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ゲエズ文字

索引 ゲエズ文字

文字(ゲエズもじ、ፊደል )は、かつてゲエズ語を表記するために生み出され、現在はアムハラ語、ティグリニャ語、ティグレ語など、エチオピアやエリトリアの諸言語の表記に用いられる文字である。ゲーズ文字、アムハラ文字、エチオピア文字とも呼ばれる。サブサハラアフリカでは極めて古い歴史を持つ。 アブジャドである南アラビア文字から派生したアブギダであり、左から右へと書かれる。ひとつの文字がひとつの音節を表すことが多い。.

26 関係: 南アラビア文字大修館書店ワディ・エル・ホル文字と原シナイ文字ヘブライ文字ティグリニャ語ティグレ語アムハラ語アラビア数字アブギダアブジャドアクスムアクスム王国ウガリット文字エチオピアエリトリアオロモ語ギリシアの数字ゲエズ語コロン (記号)セム語派サブサハラアフリカ唇音化音節長子音Unicode文字

南アラビア文字

南アラビア文字は、現在のイエメン周辺地域でかつて使われていたセム語の古代南アラビア語を表記するために用いられていた文字。.

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大修館書店

株式会社大修館書店(たいしゅうかんしょてん)は、辞典類・教科書・参考書などを刊行する日本の出版社。.

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ワディ・エル・ホル文字と原シナイ文字

原シナイ文字(げんシナイもじ)は、シナイ半島の (アラビア語: سرابت الخادم) で発見された、青銅器時代中期 (紀元前2000年-紀元前1500年) の年代と推定される少数の刻文に使われている文字を指す。 最古の「原シナイ文字」刻文は、早くて紀元前19世紀、遅くて紀元前16世紀のものと推定される。「主な議論は早い時期である1850BCごろか、遅い時期である1550BCごろかで争われている。どちらの時期をとるかによって、原シナイ文字と原カナン文字のどちらが古いか、そこからの帰結として音素文字がエジプトとパレスチナのどちらで生まれたかが決定される」。青銅器時代の「原シナイ文字」およびさまざまの「原カナン文字」の刻文資料はわずかな量のものしか存在しない。青銅器時代が崩壊し、レヴァント地方に新しいセム系の王朝が勃興して、はじめて鉄器時代のフェニキア文字の直接の祖先である「原カナン文字」(ビブロス刻文)が現れる。 いわゆる「原シナイ文字」は、1904年から1905年にかけての冬にシナイ半島でフリンダーズ・ピートリー夫妻が発見した。これに加えて、紀元前17世紀から15世紀のものとされるさまざまな短い「原カナン文字」刻文がカナンで発見された。より新しくは、1999年に:en:John Darnellと:en:Deborah Darnellが中エジプトでいわゆるワディ・エル・ホル文字(ワディエルホルもじ、英語:Wadi el-Hol script)を発見した。紀元前19世紀から紀元前18世紀頃のものと推定される。.

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ヘブライ文字

ヘブライ文字(ヘブライもじ、ヘブル文字とも)とは、ヘブライ語やイディッシュ語を表記するための文字である。 現代のヘブライ文字は、アラム文字より派生したアブジャドの一種で、右書き(右から左に)で書く。ヘブライ語の話者はヘブライ文字をアレフベートと呼ぶ。22文字の子音文字からなる表音文字で、うち k、m、n、p、 の5つの文字に非語末形と語末形(ソフェート)の区別がある。.

