ロゴ
ユニオンペディア
コミュニケーション
Google Play で手に入れよう
新しい! あなたのAndroid™デバイスでユニオンペディアをダウンロードしてください!
ダウンロード
ブラウザよりも高速アクセス!
 

ケスケミトル

索引 ケスケミトル

180px ケスケミトル(quezquémitl)とは、メキシコ先住民の女性用の貫頭衣の一種。ケシュケミトル(quexquémitl)、ケチケミトル(quechquemitl)とも呼ばれる。 先コロンブス期から存在した簡単な外套で、ポンチョと似るが丈が短く、肩から胸を覆う。先コロンブス期には女神と貴族の女性のみが着用するものだったが、スペイン人による征服の後に規制が緩み、先住民の女性によって広く着用されるようになった。 カミサ(camisa:ブラウス)、ファルダ(falda:スカート)の上に着つける。昔は上半身は素肌にケスケミトルだけをつけて外出することもあった。 長方形の布を二枚縫い合わせて仕立てたものが多い。ポンチョが体の前後に対辺が来るように身につけるのに対して、体の前後に対角が来るように身につけることが多い。 ケスケミトルの使用は主に中央メキシコの先住民に多く、ナヤリット州、ハリスコ州、ケレタロ州、メキシコ州、イダルゴ州、プエブラ州、ベラクルス州などに居住するワステカ族、ナワ族、テペワ族、オトミ族、マサワ族、パメ族、ウィチョール族の女性の衣装に見られる。また、ミチョアカン州ウルアパン付近やモレロス州、ゲレーロ州、オアハカ州の一部でも見られる。部族によってデザインの違いは大きい。.

27 関係: 平織ナヤリット州ナワ族ミチョアカン州マヤ人ハリスコ州ポンチョメヒコ州メキシコモレロス州トラソルテオトルプエブラ州ベラクルス州イダルゴ州ウールウイチョル族オトミ族オアハカ州キャラコクロスステッチケレタロ州ゲレーロ州共布先コロンブス期袖口貫頭衣木綿

平織

平織の組織図 平織(ひらおり)とは、経糸(たていと)と緯糸(よこいと)を交互に浮き沈みさせて織る、最も単純な織物組織である。できあがった模様は左右対称になる。丈夫で摩擦に強く、織り方も簡単なため、広く応用されている。三原組織の一つ。 中でも経糸と緯糸を2本もしくは数本ずつ引き揃えて織ったものを魚子織(斜子織、ななこおり、basketweave)と言う。代表的な織物にオックスフォード(オックス)がある。.

新しい!!: ケスケミトルと平織 · 続きを見る »

ナヤリット州

ナヤリット州(ナヤリットしゅう、Estado de Nayarit)は、メキシコの州である。州都はテピック。面積26,979km2、2010年センサスでの人口は1,084,957人。.

新しい!!: ケスケミトルとナヤリット州 · 続きを見る »

ナワ族

ナワ族(ナワぞく、Nahua)は、メキシコに住む民族。原住民中最大の民族である。 ナワ族はメキシコ中央部のメキシコ盆地を中心とする地域に居住するが、伝説によれば、北方からやってきたと伝えられる。これは、ナワ族の言語であるナワトル語が北方系のユト・アステカ語族に属し、周辺のミヘ・ソケ語族、オト・マンゲ語族、マヤ語族などとまったく異なっていることから、史実を反映していると考えられるSmith (1996) pp.38-41。しかし、言語以外の点ではほかのメソアメリカ文明と共通する点が多い。 ナワ族の集団としてはメシカ、、アコルワ、トラスカルテカなどが知られる。特にメシカはテノチティトランを建設し、アステカ帝国の中心的な存在であった。また、トラスカルテカは16世紀にやってきたスペイン人と同盟して植民地化に協力したことで知られる。.

新しい!!: ケスケミトルとナワ族 · 続きを見る »

ミチョアカン州

ミチョアカン州(Estado de Michoacán)は、メキシコ中西部にある州である。州都はモレリア。2010年センサスで州の人口は4,348,485人。.

