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栗ノ木峠

索引 栗ノ木峠

栗ノ木峠(くりのきとうげ)は、佐賀県西松浦郡有田町と長崎県佐世保市に跨る峠である。 かつては国道498号の旧道が通っていた。県境の峠の頂上から長崎県側に少し進んだ地点から長崎県道54号栗木吉井線(旧道)が分岐している。 1977年に国道498号(当時は佐賀・長崎県道佐世保伊万里線)のバイパスとして国見トンネルが完成し、有料区間の国見道路の抜け道としての通行が多かった。峠の両側の区間は道幅が狭く、特に長崎県側は急カーブや急勾配の多い「酷道」として知られていた(長崎県道54号栗木吉井線を通って旧世知原町方面へ行く方が少し道幅の広い区間が多く、比較的通りやすい)。また峠の頂上には湧水があり、「国見の名水」としても知られる。 2007年11月30日に国見道路の無料開放に伴って佐賀県側の区間が閉鎖されたため、現在は長崎県側からしか行くことはできない。冬場は路面凍結や積雪のため通行止になることが多く、注意が必要である。.

21 関係: 世知原町佐世保市佐賀県バイパス道路国道498号国見トンネル (国見道路)国見道路積雪西松浦郡路面凍結長崎県長崎県道54号栗木吉井線酷道湧水有田町日本の峠一覧旧道11月30日1977年2007年

峠(とうげ)とは、山道を登りつめてそこから下りになる場所。山脈越えの道が通る最も標高が高い地点。なお、峠の片側にのみ大きな高低差があってもう一方の側が平坦に近いものを片峠という。日本での片峠の代表的な事例としては碓氷峠がある。 峠は、中国地方で垰あるいは乢とも書き、「たお」「とう」「たわ」「たわげ」などと呼ぶ地方があり、地名などにも見られる(岡山県久米南町安ケ乢など)。登山用語では乗越(のっこし)、または単に越(こえ、こし)などとも言い、山嶺・尾根道に着目した場合は鞍部(あんぶ)、窓、コル(col)とも言う。 かつて峠はクニ境であり、その先は異郷の地であった。そのため、峠は、これから先の無事を祈り、帰り着いた時の無事を感謝する場所でもあったことから、祠を設けている所が多い。この祠は、異郷の地から悪いものが入り込まないための結界の役割も果たしていたと考えられる。本来の意味から転じて、何らかの物の勢いが最も盛んな時期のことを峠という。.

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世知原町

世知原町(せちばるちょう)は、長崎県の北部、北松浦半島内陸部にあった町である。北松浦郡に属していた。 2005年(平成17年)4月1日に佐世保市に編入され自治体として消滅した。 ここでは、現在の佐世保市の一地域としての世知原(せちばる)についても記述する。.

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佐世保市

アルカスSASEBO 佐世保市(させぼし)は、長崎県北部地方にある市。 長崎県北部の中心都市で、長崎県では長崎市に次いで2番目、九州では9番目に多い人口を擁する。県庁所在地ではない「非県都」としては比較的大きな規模を持つ都市であり、国から中核市及び保健所政令市の指定を受けている。 かつて旧海軍四軍港(横須賀・呉・佐世保・舞鶴)の一つとして鎮守府が置かれ、現代でも自衛隊や在日米軍の基地として伝統を受け継ぐ、造船および国防の町として知られる。また、西海国立公園に指定されている九十九島や日本最大級のテーマパークであるハウステンボスに代表される観光都市でもある。市制施行当時の市域は旧東彼杵郡佐世保村市町村変遷パラパラ地図 完全版 長崎県 のみで、その後の合併により旧東彼杵郡の一部、旧北松浦郡の一部地域も市域に含む。長崎市とは離れているため、経済圏は異なる。.

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佐賀県

佐賀県(さがけん)は、日本の九州地方の北西部にある県である。県庁所在地は佐賀市。 唐津・伊万里・有田などは古くから陶磁器の産地として有名。玄界灘と有明海の2つの海に接する。令制国の肥前国東部に相当する。明治の府県制成立の際、同国は佐賀県と長崎県の2県として分立した。.

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バイパス道路

江津バイパス(国道9号バイパス) バイパス道路(バイパスどうろ)とは、市街地などの混雑区間を迂回、または峠・山間部などの狭隘区間を短絡するための道路である。略称は「バイパス」や「BP」。また、地図では「BP」 (英語:bypass) と略されることもある。英語のバイパスは、「付随的」「間接的」を意味し、本来は血管手術や電気回路設計などで使用される用語であったが、現在は主にメイン道路を避けて通過できる道路にも用いられるようになった。.

