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ダビガトラン

索引 ダビガトラン

ダビガトランエテキシラート(Dabigatran etexilate)は、に属する経口抗凝固薬である。商品名プラザキサ。ワルファリンのように使用中にプロトロンビン時間(INR)を測定して用量調節する必要がない。大出血が発生した際にワルファリンの効果を打ち消す薬剤は存在するが、ダビガトランの効果を打ち消す薬剤は2019年2月現在存在しない。解毒剤としてイダルシズマブの臨床試験が実施されている。

目次

  1. 41 関係: 厚生労働省半減期 (薬学)循環 (ジャーナル)保健省 (カナダ)心筋梗塞バイオアベイラビリティワルファリントムソン・ロイタートリプシントロンビンヘパリンブリティッシュ・メディカル・ジャーナルプロトロンビン時間プロトンポンプ阻害薬プロドラッグニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシンベラパミルベンザミジンベーリンガーインゲルハイムアナフィラキシーアミオダロンアメリカ国立医学図書館アメリカ食品医薬品局イダルシズマブウォール・ストリート・ジャーナルキニジンセリンプロテアーゼ国民保健サービス緊急安全性情報血栓症解毒剤間質性肺炎肺血栓塞栓症脳梗塞Journal of Medicinal ChemistryMedlinePlusP糖タンパク質抗凝固薬欧州医薬品庁消化不良深部静脈血栓症

  2. アミジン
  3. ベンゾイミダゾール
  4. 芳香族アミン

厚生労働省

厚生労働省(こうせいろうどうしょう、Ministry of Health, Labour and Welfare、略称: MHLW)は、日本の行政機関のひとつ。健康、医療、福祉、介護、雇用、労働、および年金に関する行政ならびに復員、戦没者遺族等の援護、旧陸海軍の残務整理を所管する「国民生活の保障及び向上を図り、並びに経済の発展に寄与するため、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進並びに労働条件その他の労働者の働く環境の整備及び職業の確保を図ること」(厚生労働省設置法第3条第1項)、「引揚援護、戦傷病者、戦没者遺族、未帰還者留守家族等の援護及び旧陸海軍の残務の整理を行うこと」(同法第3条第2項)。

見る ダビガトランと厚生労働省

半減期 (薬学)

薬学における半減期(はんげんき、)とは、生体内の物質や薬成分の血中濃度が半減するまでの時間のことを指す。 血中(濃度)半減期、消失半減期とも言い、文章上では T1/2 あるいは t1/2、T-half と表記されることもある。 一般に成分の血中濃度が最高値の半分以下になると離脱症状が出やすくなることから、薬が生体に作用する(体内動態)時間の目安とされているが、薬の血中濃度が下がる時間は個人差や環境(発汗や運動、飲食など)による差異が大きく、あくまでも目安に過ぎない。 薬の投与した瞬間を0時間とし、最高血中濃度到達時間(Tmax)、半減期(T1/2)に沿って減衰しつつ、定期的な服用によって血中濃度が上昇していく様子。血中濃度は5~6回の繰り返しの服用によって一定にまで上昇する。 薬を飲んだ瞬間を0時間とした場合、薬成分の血中濃度はある程度の時間が経過した後に最高血中濃度 (Cmax) に達する。Cmax にいたるまでにかかる時間を最高血中濃度到達時間 (Tmax) と呼び、その後は一般に、薬成分の血中濃度は徐々に低下していく。この血中濃度が低下していく過程において、ある時点の濃度から濃度が半減するまでにかかる時間が半減期 (T1/2) である。血中濃度が下がる理由はほとんどの場合、肝臓などで代謝されたり尿や便で排出されるためである。

見る ダビガトランと半減期 (薬学)

循環 (ジャーナル)

サーキュレーション(Circulation)はアメリカ心臓協会が1996年以降発行している。インパクトファクターは約10。

見る ダビガトランと循環 (ジャーナル)

保健省 (カナダ)

