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五大湖水路

索引 五大湖水路

スペリオル湖とセントメリーズ川の間のスーセントマリー運河 五大湖水路(ごだいこすいろ、Great Lakes Waterway)は、五大湖全体を船舶航行可能にしている一連の水路と運河の組み合わせである。主な人工的な構成要素は、オンタリオ湖とエリー湖の間でナイアガラの滝を迂回するウェランド運河と、スペリオル湖とヒューロン湖の間のスーセントマリーにあるセントマリー川の急流を迂回するスーセントマリー運河である。セントクレア川とデトロイト川の整備された水路がヒューロン湖とエリー湖を結んでいる。アメリカ沿岸警備隊の砕氷船が冬の大半の期間を通じて水路を維持するために活動しているが、それでも毎年2ヶ月から3ヶ月に渡って船の運航は停止される。 五大湖水路は、モントリオールからキングストンまでセントローレンス川を航行可能にしているセントローレンス海路によって補完されている。この2つの水路を合わせてしばしばセントローレンス海路と呼ばれる。セントローレンス海路より五大湖水路の方がより大きく深い閘門を備えており、結果として五大湖水路を通じて運航することはできるがセントローレンス海路を通じて運航することができない大きさの貨物船は、五大湖に閉じ込められることになる。 五大湖水路はカナダとアメリカ合衆国により共同で管理されている。 Category:カナダの運河 Category:アメリカ合衆国の運河 Category:カナダの交通 Category:アメリカ合衆国の交通 Category:五大湖・セントローレンス川水系.

23 関係: 五大湖ナイアガラの滝モントリオールヒューロン湖デトロイト川アメリカ合衆国アメリカ沿岸警備隊ウェランド運河エリー湖オンタリオ湖カナダキングストン (オンタリオ州)スペリオル湖スーセントマリー (ミシガン州)スーセントマリー運河セントマリー川セントローレンス川セントローレンス海路セントクレア川砕氷船運河閘門急流

五大湖

五大湖(ごだいこ、Great Lakes)は、アメリカ合衆国及びカナダの国境付近に連なる5つの湖の総称。そのうち4つの湖上を両国の国境線が通る。水系は接続しており、上流から順にスペリオル湖、ミシガン湖、ヒューロン湖、エリー湖、オンタリオ湖の5つの湖からなる。塩湖以外では世界最大級の面積である。また、五大湖・セントローレンス川水系は世界最大級の淡水水系である。「内陸の海」、「アメリカの北海岸」、「北米の地中海」などと称されることがある。.

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ナイアガラの滝

ナイアガラの滝(ナイアガラのたき、Niagara Falls 、Les Chutes du Niagara )は、エリー湖からオンタリオ湖に流れるナイアガラ川にあり、カナダのオンタリオ州とアメリカのニューヨーク州とを分ける国境になっている。カナダのトロントから南南西に120km(75mi)、アメリカのバッファローから北北東に27km(17mi)の両国とも同名のナイアガラフォールズ市(オンタリオ州側、ニューヨーク州側)に位置する。滝は豊富な水力資源と景観の美しさで知られる。 ナイアガラの滝はによって、カナダ側の国境を挟んだカナダ滝とアメリカ側のアメリカ滝からなる。アメリカ側はさらにルナ島を挟んでブライダルベール滝がある。最終氷期(最後の氷河期)の後退期に形成され、五大湖の水流がナイアガラ崖線を経て大西洋に流れ込む過程にある。 滝の高さはあまりないが幅が広く、単独で流れる滝の水量では北米で最も規模が大きい。最大毎分168,000m³、平均毎分110,000m³の水量が流れている。.

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モントリオール

モントリオール(Montreal )、モンレアル(Montréal)は、カナダ・ケベック州の都市。セントローレンス川沿いに位置し、アメリカ合衆国との国境や、カナダのオンタリオ州との州境に近い。.

