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ウラル祖語

索引 ウラル祖語

ウラル祖語(英:Proto-Uralic language)とはウラル語族諸言語の再構された祖語である。最も古い年代の試算では紀元前7000年頃にごく狭いエリアで話され、多数の言語に分化していったと考えられる。原郷は不明であるが、ウラル山脈、サヤン山脈、遼河地域などの説がある。 伝統的な系統樹モデルでは、ウラル祖語とサモエード祖語にまず分岐したようである。しかし、最近では、ウゴル諸語、サーミ諸語、バルト・フィン諸語、ペルム諸語、サモエード諸語などが櫛状に多分岐したモデルも考えられている。.

29 関係: 原郷中央母音広母音後舌母音ペルム諸語ハプログループN (Y染色体)バルト・フィン諸語ユカギールユカギール語族フィン・ウゴル語派ウラル山脈ウラル・ユカギール語族ウラル語族ウゴル諸語シベリアサモエード語派サヤン山脈サーミ語再建円唇母音前舌母音祖語系統樹説狭母音遼河遼河文明非円唇母音英語櫛目文土器

原郷

原郷(げんきょう、Urheimat, Homeland)とは言語学において、ある語族の祖語の拡散の始まった場所をさす。いわば語族の故郷、起源地というべき場所のことである。ホームランド、故地、祖地などともいうが、日本語訳が必ずしも定まっている訳でない。 語族は系統樹モデルにより仮説がたてられ、分岐年代、原郷などが想定される。原郷は不確かなことが多いが、言語学的、考古学的、遺伝学的証拠を基に、学際的に解明が試みられる。.

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中央母音

中央母音(mid vowel)とは、狭母音と広母音の中間の広さの母音を言う。中舌母音(central vowel)とは異なる概念なので注意が必要である。 中段母音と呼ぶこともある。.

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広母音

広母音(ひろぼいん)とは、舌と上あごが最も離れて調音される母音のことをいう。あるいはそれに近いものも含める。舌の位置から低母音(ひくぼいん)、また口の開きから開母音(かいぼいん)とも呼ぶ。.

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後舌母音

後舌母音(あとじたぼいん、こうぜつぼいん)とは、舌の最も高く盛り上がった位置が最も後ろで調音される母音。あるいはその位置に近いものも含む。奥舌母音(おくじたぼいん)ともいう。 国際音声字母では、舌の最高部が最も後ろで最もあごの開いた状態の母音を と定め、そこからそのままあごと唇を閉じていき、最も閉じた状態の までを聴覚印象によって3等分し、 という基本母音を定めた。その4つの母音を第1次基本母音と呼ぶ。 は非円唇母音であり、 は円唇母音である。それに対応する合計4つの非円唇母音・円唇母音は第2次基本母音として定められている。また全くの後舌ではないが後舌よりの円唇広めの狭母音にも字母が設けられている。.

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ペルム諸語

ペルム諸語(Permic lanuanges)はウラル語族フィン・ウゴル語派の一語群である。ロシアのウラル山脈の西側のいくつかの州で話される。話者の総数は約95万人、そのうち約55万人がウドムルト語話者である。ウラル語族の他の言語と同様、ペルム諸語もまた膠着語であるが、母音調和は行わない。 最古のペルム諸語は14世紀のまたは古ジリエーン語である。.

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ハプログループN (Y染色体)

ハプログループN (Y染色体)(ハプログループN (Yせんしょくたい)、英: Haplogroup N (Y-DNA))とは分子人類学において人類の父系を示すY染色体ハプログループ(型集団)の分類で、「M231」以下の系統に位置すると定義されるものである。.

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バルト・フィン諸語

バルト・フィン諸語はウラル語族フィン・ウゴル語派に含まれる言語群。単にフィン諸語と呼ぶこともある。スカンジナビア東部、バルト海東岸、ロシア北西部で話される。主要な言語としてはフィンランド語、エストニア語がある。現在の話者は7百万人ほど。ロシア領内イングリア地方の少数民族の言語も含まれ、特にリヴォニア語は母語話者が死去、ヴォート語の話者も100人足らずとなり、危機に瀕している。ロシア語が拡がる前はこの地方一帯の土着言語であったと思われる。.

