ロゴ
ユニオンペディア
コミュニケーション
Google Play で手に入れよう
新しい! あなたのAndroid™デバイスでユニオンペディアをダウンロードしてください!
無料
ブラウザよりも高速アクセス!
 

クォークモデル

索引 クォークモデル

ークモデル (quark model) は、クォークでハドロンを分類する枠組みである。.

73 関係: 基底状態基本粒子原子核南部陽一郎反粒子坂田昌一大貫義郎中間子中野・西島・ゲルマンの法則中性子亜原子粒子強い相互作用ペンタクォークミシガン大学マレー・ゲルマンノーベル物理学賞チャーム (量子数)チャームクォークハドロンバリオンバリオン数ポアンカレ群ユヴァル・ネーマンユージン・ウィグナーラムダ粒子ルイス・ウォルター・アルヴァレズレオン・レーダーマンヴォルフガング・パウリボトムクォークトップクォークブルックヘブン国立研究所パーティクルデータグループパウリの排他原理テトラクォークデルタ粒子フレーバー (素粒子)フィジカル・レビューフェルミ粒子ダウンクォークアップクォークアイソスピンエンリコ・フェルミオメガ粒子クォークグルーボールグルーオングザイ粒子シグマ粒子ジョン・ワイリー・アンド・サンズジョージ・ツワイク...ストレンジネスストレンジクォークスピン角運動量粒子統計素粒子群論異種中間子異種ハドロン異種バリオン特殊ユニタリ群複合粒子角運動量軌道角運動量量子色力学量子数色荷電荷陽子Physics Letters核子植物学楊振寧波動関数 インデックスを展開 (23 もっと) »

基底状態

基底状態(きていじょうたい、)とは、系の固有状態の内で最低のエネルギーの状態をいう。 古典力学では系の取りうるエネルギーは連続して存在するはずだが、ミクロの世界では量子力学によりエネルギーはとびとびの値を取る。その中で最低エネルギーの状態を基底状態とよび、それ以外の状態は励起状態とよぶ。 分子のような少数多体系であれば、基底状態は絶対零度の波動関数を意味する。しかし固体物理学では、有限温度での状態に対しても、素励起がなく、量子統計力学で記述される熱平衡状態をもって基底状態ということがある。これらは厳密には区別すべきものである。.

新しい!!: クォークモデルと基底状態 · 続きを見る »

基本粒子

基本粒子 (きほんりゅうし, fundamental particle) とは、自然界の他のすべての粒子を構成し、それ自身はそれ以上分割できない粒子である。素粒子 (elementary particle) とほぼ同義語である。.

新しい!!: クォークモデルと基本粒子 · 続きを見る »

原子核

原子核(げんしかく、atomic nucleus)は、単に核(かく、nucleus)ともいい、電子と共に原子を構成している。原子の中心に位置する核子の塊であり、正の電荷を帯びている。核子は、基本的には陽子と中性子から成っているが、通常の水素原子(軽水素)のみ、陽子1個だけである。陽子と中性子の個数、すなわち質量数によって原子核の種類(核種)が決まる。 原子核の質量を半経験的に説明する、ヴァイツゼッカー=ベーテの質量公式(原子核質量公式、他により改良された公式が存在する)がある。.

新しい!!: クォークモデルと原子核 · 続きを見る »

南部陽一郎

南部 陽一郎(なんぶ よういちろう、1921年1月18日 - 2015年7月5日 産経新聞 2015年7月17日閲覧 大阪大学 2015年7月17日閲覧)は日本出身、アメリカ国籍の理論物理学者。シカゴ大学名誉教授、大阪市立大学名誉教授、大阪大学特別栄誉教授、立命館アジア太平洋大学アカデミック・アドバイザー。専門は素粒子理論。理学博士(東京大学 1952年)。 日本の福井県福井市出身。自宅が大阪府豊中市にあり、シカゴに在住していた。1970年に日本からアメリカ合衆国へ帰化した。.

新しい!!: クォークモデルと南部陽一郎 · 続きを見る »

反粒子

反粒子(はんりゅうし)とは、ある素粒子(または複合粒子)と比較して、質量とスピンが等しく、電荷など正負の属性が逆の粒子を言う。特に陽電子や反陽子などの反レプトンや反バリオンをさす場合もある。 反粒子が通常の粒子と衝突すると対消滅を起こし、すべての質量がエネルギーに変換される。逆に、粒子反粒子対の質量よりも大きなエネルギーを何らかの方法(粒子同士の衝突や光子などの相互作用)によって与えると、ある確率で粒子反粒子対を生成することができ、これを対生成と呼ぶ。.

新しい!!: クォークモデルと反粒子 · 続きを見る »

坂田昌一

坂田 昌一(さかた しょういち、1911年1月18日 - 1970年10月16日)は日本の物理学者。元名古屋大学教授。湯川秀樹、朝永振一郎とともに日本の素粒子物理学をリードした。 特に、1950年代半ばから1960年代半ばまで、坂田の率いるグループは素粒子の構造に関しては、世界の最先端を走り続け、素粒子論の基本構造を解明し、追随をゆるさなかった。.