カナダ保健省(カナダほけんしょう、、)は、カナダ連邦政府内で、カナダの公衆衛生に関する行政、規制、業務を司る省庁である。本部はオンタリオ州オタワにある。現在の保健大臣はマーク・ホランド(Mark Holland)である。

見る ダビガトランと保健省 (カナダ)

心筋梗塞

心筋梗塞(しんきんこうそく、myocardial infarction)は、虚血性心疾患の一つ。心臓の筋肉細胞に酸素や栄養を供給している冠動脈に閉塞や狭窄などが起きて血液の流量が下がり、心筋が虚血状態になり壊死してしまう症状。通常は急性に起こる「急性心筋梗塞(AMI)」のことを指す。心臓麻痺・心臓発作(heart attack)とも呼ばれる。 心筋が虚血状態に陥っても壊死にまで至らない前段階を狭心症といい、狭心症から急性心筋梗塞までの一連の病態を総称して急性冠症候群(acute coronary syndrome, ACS)という概念が提唱されている。

見る ダビガトランと心筋梗塞

バイオアベイラビリティ

バイオアベイラビリティ()または生物学的利用能(せいぶつがくてきりようのう)もしくは生体利用率とは、薬剤学において、服用した薬物が全身循環に到達する割合をあらわす定数である。定義上、薬物が静脈内に投与される場合、そのバイオアベイラビリティは100%となる。一方、薬物がそれ以外の経路(例えば経口摂取)により投与される場合は、全身循環に到達するまでに不十分な吸収と初回通過効果を受けるため、そのバイオアベイラビリティは減少する事になる。静脈内投与以外の経路で投与する際、投薬量の計算にバイオアベイラビリティを考慮する必要がある事から、バイオアベイラビリティは薬物動態学において必須のツールである。

見る ダビガトランとバイオアベイラビリティ

ワルファリン

ワルファリン(warfarin)は、抗凝固剤の1つ。殺鼠剤としても用いる。ワルファリンカリウムが医薬品として使われ、商品名はワーファリン、及びワルファリンK。投与方法は経口(内服)のみである。

見る ダビガトランとワルファリン

トムソン・ロイター

ニューヨーク、タイムズスクエアのトムソン・ロイタービル(写真中央の青白のビル) トムソン・ロイター(Thomson Reuters)は、カナダオンタリオ州トロントに本社を置く多国籍大手情報サービス企業である。カナダのウッドブリッジカンパニー傘下。

見る ダビガトランとトムソン・ロイター

トリプシン

トリプシン(trypsin, EC.3.4.21.4)はエンドペプチダーゼ、セリンプロテアーゼの一種である。膵液に含まれる消化酵素の一種で、塩基性アミノ酸(リシン、アルギニン)のカルボキシ基側のペプチド結合を加水分解する。語源は、ギリシャ語の“tripsis(摩擦、粉砕)”に由来する。 膵臓からトリプシノーゲンとして分泌され、エンテロキナーゼ(自家加水分解)によりαトリプシン及びβトリプシンとなる。また、キモトリプシノーゲンを一部加水分解しキモトリプシンとするのに必要な酵素である。トリプシンインヒビター(アンチトリプシンやオボムコイド)によって阻害を受ける。 ヒトトリプシンの場合、コードしている遺伝子は第7染色体のq32-q36のTRY1。

見る ダビガトランとトリプシン

トロンビン

トロンビン(Thrombin、第IIa因子とも)は、血液の凝固に関わる酵素(セリンプロテアーゼ)の一種。EC番号はであり、フィブリノゲンをフィブリンにする反応を触媒する。ヒトの場合、11番染色体のp11-q12に存在するF2遺伝子にコードされる。 トロンビンは血液中に存在するプロトロンビン(第II因子)が第V因子によって活性化されることによって生まれる。第V因子、第VIII因子及び第IX因子を活性化させるので凝血反応の中核的な存在であり、血液凝固を阻止する際にはこの酵素の働きを止めることが重要である。 また血小板を活性化することで凝血を促進する機能もある。この場合には血小板表面の受容体(Gタンパク質共役型受容体)を介して働く。

