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HP-55

索引 HP-55

HP-55 はプログラム可能な携帯型電卓であり、HP-65 の廉価版であった。1975年当時の希望小売価格は $395 であった()。1975年にヒューレット・パッカードによって発売され、20個のストレージ・レジスタ(HP-65 は9個)を特徴とし、49種類のキーストローク命令を搭載していた。その外観は、HP-65 に似ていた。しかし、銀色の線が HP-45 のように表示装置とキーボードの間を通っており、いくつかのキーの機能が異なり、そして磁気カードリーダー/ライターを搭載していなかった。その時代の全てとそれ以降のほとんどのヒューレット・パッカード電卓のように、HP-55 は逆ポーランド記法 (RPN) と4レベル自動被演算子スタックを使用していた。

目次

  1. 15 関係: メートル法プログラム電卓ヒューレット・パッカードウィリアム・ヒューレットスタック米国慣用単位発光ダイオード被演算子関数電卓逆ポーランド記法HP-25HP-45HP-65水晶振動子7セグメントディスプレイ

メートル法

メートル法を公式採用していない国。ただし米国については#公式採用していない国を参照。 メートル法(メートルほう、metric system, système métrique)とは、長さの単位であるメートル(mètre)と質量の単位であるキログラム(kilogramme)を基準とする、十進法による単位系のことである。 これを洗練したものが国際単位系(SI)であり、現在はほぼ世界中で運用されている。

見る HP-55とメートル法

プログラム電卓

プログラム電卓(プログラムでんたく)は、コンピュータのようにプログラムを格納し、プログラム制御によって自動的に複雑な計算を行うことができる電卓である。プログラムは、細長い磁気カードやROMカートリッジにセーブしたり、バッテリーバックアップされたRAMに格納しておいたりする。BASICなどの高水準言語でプログラミングできるものはポケットコンピュータなどとも呼ばれる。 1990年代初め以降、プログラム電卓はグラフ電卓へと進化している。ドットマトリクス方式の液晶ディスプレイが安価に大量生産できるようになるまでは、プログラム電卓のディスプレイ部分は1行の数字または英数字しか表示できないものだった。 なお、「プログラマブル電卓」という異称もある。

見る HP-55とプログラム電卓

ヒューレット・パッカード

創業場所に転用した、パロアルトにある旧パッカード家の車庫(:en:Packard's garage)。2007年にアメリカ合衆国の史跡に指定された。 ヒューレット・パッカード(Hewlett-Packard Company)は、コンピューターと電子計測機器の製造、販売を営んでいたアメリカ合衆国の企業である。hp(エイチピー)の略称で呼ばれることが多い。本項でもhpと記す部分がある。 2015年時点のデータで、パーソナルコンピュータの売上世界2位、サーバ売上世界1位、プリンター売上世界1位を誇る。 1999年に計測機器、化学分析機器、医療機器、電子部品を分離してアジレント・テクノロジーを設立し、アジレント・テクノロジーは2014年に電子計測機器部門を分離してキーサイト・テクノロジーを設立した。

見る HP-55とヒューレット・パッカード

ウィリアム・ヒューレット

ウィリアム・レディントン・ヒューレット(William Reddington Hewlett, 1913年5月20日 - 2001年1月12日)は、ヒューレット・パッカードの共同創業者。アメリカ合衆国の起業家、慈善家。ビル・ヒューレット(Bill Hewlett)とも。

見る HP-55とウィリアム・ヒューレット

スタック

スタック()は、コンピュータで用いられる基本的なデータ構造の1つで、データを後入れ先出し(LIFO: Last In First Out; FILO: First In Last Out)の構造で保持するものである。抽象データ型としてのそれを指すこともあれば、その具象を指すこともある。 特にその具象としては、割込みやサブルーチンを支援するために極めて有用であることから、1970年代以降に新しく設計された、ある規模以上のコンピュータは、スタックポインタによるコールスタックをメモリ上に持っていることが多い。

見る HP-55とスタック

米国慣用単位

米国慣用単位(べいこくかんようたんい、United States customary units、USCS: United States customary system)は、アメリカ合衆国で一般的に使用されている計量単位である。日本においてヤード・ポンド法と呼ばれているものの一つである。 米国慣用単位は、アメリカ合衆国が独立する以前のイギリス帝国で使用されていたイギリス単位から発展したものである。1824年にイギリス単位はいくつかの単位の定義を変更して帝国単位(imperial system)に改められたが、18世紀に既に独立していたアメリカ合衆国には適用されなかった。そのため、米国慣用単位と帝国単位では、対応する単位でがある。

見る HP-55と米国慣用単位

発光ダイオード

発光ダイオード(はっこうダイオード、light-emitting diode: LED)とは、ダイオードの1種で、順方向に電圧を加えた際に発光する半導体素子である。発光原理にはエレクトロルミネセンス (EL) 効果を利用している。また、有機エレクトロルミネッセンス(OLEDsorganic light-emitting diodes、有機EL)も分類上は、LEDに含まれる。 1962年にニック・ホロニアックによって発明された。発明当時は、赤外線LEDと赤色LEDのみだった。1972年にによって黄緑色LEDが発明された。1986年には、赤﨑勇と天野浩により、青色LEDの発光結晶の窒化ガリウムが世界で初めて制作され、続いて1989年には青色LEDが発明された。この発明を利用し、豊田合成と日亜化学工業の2社が青色LEDの工業化を目指した。1993年には、NTT物性科学基礎研究所の松岡隆志によって開発された発光物質の窒化インジウムガリウムを使用した実用的な高輝度青LEDが日亜化学工業により製品化された。この発明によって中村修二が2014年に赤﨑勇、天野浩とともにノーベル物理学賞を受賞した。。