新しい!!: クォークモデルと坂田昌一 · 続きを見る »

大貫義郎

大貫 義郎(おおぬき よしお、1928年 - )は、日本の物理学者。理学博士(名古屋大学)。名古屋大学名誉教授。専門は、素粒子論で、坂田学派と呼ばれる坂田昌一博士の弟子の一人。.

新しい!!: クォークモデルと大貫義郎 · 続きを見る »

中間子

中間子 (英:meson) とは、一つのクォークと一つの反クォークから構成される亜原子粒子である。素粒子物理学の標準模型では、ハドロンの一種である。別称としてメゾンまたはメソンが、旧称としてメソトロン、メゾトロンまたは湯川粒子がある。.

新しい!!: クォークモデルと中間子 · 続きを見る »

中野・西島・ゲルマンの法則

中野・西島・ゲルマンの法則 (Gell-Mann–Nishijima formula, NNG formula) は、ハドロンのバリオン数B、ストレンジネスS、およびアイソスピンI3と電荷Qとの関係を表す公式である。 この法則を基に、坂田模型や大貫義郎などによるIOO対称性、SU(3)モデル、さらにクォークモデルが創られることになる。.

新しい!!: クォークモデルと中野・西島・ゲルマンの法則 · 続きを見る »

中性子

中性子(ちゅうせいし、neutron)とは、原子核を構成する粒子のうち、無電荷の粒子の事で、バリオンの1種である。原子核反応式などにおいては記号 n で表される。質量数は原子質量単位で約 、平均寿命は約15分でβ崩壊を起こし陽子となる。原子核は、陽子と中性子と言う2種類の粒子によって構成されている為、この2つを総称して核子と呼ぶ陽子1個で出来ている 1H と陽子3個で出来ている 3Li の2つを例外として、2015年現在の時点で発見報告のある原子の内、最も重い 294Og までの全ての"既知の"原子核は陽子と中性子の2種類の核子から構成されている。。.

新しい!!: クォークモデルと中性子 · 続きを見る »

亜原子粒子

亜原子粒子とは、物理学や化学において原子よりも小さい粒子である。亜原子粒子は核子や原子などを構成する。.

新しい!!: クォークモデルと亜原子粒子 · 続きを見る »

強い相互作用

強い相互作用(つよいそうごさよう、Strong interaction)は、基本相互作用の一つである。ハドロン間の相互作用や、原子核内の各核子同士を結合している力(核力)を指し、標準模型においては量子色力学によって記述される。強い力、強い核力とも。その名の通り電磁相互作用に比べて約137倍の強さがある。 強い相互作用の理解は、歴史的には湯川秀樹による、パイ中間子の交換によって核子に働く核力の説明に始まるが、1970年代前半の量子色力学の成立によって、ゲージ理論として完成した。.

新しい!!: クォークモデルと強い相互作用 · 続きを見る »

ペンタクォーク

ペンタクォーク(Pentaquark)はクォーク4個と反クォーク1個によって構成されているとされる重粒子(バリオン)。(普通のバリオンはクォーク3個、中間子はクォークと反クォークの対で構成されている。)2015年のCERNの調査で実在する事が判明した。 ペンタクォークの最初の候補はΘ+と名付けられており、これは2つずつのu,dクォークと、1つの反sクォークから成る。よってバリオン数が+1、ストレンジネスも+1の粒子であるとされる。この量子数の組み合わせはクォーク3個では実現できないので、もしその存在が確認されれば少なくともクォーク4個と反クォーク1個から構成されていると判る。 ペンタクォークΘ+の存在については、もともとマキシム・ポリャコフ(Maxim Polyakov)、ドミトリー・ディヤコノフ(Dmitri Diakonov)、ビクター・ペトロフ(Victor Petrov)らがロシアのペテルブルク核物理学研究所(PNPI)で1997年に仮説を発表していたが、懐疑的に思われていた。 ペンタクォークΘ+の存在は、2003年7月に大阪大学の中野貴志教授らが大型放射光施設SPring-8における実験で報告した。アメリカのにてケン・ヒックス(Kenneth Hicks)らに追認されたとされていたが、後者のグループは後に同じ実験手法で統計を10倍に高めた実験では存在を確認できないと報告していた。.

新しい!!: クォークモデルとペンタクォーク · 続きを見る »

ミシガン大学

ミシガン大学()は、アメリカ合衆国ミシガン州立の研究型総合大学。略称は"U-M"、"UM"、"UMich"。ミシガン大学システムはアナーバー校、ディアボーン校、フリント校の3大学から構成されるが、一般に「ミシガン大学」(U-M)という場合にはミシガン大学アナーバー校のことを指す(他の2校は、ミシガン大学のRegional Campusesと位置付けられている。以下の記事においても、アナーバー校についての記述とする)。 アナーバー校はミシガン大学の中核たる旗艦校であり、その評価は公立の大学として最高の部類に属し、俗にパブリック・アイビーと称される世界有数の名門大学の一つとなっている。アナーバー市内にセントラル、ノース、サウスの3つのキャンパスおよびメディカル・キャンパスを擁する。ミシガン大学アナーバー校は、1900年に結成されたアメリカ大学協会の創立メンバー14校内の一つ。なお、同州イーストランシング市にあるミシガン州立大学(Michigan State University)は、ミシガン大学システムとは異なる組織である。.