見る ダビガトランとトロンビン

ヘパリン

ヘパリン (heparin) は抗凝固薬の一つであり、血栓塞栓症や播種性血管内凝固症候群 (DIC) の治療、人工透析、体外循環での凝固防止などに用いられる。ヘパリンの原料は牛や豚の腸粘膜から採取されるが、牛海綿状脳症 (BSE) 発生後の現在は健康な豚から採取されたものがほとんどである。 肝細胞から発見されたため "heparin" と名付けられた(hepato- は「肝の」という意味)が、小腸、筋肉、肺、脾や肥満細胞など体内で幅広く存在する。化学的にはグリコサミノグリカンであるヘパラン硫酸の一種であり、β-D-グルクロン酸あるいは α-L-イズロン酸と D-グルコサミンが 1,4 結合により重合した高分子で、ヘパラン硫酸と比べて硫酸化の度合いが特に高いという特徴がある。この分子中に多数含まれる硫酸基が負に帯電しているため、種々の生理活性物質と相互作用する。

見る ダビガトランとヘパリン

ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル

BMJとは、ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル(イギリス医師会雑誌:British Medical Journal)の略称で、1988年からBMJが正式名称となっているイギリスの医学誌である。が監修し、から発行されている。BMJ Groupからは他にも24種類の医学専門雑誌が発行されている。 国際的にも権威が高く日本でも医師であれば必ず読んでおくべき雑誌と言われている。 世界五大医学雑誌などと呼ばれる代表的な医学専門誌の一つである。

見る ダビガトランとブリティッシュ・メディカル・ジャーナル

プロトロンビン時間

組織因子を添加した後の血漿。ゲル状の構造で、鉄球を保持できるほどの強度を持つ。 プロトロンビン時間(ぷろとろんびんじかん);PT(prothrombin time)は、血液の凝固因子に関する指標の一つ。外因系及び共通系の凝固異常を判定する検査指標として用いられる。

見る ダビガトランとプロトロンビン時間

プロトンポンプ阻害薬

プロトンポンプ阻害薬(プロトンポンプそがいやく、)とは、胃の壁細胞のプロトンポンプに作用し、胃酸の分泌を抑制する薬である。胃酸分泌抑制作用を持つ薬剤には他に2受容体拮抗薬(ブロッカー)があるがプロトンポンプ阻害薬はブロッカーよりも強力な胃酸分泌抑制作用を持ち、分泌抑制作用は用量に依存する。ブロッカーよりも抑制作用が長時間持続する。ヘリコバクター・ピロリの除菌治療の薬剤の一つとして使用される場合もある。 プロトンポンプ阻害薬の分類はWHO必須医薬品モデル・リストに掲載され、例としてオメプラゾールが挙げられている。

見る ダビガトランとプロトンポンプ阻害薬

プロドラッグ

プロドラッグ(Prodrug)とは、投与されると生体による代謝作用を受けて活性代謝物へと変化し、薬効を示す医薬品である金子久美子、水島裕、「」 炎症 1981年 1巻 2号 p.316,。

見る ダビガトランとプロドラッグ

ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン

『ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン』(英語:The New England Journal of Medicine、略称:N Engl J Med または NEJM)は、マサチューセッツ内科外科学会によって発行される、英語で書かれた査読制の医学雑誌である。継続して発行されている医学雑誌のうちでは世界で最も長い歴史を誇り、また世界で最も広く読まれ、最もよく引用され、最も影響を与えている一般的な医学系定期刊行物となっている。日本版は1997年より南江堂から発行されている。 同誌は、論説、独自研究による論文、広く引用される論評記事、投稿欄、症例報告を設けている。また、「臨床医学における画像」という題の特別セクションも設けている。