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ヒューロン湖

五大湖におけるヒューロン湖の位置 ヒューロン湖(ヒューロンこ、Lake Huron)は、北アメリカにある五大湖のうちの1つの湖。世界では4番目の面積をもち、五大湖ではスペリオル湖に次いで2番目に大きい。 59,570km2の面積を持ち、最も深い場所の水深は229mである。3538km3の水を湛えている。ミシガン湖と同じ海抜177mの高さにあり、マキナック海峡によってつながっている。ミシガン湖とヒューロン湖は同じ水面を共有しており、地質学的に1つの湖ということもできる。スペリオル湖は、これら2つの湖より少し高い場所にある。セント・メリーズ川を通じて、スペリオル湖からヒューロン湖に水が流れ込み、エリー湖を経てオンタリオ湖から、大西洋に流れていく。湖水の滞留時間は22年間である。 ミシガン州とオンタリオ州の境界線となっており、ヒューロン湖の東端は完全にカナダ国内にある。ヒューロン湖岸の都市には、カナダ側にゴドリッチ、サーニア、アメリカ側にベイシティ、アルピーナ、ロジャース、シボイガン、セントイグナス、ポートヒューロン等がある。 ヒューロン湖の中にあるマニトゥーリン島は、淡水湖の中にある最大の島である。 ヒューロン湖の北東部はジョージア湾と呼ばれ、分けて考えられることもある。また、北部にノース海峡、南西部にサギノー湾がある。 * Category:ミシガン州の湖 Category:アメリカ合衆国の国境 Category:カナダの国境 Category:五大湖 Category:オンタリオ州の湖 Category:国際水域 Category:国境上の湖.

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デトロイト川

冬のデトロイト市街 衛星画像。中央のセントクレア湖より下がデトロイト川。 デトロイト川(Detroit River)は、北アメリカにある五大湖水系の全長約51kmの川である。デトロイト(Detroit)とはフランス語で海峡のことを意味する。セントクレア湖から流れ出しエリー湖へ注ぐ。 カナダとアメリカの国境になっており、アンバサダー橋および自動車用と鉄道用の二つのトンネルがアメリカ、ミシガン州のデトロイトとカナダ、オンタリオ州のウィンザーを結んでいる。 デトロイト川にはPeche島、Belle Isle、Zug島、Fighting島、Grosse Ile、Bois Blanc島がある。500万人以上の飲料水の供給源でもある。 Category:オンタリオ州の河川 Category:ミシガン州の河川 Category:五大湖・セントローレンス川水系 Category:北アメリカの複数の国を流れる河川 Category:国境を流れる河川 Category:カナダの国境 Category:アメリカ合衆国の国境.

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アメリカ合衆国

アメリカ合衆国(アメリカがっしゅうこく、)、通称アメリカ、米国(べいこく)は、50の州および連邦区から成る連邦共和国である。アメリカ本土の48州およびワシントンD.C.は、カナダとメキシコの間の北アメリカ中央に位置する。アラスカ州は北アメリカ北西部の角に位置し、東ではカナダと、西ではベーリング海峡をはさんでロシアと国境を接している。ハワイ州は中部太平洋における島嶼群である。同国は、太平洋およびカリブに5つの有人の海外領土および9つの無人の海外領土を有する。985万平方キロメートル (km2) の総面積は世界第3位または第4位、3億1千7百万人の人口は世界第3位である。同国は世界で最も民族的に多様かつ多文化な国の1つであり、これは多くの国からの大規模な移住の産物とされているAdams, J.Q.;Strother-Adams, Pearlie (2001).

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アメリカ沿岸警備隊

アメリカ沿岸警備隊(アメリカえんがんけいびたい、)は、アメリカ合衆国の沿岸警備隊。海上警察権を行使する連邦政府の法執行機関であると同時に、合衆国軍の一部門でもある。 国土安全保障省の管理下にあり、2013年現在、軍法が適用される隊員42,190名、予備役7,899名、一般職公務員法が適用される文官8,722名、ボランティアである補助隊員32,156名を擁する。航空機197機、カッター(巡視船)84隻、その他巡視艇など多数の舟艇を運用する。.