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ユカギール

ユカギール(Yukaghir/Yukagir、、自称は(odul)、(detkil)など)は、シベリア東部に住む先住民族である。コリマ川流域のサハ共和国、マガダン州とチュクチ自治管区に住んでいる。居住地域は2つに分かれ、北部ユカギール(ツンドラ・ユカギール)はサハ共和国コリマ川下流部に、南部ユカギール(タイガ・ユカギール)はコリマ川上流部とマガダン州スレドネカンスキー地区に住む。.

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ユカギール語族

ユカギール諸語の地理的分布(桃色);その他はウラル語族 ユカギール語族(ユカギールごぞく)、またはユカギール諸語、ユカギール語とは、シベリア東部のコリマ川流域に住むユカギール民族が話す言語の総称で、古シベリア諸語の一つとして分類されている。古くはバイカル湖から北極海まで分布したといわれ、17世紀にはレナ川からアナディル川河口に至る広範囲で約9000人に話されていたが、現在ほとんどの人々がロシア語やサハ語を使うようになり、話者は200人以下に減り(1989年)、絶滅の危機に瀕している。現在残っているのは2つの言語だけである。.

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フィン・ウゴル語派

フィン・ウゴル語派(フィン・ウゴルごは、Finno-Ugric languages)は、ウラル語族に属する言語群。 ハンガリー語、フィンランド語、エストニア語などを含む。このほかにロシア連邦などに分布する多数の少数民族の言語を含むが、すでに絶滅した言語、現在危機に瀕する言語も多い。話者人口は2300万人程度。 シベリア北部のサモエード語派とともにウラル語族を構成する。しかし、話者の人種という面から見ると、サモイェード語派の話者がほぼモンゴロイドであるのに対してフィン・ウゴル語派の話者はモンゴロイドとコーカソイドの混合であり、特にバルト・フィン諸語話者は完全なコーカソイドに近い。.

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ウラル山脈

ウラル山脈(ウラルさんみゃく、Ура́льские го́ры, Uralskiye gory、Ural Mountains)は、ロシアを南北に縦断する山脈。ユーラシア大陸をヨーロッパとアジアに分ける境界線の北側を形成している。 ウラル山脈は石炭紀後期にできた古期造山帯で、現存する山脈でも最も古いものである。.

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ウラル・ユカギール語族

ウラル・ユカギール語族(-ごぞく、Uralic-Yukagir languages)とはウラル語族とユカギール語族を同系統とする仮説に基づく語族。ウラロ・ユカギール語族(Uralo-Yukaghir)ともいう。.

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ウラル語族

ウラル語族(ウラルごぞく)は、シベリア(北アジア)中北部、北ヨーロッパ、東ヨーロッパに話者地域が分布する語族である。約2,500万人に話されている。フィン・ウゴル語派(サーミ語、フィンランド語、エストニア語など)、サモエード語派(ネネツ語など)に大別できる。 かつてはアルタイ語族とあわせて、ウラル・アルタイ語族を構成するという説もあった。また、インド・ヨーロッパ語族と共にインド・ウラル語族を形成するという説、ユカギール語との同系説(ウラル・ユカギール語族)もある。.

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ウゴル諸語

ウゴル諸語の地理的分布(緑色)ウゴル諸語(Ugric, Ugrian languages)とは、ウラル語族の下位区分、フィン・ウゴル語派に属する言語のグループ。「ウゴル」の名は地名ユグラに由来する。話者の人種構成はコーカソイドとモンゴロイドの混合人種に属す。 ウゴル諸語には3つの言語が含まれる。ハンガリー語(Magyar)、ハンティ語(Khanty, 旧称オスチャーク語)、マンシ語(Mansi, 旧称ヴォグル語)である。ハンティ語、マンシ語はオビ・ウゴル諸語と呼ばれることもある。ウゴル諸語の祖語は紀元前3世紀から紀元前1世紀前半の間、シベリアの西部地域の、ウラル山脈の中南部から東側の草原地域で話されていたと伝われている。.

