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クウェンヤ

索引 クウェンヤ

ウェンヤ()は、J・R・R・トールキンの中つ国を舞台とした作品の中で、エルフが話す言語の一つである。共通エルダール語と呼ばれる初期の言語から、ヴァリノールに達したエルフ(かれらは、しばしば「上のエルフ」と呼ばれる)の間で発展した言語である。エルフの三王家のうち、ノルドールおよびヴァンヤールは、異なっているが、相互に理解できるクウェンヤの方言を話した。この言語はヴァラールも採用し、かれら固有の言語からいくらかの新しい要素を導入した。第三王家、テレリ、は異なっているが密接に関連づけられた言語であるテレリ語を使った。.

37 関係: 子音中つ国 (トールキン)人工言語ナッドサットノルドールラテン語ラテン文字ヴァラヴァリノールヴァンヤールテレリテングワールファンタジーフィンランド語ニュースピークアルダウィキバーシティウィキブックスウィクショナリーウォーターシップ・ダウンのうさぎたちエルフ (トールキン)エルウェキアスギリシア語クリンゴン語シルマリルの物語シンダールシンダール語共通エルダール語第三紀 (トールキン)膠着語J・R・R・トールキン母音指輪物語旅の仲間時計じかけのオレンジ1984年 (小説)

子音

子音(しいん、consonant)は、音声、即ち人が発声器官を使って発する音の一種。舌、歯、唇または声門で息の通り道を、完全にまたは部分的に、かつ瞬間的に閉鎖して発音する。無声音と有声音とがある。息の通り道を狭くすることによる摩擦音もある。 母音の対立概念であり、英語の consonant から C と略して表されることがある。 この記事では、音声学に準拠して、一般的・客観的な記述をする。ただし、音韻論では、子音を特定言語の話者が弁別する最小の音声単位である音素によって分類・定義する。音韻論の方法は個別の言語に依存することになり、話者・研究者によって見解が大きく異なることがある。 なお、以下で用いる「音(おと)」という記述は、「音声」、「音声要素」または「単音」を指す。単音は、音声学における最小の音声単位であり、特定言語を母語とする話者が弁別するか否かとは無関係に定義される。.

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中つ国 (トールキン)

中つ国(なかつくに、)は、J・R・R・トールキンの物語作品における架空の世界で、彼のほとんどの物語が起こったとされている場所である。.

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人工言語

人工言語(じんこうげんご、constructed language 又は conlang、artificial language)とは、個人や団体などによって語彙や文法が人為的に作られた言語の総称である。.

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ナッドサット

ナッドサット は、アンソニー・バージェスの小説『時計じかけのオレンジ』中でティーンエージャーたちが使っていた人工言語である。ロシア語の影響を強く受けた英語を基礎とする。 小説家であり言語学者でもあったバージェス自身によって発明された。なお とは、ロシア語で「10」を表す数詞接尾辞「ナッツァチ」( 、英語の に相当)の翻字である。 1978年、Saragi, Nation, Meister らは、ナッドサット並びに『時計じかけのオレンジ』を例証とした、語彙の学習に関する研究を行った。その結果によると、本を読むのに数日しか与えず、またテストがあることを事前に知らせなかった場合の語彙テストの平均得点率は、67%であり、最低の事例で50%、最高が96%であった。.

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ノルドール

ノルドール(, 単数形:ノルド、)は、J・R・R・トールキンの『指輪物語』、『シルマリルの物語』などに登場する、架空の種族。ヴァラールの呼び出しに応え、フィンウェに率いられて旅立った、エルフ(クウェンディ)。 エルダールの第二陣。アヴァリとなったものをのぞき、その全員がアマンへと渡った。多くは黒髪をもつ。ヴァンヤール、ファルマリとともに、カラクウェンディに含まれる。また、ヴァンヤール、テレリとともに、エルダールに含まれる。 ノルドールとはクウェンヤで「博識」を意味する。手の技を愛し、アウレから多くを学んだ。アウレもまたかれらをもっとも愛した。かれらの知識への渇望は激しく、ヴァリノールを広く旅した。 メルコール(モルゴス)は、フィンウェの息子フェアノールが作り出した宝玉シルマリルを奪い、中つ国へと逃げていった。フェアノールとその七人の息子たちは、「なにものであろうと、シルマリルを奪うものは許さない」との誓言(フェアノールの誓言)をし、多くのノルドールを率いてモルゴスを追い、中つ国へと旅立つ。かれらはこの誓いに縛られ、多くの勲しをたて、多くの悲劇を生み出した。 フェアノールとかれの一党は、中つ国への道を急ぐあまりアルクウァロンデのテレリから力ずくで船を奪い、数多く殺した。この同族殺しのため、ヴァラールは中つ国へ向かった全てのノルドールのアマンへの帰還を禁じた。これをマンドスの呪いという。 怒りの戦いのあとマンドスの呪いはとかれ、多くのノルドールはほかのエルダールとともにアマンへと渡っていった。中つ国に留まったエルダールも、指輪戦争でサウロンが滅びると、やはりアマンへと渡っていった。.