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国道498号

国道498号(こくどう498ごう)は、佐賀県鹿島市から伊万里市を経て長崎県佐世保市に至る一般国道である。.

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国見トンネル (国見道路)

国見トンネル(くにみトンネル)は、佐賀県伊万里市と長崎県佐世保市の間の国見道路(国道498号バイパス)にあるトンネル。 開通時は佐賀県道路公社と長崎県道路公社により国見有料道路の一部として管理されていたが、2007年(平成19年)の同道路無料開放に伴い、現在は一般国道498号の一部として維持管理されている。.

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国見道路

国見道路(くにみどうろ)は佐賀県伊万里市から西松浦郡有田町を経て長崎県佐世保市に至る、国道498号のバイパス道路である。かつては、佐賀県道路公社および長崎県道路公社が管理する一般有料道路として供用されていたが、2007年11月30日を持って償還が完了したことで無料開放された。有料道路として供用されていたころはあじさいロードという愛称があった。 国道498号の難所である栗ノ木峠直下を国見トンネルで結んでおり、この道路の開通によって冬季でも県境越えが可能になった。.

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積雪

積雪(せきせつ)とは、地面に積もった雪のこと。気象用語としては、雪または霰(あられ)が地面の半分以上を覆った状態をいう。.

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西松浦郡

佐賀県西松浦郡の位置(緑:有田町) 西松浦郡(にしまつうらぐん)は、佐賀県の郡。 以下の1町を含む。.

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路面凍結

路面凍結(ろめんとうけつ)とは、気温が氷点下になり道路上の水分(積雪や降雨した後の水溜りなど)が凍りつくことである。 凍りついた路面のことを日本ではアイスバーン(ドイツ語 Eisbahn)と言う。ただし、ドイツ語における「Eisbahn」本来の意味は「スケートリンク」である。.

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長崎県

長崎県(ながさきけん)は、日本の九州地方北西端に位置する県である。県庁所在地は長崎市。 五島列島、壱岐島、対馬など、数多くの島嶼を含み、47都道府県中最も島が多いことで知られる。また、多島であるうえにリアス式海岸を多く擁することから、海岸線の長さは47都道府県中第2位もしくは第1位である(※「地形」節にて詳説)。.

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長崎県道54号栗木吉井線

長崎県道54号栗木吉井線(ながさきけんどう54ごう くりのきよしいせん)は長崎県佐世保市潜木町から、同市世知原地区を通って同市吉井町立石までを結ぶ主要地方道(県道)である。.

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酷道

酷道の典型例(国道425号、奈良県下北山村) 酷道(こくどう)とは、日本の道路の俗語で、一般国道のうち乗用車による通行が困難であるなど文字通り「酷(ひど)い状態の国道」を、「国道」の読み(こくどう)に引っ掛けて揶揄するものである。古くは1958年(昭和33年)に書かれた阿川弘之の紀行文『東北国道二千キロ』、道路地図『ツーリングマップルR 九州・沖縄』(昭文社 2007年1版1刷 ISBN 978-4-398-65707-7)国道265号の旧道である国見峠に対して用いられている。国見峠が国道265号の路線として指定されていた時代に発刊された『ツーリングマップ』1991年版も同様。や自治体史、新聞、紀行記、国会発言にも使用例がみられる。.

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湧水

層湿原の湧水の例:瀞川平(但馬高原植物園内、兵庫県香美町) 湧水(ゆうすい)は、地下水が地表に自然に出てきたもののことである。湧き水(わきみず)や泉(いずみ)、湧泉(ゆうせん)ともいう。大規模な湧水はそのまま川の源流となることもある。.

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有田町

有田町(ありたちょう)は、佐賀県の西部に位置する町で、西松浦郡に属する。日本の伝統工芸品の1つ、有田焼の産地として知られている。.

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日本の峠一覧

日本の峠一覧(にほんのとうげいちらん)では、日本国内にある峠を地方別に一覧として列挙する。 注:「読み」欄に関しては、以下のような表記とする。.

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旧道

旧道(きゅうどう)とは、古くからの幹線道路が都市発達と共に交通のボトルネックとして問題視され、バイパス道路など他に新規開発されたものに置き換わる形で主要道から外れた道路の総称・俗称。.

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11月30日

11月30日(じゅういちがつさんじゅうにち)はグレゴリオ暦で年始から334日目(閏年では335日目)にあたり、年末まであと31日ある。11月の最終日である。.

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1977年

記載なし。

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2007年

この項目では、国際的な視点に基づいた2007年について記載する。.

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