物は全く存在していない。IBMの発表によってCDCの売り上げが落ち込んだため、ノリスは1968年、IBMを訴えた。IBMは6600対抗機を完成することができず、裁判でもCDCに負けた。 1967年、ノリスは全国都市同盟(黒人の地位向上を目指す団体)の会長である Whitney Young のセミナーに参加した。また、当時ノリスはCDCの所在地であるミネアポリスでの暴動にも悩まされていた。それらが重なり、ノリスは自社の工場を内陸の都市に移転させることを決定し、そこで数千の雇用を生み出し、高度な職業訓練を与えた。 ノリスは、イリノイ大学によるオンラインCAIシステム PLATO プロジェクトにも関与した。大学が独自設計したグラフィカル端末を使い、CDC 1604 上でシステムが動作する構成である。1974年、CDC は大学側に無償で PLATO システムのハードウェアを提供する代わりに、PLATO の販売権を得た。PLATO は1975年にリリースされたが、高価で保守が難しいことから全く売れなかった。PLATO は大企業での従業員教育用に若干売れたものの、本来目指していた教育市場では失敗に終わった。 CDC はいくつもの新興企業を買収していき、1970年代には周辺機器も扱うようになった。同じころ、クレイはCDCを辞め、クレイ・リサーチを創設。これによってCDCはスーパーコンピュータ市場のトップの座を奪われることになった。さらに日本の大企業がスーパーコンピュータ市場に参入。CDC はさらに苦境に立たされることになった。苦肉の策としてETAシステムズを立ち上げ、CDCの官僚的経営機構から離れたところでスーパーコンピュータを開発させた。しかし、これも失敗に終わり、CDCはスーパーコンピュータ市場を諦めることになった。 1980年代になると、CDCはハードディスクドライブ製造を主な事業とするようになり、SCSIドライブ製品で成功した。しかし、それ以外の事業は壊滅状態となり、内陸への工場移転やPLATOでの失敗などが問題とされ、ノリスは責任を追及される立場となった。経営陣を一部入れ替えることで乗り切ろうとしたが、株主は納得せず、ノリスは1986年1月にCEOを退職することになった。 2006年8月21日、ミネソタ州ブルーミントンの老人ホームで、パーキンソン症候群により死去。.

新しい!!: CDC 8600とウィリアム・ノリス · 続きを見る »

エミッタ結合論理

Motorola ECL 10,000 シリーズの基本ゲート回路図Original drawing based on William R. Blood Jr. (1972). ''MECL System Design Handbook'' 2nd ed. n.p.: Motorola Semiconductor Products. 1. エミッタ結合論理(エミッタけつごうろんり、Emitter-coupled logic, ECL)は、単一入力のバイポーラトランジスタ差動増幅回路を駆使して高速性を実現した論理回路の実現方式のひとつで、汎用ロジックICファミリもある。エミッタ電流を制限することでトランジスタが飽和することを防ぎ、ベース領域のキャリア蓄積をさせない為、高速性を保つ。エミッタを結合した対の2つの脚の間で電流を操るため、ECLを current-steering logic (CSL)、current-mode logic (CML)、current-switch emitter-follower (CSEF) logicと呼ぶこともある。 ECLではトランジスタを非飽和領域内で動作させ、入出力電圧のLO/HIの差は小さく(0.8V)、入力インピーダンスが高く、出力抵抗は低い。結果としてトランジスタは素早く状態遷移でき、ゲート遅延が小さく、ファンアウト能力が高い。さらに出力が相補的である(YとYのように常に反対の出力がある)ために余分なインバータを挿入する必要がなく、回路全体の伝播遅延も短縮できる。ECLの欠点は、常に電流が流れ続けるため電力消費が大きく、発熱量も多いという点である。 エミッタ結合論理と等価な回路をFETで構成したものを ソース結合FET論理(source-coupled FET logic、SCFL)と呼ぶ。 ECLの変種として全ての信号経路やゲート入力が差動形となっているものがあり、DCS (differential current switch) 論理と呼ぶ。.

新しい!!: CDC 8600とエミッタ結合論理 · 続きを見る »

クレイ

レイ・インコーポレイテッド (Cray Inc.) は、アメリカワシントン州シアトルのスーパーコンピュータ製造企業。その前身であるクレイ・リサーチ (Cray Research, Inc., CRI) は1972年にコンピュータ設計者シーモア・クレイによって設立された。1989年、シーモア・クレイは自身の会社クレイ・コンピュータ (Cray Computer Corporation.