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ウェランド運河

ウェランド運河(Welland Canal)は、カナダのオンタリオ州にある全長43.4 km の運河。エリー湖のポートコルボーン(Port Colborne)とオンタリオ湖のポートウェラー(Port Weller)を結んでおり、五大湖と大西洋を結ぶセントローレンス海路の一部でもある。名前はウェランド川からつけられた。 この運河により、ナイアガラの滝を迂回してエリー湖とオンタリオ湖の間を船が行き来できる。年間約4000万トンの貨物がこの運河を通り運ばれる。また、工業用水や小規模の発電用の水も供給している。 ポートコルボーンとポートウェラーの間の標高差は99.5 mあり、8個の閘門がある。 現在の運河は4代目で、1913年から1932年にかけて建設された。1967年から1973年にかけて、船の速度を上げるため、また従来の運河を渡る自動車交通の軽減を図るため、ウェランドの東に運河が作られた。この運河はウェランドバイパスと呼ばれる。さらに5代目の新運河計画もあるが実現していない。 最初の運河はウィリアム・メリット(William Hamilton Merritt)により1824年から1829年にかけてオンタリオ湖とウェランド川までの間が建設され、エリー湖までの延伸区間が1833年に完成した。しかし貧弱な構造は問題を引き起こし、何度か決壊した。この運河は有益なものとはならなかった。そして結局運河会社は1837年の恐慌に巻き込まれ、1839年にアッパー・カナダ植民地政府に買収された。アッパー・カナダも運河経営の失敗や内乱などで消耗し、1840年の合同法で解消しカナダ連合へとなった。 Category:カナダの運河 Category:オンタリオ州の地理 Category:オンタリオ州の交通.

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エリー湖

リー湖(エリーこ、 、)は、北アメリカにある五大湖のうちの1つの湖。世界では13番目の面積をもつ淡水湖。英語の発音は「イャリー」に近い。25,8212の面積を持ち、4583の水を湛えている、平均の水深は18mと浅く、2.6年で水が循環する。 エリー湖に流れ込む主な川は、ヒューロン湖とセントクレア湖を源泉とするデトロイト川であり、流れ出た水はナイアガラ川とナイアガラの滝を経て、オンタリオ湖に流れ込む。エリー湖に流入、流出する他の主な川は、グランド川(Grand River)、レイスン川(River Raisin)、マウミー川(Maumee River)、カヤホガ川(Cuyahoga River)である。.

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オンタリオ湖

ンタリオ湖(オンタリオこ、Lake Ontario)は、北アメリカ大陸にある五大湖のうちでは最小の湖である。しかし地球上では14番目の面積を持つ、氷河によって削られて形成されたと言われている淡水湖である。 オンタリオ湖の名前は、イロコイの言葉で「美しい湖」または「輝く水」に由来する。カナダのオンタリオ州は、この湖の名にちなんで名付けられた。 面積は19,0092あり、四国4県を合わせた大きさとほぼ同じ。東西の長さは310kmで、南北の長さは85km。水深は最も深い場所で244mある。 湖の北側はカナダのオンタリオ州に、南側はアメリカ合衆国のニューヨーク州と接している。主な流入河川は南西部のカナダとアメリカの国境で注いでいるナイアガラ川でエリー湖から流れてくる。他の流入河川にはドン川、ハンバー川、トレント川、ジェネシー川、オスウェゴ川、ブラック川などがある。北東からはセントローレンス川に湖水が流れ込み、大西洋へとつながっている。 沿岸の主要な都市としては、北岸東部のキングストン、北岸西部のトロント、西岸のハミルトン、南岸中央部のロチェスターなどがある。.