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ラテン語

ラテン語(ラテンご、lingua latina リングア・ラティーナ)は、インド・ヨーロッパ語族のイタリック語派の言語の一つ。ラテン・ファリスク語群。漢字表記は拉丁語・羅甸語で、拉語・羅語と略される。.

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ラテン文字

ラテン文字(ラテンもじ、abecedarium Latinum、Latin alphabet、ラテンアルファベット)は、表音文字(音素文字・アルファベット)の一つである。ローマ文字、ローマ字(alfabeto Romano、Roman alphabet)とも呼ばれる。 文字を右書きで横に並べることで単語を表記し、単語間を分かち書きで区切って並べることで文章を構成する。それぞれの文字は子音か母音を表す。 今日、人類社会で最も解読者人口が多い文字である。 元来ラテン語の文字で、古くから西欧・中欧の諸言語で使われているが、近代以降はこれら以外にも使用言語が多い。ただし発音の文字への表記方法は各言語ごとに異なっており、同じ綴りでも言語によって違う発音をすることはラテン文字においては全く珍しくない。英語など、古い時代に表記法が定められた言語においては表記と発音の間の乖離も大きなものとなってきている。.

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ヴァラ

ヴァラ(vala、複数形:ヴァラール、valar)は、J・R・R・トールキンの『指輪物語』、『シルマリルの物語』の世界において、イルーヴァタールによって作られたアイヌアの中で一番力を持ちアルダ(中つ国のある世界)の管理を任された架空の神格である。トールキンの世界観から言えば上級精霊・大神・主要な神々に相当するものと思われる。.

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ヴァリノール

ヴァリノール()は、J・R・R・トールキンの中つ国を舞台とした小説、『指輪物語』、『シルマリルの物語』に登場する架空の国である。 クウェンヤで「ヴァラールの国」と言う意味で、中つ国の世界の西の果てアマンの地にあると言われている。 灯火の時代、ヴァラール達は、中つ国にあるアルマレンの島に住んでいた。しかし、メルコールによって、イルルインとオルマルの灯火が破壊され、アルダの地は大きく変動してしまう。その際、アルマレンの島のヴァラールの宮殿も破壊され、ヴァラール達は住まいを失った。 ヴァラールは、その後しばらくして、中つ国を去り、西方の世界の果てアマンの地に赴いた。そこでメルコールに対する防御を堅くし、宮殿を建て彼らの王国を建設した。これがヴァリノールである。 ヌーメノールが破壊された後、ヴァリノールとアマンはアルダから切り離され、人間には行くことが出来なくなった。しかしエルフだけはまっすぐの道を通って行くことができた。.

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ヴァンヤール

ヴァンヤール は、J・R・R・トールキンの中つ国を舞台とした小説、『シルマリルの物語』、『中つ国の歴史』に登場する架空の種族。 ヴァラールの呼び出しに応え、イングウェに率いられて旅立った、金髪のエルフ(クウェンディ)の一族。 アマンへと渡った上のエルフのなかでも、もっとも上位にある。.