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シベリア

       シベリア連邦管区        シベリア        広義の(歴史的)シベリア シベリア(Siberia 、Сибирь )は、ロシア連邦領内のおよそウラル山脈分水嶺以東の北アジア地域である。漢字表記で西比利亜又は西伯利亜とも書く。かつては日本語でシベリヤという表記も多くみられた。シベリアの名称はシビル・ハン国に由来する。 一般的には極東分水嶺(サハ共和国東縁)より東の日本海・オホーツク海など沿岸地域(極東ロシア)は含まないが、広義には含めることもある。ロシア連邦所属の共和国・自治管区は存在するが、独立国家は存在しない。主な都市として、西から、オムスク、ノヴォシビルスク、クラスノヤルスク、イルクーツク、ヤクーツクがある。広義のシベリアはさらに、エカテリンブルク、ハバロフスク、ウラジオストクを含む。人口最大の都市はノヴォシビルスク。現在ではロシア語話者が人口の大半を占めるが、サハ語などのテュルク諸語や、ウラル語族に属する言語が多く分布している。.

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サモエード語派

モエード語派(サモエードごは、Samoyedic languages)またはサモイェード諸語は、ロシア連邦北部に住むモンゴロイドのサモエード人が話す言語群。フィン・ウゴル語派(フィンランド語やハンガリー語を含む)とともにウラル語族に属する。 分布域はカニン半島からタイミル半島、オビ川・エニセイ川流域のミヌシンスク盆地からサヤン山脈におよぶ。 最も多いネネツ語話者は3万人ほどいるが、その他の言語の話者は数十人から千人程度であり、ほとんどがテュルク諸語、モンゴル諸語またはツングース諸語と同化したグループがいたため、すでに死語となってしまった言語も多い。.

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サヤン山脈

ヤン山脈(サヤンさんみゃく)は、ロシア連邦・シベリア南部、モンゴル国との国境付近にある山脈。アルプス・ヒマラヤ造山帯に属する褶曲山地である。 大きくとに分けられる。東サヤン山脈は、バイカル湖西側(海抜約3500mの最高峰がある)から北西に、ミヌシンスク盆地の東側まで延びる。ロシア連邦の地方区分としてはブリヤート共和国からイルクーツク州、トゥヴァ共和国にまたがる。南にフブスグル湖がある。   西サヤン山脈は東サヤン山脈の西部から南西に連なり、アルタイ山脈につながる。地方区分としてはハカス共和国とトゥヴァ共和国の境に位置する。エニセイ川上流部が西サヤン山脈を貫き、サヤノシュシェンスカヤダムがある。西サヤン山脈周辺には、:ru:Кузнецкий Алатау山脈とがある。 最高峰は東サヤンのである。.

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サーミ語

ーミ語(Sámegielat)とは、スカンジナビア半島、および、ロシアのコラ半島に住む先住民、サーミ人が使用する言語。古くはラップ語の名でも呼ばれていたが、現在この呼称が用いられることはほとんどない。詳しい言語の歴史は不明だが、フィンランド語に近いことから、ウラル語族フィン・ウゴル語派に分類することもできる。方言の差が大きく、それぞれの方言を独立した言語と見なして「サーミ諸語(Sammi languages)」という言い方をされることが多い。ただし、スカンディナヴィア側のサーミ諸方言には共通した文語も多い。以下はその全方言である。.

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再建

再建(さいけん).