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カナダ

ナダ(英・、 キャナダ、 キャナダ、カナダ)は、10の州と3の準州を持つ連邦立憲君主制国家である。イギリス連邦加盟国であり、英連邦王国のひとつ。北アメリカ大陸北部に位置し、アメリカ合衆国と国境を接する。首都はオタワ(オンタリオ州)。国土面積は世界最大のロシアに次いで広い。 歴史的に先住民族が居住する中、外からやってきた英仏両国の植民地連合体として始まった。1763年からイギリス帝国に包括された。1867年の連邦化をきっかけに独立が進み、1931年ウエストミンスター憲章で承認され、1982年憲法制定をもって政体が安定した。一連の過程においてアメリカと政治・経済両面での関係が深まった。第一次世界大戦のとき首都にはイングランド銀行初の在外金準備が保管され、1917年7月上旬にJPモルガンへ償還するときなどに取り崩された。1943年にケベック協定を結んだ(当時のウラン生産力も参照)。1952年にはロスチャイルドの主導でブリンコ(BRINCO)という自然開発計画がスタートしている。結果として1955年と1960年を比べて、ウラン生産量は約13倍に跳ね上がった。1969年に石油自給国となる過程では、開発資金を供給するセカンダリー・バンキングへ機関投資家も参入したので、カナダの政治経済は機関化したのであった。 立憲君主制で、連邦政府の運営は首相を中心に行われている。パワー・コーポレーションと政界の連携により北米自由貿易協定(NAFTA)に加盟した。.

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キングストン (オンタリオ州)

ングストン(Kingston)は、カナダのオンタリオ州南東部の都市で、オンタリオ湖の北岸、セントローレンス川とリドー運河の起点に位置する。サウザンドアイランズが始まる起点でもあり、周遊クルーズの起点としても知られる。ライムストーン(石灰岩)を使った建物が多くあることからライムストーン・シティ(Limestone City)とも呼ばれる。.

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スペリオル湖

五大湖におけるスペリオル湖の位置(濃い青) スペリオル湖(スペリオルこ、Lake Superior)は、北アメリカにある湖。.

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スーセントマリー (ミシガン州)

ーセントマリー(英: Sault Ste.

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スーセントマリー運河

ーセントマリー運河(スーセントマリーうんが、英語:Sault Ste.

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セントマリー川

ントマリー川(St.、rivière Sainte-Marie、セントマリーズ川、セントメアリーズ川とも表記される)は、北アメリカ五大湖のスペリオル湖、ホワイトフィッシュ湾の端に始まり、南東に74.5マイル (120 km) を流れてヒューロン湖まで、落差では23フィート (7.0 m) の川である。その全長がカナダ=アメリカ合衆国国境となっており、東岸(北岸)はカナダのオンタリオ州、西岸(南岸)はアメリカ合衆国のミシガン州である。 川沿いにある重要地点は急流と、スーセントマリー (ミシガン州)、スーセントマリー (オンタリオ州)の双子都市であり、人工物としては国境のアメリカ側にあるスーセントマリー運河が名高い。スーセントマリーの急流は、スペリオル湖から川に入った直ぐ下流にある。 オンタリオ州側にあるこの川の支流はガーデン川とバー川である。その他カナダ側にはフォート・クリーク、ルート川、リトルカープ川、ビッグカープ川、ローワーエコー川、デスバラッツ川、トゥツリー川がある。アメリカ側では、ゴゴメイン川、マヌスコング川、リトルマヌスコング川、シャーロット川、ウェイスカ川がある。.

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セントローレンス川

五大湖とセントローレンス川 サウザンドアイランズ地方に浮かぶ島々とコテージ セントローレンス川(セントローレンスがわ、St.、Fleuve Saint-Laurent)は、北米大陸の五大湖と大西洋を結んでカナダ東部を東北に流れる河川である。水源である五大湖を含めれば世界第2位の水量となる。サンローラン川ともいわれる。.

