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成層火山

索引 成層火山

成層火山(せいそうかざん )とは、ほぼ同一の火口からの複数回の噴火により、溶岩や火山砕屑物などが積み重なり形成された円錐状の火山のこと。地形と内部構造によって類別された火山形状の一つである。.

47 関係: 堆積物安山岩富士山岩手山御嶽山侵食地形マヨン山マグマチンボラソポポカテペトル山レーニア山ヴェスヴィオテイデ山デイサイトフィリピン列島アメリカ合衆国アレナル火山アダムス山インドネシアイタリアエトナ火山エクアドルオリサバ山オルドイニョ・レンガイキリマンジャロクリュチェフスカヤ山コリマ山シナブン山スペインスパター丘セント・ヘレンズ山円錐噴火玄武岩火口火山火山砕屑物火砕流磐梯山羊蹄山鳥海山桜島沈み込み帯溶岩浅間山

堆積物

堆積物(たいせきぶつ、sediment)とは、礫や砂、泥などの岩石片や鉱物、生物遺骸、火山噴出物、水中の溶解物などが、水中ないし大気中の特定の場所に積み重なったもの。一般に、岩石化していないルーズな状態の土砂である。堆積物が続成作用によって固結した岩石を堆積岩という。 堆積物は、地表の大気圏、水圏、岩石圏、生物圏が密接に関連する環境のもとで、太陽光や重力等の影響を受けて発生する物理学的、化学的、生物学的な作用(堆積作用)を通じて形成され、その変化過程を解析することで様々な基礎的な地質情報を得ることができる。 未固結の堆積物とそれらが固結した堆積岩の総称としても用いられる。.

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安山岩

火山岩のQAPF図;Q: 石英、A: アルカリ長石、P: 斜長石、F: 準長石 化学組成による火山岩の分類 安山岩の薄片 安山岩(あんざんがん、)は、火成岩の一種。現在用いられている全岩SiO2量による火山岩の分類法のうち、国際地質科学連合の推薦する分類体系によれば、52~57wt%が玄武岩質安山岩。57~63wt%が安山岩と定義される。日本でよく用いられている分類体系は都城・久城(1975)によるもので、国際地質科学連合のものと同様に、縦軸にアルカリ量 (Na2O + K2O)、横軸にSiO2量をとっており、SiO2が53~62wt%を安山岩としている。深成岩の閃緑岩に対応する。 英名の は、南米アンデス山中のMarmato産の粗面岩様の火山岩に対し、ブッフが命名したもので、アンデスの名をとり -ite をつけたもの。日本語訳は、はじめ小藤文次郎により富士岩(明治17年)と訳され、東京大学系の人々に用いられたが、地質調査所ではアンデス山の石の意で、安山岩と訳して用いた。文献に最初に安山岩の訳が現れるのは、ライマンの弟子であった西山正吾による『伊豆図幅説明書』(明治19年)で、以後、富士岩・安山岩が明治20年代までは併用された。.

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富士山

富士山(ふじさん、Mount Fuji)は、静岡県(富士宮市、裾野市、富士市、御殿場市、駿東郡小山町)と、山梨県(富士吉田市、南都留郡鳴沢村)に跨る活火山である。標高3776.24 m2等三角点「富士山」の標高は3775.51mである。最高地点はこの三角点から北へ約12mのところにある岩の頂上であり、その高さは、三角点より0.61mだけ高い(1991年の観測)。、日本最高峰(剣ヶ峰)日本が玉山(新高山)のある台湾を領有していた時期を除く。の独立峰で、その優美な風貌は日本国外でも日本の象徴として広く知られている。数多くの芸術作品の題材とされ芸術面で大きな影響を与えただけではなく、気候や地層など地質学的にも大きな影響を与えている。懸垂曲線の山容を有した玄武岩質成層火山で構成され、その山体は駿河湾の海岸まで及ぶ。 古来霊峰とされ、特に山頂部は浅間大神が鎮座するとされたため、神聖視された。噴火を沈静化するため律令国家により浅間神社が祭祀され、浅間信仰が確立された。また、富士山修験道の開祖とされる富士上人により修験道の霊場としても認識されるようになり、登拝が行われるようになった。これら富士信仰は時代により多様化し、村山修験や富士講といった一派を形成するに至る。現在、富士山麓周辺には観光名所が多くある他、夏季シーズンには富士登山が盛んである。 日本三名山(三霊山)、日本百名山『日本百名山』 深田久弥(著)、朝日新聞社、1982年、ISBN 4-02-260871-4、pp269-272、日本の地質百選に選定されている。また、1936年(昭和11年)には富士箱根伊豆国立公園に指定されている。その後、1952年(昭和27年)に特別名勝、2011年(平成23年)に史跡、さらに2013年(平成25年)6月22日には関連する文化財群とともに「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」の名で世界文化遺産に登録された。日本の文化遺産としては13件目である。富士の山とは詠んだとしても、「ふじやま」という呼称は誤りである。.

