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胸声

索引 胸声

胸声(きょうせい)は、西洋音楽の用語で、特に声楽の用語としてよく知られている。声区(レジスター)または声種の一つであり、地声と似た意味で用いられることが多い。 「声種的に胸声」という場合と「声区的に胸声(区)」という場合では意味が多少異なる。 男声と女声で違いが出ることもある。.

10 関係: 声区地声レガートトルソーファルセット発声法音域頭声裏声輪状甲状筋

声区

声区(せいく、レジスタ、レジスター、voice-register、vocal-register)とは音楽で発声(人声及び楽器の発音)の分類に関わる語である。器楽ではパイプオルガン等で使われる言葉で、声楽用語の声区はパイプオルガンにおける概念を人の声に当てはめたものといわれる。 英語ではvoice-register等が使われる。単に「voice」というと声種ここで言う「声種」とは、テノールやソプラノのような、ある一人の歌手の音域や音色などの資質による分類ではなく、一人の歌手が持っている様々な声の音色を指して用いられている点に注意が必要である。以降に現れる「声種」についても同様。の意味合いが強いが声区を指していることもあるため混乱しやすい(voce(伊)やvoix(仏)Stimme(独)等、及びそれらの日本語訳の「声」にも同じことがいえる)。また、voice-registerやvocal-registerが声の「音域」などと訳されていて誤解を生むことがある。.

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地声

日本語の地声 (じごえ)は文字通り「地の声」であり、元来は「普段平素で喋るときの声」といった意味である。 歌唱においては胸声あるいは実声に似た意味で使われるがその場合、声区的に用いられることが多い。 また、歌唱のために調整された声に対して声区に関係なく「地声」という場合があり、これには「喉声」(生声などともいわれる)に近い意味合いがあり、「喉が狭い、デックンされていない」ことを指す。.

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レガート

レガート(legato)は、音楽のアーティキュレーションのひとつ。ある声部において、連続する2つの音(通常音の高さは異なる)を途切れさせずに滑らかに続けて演奏することである。楽譜では通常スラーで指示されるが、legatoのように文字で書かれることもある。主にスペイン語、イタリア語、フランス語、ポルトガル語などのロマンス語を語源とする地域ではレガートが用いられ、英語、ドイツ語圏ではスラーが音楽用語として一般的に用いられている。 レガートを強調するためには、最後の音の後に休符がない場合には、最後の音を多少短く演奏する。また、特に指示がなければ最後の音を他の音よりも弱く演奏することが多い。そして、最後の音を除き、音強の極端な変化を避け、全体でクレッシェンドもディミヌエンドも1つまでに抑えられるのが普通である。.

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トルソー

トルソ(torso)は、人間の頭部・両腕・両脚、すなわち五体を除いた胴体部分のこと。「木の幹」や「胴体」を意味するイタリア語に由来する。トルソーとも言う。.

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ファルセット

ファルセット(伊語・英語:falsetto)とは歌手が特に高いピッチ(音高)に対応するために作り出す声色、及びその発声技術を指す。「仮声」と訳されることもある。.

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発声法

声法(はっせいほう)とは、様々な目的のために、より美しく効果的な声を出す方法である。多くの場合、基本的には音声学をよりどころとする。 日常生活においては、声の出し方について意識的な調節や訓練を行うことは稀であるが、歌唱、演劇、司会、演説をするとき、又はそれらを職業とする場合において、それぞれの目的についてより効果的に声を出すための方法論をまとめたものが発声法であり、それぞれの立場から研究がなされている。また、音声学、耳鼻咽喉科学など、科学的、医学的な立場からも研究が進められている。 歌唱の場合と、演劇、演説など発話の場合では発声法は少々異なるが、歌唱においてもクラシック音楽、ジャズ、ロック、演歌など、ジャンルによって求められる声や適切な発声法は異なる。.

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音域

音域(おんいき)とは、音高の範囲のことである。.

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頭声

頭声(とうせい)とは、声区(レジスター)または声種の一つであり、裏声と似た意味で用いられることもある。 「声種的に頭声」という場合と「声区的に頭声(区)」という場合では意味が多少異なる。男声と女声で違いが出ることもある。.

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裏声

日本語の裏声(うらごえ)とは、地声から裏返った(換声点を越えた)声のこと。発声法の一種であるファルセットと同じ意味で用いられることが多い。 また、「調子はずれな声」「三味線などの調子を離れて(低く)歌う声」等の意味もあるが頻出はしない。 人間は発声する際に声門閉鎖の強さと声帯の伸展状態を変えることで任意の高さの音を出す。裏声と呼ばれるのは主に、声門の閉鎖が弱く伸展主体で音高調節するときの声である(一説では声帯の倍振動によって通常より1オクターブ高い音が出る)。日本の「裏声」は男性特有のものとみなされることがあるが、これもファルセットと共通している。声楽において女声が主に用いる美しく響く裏声は頭声と呼ばれる。この頭声に対して裏声という場合は更に限定された意味になる。裏声(ファルセット)に頭声を含むか、あるいは逆に頭声に裏声を含むかは流儀によるところが大きい。.

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輪状甲状筋

輪状甲状筋(りんじょうこうじょうきん)とは、内喉頭筋の一つで輪状軟骨に起始し、鼻唇溝、上口唇の皮膚に付着し甲状軟骨に停止する平滑筋。迷走神経の枝である上喉頭神経に支配される。別名、前筋。 声帯ヒダを伸ばして、緊張させ、声を高くする。.

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