ロゴ
ユニオンペディア
コミュニケーション
Google Play で手に入れよう
新しい! あなたのAndroid™デバイスでユニオンペディアをダウンロードしてください!
インストール
ブラウザよりも高速アクセス!
 

桂右之助

索引 桂右之助

桂 右之助(かつら うのすけ、1903年 - 1971年3月6日)は、上方噺家(上方の落語家)。本名は鹿島卯之助。 大阪・豊中生まれ。当初、職を持ちながら寄席に通い、下足番に頼み込んで落語家になったが、どこの門下にも属さなかった。そのため、席亭の計らいで右之助(本名の鹿島卯之助にちなんで)の名をもらった。あまり目立った活躍はなかったが、2代目桂花團治に稽古を付けてもらい、下座として重宝された。晩年、吉本の劇場でヘタリをやったり、京都の落語会や特別な会に出演する一方、橘ノ圓都、3代目笑福亭福松、4代目桂文團治、初代桂南天らと同様、精力的に3代目桂米朝、3代目桂春団治ら若手を指導し、古典落語の継承に努めた。よくやっていたネタは「厄払い」「始末の極意」「みかんや」等があった。喘息のため、故郷の豊中で死去した。 NHKに出演する際は、桂藤松を名乗っていた時期もある。 なお、桂米朝は、粗筋しか分からなかった「骨釣り」「矢橋船」等の噺を右之助に聴き取り、今聴くようなきちんとした内容に仕立て直した。 非常に几帳面で、楽屋でも着物、雑巾、鳴り物の道具などがきっちりテーブル台に揃っていないと気になったという。漫才の西都ハロー・ジローのハローの義手まできっちり揃えていたというエピソードがある。.

24 関係: 厄祓いかぼちゃ屋吉本興業始末の極意寄席上方上方噺家三升小三三升紋三郎下駄箱平凡社矢橋船落語家西都ハロー・ジロー野ざらし桂南天桂米朝 (3代目)桂春団治 (3代目)橘ノ圓都漫才日本放送協会1903年1971年3月6日

厄祓い

厄祓い(やくばらい)とは、災厄を避け、今後の人生を無事安泰に過ごすため、祈願祈祷することを指す。.

新しい!!: 桂右之助と厄祓い · 続きを見る »

かぼちゃ屋

かぼちゃ屋(かぼちゃや)は古典落語の演目の一つ。別題は「唐茄子屋」。原話は、安楽庵策伝が元和2年に出版した『醒睡笑』第五巻の「人はそだち」。 元々は「みかん屋」という上方落語の演目で、大正初年に4代目柳家小さんが東京に持ち込んだ。主な演者として、5代目柳家小さんや7代目立川談志などがいる。 上方では「みかん屋」の題で2代目桂ざこば一門が多く演じる。ざこばは6代目笑福亭松鶴から直接教わった。.

新しい!!: 桂右之助とかぼちゃ屋 · 続きを見る »

吉本興業

吉本興業株式会社(よしもとこうぎょう、)は、大阪府大阪市中央区(登記上の本店)と東京都新宿区に本社 を置く、マネジメント、プロモーター、テレビ・ラジオ番組製作、演芸の興行等をグループで行う吉本興業グループの持株会社。通称「吉本」、「よしもと」。 1912年(明治45年)4月1日の創業以来、2007年(平成19年)9月30日までは日本の芸能プロダクションで、95年半の最も古い歴史を持っていたが、2007年(平成19年)10月1日から持株会社制へ移行し、同社の事業部門は、よしもとクリエイティブ・エージェンシー、よしもとデベロップメンツ、よしもとアドミニストレーションにそれぞれ分社化され、「吉本(よしもと)」を名乗る芸能プロの歴史は、よしもとクリエイティブ・エージェンシーに引き継がれた。現在の東京証券取引所で上場廃止され、その後TOBで非上場化され、在京・在阪の主要民放局などが主要株主となっている。 日本経済団体連合会と日本商品化権協会加盟。.

新しい!!: 桂右之助と吉本興業 · 続きを見る »

始末の極意

始末の極意(しまつのごくい)は古典落語の演目の一つ。同題は上方落語での演題であり、東京ではしわい屋(しわいや)の題で演じられることが多い。.

