8 関係: オーム社、オーステナイト、セメンタイト、凝固点降下、共析、固溶体、銑鉄、日本機械学会。
オーム社
株式会社オーム社(英称:Ohmsha, Ltd.)とは、理工学専門書、コンピュータ関連書などを出版する日本の出版社である。社名の由来は、抵抗の単位であるオーム(Ω)から。.
オーステナイト
面心立方格子構造(fcc構造)の'''γ鉄''' 左が'''オーステナイト'''の組織形状の模式図 オーステナイト(austenite)は、鉄のγ鉄に炭素や合金元素などの他の元素が固溶したもの。イギリスの冶金学者ロバーツ・オーステン(Sir William Chandler Roberts-Austen)によって発見され、オーステナイトという名称は、彼の名前から由来している。現在ではあまり使用されないが、組織形状が田んぼに似ていることから、日本の冶金学者本多光太郎による大洲田という漢字の当て字がある。.
新しい!!: 共晶とオーステナイト · 続きを見る »
セメンタイト
thumb セメンタイト(cementite)とは、鉄カーバイド(Fe3C 鉄炭化物)の組織である。アメリカの冶金学者ヘンリー・マリオン・ハウ(Henry Marion Howe)により命名された。現在ではあまり使用されないが、日本の冶金学者本多光太郎による脆面体という漢字の当て字がある。 非常に硬く(ビッカース硬度は約1340HV)、脆い組織で腐食しにくい。金属と非金属の化合物であり、セラミックスの一種である。融解した銑鉄を急冷すると、主成分がセメンタイトである白銑鉄となる。 結晶構造は斜方晶であり、鉄に囲まれた中央部分にCが位置する。 Fe-C系2元合金において、FeとCが結合できる範囲は、セメンタイトの炭素量の6.7までである。それ以上は炭素がグラファイトとして分離する。.
凝固点降下
凝固点降下(ぎょうこてんこうか、Freezing-point depression)とは、不揮発性の溶質を溶媒に溶かすと溶媒の凝固点が低くなる現象のことである。たとえば水は零度で凍るが、塩水や砂糖水はもっと冷たくならないと凍らない。飽和食塩水(食塩濃度25%の食塩水)であればその食塩水は-22℃になってはじめて凍る。凝固点降下は熱力学的にはつぎの式に従う磯直道、上松敬禧、真下清、和井内徹 『基礎物理化学』 東京教学社、1997年。 \Delta T.
共析
共析(きょうせき:eutectoid)は合金などが凝固するときの凝固形態、結晶組織の一つで、固相γが分解して固相αと固相βを形成したときにできる結晶である。 共析ができるような反応を共析反応(eutectoid reaction)という。 (液相Lが分解する共晶反応とよく似ている。).
固溶体
固溶体(こようたい、solid solution)とは、2種類以上の元素(金属の場合も非金属の場合もある)が互いに溶け合い、全体が均一の固相となっているものをいう。非金属元素同士が互いに溶け合った場合は、混晶(こんしょう)ともいう(固溶体とほぼ同じ意味で使われる)。合金や鉱物に多く見られる。固溶体を作ることによって材料を強化することを固溶強化という。.
銑鉄
銑鉄 銑鉄(せんてつ、pig iron)は、高炉や電気炉などで鉄鉱石を還元して取り出した鉄のこと。銑鉄を生産するプロセスのことを製銑(せいせん)と呼ぶ。古くは銑(ずく)と呼ばれた。.
日本機械学会
日本機械学会が入居する信濃町煉瓦館(2018年4月22日撮影) 一般社団法人日本機械学会(にほんきかいがっかい、英称:The Japan Society of Mechanical Engineers、略称:JSME)は、明治30年(1897)に創立され、機械工学とその関連分野の学会である。事務局は信濃町駅前の煉瓦館5階に存在。.