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円唇母音

円唇母音(えんしんぼいん、まるくちぼいん)とは、唇の丸みを伴った母音のことをいう。母音を調音する際の唇の形にはさまざまなものがあるが調音音声学では丸みを帯びるか帯びないかで二分割し、丸みを帯びないものは非円唇母音という。 国際音声字母 (IPA) ではこの円唇か非円唇かとともに、舌の最頂部の前後・高低の位置で基本母音の字母が定められている。なお円唇母音といっても言語によってはより丸みの強い形で実現されるものや、逆に丸みが少なく現れるものがある。そこで IPA では丸みの強いものに の記号、丸みの弱いものには の記号を付けて表記できる。 例えば日本語の場合、共通語を含む東日本方言のウは円唇母音の よりは丸みが少なく、非円唇母音の ほど平らではないので と表記される一方で、西日本方言のウは円唇母音で発音されるので と表記される。唇音の前後や長音の「う」。また、西日本方言でなくとも、唇音の前後や長音の「う」はというよりもに近い音で発音される。.

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前舌母音

前舌母音(まえじたぼいん、ぜんぜつぼいん)とは、舌の最も高く盛り上がった位置が最も前で調音される母音。あるいはその位置に近いものも含む。軟母音と呼ばれることもある。 国際音声字母では、舌の最高部が最も前で最も硬口蓋に近い母音を と定め、そこからそのままあごを開いていきもっとも開いた状態である に至るまでを聴覚印象によって3等分し、 という基本母音を定めている。その4つの母音を第1次基本母音といい、それに対する円唇母音の4つを第2次基本母音という。そのほか国際音声字母では と の中間にも という字母が設けられている。また全くの前舌ではないが前舌よりの広めの狭母音にも円唇と非円唇の2つの字母が設けられている。.

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祖語

語(そご)とは、共通の歴史言語学的祖先を持つ諸言語(語族またはそのサブセット)に対する、その共通の祖先言語である。 互いに関連のある言語を歴史的に遡っていくとある時点でひとつの言語となるが、その言語のことを祖語 Proto-language という。原言語と称される場合も若干見られるが、source-languageなのか、proto-languageであるかの区別を行うために、祖語と呼ばれることが多い。 例えば、インド・ヨーロッパ語族(印欧語族)の祖語は「印欧祖語」、インド・ヨーロッパ語族のゲルマン語派に属する言語の祖語は「ゲルマン祖語」と呼ばれる。 祖語に関してはどの言語も文献が残されていないので、理論的な再建しか出来ないが、ロマンス語におけるラテン語(俗ラテン語)、インド語派におけるサンスクリットの様に、祖語に極めて近い言語が残っている例は、印欧語族などに散見される。 祖語は何らかの言語共同体ではあったと想像されるが、単一の言語だったという保証はない。例えば印欧語族のケントゥム語派とサテム語派は印欧祖語の段階でも別の方言だったと想像されているが、これらがさらに単一の方言にさかのぼるかどうかはわからない。 これらの研究の過程で、ある単語が現存する文献や口頭調査で採取されたものでなく、比較言語学から推定された場合、"*"印を付けて、例えば"*"などと書く。これを推定形と呼ぶ。.

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系統樹説

系統樹説(けいとうじゅせつ)とは単一の祖語から枝分かれして様々な言語が派生するという説である。アウグスト・シュライヒャーが提唱して以来、比較言語学の基礎となった。系統樹説で用いられる系統樹モデル(tree model)とは歴史言語学において、言語の変化を家系図の概念の類推によって描くモデルである。概念としては生物の系統樹と同じである。系統樹のノードにあたる部分は祖語である。 系統樹説に対する説としてヨハネス・シュミットらによる言語接触を説明する波紋説がある。実際のところ、言語は分化と接触を繰り返しており、系統樹説と波紋説はどちらも間違っていないといえる。混淆を考慮した「ネットワーク系統樹」が有効な場合もある。.

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狭母音

狭母音(せまぼいん)とは子音の摩擦音が生じない境界において舌が上あごに最も近づいて調音される母音のことをいう。あるいはそれに近いものを含む。舌の位置から高母音(たかぼいん)、口の開きから閉母音(へいぼいん)とも呼ぶ。.

