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ウートガルザ・ロキ

索引 ウートガルザ・ロキ

ウートガルザ・ロキがトールに、スクリューミルの頭と見せかけて山を殴打させたと説明する場面。 ウートガルザ・ロキ(古ノルド語:Utgarða Loki)は、北欧神話に登場する巨人の王。ウトガルザ・ロキ、ウトガルド・ロキ、ウトガルデロックとも。.

27 関係: 古ノルド語山室静巨人 (伝説の生物)北欧神話ミョルニルネコヨルムンガンドヨトゥンヘイムリュトンレスクヴァロキロギトールデンマークウートガルズギュルヴィたぶらかしシャールヴィスノッリのエッダスクリューミルサクソ・グラマティクス筑摩書房谷口幸男霜の巨人R-TYPE TACTICS東海大学出版部松村武雄新潮社

古ノルド語

古ノルド語(こノルドご、、 )とは、インド・ヨーロッパ語族ゲルマン語派北ゲルマン語群に属する言語である。古北欧語(こほくおうご)とも。 一般には、8世紀から14世紀にかけて、スカンディナヴィア人やスカンディナヴィア出身の入植者たちによって用いられていたであろう言語を指す。時代区分を2世紀から8世紀とする文献もある。 アイスランド語の書物『グラーガース』は、スウェーデン人、ノルウェー人、アイスランド人、デンマーク人がと呼ばれる同一の言語を話していた、と記している。スウェーデンやデンマークといった、東部の方言を話していた人々は、自身の言葉を(デーン人の言語)あるいは(北方人の言葉)と呼んでいた。.

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山室静

記念碑が建つ佐久市鼻顔公園 山室 静(やまむろ しずか、男性、1906年(明治39年)12月15日 - 2000年(平成12年)3月23日)は、日本の詩人、文芸評論家、翻訳家。.

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巨人 (伝説の生物)

巨人(きょじん、英 ジャイアント(giant)、ジャイガント(gigant))は、様々な神話や伝説、ファンタジーに登場する伝説の生物の一種で、長身・巨体の神や人間あるいは人型の生物、亜人間のことである。 英語のジャイアント・ジャイアンツは、ギリシア神話のギガス(ギガンテス)に由来する。また、ティーターン(タイタン)など、神である場合は巨神と書く事もある。.

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北欧神話

北欧神話の神々は不死ではないため、最終戦争であるラグナロクまで老いることのないよう、イズンの黄金の林檎を食べなければならない。1890年、J・ペンローズ作 北欧神話(ほくおうしんわ、アイスランド語:Norræn goðafræði、ノルウェー語:Norrøn mytologi、スウェーデン語:Nordisk mytologi、デンマーク語:Nordisk mytologi)は、キリスト教化される前のノース人の信仰に基づく神話。スカンディナビア神話とも呼ばれている。ゲルマン神話の一種で、ノルウェー、スウェーデン、デンマーク、アイスランドおよびフェロー諸島に伝わっていたものの総称。普通、フィンランド神話とは別系統のものとされる。 神話は主にキリスト教化以前に存在した現地の宗教と、主にノルウェー人が入植、定住し、北欧神話の文書化された典拠の大多数が収集されるに至ったアイスランドを含むスカンディナヴィア人の伝説と信仰で構成されている。北欧以外のゲルマン人は、早くからキリスト教化されたため、民族独自の神話や思想を示す書物がほとんど残っていない。そのため北欧神話は、年代の古い一般的なゲルマン・ペイガニズムが最も良い状態で保存されており、ゲルマン人の古来の習俗や精神を理解する上で貴重な資料となっている。このゲルマン・ペイガニズムは、アングロ・サクソン神話と極めて密接に関連した内容を含んでいる。なお、ゲルマン神話は初期のインド・ヨーロッパ神話から発展したものである。 北欧神話は北ゲルマン民族によって共有されていた信仰や物語が集約されたもので、神話は詩の形で口承により伝えられ、現存する神話についての知識は主にスノッリ・ストゥルルソンにより書かれた『エッダ』や、キリスト教化中またはその後に書き下ろされた、中世における他の版本に基づいている。北欧神話は基本的に古ノルド語で著わされているが、『デンマーク人の事績』などラテン語で書かれたものもある。 北欧神話の中にはスカンディナヴィアの伝承の一部となり、現在まで生き残ったものもある。その他は近年、ゲルマン・ネオペイガニズムとして再考案・構築されている。ステージでの上演劇や映画同様、神話は現在も様々な文学の着想として残されている。.

