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RIG-I

索引 RIG-I

RIG-Iの一部と二本鎖RNAの複合体の構造。中心の黒色が二本鎖RNAで赤色がC末端側の抑制ドメイン(RD)、他がヘリカーゼドメイン RIG-I(リグ-アイ)(英:retinoic acid-inducible gene-I)はヒトの自然免疫系で働くタンパク質の分子。ウイルスが細胞内に進入した時にウイルス由来のRNAを認識し、抗ウイルス作用を示すI型インターフェロン産生の誘導を引き起こす、細胞質内に存在するRNAヘリカーゼである。京都大学の藤田尚志教授らによってその機能が明らかにされた。「リィグ・ワン」と誤って発音されることが多いが、正しくは「リィグ・アイ」である。.

29 関係: 京都大学伝令RNAユビキチンリボ核酸レチノイン酸ヘリカーゼピコルナウイルス科フィロウイルス科ダイインフルエンザウイルスインターフェロンウイルスカスパーゼゲノムプロジェクトセンダイウイルスタンパク質哺乳類免疫系C型肝炎ウイルス狂犬病ウイルス風疹ウイルス西ナイルウイルス魚類麻疹ウイルス藤田尚志I型インターフェロンIPS-1水痘・帯状疱疹ウイルス日本脳炎

京都大学

記載なし。

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伝令RNA

伝令RNA(でんれいRNA、メッセンジャーRNA、英語:messenger RNA)は、蛋白質に翻訳され得る塩基配列情報と構造を持ったRNAのことであり、通常mRNAと表記される。DNAに比べてその長さは短い。DNAからコピーした遺伝情報を担っており、その遺伝情報は、特定のアミノ酸に対応するコドンと呼ばれる3塩基配列という形になっている。 mRNAはDNAから写し取られた遺伝情報に従い、タンパク質を合成する(詳しくは翻訳)。翻訳の役目を終えたmRNAは細胞に不要としてすぐに分解され、寿命が短く、分解しやすくするために1本鎖であるともいわれている。 古細菌、真正細菌では転写されたRNAはほぼそのままでmRNAとして機能する。一方真核生物では転写されたmRNA前駆体はいくつかの切断(スプライシング)、修飾といったプロセシングを受けたのちに成熟mRNAになる。 真核生物のmRNAはRNAポリメラーゼIIによって転写されたRNAに由来する。5'末端にはm7Gキャップがあり、3'末端は一般にポリアデニル化される(poly (A)鎖で終了している)。これらの構造やmRNAの塩基配列は翻訳活性やmRNAの分解を制御する機能も持っている。古細菌、真正細菌も3'末端に短いpoly (A)鎖を持つが、5'末端のキャップ構造は持たない。 poly (A)鎖はrRNAやtRNAには存在しないmRNAの特徴であるとされており、このことを利用してmRNAを特異的に精製することができる。また、mRNAを鋳型にしてDNAを逆転写酵素によって合成することができ、これはcDNAと呼ばれる。cDNAは遺伝子が働いていることの非常に信頼性の高い証拠であり、ゲノムプロジェクトによって得られた大量のシークエンスデータの中から遺伝子を探す作業を補助することができる。.

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ユビキチン

ユビキチンの構造のリボン図 ユビキチン (ubiquitin) は76個のアミノ酸からなるタンパク質で、他のタンパク質の修飾に用いられ、タンパク質分解、DNA修復、翻訳調節、シグナル伝達などさまざまな生命現象に関わる。至る所にある (ubiquitous) ことからこの名前が付いた。進化的な保存性が高く、すべての真核生物でほとんど同じアミノ酸配列をもっているが、古細菌は全種がプロテアソームを持つもののユビキチンを持つのはごく一部の系統に限られる("Caldiarchaeum"、"Lokiarchaeum"等)。真正細菌には存在しない。.

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リボ核酸

リボ核酸(リボかくさん、ribonucleic acid, RNA)は、リボヌクレオチドがホスホジエステル結合でつながった核酸である。RNAと略されることが多い。RNAのヌクレオチドはリボース、リン酸、塩基から構成される。基本的に核酸塩基としてアデニン (A)、グアニン (G)、シトシン (C)、ウラシル (U) を有する。RNAポリメラーゼによりDNAを鋳型にして転写(合成)される。各塩基はDNAのそれと対応しているが、ウラシルはチミンに対応する。RNAは生体内でタンパク質合成を行う際に必要なリボソームの活性中心部位を構成している。 生体内での挙動や構造により、伝令RNA(メッセンジャーRNA、mRNA)、運搬RNA(トランスファーRNA、tRNA)、リボソームRNA (rRNA)、ノンコーディングRNA (ncRNA)、リボザイム、二重鎖RNA (dsRNA) などさまざまな分類がなされる。.

