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入会地

索引 入会地

入会地(いりあいち)とは、村や部落などの村落共同体で総有した土地で、薪炭・用材・肥料用の落葉を採取した山林である入会山と、まぐさや屋根を葺くカヤなどを採取した原野・川原である草刈場の2種類に大別される。.

18 関係: 原野土地ローカル・コモンズカヤ (草)コモンズ入会権共有共有地草刈場飛地財産区里山森林河川敷惣村

原野

原野(げんや)とは、耕作の方法によらないで雑草、かん木類の生育する土地。野原(のはら)とも言う。.

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場(ば、field、工学分野では電界・磁界など界とも)とは、物理量を持つものの存在が、その近傍・周囲に連続的に影響を与えること、あるいはその影響を受けている状態にある空間のこと。.

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土地

土地(とち)とは、一般的には地表が恒常的に水で覆われていない陸地のうち、一定の範囲の地面にその地中、空中を包合させたものをいう。なお、河川や湖沼などの陸地に隣接する水域も含むことがある。地中の土砂、岩石等は土地の構成部分にあたる。.

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ローカル・コモンズ

ーカル・コモンズとは、コモンズの一種である。地域コミュニティの集団が実質的に所有し、共同事業として現地住民が相互利益に配慮しながら管理したりしているため、無償利用は可能でも、アクセスが、地域コミュニティのメンバーに限定されていたりする。このようなコモンズを「ローカル・コモンズ」と呼称する。.

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カヤ (草)

。代表的な茅の一種。 茅(かや。「萱」とも書く)は、古くから屋根材や飼肥料などに利用されてきた草本の有用植物の総称。.

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コモンズ

モンズ(Commons)とは、日本語でいう入会(いりあい)の英訳。ドイツ語では Allmende。ただし、日本の入会地は、ほとんどが入会団体などの特定集団によって所有・管理されているため、誰の所有にも属さない放牧地(草原を広範囲に移動する遊牧民でも自由に利用できる放牧地)などを意味する「コモンズ」とはニュアンスが異なる。 日本国の法制度における入会の取り扱いは入会権を参照。 前近代の遺制であるが、法制度上も実際にも存続している。入会権が民事調停によって消滅すること、財産処分に関する代表者が土地を売却したときは入会権は消滅し、売却代金を横領した代表者に対する損害賠償請求ができるにとどまることを示した実例として、「小繋事件」がある。また、地元の「岩手入会・コモンズの会」(会長:岩手大学前学長海妻矩彦)などにより研究が進められている。 コモンズについては古くから研究の蓄積があるが、近年、早稲田大学COEプログラムで研究がなされている(コモンズ・所有・新しい社会システムの可能性: 小繋事件が問いかけるもの)。また、NPOメディア・ネットワークは、コモンズを「コミュニティ・コモン」(コモンズの単数形)と表現し、21世紀型の“ムラ社会”を提案している。同様の試みとして、他に萬羽敏郎「21世紀の入会地(いりあいち).

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記載なし。

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入会権

入会権(いりあいけん)とは、村落共同体等が、一定の主として山林原野において土地を総有などし、伐木・採草・キノコ狩りのなどの共同利用を行う慣習的な物権。入会権が設定された土地のことを入会地(いりあいち)という。入会権を持つ村落共同体を入会団体といい、判例は、入会団体の所有形態を権利能力なき社団と同じ総有であるとしている(入会団体のほとんどは、権利能力なき社団うちの、いわゆる「代表者の定めのない権利能力なき社団」である。)。入会権は、土地に対するものだけでなく、入会団体の共同所有物や預貯金に対しても認められる。 注:民法について以下では、条数のみ記載する。.

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共有

共有(きょうゆう)とは、所有権などある一定の権利が複数の主体によって支配・利用されている状態のこと。所有権以外の財産権の共有については準共有(じゅんきょうゆう)と呼ばれる(民法264条)。共有関係にある者のことを共有者(きょうゆうしゃ)という。 民法は単独所有を原則とするが、現実には、共同生活の中で、一つの物に対し複数人が所有することもよく行われるため、249条から264条までの共有に関する規定がおかれた。ただし、共有関係、特に狭義の共有は、法律関係を複雑にし、その把握を非常に困難にする事から、比較的容易に共有関係を脱する事が出来るような規定(共有物分割等)が多くおかれている。.