見る ダビガトランとニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン

ベラパミル

ベラパミル(Verapamil)は、系のL-型カルシウムチャネル阻害作用を持つ抗不整脈薬の一つである。商品名ワソラン。Vaughan-Williamsによる頻脈性不整脈薬治療薬の分類では第IV群に分類され、心拍数の調節機能はジゴキシンよりも優れる。カルシウムチャネルの開口を抑制することにより、活動電位の不応期や伝導速度を変化させ不整なリズムを正常に戻す。ベラパミルは心組織と親和性を持つため、全身投与しても循環系以外の組織にはほとんど作用しない。上室性不整脈、高血圧、狭心症の治療に使用される。群発頭痛治療や片頭痛予防にも有効であるとされる。イヌの心不全における血管拡張薬としても使用される。血管を冷凍保存する際の血管拡張薬としても用いられる。

見る ダビガトランとベラパミル

ベンザミジン

ベンザミジン(Benzamidine)はトリプシン、トリプシン様酵素、セリンプロテアーゼの可逆的競合的拮抗薬である。 蛋白質のX線結晶構造解析の際に、目的の蛋白質が分解しないようリガンドとして用いられる。三角形のジアミン基がdifference density map上では“棒人間”の様に見える。 Category:ベンジルアミン Category:アミジン。

見る ダビガトランとベンザミジン

ベーリンガーインゲルハイム

ベーリンガーインゲルハイム(Boehringer Ingelheim GmbH)は、ドイツに本拠を置く製薬会社。株式を公開しない製薬会社としては世界最大である。

見る ダビガトランとベーリンガーインゲルハイム

アナフィラキシー

アナフィラキシー()とは、原因物質(抗原)により感作される準備期間の後、その原因物質が再び生体に接触することで引き起こされる免疫学的機序による全身的なアレルギー反応で、複数の臓器に惹起される。 アナフィラキシーによるアレルギー反応をアナフィラキシー反応(アナフィラキシーショック)という。一方、免疫学的機序によらず過去に原因物質(抗原)に接触したことがなかった者にも同じような症状が生じることがあり、このような非免疫学的機序によるものはアナフィラキシー様反応というが、アナフィラキシー反応とアナフィラキシー様反応の区別は実際には困難なことが多く、症状や対処法もほぼ共通することから区別されずに扱われることが多い。実はこの「アナフィラキシー」の言葉の定義については、つい最近までは曖昧な部分があったために、長い間アレルギー医はその言葉の使用法に困っていた。その発生メカニズムがIgEを主とするアレルギー反応によるものを従来より基本的に「アナフィラキシー」と呼称していた一方で、実は同じ病態で非免疫学的なメカニズムでも起き得ることも以前から分かっていた。しかもその証明は必ずしも容易ではなかったからである。そのために「アナフィラキシー」と断定し難い場合は実臨床では「アナフィラキシー様反応」とか「アナフィラキシーと思われる」、等と表現していた。これは我が国だけではなかったので、2011年になりWAO(世界アレルギー機構)が世界共通の概念を提唱した。これ以降、免疫学的機序に依るか依らないかに関わらず、症候が一定の診断基準に該当した場合は全て「アナフィラキシー」と表現できるようになった。即ち「アナフィラキシー様」などと言う必要がなくなった。

見る ダビガトランとアナフィラキシー

アミオダロン

アミオダロン(Amiodarone)とは、Vaughan-Williams分類でⅢ群に分類される抗不整脈薬であるサノフィ・アベンティス、p1。。商品名アンカロン、サノフィ製造販売。作用機序は複雑であり他の抗不整脈薬が無効でも効果が期待できる一方で、重篤な副作用を惹起する危険性を持った医薬品である。 アミオダロンの塩酸塩が錠剤および注射剤として製剤化され、医薬品として承認を得ている。

見る ダビガトランとアミオダロン

アメリカ国立医学図書館

アメリカ国立医学図書館(アメリカこくりついがくとしょかん、United States National Library of Medicine、NLM)はアメリカ合衆国連邦政府の運営する世界最大の医学図書館である。国立衛生研究所の一部門で、メリーランド州ベセスダに存在する。世界最古のものや希少価値の高いものも含めた医学及び関連科学に関する700万冊以上の書籍、学術雑誌、、写本、マイクロフィルム、写真、画像を所有している。 現在の図書館長は2016年以降が務めている。