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ティグリニャ語

ティグリニャ語(ティグリニャ ご、Tigrinya language)は、エリトリア中央部およびエチオピアのティグリニャ人(Tigrinya)が用いる言語である。アフロ・アジア語族のセム語派に属し、アムハラ語や古代のゲエズ語に近い。エチオピアの公用語の1つであり、またエリトリアの事実上の公用語(規定はない)である。ゲエズ文字により表記される。話者数は670万人ほど。エリトリア(ティグリニャ語地域の北西側)で用いられるティグレ語(Tigre language)は、系統的には近いが別言語である。最も古い記録として、エリトリア南部で発見された13世紀の法律を書いたものがある。エリトリアがイギリスに支配された時代にはティグリニャ語の新聞が発行された。エリトリアではエチオピアとの連邦時代にはアラビア語とともに公用語とされたが、1958年以降アムハラ語のみが公用語とされた。エチオピアでは、アムハラ語、オロモ語についで3番目に話者が多く、エリトリアでは最有力言語である。 短子音と長子音の区別があるが、文字では区別されないため、k'ärräbä(彼は近づいた)とk'äräbä(彼は近くにいた)が区別できない。しかしこのようなペアはごく少なく、実用上の不都合はほとんどない。.

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ティグレ語

ティグレ語(-ご Tigre language,ゲエズ文字:ትግረ (tigre)または(ትግሬ tigrē),スーダン:ኻሳ(Xasa)、())はエリトリア北部で使われる言語である。言語分類として、ティグリニャ語(Tigrinya)とは系統的には近いが別言語である。.

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アムハラ語

アムハラ語(アムハラご、አማርኛ アマリニャ)はエチオピアの事実上の公用語。アフロ・アジア語族セム語派に属する言語としては、アラビア語に次いで話者人口が多い。表記はゲエズ文字(アムハラ文字)。.

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アラビア数字

アラビア数字(アラビアすうじ、Arabic numerals)あるいはインド・アラビア数字は、インド数字に起源を持つ十進記数法の数字である。 0, 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9 の10種類がある。.

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アブギダ

アブギダ(abugida。アルファシラバリー alphasyllabary、シラビックス syllabics とも)は、文字体系の分類のひとつ。子音の符号(書記素)だけを書くと、子音にある決まった母音が続くものとして読む。その母音をなくしたいときや、ほかの母音を続けたいときは、補助的な符号を使うなどしてそのことを明示するのが普通である。デーヴァナーガリーなどの、インド語派で用いられるブラーフミー系文字のさまざまな文字体系をはじめとして、現在世界で用いられる文字体系のおよそ半数はアブギダである。.

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アブジャド

アブジャド(abjad。時に子音文字または単子音文字 consonantary とも)とは、文字体系の分類のひとつ。ひとつの子音に対し、通常ひとつの音素文字をもつ。アブジャドは、子音のみを基本的な書記素で表し、母音はそうしないという点で、アルファベットと異なる。アブジャドはまた、母音の音を音韻論的に暗示し、表記体系にはニクダーやハラカのような母音マークがあるものの、必ず書かなければならないというわけではないという点で、アブギダとも異なる。アブギダでは、母音をダイアクリティカルマーク、字のわずかな変形、独立した書記素などによって必ず付加する。特別な記号を使って随伴母音を脱落させることで、子音だけを明示できるアブギダもある。音節文字では、書記素で完全な音節を表示する。 アブジャドおよびアブギダという用語はピーター・T・ダニエルズの創案になるものである。.

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アクスム

アクスムは、エチオピア北部の街。 アドワ山地の麓に近いティグレ州メハケレグナウ圏 (Mehakelegnaw Zone) にある。 かつてのアクスム王国の中心地である。 この王国は、イエス誕生の頃に勃興し、在りし日のペルシャ帝国に対抗する東ローマ帝国の半同盟国として、海上貿易で栄えたキリスト教国であった。 しかし、この王国は7世紀に没落した。 理由は不明だが、イスラームの勃興により、沿岸部の航海しかできないでいた貿易船の航行が妨害され、アレクサンドリアやコンスタンティノポリスなどの主要市場との関係が絶たれたことが衰退につながったと推測されている。 王国の衰退とともにアスクムの都市も衰退した。 この結果、エチオピア帝国の中心地は内陸部にシフトした。 2015年の人口は6万6800人。 その75%がエチオピア正教徒で、残りはスンニ派のムスリムや非正教系のキリスト教徒である。 アクスムには、アクスム空港がある。 その歴史的価値から、考古遺跡群がユネスコの世界遺産に登録されている。.

