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ドス・ピラス

索引 ドス・ピラス

ドス・ピラス(Dos Pilas)は、グアテマラ、ペテン県のペテシュバトゥン地域にある、古代マヤの遺跡。.

16 関係: 古典期ペテン県ペテシュバトゥン湖ナショナルジオグラフィック協会マヤ文明バラフ・チャン・カウィールヴァンダービルト大学パシオン川ティカルアーサー・デマレストアグアテカカラクムルグアテマラスペイン語セイバル紋章文字

古典期

古典期(こてんき;Classic Period (Stage,era))は、メソアメリカ考古学上の時代区分のひとつで、西暦300年頃から西暦900年までを指す。 始期は、グアテマラ・ティカル出土のライデン・プレートにある長期暦の日付(紀元320年)や29号石碑に刻まれた8.12.14.8.15.(紀元292年)頃を目安としている。一方、終期はトニナーの記念碑101号に刻まれた長期暦の10.4.0.0.0.(紀元909年)を目安としている。この時期までに古典期マヤの諸都市は放棄された。 ゴードン・ランドルフ・ウィリー(Gordon R.Willey)とフィリップ・フィリプス(Philip Phillips)によって1958年に著されたMethod and Theory in American Archaeologyで、新大陸全体の考古遺跡について編年の枠組みを構築しようと試みた五段階時期区分(石期(Lithic)、古期(Archaic)、形成期、古典期(Classic)、後古典期(Postclassic))の四番目の時期として位置づけられたのが初出である。その後、アンデス文明については、アメリカの人類学者たちやルイスG.ルンブレラスの提唱した編年が用いられるようになったため、現在では主としてメソアメリカのみで使われている編年用語である。 一般的には、テオティワカンの影響の強い前期と、マヤ諸都市国家が争った後期とに分ける。以前はテオティワカンの影響は5世紀から開始すると考えられていたので、わざわざ中期(Middle Classic)を置く考え方もあった。 古典期という名称は、古代ギリシア、ローマの古典古代のイメージでギリシャのようにマヤ諸都市が繁栄した時期というイメージの名称であるため、メソアメリカ全体の時代区分としては問題があると言われている。アンデスと統一するため、前期ホライズン(Early Horizon/メソアメリカ;オルメカ/アンデス;チャビン)、前期中間期(Early Intermediate Period/モンテ・アルバンⅡ期、原古典期、イサパなど/地方発展期.

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ペテン県

ペテン県 (Departamento de Petén) は、グアテマラ共和国にある県 (departamento) である。県都はフローレス。2005年時点の人口は約450,000人である。面積は、国土のおよそ3分の一、33,566平方キロメートルの広大な領域を占める。.

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ペテシュバトゥン湖

ペテシュバトゥン湖(Lago Petexbatún、Laguna Petexbatún)は、グアテマラ共和国ペテン県南部の基礎自治体サヤスチェにある小ぶりな湖である。湖は、同名の川(Río Petexbatún)を通って、パシオン川に注ぎ込んでいる。 考古学者たちは、ペテシュバトゥン湖周辺に位置する古典期マヤ文明の都市グループを、Petexbatún State(ペテシュバトゥン国)と名づけた。ペテシュバトゥン湖周辺のドス・ピラス、アグアテカ、タマリンディート、アロヨ・デ・ピエドラ、プンタ・デ・チミノに加えて、ドス・ピラスの勢力圏内であったパシオン川流域のセイバル、イツァン、カンクェン、ナシミエントを含んでいる。 古典期マヤ文明の崩壊は中部低地の南から北へと伝播していったが、この地域はその最初期に放棄された。その後の時代の石碑の様式によると、プトゥン・マヤか、トルテカに関係する集団によって占拠されたと考えられている。ペテシュバトゥンの崩壊を引き起こした侵入者は、古典期マヤの勢力ではないという見解で、専門家たちは一致している。この地域における考古学的な発見は、古典期マヤ文明の崩壊について多くの情報をもたらした。.

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ナショナルジオグラフィック協会

ナショナル ジオグラフィック協会 (National Geographic Society) は、地理学の普及を目指した33人のメンバーによって1888年1月27日に設立された団体。現在、本部はワシントンD.C.。月刊誌『ナショナル ジオグラフィック』の発行元として有名だったが、2015年にメディア部門をアメリカの21世紀フォックスに売却したため、同誌やケーブルテレビチャンネルなどは新会社ナショナル・ジオグラフィック・パートナーズに変更となったAFP、2015年09月10日 。.

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マヤ文明

マヤ文明(マヤぶんめい)とは、メキシコ南東部、グアテマラ、ベリーズなどいわゆるマヤ地域を中心として栄えた文明である。メソアメリカ文明に数えられる。また、高度に発達したマヤ文字をもつ文明でもあった。.

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バラフ・チャン・カウィール

バラフ・チャン・カウィール(B'alaj Chan K'awiil、625年10月15日 - 没年不明)はマヤ文明のドス・ピラスの最初の統治者。Ruler 1、Flint Sky God Kおよびマラフ・チャン・カウィール(Malah Chan K'awil)の名でも知られる。.