見る ダビガトランとアメリカ国立医学図書館

アメリカ食品医薬品局

アメリカ食品医薬品局(アメリカしょくひんいやくひんきょく、Food and Drug Administration、略称: FDA)は、アメリカ合衆国保健福祉省(Department of Health and Human Services, HHS)配下の政府機関。連邦食品・医薬品・化粧品法を根拠とし、医療品規制、食の安全を責務とする。 FDAは食品や医薬品、さらに化粧品、医療機器、動物薬、たばこ、玩具など、消費者が通常の生活を行うに当たって接する機会のある製品について、その許可や違反品の取締りなどの行政を専門的に行う。 食品については、所轄行政官庁が厚生労働省以外にも複数の官庁(農林水産省、経済産業省など)に渡る日本と異なり、FDAで一元的に管理しているとされる。しかし、食肉や鶏卵の衛生管理は農務省が所管しているなど、日本では厚生労働省が行っている業務の一部は他の官庁が実施している。日本の食品行政について、マスメディアで識者が指摘することの多い、日本の複数官庁にまたがる縦割り行政の問題を論ずる際の一つの比較例として、このFDAが良く引き合いに出されるが、この指摘は必ずしも正しくない。

見る ダビガトランとアメリカ食品医薬品局

イダルシズマブ

イダルシズマブ(Idarucizumab、開発コードBI 655075)は、ダビガトランに対するモノクローナル抗体である。直接的トロンビン阻害薬に対する拮抗薬として用いられる。 米国FDAは、イダルシズマブを革新的新薬に指定した。 2015年3月、EMA、FDA、カナダ保健省に対して承認申請された。 2015年10月に米国で迅速承認された。同年11月に欧州で承認された。 2016年3月に日本で承認申請され、同年9月に承認された。

見る ダビガトランとイダルシズマブ

ウォール・ストリート・ジャーナル

ウォール・ストリート・ジャーナル(The Wall Street Journal)は、ニューズ・コープの子会社であるダウ・ジョーンズ社が発行する国際的な影響力を持つ日刊経済新聞である。アメリカ版、ヨーロッパ版(英語)の他、日本語版や中国語版のオンライン版が発行されている。

見る ダビガトランとウォール・ストリート・ジャーナル

キニジン

キニジン(Quinidine)は、キナ(Cinchona )属の樹皮から産生されるアルカロイドであり、抗不整脈薬の一つである。抗不整脈薬の分類であるVaughan Williams分類ではIa群であり、ナトリウムイオンチャネルを抑制することにより活動電位の最大立ち上がり速度を低下させ、伝導速度を遅らせる作用を持つ。また、カリウムイオンチャネル抑制作用、カルシウムイオンチャネル遮断作用も持つ。キニーネの立体異性体(ジアステレオマー)に相当する。キニーネは左旋性、キニジンは右旋性である。 ヒト以外では、小動物やウマの心室性不整脈、急性心房細動などの治療に用いられる。ネコでは経口投与は原則として行わない。

見る ダビガトランとキニジン

セリンプロテアーゼ

セリンプロテアーゼ (Serine Protease) とは触媒残基として求核攻撃を行うセリン残基をもつプロテアーゼ(タンパク質分解酵素)のこと。EC。多くは触媒残基としてセリン (Serine, Ser)、ヒスチジン (Histidine, His)、アスパラギン酸 (Aspartic acid, Asp) の3残基を有しているが、ヒスチジンおよびアスパラギン酸残基は他のアミノ酸残基で代用されているものもまれにある。これら3残基はアミノ酸配列上は隣接していないが、空間的にはSer-His-Asp酸の順に水素結合で結ばれるように配置されており、セリン残基側鎖のγ位の酸素原子の求核性が高められている。このγ位の酸素原子が基質ペプチドの主鎖のカルボニル炭素に求核攻撃することから加水分解反応が始まる。