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アクスム王国

アクスム王国(アクスムおうこく)は、過去のエチオピア東北部、エリトリア地域に栄えた交易国である。.

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ウガリット文字

ウガリット文字(うがりっともじ)は、ウガリット語の表記に用いられた表音文字。 また、フルリ語の表記にも用いられた。原シナイ文字に続く世界最古の音素文字の一つであると言われる。 地中海沿岸の古代都市ラス・シャムラ(シリア)のウガリットの遺跡で発見された粘土板文書が代表的史料とされる。1930年にドイツ人ハンス・バウアーによって解読された。 楔形文字の一種だが、メソポタミアで用いられたものが表意文字の性格を色濃く残しているのに対しこちらはほぼ完全に表音文字となっている。音素文字化もある程度進んでおり、字母数はメソポタミアのものよりはるかに少ない。また画数が大幅に減らされているなど、簡略化が進んでいる。発見された粘土板の中に、文字を学ぶ者のために書かれたと思われる文書が存在している。アルファベット文字をギリシア語のアルファ、ベータ…と同じ順に並べて記している。 音節文字3字と音素文字(子音のみを表す)27字、句読点1字の計31文字から構成される。左から右に横書きされる。 以下に画像で字形とラテン文字転写を示す。 375px 以下は、ラテン文字転写とおおよその発音である。いずれも再建音であり、史実とは異なる可能性もある。参考程度にとどめられたい。.

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エチオピア

チオピア連邦民主共和国(エチオピアれんぽうみんしゅきょうわこく)、通称エチオピアは、東アフリカに位置する連邦共和制国家である。東をソマリア、南をケニア、西を南スーダン、北西をスーダン、北をエリトリア、北東をジブチに囲まれた内陸国。隣国エリトリアは1991年にエチオピアから分離した国家である。首都はアディスアベバ。 アフリカ最古の独立国および現存する世界最古の独立国の一つである。人口は約1億200万人(2016年7月推定)で、サハラ以南のアフリカでは、ナイジェリアに次いで二番目に人口の多い国である。.

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エリトリア

300px エリトリア国(エリトリアこく)、通称エリトリア(ኤርትራ, إرتريا )は、アフリカの角とよばれるアフリカの北東部にある国である。 西にスーダン、南にエチオピア、南東部にジブチと国境を接し、北は紅海に面し、紅海対岸側にはサウジアラビアとイエメンがある。1350km以上にも及ぶ紅海に面した長い海岸線を持ち、領海域には、およそ350の島があり、世界でも最も船舶交通が混雑する海域である。1991年5月29日にエチオピアからの独立を宣言し、1993年5月24日に独立が承認された。首都はアスマラ。 独立以降、書記長のイサイアス・アフェウェルキによって選出された国会議員で一党独裁状態が続いている。「アフリカのシンガポール」というスローガンを掲げて、同国を手本にした国作りを進めている。周辺諸国との紛争や兵役、抑圧的な政治体制により大量の国民が国外に脱出して国際的な難民問題になっている Human Rights Watch。.

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オロモ語

モ語はアフロ・アジア語族に属し、クシ語派で最も話者数の多い言語。アファーン・オロモー (Afaan Oromoo)、オロミッファ (Oromiffa)、様々な別な綴り(アファン・オロモ Afan Oromo など)でも呼ばれる。エチオピアとケニアにいる2500万人のオロモ人やその近隣のウェルジ人などの第一言語である。1980年代以前の文献では「ガラ語 (Galla)」とも呼ばれるが、オロモ人が不快に感じるために現在は使われない。.

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ギリシアの数字

リシア数字(ギリシアのすうじ、Greek numerals)とは、古代ギリシアに由来する記数法である。 古代ギリシアには2つの記数法が存在した。1つはアッティカ式と呼ばれ、これは別体系の数文字(数字)を使う。もう1つのイオニア式と呼ばれるものは通常のギリシア文字を用いて表し、別個の数文字を使わない。通常は後者をギリシア数字という。.