新しい!!: クォークモデルとミシガン大学 · 続きを見る »

マレー・ゲルマン

マレー・ゲルマン(Murray Gell-Mann、1929年9月15日 - )は、アメリカ・ニューヨーク生まれの物理学者。表記はマレイまたはゲル=マンとも。1969年、「素粒子の分類と相互作用に関する発見と研究」でノーベル物理学賞を受賞。 「クォークの父」と呼ばれる。「複雑系(複雑適応系)」研究で有名なサンタフェ研究所の設立者のひとり。 13か国語を操り、心理学、人類学、考古学、鳥類学にも造詣が深い。クォーク、ストレンジネス、色荷(カラー)などを命名したことでも知られる。.

新しい!!: クォークモデルとマレー・ゲルマン · 続きを見る »

ノーベル物理学賞

ノーベル物理学賞(ノーベルぶつりがくしょう、Nobelpriset i fysik)は、ノーベル賞の一部門。アルフレッド・ノーベルの遺言によって創設された6部門のうちの一つ。物理学の分野において重要な発見を行った人物に授与される。 ノーベル物理学賞のメダルは、表面にはアルフレッド・ノーベルの横顔(各賞共通)、裏面には宝箱を持ち雲の中から現れた自然の女神のベールを科学の神が持ち上げて素顔を眺めている姿(化学賞と共通)がデザインされている。.

新しい!!: クォークモデルとノーベル物理学賞 · 続きを見る »

チャーム (量子数)

チャーム (charm) Cは、粒子の性質を表すフレーバー量子数である。チャームは、粒子を構成するチャームクォーク の数と反チャームクォーク の数の差として定義される: 慣習として、フレーバー量子数の符号は対応するフレーバーのクォークが持つ電荷の符号と一致する。電荷 を持つチャームクォークの場合は、チャーム を持つ。反チャームクォークは、反対の電荷、およびフレーバー量子数 を持つ。 全てのフレーバーに関係する量子数と同様に、チャームは強い相互作用および電弱相互作用において保存するが、弱い相互作用の下では保存しない(CKM行列を参照)。クォーク一つだけの崩壊を含む一次の弱い崩壊では、チャームは1 だけ変化する。一次過程は(二つのクォークの反応を含む)二次過程よりも一般的であるので、これは弱い崩壊の近似的な"選択則"として用いることができる。.

新しい!!: クォークモデルとチャーム (量子数) · 続きを見る »

チャームクォーク

チャームクォーク(charm quark、記号:c)は、物質を構成する主要な素粒子の一つで、第二世代のクォークである。.

新しい!!: クォークモデルとチャームクォーク · 続きを見る »

ハドロン

ハドロン (hadron) は、素粒子標準模型において強い相互作用で結びついた複合粒子のグループである。 強粒子とも訳されるが、現代では素粒子物理学者がこの和名で呼ぶことはほとんどない。 この名称は、ギリシャ語の「強い」の意のἁδρόςに由来し、1962年にレフ・オクンによって付けられた。.

新しい!!: クォークモデルとハドロン · 続きを見る »

バリオン

バリオン(baryon)とは、3つのクォークから構成される亜原子粒子である。素粒子物理学の標準模型では、ハドロンの一種である。重粒子(じゅうりゅうし)とも言う。.

新しい!!: クォークモデルとバリオン · 続きを見る »

バリオン数

バリオン数(バリオンすう)NBは、粒子の性質を表す量子数の一つである。.

新しい!!: クォークモデルとバリオン数 · 続きを見る »

ポアンカレ群

ポアンカレ群(ポアンカレぐん、Poincaré group)とは、ポアンカレ変換の為す変換群。10次元のノンコンパクトリー群である。.

新しい!!: クォークモデルとポアンカレ群 · 続きを見る »

ユヴァル・ネーマン

ユヴァル・ネーマン(יובל נאמן Yuval Ne'eman, 1925年5月14日 - 2006年4月26日)はイスラエルの物理学者、後にイスラエルの科学大臣、エネルギー省大臣などを務めた。マレー・ゲルマンと同時期に、クォーク模型の考えを発表した一人である。 テルアビブに生まれた。テクニオン工科大学を卒業した後、軍人になった。ロンドンの駐在武官となった後、キングスカレッジの研究生としてアブドゥッサラームのもとで物理学を学んだ。1962年にマレー・ゲルマンとは独立してハドロンが3種類の粒子からなるモデルを提案した。アメリカなどで研究する一方、1965年からテルアビブ大学に物理学部を設立し学部長になった。1975年からテルアビブ大学の学長、1982年から科学大臣、エネルギー省大臣などを務めた。 1969年にイスラエル国家からイスラエル賞を受賞したが、1992年に返上した。 1965年と1966年に、ノーベル物理学賞候補となっていたことが判明している。.

新しい!!: クォークモデルとユヴァル・ネーマン · 続きを見る »

ユージン・ウィグナー

ユージン・ポール・ウィグナー (Eugene Paul Wigner, Wigner Jenő Pál (ヴィグネル・イェネー・パール), 1902年11月17日 ブダペシュト - 1995年1月1日 プリンストン)は、ハンガリー出身の物理学者。ユダヤ系。「 原子核と素粒子の理論における対称性の発見」により1963年ノーベル物理学賞受賞。.

