ロゴ
ユニオンペディア
コミュニケーション
Google Play で手に入れよう
新しい! あなたのAndroid™デバイスでユニオンペディアをダウンロードしてください!
無料
ブラウザよりも高速アクセス!
 

ハラド

索引 ハラド

ハラド(Harad)は、J・R・R・トールキンの『指輪物語』に登場する架空の国。シンダール語の「南」を意味する。クウェンヤではヒャルメン(Hyarmen)。ゴンドールとモルドールの南にある巨大な国の名前である。ハラドの人間はハラドリムと呼ばれた。 ハラドは遠ハラドと近ハラドに分かれ、連合は形成しなかった。ハラドリムには多くの部族があり、お互いに敵対していたのである。しかし、第三紀には近ハラドの人間はモルドールの支配下に入り、ゴンドールにとって危険な存在になった。 遠ハラドの多くは密林であったが、砂漠もあった。遠ハラドには巨大なマンモスのような獣、じゅうがいて、移動戦闘塔として使用された。 近ハラドはウンバールの海賊と同盟し、南ゴンドールつまりハロンドールを巡って何度もゴンドールと戦った。古には、北の国境はハルネン川とされたが、指輪戦争の頃にはポロス川の南の地はすべて、ハラドの影響下になった。 近ハラドの東にはハンドの国がある。 Category:中つ国の国々.

9 関係: マンモスモルドールクウェンヤゴンドールシンダール語第三紀 (トールキン)J・R・R・トールキン指輪物語指輪戦争

マンモス

マンモス は哺乳綱長鼻目ゾウ科マンモス属 に属する種の総称である。現在は全種が絶滅している。 現生のゾウの類縁だが、直接の祖先ではない。約400万年前から1万年前頃(絶滅時期は諸説ある)までの期間に生息していた。巨大な牙が特徴で、種類によっては牙の長さが5.2メートルに達することもある。日本では、シベリアと北アメリカ大陸に生息し、太く長い体毛で全身を覆われた中型のケナガマンモス が有名である。実際にはマンモスは大小数種類あり、シベリア以外のユーラシア大陸はもとより、アフリカ大陸や南アメリカ大陸に広く生息していた。特に南北アメリカ大陸に生息していたコロンビアマンモスは、大型・短毛で、かつ最後まで生存していたマンモスとして有名である。.

新しい!!: ハラドとマンモス · 続きを見る »

モルドール

モルドール(Mordor)は、J・R・R・トールキンの『指輪物語』に登場する国名。中つ国の東よりにある山に囲まれた国で、ゴンドールの隣にある。冥王サウロンが居を構える「影の国」。(morはシンダール語で黒や暗いを意味するが、クウェンヤで影を意味し、dorは国土、国を意味する。) モルドールの北部には黒門(モランノン)があり、鉄壁の守りを誇っている。また、西側の山脈(影の山脈、エフェル・ドゥアス)にはサウロンの第一の臣下でありモルドール軍の司令官でもある指輪の幽鬼の一人アングマールの魔王の守るミナス・モルグルの塔がある。『指輪物語』では、二人の指輪所持者、フロド・バギンズとサム・ギャムジーは、魔王の出陣を目撃している。 この国の西部はゴルゴロス高原と呼ばれ、滅びの山オロドルインのせいかサウロン自身が原因かはわからないが、草一本生えない荒涼たる土地である。(『指輪物語』の中ではシダ、いばらが生えている描写がある) モルドール全土が荒れ地という訳ではなく、東部のヌアネン湖の周辺には広大な農場が広がり、奴隷を使った収穫が行われているという。また、モルドールに朝貢する多くの国に通じる立派な道路も南部や東部には開かれている。そして、オロドルインの麓にはサウロンの砦であるバラド=ドゥーアがある。 第三紀の終わりのサウロンの滅亡とともにモルドールは滅亡し、西部はゴンドールの影響下に置かれ、東部はエレッサール王(アラゴルン)が解放された奴隷たちに与えた。 もるとおる de:Regionen und Orte in Tolkiens Welt#Mordor simple:Middle-earth locations#Mordor.

新しい!!: ハラドとモルドール · 続きを見る »

クウェンヤ

ウェンヤ()は、J・R・R・トールキンの中つ国を舞台とした作品の中で、エルフが話す言語の一つである。共通エルダール語と呼ばれる初期の言語から、ヴァリノールに達したエルフ(かれらは、しばしば「上のエルフ」と呼ばれる)の間で発展した言語である。エルフの三王家のうち、ノルドールおよびヴァンヤールは、異なっているが、相互に理解できるクウェンヤの方言を話した。この言語はヴァラールも採用し、かれら固有の言語からいくらかの新しい要素を導入した。第三王家、テレリ、は異なっているが密接に関連づけられた言語であるテレリ語を使った。.

新しい!!: ハラドとクウェンヤ · 続きを見る »

ゴンドール

ンドール(Gondor)は、J・R・R・トールキンの『指輪物語』及び『シルマリルの物語』の中つ国に存在する架空の国の一つ。都を城塞都市ミナス・ティリスに置く人間の国であり、北方のアルノールに対して南の王国、南方王国などとも呼ばれる。.

