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主題役割

索引 主題役割

主題役割(しゅだいやくわり、)とは、言語学において、述語と項の意味関係を分類したものである。主題関係()、意味役割()、θ役割 ()とも呼ばれる。フィルモアの格文法における「格」も同様の概念である。 文の解釈に重要な役割を果たすと言われるが、一体全部でいくつあるのかなど不明な点も多い。また文法格(「が」「を」)や後置詞(「で」「へ」など)と相関があるが、決して一対一に対応しているわけではない。 主な主題役割には以下のようなものがある。.

8 関係: チャールズ・フィルモア動作主項 (言語学)言語学話題述語格文法

チャールズ・フィルモア

チャールズ・フィルモア(Charles J. Fillmore、1929年 - 2014年)は言語学者でカリフォルニア大学バークレー校の名誉教授。認知言語学の主唱者で、格文法、フレーム意味論の提唱者でもある。統語論、語彙意味論の部門で大きな業績を挙げる。イヴ・スウィーツァー、アデル・ゴールドバーグ、クリス・ジョンソンはフィルモアの弟子である。.

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動作主

動作主(どうさしゅ、英語Agent)とは言語学において、述語の表す動作の主体または原因をいう。主題役割の一つであり、活格言語では主語として標示される。対格言語では他動詞(能動態)および自動詞の主語または主格として表現される場合が多いが、必ずしもこれらに対応するものではない。 Category:文法 Category:意味論.

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項 (言語学)

項(こう、argument)は、言語学における統語論の用語。語彙範疇(名詞・形容詞・動詞など、単なる文法機能以外に独自の意味をもつ語またはそれと同等の機能)によって選択されている要素。論理学における同名の用語に由来する。論理学で「述語」が一定個数の「項」を要求するように、個々の語彙範疇によって異なる数の項が要求され、必要な数の、それぞれ適切な特徴を備えた項があって語彙範疇は充足される。 動詞に関しては、主語・目的語・補語などと呼ばれるもの(明示されるとは限らず、動詞の変化や文脈で表されることもある)に相当する。 項に対して、語彙範疇によって選択されていない要素で文に生起している要素を付加詞 (adjunct) という。これは伝統的に修飾語と呼ばれているものにほぼ相当する。 また、文の階層構造の中で「潜在的に項が生起する位置である」という位置を項位置(または、A位置)といい、項ではないがさまざま特徴を項と共有し、述部との一致を引き起こす虚辞が現れる場合がある。.

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言語学

言語学(げんごがく)は、ヒトが使用する言語の構造や意味を科学的に研究する学問である。.

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話題

言語学における話題(わだい:Topic)は、主題(しゅだい、Thema、theme)、題目(だいもく)などともいい、文によって陳述される中心的対象をいう。文中に明示された場合には話題語(主題語)ともいう。日本語では話題が前の文と同じである場合には省略することが多い(主題役割というときの「主題」とは直接関係はない)。.

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述語

述語(じゅつご、predicate)とは、.

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格(かく、case)とは、典型的には、名詞に付与されて、その名詞を含む句が持つ意味的・統語的な関係を示す標識の体系で、名詞の語形を決める文法範疇・素性の一つである。 換言すると、典型的な格とは、名詞の形を変えることによって、主語・目的語といった統語的関係や、行為の行なわれる場所・物体の所有者といった意味的関係をその名詞を含む句が持っていることを表すマークである。.

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格文法

格文法(かくぶんぽう case grammar)とは、1968年に言語学者チャールズ・フィルモアによって提唱された文法理論である。.

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