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カーペンタリア湾

索引 カーペンタリア湾

ーペンタリア湾(カーペンタリアわん、Gulf of Carpentaria)とはオーストラリア北方にある湾。西はアーネムランド(Arnhem Land)、東はヨーク岬半島に挟まれており、北側はアラフラ海に繋がっている。広く浅い湾であり、北で東西の長さは590㎞、南では675㎞。南北に700㎞である。湾内には西部にグルートアイランド島、サーエドワードペリュー諸島、南部にウェルズリー諸島などの島がある。また、注ぎ込んでいる川には、ミッチェル川、フリンダーズ川などがある。水深は浅く約60m、最深部でも約80mほどしかない。 気候は暑く湿潤で、4月から11月が乾季。乾燥した東の風が吹く。12月から3月にかけて年間降雨の大部分があり、沿岸部に洪水を引き起こす。 9月と10月に巨大な帯状の雲が空を横切るモーニング・グローリー(Morning Glory cloud)という気象現象が起こる。Burketown地域でよく観察できる。 湾内の湿地帯には、マングローブが繁茂する。2017年には、広い面積で枯死していることが確認されている。.

21 関係: マングローブバーク・ウィルズ探検隊モーニング・グローリー (気象現象)ヨーク岬半島フリンダーズ川アラフラ海アーネムランドアベル・タスマンウェルズリー諸島オーストラリアオーストラリア大陸グルートアイランド島湿地潮汐1606年1623年1860年1861年2017年

マングローブ

ブラジルのマングローブ マングローブ(Mangrove)は、熱帯 - 亜熱帯地域の河口汽水域の塩性湿地に成立する森林のことである。紅樹林または海漂林とも言う。世界では、東南アジア、インド沿岸、南太平洋、オーストラリア、アフリカ、アメリカ等に分布し、日本では沖縄県と鹿児島県に自然分布するが、本州にも人工的に移植された場所がある(後述#日本のマングローブ)。 近年は開発による伐採が問題になっている。.

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バーク・ウィルズ探検隊

バーク・ウィルズ探検隊 (Burke and Wills Expedition)とは、1860年から1861年にかけてロバート・オハラ・バーク(Robert O'Hara Burke)とウィリアム・ジョン・ウィルズ(William John Wills)が率いた総勢19名の探検隊のこと。彼らはオーストラリア大陸縦断を目指し、南のメルボルンから2,800キロ離れたカーペンタリア湾まで到達した。当時、オーストラリア内陸部を探険した者は先住民以外になく、ヨーロッパ系移民たちにとって未知の世界だった。 南から北へ向かった往路は成功に終わった(ただし、北部の海岸線から5キロ内陸の沼地で引き返している)が、指導者の力量不足と不運が重なり、復路で隊長のバーク、副隊長のウィルズはどちらも死亡した。往路・復路で合計7名が命を失い、ことにクーパーズ・クリークの補給所から北進した隊では最も若いジョン・キングのみが生き残り、探険を終えてメルボルンへ生還した。.

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モーニング・グローリー (気象現象)

飛行機から撮影したモーニング・グローリーの雲。かなり遠くまで続く長い雲だと推測できる。 気象衛星が撮影した雲の帯。2列ほど見える。 3列並んだモーニング・グローリーの雲 モーニング・グローリー(Morning Glory Cloud、巨大回転雲、巨大ロール雲とも表記されることもある)は、朝方を中心に現れる、巨大なロール状の雲の帯のことである。.