新しい!!: クォークモデルとユージン・ウィグナー · 続きを見る »

ラムダ粒子

ラムダ粒子(らむだりゅうし)とは、素粒子物理学においてバリオンに分類されるハドロンの一種である。1つずつのアップクォークとダウンクォーク及びもう1つのクォークから構成される複合粒子である。.

新しい!!: クォークモデルとラムダ粒子 · 続きを見る »

ルイス・ウォルター・アルヴァレズ

ルイス・ウォルター・アルヴァレズ(Luis Walter Alvarez, 1911年6月13日・サンフランシスコ - 1988年9月1日)はアメリカの物理学者、ノーベル物理学賞受賞者である。専門分野以外で恐竜の隕石衝突による絶滅説を提出したことでも有名である。線形加速器の形式の一つ「アルバレ型リニアック」にも名前を残している。 祖父はスペイン出身の医学者、。.

新しい!!: クォークモデルとルイス・ウォルター・アルヴァレズ · 続きを見る »

レオン・レーダーマン

レオン・マックス・レーダーマン(Leon Max Lederman, 1922年7月15日 - )はアメリカ合衆国の実験物理学者。2代目の所長としてフェルミ研究所を1978年から1988年まで率いた。1988年ニュートリノビーム法、およびミューニュートリノの発見によるレプトンの二重構造の実証によりノーベル物理学賞を受賞した。「笑う実験物理学者」の異名をもち著書に『神がつくった究極の素粒子』などがある。 ニューヨーク州バッファローに生まれた。1943年ニューヨーク市立大学シティカレッジ卒業。1951年コロンビア大学で博士号を取得、1989年の定年退職までコロンビア大学で教鞭を執った。その間、Eugene Higgins Professorに就任、フェルミ研究所の所長も兼務した。1962年にブルックヘブンの陽子加速器を使って、ニュートリノの反応を調べ電子ニュートリノとμニュートリノが別のものであることを証明した。1977年ボトムクォークと反ボトムクォークの対である「ウプシロン中間子」を発見した。1978年から1988年までフェルミ研究所の所長を務めた。コロンビア大学退職後も、シカゴ大学、イリノイ工科大学で教えている。.

新しい!!: クォークモデルとレオン・レーダーマン · 続きを見る »

ヴォルフガング・パウリ

ヴォルフガング・エルンスト・パウリ(Wolfgang Ernst Pauli, 1900年4月25日 - 1958年12月15日)はオーストリア生まれのスイスの物理学者。スピンの理論や、現代化学の基礎となっているパウリの排他律の発見などの業績で知られる。 アインシュタインの推薦により、1945年に「1925年に行われた排他律、またはパウリの原理と呼ばれる新たな自然法則の発見を通じた重要な貢献」に対してノーベル物理学賞を受賞した。.

新しい!!: クォークモデルとヴォルフガング・パウリ · 続きを見る »

ボトムクォーク

ボトムクォークは、 (bottom quark, 記号:b) は、素粒子標準模型における第三世代のクォークである。.

新しい!!: クォークモデルとボトムクォーク · 続きを見る »

トップクォーク

トップクォーク(top quark、記号:t)は、素粒子標準模型における第三世代のクォークである。.

新しい!!: クォークモデルとトップクォーク · 続きを見る »

ブルックヘブン国立研究所

ブルックヘブン国立研究所(ブルックヘブンこくりつけんきゅうじょ、、略: )は、アメリカ合衆国の国立研究所である。.

新しい!!: クォークモデルとブルックヘブン国立研究所 · 続きを見る »

パーティクルデータグループ

パーティクル・データ・グループ(Particle Data Group)とは、素粒子物理学などの分野の物理学者による国際的コラボレーションのひとつ。 素粒子やそれに準ずる基本的な粒子について、過去に行われた実験の結果などから、それらの粒子の基本的な性質を一覧にまとめて出版するなどの活動を行っている。.

新しい!!: クォークモデルとパーティクルデータグループ · 続きを見る »

パウリの排他原理

パウリの排他原理(パウリのはいたげんり、Pauli exclusion principle)とは、2 つ以上のフェルミ粒子は同一の量子状態を占めることはできない、というものであり、1925年にヴォルフガング・パウリが提出したフェルミ粒子に関する仮定であるW.

新しい!!: クォークモデルとパウリの排他原理 · 続きを見る »

テトラクォーク

テトラクォークとは、2つのクォークと2つの反クォークから構成されるメソンである。量子色力学は2つのクォークと2つの反クォークによって白色状態を構成するテトラクォーク中間子を許容する。しかし、現在のところテトラクォークを発見したという確実な報告はまだない。 2003年、日本のBelle実験のグループは、X(3872) と仮名の付けられた粒子をテトラクォークの候補として発表した。Xという名前は、内部構造が不明である事を示している。その後の数字は粒子の質量をMeV単位で表している。 2004年にフェルミ国立加速器研究所が発見した DSJ(2632) という状態はテトラクォークの候補とされた。 2007年、日本のBelle実験のグループから、Z+(4430) という電荷を帯びたテトラクォーク候補が報告された。Z+(4430)はチャーモニウムに似た性質を持つが電荷を帯びているため純粋なチャーモニウム状態ではありえず、存在が確定すればテトラクォーク状態であることが量子数から保証される。ただし、米国の BaBar 実験では追認されず存否は確定していない。また、ボトムクォーク系での同様の荷電テトラクォーク候補として、 Zb+(10610) 、Zb+(10650) が Belle実験から 2011年に報告されている。 2009年3月17日、フェルミ国立加速器研究所は Y(4140) という仮名を付けられたテトラクォークを発見したと発表した。この粒子はジェイプサイ中間子とファイ中間子に崩壊したため、チャームクォークとストレンジクォーク及びそれぞれの反粒子から構成されていると考えられている。 2013年には日本のBelle実験および中華人民共和国のBESIII実験の共同研究により、Y(4260) の崩壊を観測し、Zc(3900) を発見した。この粒子は中間子分子ではなくテトラクォークである可能性がある。.