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レチノイン酸

レチノイン酸(Retinoic acid)は、ビタミンA(レチノール)の代謝物質で、成長や発達に必要なビタミンAの機能を媒介する。レチノイン酸は、脊椎動物にとって必須である。胚の発生初期には、胚の特定領域でレチノイン酸が生成し、胚の後部の発達をガイドする細胞間シグナル分子として、胚の軸に沿った前部/後部を決定する助けとなる。この機構は、胚の発生初期にホメオティック遺伝子によって制御される。 胚の発達におけるレチノイン酸の主要な役割は、分化のコントロールであるが、この効果自体副作用を引き起こす原因にもなる。例として挙げると癌やニキビの治療に用いられるイソトレチノイン等のレチノイン酸系薬剤の高い催奇性の原因となり、ビタミンA前駆体(パルミチン酸レチニル)やレチノイン酸自体の経口での大量摂取でも、同じ機構により催奇性を示す可能性がある。.

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ヘリカーゼ

ヘリカーゼ(helicase; ヘリケース)は核酸のリン酸エステル骨格に沿って動きながら絡み合う核酸をほどく酵素の総称である。すべての生物に必須であると考えられる。DNAの2本鎖をほどくものを特にDNAヘリカーゼ、RNAの二次構造をほどくものをRNAヘリカーゼと呼び、一方構造上ヘリカーゼに類似しているがDNA上を動くだけで核酸をほどかないものはDNAトランスロケースと呼ぶ。.

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ピコルナウイルス科

ピコルナウイルス科(Family Picornaviridae)とはRNAウイルスの科の一つ。.

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フィロウイルス科

マールブルグウイルスの電子顕微鏡像 エボラウイルスの電子顕微鏡像 フィロウイルス科(Family Filoviridae)とはウイルスの分類における一科であり、そのビリオンは多形性で紐状の形態(直径80nm、長さ14,000nm)を示し、そのゲノムはマイナス一本鎖RNAである。ビリオンはエンベロープを有し、エーテルに対しては感受性を持つ。螺旋対称性のヌクレオカプシドを有する。細胞質内で増殖し、細胞膜から出芽する。細胞質内封入体を形成。マールブルクウイルス、エボラウイルスのウイルス分離、血清学的診断はP4レベルの設備を有した検査室でのみ許可されている。.

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ダイ

ダイ、だい.

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インフルエンザウイルス

インフルエンザウイルス インフルエンザウイルス (influenzavirus, flu virus) はヒト(人間)に感染して、感染症であるインフルエンザを引き起こすウイルス。 ウイルスの分類上は「エンベロープを持つ、マイナス鎖の一本鎖RNAウイルス」として分類されるオルトミクソウイルス科に属する、A型インフルエンザウイルス (influenzavirus A) 、B型インフルエンザウイルス (- B) 、C型インフルエンザウイルス (- C) の3属を指す。ただし一般に「インフルエンザウイルス」と呼ぶ場合は、特にA型、B型のものを指し、その中でもさらにヒトに感染するものを意味する場合が多い(インフルエンザ・ワクチンはC型を対象としていない)。またヒト以外のインフルエンザウイルスは、それぞれ分離された動物の名前またはその略をつけて呼ばれるが、ヒトの場合は本項のように省略される。 本来はカモなどの水鳥を自然宿主として、その腸内に感染する弱毒性のウイルスであったものが、突然変異によってヒトの呼吸器への感染性を獲得したと考えられている。.

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インターフェロン

インターフェロン(、略号:IFN)とは動物体内で病原体(特にウイルス)や腫瘍細胞などの異物の侵入に反応して細胞が分泌する蛋白質のこと。ウイルス増殖の阻止や細胞増殖の抑制、免疫系および炎症の調節などの働きをするサイトカインの一種である。 医薬品としては、ウイルス性肝炎等の抗ウイルス薬として、多発性骨髄腫等の抗がん剤として用いられている。.