新しい!!: CDC 8600とクレイ · 続きを見る »

コントロール・データ・コーポレーション

ントロール・データ・コーポレーション (CDC) は、スーパーコンピュータの先駆者として有名なコンピュータ企業であった。1960年代を通じてシーモア・クレイが所属しており、最速のコンピュータを作り続けた。しかし1970年代にはクレイが同社を離れてクレイ・リサーチ (CRI) を創業し、世界最速のタイトルを奪った。CDCは1960年代のメジャーなコンピュータメーカー9社のひとつであった(他はIBM、バロース、DEC、NCR、GE、ハネウェル、RCA、UNIVAC)。.

新しい!!: CDC 8600とコントロール・データ・コーポレーション · 続きを見る »

ゴードン・ベル

C・ゴードン・ベル(C. Gordon Bell、1934年8月19日 -)は、アメリカ合衆国の計算機工学者、実業家。著名なコンピュータ技術者でありマネージャ。ディジタル・イクイップメント・コーポレーション(DEC)の初期の従業員としてPDPシリーズのいくつかの機種を設計し、技術部門の副社長としてVAXの開発を統括した。その後、起業家、発明家、NSFの情報科学部門のアシスタントディレクター (1986-1987)、マイクロソフトでの研究 (1995-) などの仕事についている。.

新しい!!: CDC 8600とゴードン・ベル · 続きを見る »

シーモア・クレイ

ーモア・ロジャー・クレイ(Seymour Roger Cray、1925年9月28日 - 1996年10月5日)は、アメリカ合衆国の電気工学者でスーパーコンピュータの設計者であり、クレイ・リサーチ社を設立した人物。「スーパーコンピュータの父」と称され、スーパーコンピュータ市場を生み出した人物とされている。ヒューレット・パッカードのCTOジョエル・バーンバウムはクレイについて次のように述べている。.

新しい!!: CDC 8600とシーモア・クレイ · 続きを見る »

スーパーコンピュータ

ーパーコンピュータ(supercomputer)は、科学技術計算を主要目的とする大規模コンピュータである。日本国内での略称はスパコン。また、計算科学に必要となる数理からコンピュータシステム技術までの総合的な学問分野を高性能計算と呼ぶ。スーパーコンピュータでは計算性能を最重要視し、最先端の技術が積極的に採用されて作られる。.

新しい!!: CDC 8600とスーパーコンピュータ · 続きを見る »

サイクル・タイム

イクル・タイム(cycle time)とは経営学用語の一つで、連続したライン作業が行われている場合に一つの工程に要する時間のことを言う。これは工程の設計段階や工程がうまく機能していないと思われる時に調べるべく事柄である。たとえば工程Aから工程Bの連続した二つの工程がある場合に、工程Aの所要時間が4分で工程Bが2分の場合、工程Bでは工程Aの終了を待ってから作業に取り掛かるということになり、この場合では工程Bでは2分を待機で無駄にしており実質は2分しか作業をしていないがサイクル・タイムでは4分ということになる。だがこの場合に工程Aの設備を2倍に増やすことで工程Bには2分間隔で送ることができるようになり、工程Bも時間を最大限に活用できるようになるため、工程Aと工程Bの双方のサイクル・タイムは2分に縮むということになる。.

新しい!!: CDC 8600とサイクル・タイム · 続きを見る »

入出力

入出力(にゅうしゅつりょく、input/output)は、データなどの「ものごと」の流れにおける出入りのことで、入力と出力の2つを総称した概念のことである。input/outputの頭文字をとってI/Oと略される。.

新しい!!: CDC 8600と入出力 · 続きを見る »

CDC 6600

CDC 6600 CDC 6600は、1964年から製造された、コントロール・データ・コーポレーション (CDC) の汎用コンピュータ。一般に世界で初めて成功したスーパーコンピュータと言われており、当時の最速のマシンの三倍程度の性能を誇った。1964年にIBM 7030から世界最高速の地位を奪い、1969年に後継機 CDC 7600 にその地位を譲った。.