新しい!!: クォークモデルとテトラクォーク · 続きを見る »

デルタ粒子

デルタ粒子(デルタりゅうし)とは、素粒子物理学においてバリオンに分類されるハドロンの一種である。アップクォークとダウンクォークから構成される比較的軽い(1,232 MeV/c2)複合粒子である。全角運動量およびアイソスピンは3/2で、核子の1/2とは対照的である。.

新しい!!: クォークモデルとデルタ粒子 · 続きを見る »

フレーバー (素粒子)

素粒子物理学において、フレーバー (flavour, flavor) とはクォークとレプトンの種類を意味する。また、これらの素粒子の種類を分類する量子数としても定義される。.

新しい!!: クォークモデルとフレーバー (素粒子) · 続きを見る »

フィジカル・レビュー

『フィジカル・レビュー』(英語:Physical Review)はアメリカ物理学会が発行する学術雑誌で、物理学の専門誌としては最も権威がある。現在、Physical Review AからEまでの領域別専門誌と、物理学全領域を扱う速報誌Physical Review Lettersに分かれており、特にPhysical Review Lettersに論文を載せることは物理学者の一つの目標となっている。.

新しい!!: クォークモデルとフィジカル・レビュー · 続きを見る »

フェルミ粒子

フェルミ粒子(フェルミりゅうし)は、フェルミオン(Fermion)とも呼ばれるスピン角運動量の大きさが\hbarの半整数 (1/2, 3/2, 5/2, …) 倍の量子力学的粒子であり、その代表は電子である。その名前は、イタリア=アメリカの物理学者エンリコ・フェルミ (Enrico Fermi) に由来する。.

新しい!!: クォークモデルとフェルミ粒子 · 続きを見る »

ダウンクォーク

ダウンクォーク (down quark, 記号:d) は、物質を構成する主要な素粒子の一つで、第一世代のクォークである。.

新しい!!: クォークモデルとダウンクォーク · 続きを見る »

アップクォーク

アップクォーク (up quark, 記号:u) は、物質を構成する主要な素粒子の一つで、第一世代のクォークである。.

新しい!!: クォークモデルとアップクォーク · 続きを見る »

アイソスピン

アイソスピン (isospin) は、ハドロンの持つ量子数の一つである。 クォークモデルの確立により、アイソスピンもクォークへと拡張されている。.

新しい!!: クォークモデルとアイソスピン · 続きを見る »

エンリコ・フェルミ

ンリコ・フェルミ(Enrico Fermi、1901年9月29日 – 1954年11月28日)は、イタリア、ローマ出身の物理学者。統計力学、核物理学および量子力学の分野で顕著な業績を残しており、中性子による元素の人工転換の実験をして、多くの放射性同位元素を作り1938年のノーベル物理学賞を受賞している。フェルミに由来する用語は数多く、フェルミ推定のような方法論やフェルミのパラドックスといった問題、フェルミ粒子のような粒子の分類やフェルミウムといった元素名にその名を残している。他にも物理学の用語にフェルミに因むものが多く存在する。実験家と理論家との2つの顔を持ち、双方において世界最高レベルの業績を残した、史上稀に見る物理学者であった 。.

新しい!!: クォークモデルとエンリコ・フェルミ · 続きを見る »

オメガ粒子

メガ粒子(おめが(Ω)りゅうし)とは、素粒子物理学においてバリオンに分類されるハドロンの一種である。3つのクォークによって構成される複合粒子である。オメガ(ω)中間子とは異なる。.

新しい!!: クォークモデルとオメガ粒子 · 続きを見る »

クォーク

ーク(quark)とは、素粒子のグループの一つである。レプトンとともに物質の基本的な構成要素であり、クォークはハドロンを構成する。クオークと表記することもある。 クォークという名称は、1963年にモデルの提唱者の一人であるマレー・ゲルマンにより、ジェイムズ・ジョイスの小説『フィネガンズ・ウェイク』中の一節 "Three quarks for Muster Mark" から命名された 。.

新しい!!: クォークモデルとクォーク · 続きを見る »

グルーボール

ルーボール(英:glueball)とは、量子色力学(QCD)において存在が予言されている、異種中間子に分類される複合粒子である。QCDでは、色を持ったクォークやグルーオンを単独で取り出すことはできず(クォークの閉じ込め)、クォーク3つの状態(バリオン)やクォークと反クォークの結合状態(メソン)を作ることで無色となった状態でのみ存在できる。 同様に、グルーオンのみが複数結合することによって、全体で無色となった状態も考えることができる。これがグルーボールである。 格子ゲージ理論による数値計算などによって、その存在と質量が予言されているが、崩壊過程の計算までは非常に困難である。実験では、f0(1500) と呼ばれる粒子が最も軽いグルーボールの有力な候補とされているが、グルーボールの性質(崩壊過程など)に関する理論側の予言が十分な情報を与えられないことから、それがグルーボールであると特定する決定的な証拠がない。.