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ウイルス

ウイルス()は、他の生物の細胞を利用して、自己を複製させることのできる微小な構造体で、タンパク質の殻とその内部に入っている核酸からなる。生命の最小単位である細胞をもたないので、非生物とされることもある。 ヒト免疫不全ウイルスの模式図.

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カスパーゼ

パーゼ(Caspase)とは、細胞にアポトーシスを起こさせるシグナル伝達経路を構成する、一群のシステインプロテアーゼである。システインプロテアーゼは活性部位にシステイン残基をもつタンパク質分解酵素であり、カスパーゼは基質となるタンパク質のアスパラギン酸残基の後ろを切断する。Caspaseという名はCysteine-ASPartic-acid-proteASEを略したものである。英語の発音は「カスペース」である。 カスパーゼは他のカスパーゼを切断し活性化するというカスケード(連鎖的増幅反応)の形で機能する。またある種のカスパーゼはサイトカイン(インターロイキン-1β)の活性化を通して免疫系の調節にも関与している。アポトーシスは正常な発生のほか、がんやアルツハイマー病などの疾病にも関係があることから、1990年代半ばに見出されて以来、治療のターゲットにもなりうるものとして注目されている。.

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ゲノムプロジェクト

ノムプロジェクトとは、DNAシークエンシングによって生物のゲノムの全塩基配列を解読し、タンパク質コード領域やその他のゲノム領域のアノテーションをつけることを目的としたプロジェクト。当初はヒトをはじめ、マウスや線虫などのモデル生物が主な対象であったが、多くの生物種に対象は拡大している。各国の公的研究機関がチームを組んでプロジェクトを進行させるケースが多いが、イネや小麦などの主要農産物については企業による解読もなされた。 塩基配列情報は重要なものではあるが、それだけでは生物の理解には不十分であり、遺伝子領域や制御領域の認識、それらの役割の解明などを進めていくことが望まれる。これらの研究をポストゲノムと総称する。.

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センダイウイルス

ンダイウイルス (Sendai virus) は、パラミクソウイルス科レスピロウイルス属のウイルスの一種。 Sendai virus から SeV、 または Hemagglutinating Virus of Japan の略で HVJ と略される。正式名称をマウスパラインフルエンザ1型ウイルスと言い、マウスやラットに感染し肺炎を引き起こす。1本鎖RNAを遺伝子として持ち、全ゲノム配列は1980年代に決定された。 1952年(昭和27年)、新生児肺炎の流行の際に、患者の剖検肺乳剤をマウスに経鼻接種したことにより分離された。1953年(昭和28年)、東北大学医学部(宮城県仙台市)の石田名香雄によって発見され、発見地の都市名にちなんで「センダイウイルス」と命名された。赤血球の溶血を引き起こすことは知られていたが、1957年(昭和32年)、大阪大学教授の岡田善雄によって異種の細胞を融合させる作用があることが発見され、バイオテクノロジーの分野で注目を集めることになった。現在でも宿主域が広く細胞傷害性の低いベクターとして分子生物学の実験に盛んに用いられている。.

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タンパク質

ミオグロビンの3D構造。αヘリックスをカラー化している。このタンパク質はX線回折によって初めてその構造が解明された。 タンパク質(タンパクしつ、蛋白質、 、 )とは、20種類存在するL-アミノ酸が鎖状に多数連結(重合)してできた高分子化合物であり、生物の重要な構成成分のひとつである生化学辞典第2版、p.810 【タンパク質】。 構成するアミノ酸の数や種類、また結合の順序によって種類が異なり、分子量約4000前後のものから、数千万から億単位になるウイルスタンパク質まで多種類が存在する。連結したアミノ酸の個数が少ない場合にはペプチドと言い、これが直線状に連なったものはポリペプチドと呼ばれる武村(2011)、p.24-33、第一章 たんぱく質の性質、第二節 肉を食べることの意味ことが多いが、名称の使い分けを決める明確なアミノ酸の個数が決まっているわけではないようである。 タンパク質は、炭水化物、脂質とともに三大栄養素と呼ばれ、英語の各々の頭文字を取って「PFC」とも呼ばれる。タンパク質は身体をつくる役割も果たしている『見てわかる!栄養の図解事典』。.