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岩手山

岩手山(いわてさん)は日本の東北地方、奥羽山脈北部にあり二つの外輪山からなる標高2,038mの成層火山。岩手県の最高峰であり、県のシンボルの一つとされている。日本百名山に選定されている。.

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御嶽山

御嶽山(おんたけさん)は、長野県木曽郡木曽町・王滝村と岐阜県下呂市・高山市にまたがり、東日本火山帯の西端に位置する標高3,067 mの複合成層火山である日本山名辞典 (1992)、116頁新日本山岳誌 (2005)、972-973頁。大きな裾野を広げる独立峰である深田久弥 (1982)、227-230頁。 2014年9月27日に7年ぶりに噴火。山頂付近にいた登山客が巻き込まれ、1991年雲仙普賢岳の火砕流による犠牲者数を上回る事態となった。.

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侵食

300px 侵食(しんしょく、侵蝕とも、erosion)とは、水や風などの外的営力により岩石や地層が削られること。浸食(浸蝕)と表記する場合もあるが、水に「浸る」とは限らないため、学術的には侵食(侵蝕)の表記を用いる。 水の場合は雨水およびそれが流れたものから河川の流れ、海や湖の波、氷河などが原因(scoring)。水流そのものによって物理的侵食をする場合を「洗掘」、長時間にわたって堅い岩盤などが摩耗されることを「磨食」と区別することもある。 風の場合は風そのもののほか、風で飛ばされてくる砂粒によって削られる(サンドブラスト状態)ことも多い。これは風食(deflation)と呼ばれることもある。また、貝類やウニなどによって石灰岩などが侵食されることを生物侵食(bioerosion)という。.

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地形

地形(ちけい、英語:landform)は、地球表面の不均衡のことである。なお、日本語の日常語では地表の高低や起伏の形を指す。.

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マヨン山

マヨン山(マヨンさん、)はフィリピン共和国のルソン島南部、ビコル地方アルバイ州にある火山である。標高は2,463m。一帯はマヨン山国立公園に指定されている。.

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マグマ

マグマ(magma)とは、地球や惑星を構成する固体が溶融したものである。地球のマントルや地殻は主にケイ酸塩鉱物でできているため、その溶融物であるマグマも一般にケイ酸塩主体の組成を持つが、稀に「炭酸塩」鉱物を主体とするマグマも存在する。岩漿(がんしょう)ともいう坪井誠太郎『岩石學I』(岩波全書)。英語の magma は、ギリシャ語の μάγμα (糊の意)からきている。.

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チンボラソ

チンボラソ(Volcán Chimborazo)は、エクアドル中央のチンボラソ県にあるアンデス山脈の火山である。首都キトから南南西に150kmの位置にある。エクアドルの最高峰であり、山頂は地球の表面上で最も地球の中心から離れた地域にある。山名は現地語で「青い雪」を意味する。.

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ポポカテペトル山

ポポカテペトル山(ポポカテペトルさん、Popocatépetl)は、メキシコのプエブラ州に存在する活火山である。2016年現在も噴火継続中。山頂の標高は5426m。.

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レーニア山

レーニア山(英語:Mount Rainier)は、アメリカ西海岸の北部ワシントン州にあり、カスケード山脈の最高峰である成層火山である。高さは4,392m。.