新しい!!: クォークモデルとグルーボール · 続きを見る »

グルーオン

ルーオン()とは、ハドロン内部で強い相互作用を伝える、スピン1のボース粒子である。質量は0で、電荷は中性。また、「色荷(カラー)」と呼ばれる量子数を持ち、その違いによって全部で8種類のグルーオンが存在する。膠着子(こうちゃくし)、糊粒子という呼び方もあるが、あまり使われない。 他のゲージ粒子と違い、通常の温度・密度ではクォーク同様単独で取り出すことは不可能であるとされる。 また、グルーオン自身が色荷を持つため、グルーオンどうしにも相互作用が働く。これは電磁相互作用を伝える光子にはない性質である。この性質により、グルーオンのみで構成された粒子、グルーボールの存在が、格子QCD及び超弦理論によって示唆されている。.

新しい!!: クォークモデルとグルーオン · 続きを見る »

グザイ粒子

イ粒子(グザイりゅうし)とは、素粒子物理学においてバリオンに分類されるハドロンの一種である。1つのアップクォークまたはダウンクォークおよびそれより重い2つのクォークから構成される複合粒子である。.

新しい!!: クォークモデルとグザイ粒子 · 続きを見る »

シグマ粒子

マ粒子(しぐまりゅうし)とは、素粒子物理学においてバリオンに分類されるハドロンの一種である。3つのクォークから構成される複合粒子である。2つのクォークは、アップクォークとダウンクォークであり、3つ目のクォークはストレンジクォーク、チャームクォーク、ボトムクォークのいずれかである。.

新しい!!: クォークモデルとシグマ粒子 · 続きを見る »

ジョン・ワイリー・アンド・サンズ

ョン・ワイリー・アンド・サンズ(John Wiley & Sons、略称: Wiley、)は、1807年創業の科学、医学、教育などの分野の世界的な学術出版社である。 大学院のための教材、トレーニング教材、百科事典などの印刷、オンライン製品やオンラインサービスのような電子的情報も扱っている。『フォー・ダミーズ』シリーズの出版でも知られている。.

新しい!!: クォークモデルとジョン・ワイリー・アンド・サンズ · 続きを見る »

ジョージ・ツワイク

ジョージ・ツワイク(George Zweig, 1937年5月30日- )はアメリカ合衆国の物理学者、後に神経生理学者である。マレー・ゲルマン、ユヴァル・ネーマンとは独立して、クォーク模型を提案した。 カリフォルニア工科大学でリチャード・P・ファインマンのもとで物理学を学んだ。1964年、マレー・ゲルマン、ユヴァル・ネーマンとは独立して、クォーク模型を提案した。ツワイクはこれらの素粒子が4つある素粒子のうちの3つであることを予測して、「エース」という名前をつけたが、クォークが一般的呼称となった。1970年代初めまでカリフォルニア工科大学で理論物理を研究したが、その後神経生理学の分野に転じ、特に聴覚の研究を行った。1975年に連続ウェーブレット変換を考案した。1981年マッカーサー賞、2015年のJ・J・サクライ賞を受賞した。 Category:アメリカ合衆国の物理学者 Category:アメリカ合衆国の生理学者 Category:東欧ユダヤ系アメリカ人 Category:ユダヤ人の科学者 Category:1937年生 Category:存命人物.

新しい!!: クォークモデルとジョージ・ツワイク · 続きを見る »

ストレンジネス

トレンジネス (strangeness) S は、素粒子の性質を表す量子数の一つである。.

新しい!!: クォークモデルとストレンジネス · 続きを見る »

ストレンジクォーク

トレンジクォーク(strange quark、記号:s)は、物質を構成する主要な素粒子の一つで、第二世代のクォークである。.

新しい!!: クォークモデルとストレンジクォーク · 続きを見る »

スピン角運動量

ピン角運動量(スピンかくうんどうりょう、spin angular momentum)は、量子力学上の概念で、粒子が持つ固有の角運動量である。単にスピンとも呼ばれる。粒子の角運動量には、スピン以外にも粒子の回転運動に由来する角運動量である軌道角運動量が存在し、スピンと軌道角運動量の和を全角運動量と呼ぶ。ここでいう「粒子」は電子やクォークなどの素粒子であっても、ハドロンや原子核や原子など複数の素粒子から構成される複合粒子であってもよい。 「スピン」という名称はこの概念が粒子の「自転」のようなものだと捉えられたという歴史的理由によるものであるが、現在ではこのような解釈は正しいとは考えられていない。なぜなら、スピンは古典極限 において消滅する為、スピンの概念に対し、「自転」をはじめとした古典的な解釈を付け加えるのは全くの無意味だからであるランダウ=リフシッツ小教程。 量子力学の他の物理量と同様、スピン角運動量は演算子を用いて定義される。この演算子(スピン角運動量演算子)は、スピンの回転軸の方向に対応して定義され、 軸、 軸、 軸方向のスピン演算子をそれぞれ\hat_x,\hat_y,\hat_z と書き表す。これらの演算子の固有値(=これら演算子に対応するオブザーバブルを観測したときに得られる値)は整数もしくは半整数である値 を用いて、 と書き表せる。値 は、粒子のみに依存して決まり、スピン演算子の軸の方向には依存せずに決まる事が知られている。この を粒子のスピン量子数という。 スピン量子数が半整数 になる粒子をフェルミオン、整数 になる粒子をボゾンといい、両者の物理的性質は大きく異る(詳細はそれぞれの項目を参照)。2016年現在知られている範囲において、.