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ヨーク岬半島

地図 ヨーク岬半島(ヨークみさきはんとう、Cape York Peninsula)とはオーストラリア大陸北東部から突き出た半島。半島の先端、ヨーク岬はオーストラリア大陸の北端である。その先はトレス海峡を隔ててニューギニア島。クイーンズランド州に属する。ケアンズ、ポートダグラス、ウィーパなどいくつかの町はあるが、半島の大部分は人は住んでいない。 地質学的には4千万年前からオーストラリア大陸がアジア大陸と分裂し、太平洋プレートとの衝突で5百万年前にニューギニア島が出来たが、ヨーク岬半島は衝突の影響を受けずに残り、地続きであった。カーペンタリア湾は内湖であったと考えられる。8千年前の海面上昇で、やっと両地域を分ける現在のトレス海峡が出来、カーペンタリア湖も湾となった。 Category:オセアニアの半島 Category:クイーンズランド州の地形 Category:アラフラ海.

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フリンダーズ川

フリンダーズ川(フリンダーズがわ、Flinders River)はオーストラリア北東部にある川。クイーンズランド州西部を流れる川であり、カルンバ近郊にてカーペンタリア湾南東部に注いでいる。グレートディヴァイディング山脈に端を発し、概ね北西方向に流れる。延長は約840km。名称は航海者のマシュー・フリンダースにちなむ。 Category:オーストラリアの河川.

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アラフラ海

アラフラ海(Arafura sea)はニューギニア島南西岸、オーストラリア北岸、小スンダ列島・タニンバル諸島などで囲まれる海。西にティモール海、東にはオーストラリア・ニューギニア間のトレス海峡を隔てて珊瑚海、南にはカーペンタリア湾がある。大部分がサフル陸棚と呼ばれるニューギニアとオーストラリアにまたがる大陸棚の部分にあたるが、小スンダ列島南側に沿っては水深1000mを越える海溝が連なる。.

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アーネムランド

アーネムランド (Arnhem Land) は、オーストラリア・ノーザンテリトリー北部の地域名。アーネムランド半島とも呼ぶ。西洋人にとっては1623年にオランダ船アーネムが発見したことから名付けられた。 ダーウィンの町からカーペンタリア湾にかけての地域を指すが、行政的にアボリジニの居住区でもあるアーネムランド地方を指す場合はカカドゥ国立公園より東となる。北東部にはアーネム岬があり、その近隣のゴーブではボーキサイトが産出される。気候は熱帯のサバナ気候であり、雨季と乾季がある。乾季の気温は摂氏15度と過ごしやすいが、雨季には33度まで気温が上昇する。.

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アベル・タスマン

アベル・ヤンスゾーン・タスマン(Abel Janszoon Tasman、1603年 - 1659年10月10日)は、オランダの探検家。特にオランダ東インド会社(VOC)の元で行った1642年と1644年の航海が有名である。 1643年には現在のタスマニア島とニュージーランド、フィジーへ到達した最初のヨーロッパ人となった。.

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ウェルズリー諸島

ウェルズリー諸島(ウェルズリーしょとう、Wellesley Islands)はオーストラリアの島。クイーンズランド州北部にあり、カーペンタリア湾の南東部に位置する。航海者のマシュー・フリンダースによって、初代ウェルズリー侯爵リチャード・ウェルズリーにちなみ命名された。 諸島最大の島はモーニントン島、ほかにシドニー島やリングヌンガニー島がある。西側にはフォーサイス諸島があり、南側には南ウェルズリー諸島がある。.

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オーストラリア

ーストラリア連邦(オーストラリアれんぽう、Commonwealth of Australia)、またはオーストラリア(Australia)は、オーストラリア大陸本土、タスマニア島及び多数の小島から成りオセアニアに属する国。南方の南極大陸とは7,877km離れている。イギリス連邦加盟国であり、英連邦王国の一国となっている。日本での略称は「豪州」である。.

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オーストラリア大陸

ーストラリア オーストラリア大陸(オーストラリアたいりく)は、地球の南半球のオセアニアに位置する大陸である。その面積は6つの大陸のなかで最小である。全土がオーストラリア領であり、東は太平洋、西と南はインド洋、北はアラフラ海に面している。.

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グルートアイランド島

ルートアイランド島 グルートアイランド島(Groote Eylandt)はオーストラリアの島。 カーペンタリア湾西部にあり、アーネムランドから50km沖合いにある。 面積は2,260km。平均標高は15mと低平である。人口は2007年6月時点で1539人。.