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ヴェスヴィオ

ヴェスヴィオ山()は、イタリア・カンパニア州にある火山。ナポリから東へ約9kmのナポリ湾岸にある。現在は噴火していない。日本ではベスビオス火山、ヴェスヴィオス火山とも呼ばれることがある。 狭義のヴェスヴィオ山は、ソンマ山(1,132m)とよばれる外輪山が取り巻いた標高1281メートルの複合成層火山。英語からヴェスヴィアス、ラテン語からウェスウィウス、ヴェスヴィウスとも呼ばれる。イタリア語の発音をカタカナ表記すると「ヴェズーヴィオ」となる。ローマ人にとっては紀元前73年に剣闘士スパルタクスが仲間とともに立て籠もった山として記憶されていた石弘之 2012年 71ページ。.

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テイデ山

テイデ(Teide)もしくはピコ・デル・テイデ(Pico del Teide)は、カナリア諸島のテネリフェ島にある、スペイン領内最高峰に当たる火山。テイデ山とその周辺は、「テイデ国立公園」という面積18,900ヘクタール あまりを持つ国立公園になっており、2007年にはユネスコの世界遺産に登録された。 海抜の標高は3,718メートルで、近海の海底からの高さはおよそ7,500メートルであり、スペイン領内最高峰であるとともに、大西洋の島にある山としても最高峰である。テネリフェ島それ自体が地球で第三位の規模を持つ火山になっていることから、テネリフェ島は世界第三位の火山島でもある、また、テネリフェは標高も火山島として世界第三位になっている。 噴火を繰り返してきた歴史と人口密集地に近いことから、国際火山学地球内部化学会によって、テイデ山は将来起こりうる自然災害に備えるための緊密な研究が要請される特定16火山(Decade Volcanoes) のひとつに指定されている。.

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デイサイト

デイサイト 火山岩のQAPF図; Q:石英、A:アルカリ長石、P:斜長石、F:準長石 デイサイト(dacite)は、火成岩の一種。深成岩の花崗閃緑岩に対応する。過去には「石英安山岩」と呼ばれていたが、成分的にデイサイトであっても石英結晶を含まないものもあり、また現在では安山岩よりも流紋岩に近いという考え方が主流であることから、「石英安山岩」の名称は使われなくなった。 火山岩は岩石全体の成分(特にSiO2の比率)で分類され、デイサイトはSiO2が63 - 70%でアルカリ成分の少ないもの。通常は斑状組織を持つ。色は白っぽいことが多いが、噴出条件や結晶度などにより多様である。 斑晶および石基として、有色鉱物である黒雲母・角閃石・輝石、無色鉱物である斜長石・石英等を含む。.

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フィリピン

フィリピン共和国(フィリピンきょうわこく、Republika ng Pilipinas、Republic of the Philippines、) 通称フィリピンは、東南アジアに位置する共和制国家である。島国であり、フィリピン海を挟んで日本とパラオ、ルソン海峡を挟んで台湾、スールー海を挟んでマレーシア、セレベス海を挟んでインドネシア、南シナ海を挟んで中国およびベトナムと対する。フィリピンの東にはフィリピン海、西には南シナ海、南にはセレベス海が広がる。首都はマニラで、最大の都市はケソンである。国名のフィリピンは16世紀のスペイン皇太子フェリペからちなんでいる。.

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列島

アリューシャン列島 列島(れっとう)とは、列状に連なっている島々のこと。日本では特に日本列島を指す場合もある。.

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アメリカ合衆国

アメリカ合衆国(アメリカがっしゅうこく、)、通称アメリカ、米国(べいこく)は、50の州および連邦区から成る連邦共和国である。アメリカ本土の48州およびワシントンD.C.は、カナダとメキシコの間の北アメリカ中央に位置する。アラスカ州は北アメリカ北西部の角に位置し、東ではカナダと、西ではベーリング海峡をはさんでロシアと国境を接している。ハワイ州は中部太平洋における島嶼群である。同国は、太平洋およびカリブに5つの有人の海外領土および9つの無人の海外領土を有する。985万平方キロメートル (km2) の総面積は世界第3位または第4位、3億1千7百万人の人口は世界第3位である。同国は世界で最も民族的に多様かつ多文化な国の1つであり、これは多くの国からの大規模な移住の産物とされているAdams, J.Q.;Strother-Adams, Pearlie (2001).