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共有地

共有地(きょうゆうち)とは、複数の所有者によって所有される土地。共有地の悲劇(コモンズの悲劇)により、誰にでも使用可能と考えられがちであるが、グループで管理し、利害関係者以外の使用を排除できる土地をいう。通常非正式に取り決めなどが行われ、運用されている場所が多い。.

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秣(まぐさ)とは馬や牛の飼料とする草。「蒭」とも表記されるが、『和名類聚抄』では、秣は「万久佐」、蒭は「加良久佐」(“乾草”の意)と表記されており、本来は両者の間に区別があったと考えられている。また、「馬草」とも表記される。.

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草刈場

草刈場(くさかりば)とは、小規模のものでは、農家が肥料の原料となる植物を採取する土地、社会的な規模のものでは、まぐさや屋根を葺くカヤなどを採取(草刈り)するため、村や部落などの村落共同体が共有した原野、川原の入会地のことを指す。 そこから転じて、多くの者が制約無しに利権を奪い合うところを意味し、統制支配が失われたか、緩んで、政治的支持者やスポーツ選手などを獲得するため、外部集団から容易に侵食を受ける集団、スポーツなどのグループ予選で勝ち星を簡単に得られる対戦相手チームも指す。対語は「金城湯池」または「牙城」。.

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飛地

飛地(とびち、飛び地)とは、一つの国の領土や行政区画、町会等の内、地理的に分離している一部分である。土地の一部が「他所に飛んでいる」と見られることからこう呼ばれる。 オエクシ)が飛地にあたる。.

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財産区

財産区(ざいさんく)とは、日本における特別地方公共団体の一種。.

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里山

日本の最近の里山によく見られる杉檜林(篠山市) 里山(さとやま)とは、集落、人里に隣接した結果、人間の影響を受けた生態系が存在する山をいう。深山(みやま)の対義語。.

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森林

森林(しんりん)は、広範囲にわたって樹木が密集している場所である。集団としての樹木だけでなく、そこに存在するそれ以外の生物および土壌を含めた総体を指す。 樹木が密生している植物群落を樹林(じゅりん)という。高木からなる樹林を森林、高木林(こうぼくりん)、低木からなるものを低木林(ていぼくりん)という。 森林、高木林のうち、比較的小規模・低密度のものを林(はやし)、そうでないものを森(もり、杜)とも呼ぶが、明確な区別はない。なお日本語の「林(はやし)」は「生やし」を語源とし、「森(もり)」は「盛り」と同語源であるという。日本の農林水産省は、人工的なもの(人工林)を林、自然にできたもの(自然林)を森と定めているのは語源に沿ったものといえる。なお、林業分野ではむしろ人工林を指して森林と言うことが多い。また、これも科学的な用語ではないが、木の比較的まばらなものを疎林(そりん)、密集したものを密林(みつりん)という。広域にわたって樹木が繁茂し、高所から見ると海のように見える大きな森林を樹海(じゅかい)という。国際連合食糧農業機関(FAO)は、森林を「樹冠投影面積が10%以上であり、0.5ヘクタール以上の広さがあり、成木となると5m以上となる樹種の樹林であり、農地等森林以外の目的に使用されていない土地」と定義している。ただしこの定義の場合、低木林は森林に含まれないこととなる。.

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河川敷

ラウンドや自転車道として利用されているのがわかる。(大阪府柏原市・高尾山頂より) 河川敷(かせんしき、かせんじき)もしくは河道(かどう)とは、常時水が流れている区域(低水敷)と増水時に冠水する平坦な土地(高水敷)を合わせた区域をいう。この河道に堤防敷を加えて河川敷という場合もある。 航行可能であれば、航路ともなる。.

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惣村

惣村(そうそん)は、中世日本における百姓の自治的・地縁的結合による共同組織(村落形態)を指す。惣(そう)ともいう。.

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