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ミョルニル

18世紀の写本『NKS 1867 4to』に描かれた、トールとミョルニル。 エーランド島で出土した、ミョルニルを象ったペンダント。 ミョルニル(、ミョッルニルとも、 )は、北欧神話に登場する神トールが持つ鎚(トールハンマーという名でも知られる。)である。 名称は古ノルド語で「粉砕するもの」を意味し、思う存分に打ちつけても壊れることなく、投げても的を外さず再び手に戻る、自在に大きさを変え携行できるといった性質を持つが、柄がかなり短いという欠点もあった。 再話ではミョルニルはしばしば真っ赤に焼けているとされ、これを扱うためにはヤールングレイプルという鉄製の手袋が必要だとされる。.

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ネコ

水槽の金魚を狙うネコ 威嚇をするネコ ネコ(猫)は、狭義には食肉目ネコ科ネコ属に分類されるヨーロッパヤマネコが家畜化されたイエネコ(家猫、)に対する通称である。人間によくなつくため、イヌ(犬)と並ぶ代表的なペットとして世界中で広く飼われている。 より広義には、ヤマネコやネコ科動物全般を指すこともある(後述)。.

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ヨルムンガンド

ヨハン・ハインリヒ・フュースリーによって描かれた、釣り上げたヨルムンガンドをミョルニルで斃そうとするトール。 Södermalm)にある、ヨルムンガンドとトールの像。 ヨルムンガンド(Jörmungandr)は、北欧神話に登場する毒蛇の怪物。その名は「大地の杖」あるいは「大いなるガンド(精霊)」を意味する。ロキが巨人アングルボザとの間にもうけた、またはその心臓を食べて産んだ3匹の魔物(フェンリル・ヨルムンガンド・ヘル)のうちの1匹。日本語訳では、ユルムンガンド、イオルムンガンドルなどがみられる。他の呼称としては、ミドガルズオルム(Miðgarðsormur。綴りは他にMidgardsormrも)、ミズガルズの大蛇、ミッドガルド大蛇、ミッドガルド蛇、世界蛇などがある。.

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ヨトゥンヘイム

ヨトゥンヘイム(ヨートゥンヘイム、ヨーツンヘイム、ヨツンヘイムとも。Jötunheimr。巨人の国)は北欧神話に登場する「ヨトゥン」と呼ばれる霜の巨人族と丘の巨人族が住む国である。 『古エッダ』や『スノッリのエッダ』に散見される記述では、ヨトゥンヘイムは東に位置するとされている。また、人々の住むミズガルズと神々の住むアースガルズの脅威となっている。 アースガルズとヨトゥンヘイムの間にはイヴィング川が流れている。 主要都市としてはウートガルザ・ロキの治めるウートガルズがあり、ほかにメングラッドのすむガストロープニル、そしてスィアチの住むスリュムヘイムがある。ヨトゥンヘイムを支配する王はスリュムという。 『古エッダ』の『巫女の予言』によれば、この国から「忌まわしき3人の巨人の娘」が来るまでは、神々は黄金でできたもので欠けた物はなかったという。また、ラグナロクの到来時には、神々や妖精だけではなくヨトゥンヘイム全土もどよめくという。 なお、ノルウェーにはスカンディナヴィア山脈に属するヨートゥンハイメン山地(Jotunheimen)が実在し、これはスカンディナヴィア半島でもっとも高い山であるガルフピッゲン(Galdhøpiggen, 標高2469メートル)を含んでいる。.

