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XML Schema

索引 XML Schema

XML Schema(XMLスキーマ)は、XML文書の論理的構造を定義する為に開発されたスキーマ言語の一つ。現在、W3Cが開発・標準化にあたっている。 元々XMLのスキーマ言語としてはSGML用のスキーマ言語であるDTDが使われていたが、要素のデータ型が定義できない、文法がXMLと全く異なっている等、XMLでは使いづらい面があった。そこでマイクロソフトの「XML Data」やCommerceOne社の「SOX」等の提案を受けたW3Cが、1998年11月にXML Schemaの仕様策定を始めた。 XML Schema自体がXMLにより記述される仕様となっていること、データ型やXML名前空間の定義が扱えることからDTDよりもXMLに適したスキーマ言語となっている。しかし、複数の業界有力企業が仕様の策定に参加して、各社の思惑が絡み合い、あまりに多くの機能を取り込んだ為に、標準化は難航し、複雑な仕様となってしまっている。.

15 関係: 仕様記述言語マイクロソフトデータ型データ記述言語コンピュータ言語スキーマ言語Document Type DefinitionExtensible Markup LanguageJava Architecture for XML BindingSchema for Object-Oriented XMLStandard Generalized Markup LanguageWorld Wide Web ConsortiumXML Schema11月1998年

仕様記述言語

仕様記述言語(しようきじゅつげんご)は、システムなどの仕様を記述する、コンピュータ言語(すなわち形式言語)である。形式的でない仕様記述もあるが(後述)、そういったものを含めて何らかの主張がされている場合もある。 プログラミング言語がシステムそのものに変換されるのに対し、仕様記述言語は必ずしもシステムに自動変換されるものではなく、あくまで仕様の妥当性を検証することに重きを置いている。ソフトウェア工学における一般的な設計プロセスの位置づけから、多くはプログラミング言語を記述する前段階に記述されることを期待している。 仕様記述と検証の方法について説明する。仕様記述では、何らかのシステムの仕様を論理学的あるいは代数学的に、形式的に記述する(形式仕様記述)。検証では、論理学や代数学に基づき(すなわち「機械的」に)、無矛盾性などといったシステムにおける「好ましい性質」の保証、あるいはデッドロックの可能性があるといった「好ましくない性質」の不存在を保証する(あるいは存在することを示し、修正を促す)。代表的な形式的仕様記述言語としてZ言語やLOTOSなどがある。研究段階では長い歴史を持つが、記述が複雑で高度なスキルを要求する上、システム全体の仕様を全て表現するには膨大な量の記述が必要になる。 また、検証ではない方法もある。たとえば、完全な妥当性は保証できないが、シミュレーションを行うことで、ある限られた場合においての動作を模擬して確かめる方法もある。SpecCはこの立場を取る。プロトタイピングもこの範疇にある。.

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マイクロソフト

マイクロソフト()は、アメリカ合衆国ワシントン州に本社を置く、ソフトウェアを開発・販売する会社である。1975年4月4日にビル・ゲイツとポール・アレンらによって設立された。.

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データ型

データ型(データがた、)とは、(コンピュータにおける)データ(値)の種類に関する分類である。データタイプとも。 具体的にいうと、たとえば 0, 1, 2, -42 といったような値は整数型であり、"foo", "Hello" といったような値は文字列型である。プログラミングなどにおいて、まずデータオブジェクトや関数などの「値」について、またさらに、それらに関連付け(束縛)される変数や定数、リテラル、それらを組合せる演算子、さらにそれらからなる式といった構文上の要素の型が、データ型の議論の対象となる。.

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データ記述言語

データ記述言語(データきじゅつげんご)またはデータ言語とは、コンピュータにおいて扱うデータを記述するための形式言語である。コンピュータ言語の一種だが、プログラミング言語ではない。HTMLに代表されるマークアップ言語などがある。.

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コンピュータ言語

ンピュータ言語(コンピュータげんご)とは、コンピュータにおいて用いられる言語の総称である。一般に人工言語で、もっぱら形式言語である(親しみやすさなどの目的で、自然言語風にデザインされることもある)。 プログラムを記述するためのプログラミング言語の一群が最も有名であり、そのため「コンピュータ言語」と「プログラミング言語」は同じ意味で使われることもある。しかし、コンピュータ言語としては他にもハードウェア記述言語や、マークアップ言語のようなデータ記述言語などがあり、それらは「プログラミング言語」ではない。.

