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訳経僧

索引 訳経僧

訳経僧(やっきょうそう)は経典の翻訳に従事する僧。特に、中国においてサンスクリットの経典を漢訳する僧をさすことが多い。鳩摩羅什や玄奘三蔵などが代表的。霊仙三蔵のような、日本人の訳経僧もいる。『梁高僧伝』の撰者である慧皎は十科の分類を行なった際、その筆頭に訳経の僧を挙げており、道宣の『唐高僧伝』、賛寧の『宋高僧伝』などの高僧伝類に、その分類が受け継がれている。.

35 関係: 実叉難陀安世高宋高僧伝不空金剛三蔵法師康僧会康僧鎧仏陀跋陀羅彦ソウ善無畏キョウ良耶舎サンスクリット玄奘三蔵竺法護続高僧伝翻訳真諦経典道宣菩提流支訳経史区分高僧伝鳩摩羅什賛寧迦葉摩騰霊仙闍那崛多求那跋陀羅法顕漢訳浮陀跋摩支婁迦讖支謙慧皎

実叉難陀

実叉難陀(じっしゃなんだ、Śikṣānanda、シクシャーナンダ 652年 - 710年)は、西域出身で唐代の中国で活動した訳経僧。パミール高原の北、ホータンの出身。.

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安世高

安世高(あん せいこう、生没年不詳)は、後漢代に西域から渡来した訳経僧。字は世高。 安息国(パルティア)の太子であったが、王位を伯父に譲り、出家修道に志し、諸方を遊歴するようになった。安息国では、部派仏教に属する説一切有部が流行していたため、世高は禅観の法や阿毘達摩に通じていた。 桓帝代の建和2年(148年)に、都の洛陽に来朝した。その後、20年にわたって訳経を行い、30部余りの経典を漢訳した。 後世の僧祐は、「幅広く経典を修めていて、中でもアビダルマの学問に精通しており、禅に関する経典も暗誦し、その綱要をほぼ了解していた」と評している(『出三蔵記集』巻13)。.

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宋高僧伝

『宋高僧伝』(そう こうそうでん)は、唐・五代・北宋初期の高僧の伝記を集めた書物のことである。30巻、北宋の賛寧による奉勅撰。988年(端拱元年)の成立。.

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不空金剛

不空金剛(ふくうこんごう、サンスクリット:अमोघवज्र 、アモーガヴァジュラ)(705-774)は、唐の高僧、訳経僧。金剛智・善無畏によってもたらされた密教を唐に定着させた。真言宗では三蔵法師の一人である事から「不空三蔵」と尊称し、真言八祖の「付法の八祖」では第六祖、「伝持の八祖」では第四祖とする。また「不空」とも略称される。四大訳経家の1人。弟子には含光・慧超・恵果・慧朗・元皎・覚超(六哲)がいる。.

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三蔵法師

三蔵法師(さんぞうほうし、、、)とは、仏教の経蔵・律蔵・論蔵の三蔵に精通した僧侶(法師)のこと。また転じて訳経僧を指していうようになった。単に「三蔵」と呼ぶこともある。 日本では中国の伝奇小説『西遊記』に登場する人物「三蔵法師」として特に有名だが、三蔵法師というのは一般名詞であり、尊称であって、固有名詞ではない。西遊記の三蔵法師(玄奘三蔵)は数ある三蔵法師のうちのひとりである。.

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康僧会

康 僧会(こう そうえ、? - 280年)は、中国・三国呉の訳経僧である。康居の出身。.

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康僧鎧

康 僧鎧(こう そうがい、Saṃghavarman、生没年不詳)は、曹魏時代の訳経僧である。天竺(インド)出身の僧と伝えられているが、康の字から西域の康国・康居国の出身とする説もある。三蔵法師。「僧伽跋摩」(そうぎゃばつま)と音写する。 嘉平4年(252年)頃、洛陽の白馬寺に赴き経典の訳出に励んだ。.

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仏陀跋陀羅

仏陀跋陀羅(ぶっだばったら、Buddhabhadra, 359年 - 429年)は、東晋の中国で活動した北インド出身の訳経僧。姓は釈迦氏、カピラヴァストゥの人である。名前は、音写されて「仏陀跋陀羅」もしくは「仏馱跋陀羅」とされ、意訳されて「覚賢」「仏賢」「覚見」とされる。.

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彦ソウ

彦琮(げんそう、557年 - 610年)は、中国・隋代の訳経僧であり、元通道観学士である。.

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僧(そう、संघ Saṃgha)はサンガを音写した「僧伽」の略で仏教の戒律を守る、男性の出家修行者である「比丘(びく)」と女性の出家修行者である「比丘尼(びくに)」の集団のこと。仏教の三宝の一つ。在家信者を含めた教団を僧(サンガ)とは呼ばず、出家者が四人以上集まったとき僧となる。男性の出家修行者の集団を比丘僧といい、女性の場合は比丘尼僧という。衆あるいは和合衆と訳される。.