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リュトン

アケメネス朝ペルシアの金のリュトン 角杯型と融合した時代のアイベックスのリュトン(アケメネス朝ペルシア) リュトン(Ρυτό、rhyton)は古代の器の一種で、角杯(かくはい)ともいう。角状または鹿・山猫・羊・山羊などの動物の頭部を模した形の杯で、上部に大きな注入孔、底部または突端部に小さな流出孔がある。素材として主に用いられたのは獣角・金属・石・木・陶器などである。.

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レスクヴァ

『古エッダ』の、19世紀にスウェーデンで出版された版より。山羊に牽かれる箱車にトールと共に乗っているのはレスクヴァ、シャールヴィ、ロキであろう。 レスクヴァ(ロスクヴァとも。Röskva)は、北欧神話の、『スノッリのエッダ』第一部『ギュルヴィたぶらかし』に登場する人間の女性である。 彼女は雷神トールの召使い、シャールヴィの妹である『エッダ 古代北欧歌謡集』261頁。。 『スノッリのエッダ』は、トールがレスクヴァの家族の元を訪れたとき、彼女の兄シャールヴィが、トールが屠殺した山羊タングリスニとタングニョーストの骨の1つを傷めたことを語っている。 この山羊はトールの祝福によって生き返る力を持っていた。 しかし、山羊を生き返らせた時、山羊は普通に歩くことができなかった。 この償いのために、レスクヴァと兄は、召使いとしてトールに仕えなければならなくなった。 (詳細はシャールヴィを参照) その後レスクヴァは、兄とともに、トールとロキに従って、ウートガルズの王で霜の巨人のウートガルザ・ロキの館へ旅することになった。 兄と異なり、彼女の物語はほとんど語られない。.

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ロキ

自分が工夫した魚網をもったロキ。18世紀のアイスランドの写本『SÁM 66』より。 ロキ(Loki)は北欧神話に登場する悪戯好きの神。その名は「閉ざす者」、「終わらせる者」の意。神々の敵であるヨトゥンの血を引いている。巨人の血を引きながらもトールの義兄弟となってアースガルズに住み、オーディンやトールと共に旅に出ることもあった。変身術を得意とし、男神であるが時に女性にも変化する『ロキの口論』第23節では、ロキが8年間乳搾り女となって子供ももうけたというエピソードが語られている(『エッダ 古代北欧歌謡集』83頁)。。自身が変身するだけでなく、他者に呪文をかけて強制的に変身させたこともある。『スノッリのエッダ』第二部『詩語法』において、女神イズンを胡桃に変身させている。 美しい顔を持っているが、邪悪な気質で気が変わりやすい。狡猾さでは誰にも引けを取らず、よく嘘をつく。「空中や海上を走れる靴」(「陸も海も走れる靴」または「空飛ぶ靴」とも)を持っている。 元は火を神格化した存在だったと考えられており、ロキをモデルとした『ニーベルングの指環』のローゲはその点が強調されている。 なお、巨人の王ウートガルザ・ロキおよびその宮殿で相まみえるロギとは、三者同時に登場する神話が残っているので別人のようだが混同されることもあったらしく、サクソ・グラマティクスの『デンマーク人の事績』にはロキのように地下に縛られ幽閉されているウートガルザ・ロキの話がある他、ワーグナーの楽劇『ニーベルングの指環』ではロキとロギを混同この劇はフレイアがイドゥンの役目(神々の食す金の林檎を管理)を兼任するなどストーリーの都合での改変はあるが、ロギが登場する話の要素は一切ないのでストーリー上の都合でロキにロギの要素を加えたわけではない。して「火の神」のローゲというキャラクターが登場する。.

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ロギ

(Logi) は、北欧神話に登場する巨人。.

