9 関係: 大渡河、中華人民共和国、ミニヤコンカ、チベット高原、カンゼ・チベット族自治州、四川省、長江、雅ロウ江、横断山脈。
大渡河
大渡河(だいとが)は、中華人民共和国四川省西部を流れる大きな川で、岷江の支流。長江水系に属する。古称は沫水という。.
中華人民共和国
中華人民共和国(ちゅうかじんみんきょうわこく、中华人民共和国、中華人民共和國、People's Republic of China, PRC)、通称中国(ちゅうごく、China)は、東アジアに位置する主権国家である。 中華人民共和国は、13億8千万人以上の人口で世界一人口が多い国である。中華人民共和国は、首都北京市を政庁所在地とする中国共産党により統治されるヘゲモニー政党制である。.
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ミニヤコンカ
ミニヤコンカは中華人民共和国四川省カンゼ・チベット族自治州に位置する大雪山脈の最高峰。由来は、ミニヤ国の白い山という意味。中国語表記は貢山(日本では代用漢字で貢嗄山と表記することが多い、コンガ山、またはコンカ山)。標高7556m。冬虫夏草をはじめとした貴重な薬草の採集地として知られ、麓の倒栽沖には唐代に皇帝から「薬王」の名を授けられたという孫恩妙を祀る廟がある。 ヒマラヤ山脈の各峰の標高が正確に測定される前は、標高30250フィート(9220m)とされ、世界最高峰に位置づけられたこともあり、古くから登山の対象となっている。しかし、急峻なうえにピークが不明瞭で遭難者から「頂上に騙された」と評するほどの地形不明確な山頂、目まぐるしく変化する天候の為に登頂に成功した者は20名に満たず、世界でも屈指の難峰となっている。 1981年には北海道山岳連盟登山隊8名の滑落死事件があり、2011年現在、日本人海外遠征隊での最大の犠牲者数である(行方不明者を含めた場合1991年に雲南省の梅里雪山で11人の日本人が犠牲になっている)。 1982年には日本の登山隊2名が遭難し、その中の1人である松田宏也が19日後に奇跡的に生還した。 1990年代以降、山麓に位置する海螺溝氷河の周辺は自然保護区に指定され、観光地開発が進められている。.
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チベット高原
チベット高原(チベットこうげん、、)はユーラシア大陸の中央部に広がる世界最大級の高原。チベットの領域とほぼ等しい。.
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カンゼ・チベット族自治州
ンゼ・チベット族自治州(カンゼ・チベットぞくじちしゅう)は、中華人民共和国四川省に位置する自治州。チベット語名の「カンゼ(dkar mdzes)」とは、「白く美しい」の意で、中国語名の「甘孜」はその音写である。 日本語ではチベット語にもとづく「カンゼ」というカナ転写のほか、漢字の表記を音写した「カンツー」などの表記例が見られる。漢字名の音読みは「かんし」。「プーリー」は「チベット民族」、「ランキョン」とは「自治」の意で、クルは州に相当する地方行政単位。チベットの伝統的な地理区分ではカム地方の東部に相当する。.
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四川省
三星堆遺跡の青銅仮面 四川省の伝統芸能『川劇』 四川省(しせんしょう、、、)は、中華人民共和国西南部に位置する省。略称は川あるいは蜀。省都は成都。西北部はチベットの伝統的な地方区分でいうアムド地方の東南部、西部はカムの東部にあたる。また、東部の重慶は直轄市として1997年に分離した。.
長江
長江(ちょうこう、中国語拼音字母: )は、青海省のチベット高原を水源地域とし中国大陸の華中地域を流れ東シナ海へと注ぐ川である。全長は6300kmで、中華人民共和国およびアジアで最長、世界でも第3位。 中国国外では、最下流部の異称である「揚子江」(ようすこう、Yangtze River)の名で良く知られる。古語では江(こう)。音訳する場合は「長」のみを音訳しチャン川 (Chang River) とすることもあるが、「江」が本来の河川名であることから、(他の中国の河川を「片仮名+川」とする場合でも)チャンチアンとすることもある。 青海省のタンラ山脈からチベット高原、四川盆地、三峡を経て湖北省宜昌市に至るまでが長江上流(最上流の通天河、四川西部の金沙江、四川東部の川江)、宜昌から江西省湖口県までが中流(荊江)、湖口から上海市の東シナ海河口までが下流(揚子江)にあたる。 その流域には成都、武漢、重慶などの重要工業都市、上海、南京などの商業都市を含む中国の19の省(市、自治区)があり、全流域の人口は4億5000万にも達している。古くから水上交易の盛んだった華中でも中心的な交通路として利用されてきた。.
雅ロウ江
雅礱江(がろうこう)、またはニャクチュ(ཉག་ཆུ་)は、中華人民共和国を流れる川の一つで、ディチュ河(金沙江、長江上流部)の左岸の支流。長江の支流の中でも最長のものの一つである。 雅礱江は、青海省玉樹チベット族自治州南部のバヤン・ハル山脈(巴顔喀拉山)の南麓に発し、四川省に入りカンゼ・チベット族自治州の沙魯里山脈と大雪山脈の間を南へ流れる。沙魯里山脈の西には金沙江が、大雪山脈の東には大渡河が並行して流れている。 カンゼ自治州のカンゼ(甘孜)、ニャロン(新龍)、ニャクチュ(雅江)などを通過し、涼山イ族自治州に入る。州都・西昌市の西で一旦北に曲がり再度南に曲がって大雪山脈を超え、攀枝花市の裸果で金沙江に合流する。 本流の全長は1,637km、うち四川省内の全長は1,375km。流域は四川省、青海省、雲南省の3省29県市にまたがり、その面積は128,444平方kmにおよぶ。 源流から合流点までの標高差は4,420mで、合流点での平均流量は1,914m3/s。川の水量が豊かで落差が大きいため、雅礱江流域には大型ダムが連続し、中国の水力発電の中心地のひとつとなっている。攀枝花市の金沙江との合流点から30kmほど上流には、発電容量3,300MW、年平均発電量170億Kwhの水力発電所・「二灘水電站」がある。さらに上流には、3,600MWの錦屏一級水電站、4,400MWの錦屏二級水電站、1,800MWの官地水電站、450MWの桐子林水電站などが計画され建設途上にある。また南水北調プロジェクトの一環として、雅礱江上流にダムを建設し、北の青海省の黄河上流に水を引く計画もある。 流域にはチベット族、羌族、漢族など多数の民族が住む。.
横断山脈
横断山脈(おうだんさんみゃく)は中華人民共和国南西部の山脈。チベット高原(青蔵高原)の南東に位置し、四川省西部、雲南省西部、チベット自治区東部の交わるあたりを南北方向に走っている山脈の総称である。 東には邛崍(キョウライ)山脈が、西には伯舒拉嶺(ボシュラ山脈)が走り、北はチャムド(昌都)・カンゼ(甘孜)・バルカム(馬爾康)を結ぶ線に達し、南は中国とミャンマーの国境地帯にあたる。面積は60万平方キロメートル以上。中国にある南北方向の山脈のうち、最も長く、最も幅広い山脈である。.