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セントローレンス海路

ントローレンス海路(セントローレンスかいろ、Saint Lawrence Seaway)は、大西洋から五大湖のスペリオル湖まで船が航行できる、一連の運河網を指す共通名である。法的にはモントリオールからエリー湖までで、ウェランド運河と五大湖水路を含んでいる。海路の名前は、オンタリオ湖から大西洋まで、海路がたどっているセントローレンス川から採られている。海路の区間は連続した運河ではなく、多くの閘門と天然の水路上にある難所を迂回する短い水路からなっている。.

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セントクレア川

ントクレア川下流を航行する五大湖の貨物船、写真はアメリカ合衆国側から対岸のカナダを望む。 セントクレア川(St.)は、長さ40.5マイル (65.2 km)U.S. Geological Survey.

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砕氷船

砕氷船(さいひょうせん)は、水面の氷を割りながら進む船のこと。砕氷船は北極海や南極海、凍結河川など氷で覆われた水域を航行するために、構造の強化や砕氷設備など特別に設計・建造されている。砕氷船の多くは軍用、あるいは探査用であるが、一般の商船や観光用のものもある。軍事組織が保有したり、軍艦に準ずるものについては、砕氷艦(さいひょうかん)とも呼ばれる。.

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運河

運河(うんが)とは、船舶の移動のために人工的に造られた水路であり、河川・湖沼を利用しているものもある。鉄道同様経路中に、橋梁や隧道なども見られる。産業革命以前は船舶を騾馬などが牽引したため、経路に沿って曳舟道(トウパス、towpath、船曳道、牽引路)が設けられている。.

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閘門

イングランドにある閘門 オランダ、北東ポルダーにある閘門 Graveにある閘門と水門の複合施設 Trent-Severn Waterway)第一閘門 閘門(こうもん)は、水位の異なる河川や運河、水路の間で船を上下させるための装置である。閘門の特徴は、固定された閘室(前後を仕切った空間)内の水位を変えられることで、これに対して同じく船を上下させるための装置であるケーソン水門(Caisson lock)、船舶昇降機、運河用のインクライン(Canal inclined plane)などでは閘室自体を上下させる。.

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急流

ナイアガラの滝の下流の乱流 急流(きゅうりゅう)、あるいは早瀬(はやせ)は、比較的急な傾斜になっていて水の速度が速く、乱流になっているような川の区間である。急流は穏やかな流れと滝との間にある水文学的な現象である。川が浅くなり、水面上に露出した岩が存在することを特徴としている。流れている水が岩の周りに飛び散ることから、気泡が水に含まれて水の表面の一部が白く濁る。急流は、その河床がより下流の河床に比べて水の浸食に強い場合に発生する。固い岩盤を流れる若い河川はその大半の区間で急流になることがある。山間部を流れる上流域は渓流と呼ばれ、往々に急流である。 急流は国際河川難易度スケール (International Scale of River Difficulty) でIからVIまで分類されており、Iに近いほど穏やかな流れで、VIになるほど滝に近くなる。クラス5はさらに5.1から5.9に分類されることがある。 ヨーロッパ諸国と比べて日本の川の特徴は急流とされる。例えば、イギリス人B・H・チェンバレンの『日本事物誌』には、「国土が狭小なために、大抵の日本の河川は、川(リブァー)というより、むしろ急流(トレンツ)である」と記述され、河川技術者として日本に招かれたオランダ人のヨハネス・デ・レーケも明治24年(1891年)7月の大洪水後の常願寺川を見て、「これは川ではない、滝だ」と表現したと伝えられる。このように日本へ調査に来た外国人は一様に日本の河川の急流具合に興味を示した。 なお、早瀬は流れの速い海流の形容と、その現象が生じる狭い海峡の一般的な呼称としても用いられる。.

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