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トール

トールとは、北欧神話に登場する神である。神話の中でも主要な神の一柱であり、神々の敵である巨人と対決する戦神として活躍する。その他考古学的史料などから、雷神・農耕神として北欧を含むゲルマン地域で広く信仰されたと推定されている。アーサソール(アースたちのソール)やオクソール(車を駆るソール)とも呼ばれる。.

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デンマーク

デンマーク(Danmark, )は、北ヨーロッパのバルト海と北海に挟まれたユトランド半島とその周辺の多くの島々からなる立憲君主制国家。北欧諸国の1つであり、北では海を挟んでスカンディナヴィア諸国、南では陸上でドイツと国境を接する。首都のコペンハーゲンはシェラン島に位置している。大陸部分を領有しながら首都が島嶼に存在する数少ない国家の一つである(他には赤道ギニア、イギリスのみ)。 自治権を有するグリーンランドとフェロー諸島と共にデンマーク王国を構成している。 ノルディックモデルの高福祉高負担国家であり、市民の生活満足度は高く、2014年の国連世界幸福度報告では第1位であった。.

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ウートガルズ

ウートガルズ(またはウトガルズ。Útgarðar。ウトガルド(Utgard)とも)は、北欧神話に登場するヨトゥンヘイム(巨人の国)にある都市。ウートガルザ・ロキが治めている『エッダ 古代北欧歌謡集』263頁。。 見上げればうなじが背に着くほどの大きな城壁をもつ。.

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ギュルヴィたぶらかし

『ギュルヴィたぶらかし』(古ノルド語・アイスランド語:Gylfaginning)とは、スノッリの『エッダ』を構成する作品の一つで、『エッダ』の第1部にあたり、約20,000語から成る。 スウェーデンの王ギュルヴィとオーディンの間で交わされる質疑応答の形で、北欧神話における世界の創造から滅亡、再生までの物語がエッダ詩やスカルド詩からの引用とともに語られている。 現在一般によく知られている形の「北欧神話」は、その大部分をこの作品に依拠している。.

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シャールヴィ

『古エッダ』の、19世紀にスウェーデンで出版された版より。山羊に牽かれる箱車にトールと共に乗っているのはシャールヴィ、レスクヴァ、ロキであろう。 シャールヴィ(Þjálfi)は、北欧神話に登場するアースガルズの住人(人間)。スィアールヴィ、シアルフィ、シアルヴィ、、チアルフ、チャールヴィ『「詩語法」訳注』17頁、とも。なお詩人エイリーヴはシャールヴィ(チャールヴィ)を「ヴロスカの弟」というケニングで呼んでいる。 シャールヴィの実家は農家であった。トールとロキがウートガルズへの遠征の際に彼の家に立ち寄ったときにトールのヤギであるタングリスニとタングニョーストの肉を食べる機会を得る。その際、骨を損傷しないようトールから指示されたにもかかわらず、髄が好物だったため、骨を割って髄を食べてしまい、ヤギの脚に障害を与えてしまう。それがトールの激昂を招くが、父母ともども謝罪する姿を見て彼は怒りを解き、シャールヴィが妹レスクヴァとともにトールの従者としてウートガルズへ赴くことで許した。これ以後、二人はずっとトールに付き従うこととなった。(『スノッリのエッダ』第一部『ギュルヴィたぶらかし』第44章による) 俊足であるが、ウートガルザ・ロキによってフギ(ウートガルザ・ロキの思考)と競走をすることとなり、完敗を喫する。(『ギュルヴィたぶらかし』第46章による) また、トールがフレーセイという島で女性のベルセルクを斃した折には、鉄棒を振り回して反撃してくる彼女たちに追い払われてしまった。(『古エッダ』の『ハールバルズルの唄』第37-39節による) しかしながら、スカルド詩『トール讃歌』においては、トールとシャールヴィが巨人ゲイルロズの館へ赴く途中、困難を乗り越えて海を渡った勇敢さが語られる。 また、巨人に囲まれても2人が敏速に逃れる様が描写される。 さらに、トールがフルングニルと決闘をした際には、フルングニルに駆け寄って「地中からトールが攻めてくるから楯を伏せたほうがいい」などと嘘を言い、まんまと彼を無防備にしてしまう。また、霜の巨人たちが応援のため差し向けた巨大な土人形、モックルカールヴィを破壊するなど、活躍ぶりを見せる。(第二部『詩語法』による) なお、この土人形破壊のエピソードについては次のような推論がある。すなわち、神話はしばしば劇として上演されることがあり、この物語を上演する際にはフルングニルに見立てた土人形をトールに扮した神官が破壊する場面があって、それが神話をまとめる過程でシャールヴィの活躍として神話に入り込んだのではないか、という解釈である。.