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善無畏

善無畏(ぜんむい、Śubhakarasiṃha(シュバカラシンハ)、637年 - 735年)はインド・摩伽陀国(マガダこく)の国王、訳経僧である。輸波迦羅(すばから)とも記される。.

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キョウ良耶舎

良耶舎(きょうりょうやしゃ、Kālayaśas、カーラヤシャス、382年 - 443年)は、西域出身の訳経僧である。 阿毘曇・律に通じ、禅観(止観)を専らとした。三蔵と呼ばれ、いくつかの経典を翻訳している。 元嘉の初めに、劉宋の建康に入って、鐘山の道林精舎で僧含に請われて『観薬王薬上二菩薩経』『仏説観無量寿経』などを訳した。 443年(元嘉19年)四川方面に伝道の中途で、江陵にて没す。享年60。.

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サンスクリット

Bhujimolという書体を使って書かれており、椰子の葉からできている (貝葉)。 サンスクリット(संस्कृत、saṃskṛta、Sanskrit)は、古代インド・アーリア語に属する言語。インドなど南アジアおよび東南アジアにおいて用いられた古代語。文学、哲学、学術、宗教などの分野で広く用いられた。ヒンドゥー教、仏教、シーク教、ジャイナ教の礼拝用言語でもあり、現在もその権威は大きく、母語話者は少ないが、現代インドの22の公用語の1つである。 サンスクリットは「完成された・洗練された(言語、雅語)」を意味する。言語であることを示すべく日本ではサンスクリット語とも呼ばれる。 漢字表記の梵語(ぼんご)は、中国や日本でのサンスクリットの異称。日本では近代以前から、般若心経など、サンスクリットの原文を漢字で翻訳したものなどを通して、梵語という言葉は使われてきた。梵語は、サンスクリットの起源を造物神ブラフマン(梵天)とするインドの伝承を基にした言葉である。.

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玄奘三蔵

奘(げんじょう、602年 - 664年3月7日)は、唐代の中国の訳経僧。玄奘は戒名であり、俗名は。諡は大遍覚『全唐文』「s:zh:大唐三藏大遍覺法師塔銘(並序)」で、尊称は法師、三蔵など。鳩摩羅什と共に二大訳聖、あるいは真諦と不空金剛を含めて四大訳経家とも呼ばれる。 629年に陸路でインドに向かい、巡礼や仏教研究を行って645年に経典657部や仏像などを持って帰還。以後、翻訳作業で従来の誤りを正し、法相宗の開祖となった。また、インドへの旅を地誌『大唐西域記』として著し、これが後に伝奇小説『西遊記』の基ともなった。.

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竺法護

法護(じく ほうご、Dharmarakṣa、239年 - 316年)は、西晋時代に活躍した西域僧で、鳩摩羅什以前に多くの漢訳経典にたずさわった代表的な訳経僧である。 別に敦煌菩薩、月氏(または月支)菩薩、竺曇摩羅刹とも称された。.

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続高僧伝

『続高僧伝』(ぞく こうそうでん)とは、梁の慧皎の「高僧伝」に続けて撰せられた中国の高僧の伝記集である。唐の道宣撰、30巻、645年(貞観19年)の成立である。.

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翻訳

翻訳(ほんやく)とは、Aの形で記録・表現されているものから、その意味するところに対応するBの形に翻案することである。一般に自然言語のそれを指し、起点言語 (source language、原言語) による文章を、別の目標言語 (target language、目的言語) による文章に変換する。例えば、英文から日本文へ翻訳された場合は、起点言語が英語であり、目標言語が日本語である。起点言語による文を原文といい、目標言語による文を訳文・翻訳文と言う。一方文章ではなく、自然言語の発話を別言語に置き換える行為は通訳とも呼ばれる。.

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真諦

真諦(しんだい、Paramārtha パラマールタ、499年 - 569年)は、西インド生まれで中国に渡来した訳経僧、真諦三蔵。鳩摩羅什、玄奘、不空金剛とともに四大訳経家と呼ばれている。旧字体表記では、眞諦。また、『続高僧伝』の本伝では、音訳表記によって、拘那羅陀や波羅末陀と書かれており、意訳で真諦、あるいは親依という、と記されているが、一般には真諦という呼称で通用している。.

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経典

経典(きょうてん、きょうでん、sūtra, スートラ、sutta, スッタ、経)とは、仏教において釈迦が説いた教えを記録した聖典のこと。.

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道宣

道宣(どうせん、、596年 - 667年)は中国唐代の律宗の僧侶で、南山律宗の開祖。.

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菩提流支

菩提流支(ぼだいるし)は、北インド出身の訳経僧。サンスクリットのbodhiruci、बॊधिरुचि (skt.) の音写、「菩提留支」とも音写する。北魏の都、洛陽で訳経に従事。大乗の経論を30部余り翻訳する。また漢訳して「道希」とも呼ばれる。.