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積雲 雲(くも)は、大気中にかたまって浮かぶ水滴または氷の粒(氷晶)のことを言う荒木 (2014)、p.22。地球に限らず、また高度に限らず、惑星表面の大気中に浮かぶ水滴や氷晶は雲と呼ばれる。雲を作る水滴や氷晶の1つ1つの粒を雲粒と言う。また地上が雲に覆われていると、霧となる。 気象学の中には雲学という分野も存在する。これは、気象観測の手段が乏しかった20世紀前半ごろまで、気象の解析や予測に雲の形や動きなどの観測情報を多用しており、雲の研究が重要視されたことを背景にしている。気象衛星などの登場によって重要性が薄くなり雲学は衰退してきている。 また、雨や雪などの降水現象の発生源となる現象であり、雲の生成から降水までの物理学的な現象を研究する雲物理学というものもある。.

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山湾(日本) スワンエイジ湾(イギリス) 湾(わん)は、海や湖の一部で、陸に入り込んだ領域。英語では規模の大きなものをgulf(ガルフ)、小さなものをbay(ベイ)と呼ぶ。.

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湿地

km2にもなる世界最大の湿地帯。2006年4月撮影の空中写真。 雨竜沼湿原/日本の代表的な湿地帯の一つ。2006年7月撮影。 NASAの衛星画像。 モン・サン=ミシェル(手前の小島)とサン・マロ湾の干潟潮汐によって劇的な変化を日々見せるサン・マロ湾一帯は有史以前より聖地であったが、陸地化は時代を追うごとに進み、19世紀後半以降は人為の働きも加わって加速的に進捗した。21世紀は一転、潮の満ち干を妨げていた施設を排除して乾燥化を防ぐ方向にある。2006年6月撮影。 湿地(しっち、英語:wetland)は、淡水や海水によって冠水する、あるいは定期的に覆われる低地のことである。生物、特に水生生物やそれを餌とする鳥類の重要な生育・生息場所となる。英語の音写でウェットランドとも呼ばれる。湿地の特徴によって他と区別される地域一帯は、湿地帯(しっちたい)と呼ばれる。.

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潮汐

潮汐(ちょうせき、tide)とは、主として月と太陽の引力によって起きる、海面の昇降現象『日本大百科全書』(ニッポニカ)。海岸などでみられる、1日に1~2回のゆっくりした海面の昇降(上昇したり、下降したりすること)。「潮の干満(しおのかんまん)」とも。大和言葉で「しお」ともいう。漢字では潮と書くが、本来は「潮」は「朝のしお」、「汐」は「夕方のしお」という意味である。なお原義としてはこれだが一般には海に関するいろいろな意味で「潮」が(まれに「汐」も)使われる。 上述のように潮汐は主に月の引力の影響(潮汐力)で起きるわけだが、それ以外の要因でも起きており、気圧差や風によるものを気象潮という。代表的な気象潮は高潮(たかしお)である。気象潮と区別するため、潮汐力による潮汐を天体潮・天文潮ということがある。 潮汐にともない、表面が下がるところから上がるところへ流体が寄せ集められるために流体の流れ(水平動)が生まれる。これを潮汐流(「潮流」とも)という。日常的な表現としては「潮汐」という言葉がこれを指していることもある。 海面の潮汐である海洋潮汐・海面潮汐が最も認知されているが、実際には湖沼などでも十分に大きなものであれば(たとえば日本なら琵琶湖や霞ヶ浦程度の大きさがあれば)起こる。 なお、地球以外の天体でも、周囲の天体の引力の影響を受け天体の表面の液体が上下する現象は起きうる。.

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1606年

記載なし。

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1623年

記載なし。

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1860年

記載なし。

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1861年

記載なし。

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2017年

この項目では国際的な視点に基づいた2017年について記載する。.

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