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テレリ

テレリ (Teleri) は、J・R・R・トールキンの『ホビットの冒険』、『指輪物語』、『シルマリルの物語』などに登場する、架空の種族。 ヴァラールの呼び出しに応え、エルウェとオルウェに率いられてクウィヴィエーネン(目覚めの湖)から旅立った、銀髪のエルフ(クウェンディ)。エルダールの第三陣。エルダールのうちでもっとも歩みが遅く、先行するヴァンヤール、ノルドールによってテレリ(最後に来る者)と名付けられた。かれら自身の呼び名は、「歌い手」すなわちリンダール(Lindar)である。 西方への旅の途中、分裂を繰り返し、以下の様に多くの支族に分かれた。.

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テングワール

テングワール (Tengwar) とはJ・R・R・トールキンの創作した架空文字。テングワールという言葉はクウェンヤで文字を意味する名詞の複数形である。(単数形はテングワ Tengwa) フェアノール (Fëanor) がルーミルのサラティを改良して作ったため、フェアノール文字とも呼ばれる。この文字が中つ国で使用されている。初期は子音文字の上に母音の符号(テフタ tehta。 複数形はテフタール tehtar)を記していたが、後に母音も文字として表記されるようにもなった(完書体 full mode)。また文字にはその音で始まる単語の名が付けられていたが、後に単純な名で呼ばれるようになったとされる。.

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ファンタジー

ョン・ウィリアム・ウォーターハウス『人魚』(1900) ファンタジー(fantasy )とは、超自然的、幻想的、空想的な事象を、プロットの主要な要素、あるいは主題や設定に用いるフィクション作品のジャンルである。元は小説等の文学のジャンルであったが、現在はゲームや映画など他のフィクション作品を分類する際にも用いられる。 このジャンルの作品の多くは、超常現象を含む架空の世界を舞台としている。文芸としての「ファンタジー」は幻想文学と呼ばれるジャンルのサブジャンルでもある。.

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フィンランド語

フィンランド語(フィンランドご、Suomen kieli / Suomi)は、ウラル語族フィン・ウゴル語派のフィン・ペルム諸語に属すバルト・フィン諸語の一言語。主にフィン人が使用する。 原語名称からスオミ語(Suomi)、またフィン語ともいう。この言語は膠着語であり、15格を有する。また同じバルト・フィン諸語にはエストニア語、サーミ語、カレリア語などが挙げられる。.

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ニュースピーク

ニュースピーク(新語法、)はジョージ・オーウェルの小説『1984年』(1949年出版)に描かれた架空の言語。作中の全体主義体制国家が実在の英語をもとにつくった新しい英語である。その目的は、国民の語彙や思考を制限し、党のイデオロギーに反する思想を考えられないようにして、支配を盤石なものにすることである。.

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アルダ

アルダ(Arda)は、J・R・R・トールキンの『指輪物語』、『シルマリルの物語』の舞台となった世界。エルフ語で「王国」の意。ヴァラの一人、長上王マンウェの統べる世界であり、その王国であると言う意味で、アルダと呼ばれた。 エル・イルーヴァタールとアイヌアによって作り出され、マンウェがこれを統べた。『指輪物語』の世界は古代の地球という設定であるため、地球そのものの事を指すと言っても良い。 第一紀と第二紀の途中(ヌーメノールの没落)までは西方には神々の住むアマンがあり、中央に中つ国が存在するが、その形は時代によって変遷している。 あるた de:Tolkiens Welt#Geschichte Ardas la:Legendarium Tolkienianum#Geographia.

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ウィキバーシティ

ウィキバーシティ(Wikiversity)は、ウィキメディア財団により運用されているウィキメディア・プロジェクトの一つで、学習チームや学習教材の立ち上げ、学習活動などを目的とした学習コミュニティの支援を目的としている。インターネット上で自由に作成・公開されており、誰でも編集が出来るシステムとなっている。ウィキブックスの傘下にある。ウィキバーシティのベータ版は、2006年8月15日から英語版で公式に始まった。現在、英語・フランス語・ドイツ語・イタリア語・スペイン語・ギリシア語・ポルトガル語・日本語・チェコ語・ロシア語・ギリシャ語・フィンランド語・スウェーデン語の12言語版のウィキバーシティが運営されており、他の言語版のウィキバーシティも、ウィキバーシティ・ベータで作成が進められている。.

