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カナリア海流

索引 カナリア海流

図の下側から北赤道海流→メキシコ湾流→北大西洋海流。東進してノルウェー海流、北上して東グリーンランド海流・イルミンガー海流、南に反転してカナリア海流。 カナリア海流(カナリアかいりゅう、)またはカナリー海流(カナリーかいりゅう)は北大西洋海流の南側の分流で、アゾレス諸島とイベリア半島の間を南方向へ流れる暖流。一部はアフリカ海岸沿いにギニア海流へとつながっている。海流としてはごく弱いものであるが、流量は毎秒1500万トンほどである。またアフリカ北西の東赤道大西洋は、カナリア海流による離岸流の影響で湧昇流が発達する。.

18 関係: 季節北大西洋海流北赤道海流ノルウェー海流ポルトガルメキシコ湾流トンアフリカ大陸アゾレス諸島イルミンガー海流イベリア半島カナリア諸島ギニア海流スペイン離岸流東グリーンランド海流湧昇海流

季節

季節(きせつ、、 、)は、特定の天候、昼夜の長短(日照時間)などによって示される、一年の中の時期((温帯では)春・夏・秋・冬の4つの時期)で、太陽に対する地球の位置に起因するもの。暦などでは天文学的な指標によって季節を区分し、天気予報や地理学などにおいては気象条件によって区分することが多い。両者は互いに関係しあう。.

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北大西洋海流

北大西洋海流(きたたいせいようかいりゅう、North Atlantic Current)は、メキシコ湾流から延長してヨーロッパ西岸に向かって流れる暖流。.

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北赤道海流

北赤道海流(きたせきどうかいりゅう、)とは、北半球の熱帯海域を西に向かう海流。表層で北に、下層で南に向かう弱い循環流を伴う。北東貿易風によって形成され、大洋大循環の主要な要素。太平洋、大西洋では北緯10度から25度の貿易風帯に存在するが、インド洋では南西季節風の強い夏には現れない。太平洋の北赤道海流は中央アメリカ沖合でカリフォルニア海流と赤道反流の一部が合流してその源となるが、西に向かうとともに北側から海水を取り込み、流量がしだいに増大して、毎秒4500万tにも達する。西端のフィリピン沖で北上して黒潮へつながるが、一部は南下して赤道反流となり東流する。大西洋における北赤道海流も太平洋と同じく、北半球における亜熱帯循環を形成している。その東端はカナリア海流に源を発し,西側ではアンティル海流とフロリダ海流につながっている。レプトケファルスが見られる。.

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ノルウェー海流

ノルウェー海流(ノルウェーかいりゅう、Norwegian Current)は、北大西洋海流の続流でノルウェー海を北上する海流をいう。ノルウェー北方で二分し、スカンジナビア北岸沿いにバレンツ海に向かう海流と、スピッツベルゲン島に向かうスピッツベルゲン海流となる。流速は0.5ノット程度で流量も約300万トンにすぎないので、海流としては大きなものではない。しかし、北極海の海流には重要な役割を果たしており、この流量はベーリング海峡からの流入量のおよそ10倍といわれている。ノルウェー海流の西側では東グリーンランド海流との間にいくつかの渦流を形成する。東側ノルウェー沿岸部には夏には高温、冬には低温となる低塩分なノルウェー沿岸流があって、ノルウェー海流本体との間には顕著な潮境が見られることが多い。 スコットランド沖におけるノルウェー海流水は大部分が水温摂氏8度以上、塩分35.25‰以上で、北大西洋中央水の特徴を保存しているが、ノルウェー沖においては大気との間に激しいエネルギー交換があるため、急速に低温、低塩分となる。ノルウェー沖の夏の水温が高いと、これに続く北欧の冬から春の気温が高い傾向があるという。また最近における北極温暖化やタラ漁場の北限はノルウェー海流勢力の増大が有力な一因と言われている。 ノルウェー海流域の西側では冬季の冷却によって表層水は密度が高まり深層まで沈降することができる。これは北極海の均質な深層水の源泉であるが、北大西洋へはスコットランドとアイスランドを結ぶ海嶺に妨げられて溢流しない。.