新しい!!: 桂右之助と始末の極意 · 続きを見る »

寄席

寄席(よせ)とは、日本の都市において講談・落語・浪曲・萬歳(から漫才)・過去に於いての義太夫(特に女義太夫)、などの技芸(演芸)を観客に見せる興行小屋である。.

新しい!!: 桂右之助と寄席 · 続きを見る »

上方

上方(かみがた・かみかた)は、江戸時代に京都や大阪を初めとする畿内を呼んだ名称である。広義では、畿内を初めとする近畿地方一帯を指す語としても使われる。.

新しい!!: 桂右之助と上方 · 続きを見る »

上方噺家

上方噺家(かみがたはなしか)とは、上方落語の噺家(落語家)のこと。一般的には「上方落語家」「上方落語の噺家(落語家)」などと称する。 現存する亭号は、桂、笑福亭、林家、月亭、橘家、立花家、露(の)、森乃、(明石家)である。かつては立川、三遊亭もあったが、前者は明治期に、後者は太平洋戦争後に断絶している。 現在では上方落語協会などを設立している。.

新しい!!: 桂右之助と上方噺家 · 続きを見る »

三升小三

三升 小三(1897年 - 1965年ころ)は、落語家(上方噺家)。本名は不詳。 出生地不明、大正末ころから三升家紋右衛門の門下の2代目三升紋弥(曲独楽の三増紋也の父)門下となり三升小三となる。花月亭九里丸は兄弟子に当たる。前座時代を大八所属で過ごす。このころのよくかけていたネタは「寄合酒」であった。 その後主要寄席には出ず地方や色物の寄席に出ていた。1929年の神戸湊座の演芸大会に出たのを最後につまびらかでないが、戦後戎橋松竹などの寄席でヘタリをしていた。 晩年、NHKの落語会で桂小三を名乗って出演したことがあった。1965年ころ亡くなった。.

新しい!!: 桂右之助と三升小三 · 続きを見る »

三升紋三郎

三升 紋三郎(みます もんざぶろう)は、落語家の名跡。.

新しい!!: 桂右之助と三升紋三郎 · 続きを見る »

下駄箱

下駄箱(げたばこ)は、靴などの履物を収納するための家具岩井広實監修、工藤員功編 『絵引 民具の事典』 p.174 2008年。銭湯や寄席など古くからある大衆が集う場所では下足箱(げそくばこ)とも呼ばれ、規模が大きい場所では「下足番」と呼ばれる履物の管理人を置くことがある。下駄を履く人が稀になった現代でも下駄箱の名称が使われている。靴箱(くつばこ)とも言う。シューズボックスともいい間取図などではSBをあてる フラットエージェンシー。.

新しい!!: 桂右之助と下駄箱 · 続きを見る »

平凡社

株式会社平凡社(へいぼんしゃ)は、日本の出版社。百科事典の出版社として有名で、多様な一般書のほか岩波書店、筑摩書房と並んで学術・教養性の強い出版物を多く刊行する。現在も継続刊行中の東洋文庫(1963年創刊)、『別冊 太陽』(1972年創刊)などは歴史が古い。社名の「平」の字は、厳密には二つの点が末広がりになった旧字体「」を用いる(大正末期創業のため)。.

新しい!!: 桂右之助と平凡社 · 続きを見る »

矢橋船

『矢橋船』(やばせぶね)は上方落語の演目の一つ。原話は不明。道中噺『伊勢参宮神乃賑』の一編。 主な演者として、3代目桂米朝等がいる。.

新しい!!: 桂右之助と矢橋船 · 続きを見る »

落語家

落語家(らくごか)は、落語を演じることを職業とする人。戦前は、寄席がおもな活動の拠点で、グループを組んで地方公演も行っていたが、戦後はその話術を生かしテレビやラジオの司会業、パーソナリティなどを行うことも多かった。話家・噺家・咄家(はなしか)は、「落語家」の古い表現である。 落語家の演ずる噺は大別して二種類ある。.

新しい!!: 桂右之助と落語家 · 続きを見る »

西都ハロー・ジロー

西都 ハロー・ジロー(さいと ハロー・ジロー)は、昭和期の兄弟漫才師。.

新しい!!: 桂右之助と西都ハロー・ジロー · 続きを見る »

野ざらし

野ざらし(のざらし)は、古典落語の演目のひとつ。野晒しとも表記する。 同演目の元となったとされる上方落語の骨釣り(こつつり)についても、この項目で記述する。.