見る ダビガトランとセリンプロテアーゼ

国民保健サービス

国民保健サービス(こくみんほけんサービス、National Health Service, NHS)または国民医療サービス、国立医療サービス、国民医療制度とは、イギリスの国営医療サービス事業をさし、患者の医療ニーズに対して公平なサービスを提供することを目的に1948年に設立され、現在も運営されている。NHSにはイギリス国家予算の25.2%が投じられている。 公費負担医療によるユニバーサルヘルスケアに位置づけられ、利用者の健康リスクや経済的な支払い能力にかかわらず、臨床的必要性に応じて利用可能であり、自己負担金額は無料か極めて少額である。また、外国人も合法的にイギリスに滞在していると認定を受けられれば、NHSのサービスを利用することができる。

見る ダビガトランと国民保健サービス

緊急安全性情報

緊急安全性情報(きんきゅうあんぜんせいじょうほう)とは、発売中の医薬品、医療機器、再生医療等製品について、医療関係者や広く一般国民に対して緊急かつ重大な注意喚起や使用制限に係る対策が必要な状況にある場合に、厚生労働省からの指示あるいは製造販売業者の自主的な決定に基づいて作成、提供される情報のこと。 通称としてドクターレター、イエローペーパーがあるが、2014年10月に発出された厚生労働省からの指針において、その呼称をイエローレターに統一し、医療関係者だけでなく広く一般国民に向けた情報提供も行うこととしている。

見る ダビガトランと緊急安全性情報

血栓症

血栓症(けっせんしょう)は血管内に血栓が形成され、循環系における血流が閉塞するヒトの病態である。ある血管が傷害されると、失血を防ぐために血小板とフィブリンによって凝血塊が形成される(外因性血液凝固)。一方血管が傷害されていない場合でも、ある適当な環境の下では凝血塊が形成されることがある(内因性血液凝固)。もしこの内因性凝固の程度が激しいと、凝血塊は形成された血管内皮から遊離し、血管内を流れて塞栓となる。 血栓塞栓症(けっせんそくせんしょう)とは血栓形成とその主な合併症である塞栓症をあわせたものの名称である。 血管内腔の面積の75%以上を血栓が占めると、組織に供給される血流が低下し、その結果酸素供給の低下(低酸素症)および代謝産物である乳酸の蓄積に伴う症状が現れる。さらに内腔の90%以上が閉塞すると完全な酸素喪失状態になり、その結果細胞死の状態すなわち梗塞となる。

見る ダビガトランと血栓症

解毒剤

解毒剤(げどくざい、英語:antidote)は、中毒を緩和することのできる物質のことである。この言葉は、ギリシア語の「antididonai」(与えられた対抗)に由来する。 ある種の毒の場合、動物に少量の毒を注射して、でき上がった抗体を血中から抽出することによって解毒剤(血清)を作る場合がある。この方法により、毒蛇、毒蜘蛛、その他の有毒生物の毒に対する解毒剤が作られている。多くの生物毒には有効な解毒剤が存在せず、このような毒で咬まれたり刺されたりすると死に至ることがある。例えば蜘蛛、サソリ、蜂など節足動物によるある種の毒は、アレルギー反応やアナフィラキシーショックが起こった場合、アドレナリンの使用やアレルギー反応、アナフィラキシー・ショックに対処できる解毒剤がないとその毒は致死性になる可能性を秘めている。

見る ダビガトランと解毒剤

間質性肺炎

間質性肺炎(かんしつせいはいえん、interstitial pneumonia、略称: IP)は肺の間質組織の線維化が起こる疾患の総称である。進行して炎症組織が線維化したものは肺線維症(はいせんいしょう)と呼ばれる。間質性肺炎は様々な原因で起こりうるが、特定の原因が断定できないものを特発性間質性肺炎(後述)と呼ぶ。 特発性間質性肺炎は日本の特定疾患で、その予後は臨床診断によって様々である。例えば特発性器質化肺炎 (Cryptogenic organizing pneumonia: COP) は一般に予後良好であるが、特発性肺線維症 (idiopathic pulmonary fibrosis: IPF) 及び急性間質性肺炎 (acute interstitial pneumonia: AIP) については難治性である。