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アレナル火山

アレナル火山(アレナルかざん、)は、コスタリカにある安山岩質の成層火山である。 首都・サンホセから北西に90キロ離れた中北部アラフエラ州のサンカルロス県に位置し、最寄の街はフォルトゥナである。 標高,. 、山容は秀麗な円錐形で、の火口を持つ。7千年ほど前に噴火活動を開始した、地質学的には非常に若い火山で、 "Pan de Azúcar"、"Canaste"、"Volcan Costa Rica"、"Volcan Río Frío"、 "Guatusos Peak"など様々な異名を持っている。 かつてこの火山は数百年間に渡って噴火活動を休止しており、噴気孔が見られる以外には全山を植生に覆われていた。しかし1968年に突如として噴火活動を再開し、山麓にあるタバコン(Tabacón)の街を破壊した。 西側斜面に3つの火口が形成され、そのうち一つは現在でも活動を続けている。.

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アダムス山

アダムス山(アダムスさん、)とは、北アメリカ大陸の東部に存在する山の1つである。なお、行政区分ではアメリカ合衆国のニューハンプシャー州に属する。.

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インドネシア

インドネシア共和国(インドネシアきょうわこく、)、通称インドネシアは、東南アジア南部に位置する共和制国家。首都はジャワ島に位置するジャカルタ。 5,110kmと東西に非常に長く、また世界最多の島嶼を抱える島国である。赤道にまたがる1万3,466もの大小の島により構成される。人口は2億3,000万人を超える世界第4位の規模であり、また世界最大のムスリム人口を有する国家としても知られる。 島々によって構成されている国家であるため、その広大な領域に対して陸上の国境線で面しているのは、ティモール島における東ティモール、カリマンタン島(ボルネオ島)におけるマレーシア、ニューギニア島におけるパプアニューギニアの3国だけである。 海を隔てて近接している国家は、パラオ、インド(アンダマン・ニコバル諸島)、フィリピン、シンガポール、オーストラリアである。 ASEANの盟主とされ、ASEAN本部が首都ジャカルタにある。そのため、2009年以降、アメリカ、中国など50か国あまりのASEAN大使が、ジャカルタに常駐。日本も、2011年(平成23年)5月26日、ジャカルタにASEAN日本政府代表部を開設し、大使を常駐させている。.

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イタリア

イタリア共和国(イタリアきょうわこく, IPA:, Repubblica Italiana)、通称イタリアは南ヨーロッパにおける単一国家、議会制共和国である。総面積は301,338平方キロメートル (km2) で、イタリアではロスティバル(lo Stivale)と称されるブーツ状の国土をしており、国土の大部分は温帯に属する。地中海性気候が農業と歴史に大きく影響している。.

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エトナ火山

トナ火山(エトナかざん、Etna)は、イタリア南部シチリア島の東部にある活火山。旧名をモンジベッロ (Mongibello) という。ヨーロッパ最大の活火山であり、2014年のGPSを使った測定では標高は3,329mであるが、活発な火山であるため標高の変化が早い。アルプスを除いたイタリアでは最も高い山である。山麓部の直径は140kmに及び、その面積は約1,190km2である。イタリアにある3つの活火山の内では飛び抜けて高く、2番目に高いヴェスヴィオ山の3倍近くもある。 エトナ火山は、世界でも活動的な火山の一つであり、頻繁に噴火を起こしている。時には大きな噴火を起こすこともあるが、特別に危険な火山とは見なされておらず、数千人が斜面とふもとに住む。火山麓扇状地に発達する水はけの良い土壌を利用して出典(火山麓扇状地): - 京都大学鎌田浩毅、2017年2月閲覧葡萄園や果樹園が広がる。 神話において、テュポンが封印された場所だとされる。ノアの大洪水を引き起こしたという説がある。.

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エクアドル

アドル共和国(エクアドルきょうわこく、)、通称エクアドルは、南アメリカ西部に位置する共和制国家。北にコロンビア、東と南にペルーと国境を接し、西は太平洋に面する。本土から西に1,000km程離れたところにガラパゴス諸島(スペイン語ではコロン諸島:)を領有する。首都はキト。最大の都市はグアヤキル。なお、国名のエクアドルはスペイン語で「赤道」を意味する。.