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ウィキブックス

ウィキブックス(Wikibooks)は、ウィキペディアの姉妹プロジェクトであり、ウィキメディア財団の一部である、フリー教科書集である。 2003年7月10日に開始され、以前にはウィキメディアフリー教科書プロジェクト (Wikimedia Free Textbook Project) またはウィキメディア教科書 (Wikimedia-Textbooks) と呼ばれていた。.

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ウィクショナリー

ウィクショナリー(Wiktionary)は、コピーレフトなライセンス・オープンコンテントの辞書兼シソーラス(類語辞典)を作成し、配布することを目的とするウィキメディア財団によるウィキペディアの姉妹プロジェクトである。GNU Free Documentation License (GFDL) およびクリエイティブ・コモンズ 表示 - 継承 3.0 非移植 (CC BY-SA 3.0) のデュアルライセンスで公開される。2002年12月12日に活動を開始した。 「ウィクショナリー」はウィキ (Wiki) と辞書 (dictionary) からの合成語である。ウィキペディアと同じくウィキ (MediaWiki)を使用しており、誰でも編集することが可能である。またインターウィキリンクとよばれるウィキ文法による簡便な記法を用いて、ウィキペディアを始めとするウィキメディアプロジェクトのページから各言語版にリンクすることが可能である(詳細はHelp:ページの編集、Help:言語間リンクなどを参照)。 ウィクショナリーは発足当初は英語ベースの各国語の辞典であり、すべての説明は英語で行われた。初めての英語版以外のウィクショナリーであるフランス語版及びポーランド語版が作成されたのは、英語版の開始から約1年後の2004年3月22日であった。2004年5月1日には、ウィキペディアが存在する各言語の版が作成されて、新たに143言語のウィクショナリーが誕生した。 2018年3月現在、173言語で展開されている。ただし、実際に記事が作成されているのは152言語である。最も項目数が多いのは英語版(約550万 2018年3月現在。以下も同様。)であり、それに次ぐ規模のものとして、マダガスカル語版(約408万)、フランス語版(約325万)、セルビア・クロアチア語版(約91万)、ロシア語版(約89万)、スペイン語版(約85万)、中国語版(約84万)がある。詳細は下表に記されている。.

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ウォーターシップ・ダウンのうさぎたち

北東方向から撮影したウォーターシップ・ダウン、2004.3.31撮影 『ウォーターシップ・ダウンのうさぎたち』(Watership Down)は、イギリスのリチャード・アダムスによる児童文学である。1973年にカーネギー賞とガーディアン賞をダブル受賞した。日本では1975年に神宮輝夫訳で評論社から発行されている。なお、2006年には新訳版が発行され、『ウォーターシップ・ダウンのウサギたち』に改題となった(「うさぎ」→「ウサギ」)。 1979年にアニメ映画化された。日本での公開は1980年7月12日で邦題は『ウォーターシップダウンのうさぎたち』(「・」(中黒)が入らない)であった。また1998年にテレビアニメ化され、日本では2000年代にNHK-BSとカートゥーン ネットワークなどで放送されていた。.

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エルフ (トールキン)

ルフ(、 単数形は)は、J・R・R・トールキンの、『ホビットの冒険』、『指輪物語』『シルマリルの物語』に登場する種族。中つ国に住む自由の民のひとつ。 クウェンディ、イルーヴァタールの長子、最初に生まれたものたち、エルダール、などと呼ばれる。.

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エルウェ

ルウェ(、第一紀4550年?-499年)は、J・R・R・トールキンの小説『シルマリルの物語』の登場人物で、テレリ族のエルフ。 シンダール語ではエル・シンゴル(、「灰色マント王」の意)とも呼ばれ、主にシンゴルと呼ばれる。妻にメリアン、弟にオルウェとエルモ。娘にルーシエン。.

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キアス

アス()はJ・R・R・トールキンの創作した架空文字。エルフの伶人ダイロンが創作したという設定。この文字は主にドワーフが使用した。ルーン文字に非常に形が似ている。.

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ギリシア語

リシア語(ギリシアご、現代ギリシア語: Ελληνικά, または Ελληνική γλώσσα )はインド・ヨーロッパ語族ヘレニック語派(ギリシア語派)に属する言語。単独でヘレニック語派(ギリシア語派)を形成する。ギリシア共和国やキプロス共和国、イスタンブールのギリシア人居住区などで使用されており、話者は約1200万人。また、ラテン語とともに学名や専門用語にも使用されている。省略形は希語。.