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遼河

遼河(りょうが、ᠯᡳᠶᠣᡠ᠋ᡥᠠᠪᡳᡵᠠ、転写:liyooha bira)は、満州南部を流れる大河。河北省、内蒙古自治区、吉林省、遼寧省を流れ、渤海に注ぐ。河流の長さは1390キロメートル、流域面積は、渾河や太子河も含めると、22万8960平方キロメートル。遼河の激しい流れによって、遼河平原が誕生した。ただし、近年では水質汚染が深刻で、早急な環境問題対策の整備が必要となっている。 歴史的地名として遼河以西の地域を遼西、以東を遼東と呼ぶ。 遼河には東西に二つの源流があるが、本流は河北省内に源泉を持つラオハ川(老哈河)である。ラオハ川は内蒙古自治区に入り、途中からシラムレン川(Xar Moron、西拉木倫河、モンゴル語: Šira Mören)と合流して西遼河を為し、吉林省方面から流れてくる東遼河と合流した後に遼河となる。 遼河は遼寧省中部を北から南へ向かって縦貫し、途中で蘇台河、清河、柴河、泛河、秀水河、養息牧河、柳河といった河川と合流する。遼河は河口に達する前に再び二つの流れに分流する。一つは外遼河であり、営口で遼東湾(渤海の一部)に注ぐ。遼河最大の支流である渾河や太子河と合流することから、大遼河とも言われる。もう一つは双台子(雙檯子)河であり、盤錦市盤山県付近から遼東湾に注ぐ。 かつての遼河の主流は大遼河だったが、1958年の六間房付近における改修工事以降、主流は双台子河になった。現在では渾河と太子河は独立水系となり、大遼河の旧河床をながれている。.

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遼河文明

遼河文明(りょうがぶんめい)とは、中国東北部の遼河流域で起こった中国の古代文明の一つ。紀元前6200年ごろから存在したと考えられている。.

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非円唇母音

非円唇母音(ひえんしんぼいん)とは、唇の丸みを伴わない母音のことをいう。平唇母音(へいしんぼいん)ともいう。母音を調音する際の唇の形にはさまざまなものがあるが調音音声学では丸みを帯びるか帯びないかで二分割し、丸みを帯びたものは円唇母音という。 国際音声字母 (IPA) ではこの円唇か非円唇かとともに、舌の最頂部の前後・高低の位置で基本母音の字母が定められている。.

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英語

アメリカ英語とイギリス英語は特徴がある 英語(えいご、)は、イ・ヨーロッパ語族のゲルマン語派に属し、イギリス・イングランド地方を発祥とする言語である。.

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櫛目文土器

ウル市岩寺洞遺跡出土の櫛目文土器、紀元前4千年頃 櫛目文土器(くしめもんどき)または櫛文土器(くしもんどき)とは櫛歯状の施文具で幾何学的文様を施した土器の総称である。器形は尖底あるいは丸底の砲弾形が基本的である。新石器時代においてユーラシア大陸北部の森林地帯で発達し、バルト海沿岸、フィンランドからボルガ川上流、南シベリア、バイカル湖周辺、モンゴル高原、遼東半島から朝鮮半島に至るまで広く分布する。 最古のものは遼河文明・興隆窪文化(紀元前6200年頃-紀元前5400年頃)の遺跡から発見されており、アンガラ川上流域のウスチ・ベラヤ遺跡第IIa層(前5千年紀)、エニセイ川流域のウニュク遺跡(前4千年紀終末~前3千年紀初頭)、西シベリアの沿オビ川地域(前4千年紀終末~前3千年紀後半)から出土し、フィンランドでは紀元前4200年以降、朝鮮半島では紀元前4000年以降に初めて現れることから、遼河地域を原郷にして朝鮮や、西はシベリアを経て北欧まで拡散していったようである。これはウラル語族(特にフィン・ウゴル系民族)/Y染色体ハプログループN1a1 Yinqiu Cui, Hongjie Li, Chao Ning, Ye Zhang, Lu Chen, Xin Zhao, Erika Hagelberg and Hui Zhou (2013)の拡散と関連していると考えられる。実際に、新石器時代後期のロシアの櫛目文土器文化の遺跡の人骨からハプログループN1a1が検出されている。 日本の縄文土器にも類する土器(曽畑式土器)があり、また、弥生土器にも似た文様をもつものがある。.

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