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オリサバ山

リサバ山(オリサバさん、Pico de Orizaba、または、シトラルテペトル山、Citlaltépetl、citlal(in)は星、tepētlは山の意味)は成層火山である。北アメリカで3番目に高くメキシコで1番高い山である。標高は5,636m。ベラクルス州とプエブラ州の境界にあり、の東端にある。火山は現在休眠しているが死火山ではなく、19世紀中に最後の噴火を起こしている。オリサバ山はアフリカのキリマンジャロに次ぐ世界で2番目に顕著に突出した火山の峰である。.

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オルドイニョ・レンガイ

ルドイニョ・レンガイ (Ol Doinyo Lengai または Oldoinyo Lengai) はタンザニア北部にある火山である。レンガイ山とも呼ばれる。東アフリカのグレート・リフト・ヴァレーの火山系の一部で、東リフトヴァレーにある。アルーシャの北西120 kmに位置し、ケニア国境のナトロン湖の南に位置する。2013年現在も活動中の活火山である。 地元のマサイ族の言葉で「オルドイニョ」は「山」、「レンガイ」は「神」であり、「神の山」を意味する。.

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キリマンジャロ

リマンジャロ(Kilimanjaro) はタンザニア北東部にある山で、標高5,895m。アフリカ大陸の最高峰。山域がキリマンジャロ国立公園に指定されている。山脈に属さない独立峰では世界で最も高い。.

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クリュチェフスカヤ山

リュチェフスカヤ山(Klyuchevskaya Sopka、Ключевская сопка)は、カムチャツカ半島の最高峰で、ユーラシア大陸最高峰の活火山でもある。 山頂から西北西約11kmのところにはウシュコフスキ火山(en)、南西約5kmにはカーメン火山(en)、南南西約10kmにはベズイミアニ火山など、これらの山々と連山をなす成層火山で、見る方向によっては富士山によく似ていることからカムチャツカ富士ともよばれる。標高は4,750mであるが、火山活動によって標高は変化する。山頂部の主火口のほか、山腹には多数の側火口をもつ。 晴れの日には北側にシベルチ山(en)を望むことができる。.

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コリマ山

山頂にできた溶岩ドームから上がる噴気(2009年) コリマ山(コリマさん、Volcán de Colima, または、Volcán de Fuego)はメキシコ・コリマ州にある活火山である。標高3,850m。 首都メキシコシティから西に500km離れた位置にある火山である。メキシコにある火山では最も活発とされ、頻繁に噴火を起こす。山頂に溶岩ドームがあるのが特徴。国際火山学地球内部化学会の特定16火山に指定されていた。.

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シナブン山

ナブン山(Gunung Sinabung)は、インドネシア北スマトラ州カロ県のブラスタギ近郊にある標高2,460mの活火山。世界最大のカルデラ湖であるトバ湖の北40kmにあり、安山岩・デイサイトを噴出した。 2010年8月に有史以来初めての水蒸気爆発を起こし、2013年9月より噴火活動を活発化させ、溶岩流・火砕流が断続的に発生した。2014年2月1日には火砕流によって住民16名が犠牲となった出典: - 池田誠、福島淳一、横尾公博、2017年5月閲覧。2016年にも死者が出ている。.

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スペイン

ペイン王国(スペインおうこく、Reino de España)、通称スペインは、南ヨーロッパのイベリア半島に位置し、同半島の大部分を占める立憲君主制国家。西にポルトガル、南にイギリス領ジブラルタル、北東にフランス、アンドラと国境を接し、飛地のセウタ、メリリャではモロッコと陸上国境を接する。本土以外に、西地中海のバレアレス諸島や、大西洋のカナリア諸島、北アフリカのセウタとメリリャ、アルボラン海のアルボラン島を領有している。首都はマドリード。.