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スキーマ言語

ーマ言語(スキーマげんご)とはXMLやSGML等で文書を作成する際、その文書構造を定義する言語を言う。 「スキーマ」とは本来データベースの構造定義であり、関係データベースの場合はテーブルの各項目のデータ型、他のテーブルとの関連性などを定義したものを指す。XML文書等では、同様にXMLで作成された各要素の互いの関連性や個々の文書全体での位置付け等の定義を指す。 本来、文書は構成要素の集合体であるが、一定の構造を持たなければ単なる要素の寄せ集めでしかなく、規則性や体裁といった構造を得て初めて意味のある有用な文書となる。XMLやSGMLは文書の各要素を作成するメタ言語であり、文書構造自体を定義する事はできない為、このままでは扱いにくい。そこで構造を定義する言語が必要となり、開発されたのがスキーマ言語である。 例えば、SGMLではDTDがスキーマ言語として使用されていた。XMLがSGMLから派生した関係からXMLでもDTDが使用されていたが、DTDは文法がXMLと全く異なっている事や、要素のデータ型を定義する事ができない事等から、新たに XML Schema や、RELAX、RELAX NG が開発されている。.

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Document Type Definition

Document Type Definition(文書型定義、DTD)とは、マークアップ言語 SGMLおよびXMLにおいて、文書構造(文書型)を定義するためのスキーマ言語の一つである。 DTDでは、SGMLやXMLの文書内に記述することができる要素やその発生順序、発生回数、要素がもつ属性、属性の型などを記述することができる。 他のスキーマ言語と同様に、DTDにおいても、文書構造を厳密に定義することによって、SGMLやXMLの技術を利用する際の、処理の正確性や安全性を高めることができる。SGMLやXMLの文書処理を支援するライブラリの多くは、SGMLやXMLの文書がDTDによる文書構造に従っているかどうかを検証する機能を備えている。 もともとはSGMLのスキーマ言語として開発され、SGMLから派生したXMLにおいても、スキーマ言語として採用されている。例えば、SGMLの応用技術であるHTMLや、XMLの応用技術である XHTMLでは、DTDによって文書構造が定義されている。 現在では、XML技術を利用する場合には、スキーマ言語としてDTDを採用するケースは少なくなる傾向にある。XMLが勧告された後、DTDに対してはいくつかの欠点(XMLの文法とは異なる文法を採用している、XML名前空間に対応していない など)が問題として指摘されてきたためである。そのため、XML技術は広く普及したものの、DTDの欠点が XML技術を柔軟に活用する際の障害の一つとなっていた。 この問題を解決するために、新たなスキーマ言語としてRELAX NGやW3C XML Schemaなどが開発され、それらを採用する事例が増えている。.

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Extensible Markup Language

Extensible Markup Language(エクステンシブル マークアップ ランゲージ)は、基本的な構文規則を共通とすることで、任意の用途向けの言語に拡張することを容易としたことが特徴のマークアップ言語の総称である。一般的にXML(エックスエムエル)と略称で呼ばれる。JISによる訳語は「拡張可能なマーク付け言語」。 SGMLからの移行を目的として開発された。文法はSGMLの構文解析器と互換性を保つようにSGMLのサブセットに定められシンプルになり、機能はSGMLに無いものが追加されている。 XML の仕様は、World Wide Web Consortium (W3C) により策定・勧告されている。1998年2月に XML 1.0 が勧告された。2010年4月現在、XML 1.0 と XML 1.1 の2つのバージョンが勧告されている(#バージョン)。 ちなみに、「eXtensible Markup Language の略である」と書かれることがあるが、これは間違いであり、XはExの発音を表している。.

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Java Architecture for XML Binding

Java Architecture for XML Binding(JAXB)は、Javaのクラスを XMLで表現可能にする仕様である。JAXB には主に2つの機能がある。すなわち、Java のオブジェクトを XML にシリアライズすることと、逆に XML から Java オブジェクトにデシリアライズすることである。言い換えれば、JAXB はメモリ上のデータを XML 形式に変換して保存することができ、そのためにプログラム内の各クラスにXMLロード/セーブルーチンを実装する必要がない。 JAXB は仕様が複雑で頻繁に変更される場合に特に便利である。その場合、Java の定義の変更に合わせて XML Schema の定義を更新することは、時間もかかるしバグを作りこみやすい作業となる。 JAXB は Java EE の API の一種であり、Java Web Services Development Pack (JWSDP) の一部でもある。WSIT の基盤の一部にもなっている。JAXB は Java SE version 1.6 にも含まれている。 JAXB 1.0 は、Java Community Process において JSR 31 として開発された。2006年現在、JAXB 2.0 が JSR 222 として開発されている。リファレンス実装は java.net にCDDLライセンスで公開されている。.

