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枝変わり

索引 枝変わり

枝変わり(えだがわり、bud sport)とは、植物のある枝だけに関して、新芽・葉・花・果実などが、成長点の突然変異などによって、その個体が持っている遺伝形質とは違うものを生じる現象である。動物であれば、体細胞の突然変異が新たな個体に反映することはまずあり得ないが、植物では成長点から先へ先へと体が作られてゆくため、変異しなかった部分と区別され、形質として固定する可能性がある。 野生植物に出れば、変わり物となる。この枝を挿し木等すれば、新しい品種となる可能性がある。園芸植物に出る場合は、多くの場合、斑入り葉が無地になったり、八重咲きの花が一重になるなど、親より劣ったものになるが、まれに親より優れたものや、新品種として残しておく価値のあるものが出現することもある。日本の伝統的な園芸種である皐月には、枝変わりによってできた品種がいくつかある。また、温州みかんでは枝変わりによる品種が多く登録されている。

目次

  1. 9 関係: 分裂組織刀根早生ウンシュウミカンサツキ八重咲き突然変異挿し木斑入り

  2. 園芸
  3. 突然変異

分裂組織

分裂組織(ぶんれつそしき)またはメリステム(Meristem)とは、植物で、未分化な細胞からなり、細胞分裂を活発に行っている組織のことである。 中心に分裂の指示を出す静止中心という細胞を持ち、その周囲に指示を受けて分裂する幹細胞が取り囲んでいる。分裂した細胞は、静止中心から指示が出れば分裂するが、静止中心から離れて指示が受けとれない状態になると、分裂をせず植物を構成する細胞に分化する。 茎・根などに存在し、植物を生長させる働きを持つ縦方向の成長と分化に関係する頂端分裂組織(成長点とも呼ばれる)と、横方向の成長(茎が太くなるなど)に関係する形成層などの後生分裂組織の2種類に分けられる。茎側にある頂端分裂組織は茎頂分裂組織(shoot apical meristem 略:SAM) 、根側にあるものは根端分裂組織(root apical meristem 略:RAM)と呼ばれる。 このほかに植物体が傷ついた場合などに形成され、人工的に誘導することもできるカルスも類似した未分化細胞の塊であるが、不定形で組織の形をとらない。 分化した植物細胞は一般には分裂・再分化を行わない(カルス形成を除く)ので、新しい組織・器官を形成するには分裂組織が必要である。分裂組織細胞は機能的には動物の幹細胞に相当するが、動物の幹細胞は独立の組織を形成しないという点で異なる。 細胞は一般に小さく、原形質に満たされている(分化した細胞では液胞が大部分を占める)。プラスチドも分化していない。また細胞間隙もなく詰まっており、細胞壁も薄い。

見る 枝変わりと分裂組織

刀根早生

刀根早生(とねわせ)は、奈良県天理市発祥の渋柿の品種である。

見る 枝変わりと刀根早生

ウンシュウミカン

ウンシュウミカン(温州蜜柑、学名: Citrus unshiu)は、ミカン科の常緑低木またはその果実のこと。鹿児島県が原産とされる柑橘類の一種『aff(あふ)』2017年1月号(農林水産省)2021年12月30日閲覧。さまざまな栽培品種があり、産地によりブランド名がある。果実が食用にされ、種がなくオレンジよりも淡泊な味わいがある。

見る 枝変わりとウンシュウミカン

サツキ

サツキ(皐月・杜鵑、学名: Rhododendron indicum)はツツジ科ツツジ属に分類される植物で、山奥の岩肌などに自生する。盆栽などで親しまれている。別名、サツキツツジ(皐月躑躅)、映山紅(えいさんこう)などとも呼ばれている。

見る 枝変わりとサツキ

八重咲き

八重咲き(やえざき、Double-flowered)とは、花びらが重なって咲く花の咲き方のことで、普通は変わりものとして出現する。花が派手になるので園芸植物では喜ばれる。

見る 枝変わりと八重咲き

突然変異

突然変異(とつぜんへんい、Mutation)とは、生物やウイルスがもつ遺伝物質の質的・量的変化。および、その変化によって生じる状態。 核・葉緑体において、DNA、あるいはRNA上の塩基配列に物理的変化が生じることを遺伝子突然変異という。染色体の数や構造に変化が生じることを染色体突然変異という。 細胞や個体のレベルでは、突然変異により表現型が変化する場合があるが、必ずしも常に表現型に変化が現れるわけではない。また、多細胞生物の場合、突然変異は生殖細胞で発生しなければ、次世代には遺伝しない。 表現型に変異が生じた細胞または個体は突然変異体(ミュータント、mutant)と呼ばれ、変異を起こす物理的・化学的な要因は変異原(ミュータゲンmutagen)という。個体レベルでは、発癌や機能不全などの原因となる場合がある。しかし集団レベルでみれば、突然変異によって新しい機能をもった個体が生み出されるので、進化の原動力ともいえる。

見る 枝変わりと突然変異

枝(えだ)とは、。

見る 枝変わりと枝

挿し木

挿し木(さしき、英:cutting)は、広義には植物の茎と根を兼ね備えない一部分を切り取り、そこから茎と根を具備した独立個体の植物に仕立てる、無性繁殖法のことである。

見る 枝変わりと挿し木

斑入り

斑入り(ふいり)とは、植物においてもともと単色で構成される組織が、本来持っているべき色、つまり緑色の葉の一部が白や黄色あるいは赤の模様になることを指すことが多い。この白や黄色あるいは赤の模様を斑(ふ)という。外的または遺伝的要因によって多色になってしまう場合をいう。多くは葉に見られる。一般に病気や害虫、あるいは気温や土壌の影響などの一時的な現象とは区別される。ウイルス病により生じることも多いが、シマイネなど品種として重宝されるものもある。 その植物種の特徴としてすべての枝葉に現れる場合や、突然変異として出現する場合もある。狭い意味では後者のみを斑入りという。

見る 枝変わりと斑入り

参考情報

園芸

突然変異