新しい!!: クォークモデルとスピン角運動量 · 続きを見る »

粒子統計

粒子統計 (りゅうしとうけい、Particle statistics) は、粒子の集団が従う統計力学的な性質を言う。.

新しい!!: クォークモデルと粒子統計 · 続きを見る »

素粒子

物理学において素粒子(そりゅうし、elementary particle)とは、物質を構成する最小の単位のことである。基本粒子とほぼ同義語である。.

新しい!!: クォークモデルと素粒子 · 続きを見る »

群論

群論(ぐんろん、group theory)とは、群を研究する学問。 群の概念は抽象代数学における中心的な概念。 環・体・ベクトル空間などは、演算や公理が付与された群と看做すことができる。 群論の方法は代数学の大部分に強い影響を与えている。 線形代数群とリー群の理論は群論の一分野。 特に発展を遂げており、独自の適用範囲を持っている。 結晶や、水素原子などの構造の多くは、対称性の群(symmetry group)で表現できる。このように、群論は、物理学や化学の中に多くの実例・応用例がある。 1960年代~80年代に発表された総計1万ページを超える論文によって、完全な有限単純群の分類が達成された。これは多くの数学者の共同作業の賜物であり、20世紀の数学の最も重要な業績の一つ。.

新しい!!: クォークモデルと群論 · 続きを見る »

異種中間子

中間子 (exotic meson) は、通常のクォークモデルでの中間子には不可能な量子数を持つ中間子である。非クォークモデル中間子には以下のものがある。.

新しい!!: クォークモデルと異種中間子 · 続きを見る »

異種ハドロン

ハドロン (exotic hadron) は、クォーク(と反クォーク)および、グルーオンからなるが、通常のハドロンの枠組みには当てはまらない亜原子粒子である。.

新しい!!: クォークモデルと異種ハドロン · 続きを見る »

異種バリオン

バリオン(いしゅバリオン、Exotic baryons)は、3つのクォークとその他の基本粒子の束縛状態である仮想上の複合粒子である。一方、通常のバリオンは3つのクォークのみから構成される。付け加わる粒子には、クォーク、反クォーク、グルーオンがある。 そのような異種バリオンの例として、4つのクォークと1つの反クォークからなるペンタクォークや、2つずつのアップクォーク、ダウンクォーク、ストレンジクォークからなるHダイバリオンがある。ペンタクォークとは異なり、この粒子は長い寿命を持つか安定である。ペンタクォークやHダイバリオンは検出の報告はあるが、まだ確認されていない。 実験結果の異常を説明するために、標準模型を越えることを要請するいくつかの異種バリオンの存在も推測されているが、実験的な証拠はない。例としては、3つのクォークとグルイーノの束縛状態である超対称性Rバリオンがある。最も軽いRバリオンはS0と表され、1つずつのアップクォーク、ダウンクォーク、ストレンジクォークとグルイーノから構成される。この粒子は長寿命か安定であると考えられ、超高エネルギーの宇宙線を説明しうる。安定な異種バリオンは、強い相互作用を示すダークマターの候補である。.

新しい!!: クォークモデルと異種バリオン · 続きを見る »

特殊ユニタリ群

次の特殊ユニタリ群(とくしゅユニタリぐん、special unitary group) とは、行列式が1の 次ユニタリ行列の為す群の事である。群の演算は行列の積で与えられる。 特殊ユニタリ群 はユニタリ群 の部分群であり、さらに一般線型群 の部分群である。 特殊ユニタリ群は素粒子物理学において、電弱相互作用のワインバーグ=サラム理論や強い相互作用の量子色力学、あるいはそれらを統合した標準模型や大統一理論などに出てくる。.

新しい!!: クォークモデルと特殊ユニタリ群 · 続きを見る »

複合粒子

複合粒子 (ふくごうりゅうし, composite particle) とは、素粒子の複合体である粒子の総称である。それ以上分割できない粒子である素粒子(または基本粒子)と対をなす概念である。素粒子物理学の進展によって、素粒子と考えられていたものが複合粒子であると判明することがある。.

新しい!!: クォークモデルと複合粒子 · 続きを見る »

角運動量

角運動量(かくうんどうりょう、)とは、運動量のモーメントを表す力学の概念である。.

新しい!!: クォークモデルと角運動量 · 続きを見る »

軌道角運動量

軌道角運動量(きどうかくうんどうりょう、)とは、特に量子力学において、位置とそれに共役な運動量の積で表される角運動量のことである。 例えば原子の中で電子は、原子核が周囲に作る軌道を運動する。電子の全角運動量のうち、電子がその性質として持つスピン角運動量を除く部分が軌道角運動量である。.