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ポルトガル

ポルトガル共和国(ポルトガルきょうわこく、República Portuguesa、República Pertuesa)、通称ポルトガルは、南ヨーロッパのイベリア半島に位置する共和制国家である。北と東にスペインと国境を接し、国境線の総延長は1,214kmに及ぶ。西と南は大西洋に面している。ヨーロッパ大陸部以外にも、大西洋上にアソーレス諸島とマデイラ諸島を領有している。首都はリスボン。 ポルトガルはユーラシア大陸最西端の国家である。ヨーロッパで最初に海路で中国や日本など東アジアとの接触を持った。.

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メキシコ湾流

図下側から北赤道海流→'''メキシコ湾流'''→北大西洋海流→北上し東グリーンランド海流・東進しノルウェー海流 メキシコ湾流(メキシコわんりゅう、)とは、北大西洋の亜熱帯循環の西端に形成される狭く強い海流で、黒潮と並ぶ世界最大の海流である。単に湾流、またはカタカナでガルフストリームとも記される。.

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トン

トン(tonne, ton, 記号: t)は、質量の単位である。SI(国際単位系)ではなく、分・時・日、度・分・秒、ヘクタール、リットル、天文単位とともに「SI単位と併用される非SI単位」である(SI併用単位#表6 SI単位と併用される非SI単位)。 そのほか、質量以外の各種の物理量に対して使われるトンもある。.

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アフリカ大陸

アフリカ大陸(アフリカたいりく)は、アフロ・ユーラシア大陸のうちスエズ地峡の西側の部分を占める大陸をいう。ユーラシア大陸とは陸続きになり、インド洋・大西洋・地中海に囲まれている。単にアフリカというときは、大陸の周辺の島嶼(マダガスカル島など)や海域をも含んだ地域の総称になる。 大陸北部は非常に乾燥したサハラ砂漠で、赤道付近は広大な熱帯雨林が広がる。その南側もまた乾燥しており、サバナと砂漠が広がる。大陸東部には南北に大地溝帯があり大陸を東西に引き裂いていて、ビクトリア湖などを経て一年に数センチ単位で東西に分裂していっている。アラビア半島やマダガスカル島もかつては大陸と一体であったが、この地溝帯によって分裂した。大陸自体は北へ移動しており、地中海をはさんだヨーロッパへ接近している。アルプス山脈はこのために造山運動が起こっているが、アフリカ大陸自体も最北部はアトラス山脈が連なっている。 アフリカ 南部アフリカ.

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アゾレス諸島

アゾレス諸島は、大西洋の中央部(マカロネシア)に位置するポルトガル領の群島。諸島全体は自治権を持ち、一つの行政区でもある。島名の発音はポルトガル語ではアソーレス (Açores) となる。.

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イルミンガー海流

イルミンガー海流(イルミンガーかいりゅう、)とは北大西洋海流の末端がスコットランドで二分するうちの、スコットランドとアイスランドを結ぶ海嶺の南側を西流する海流をいう。ちなみにもうひとつの海流はノルウェー海流である。イルミンガー海流の一部はアイスランド西岸から北極海に流入するが、大部分はさらに西流して東グリーンランド海流と接し、その間に渦流を形成する。そのためグリーンランド南端フェアウェル岬沖合いにも塩分濃度が35‰以上というようなかなりの高塩分の水塊が見られることが多い。.

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イベリア半島

イベリア半島(スペイン語・ポルトガル語・ガリシア語:Península Ibérica、カタルーニャ語:Península Ibèrica、バスク語:Iberiar penintsula)は、ヨーロッパの南西に位置する半島である。.

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カナリア諸島

ナリア諸島(カナリアしょとう、Islas Canarias)は、アフリカ大陸の北西沿岸に近い大西洋上にある、7つの島からなるスペイン領の群島である。カナリアス諸島ともいう。諸島全体でカナリア諸島自治州を構成する。大陸で最も近いモロッコ王国からの距離は100km~500km程度である。.