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訳経史区分

訳経史区分(やっきょうしくぶん)とは、中国における仏典の訳経史(サンスクリット等で書かれた原典の漢訳の歴史)における時代区分のことである。.

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高僧伝

『高僧伝』(こうそうでん)とは、一般名詞として、高僧の伝記、あるいは列伝を指して言う場合もあるが、固有名詞としては、中国の梁の慧皎(497年 - 554年)の撰した中国伝来以来、梁代までの高僧の伝記を集めたものを指す。全14巻、519年(天監18年)成立。また「梁高僧伝(梁伝)」ともいう。.

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鳩摩羅什

鳩摩羅什(くまらじゅう、くもらじゅう、、クマーラジーヴァ、344年 - 413年「世界大百科事典 第2版」2006年 平凡社、一説に350年 - 409年とも)、亀茲国(きじこく)(新疆ウイグル自治区クチャ県)出身の西域僧、後秦の時代に長安に来て約300巻の仏典を漢訳し、仏教普及に貢献した訳経僧である井波律子(編集)「中国史重要人物101」2005年 新書館 ISBN 4403250203。最初の三蔵法師。のちに玄奘など、多くの三蔵法師が現れた。時にのちの玄奘と共に二大訳聖と言われる。また、真諦と不空金剛を含めて四大訳経家とも呼ばれる。三論宗・成実宗の基礎を築く。 漢名の鳩摩羅什(くまらじゅう)はサンスクリット名のクマーラジーヴァの音写である。略称は羅什(らじゅう)または什(じゅう)。.

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賛寧

賛寧(さんねい、919年 - 1001年)は、中国・北宋初の僧であり、仏教史家である。俗姓は高氏。呉越代の呉興郡徳清県(浙江省)の出身。.

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迦葉摩騰

迦葉摩騰(かしょうまとう、、生没年不明)は、インド(中天竺)の仏教の僧侶。摂摩騰(しょうまとう)ともいう。 後漢時代に竺法蘭と共に中国に仏教をもたらした。伝説では、永平年間に空を飛び金色に輝く人(仏)の夢を見た明帝に派遣された蔡愔と西域で出会い、洛陽にやってきたという。永平11年(68年)には洛陽の白馬寺に住み、『四十二章経』を翻訳したと伝えられる。.

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霊仙

霊仙(りょうせん、759年?(天平宝字3年?) - 827年?(天長4年?))は日本の平安時代前期の法相宗の僧である。日本で唯一の三蔵法師。出自については不明であるが、近江国(現・滋賀県)の出身とも阿波国(現・徳島県)出身とも伝えられる。「霊船」「霊宣」「霊仙三蔵」とも称される。.

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闍那崛多

闍那崛多(じゃなくった、Jñānagupta,ジュニャーナグプタ 523年 - 600年?)は、北インドのガンダーラ出身の訳経僧である。中国の北周から隋の時代に来朝して仏典を漢訳した。.

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求那跋陀羅

求那跋陀羅(ぐなばっだら、Guṇabhadra、グナバドラ 394年–468年)は中インド出身の僧侶、訳経僧。バラモン階級出身で、幼時より五明に通じ、天文、書算、医学、呪術を広く学んだが、雜阿毘曇心論を読んだことによって仏法に帰依し、出家した。諸国で遊学し、スリランカ経由で435年に広州に到着。南朝宋の文帝によって迎えられ建康に入る。 来朝後は、様々な大小経典を翻訳し、のちの中国仏教に多大な影響を与えた。.

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法顕

法顕(ほっけん、337年(咸康3年) - 422年(永初)3年)は、中国東晋時代の僧。姓は龔、平陽郡武陽県(今の山西省)の人。.

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漢訳

漢訳(かんやく)は、漢字文化圏に外側から入ってきた文章や、概念などを漢文・漢語へと翻訳を行なうことである。.

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浮陀跋摩

浮陀跋摩(ふだばつま)は、仏教の僧であり、西域から中国に来て『阿毘達磨大毘婆沙論』の部分訳六十巻を翻訳した訳経僧。 名前は、サンスクリット語で「Buddhavarman」と呼ばれ、「佛陀跋摩」とも音写され、「覚鎧」と漢訳される.

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支婁迦讖

支婁迦讖(しるかせん、しるかしん、Lokakṣema, ローカクシェーマ、147年頃 - 没年不詳)は、中国・後漢の霊帝と献帝の時代に、西域より渡来した訳経僧である。月氏の出身。支楼迦讖、支讖とも称される。.

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支謙

支 謙(し けん、? - ?)は、中国・三国呉の在家訳経者である。月氏の出身。字は恭明、または越。.

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慧皎

慧皎(えこう、497年 - 554年)は中国南朝梁代の僧で、『高僧伝』の撰者である。.

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