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ゲエズ語

語(げえずご、ゲーズ語、古代エチオピア語とも)は、現在のエリトリアおよびアフリカの角のエチオピア北部の地域で発展した古代の南方セム語のひとつである。この言語は、その後アクスム王国およびエチオピア帝国の公用語となった。現在はエチオピア正教会、、およびさらにファラーシャ族の奉神礼・典礼での主要な言葉として残っている。しかし、エチオピアではアムハラ語(現代のエチオピアの主な共通語)あるいは他の現地語が、エリトリアおよびエチオピアのティグレ州ではティグリニャ語が、説教に用いられることがある。.

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コロン (記号)

ン は、欧文の約物のひとつ「:」である。自然言語、数学、コンピュータ言語等に用いられる。.

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セム語派

ム語派(セムごは)ないしセム語族(セムごぞく)は、言語学においてアフロ・アジア語族に属するとされる言語グループである。.

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サブサハラアフリカ

ブサハラアフリカ()は、アフリカ(アフリカ大陸に限られず島嶼を含む)のうち、サハラ砂漠より南の地域。言い換えると、アフリカのうち北アフリカ以外。ただし国際連合の定義では、北アフリカとも一部重複する。略してサブサハラ、訳してサハラ以南のアフリカともいう。.

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唇音化

唇音化(しんおんか)とは、第一次調音に加えて第二次調音として上唇と下唇が接近し、唇の丸みを伴うことをいう。円唇化ともいう。 国際音声記号では、子音については補助記号がつけられやといったように表記される。母音については円唇母音の記号が用意されており、補助記号によって円唇の強弱が表記可能である。 日本語ではかつて合拗音として「くゎ」「ぐゎ」が存在したが、近世には消滅し、「か」「が」に合一し、一部の方言には残存するのみとなった。このような歴史的変化は他の言語にもみられる(唇音退化参照)。 英語などでは、音素ʃ, ʒ が常に, として発音される。 しんおんか.

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音節

音節(おんせつ)またはシラブル()は、連続する言語音を区切る分節単位の一種である。典型的には、1個の母音を中心に、その母音単独で、あるいはその母音の前後に1個または複数個の子音を伴って構成する音声(群)で、音声の聞こえの一種のまとまりをいう。 中国語などの声調言語(トーン言語)では、母音と子音の組合せに、さらに母音の音程の高低変化による声調を加えて一つの音節を構成する。 日本語の場合、音節とは区切り方が必ずしも一致しない「モーラ」(拍)という分節単位が重要である。.

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長子音

長子音(ちょうしいん)は子音の持続時間が長いもののことである。国際音声記号では子音の後に を付けて表す。長子音でない一般の子音は短子音と呼ぶ。重子音(gemination)とも呼ばれる。 破裂音・破擦音の場合は、子音の持続時間が延長するのではなく、前に気流の停止が挿入され、これを合わせた時間が短子音より長くなる。.

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Unicode

200px Unicode(ユニコード)は、符号化文字集合や文字符号化方式などを定めた、文字コードの業界規格である。文字集合(文字セット)が単一の大規模文字セットであること(「Uni」という名はそれに由来する)などが特徴である。 1980年代に、Starワークステーションの日本語化 (J-Star) などを行ったゼロックス社が提唱し、マイクロソフト、アップル、IBM、サン・マイクロシステムズ、ヒューレット・パッカード、ジャストシステムなどが参加するユニコードコンソーシアムにより作られた。1993年に、国際標準との一致が図られ、DIS 10646の当初案から大幅に変更されて、Unicodeと概ね相違点のいくつかはDIS 10646に由来する互換のISO/IEC 10646が制定された。.

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文字

文字(もじ)とは、言葉・言語を伝達し記録するために線や点を使って形作られた記号のこと。文字の起源は、多くの場合ものごとを簡略化して描いた絵文字(ピクトグラム)であり、それが転用されたり変形、簡略化されたりして文字となったと見られる。.

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