新しい!!: クォークモデルと軌道角運動量 · 続きを見る »

量子色力学

量子色力学(りょうしいろりきがく、、略称: QCD)とは、素粒子物理学において、SU(3)ゲージ対称性に基づき、強い相互作用を記述する場の量子論である。.

新しい!!: クォークモデルと量子色力学 · 続きを見る »

量子数

量子力学において量子数 (りょうしすう、quantum number) とは、量子状態を区別するための数のこと。 量子数はただ1組とは限らず、原理的には多数存在しうる。状態を区別できるのであれば量子数はどのように選んでも良い。しかし系の物理量がとる値自身、またはそれを区別する数を量子数として採用するしか方法は無い。例えばN粒子系では、各粒子の位置\bold_1, \cdots, \bold_Nを量子数に選んでも良いし、運動量\bold_1, \cdots, \bold_Nを選ぶこともできる。このときは量子数は全部で3N個となる。また一次元調和振動子では、位置や運動量を選ぶこともできるが、エネルギー固有値E_nの番号nを選ぶこともできる。位置や運動量を量子数として選んだ場合は量子数は連続変数となるが、エネルギー固有値の番号を選んだ場合は量子数は離散値になる。.

新しい!!: クォークモデルと量子数 · 続きを見る »

色荷

色荷(しきか)は、強い相互作用を記述する量子色力学に関連するチャージである。 カラーチャージ(Color charge)、或いは単にカラー、色とも呼ばれる。 強い相互作用を受けるクォークと強い相互作用を媒介するグルーオンがカラーを持つ。.

新しい!!: クォークモデルと色荷 · 続きを見る »

電荷

電荷(でんか、electric charge)は、素粒子が持つ性質の一つである。電気量とも呼ぶ。電荷の量を電荷量という。電荷量のことを単に電荷と呼んだり、電荷を持つ粒子のことを電荷と呼んだりすることもある。.

新しい!!: クォークモデルと電荷 · 続きを見る »

陽子

陽子(ようし、())とは、原子核を構成する粒子のうち、正の電荷をもつ粒子である。英語名のままプロトンと呼ばれることも多い。陽子は電荷+1、スピン1/2のフェルミ粒子である。記号 p で表される。 陽子とともに中性子によって原子核は構成され、これらは核子と総称される。水素(軽水素、H)の原子核は、1個の陽子のみから構成される。電子が離れてイオン化した水素イオン(H)は陽子そのものであるため、化学の領域では水素イオンをプロトンと呼ぶことが多い。 原子核物理学、素粒子物理学において、陽子はクォークが結びついた複合粒子であるハドロンに分類され、2個のアップクォークと1個のダウンクォークで構成されるバリオンである。ハドロンを分類するフレーバーは、バリオン数が1、ストレンジネスは0であり、アイソスピンは1/2、超電荷は1/2となる。バリオンの中では最も軽くて安定である。.

新しい!!: クォークモデルと陽子 · 続きを見る »

Physics Letters

『Physics Letters』(フィジックス・レターズ)は、1962年にエルゼビアから創刊された物理学の査読付き学術雑誌である。1967年以降は領域別に『Physics Letters A』と『Physics Letters B』へ分割され、現在も刊行中である。 『Physical Review Letters』と同様に、物理学分野における速報誌の一つである。.

新しい!!: クォークモデルとPhysics Letters · 続きを見る »

核子

核子(かくし、nucleon)は、原子核を構成する陽子と中性子の総称。原子の原子核は陽子と中性子により構成されていることにより、これらを総称して核子と呼ぶ。陽子も中性子もバリオンの一種であるため、核子もまたバリオンの一種である。 核子はダウンクォーク(d)とアップクォーク(u)により構成される(中性子は2個のdと1個のu、陽子は1個のdと2個のu)。これに対し、ストレンジという重いクォークを含んだ重いバリオンをハイペロンと呼び、Λ(アイソスピン0、uds), Σ(アイソスピン1、uus, uds, dds), Ξ(アイソスピン1/2、uss, dss), Ω(アイソスピン0, sss)と呼ばれる。また、原子核を構成する粒子にハイペロンを含んだ核をハイパー核と呼ぶ。.

新しい!!: クォークモデルと核子 · 続きを見る »

植物学

植物学(しょくぶつがく、)は、植物を対象とする生物学の一分野。自然史学の一部門に由来する。古くは生物を動物と植物に分けることが一般的であり、生物学が誕生する以前から動物学と植物学は存在していた。.

新しい!!: クォークモデルと植物学 · 続きを見る »

楊振寧

楊振寧(よう しんねい、1922年10月1日 - )は中国人の物理学者。.

新しい!!: クォークモデルと楊振寧 · 続きを見る »

波動関数

波動関数(はどうかんすう、wave function)は、もともとは波動現象一般を表す関数のことだが、現在では量子状態(より正確には純粋状態)を表す複素数値関数のことを指すことがほとんどである。.

新しい!!: クォークモデルと波動関数 · 続きを見る »

ここにリダイレクトされます:

ヤン・フェルミ模型クォーク模型名古屋模型坂田模型新名古屋模型

出ていきます入ってきます
ヘイ!私たちは今、Facebook上です! »