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クリンゴン語

リンゴン語(クリンゴンご、クリンゴン語では tlhIngan Hol(ラテン文字表記))は、SFテレビドラマ『スタートレック』シリーズに登場する架空の宇宙人、クリンゴン人が使用する架空の言語である。.

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シルマリルの物語

『シルマリルの物語』(シルマリルのものがたり、原題:The Silmarillion、シルマリルリオン)は、J・R・R・トールキンの神話物語集。トールキンの死後、息子クリストファー・トールキンによって彼の遺稿がまとめられ、編集を加えられた上で1977年に出版された。 創世から『ホビットの冒険』、『指輪物語』の時代(太陽の時代の第三紀)にいたるまでの中つ国の歴史を扱う。これら2作で断片的に現れる英雄や神々の物語が詳細に記述されており、トールキンの創り出した世界をより深く知ることができる内容となっている。 トールキンの遺稿集としては他に、『終わらざりし物語』、『(The History of Middle-earth)』全12巻などがある。.

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シンダール

ンダール()は、J・R・R・トールキンの『指輪物語』『シルマリルの物語』に登場する種族。シンダールとは「灰色エルフ」のことを指す。しかしシンダールは自らを単にエゼル(、彼らの言葉でエルフの意味、複数形: 、エジル)と称した。 ヴァラールの呼び出しに応えクウィヴィエーネンを旅立ったが、海を渡らず、アマンにたどり着かなかったエルフ(クウェンディ)のうち、エルウェに率いられてベレリアンドに入ったテレリの一族。エルダール。ナンドールらとともにウーマンヤールに含まれ、アヴァリとともにモリクウェンディに含まれる。 ただしエルウェの妻であるメリアン、中つ国沿岸域を守るオッセとウイネンの3体のマイアールから比護と様々な知識と技術を与えられており、他のモリクェンディとは一線を画した国力を有していた。.

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シンダール語

ンダール語あるいはシンダリン()はJ・R・R・トールキンが開発した人工言語である。トールキンの神話では、かつて最も使われたエルフの言語だった。また、エルフの「大いなる旅」の後に残されたテレリであるシンダール(エゼル)の言語だった。共通テレリ語と呼ばれる初期の言語から派生した。ノルドールが中つ国に戻った時、生来のクウェンヤの方が美しいと考えたが、シンダール語を採用した。没落の前、ヌーメノールのほとんどの人間もまたこの言葉を使った。それについての知識はヌーメノールの亡国の民の王国ゴンドールの特に学識者の間で維持された。 もとは、ノルドール(エルフの第二の氏族)の言葉にしようと考えていたが(そのため、語源学的に名前もノルドール語(Noldorin)だった)、トールキンはその後シンダールの言語であると決定した。このために、古い資料ではノルドール語(Noldorin)と呼ばれている。ノルドール語をシンダール語にした時、さらに、それはもとは無関係なイルコール語(Ilkorin)のいくつかの特徴を採用した。トールキンは、いくらかウェールズ語に基づいてノルドール語/シンダール語の文法および音を作り、確かに、シンダール語にはケルト語を特徴づける音変異が多く見られる。 大概においてシンダール語の複数形は母音交替によって作られ、i-ウムラウトによって特徴づけられる。これはノルドール語ではprestanneth(母音変化)と呼ばれる。名詞の複数形は、英語のman/menやgoose/geeseのように母音を変化させて形成される。この母音変化は複数形標識の-īに起因する。これは一種の母音調和により他の母音を高舌・前舌にするものだが、後に語尾の-īは消失した。 シンダール語には複雑な一連の音変異がある。変異した単語の前に(冠詞あるいは前置詞のような)緊密に関連する言葉があると、変異した単語の最初の子音を変更する。しばしば、前置詞も変わる。さらに、変異が他の多くの場所(わずかな例をしめすと、合成語(mellyn「友達」からelvellyn)や、あるいは直接目的語の中で現れる)で生じる。 さらに、シンダール語動詞は全く複雑である。それぞれi-語幹およびa-語幹と呼ばれる強動詞と弱動詞がある。ちょうど英語の(またドイツ語)強動詞と弱動詞のように、強動詞は弱動詞より「不規則」である。シンダール語にはまったく多くの不規則動詞がある。 シンダール語は、トールキンが十分に開発して本当に大きな文章を書ける二つの言語のうちの一つである(もう一つはクウェンヤ)。 第一紀に、シンダール語にはいくつかの方言があった。.