新しい!!: ケスケミトルとミチョアカン州 · 続きを見る »

マヤ人

マヤ系の言語が使用されていた歴史上の領域 マヤ人(マヤ系先住民族)とは、メキシコ南部から中央アメリカ北部にかけての地域に居住するアメリカ州の先住民族である。ただし、"マヤ"というまとまった一つの民族として存在しているわけではなく、文化と言語の一部を共有する、異なる多くの集団、社会、エスニックグループを総称したもので、それぞれは彼ら自身の伝統、文化、歴史的なアイデンティティを保持している。 この地域に居住しているマヤ人の人口は、21世紀初頭では700万人と推定されている。グアテマラ、メキシコ南部とユカタン半島、ベリーズ、エルサルバドル、それにホンジュラス西部に大きな共同体が存在しており、今も古代の文化が多く継承され残っている。多数派のメスティーソのスペイン文化に大きく影響を受けつつも、そこから離れた伝統的な生活を続け、しばしば主要な言語としてマヤ語族の言語を使用する。.

新しい!!: ケスケミトルとマヤ人 · 続きを見る »

ハリスコ州

ハリスコ州(ハリスコしゅう、Estado de Jalisco)は、メキシコの中部にある州。ミチョアカン州の北西、ナヤリット州の南東に位置する。州都はグアダラハラ。先古典期前期末のエル・オペーニョ文化から続く竪坑墓文化が繁栄し、アメカ、エツァトラン、トシュカクエスコなどの墓からは独特な様式の土偶が発見されている。2010年センサスで州の人口は7,350,355人。 蒸留酒テキーラが特産品として有名で、その名の由来となっている名産地テキーラ市を含む4市にまたがる施設群やリュウゼツラン(テキーラの原料)の栽培地が、「テキーラの古い産業施設群とリュウゼツランの景観」の名で、ユネスコの世界遺産に登録されている。 ハリスコはまた、マリアッチ音楽の発祥地とも言われる。主な都市に、州都グアダラハラとその郊外にあるトラケパケ、サポパン、太平洋岸のリゾート都市プエルト・バジャルタやコスタレグレ、カトリックの聖地サン・フアン・デ・ロス・ラゴスなどがある。.

新しい!!: ケスケミトルとハリスコ州 · 続きを見る »

ポンチョ

南米伝統衣装としてのポンチョなど(1878-1888年の石版画) ポンチョ は、主に中南米で着用されている衣類、外套。四角形の布の真ん中に穴があいていて、そこに首を通し、かぶって着用する。.

新しい!!: ケスケミトルとポンチョ · 続きを見る »

メヒコ州

メヒコ州(Estado de México)、メキシコ州は、メキシコ中央部、首都メキシコシティの北側に位置する州である。州都はトルーカ。最大の都市はエカテペック。面積は21,355km2、2010年センサスで州の人口は15,174,272人。.

新しい!!: ケスケミトルとメヒコ州 · 続きを見る »

メキシコ

メキシコ合衆国(メキシコがっしゅうこく、)、通称メキシコは、北アメリカ南部に位置する連邦共和制国家。北にアメリカ合衆国と南東にグアテマラ、ベリーズと国境を接し、西は太平洋、東はメキシコ湾とカリブ海に面する。首都はメキシコシティ。メキシコの総人口は約1億3千万人(2016年時点)で、スペイン語圏においては最も人口の多い国で、GDPは中南米2位である。しかし、人口の40%が貧困層である。.

新しい!!: ケスケミトルとメキシコ · 続きを見る »

モレロス州

モレロス州(モレロスしゅう、Estado de Morelos)は、メキシコの州のひとつで、メキシコ・シティの南方にあって、メキシコ中央高原の一部を占め、ゲレロ州の北側に位置する。州都はクエルナバカ。面積4,950km2。2010年センサスでの人口は1,776,727人。 古典期終末期の要塞都市で世界遺産のショチカルコがある。.

新しい!!: ケスケミトルとモレロス州 · 続きを見る »

トラソルテオトル

トラソルテオトル トラソルテオトル(Tlazolteotl)は、アステカ神話に伝わる大地と愛欲を司る女神。また、コアトリクエなどと並んで地母神としての性格も持つ。その名は「不浄の女神」を意味し、トウモロコシの女神達の母とも呼ばれる。 トラソルテオトルは、彼女に罪を告白した人々の死に際に彼らの元を訪れる。 そして、彼女はその者達の「不浄(罪)」を食べると言われる。 テスカトリポカに連なる者ともされている。 Category:アステカ神話の神 Category:大地神 Category:愛の神.

新しい!!: ケスケミトルとトラソルテオトル · 続きを見る »

プエブラ州

プエブラ州(Estado de Puebla)は、メキシコの州である。州都はプエブラ。州の領域は33,902km2で、メキシコで21番目に大きい。同州は217の自治体を含む。 2010年のセンサスで州の人口は5,779,007人で、約154万人はプエブラ自治体に住んでいる。.