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スノッリのエッダ

ノッリのエッダ(ON. Snorra Edda、略記号: SnE)とは、1220年ごろにアイスランドの詩人スノッリ・ストゥルルソンが著した詩の教本である。 若手の詩人たちに北欧神話と詩の技法を教授する目的で書かれた。たいへんよくまとまっている上に、失われたエッダ詩(古エッダ)やスカルド詩も数多く含まれており、この本なくして北欧神話、ひいてはゲルマン神話を現代に復元することはほぼ不可能であると言ってよい。 元々は単なる「エッダ」(Edda) という名前であったが、この作品に引用される歌謡の形式もエッダと呼ばれるようになったため、区別して「スノッリのエッダ」(スノラエッダとも)、あるいは「新エッダ」(Younger Edda) 「散文のエッダ」(Prose Edda) などと呼ばれるようになった。 『エッダ』という題名、および作者がスノッリ・ストゥルルソンであるという事実は、『エッダ』の写本の一つ『ウプサラ写本』の記述に基づいている。.

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スクリューミル

Emil Doeplerによる(1905年)。 スクリューミル(古ノルド語:Skrýmir)は、北欧神話に登場する特別に大きい巨人。.

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サクソ・グラマティクス

・グラマティクス(Saxo Grammaticus,1150年 - 1220年)は、中世デンマークの歴史家であるが、その生涯については詳しくはわかっていない。 こんにち『デンマーク人の事績』(Gesta Danorum)の名で知られる全16巻のデンマーク史が彼によって編纂されたと考えられており、この著書の存在が彼を実在の人物とする主な根拠となっている。サクソは大司教アブサロンのもとで働いていたと目されており、彼を支持していた事が明らかになっているが、教会組織の中で占めた地位は不明である。一介の聖職者に過ぎなかったかもしれない。 アブサロンの遺した公文書の中で、サクソという名の聖職者が銀貨2枚半の負債を免除され、現在の西シェラン州ソーレー(Sorø)の修道院から借りていた2冊の書物を返却するように命じられている。これが後年見つかったデンマークの公の記録に残る、同年代に生きた10余人のサクソス(Saxos)あるいはサクソ(Saxo)のうちサクソ・グラマティクスに結びつくであろう唯一のものであるが、この人物がサクソ本人と証明する証拠は存在しない。 また『デンマーク人の事績』でサクソ自身が書くところによると、彼の祖父と父の両者が兵士としてデンマーク王ヴァルデマー1世に仕えていた。サクソも同様ながら、より宗教的な職務でヴァルデマー2世に仕えていたようである。 以上が数少ないサクソ・グラマティクスに関する具体的な記録である。 後年の研究によりシェラン島出身であると断定されているが、 『デンマーク人の事績』の中で洗練されたラテン語を用いていることや著書から古代ローマに関する知識の深さが伺われるため、彼が教育を受けたのはデンマークではなくフランスの大きな神学校ではないかとされている。 なおラテン語で「学者」を意味するグラマティクス(Grammaticus)はサクソの本名ではない。1342年頃に書かれた『ユトランド年代記』(Chronica Jutensis)の『サクソン族概説』(Compedium Saxonis)の中で、彼の優れた表現力を強調するために用いられた愛称である。それが1514年出版されたクリスチャン・ピーダセンの印刷版『デンマーク人の事績』でサクソの名前の一部として用いられるようになり、現在に至っている。 サクソの著書に登場する半ば伝説の英雄「アムレート」(Amleth) の物語は様々な劇作家によって翻案されている。最も著名な作品がウィリアム・シェイクスピアの「ハムレット」である。.