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スパター丘

パター丘(スパターきゅう、)は、火山の噴火によって形成される地形の一つである。 粘性の小さい(流動性の高い)マグマが噴火を起こす場合、爆発力が弱ければ火口のまわりにベタベタと溶岩が飛び散る - 静岡大学小山研究室、2017年7月閲覧。これらひとつひとつをスパターといい - 群馬大学教育学部 早川由紀夫、2017年7月閲覧、これらが堆積・溶結してできた岩石をアグルチネートとよぶ。噴火が続くと次第に火口の縁を形成していきスパター丘ができる。通常は高さが10m以下で - USGS、2017年7月閲覧、岩盤の亀裂に沿って線状に並んで形成されることが多い。もう少し爆発力が強いと、円錐台状の山体をもつスコリア丘となる。 File:Craters of the Moon National Monument - Idaho (14541455316).jpg|スパター丘Craters of the Moon火山, 米アイダホ州 File:Puu_Oo_cropped.jpg|スパター丘キラウエアのプウ・オオ火口(1983年) File:Kamoamoa 2011-03-07 spatter rampart.jpg|キラウエア火山の飛び散るスパター File:Lava Spatter Mound at Mauna Ulu in Hawaii.jpg|>キラウエアのアグルチネート File:Agglutinate (29551261096).jpg|伊豆大島のアグルチネート大型のアグルチネートと呼ばれているもの。1986年の噴火でのスパターなどが積み重なり500mほど流されたもの。.

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セント・ヘレンズ山

ント・ヘレンズ山、または、セントヘレンズ山 (Mount St. Helens) は、アメリカ合衆国のワシントン州スカマニア郡にある大型の活火山で、山体崩壊の様子が写真に収められた火山として広く知られている。 本火山は、シアトルから南へ約154km、オレゴン州ポートランドから北東へ約85kmの地点に位置する。カスケード山脈の一部であり、先住民族のクリッキタットからは「煙と火の山」という意味の「ロウワラ・クロウ (Louwala-Clough)」と呼ばれていた。セント・ヘレンズという山名は、18世紀後半にカスケード山脈の調査を行ったイギリス海軍の航海士ジョージ・バンクーバーが、友人であった外交官の初代セント・ヘレンズ男爵アレイン・フィッツハーバート (Alleyne FitzHerbert) にちなんで名づけたものである。.

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円錐

円錐(えんすい、cone)とは、円を底面として持つ状にとがった立体のことである。.

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噴火

火山噴火 リダウト山の大噴火 噴火(ふんか、)とは、火山からマグマや火山灰などが比較的急速に地表や水中に噴き出すことである。火山活動(かざんかつどう、)の一つで、マグマの性質によって、規模や様式にさまざまなものがある。気象庁では、火口から固形物が水平あるいは垂直距離でおよそ100 - 300mの範囲を越したものを「噴火」として記録することになっている。.

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玄武岩

火山岩のQAPF図; Q:石英、A:アルカリ長石、P:斜長石、F:準長石 玄武岩(げんぶがん、)は、苦鉄質火山岩の一種。深成岩の斑れい岩に対応する。 火成岩は全岩化学組成(特にSiO2の重量%)で分類され、そのうち玄武岩はSiO2が45 - 52%で斑状組織を有するもの。斑晶は肉眼で見えないほど小さい場合もある。肉眼での色は黒っぽいことが多いが、ものによっては灰色に見えることもあり、また含まれる鉄分の酸化によって赤 - 紫色のこともある。.

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火口

富士山の火口(2010年11月) 浅間山の火口(2007年2月) 2000年の噴火活動で出来た有珠山の寄生火口。火口列をなす(2001年8月撮影) カメルーン山の火口 火口(かこう、)とは、地下のマグマや、火山ガスに運ばれた岩塊など、固体〜液体が地表に噴出する(または過去に噴出した)穴。噴出するものが泥や湯であっても規模によっては火口と呼ばれることがある。噴火口()ともいう。 ガス(気体)のみを噴出する穴は噴気口と呼ぶことが多いが、実際のところサイズによって大まかに区別され、ガスのみであっても直径数メートルともなると火口と呼ばれることが多い。過去現在の噴火の有無は問われない(大分県伽藍岳の泥火口の例など)。.

