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コンポジット型ウィンドウマネージャ

索引 コンポジット型ウィンドウマネージャ

ンポジット型ウィンドウマネージャ(英: compositing window manager)は、ウィンドウマネージャの一種である。ウィンドウマネージャはコンピュータディスプレイ上のグラフィカルユーザインタフェース (GUI) を描画・管理するソフトウェアであり、ウィンドウの配置を行い、ボーダーやタイトルバーなどのウィンドウの追加的部品を描画し、ウィンドウ間の相互作用や他のデスクトップ環境要素との相互作用を制御する。初期のウィンドウマネージャでは、個々のプログラムのウィンドウを表示用メモリにレンダリングすることをそのプログラム自身に任せていた。コンポジット型ウィンドウマネージャは、アプリケーションにスクリーンとは対応しないバッファをウィンドウメモリとして用意し、個々のウィンドウのイメージを合成 (compositing) することでスクリーンのイメージを生成して表示用メモリにその結果を書き込む。 コンポジット型ウィンドウマネージャはバッファ化されたウィンドウ群にさらなる処理を施すこともあり、2Dおよび3Dのアニメーション化したエフェクトとして、ブレンディング、フェーディング、拡大縮小、回転、複製、折り曲げとねじ曲げ、混ぜ合わせ、ぼやけ、アプリケーションのリダイレクト、複数のディスプレイおよび仮想デスクトップ間でのウィンドウの移動などがある。コンピュータグラフィックス技術により、陰影をつける、ライブ・プレビュー、複雑なアニメーションなどの視覚効果がリアルタイムで描画可能となった。技術的にはダブルバッファリングが行われているため、更新の際にフリッカー(ちらつき)が発生することはない。 主なコンポジット型ウィンドウマネージャとしては、以下のものがある。.

7 関係: スタック型ウィンドウマネージャタイル型ウィンドウマネージャBit Block TransferLXQtMutterWaylandX Window System

スタック型ウィンドウマネージャ

タック型ウィンドウマネージャtwmを使用した画面 スタック型ウィンドウマネージャ(スタックがたウィンドウマネージャ、stacking window manager)は、全てのウィンドウを指定された順番に描画するウィンドウマネージャの種類であり、画家のアルゴリズムと呼ばれる技法を使ってウィンドウのオーバーラップを許すものである。フロート型ウィンドウマネージャ(floating window manager)とも呼ばれる。コンポジット型ウィンドウマネージャ以外でウィンドウのオーバーラップを許すウィンドウマネージャは、全てスタック型ウィンドウマネージャと見なすことができる。しかし、それらが全てまったく同じ手法を使っているとは限らない。スタック型ウィンドウマネージャではないウィンドウマネージャとはウィンドウのオーバーラップを許さないもので、それらをタイル型ウィンドウマネージャと呼ぶ。 スタック型ウィンドウマネージャは、一度に全ウィンドウを描画することでオーバーラップを可能にしている。画家のアルゴリズムを使った再描画では、ウィンドウを後ろにあるものから順にデスクトップ上に直接描画していき、オーバーラップしている部分があれば、上にあるウィンドウの描画によって下のウィンドウの隠される部分が効果的に消去される。これをスタッキング(stacking)とも呼ぶ。なお、ウィンドウの積み重ねの順序をZオーダーと呼ぶ。.

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タイル型ウィンドウマネージャ

Ionウィンドウマネージャ。画面が3つのタイルに分割されている。 タイル型ウィンドウマネージャ(英: tiling window manager)はウィンドウマネージャの一種で、画面を互いにオーバーラップしない領域に分割してウィンドウを表示する。デスクトップメタファーを完全に実現するためにウィンドウなどのオブジェクトのオーバーラップを許す、より一般的な座標ベースの技法とは正反対である。.

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Bit Block Transfer

ビットブロック転送(Bit Block Transfer、ビット・ブロック・トランスファー)は、コンピュータグラフィックスにおける画像データ(ビットマップ)操作およびそれに関連するハードウェア機能のひとつである。ビットブロック転送の操作には少なくとも2つのビットマップを必要とし、転送の際にビット単位の論理演算(ラスターオペレーション)を伴うこともある。 BitBlt (読みは「ビットブリット」) と略されるが、これをデバイスドライバやゲームの設定ファイルなどでBitBit(lではなくてi)と表現してしまう間違いも。また、BitBlit(lの後にiを挿入)と間違っている。.

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LXQt

LXQtは完全なデスクトップ環境の提供を目的とした、開発中のソフトウェアパッケージのバンドルである。LXQtはLXDEとRazor-qtの両プロジェクトを統合して作られた。.

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Mutter

Mutterはウィンドウマネージャで、最初はX Window System用に設計され実装されたが、後にWaylandコンポジタへと進化した。MutterはMetacityを置き換えることでGNOME 3のデフォルトウィンドウマネージャとなった。MutterはレンダリングにGTK+を使用していたが、と呼ばれるグラフィックライブラリを使用することでOpenGLもサポートしている。Mutterという名前はMetacity Clutterのかばん語である。 MutterはGNOMEライクなデスクトップ用スタンドアローンウインドウマネージャアプリケーションとして機能し、GNOME Shell用の主要なウインドウマネージャとして使え、GNOME 3に欠かせない部品である。Mutterはプラグインで拡張可能であり、多数の視覚効果をサポートする。GNOME ShellはMutterのプラグインとして書かれている。Pantheonデスクトップ環境のコアコンポーネントであるGalaはlibmutterを利用してビルドされる。Budgieデスクトップ環境で使われるBudgie-wmは、libmutter上でビルドされたもう1つのウインドウマネージャである。.

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Wayland

Wayland は、プロトコルの1つであり、なおかつそのプロトコルをLinux向けに実装したライブラリでもある。 Waylandは、コンポジット型ウィンドウマネージャが、アプリケーションやグラフィクスハードウェアと直接通信できるようにするための方法を提供する。Waylandはグラフィクス周りのみに特化しており、入力ハードウェアとの通信には他のライブラリを使用することを想定している。Wayland環境下ではコンポジット型ウィンドウマネージャがディスプレイサーバとなる。各アプリケーションは画像を自身のバッファに描画し、ウィンドウマネージャがディスプレイサーバとなり、各アプリケーションのバッファを合成してディスプレイ上のアプリケーションウィンドウを作り出す。これは、コンポジット型ウィンドウマネージャとX Window Systemを一緒に使う従来の方法より効率的かつシンプルである。 既存のコンポジット型ウィンドウマネージャ(例えばKWinやMutter)はWaylandを直接サポートして、Waylandコンポジタ/ディスプレイサーバになることが期待されている。 ライセンスはMIT ライセンス。.

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X Window System

GNOME 2.28 KDE 4.x Xfce 4.6 X Window System(エックスウィンドウシステム、別称:「X11」・「X」など→名称については後述)とは、ビットマップディスプレイ上でウィンドウシステムを提供する表示プロトコルである。リファレンス実装として X.Org Server があり、標準ツールキットとプロトコルを提供し、Unix系オペレーティングシステム (OS) やOpenVMSなどでのグラフィカルユーザインタフェース (GUI) を構築するのに使われる。他の多くの汎用OSにも移植されている。.

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