見る HP-55と発光ダイオード

被演算子

被演算子(ひえんざんし、operand)とは、演算子が意味する演算の対象(数学的対象・あるいは演算可能な量など)である。 英語名からオペランド(operand)とも呼ばれる。

見る HP-55と被演算子

関数電卓

カシオFX-77。このような太陽電池を使った1行表示の関数電卓は1980年代から登場した。 カシオFX-991ES (2005) はドットマトリクス表示になっている。 TI-84 Plus。典型的なグラフ電卓 関数電卓(かんすうでんたく、)は、四則演算以外に科学技術計算に関する計算機能を持つ電卓である。 製品の発展の歴史的経緯から、初期の製品が三角関数、指数関数、対数関数などの初等関数の値を数表に頼ることなく得られる機能を有したことから関数電卓と称される。今日的な製品では、これらの機能以外にも後述の各種計算機能を備える製品が流通している。 主なメーカーには、ヒューレット・パッカード、テキサス・インスツルメンツ、カシオ計算機、シャープ、キヤノンがある。

見る HP-55と関数電卓

逆ポーランド記法

逆ポーランド記法(ぎゃくポーランドきほう、)は、数式やプログラムの記法の一種。演算子を被演算子の後にすることから、後置記法 (Postfix Notation) とも言う。 その他の記法として、演算子を被演算子の中間に記述する中置記法、前に記述する前置記法(ポーランド記法)がある。 名称の由来は、演算子と被演算子の順序がポーランド記法の逆になっていることによる。

見る HP-55と逆ポーランド記法

HP-25

HP-25 は、1975年から1978年までの間にヒューレット・パッカードによって製造された携帯型のプログラム可能関数電卓/技術者向け電卓であった。HP-25 は、革新的だった HP-65 よりも低価格な代替品(希望小売価格 US$195)として販売された。 コストを削減するためにHP-25はHP-65の磁気カードリーダーを搭載していないので、キーボードを使ったプログラミングだけが可能であった。電源を切った後、プログラムは失われ、再度入力しなければならなかった。1976年に発売されたHP-25CはHPによって と称されたバッテリーで維持される電卓内部の CMOS メモリを最初に使用することによって、その欠点を解決した。

見る HP-55とHP-25

HP-45

HP-45 はヒューレット・パッカードによって発売された2番目の関数電卓であり、HP-35の機能を拡張したものであった。HP-45 は 1973年 に希望小売価格 $395 で発売された 。特に注目に値することは、シフトキーを先駆的に追加したことである。シフトキーはそれ以外のキーに追加機能を与えた。 この電卓のコード名は Wizard である。電卓にコード名が使われた最初の事例であった。 HP-45 はイースター・エッグも搭載した。それはユーザーにあまり正確ではないストップウォッチモードを利用することを可能にした 。正確なストップウォッチモードは、HP-45 の後継である HP-55(1975年発売)で正式な機能とされた。 HP-45 のディスプレイ。隠されたタイマーが00時00分07秒と58/100秒を表示している。

見る HP-55とHP-45

HP-65

HP-65は、磁気カードにプログラムを格納できる世界初の携帯可能なプログラム可能電卓である。1974年にヒューレット・パッカード (HP) が795ドルで発売。9本のレジスタがあり、別に100キーストローク分の命令列を格納できる。磁気カードリーダ/ライターを内蔵しており、プログラムのセーブ/ロードが可能。HP製電卓の多くと同様、逆ポーランド記法 (RPN) を採用しており、作業用スタックは4段である。 ウィリアム・ヒューレットの要求仕様は、彼のシャツのポケットに入る電卓というものであった。そのためもあって、先細りの形状をしている。磁気プログラムカードは、LED7セグメントディスプレイの直下にあるスロットに入れる。電卓と同梱されていたプログラムマニュアルは完璧であり、数百のアルゴリズムに関する解説が記述されている。たとえば、微分方程式の解法、株価予測、統計などなどである。

見る HP-55とHP-65

水晶振動子

小型 4 MHz 水晶振動子 気密パッケージに収められた状態 水晶振動子の中身 水晶振動子の等価回路 水晶振動子(すいしょうしんどうし、quartz crystal unit または )は、水晶(石英)の圧電効果を利用して高い周波数精度の発振を起こす際に用いられる受動素子の一つである。Xtalと略記されることもある。クォーツ時計、無線通信、コンピュータなど、現代のエレクトロニクスには欠かせない部品となっている。水晶発振子と呼ばれることがある。

見る HP-55と水晶振動子

7セグメントディスプレイ

LEDディスプレイ部品。小数点付き 7セグメントディスプレイ (Seven-segment display) は、十進法のアラビア数字を表示する装置である。アラビア数字の一字を表現するために、それぞれ個別に点灯/消灯できる七つのセグメント(画)から構成されているためこの名がある。

見る HP-55と7セグメントディスプレイ