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ヴァンダービルト大学

南部ではかつてないほどの巨額の100万ドルを大学創立のために寄付した船舶や鉄道の大実業家であるコーネリアス・ヴァンダービルトに因んで名付けられた。コーネリアスは彼の寄付、およびそれによって建てられる大学が南北戦争からの復興に役立つことを望んだ。 アメリカ屈指の名門校で最難関大学の一つであり、最先端の研究、勝れたリベラルアーツ教育、名の知れたメディカルセンターを兼ね備えた大学である。現在全米50州と世界90カ国から約12,000人の生徒が、4つの大学と6つの大学院およびプロフェッショナル・スクールに在籍している。ヴァンダービルト公共政策研究協会、自由フォーラム憲法修正第1条センター、ダイアー天文台、ヴァンダービルト大学病院、中部テネシーで唯一のレベル1外傷センターなどいくつかの研究センターや機関と提携している。敷地外にある天文台やサテライト診療所などを除き、ダウンタウンからたった1.5 miles (2.4 km) のナッシュビルの中心地に、総面積330-acre (1.3 km2)の地に大学の全ての施設が存在する。都市的地域にありながら300種以上の木々を所有しており、大学のキャンパスそれ自体が樹木園とも言える。 南部のアイビー、いわゆるサザン・アイビー・リーグ校の一つであり、著名な卒業生や出身者の中には2名の副大統領、25名のローズ奨学生、7名のノーベル賞、ピューリッツァー賞、アカデミー賞受賞者などがいる。テキサス州ヒューストンのライス大学やアトランタのエモリー大学などと並んで、「南のハーバード」という異名を持つ。.

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パシオン川

パシオン川(Río la Pasión)は、グアテマラ共和国の北部低地地域を流れる河川である。アルタ・ベラパス県の丘陵地帯を源とする何本もの源流から成る。これら源流は北へと流れパシオン川を形成し西へと流れ、サリナス川と合流する。この二つの川の合流によってウスマシンタ川という大河となり、北へと流れ、最終的にメキシコ湾へ注ぎ込む。 パシオン川とその支流からなる水系は、ペテン県西部の広い地域を流域とし5,000平方キロメートルを越える。パシオン川流域は古典期に繁栄したマヤ文明の遺跡地帯として認知されており、この地域にある代表的なマヤの祭祀センター、または都市の遺跡は、ドス・ピラス、タマリンディート、アルタル・デ・サクリフィシオス、アグアテカ、セイバル、マチャキラーなどが挙げられる。.

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ティカル

ティカルは、グアテマラのペテン低地にあった古典期マヤの大都市である。マヤ文明の政治、経済中心都市として紀元4世紀から9世紀ごろにかけて繁栄を極めた。ティカルの遺跡は1979年に世界遺産の複合遺産に登録された。 ティカルの紋章文字。.

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アーサー・デマレスト

アーサー・アンドルー・デマレスト(Arthur Andrew Demarest)は、アメリカ合衆国の考古学者、人類学者。グアテマラの古代マヤ遺跡の大規模発掘で知られる。.

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アグアテカ

アグアテカ(Aguateca)は、グアテマラ共和国ペテン県南東部ペテシュバトゥン盆地に位置する古典期マヤ文明の中規模な遺跡である。古代マヤ語では、K'inich Witz(キニチ・ウィッツ、太陽の丘)と呼ばれていた。近隣にあるドス・ピラス王朝の最後の首都であり、古典期マヤ都市を突然襲った崩壊の様子が残された貴重な遺跡として知られている。 ティカルの紋章文字Mutal(ムタル)。ドス・ピラス王朝もティカルと同じ紋章文字を使用した。.

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カラクムル

ラクムル (Calakmul) は、メキシコ・カンペチェ州にある先古典期後期から古典期にかけて繁栄したマヤ「中部地域」の大都市。 1931年に発見されたその規模は30 km2におよぶうえ、マヤ遺跡では最多の117基もの記念碑が確認されており、ティカルと並ぶ古典期最大級の「都市」である。紋章文字は蛇の頭で表現され、その旧名はオシュテトゥン(3つの石)と呼ばれていたこと、他の遺跡の碑文でも「蛇(カーン)」王朝という強大な国の首都として記述されていたことが、それぞれ判明している。.

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グアテマラ

アテマラ共和国(グアテマラきょうわこく、)、通称グアテマラは、中央アメリカ北部に位置する共和制国家である。北にメキシコ、北東にベリーズ、東にホンジュラス、南東にエルサルバドルと国境を接しており、北東はカリブ海に、南は太平洋に面する。首都はグアテマラ市。 先コロンブス期にはマヤ文明が栄え、現在も国民の過半数はマヤ系のインディヘナであり、メキシコを除いた中央アメリカで最も人口の多い国である。経済的にはエルサルバドルと共に中央アメリカの中位グループに属するが、1960年から1996年まで続いたグアテマラ内戦により治安や政治においてグアテマラ社会は未だに不安定な状態にある。.

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スペイン語

ペイン語(スペインご、)もしくはカスティーリャ語(カスティーリャご、)は、インド・ヨーロッパ語族イタリック語派に属する言語。略して西語とも書く。.

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セイバル

イバル(Seibal, Ceibal)は、グアテマラ、ペテン県のパシオン川西岸の急峻な断崖の丘陵上に位置するマヤ遺跡である。先古典期中期初頭から古典期終末まで、盛衰を繰り返した。この遺跡の名前は、本来「セイバ(Ceiba)の木のある場所」という意味の現地スペイン語で "Ceibal" と綴られていたが、後述するような理由で "Seibal" と綴られることが多くなっている。また、少なくとも55基に及ぶ石製記念碑が確認されており、そのうち21基が石彫の状態がよいことで早くから注目されてきた。セイバルの中心部は、1平方キロにわたっていくつかの丘陵上に築かれ、大きく3つに分けられ西側からA,C,Dと名づけられている。最盛期となった古典期終末(バヤル相)の人口は、ハーバード大学の調査隊による家屋の存在を示すマウンドの数や濃度などによって1万人に達したであろうと推計されている。.

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紋章文字

ティカルの紋章文字。 紋章文字(もんしょうもじ; Emblem Glyph)は、ハインリヒ・ベルリン(Heinrich Berlin)が1958年にマヤの都市遺跡か地名を表す文字として発見した、一連のマヤ文字を指す。 下に述べた要素で構成される。.

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