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ポロネーズ第4番 (ショパン)

索引 ポロネーズ第4番 (ショパン)

フレデリック・ショパンのポロネーズ第4番ハ短調作品40-2は前作と対になって1839年に作曲、翌年出版された。献呈先は友人のユリアン・フォンタナ。 前作の明朗快活な進行とは対照的に、低音のオクターブ奏法による鈍調さと陰鬱な演出をしている。アルトゥール・ルービンシュタインによれば、前作は作曲者故国ポーランドの栄光、本作はその没落を象徴している。 Maestoso 右手の主和音による簡単な序奏に乗って、左手が幅の広いオクターブを響かせる。随所に最強音を指示しているが物理的に音量を上げる以上の解釈が必要である。 中間部は変イ長調の感傷的なもの。半音階を使用して調性が不安定。 再現部では、主部の旋律が、中間部から誘導されたモチーフと絡み合いながら再現される。 *04.

8 関係: 変イ長調ハ短調ポロネーズ第3番 (ショパン)ユリアン・フォンタナフレデリック・ショパンアルトゥール・ルービンシュタインオクターヴ奏法1839年

変イ長調

変イ長調(へんイちょうちょう)は、西洋音楽における調のひとつで、変イ (A♭) 音を主音とする長調である。調号はフラット4箇所 (B, E, A, D) である。.

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ハ短調

ハ短調(ハたんちょう)は、西洋音楽における調のひとつで、ハ (C) 音を主音とする短調。調号はフラット3箇所 (B, E, A) である。.

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ポロネーズ第3番 (ショパン)

ポロネーズ第3番イ長調 作品40-1は、フレデリック・ショパンが1838年に作曲したポロネーズ。『軍隊ポロネーズ』の通称で親しまれており、作品40-2と共に1840年にまとめられた。.

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ユリアン・フォンタナ

ユリアン・フォンタナ(Julian Fontana, 1810年7月31日 クラクフ - 1869年12月23日 パリ)はポーランドの法律家・著述家・起業家、作曲家。 フレデリック・ショパンの友人であり、自身もヨーゼフ・エルスナー門下の作曲家でもあった。1830年にポーランド11月蜂起に加わったことから、1832年に出国を余儀なくされ、1844年から1845年までキューバで、それから1850年まで米国で、その後はフランスでピアニストや音楽教師として働いた。1869年、病気と聴覚障害に苦しんだ末に自殺。 作曲家としては多くのピアノ曲と多少の歌曲を遺している。現在ではショパン作品の校訂者ならびに出版者として顧みられており、とりわけ独自の改訂による《幻想即興曲》はいわゆるフォンタナ版として、原典版や初版以上に広く知られている。しかし、ショパンの自筆譜や筆写譜の研究が進むと、フォンタナはショパンの作品をむしろ改悪したと見なされるようになった。もっとも、作曲には潔癖症で、自身の死後は作品を廃棄するように言い遺したショパンの意に反してその遺作を公表した功績は大きい。.

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フレデリック・ショパン

フレデリック・フランソワ・ショパン(Frédéric François Chopin 、国際音声記号による発音表記は 。 、1810年3月1日(2月22日(出生証明の日付)、1809年3月1日説もあり) - 1849年10月17日)は、ポーランドの前期ロマン派音楽を代表する作曲家。当時のヨーロッパにおいてもピアニストとして、また作曲家として有名だった。その作曲のほとんどをピアノ独奏曲が占め、ピアノの詩人フランス語 le poète du piano、ポーランド語 poeta fortepianu、英語 the poet of the piano、ドイツ語 der Poet am Klavierなど。とも呼ばれるように、様々な形式・美しい旋律・半音階的和声法などによってピアノの表現様式を拡大し、ピアノ音楽の新しい地平を切り開いた。夜想曲やワルツなど、今日でも彼の作曲したピアノ曲はクラシック音楽ファン以外にもよく知られており、ピアノの演奏会において取り上げられることが多い作曲家の一人でもある。また、強いポーランドへの愛国心からフランスの作曲家としての側面が強調されることは少ないが、父の出身地で主要な活躍地だった同国の音楽史に占める重要性も無視できない。 1988年からポーランドで発行されていた5000ズウォティ紙幣に肖像が使用されていた。また、2010年にもショパンの肖像を使用した20ズウォティの記念紙幣が発行されている。2001年、ポーランド最大の空港「オケンチェ空港(Port lotniczy Warszawa-Okęcie)」が「ワルシャワ・ショパン空港」に改名された。.

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アルトゥール・ルービンシュタイン

アルトゥール・ルービンシュタイン(Arthur Rubinstein, 1887年1月28日 - 1982年12月20日)は、ポーランド出身のピアニスト。様々な作曲家の作品の演奏で国際的な名声を博し、特にショパンの演奏では同時代の最も優れたピアニストであるとみなされている.

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オクターヴ奏法

ターヴ奏法とは、和音の発生が可能な楽器(弦楽器、鍵盤楽器)において、1オクターヴ離れた同じ音を、一人の演奏家がユニゾンで演奏すること。メロディー、伴奏の双方で用いられる。 現在では、オクターバーというエフェクターを使用することにより、簡単に同じような効果を得ることもできる。しかし、電子楽器ならともかく、アコースティックな要素をもつ楽器においては、実際のオクターブ奏法で奏でた音とは明らかに違う、違和感のある音となってしまう。 この奏法において著名な演奏家に、黒人ジャズギタリストのウェス・モンゴメリーがいる。ウェスの名はオクターブ奏法の代名詞にもなっている。.

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1839年

記載なし。

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