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哺乳類

哺乳類(ほにゅうるい、英語:Mammals, /ˈmam(ə)l/、 学名:)は、脊椎動物に分類される生物群である。分類階級は哺乳綱(ほにゅうこう)とされる。 基本的に有性生殖を行い、現存する多くの種が胎生で、乳で子を育てるのが特徴である。ヒトは哺乳綱の中の霊長目ヒト科ヒト属に分類される。 哺乳類に属する動物の種の数は、研究者によって変動するが、おおむね4,300から4,600ほどであり、脊索動物門の約10%、広義の動物界の約0.4%にあたる。 日本およびその近海には、外来種も含め、約170種が生息する(日本の哺乳類一覧、Ohdachi, S. D., Y. Ishibashi, M. A. Iwasa, and T. Saitoh eds.

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免疫系

免疫系(めんえきけい、immune system)とは、生体内で病原体などの非自己物質やがん細胞などの異常な細胞を認識して殺滅することにより、生体を病気から保護する多数の機構が集積した機構である。精密かつダイナミックな情報伝達を用いて、細胞、組織、器官が複雑に連係している。この機構はウイルスから寄生虫まで広い範囲の病原体を感知し、作用が正しく行われるために、生体自身の健常細胞や組織と区別しなければならない。 この困難な課題を克服して生き延びるために、病原体を認識して中和する機構が一つならず進化した。細菌のような簡単な単細胞生物でもウイルス感染を防御する酵素系をもっている。その他の基本的な免疫機構は古代の真核生物において進化し、植物、魚類、ハ虫類、昆虫に残存している。これらの機構はディフェンシンと呼ばれる抗微生物ペプチドが関与する機構であり、貪食機構であり、 補体系である。ヒトのような脊椎動物はもっと複雑な防御機構を進化させた。脊椎動物の免疫系は多数のタイプのタンパク質、細胞、器官、組織からなり、それらは互いに入り組んだダイナミックなネットワークで相互作用している。このようないっそう複雑な免疫応答の中で、ヒトの免疫系は特定の病原体に対してより効果的に認識できるよう長い間に適応してきた。この適応プロセスは適応免疫あるいは獲得免疫(あるいは後天性免疫)と呼ばれ、免疫記憶を作り出す。特定の病原体への初回応答から作られた免疫記憶は、同じ特定の病原体への2回目の遭遇に対し増強された応答をもたらす。獲得免疫のこのプロセスがワクチン接種の基礎である。 免疫系が異常を起こすと病気になる場合がある。免疫系の活動性が正常より低いと、免疫不全病が起こり感染の繰り返しや生命を脅かす感染が起こされる。免疫不全病は、重症複合免疫不全症のような遺伝病の結果であったり、レトロウイルスの感染によって起こされる後天性免疫不全症候群 (AIDS) や医薬品が原因であったりする。反対に自己免疫病は、正常組織に対しあたかも外来生物に対するように攻撃を加える、免疫系の活性亢進からもたらされる。ありふれた自己免疫病として、関節リウマチ、I型糖尿病、紅斑性狼瘡がある。免疫学は免疫系のあらゆる領域の研究をカバーし、ヒトの健康や病気に深く関係している。この分野での研究をさらに推し進めることは健康増進および病気の治療にも期待できる。.

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C型肝炎ウイルス

C型肝炎ウイルス(シーがたかんえんウイルス、hepatitis C virus、HCV)は、フラビウイルス科ヘパシウイルス属に属するRNAウイルスで、C型肝炎の原因となる。抗ウイルス薬の登場により近年中の撲滅が期待されている矢田豊、 超音波検査技術 Vol.41 (2016) No.

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狂犬病ウイルス

病ウイルス (Rabies virus) とは、ラブドウイルス科リッサウイルス属に属するウイルスの1種。狂犬病の病原体である。 狂犬病ウイルスはヒトやイヌだけでなく、全ての哺乳類に感染し、また昆虫によって媒介される。増殖は感染した細胞の細胞質で行われる。乾燥や熱、アルコール消毒で容易に不活化する。.

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風疹ウイルス

疹ウイルス(ふうしんウイルス、Rubella virus)は風疹の原因となるウイルスである。トガウイルス科ルビウイルス属に属する唯一のウイルスである。 一本鎖RNAウイルスであり、その中に含まれるE1遺伝子はウイルスの検出に役立っている。構造としては正20面体のカプシド構造で外側はエンベロープで覆われている。直径60 - 70nmである。 ヒトのみを自然宿主とし、感染により風疹ウイルス感染症を発生させる。感染予防のための弱毒風疹生ワクチンも存在する。.