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共通エルダール語

共通エルダール語(きょうつうエルダールご、Common Eldarin)は、J・R・R・トールキンの架空の世界中つ国において、ヴァリノールへ旅立ったエルフであるエルダールの最初の言葉である。共通エルダール語は、エルダールがクイヴィエーネンを去ったとき、全てのクウェンディ、つまりエルフの起源言語、原始クウェンディ語から分かれた。共通エルダール語は、後の言語クウェンヤ、テレリの言語、シンダール語、そして様々なナンドールの言語に派生した。.

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第三紀 (トールキン)

三紀(だいさんき、)は、J・R・R・トールキンの小説『指輪物語』及び『シルマリルの物語』の世界に出てくる架空の歴史の時代区分の一つである。『ホビットの冒険』や『指輪物語』は第三紀の物語である。.

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膠着語

膠着語(こうちゃくご、)は、言語の形態論上の分類のひとつ。膠着語に分類される言語は、ある単語に接頭辞や接尾辞のような形態素を付着させることで、その単語の文の中での文法関係を示す特徴を持つ。ヴィルヘルム・フォン・フンボルトによって1836年に提唱された。.

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J・R・R・トールキン

ョン・ロナルド・ロウエル・トールキン(、1892年1月3日 - 1973年9月2日)は、英国の文献学者、作家、詩人、イギリス陸軍軍人。『ホビットの冒険』と『指輪物語』の著者として知られている。.

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母音

母音(ぼいん、vowel)は、ことばを発音するときの音声の一種類。声帯のふるえを伴う有声音であり、ある程度の時間、声を保持する持続音である。舌、歯、唇または声門で息の通り道を、完全にも部分的にも、瞬間的にも閉鎖はせず、また息の通り道を狭くすることによる息の摩擦音を伴うこともない。 子音の対立概念であり、英語の vowel から V と略して表されることもある。.

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指輪物語

『指輪物語』(ゆびわものがたり、原題:)は、イギリスのJ・R・R・トールキンによる長編小説。妖精や魔法使いが国家を築き、戦争を繰り広げる架空の世界を舞台としたハイ・ファンタジー作品である。初期作品『ホビットの冒険』の続編として始まるが、より大きな物語になった。1937年から1949年にかけて少しずつ書かれたが、執筆期間の大部分は第二次世界大戦中であった。最初の版は1954年から1955年にかけて3巻本として出版された。以来多くの言語に翻訳され、増刷を重ね、20世紀文学で最もポピュラーな作品の一つになった。.

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旅の仲間

『旅の仲間』(たびのなかま、原題:The Fellowship of the Ring)は、J・R・R・トールキンの代表作『指輪物語』の第一部の表題。1954年7月29日に英国で出版された。 第一部『旅の仲間』は、『指輪物語』の第一巻と第二巻からなる。六巻構成で出版されるときには第一巻に『The Return of the Shadow(『影の帰還』)』、第二巻に『The Fellowship of the Ring(『指輪の仲間』)』と表題がつけられることがある。邦訳では表題はなく、単に『旅の仲間』上と『旅の仲間』下となっている。 原題の『The Fellowship of the Ring(旅の仲間)』は作中で主人公フロド・バギンズと共に使命の旅に出る一行9名の総称でもあるが、日本語訳ではこれは「指輪の仲間」とされており、表題とは一致していない。.

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時計じかけのオレンジ

『時計じかけのオレンジ』(とけいじかけのオレンジ, A Clockwork Orange)は、1962年発表のイギリスの小説家アンソニー・バージェスによるディストピア小説、又はそれを原作にし1971年に公開(日本では1972年4月)された映画。スタンリー・キューブリックにより映画化された。.

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1984年 (小説)

『1984年』(1984ねん、Nineteen Eighty-Four)は、イギリスの作家ジョージ・オーウェルの小説。1949年刊行。単に『1984』とも。.

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