見る ダビガトランと間質性肺炎

肺血栓塞栓症

肺血栓塞栓症(はいけっせんそくせんしょう、pulmonary thromboembolism、PTE)は身体の血流によって体内から運ばれてきた血栓が栓子となって肺動脈が閉塞すること(塞栓)である。血栓以外の物質が栓子となった場合も含めて、肺塞栓症(はいそくせんしょう、pulmonary embolism、PE)という。 肺塞栓症のほとんどは脚にあった血栓が肺に移動することによっておこる肺血栓塞栓症である。血栓のリスクは、がん、長期安静、喫煙、脳梗塞、特定の遺伝的要因、妊娠、肥満、数タイプの手術によって増加する。肺塞栓症の稀なケースには空気塞栓、脂肪塞栓、羊水塞栓が要因の場合がある。 深部静脈血栓症(deep vein thrombosis、DVT)と肺血栓塞栓症をまとめて静脈血栓塞栓症という。

見る ダビガトランと肺血栓塞栓症

脳梗塞

脳梗塞(のうこうそく、stroke)、または脳軟化症(のうなんかしょう)「脳軟化症」の名の由来は、脳細胞は壊死すると溶けてしまうこと(「融解壊死」)から。とは、脳動脈の閉塞・狭窄によって脳虚血を来たし、脳組織が酸素または栄養の不足のため壊死した状態をいう。なかでも片麻痺、意識障害、失語などを突然に発症したものは、他の原因によるものも含め、一般に脳卒中と呼ばれる。それに対して、ゆっくりと進行して認知症(脳血管性認知症)などの形をとるものもある。 日本における患者数は約150万人で、毎年約50万人が発症するとされ、日本人の死亡原因の中で高い順位にある高頻度な疾患である。また、後遺症を残して介護が必要となることが多く、寝たきりの原因の約3割、患者の治療費は日本の年間医療費の1割を占めており、福祉の面でも大きな課題を伴う疾患である。

見る ダビガトランと脳梗塞

Journal of Medicinal Chemistry

Journal of Medicinal Chemistry(ジャーナル・オブ・メディシナル・ケミストリー、略称:J. Med. Chem.)は、アメリカ化学会によって1959年に創刊された査読付き学術雑誌である。創刊当初の雑誌名はJournal of Medicinal and Pharmaceutical Chemistryだったが、1963年に現在の名称に変更された。 Journal of Medicinal Chemistryには、化学と生物活性の相関に着目した分子構造と生物活性の関連に関する原著論文が掲載されている。Journal of Medicinal Chemistryは医薬品化学(メディシナル・ケミストリー)の分野における最高峰の雑誌の一つである。

見る ダビガトランとJournal of Medicinal Chemistry

MedlinePlus

MedlinePlusとは患者、家族、向けに一般向けの健康情報を提供している無料のウェブサイトである。アメリカ国立衛生研究所、アメリカ国立医学図書館、その他アメリカ政府機関、健康関連団体から情報が提供されており、アメリカ国立医学図書館がサイトを作成し保全している。また、スペイン語話者コミュニティ向けにスペイン語で書かれた同内容の姉妹サイトや、携帯端末での表示に最適化した英語、スペイン語のモバイルサイトもある。1年で世界中の人々1億5千万人以上がMedilinePlusを利用している。 MedlinePlusの内容として。

見る ダビガトランとMedlinePlus

P糖タンパク質

P糖タンパク質(Pとうタンパクしつ、P-glycoprotein, P-gp, Pgp)は、分子量約18万のリン酸化タンパク質であり、細胞膜上に存在して細胞毒性を有する化合物などの細胞外排出を行う。P-gpはABC輸送体のMDR/TAPサブファミリーに属する分子であり、腸や肺、腎臓の近位尿細管、血液脳関門の毛細血管内皮細胞等に発現している。また、P-gpによる薬物の排出は薬剤耐性の形成に寄与している。P-gpはABCB1(ATP-binding Cassette Sub-family B Member 1)、あるいはMDR1(Multiple drug resistance 1)とも呼ばれる。細胞表面抗原の分類に用いられるCD分類ではP-gpはCD243と番号が振られている。なお、名称頭文字の"P"はその薬剤透過性を変化させる働きから"Permeability(透過性)"に基づいてつけられた。