新しい!!: CDC 8600とCDC 6600 · 続きを見る »

CDC 7600

CDC 7600 の1号機 CDC 7600は、CDC 6600 の後継機としてシーモア・クレイが設計したコンピュータであり、1970年代に向かうスーパーコンピュータ市場におけるコントロール・データ・コーポレーションのシェアを伸ばすことに貢献した。クロック周波数は36.4MHz(クロックサイクルは27.5ナノ秒)で、65Kワードの主記憶(磁気コアメモリ)と可変容量(最大512Kワード)の二次記憶を備えている。6600の約10倍の速さであり、アセンブリ言語で書いたコードでは約10MFLOPSの性能を発揮し、理論上のピーク性能は36MFLOPSとされていたGordon Bell - 。さらに1970年初めに行われたベンチマークテストで、ライバルであるIBMの System/360 Model 195 より若干よい性能を示した。1969年にリリースされた当時、オプションや機能を追加すると価格は500万ドル以上となった。.

新しい!!: CDC 8600とCDC 7600 · 続きを見る »

CDC STAR-100

STAR-100は、コントロール・データ・コーポレーション (CDC) のスーパーコンピュータであり、数値演算性能を向上させるためにベクトルプロセッサを使用した最初のマシンのひとつである。 STARという名称は STrings と ARrays に由来する。100は設計時点の性能である100MFLOPSを指している。1970年代初めに発表され、当時世界最高速だった CDC 7600(36MFLOPS)の数倍の性能だとされた。1971年8月17日、CDCはゼネラルモーターズがSTAR-100の最初の顧客となったことを発表した。 1974年に初めて商用に使用されたが、基本設計上の様々な問題のために期待されていた性能を実アプリケーションで発揮することができず、1975年に発表されたCray-1が数年後に登場したときにCDCがスーパーコンピュータ市場のシェアを失う原因になった。.

新しい!!: CDC 8600とCDC STAR-100 · 続きを見る »

CPU

Intel Core 2 Duo E6600) CPU(シーピーユー、Central Processing Unit)、中央処理装置(ちゅうおうしょりそうち)は、コンピュータにおける中心的な処理装置(プロセッサ)。 「CPU」と「プロセッサ」と「マイクロプロセッサ」という語は、ほぼ同義語として使われる場合も多いが、厳密には以下に述べるように若干の範囲の違いがある。大規模集積回路(LSI)の発達により1個ないしごく少数のチップに全機能が集積されたマイクロプロセッサが誕生する以前は、多数の(小規模)集積回路(さらにそれ以前はディスクリート)から成る巨大な電子回路がプロセッサであり、CPUであった。大型汎用機を指す「メインフレーム」という語は、もともとは多数の架(フレーム)から成る大型汎用機システムにおいてCPUの収まる主要部(メイン)、という所から来ている。また、パーソナルコンピュータ全体をシステムとして見た時、例えば電源部が制御用に内蔵するワンチップマイコン(マイクロコントローラ)は、システム全体として見た場合には「CPU」ではない。.

新しい!!: CDC 8600とCPU · 続きを見る »

Cray-1

ドイツ博物館に保管されているCray-1 EPFLのCray-1 Cray-1(クレイ ワン)は、シーモア・クレイ率いるクレイ・リサーチ社が設計したベクトル型スーパーコンピュータである。この種類のコンピュータの基本構成を確立し、当時世界最高速であった。最初のCray-1システムはロスアラモス国立研究所に 1976年に納入された。Cray-1のアーキテクトはシーモア・クレイ、主任技術者はクレイ・リサーチの共同創設者であるレスター・デーヴィスだった。.

新しい!!: CDC 8600とCray-1 · 続きを見る »

Cray-2

Cray-2。CPU筐体の背後に液冷装置、横にディスク装置がある。 Cray-2の上部の詳細 Cray-2の内部 Cray-2(クレイ ツー)は、1985年にクレイ・リサーチ社が提供したベクトル型スーパーコンピュータである。リリース当時、世界最高速の座をNEC SX-2から取り戻した。Cray-2は1990年、ETA-10Gにその座を明け渡した。.

新しい!!: CDC 8600とCray-2 · 続きを見る »

磁気コアメモリ

磁気コアメモリ(じきこあめもり)は、小さなドーナツ状のフェライトコアを磁化させることにより情報を記憶させる記憶装置。 コンピュータの初期世代ではよく使われた。原理的に破壊読み出しで、読み出すと必ずデータが消えるため、再度データを書き戻す必要がある。破壊読み出しだが、磁気で記憶させるため、不揮発性という特徴がある(ただし、電源投入時のノイズ等で内容が破壊されうるので、設計次第で揮発性メモリのように扱われる)。 縦方向、横方向、さらに斜め方向の三つの線の交点にコアを配置する。縦横方向でアドレッシングを行ない、斜め方向の線でデータを読み出す。.