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ギニア海流

ギニア海流(ギニアかいりゅう、Guinea Current)とはアフリカ西岸のギニア湾を東流する暖流性の海流であるが、一部は赤道反流から続いている。北半球の冬季にはアフリカ北西岸沿いに南下するカナリア海流の一部もこれに合流する。海流としてはあまり強くないが、これが比較的強くギニア湾からさらに南下するときには、北上するベンゲラ海流との間に顕著な潮境を形成し、濃い海霧を生じたり異常降水を引き起こすこともある。 Category:暖流 Category:大西洋の海流.

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スペイン

ペイン王国(スペインおうこく、Reino de España)、通称スペインは、南ヨーロッパのイベリア半島に位置し、同半島の大部分を占める立憲君主制国家。西にポルトガル、南にイギリス領ジブラルタル、北東にフランス、アンドラと国境を接し、飛地のセウタ、メリリャではモロッコと陸上国境を接する。本土以外に、西地中海のバレアレス諸島や、大西洋のカナリア諸島、北アフリカのセウタとメリリャ、アルボラン海のアルボラン島を領有している。首都はマドリード。.

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離岸流

離岸流(りがんりゅう)とは、海浜流系の一種で、海岸の波打ち際から沖合に向かってできる流れのこと。幅10メートルから30メートル前後 串木野海上保安部、長さ数十メートルから数百メートル前後 第九管区海上保安本部海洋情報部で生じる、局所的に強い沖方向の波。主に、海岸に打ち寄せた波が沖に戻ろうとする時に発生する強い流れ。向岸流の対義語。.

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東グリーンランド海流

東グリーンランド海流(ひがしグリーンランドかいりゅう、英:East Greenland Current)とはグリーンランドの東側の陸棚上を南下する典型的な寒流である。 水温は摂氏-1.5度~2度で、塩分は34.9~31.0‰という低温、低塩分の特性はデンマーク海峡まで保存されている。アイスランド西方ではイルミンガー海流と混合するため水温も塩分も急速に高くなる。また、スピッツベルゲン島南方において一部が南東に向かい、ノルウェー海流と接しその間に複雑な渦流を生ずる。流速は0.5ノット、流量は毎秒約350万トン。北極海から流出する海水の大部分はこの海流によるものである。.

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湧昇

湧昇(ゆうしょう)とは、海洋において、海水が深層から表層に湧き上がる現象、またその流れ。湧昇流(-りゅう)ともいう。.

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海流

世界の海流図(暖流は赤、寒流は緑)、1943年アメリカ陸軍による 世界の海流図(暖流は赤、寒流は黒)、2004年 海流(かいりゅう)は、地球規模でおきる海水の水平方向の流れの総称。似た現象に潮汐による潮汐流(潮流とも)があるが、潮汐流は時間の経過に伴って流れが変化し、短い周期性を持つ。海流はほぼ一定方向に長時間流れる。また海の中は鉛直方向にも恒常的な流れが存在する海域もあるが、その流速はひじょうに小さいので、通常は海流とは呼ばない。海流はその性質により、暖流と寒流の2種類に大別される。 海流が発生する原因は諸説あるが、大きく分けて表層循環と深層循環がある。表層循環と深層循環の意味は、メカニズム的に論じるか現象的に論じるかで違ってくる。メカニズム的に言えば、海面での風(卓越風)によって起こされる摩擦運動がもとになってできる「風成循環」が表層循環、温度あるいは塩分の不均一による密度の不均一で起こる「熱塩循環」が深層循環である。この二つを総称して、海洋循環と呼ぶ。「海流」が海水の流れを重視した呼び方であるのに対して、「海洋循環」は特に地球規模での海水の巡り、循環を重視した呼び方であり、これらを使い分けることが多い。 なお日本語では、潮流と言った場合はふつう潮汐流のことだが、黒潮、親潮、潮境などのように「潮」を潮汐の意味でなく海流の意味で使うことも多く、また、海水浴場における遊泳上の注意など、潮汐流のことを指して「海流」と言う場合もあり、まれに逆もあるので注意。 黒潮とメキシコ湾流を二大海流といい、これらは流量が多く、流速も速い。.

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