見る ダビガトランとP糖タンパク質

抗凝固薬

抗凝固薬(こうぎょうこやく)は、血液凝固を阻害する薬物である。 血液を固まらせないようにする医薬品(抗血栓薬)のうち、凝固系に対して主に作用するもののことである。体内に投与する場合には、血栓塞栓症の治療と予防やカテーテルの閉塞防止に用いられる。体外においては、人工透析装置や人工心肺装置の体外回路の凝固防止、輸血用血液の保存や血液検査の際に用いられる。

見る ダビガトランと抗凝固薬

欧州医薬品庁

欧州医薬品庁(おうしゅういやくひんちょう、英語:European Medicines Agency、略称:EMA)は、欧州連合の専門機関のひとつで1995年に設立された。2004年までは欧州医薬品審査庁(European Agency for the Evaluation of Medicinal Products)という名称であった。7年以上に渡る欧州連合加盟国の政府間交渉の末に、従来あった特許薬製品委員会と獣科薬製品委員会に代わり設置された。以前はイギリスのロンドンに拠点を構えていたが、同国のEU離脱決定を受けて、2019年3月にオランダのアムステルダムへ移転した。 アメリカ食品医薬品局(FDA)にほぼ類似しつつも、FDA方式の中央集権化を求めず、既存の国家医療調整行政機関の調和を図り、加盟国からの間接的助成金と同様に、欧州連合と製薬産業からの資金提供を基に欧州医薬品庁は1995年に設立される。この計画が加盟国別々の承認を得ることによって製薬会社は年間約3億5,000万ユーロのコスト削減につながると期待され、それ以外の国内製薬会社により既に生産され競合可能性のある新薬承認に不本意な国の保護貿易傾向を排除する。

見る ダビガトランと欧州医薬品庁

消化不良

消化不良(Indigestion、dyspepsia)または、胃もたれ(upset stomach)は、上腹部の不快感、胸やけ、逆流などの症状である。また、腹部膨満感、吐き気、げっぷ、食事中の予想より早い満腹感などの症状もあげられる。これらの症状は長期間続いたり再発したりすることが多い。 消化不良は生活の質を下げることがある。 原因には、胃食道逆流症(GERD)、胃炎、消化性潰瘍、食道けいれん、胃排泄遅延、乳糖不耐症、冠動脈疾患、がん、などがあげられる。非ステロイド性抗炎症薬、ビスホスホネート、副腎皮質ホルモンなどいくつかの医薬品が原因となる場合もある。機能性消化不良は、症状はあるが基礎疾患の証拠がない場合に診断されることがある。

見る ダビガトランと消化不良

深部静脈血栓症

深部静脈血栓症(しんぶじょうみゃくけっせんしょう、Deep vein thrombosis、 DVT)は、深部静脈に血栓が形成する疾患であり、最も一般的に脚に発症する。 症状は患部の痛み、腫れ、発赤、熱などである。症例の約半数は無症状である。合併症には、剥離した凝血塊が肺に移動することにより肺血栓塞栓症や血栓後症候群になることがありえる。 リスク要因には、手術後、癌、外傷、運動不足、肥満、喫煙、ホルモンによる避妊、妊娠および出産後、抗リン脂質症候群、特定の遺伝的状態などがあげあれる。遺伝的要因にはアンチトロンビンとプロテインCとの欠損、さらにの変異があげられる。一般的な基礎となるDVTの機序は、、の増加、血管壁の損傷など、いくつかの組み合わせによるものである。

見る ダビガトランと深部静脈血栓症

参考情報

アミジン

ベンゾイミダゾール

芳香族アミン

プラザキサ 別名。