新しい!!: ケスケミトルとプエブラ州 · 続きを見る »

ベラクルス州

ベラクルス州 (Veracruz de Ignacio de la Llave) は、メキシコ合衆国の31の州の一つで、メキシコ湾の西岸、タマウリーパス州の南隣、タバスコ州の北西、北緯17°10' から22°38'、西経93°55' から98°38'に位置する南北方向に細長い州である。面積は、 72,815km2で、メキシコで11番目であり、2010年センサスで州の人口は7,638,378人でメキシコで3番目に人口の多い州である。 気候は、海岸沿いでは、高温多湿であり、やや内陸の丘陵地帯は、多湿であるが涼しくなる。プエブラ州、イダルゴ州、オアハカ州との州境に近い山岳地帯は、やや寒冷で多雨である。 6月から10月にかけては、カリブ海などで発生するサイクロンの影響を受ける。 州のフォーマルな名称は、「Veracruz de Ignacio de la Llave(イグナシオ・デ・ラ・ジャベの聖十字架)」あるいは、短縮して「Veracruz-Llave」という。州の名称が、単なる「Veracruz」になったのは、フランスがメキシコに侵攻していた1863年に、将軍イグナシオ・デ・ラ・ジャベが亡くなったときからである。 ベラクルス州には、210の自治体があり、住民の80%は、メスティーソで、20%がインディヘナである。山岳地帯でも山頂に近い場所へ行くと、貧しいインディヘナの人々に出会うことがある。工業化された港湾都市のベラクルス、オリサバ、コアツァコアルコスと対照的である。 ベラクルス州は、先古典期には、オルメカ文明の中心部にあたり、州南部には、サン・ロレンソやトレス・サポーテスなどの祭祀センターが築かれ、繁栄した。古典期に入ると、州南部では、トレス・サポーテスに加えて、セロ・デ・ラス・メーサス (Cerro de las Mesas) と呼ばれる祭祀センターが築かれ繁栄した。セロ・デ・ラス・メーサスは、点を1、横棒を5と表示する長期暦の日付けのある石碑で知られる。両方ともテオティワカンの強い影響を受け、円筒型三足土器の出土がみられる。州の中部には、トトナカ文化の中心都市で、「壁龕のピラミッド」で知られる世界遺産の祭祀センターエル・タヒンや笑う土偶で知られるレモハーダス文化が繁栄した。.

新しい!!: ケスケミトルとベラクルス州 · 続きを見る »

イダルゴ州

イダルゴ州 (Estado de Hidalgo) は、メキシコの州の1つで、メキシコシティの北東に広がる。州都はパチューカ (Pachuca)。州の名はメキシコ独立指導者のミゲル・イダルゴにちなんで名付けられた。 2010年センサスで州の人口は2,664,969人。 産業は、主に農業が中心であるが、州南部の都市トゥーラや中部のウィチャパンなどには、石灰石が採取できる鉱山があり、現在でもセメント産業が盛んである。 トルテカ伝承で知られるトゥーラ=ヒココティトランの遺跡があるのがこの州である。.

新しい!!: ケスケミトルとイダルゴ州 · 続きを見る »

ウール

刈り取られたウール ウール (wool) とは、羊の毛(=羊毛、ようもう)のことで、動物繊維の一種である。羊毛を用いた糸や(=毛糸)や織った布(=毛織物)もウールと呼ばれる。一般的には羊の毛を指すが、広義ではアンゴラ・アルパカ・ラクダの毛も含まれる。.

新しい!!: ケスケミトルとウール · 続きを見る »

ウイチョル族

ウイチョル族(ウイチョルぞく)あるいはウィチョール族(ウィチョールぞく、; 自称はウィシャリカ (WixárikaSchaefer & Furst (1996:531).山森 (2017:136).、Wixarica、Wixarika、Wizarika八杉 (1988).) やウィラリカ (Wirrarika)、複数人の場合は Wixaritari、Vixaritari)とは、主にメキシコのナヤリト州やハリスコ州に暮らす民族である。ナワトル語も属するユト=アステカ語族の言語であるウイチョル語を話すが、人口約2万人のうち65パーセントはスペイン語も用いる落合 (2009).

新しい!!: ケスケミトルとウイチョル族 · 続きを見る »

オトミ族

トミ族(オトミぞく、Otomi)は、メキシコに住む民族。.

新しい!!: ケスケミトルとオトミ族 · 続きを見る »

オアハカ州

アハカ州(オアハカしゅう、Estado de Oaxaca、)は、メキシコ合衆国の州のひとつ。州都はオアハカ。オアハカ州は、 93,952 km2 でメキシコで5番目に大きな面積を持つ州である。2010年センサスで州の人口は3,801,871人。.