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Schema for Object-Oriented XML

Schema for Object-Oriented XML(SOX)は、XMLの為のスキーマ言語の一つである。Commerce One社が開発し、XML Schemaへの提案の一つとなった。XML Schema以前に様々な企業が独自開発していたXMLの為のスキーマ言語の一つである。 SOXはオブジェクト指向言語で開発されたプログラムからのXML利用を簡単にすることに重点を置いている。 Category:XML Category:メタデータ.

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Standard Generalized Markup Language

Standard Generalized Markup Language(スタンダード ジェネラライズド マークアップ ランゲージ、略:SGML)は、マニュアルなどの文書のためのマークアップ言語である。SGMLとXMLの対応(比較)については、ジェームズ・クラークによる「Comparison of SGML and XML」というタイトルの、1997年12月15日に議論のためにまとめられた(何らかの公式のものではない)ノートがあり、それによればSGML (ISO 8879) とXMLの関係はスーパーセットともサブセットとも結論付けられてはいない。XML 1.0のAppendix CではNon-Normative(参考)として、XMLはSGMLのサブセットとなるべく設計され(designed to be)、全てのXML文書は同時にSGMLにもconforming(準拠)でもあるべき(should)と書かれており、前述のノートを参照せよとされている。国際標準は ISO 8879:1986 であり、対応するJISとして JIS X 4151:1992 が存在する。.

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World Wide Web Consortium

World Wide Web Consortium(ワールド・ワイド・ウェブ・コンソーシアム)は、World Wide Webで使用される各種技術の標準化を推進する為に設立された標準化団体、非営利団体。略称はW3C(ダブリュースリーシー)。 ティム・バーナーズ=リーが創設し、率いている 。このコンソーシアムには企業や団体が会員として加入し、専任スタッフと共にWorld Wide Webの標準策定を行っている。2014年1月26日現在、388の組織が会員として加入している。 W3Cはまた教育活動も行っており、ソフトウェアを開発してWebに関するオープンな議論の場を提供している。 HTML、XML、MathML、DOM等の規格を勧告。HTMLは、従来IETFでRFCとして標準化されていたが、HTML 3.2以降はW3Cへと引き継がれた。 XHTMLの規格に不満を持った企業等はW3Cに対抗するWHATWGという対抗団体を立ち上げているが、両団体はHTML5の策定にあたって協力関係にあり、WHATWGによって2004年に定められたWeb Applications 1.0にWeb Forms 2.0を取り入れたものがW3Cの専門委員会に採用され、W3Cより2008年1月22日にドラフト(草案)が発表された。.

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XML Schema

XML Schema(XMLスキーマ)は、XML文書の論理的構造を定義する為に開発されたスキーマ言語の一つ。現在、W3Cが開発・標準化にあたっている。 元々XMLのスキーマ言語としてはSGML用のスキーマ言語であるDTDが使われていたが、要素のデータ型が定義できない、文法がXMLと全く異なっている等、XMLでは使いづらい面があった。そこでマイクロソフトの「XML Data」やCommerceOne社の「SOX」等の提案を受けたW3Cが、1998年11月にXML Schemaの仕様策定を始めた。 XML Schema自体がXMLにより記述される仕様となっていること、データ型やXML名前空間の定義が扱えることからDTDよりもXMLに適したスキーマ言語となっている。しかし、複数の業界有力企業が仕様の策定に参加して、各社の思惑が絡み合い、あまりに多くの機能を取り込んだ為に、標準化は難航し、複雑な仕様となってしまっている。.

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11月

『ベリー公のいとも豪華なる時祷書』より11月 11月(じゅういちがつ)はグレゴリオ暦で年の第11の月に当たり、30日間ある。 日本では、旧暦11月を霜月(しもつき)と呼び、現在では新暦11月の別名としても用いる。「霜月」は文字通り霜が降る月の意味である。他に、「食物月(おしものづき)」の略であるとする説や、「凋む月(しぼむつき)」「末つ月(すえつつき)」が訛ったものとする説もある。また、「神楽月(かぐらづき)」、「子月(ねづき)」の別名もある。 英語での月名 November は、「9番目の月」の意味で、ラテン語で「第9の」という意味の「novem」の語に由来している。実際の月の番号とずれているのは、紀元前46年まで使われていたローマ暦が3月起算で、(そのため年末の2月は日数が少ない)3月から数えて9番目という意味である。.

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1998年

この項目では、国際的な視点に基づいた1998年について記載する。.

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