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火山

火山(かざん、)は、地殻の深部にあったマグマが地表または水中に噴出することによってできる、特徴的な地形をいう。文字通りの山だけでなく、カルデラのような凹地形も火山と呼ぶ。火山の地下にはマグマがあり、そこからマグマが上昇して地表に出る現象が噴火である。噴火には、様々な様式(タイプ)があり、火山噴出物の成分や火山噴出物の量によってもその様式は異なっている。 火山の噴火はしばしば人間社会に壊滅的な打撃を与えてきたため、記録や伝承に残されることが多い。 は、ローマ神話で火と冶金と鍛治の神ウルカヌス(ギリシア神話ではヘーパイストス)に由来し、16世紀のイタリア語で または と使われていたものが、ヨーロッパ諸国語に入った。このウルカヌス(英語読みではヴァルカン)は、イタリアのエトナ火山の下に冶金場をもつと信じられていた。シチリア島近くのヴルカーノ島の名も、これに由来する。日本で の訳として「火山」の語が広く用いられるようになったのは、明治以降である。.

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火山砕屑物

火山砕屑物(かざんさいせつぶつ、)とは、火山から噴出された固形物のうち、溶岩以外のものの総称。火砕物(かさいぶつ)、テフラ()ともいう。溶岩を含めないという点で、火山噴出物(かざんふんしゅつぶつ)とは異なる。 火山砕屑物が固まった岩石を火山砕屑岩という。.

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火砕流

火砕流(かさいりゅう、pyroclastic flow、火山砕屑流)とは、火山現象で生じる土砂移動現象のひとつで、特に火山活動に直接由来する「'''火'''山'''砕'''屑物の流れ」で、気体と固体粒子からなる空気よりもやや重い密度流である。「熱雲」、「軽石流」を含めて「高温のマグマの細かい破片が気体と混合して流れ下る現象」の総称。英語では「pyro(火の)-clastic(破片の) flow(流れ)」。.

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磐梯山

梯山(ばんだいさん)は福島県耶麻郡猪苗代町、磐梯町、北塩原村にまたがる山である。会津盆地側からは、綺麗な三角の頂が見えることから会津富士(あいづふじ)、あるいは民謡にあるように会津磐梯山(あいづばんだいさん)とも呼ばれている。日本百名山に選定されており、福島県のシンボルの一つとされている。.

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羊蹄山

羊蹄山(ようていざん)は、北海道後志地方南部(胆振国北西部)にある、標高1,898mの成層火山である。後方羊蹄山(しりべしやま)として、日本百名山に選定されている。.

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鳥海山

山頂を北北東にある善神沼から 夏の鳥海山 夏の鳥海山(河原宿から)「心字雪渓」が見える。河原宿から山頂を目指すルートでは、この雪渓を横断することになる。 鳥海山(ちょうかいさん、ちょうかいざん)は、山形県と秋田県に跨がる標高2,236mの活火山。山頂に雪が積もった姿が富士山にそっくりなため、出羽富士(でわふじ)とも呼ばれ親しまれている。秋田県では秋田富士(あきたふじ)、山形県では庄内富士(しょうないふじ)とも呼ばれている。古くからの名では鳥見山(とりみやま)という。鳥海国定公園に属する。日本百名山・日本百景の一つ。2007年(平成19年)に日本の地質百選に選定された。2009年(平成21年)に国史跡「鳥海山」として指定された。.

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桜島

桜島(さくらじま)は、日本の九州南部、鹿児島県の鹿児島湾(錦江湾)にある東西約12キロメートル (km)、南北約10 km、周囲約55 km、面積約77平方キロメートル (km2)の火山。かつては島であったが、1914年(大正3年)の噴火により、鹿児島市の対岸の大隅半島と陸続きとなった。.

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沈み込み帯

沈み込み帯(しずみこみたい、)とは、地球上の2つのプレートが出会って、下にあるほうのプレートがすべってマントルに1年で数cm沈み込む場所のことである。この沈み込みによって海溝やトラフが作られる。.

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溶岩

溶岩(熔岩、ようがん、lava)は、火山噴火時に火口から吹き出たマグマを起源とする物質のうち、流体として流れ出た溶融物質と、それが固まってできた岩石。.

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浅間山

浅間山(あさまやま)は、長野県北佐久郡軽井沢町及び御代田町と群馬県吾妻郡嬬恋村との境にある安山岩質の標高2,568mの成層火山。山体は円錐形でカルデラも形成されており、活発な活火山として知られる。.

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円錐火山

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