新しい!!: CDC 8600と磁気コアメモリ · 続きを見る »

ETAシステムズ

ETAシステムズ (ETA Systems) は、1983年にコントロール・データ・コーポレーション (CDC) からのスピンオフによって設立されたアメリカ合衆国のスーパーコンピュータ企業。ETA10という高性能マシンをリリースすることに成功したが、赤字を出し続けたため、CDCはこの会社を1989年にたたんだ。.

新しい!!: CDC 8600とETAシステムズ · 続きを見る »

複雑性

複雑性(ふくざつせい、complexity)という用語は、多数の部品が入り組んで配置された何らかのものを特徴付ける言葉として使われる。科学として複雑性を研究するアプローチはいくつか存在しており、本項目ではそれらを概説する。マサチューセッツ工科大学のセス・ロイドは、複雑性の定義を32種類集めてプレゼンテーションしたことがあるという。.

新しい!!: CDC 8600と複雑性 · 続きを見る »

集積回路

SOPパッケージに封入された標準ロジックICの例 集積回路(しゅうせきかいろ、integrated circuit, IC)は、主としてシリコン単結晶などによる「半導体チップ」の表面および内部に、不純物の拡散による半導体トランジスタとして動作する構造や、アルミ蒸着とエッチングによる配線などで、複雑な機能を果たす電子回路の多数の素子が作り込まれている電子部品である。多くの場合、複数の端子を持つ比較的小型のパッケージに封入され、内部で端子からチップに配線されモールドされた状態で、部品・製品となっている。.

新しい!!: CDC 8600と集積回路 · 続きを見る »

IBM

IBM(アイビーエム、正式社名: International Business Machines Corporation)は、民間法人や公的機関を対象とするコンピュータ関連製品およびサービスを提供する企業である。本社はアメリカ合衆国ニューヨーク州アーモンクに所在する。世界170カ国以上で事業を展開している。.

新しい!!: CDC 8600とIBM · 続きを見る »

ILLIAC IV

ILLIAC IV 回路基板群のクローズアップ ILLIAC IV(イリアック・フォー)は、イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校の一連の研究から生み出された最後のコンピュータである。パターソン&ヘネシーは本機を「間違いなく、スーパーコンピューター・プロジェクトの歴史上で最も不名誉なものであろう。」としている。ILLIAC IV の設計の鍵は、256 プロセッサによる高い並列性で、後にSIMDと呼ばれる、同時に多数のデータセットを処理することを指向していた。マシンは十年の開発期間を経て1975年に完全に稼働した。.

新しい!!: CDC 8600とILLIAC IV · 続きを見る »

MOSFET

MOSFET(metal-oxide-semiconductor field-effect transistor)は、電界効果トランジスタ (FET) の一種で、LSIの中では最も一般的に使用されている構造である。材質としては、シリコンを使用するものが一般である。「モス・エフイーティー」と呼ばれたり、「MOS-FET」と記述されることもあり、IGFETやMISFETがMOSFETとほぼ同義で用いられることがある。ユリウス・エドガー・リリエンフェルトが考案した。.

新しい!!: CDC 8600とMOSFET · 続きを見る »

SIMD

SIMDの概念図PU.

新しい!!: CDC 8600とSIMD · 続きを見る »

抵抗器

抵抗器(ていこうき、resistor)とは、一定の電気抵抗値を得る目的で使用される電子部品であり受動素子である。通常は「抵抗」と呼ばれることが多い。 電気回路用部品として、電流の制限や、電圧の分圧、時定数回路などの用途に用いられる。集積回路など半導体素子の内部にも抵抗素子が形成されているが、この項では独立した回路部品としての抵抗器について述べる。.

新しい!!: CDC 8600と抵抗器 · 続きを見る »

最低賃金

最低賃金(さいていちんぎん)とは、最低限支払わなければならない賃金の下限額のこと。最賃(さいちん)とも略される(法律上は略称として定義されていないが、新聞記事の見出しや労働組合等では用いられている)。.

新しい!!: CDC 8600と最低賃金 · 続きを見る »

出ていきます入ってきます
ヘイ!私たちは今、Facebook上です! »