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筑摩書房

株式会社筑摩書房(ちくましょぼう)は、日本の出版社。筑摩書房のマーク(空を截る鷹)のデザインは青山二郎作。 文学者を中心に個人全集は、増補改訂し繰り返し刊行するので、「全集の筑摩」と称されている。特に『世界文学全集』は多くの類書シリーズを刊行した。ほかに古典・現代文の教科書を現在まで毎年出版している。月刊PR誌に『ちくま』がある。.

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谷口幸男

谷口 幸男(たにぐち ゆきお、1929年7月ReaD「谷口幸男」 - )は、日本の文学者、文学研究者、民俗学者、翻訳家。専門はドイツ文学および北欧文学。.

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霜の巨人

の巨人(しものきょじん)は、北欧神話の巨人。超人的な強さをもつ、大自然の精霊の集団の一員である。古ノルド語では(ヨツン、ヨトゥン、ヨートゥン)といわれ、時にはjotun(と発音される)のように英語化される。 霜の巨人は アース神族とヴァン神族とは反する立場にあるといわれている。しかし彼らは頻繁に交流したり、あるいは彼らは結婚さえしたりした。彼らの祖国は、高い山または密林によって人間の世界ミズガルズから隔てられた、古代北欧の宇宙論における9つの世界の1つ、ヨトゥンヘイムである。ニヴルヘイム、ウートガルズ、ヤルンヴィドを含むその他の地名もまた、彼らに関係がある。いくつかの伝説や神話においては、彼らは人間と同様の背丈であると描写されている。 後の北欧の伝承において、「神秘的」を意味する語に由来するトロールと呼ばれた大自然の精霊は、 についてのより古くからの発想様式の多くを受け継いでいた。 また、南ノルウェーの山脈はノルウェー語でヨートゥンハイメン(Jotunheimen)、あるいはヨトゥンヘイム山脈と呼ばれている。.

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R-TYPE TACTICS

『R-TYPE TACTICS』(アール・タイプ タクティクス)は、アイレムソフトウェアエンジニアリングから2007年9月20日に発売されたPlayStation Portable用戦略シミュレーションゲーム。R-TYPEシリーズの生誕20周年作品に当たる。 シューティングゲームとしてはシリーズ最終作として製作された『R-TYPE FINAL』に登場した多数のR戦闘機の設定が活かされ、様々なRタイプ戦闘機が宇宙や異星、異次元空間を舞台にグロテスクなバイド帝国のユニットと戦闘を繰り広げるSFシミュレーションゲームとなっている。 店頭チラシでは、世界観を別解釈で再構築と記載されており、本編(『I』~『Final』まで)とはパラレル的な設定が見て取れる。 北米では『R-TYPE COMMAND』(アール・タイプ コマンド)として販売。販売はアトラスの米国法人が担当。なお、COMMAND版では年表設定が少し異なって表記されている。 続編として、『R-TYPE TACTICS II -Operation BITTER CHOCOLATE-』が発売されている。なお、アイレムがイベントで配布した『アイレムぷるるん2008』で外伝小説が書かれ、登場人物が『II』で副官としても登場する。.

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東海大学出版部

東海大学出版部(とうかいだいがくしゅっぱんぶ)は、神奈川県平塚市にある学校法人東海大学の出版機関。.

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松村武雄

松村 武雄(まつむら たけお、1883年(明治16年)8月23日 - 1969年(昭和44年)9月25日)は、日本の神話学者。.

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新潮社

株式会社新潮社(しんちょうしゃ)は、日本の出版社。.

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