新しい!!: ハラドとゴンドール · 続きを見る »

シンダール語

ンダール語あるいはシンダリン()はJ・R・R・トールキンが開発した人工言語である。トールキンの神話では、かつて最も使われたエルフの言語だった。また、エルフの「大いなる旅」の後に残されたテレリであるシンダール(エゼル)の言語だった。共通テレリ語と呼ばれる初期の言語から派生した。ノルドールが中つ国に戻った時、生来のクウェンヤの方が美しいと考えたが、シンダール語を採用した。没落の前、ヌーメノールのほとんどの人間もまたこの言葉を使った。それについての知識はヌーメノールの亡国の民の王国ゴンドールの特に学識者の間で維持された。 もとは、ノルドール(エルフの第二の氏族)の言葉にしようと考えていたが(そのため、語源学的に名前もノルドール語(Noldorin)だった)、トールキンはその後シンダールの言語であると決定した。このために、古い資料ではノルドール語(Noldorin)と呼ばれている。ノルドール語をシンダール語にした時、さらに、それはもとは無関係なイルコール語(Ilkorin)のいくつかの特徴を採用した。トールキンは、いくらかウェールズ語に基づいてノルドール語/シンダール語の文法および音を作り、確かに、シンダール語にはケルト語を特徴づける音変異が多く見られる。 大概においてシンダール語の複数形は母音交替によって作られ、i-ウムラウトによって特徴づけられる。これはノルドール語ではprestanneth(母音変化)と呼ばれる。名詞の複数形は、英語のman/menやgoose/geeseのように母音を変化させて形成される。この母音変化は複数形標識の-īに起因する。これは一種の母音調和により他の母音を高舌・前舌にするものだが、後に語尾の-īは消失した。 シンダール語には複雑な一連の音変異がある。変異した単語の前に(冠詞あるいは前置詞のような)緊密に関連する言葉があると、変異した単語の最初の子音を変更する。しばしば、前置詞も変わる。さらに、変異が他の多くの場所(わずかな例をしめすと、合成語(mellyn「友達」からelvellyn)や、あるいは直接目的語の中で現れる)で生じる。 さらに、シンダール語動詞は全く複雑である。それぞれi-語幹およびa-語幹と呼ばれる強動詞と弱動詞がある。ちょうど英語の(またドイツ語)強動詞と弱動詞のように、強動詞は弱動詞より「不規則」である。シンダール語にはまったく多くの不規則動詞がある。 シンダール語は、トールキンが十分に開発して本当に大きな文章を書ける二つの言語のうちの一つである(もう一つはクウェンヤ)。 第一紀に、シンダール語にはいくつかの方言があった。.

新しい!!: ハラドとシンダール語 · 続きを見る »

第三紀 (トールキン)

三紀(だいさんき、)は、J・R・R・トールキンの小説『指輪物語』及び『シルマリルの物語』の世界に出てくる架空の歴史の時代区分の一つである。『ホビットの冒険』や『指輪物語』は第三紀の物語である。.

新しい!!: ハラドと第三紀 (トールキン) · 続きを見る »

J・R・R・トールキン

ョン・ロナルド・ロウエル・トールキン(、1892年1月3日 - 1973年9月2日)は、英国の文献学者、作家、詩人、イギリス陸軍軍人。『ホビットの冒険』と『指輪物語』の著者として知られている。.

新しい!!: ハラドとJ・R・R・トールキン · 続きを見る »

指輪物語

『指輪物語』(ゆびわものがたり、原題:)は、イギリスのJ・R・R・トールキンによる長編小説。妖精や魔法使いが国家を築き、戦争を繰り広げる架空の世界を舞台としたハイ・ファンタジー作品である。初期作品『ホビットの冒険』の続編として始まるが、より大きな物語になった。1937年から1949年にかけて少しずつ書かれたが、執筆期間の大部分は第二次世界大戦中であった。最初の版は1954年から1955年にかけて3巻本として出版された。以来多くの言語に翻訳され、増刷を重ね、20世紀文学で最もポピュラーな作品の一つになった。.

新しい!!: ハラドと指輪物語 · 続きを見る »

指輪戦争

指輪戦争(ゆびわせんそう)は、J・R・R・トールキンの小説『指輪物語』において、一つの指輪を取り戻し世界を支配しようとしたサウロンとそれに対抗した自由の民の間で戦われた架空の戦争である。 戦争は第三紀3018年6月20日、サウロンによるオスギリアス攻撃によって始まり、3019年3月25日に一つの指輪が破壊されサウロンが消滅したことによって終結したと思われたが、その後も中つ国の各地で戦いは続いた。同年11月3日の水の辺村の合戦の終結とサルマンの死が指輪戦争の実際の終結である。 サウロンの勢力にはモルドールのオークやトロル、東夷、ハラドリムやウンバールの海賊などの南方人、そしてサルマンの軍勢(オークや褐色人)が含まれる。 自由の民の勢力には人間(ゴンドール、ローハン、谷間の国の人々)、エルフ(ロスローリエン、北闇の森のエルフたち)、ドワーフ(はなれ山のドワーフたち)、ホビット、エントが含まれる。 指輪戦争における合戦は以下のとおりである。.

新しい!!: ハラドと指輪戦争 · 続きを見る »

出ていきます入ってきます
ヘイ!私たちは今、Facebook上です! »