新しい!!: 桂右之助と野ざらし · 続きを見る »

桂南天

桂 南天(かつら なんてん)は、上方落語の名跡。.

新しい!!: 桂右之助と桂南天 · 続きを見る »

桂米朝 (3代目)

3代目桂 米朝(かつら べいちょう、1925年(大正14年)11月6日 - 2015年(平成27年)3月19日)は、旧関東州(満州)大連市生まれ、兵庫県姫路市出身の落語家。本名、中川 清(なかがわ きよし)。出囃子は『三下り鞨鼓』、『都囃子』。俳号は「八十八」(やそはち)。 現代の落語界を代表する落語家の一人で、第二次世界大戦後滅びかけていた上方落語の継承、復興への功績から「上方落語中興の祖」と言われた。1996年(平成8年)に落語界から2人目の重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定され、2009年(平成21年)には演芸界初の文化勲章受章者となった。1979年(昭和54年)に帝塚山学院大学の非常勤講師を務めた。所属は米朝事務所。尼崎市に住んだ。.

新しい!!: 桂右之助と桂米朝 (3代目) · 続きを見る »

桂春団治 (3代目)

花菱は、桂春団治一門の定紋である。ただし春団治はそれに三重の菱形で囲った「菱三升に花菱」の紋を使用。 三代目 桂 春団治(さんだいめ かつら はるだんじ、1930年3月25日 - 2016年1月9日)は、落語家。本名:河合 一(かわい はじめ)。大阪府大阪市出身。旧字体を春團治。所属事務所は松竹芸能に所属していた。上方落語協会会員(相談役、第3代会長)。出囃子は『野崎』。.

新しい!!: 桂右之助と桂春団治 (3代目) · 続きを見る »

橘ノ圓都

橘ノ 圓都(たちばなの えんと、1883年3月3日 - 1972年8月20日)は、神戸出身の落語家。本名:池田豊次郎。享年89。出囃子は『薮入り』。.

新しい!!: 桂右之助と橘ノ圓都 · 続きを見る »

漫才

漫才(まんざい)は、古来の萬歳を元にし愛知県の尾張万歳の影響を受け、日本の近畿地方で独自に発達したとされる、主に2人組で披露される演芸・話芸。2人の会話の滑稽な掛け合いの妙などで笑いを提供する。大正末期、映画の弁士によって始められた漫談にちなみ、1933年(昭和8年)頃に吉本興業宣伝部によって漫才と名付けられた。漫才を行う者を「漫才師」と呼ぶ。近畿圏の漫才を特に上方漫才(かみがたまんざい)という。.

新しい!!: 桂右之助と漫才 · 続きを見る »

日本放送協会

日本放送協会(にっぽんほうそうきょうかい、英称:Japan Broadcasting Corporation)は、日本の公共放送を担う事業者。よく誤解されるが国営放送ではない。日本の放送法(昭和25年法律第132号)に基づいて設立された放送事業を行う特殊法人。総務省(旧・郵政省)が所管する外郭団体である。 公式略称は、「NIPPON HOSO KYOKAI」の頭文字を取り「」と呼称・記される。 公共放送としての事業規模は、英国放送協会 (BBC) などと並び、国内にNHKエンタープライズ、NHKグローバルメディアサービス、NHK出版など13の連結子会社を持つ。また、関連会社として日本国外にNHKコスモメディアアメリカ、NHKコスモメディアヨーロッパが設立されている。1986年には子会社である株式会社NHKエンタープライズを出資母体として、NHKエンタープライズ25%、株式会社電通25%の共同出資による株式会社総合ビジョンを設立した。しかし、これは事業の縮小を経て2013年7月1日付けでNHKエンタープライズに吸収合併した。 愛宕山。 中継車(いすゞ・フォワード).

新しい!!: 桂右之助と日本放送協会 · 続きを見る »

1903年

記載なし。

新しい!!: 桂右之助と1903年 · 続きを見る »

1971年

記載なし。

新しい!!: 桂右之助と1971年 · 続きを見る »

3月6日

3月6日(さんがつむいか)はグレゴリオ暦で年始から65日目(閏年では66日目)にあたり、年末まであと300日ある。.

新しい!!: 桂右之助と3月6日 · 続きを見る »

出ていきます入ってきます
ヘイ!私たちは今、Facebook上です! »