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西ナイルウイルス

西ナイルウイルス(にしナイルウイルス、英:West Nile virus)は蚊を媒介とする感染症の病原ウイルス。ウエストナイルウイルス、ウエストナイル熱ウイルスとも呼ばれる。フラビウイルス科フラビウイルス属に属し、血清学的には日本脳炎ウイルス群に含まれる。.

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魚類

魚類(ぎょるい)は、脊椎動物亜門 から四肢動物を除外した動物群。日常語で魚(さかな)。脳や網膜など神経系の発達にも関与するといわれている。流行歌のおさかな天国には「魚を食べると頭が良くなる」というフレーズがあるが、上記の健康影響を考えると無根拠とも言えない。 村落単位で見た生活習慣では、労働が激しく、魚又は大豆を十分にとり、野菜や海草を多食する地域は長寿村であり、米と塩の過剰摂取、魚の偏食の見られる地域は短命村が多いことが指摘されている。 魚介類の脂肪酸にて、魚介類100g中の主な脂肪酸について解説。.

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麻疹ウイルス

麻疹ウイルスは麻疹の原因となるウイルスで、パラミクソウイルス科モルビリウイルス属に属するRNAウイルスである。RNAは一本鎖であり直径100〜250nmのエンベロープを有する。6つの構造蛋白質があり、表面のエンベロープに有するF(fusion)蛋白とH(hemagglutinin)蛋白が病原性に大きく関わっている。また、麻疹の発症のみならず、リンパ組織に感染するため免疫抑制という症状をもたらす。脳内に潜伏して変異を起こし亜急性硬化性全脳炎(SSPE)の原因にもなりうる(なお変異したウイルスをSSPEウイルスという)。 遺伝子解析により22種類の遺伝型に分類され、流行地域ごとに遺伝子型は異なる。2010~2018年に日本で検出された遺伝子型は、H1、G3、D9、D8、D5、D4、B3型の7種類で、2012、2017、2018年はD8型、2013、2014年はB3型が多かった。 牛疫ウイルスを起源としていると考えられている。.

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藤田尚志

藤田 尚志(ふじた たかし、1954年(昭和29年) - )は、日本の免疫学者、京都大学ウイルス研究所教授。理学博士(早稲田大学)。.

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I型インターフェロン

I型インターフェロン(いちがた―)(英:type I interferon)とは、インターフェロンファミリーのうち、インターフェロンα(IFN-α)とインターフェロンβ(INF-β)などを含めた総称で、ウイルス感染で誘導される抗ウイルス系のサイトカインである。「I型」という名前は、免疫系の細胞によって分泌されマクロファージを活性化するII型インターフェロン(INF-γ)などと区別するための呼称であるが、一般に「インターフェロン」というとI型インターフェロンのことを指す。インターフェロン自体は、あるウイルスを感染させた細胞に別のウイルスを感染させると、後から感染させたウイルスの増殖が抑えられる「ウイルス干渉」と呼ばれる現象における干渉物質として見つかったものである。.

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IPS-1

IPS-1(アイピーエスワン)とはミトコンドリア外膜上の膜蛋白質であり、細胞質内でウイルス由来のRNAを認識するRIG-IやMDA5分子からシグナルを受け取り、抗ウイルス作用を示すI型インターフェロンの産生を促す、ヒトの自然免疫系で働く分子。別称として、MAVS(マブス), Cardif(カーディフ),Visa(ビザ)がある。.

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水痘・帯状疱疹ウイルス

水痘・帯状疱疹ウイルス(すいとう・たいじょうほうしんウイルス、Varicella Zoster virus)とはウイルスの一つ。.

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日本脳炎

日本脳炎(にほんのうえん、Japanese encephalitis)は、日本脳炎ウイルスによる流行性脳炎。日本だけでなく南方アジア方面にも広く分布する。を保有した主にコガタアカイエカ (Culex tritaeniorhynchus) に刺されることで感染するが、熱帯地域では他の蚊も媒介する。日本においては家畜伝染病予防法における監視伝染病であるとともに感染症法における第四類感染症である。.

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