新しい!!: ケスケミトルとオアハカ州 · 続きを見る »

キャラコ

ャラコ(英語:calico)はインド産の平織りの綿布のこと。.

新しい!!: ケスケミトルとキャラコ · 続きを見る »

クロスステッチ

テッチとは手芸の種類のひとつ、または刺繍のステッチのひとつ。.

新しい!!: ケスケミトルとクロスステッチ · 続きを見る »

ケレタロ州

レタロ州 (正式名称: ケレタロ・デ・アルテアガ:Querétaro de Arteaga)は、メキシコの中央部にある州。 州都はケレタロ。 2010年センサスで州の人口は1,827,985人で、44%がケレタロ自治体に住んでいる。.

新しい!!: ケスケミトルとケレタロ州 · 続きを見る »

ゲレーロ州

レーロ州(Estado de Guerrero)は、メキシコの太平洋岸にある州。州都はチルパンシンゴ。 2010年センサスで州の人口は3,386,706人で、約79万人がアカプルコ・デ・フアレス自治体に住んでいる。.

新しい!!: ケスケミトルとゲレーロ州 · 続きを見る »

共布

共布(ともぬの).

新しい!!: ケスケミトルと共布 · 続きを見る »

先コロンブス期

先コロンブス期(Pre-Columbian era)は、アメリカ大陸の歴史と前史の中で、ヨーロッパ白人の少なからぬ影響が現れる以前の時代区分全てを指す言葉である。すなわち後期旧石器時代に人類がアメリカ大陸に渡ってきた時代から、近世にヨーロッパ人が植民地化を競うようになる時代までを言う。.

新しい!!: ケスケミトルと先コロンブス期 · 続きを見る »

袖口

袖口(そでぐち)は、ワイシャツやブラウスなどのシャツ、ジャケットやジャンパー、外套などの上着、カーディガンなどトップス全般、上下一体のものでもワンピースなどで、腕を通す袖の端を言う。長袖では手首が出る部分であり、半袖など袖が短いものも腕の出る部分を指すが、タンクトップやランニングシャツなどノースリーブのものについては言わない。 英語のcuff(複数形:cuffs)がそのまま片仮名で「カフ」、「カフス」として使われるが、日本ではこれらは後述するワイシャツの袖口を指すことが多い。 襟や裾の部位と同様に、トップスの種類によって、袖と同じまま端を単に折り返して縫い、ほつれ止めしただけのものもあれば、特に長袖や七分丈などで、装飾や補強のために別に設えて縫い付けられたものもある。 また、単に筒状ではなく、手首よりも大きな掌部分を通しやすいよう、また体温調節や汚れ防止のために捲り上げやすいよう、裁ち開かれてスリット状になっているものがある。そこを留めるためにはボタンやカフリンクス、スナップ、ファスナー、面ファスナーなどが用いられる。 他には寒気や雨水の侵入を防ぐため、伸縮性のある素材を用いていたり、ゴムが入っているもの、ドローコードで締められるものなどがある。ものによっては、手袋と一体化するものもある。.

新しい!!: ケスケミトルと袖口 · 続きを見る »

貫頭衣

貫頭衣(かんとうい)とは衣服の分類の一つ。.

新しい!!: ケスケミトルと貫頭衣 · 続きを見る »

木綿

収穫期の綿 走査型電子顕微鏡で見た木綿繊維 木綿・木棉(もめん)は、ワタの種子から取れる繊維。コットン(cotton)とも。ワタ自体のことを木綿と呼ぶこともあるが、ここでは繊維としての木綿について述べる。 ワタとはアオイ科ワタ属の多年草の総称で、木綿は種子の周りに付いている。繊維としては伸びにくく丈夫であり、吸湿性があって肌触りもよい。このため、現代では下着などによく使われるが、縮みやすいという欠点もある。主成分はセルロース。 単に棉・綿(めん)とも言う。摘み取った状態までのものが棉、種子を取り除いた後の状態のものが綿だが、区別しないことも多い。 ただし、「綿」と書いて「わた」と読むのは、本来は塊状の繊維全般を指す語である。布団や座布団の中身を繊維の種類を問わず「綿(わた)」と呼ぶが、これはその本来の用法である。古くは、中でも真綿(絹の原料)を意味することが多かった。.

新しい!!: ケスケミトルと木綿 · 続きを見る »

出ていきます入ってきます
ヘイ!私たちは今、Facebook上です! »